JPH11159943A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH11159943A
JPH11159943A JP32406397A JP32406397A JPH11159943A JP H11159943 A JPH11159943 A JP H11159943A JP 32406397 A JP32406397 A JP 32406397A JP 32406397 A JP32406397 A JP 32406397A JP H11159943 A JPH11159943 A JP H11159943A
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JP
Japan
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duct
compressor
refrigerator
air
plate
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Application number
JP32406397A
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English (en)
Inventor
Tetsushi Nakatsu
哲史 中津
Mutsumi Kato
睦 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH11159943A publication Critical patent/JPH11159943A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2321/00Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2321/14Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
    • F25D2321/141Removal by evaporation
    • F25D2321/1412Removal by evaporation using condenser heat or heat of desuperheaters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2321/00Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2321/14Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
    • F25D2321/143Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by means to fix, clamp, or connect water pipes or evaporation trays

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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫が壁にピッタリつけて据え付けられて
も、圧縮機が十分に冷却され、また蒸発用放熱器に空気
を当て消費電力量が低い冷蔵庫を得ること。 【解決手段】 本体底部の前部に設けられ、前方が開放
されて除霜水蒸発皿を収納した放熱器ダクトと、放熱器
ダクトの後部に設けられた開口部と、放熱器ダクトの下
方に形成され、ダクト構成板とダクト構成板から垂下し
て冷蔵庫の据付け面と接するように設けた仕切板とによ
り構成され、前部空気吸込口を有し、開口部に連通する
空気吸い込み通路と、放熱器ダクトの後ろ側に設けら
れ、空気吸い込み通路に連通し、圧縮機とこの圧縮機を
冷却する送風機とを収納した圧縮機ダクトと、放熱器ダ
クト及び空気吸い込み通路の側部に設けられ、圧縮機ダ
クトと連通し、本体底部の前方へ開放された空気吹き出
し通路とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷蔵庫に係り、
特に送風機による送風によって圧縮機を強制空冷する方
式の冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫の本体底部に前部開放のダクト構
造の除霜水蒸発用放熱器及びそのダクト部内に除霜水の
蒸発皿を有し、後部に圧縮機と、蒸発用放熱器のダクト
部を通して空気を吸い込み圧縮機に向けて送風する送風
機とを配置された圧縮機ダクトを有し、圧縮機を強制空
冷する方式の冷蔵庫は既に知られている。
【0003】従来例1.図9は、例えば特開平7−91
811号公報に示された従来の冷蔵庫の機械室横断面図
である。この冷蔵庫は、本体底部に配置されたコンデン
サダクト(除霜水蒸発用放熱器用ダクト)10内にコン
デンサ(除霜水蒸発用放熱器)5が設けられ、これらよ
り後部に配置された圧縮機7、送風機8が圧縮機ダクト
9内に設けられている。
【0004】送風機8は、コンデンサダクト10の前部
と側部に設けられた空気吸込口40より外気を、圧縮機
ダクト9に吸い込む。
【0005】圧縮機ダクト9に吸い込まれた空気は、圧
縮機7を冷却し、冷蔵庫本体の背面部に形成されている
背面吹出口13より外部へ排出される。
【0006】また、冷蔵庫本体の背面部には圧縮機ダク
ト9に外気を直接的に導入するための背面吸込口12が
形成されている。
【0007】従来例2.図10は、例えば特開平7−7
1859号公報に示されている従来の冷蔵庫の機械室斜
視図である。この冷蔵庫における圧縮機の強制空冷構造
は、図8に示されている冷蔵庫と実質的に同一である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷蔵庫は、上述
のように構成されているため、冷蔵庫が壁にピッタリつ
けて据え付けられることにより、背面吹出口13が塞が
れる、もしくはそれに近い据え付けにより背面吹出口1
3よりの空気の排出が良好に行われない条件下において
は、圧縮機ダクト9を流れる空気の風量が低下する。
【0009】また、冷蔵庫が壁にピッタリつけて据え付
けられることにより、背面吸込口12が塞がれる、もし
くはそれに近い据え付けにより背面吸込口12よりの空
気の吸い込みが良好に行われない条件下においては、圧
縮機ダクト9に対する空気の供給量が低下する。
【0010】このため、冷蔵庫が壁にピッタリつけて据
え付けられたり、それに近い状態で据え付けられると、
圧縮機7の放熱が不十分となり、冷却能力不足、さらに
は圧縮機の寿命低下、故障を招来することになる。
【0011】この発明は、従来の冷蔵庫に於ける上述の
如き問題点を解決するためになされたもので、冷蔵庫が
壁にピッタリつけて据え付けられても圧縮機ダクトより
の空気の排出、圧縮機ダクトに対する空気の供給が良好
に行われるように圧縮機が十分に冷却されて寿命低下を
防止し、また蒸発用放熱器の凝縮パイプに冷たい空気を
当てて凝縮能力増加による消費電力量が低い冷蔵庫を得
ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る冷蔵庫
は、本体底板の下方に本体底部を形成する冷蔵庫本体
と、本体底部の前部に設けられ、本体底板と除霜水蒸発
用冷媒配管が取り付けられたダクト構成板とにより構成
され、前方が開放されて除霜水蒸発皿を収納した放熱器
ダクトと、この放熱器ダクトの後部のダクト構成板に設
けられ、除霜水蒸発皿と重ならないように開けられた開
口部と、放熱器ダクトの下方に形成され、ダクト構成板
とこのダクト構成板から下方に垂下して冷蔵庫の据付け
面とほぼ接するように設けられた仕切板とにより構成さ
れ、前部に空気を吸い込む前部空気吸込口を有し、開口
部に連通する空気吸い込み通路と、放熱器ダクトの後ろ
側に設けられ、空気吸い込み通路に連通し、圧縮機とこ
の圧縮機を冷却する送風機とを収納した圧縮機ダクト
と、放熱器ダクト及び空気吸い込み通路の側部に設けら
れ、圧縮機ダクトと連通し、本体底部の前方へ開放され
た空気吹き出し通路とを備えたものである。
【0013】また、仕切板は、プラスチックの軟硬質押
し出し成形により成形され、ダクト構成板に固定される
溝部を有する硬質の基部と、この基部から下方に垂下し
た軟質のヒレとを備えたものである。
【0014】また、仕切り板は、本体底部の前方へ開放
されたコの字形状に構成したものである。
【0015】また、仕切り板をインジェクション成形も
しくは溶着により成形したものである。
【0016】また、除霜水蒸発皿は、開口部からの空気
の流入を妨げない形状としたものである。
【0017】また、仕切板は、冷媒配管をダクト構成板
へかしめる時に、同時にダクト構成板へかしめたもので
ある。
【0018】また、空気吸い込み通路の吸込み口面積と
ダクト構成板に設けた開口部面積とをほぼ同一としたも
のである。
【0019】また、圧縮機ダクトはその底面を形成し、
前縁フランジを有するダクト底板を備え、コの字形状の
圧縮機ダクトに対向する部分をダクト底板の前縁フラン
ジで構成したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態の一例を図について説明する。図1〜図5は
この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は冷蔵庫
の要部横断面図、図2は冷蔵庫の要部縦断面図、図3は
除霜水蒸発用放熱器の斜視図、図4は蒸発皿の斜視図、
図5は仕切板の縦断面図である。
【0021】図1〜図5において、1は除霜水蒸発用放
熱器等を収納する冷蔵庫の本体底部、2はこの本体底部
1の背面を覆う背面カバー、3は本体底部1の天井面と
なるボトムパン、4は前方開放の塵取状に板金成形され
た除霜水蒸発用放熱器のダクト構成板、5はダクト構成
板4に固定された除霜水蒸発用放熱器の冷媒配管、6は
除霜水蒸発用放熱器の上に載置される除霜水の蒸発皿で
ある。7は本体底部1の後部に配置された圧縮機、8は
圧縮機7を冷却する送風機、9は本体底部1の後部に横
方向に延在して形成された圧縮機ダクト、10はダクト
構成板4とボトムパン3とにより構成された放熱器ダク
トである。
【0022】11は放熱器ダクト10の下側に形成され
た前部空気吸込口、12は送風機8の上流側の背面カバ
ー2に形成された背面吸込口、13は送風機8の下流側
の背面カバー2に形成された背面吹出口である。
【0023】14は圧縮機ダクト9の底面となるダクト
底板、15は放熱器ダクト10の奥部と圧縮機ダクト9
の吸引側とを連通させる切り欠き部、16は本体底部を
前後に延在し、後側にて圧縮機ダクト9の吐出側に直接
連通し、前側にて冷蔵庫本体底部1の前方へ向けて開放
された空気吹き出し通路、17は前部空気吸込口11か
ら吸い込んだ空気が送風機8に吸引されるダクト構成板
4に開けられた開口部である。
【0024】28はダクト構成板4の底部に冷蔵庫の据
付け面とほぼ接するように設けられ、プラスチックの軟
硬質の押出し成形にて形成された仕切板、30は仕切板
28をダクト構成板4の底部に固定するための硬質の基
部、31は冷蔵庫の据付け時略床面に接する位置まで垂
下している軟質のヒレ、32は硬質の基部30の天面の
両側に形成された軟質の突出部、33は溝部、35はダ
クト底板14の前縁である。
【0025】ダクト構成板4は、前方開放の塵取状に板
金成形され、ボトムパン3と共働して前部開放の放熱器
ダクト(蒸発皿室)10を成している。ダクト構成板4
の底部には、ダクト構成板4から切り曲げて形成された
複数の係止片36により除霜水蒸発用放熱器の冷媒配管
がプレス機でかしめられている。放熱器ダクト10の前
部開放部は上下に二分割しており上側は蒸発皿6の出し
入れ口であり放熱器ダクト10内に蒸発皿6が納められ
る。下側は前部空気吸込口11を有する空気吸い込み通
路である。
【0026】圧縮機ダクト9は、ダクト構成板4、背面
板2、ボトムパン3、ダクト底板14等により構成され
て、放熱器ダクト10より後部において横方向に延在し
ており、圧縮機ダクト9内に圧縮機7が、ダクト入口部
(吸引側)に送風機8が配置されている。
【0027】背面板2には、圧縮機ダクト9の吸引側に
開口したグリル状の背面吸込口12が、また圧縮機ダク
ト9の吐出側に開口したグリル状の背面吹出口13が形
成されている。またダクト構成板4には放熱器ダクト1
0の奥部と圧縮機ダクト9の吸引側とを連通させる切り
欠き部15が形成されている。
【0028】放熱器ダクト10の横幅は冷蔵庫の本体底
部1の横幅より狭く、放熱器ダクト10の片側(圧縮機
ダクト9の吐出側)に残余部が存在している。
【0029】放熱器ダクト10の残余部は、本体底部1
を前後に延在し、後側にて圧縮機ダクト9の吐出側に直
接連通し、前側にて冷蔵庫本体底部の前方へ向けて開放
された空気吹き出し通路16をなしている。
【0030】蒸発用放熱器の後側に設けた開口部17お
よび開口部17を塞がない形状に加工された蒸発皿6に
より放熱器ダクト10内への空気吸い込み通路の出口を
なしている。
【0031】冷蔵庫の本体底部の片側(圧縮機ダクト9
吐出側)は、図1に示されているように、開放されてい
る。空気吹き出し通路16が冷蔵庫本体底部の側方へ向
けても開放されている。
【0032】放熱器ダクト10の下部では、仕切板28
を3枚使用し、コの字状に構成し、床とで前部空気吸込
口11を構成している。従って、この冷蔵庫では、送風
機8による空気吸引は、前部空気吸込口11、開口部1
7、背面吸込口12により圧縮機ダクト9内に空気が供
給される。
【0033】圧縮機ダクト9内に供給された空気は、圧
縮機7の周りを流れることによって圧縮機7を冷却し、
この後に、背面吹出口13に加えて冷蔵庫の前方と側方
とに開放された空気吹き出し通路16よりも排出が行わ
れる。
【0034】仕切板28はプラスチックの軟硬質の押出
し成形にて形成されており、基部30は蒸発用放熱器に
施した取付け形状にて締結されるため硬質で形成されて
おっり、ダクト構成板4に接する側に設けられている。
基部30から軟質のヒレ31が冷蔵庫の据付け時略床面
に接する位置まで垂下している。ヒレ31は軟質のプラ
スチック製にすることにより、冷蔵庫設置の際にヒレ3
1による床面との干渉を防止している。基部の天面に
は、両側に軟質の突出部32が形成され、中央部に溝部
33が形成されている。軟質の突出部32は、ダクト構
成板4と締結した際、締結部間の微細な隙間により発生
する圧縮機起動時等の振動による共振音を防止する。こ
れにより、締結間隔を広くすることができる。
【0035】実施の形態2.図6、7は仕切板の他の実
施の形態を示すものである。図6に示す仕切板28は、
仕切板28を除霜水蒸発用放熱器の冷媒配管かしめ時に
かしめることにより、ネジ、リベット等の締結部品を不
要とし、また締結工数を減らすことができる。図7に示
す仕切板28は溝形状部41に合わせて蒸発用放熱器を
加工し、スライドさせて取付けることにより、取付けを
容易にし、取付け位置のバラツキを少なくすることがで
きる。この場合、ネジ等の締結部品を使用しないため、
怪我防止およびコスト低減という効果を有している。
【0036】これにより、冷蔵庫が壁にぴったりつけて
据え付けられても、圧縮機ダクト9に対する空気の供
給、圧縮機ダクト9よりの空気の排出が冷蔵庫前面にて
良好に行われ、送風機8の風量が増して圧縮機7の放熱
が不十分となることが回避され、冷却能力不足の発生、
圧縮機7の寿命低下、故障が防止され、消費電力量が低
減する。
【0037】実施の形態3.図8はこの発明の実施の形
態の他の例を示す図で、冷蔵庫の要部断面図である。実
施の形態1では仕切板28を3枚用いてコの字形状を構
成し、前面空気吸込口11から空気を流入するように構
成しているが、ここでは対向する前後方向の2枚の仕切
板28と、この仕切板28の下端と面一となるようにダ
クト底板14に形成した前縁フランジ35によりコの字
形状を構成し、前面空気吸込口11を構成している。上
記以外の構成は、実施の形態1と同一である。
【0038】以上の説明から理解される如く、この発明
による冷蔵庫によれば、空気吹き出し通路によって圧縮
機ダクトよりの空気の排出が空気吹き出し通路により冷
蔵庫の前側に行われるから、冷蔵庫が壁にピッタリつけ
て据え付けられても、あるいはそれに近い据え付け条件
下においても(一般に背側面を5mm程度のクリアラン
スをもって据え付けられる)、圧縮機ダクトに対する空
気の吸排が確実かつ良好に行われるとともに、除霜水蒸
発用放熱器ダクトの底部に排出された暖気は、仕切板に
よって空気吸い込み通路と空気吹き出し通路とに区割さ
れるので、暖気はダクト底部で、短絡的に空気吸い込み
通路に流入せず、冷蔵庫本体底部の側方または前方に吹
き出すので、吸い込み空気の温度上昇を防ぐことができ
るため、圧縮機の放熱が不十分となることが回避され、
高冷却性能が得られ、冷却能力不足の発生、圧縮機の寿
命低下、故障が防止される。
【0039】
【発明の効果】この発明に係る冷蔵庫は、本体底板の下
方に本体底部を形成する冷蔵庫本体と、本体底部の前部
に設けられ、本体底板と除霜水蒸発用冷媒配管が取り付
けられたダクト構成板とにより構成され、前方が開放さ
れて除霜水蒸発皿を収納した放熱器ダクトと、この放熱
器ダクトの後部のダクト構成板に設けられ、除霜水蒸発
皿と重ならないように開けられた開口部と、放熱器ダク
トの下方に形成され、ダクト構成板とこのダクト構成板
から下方に垂下して冷蔵庫の据付け面とほぼ接するよう
に設けられた仕切板とにより構成され、前部に空気を吸
い込む前部空気吸込口を有し、開口部に連通する空気吸
い込み通路と、放熱器ダクトの後ろ側に設けられ、空気
吸い込み通路に連通し、圧縮機とこの圧縮機を冷却する
送風機とを収納した圧縮機ダクトと、放熱器ダクト及び
空気吸い込み通路の側部に設けられ、圧縮機ダクトと連
通し、本体底部の前方へ開放された空気吹き出し通路と
を備えた構成にしたので、冷媒配管及び圧縮機を通過し
た暖気はほんたい底部で、短絡的に空気吸い込み通路に
流入せず、本体底部の前方に吹き出すので、吸い込み空
気の温度上昇を防ぐことができる。また、前部空気吸込
口からの空気の流入量が確実に確保されるので圧縮機の
放熱が不十分となることが回避され、高い冷却性能が得
られ、冷却能力不足の発生、圧縮機の寿命低下、故障が
防止され、また冷蔵庫の消費電力量の低減につながる。
【0040】また、仕切板は、プラスチックの軟硬質押
し出し成形により成形され、ダクト構成板に固定される
溝部を有する硬質の基部と、この基部から下方に垂下し
た軟質のヒレとを備えた構成にしたので、冷蔵庫据付時
に床面が平坦でなくとも軟質ヒレが床面になじみ、空気
吸い込み通路と空気吹き出し通路とを隙間なく仕切るこ
とができ、また床面を傷つけたり、ダクトが変形したり
することがない。
【0041】また、仕切り板は、本体底部の前方へ開放
されたコの字形状に構成したので、空気吸込口を前面の
みにすることにより、冷媒配管による熱交換量を増やし
て凝縮能力を増加し、消費電力量の低減につなげる。ま
た、ダクト構成板と床との間を空気吸い込み通路とする
ことにより、蒸発皿が無い分吸入面積が大きくなり圧縮
機ダクトへの風量が増加する。
【0042】また、除霜水蒸発皿は、開口部からの空気
の流入を妨げない形状としたので、除霜水蒸発皿後側に
設けた開口部からの流入空気を減らさずに圧縮機ダクト
に対する空気供給量を増大させることができる。
【0043】また、仕切板は、冷媒配管をダクト構成板
へかしめる時に、同時にダクト構成板へかしめるので、
ネジ、リベット等の締結部品が不要となるので安価に制
作できる。
【0044】また、空気吸い込み通路の吸込み口面積と
ダクト構成板に設けた開口部面積とをほぼ同一とするこ
とにより、空気の流れに抵抗が生じず、風切音を防止す
ることができる。
【0045】また、仕切板のコの字形状の圧縮機ダクト
に対向する部分をダクト底板の前縁フランジで構成した
ので、部品点数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態の一例を示す図で、冷
蔵庫の要部の横断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態の一例を示す図で、冷
蔵庫の要部の縦断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態の一例を示す図で、冷
蔵庫で使用される除霜水蒸発用放熱器の斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態の一例を示す図で、冷
蔵庫で使用される蒸発皿の斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態の一例を示す図で、冷
蔵庫で使用される仕切板の縦断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態の他の例を示す図で、
冷蔵庫で使用される仕切板の縦断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態の他の例を示す図で、
冷蔵庫で使用される仕切板の縦断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態の他の例を示す図で、
冷蔵庫の要部縦断面図である。
【図9】 従来の冷蔵庫の機械室横断面図である。
【図10】 他の従来の冷蔵庫の機械室斜視図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫の本体底部、2 背面カバー、3 ボトムパ
ン、4 除霜水蒸発用放熱器ダクト構成板、5 除霜水
蒸発用放熱器の冷媒配管、6 除霜水の蒸発皿、7 圧
縮機、8 送風機、9 圧縮機ダクト、10 放熱器ダ
クト、11 前部空気吸込口、12 背面吸込口、13
背面吹出口、14 ダクト底板、15切り欠き部、1
6 空気吹き出し通路、17 開口部、28 仕切板、
30硬質の基部、31 軟質のヒレ、32 軟質の突出
部、33 溝部、35 前縁フランジ、36 係止片。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体底板の下方に本体底部を形成する冷
    蔵庫本体と、 前記本体底部の前部に設けられ、前記本体底板と除霜水
    蒸発用冷媒配管が取り付けられたダクト構成板とにより
    構成され、前方が開放されて除霜水蒸発皿を収納した放
    熱器ダクトと、 この放熱器ダクトの後部の前記ダクト構成板に設けら
    れ、前記除霜水蒸発皿と重ならないように開けられた開
    口部と、 前記放熱器ダクトの下方に形成され、前記ダクト構成板
    とこのダクト構成板から下方に垂下して冷蔵庫の据付け
    面とほぼ接するように設けられた仕切板とにより構成さ
    れ、前部に空気を吸い込む前部空気吸込口を有し、前記
    開口部に連通する空気吸い込み通路と、 前記放熱器ダクトの後ろ側に設けられ、前記空気吸い込
    み通路に連通し、圧縮機とこの圧縮機を冷却する送風機
    とを収納した圧縮機ダクトと、 前記放熱器ダクト及び前記空気吸い込み通路の側部に設
    けられ、前記圧縮機ダクトと連通し、前記本体底部の前
    方へ開放された空気吹き出し通路と、を備えたことを特
    徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記仕切板は、プラスチックの軟硬質押
    し出し成形により成形され、前記ダクト構成板に固定さ
    れる溝部を有する硬質の基部と、この基部から下方に垂
    下した軟質のヒレとを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記仕切り板は、前記本体底部の前方へ
    開放されたコの字形状に構成したことを特徴とする請求
    項1記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記仕切り板をインジェクション成形も
    しくは溶着により成形したことを特徴とする請求項3記
    載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記除霜水蒸発皿は、前記開口部からの
    空気の流入を妨げない形状としたことを特徴とする請求
    項1記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記仕切板は、前記冷媒配管を前記ダク
    ト構成板へかしめる時に、同時に前記ダクト構成板へか
    しめたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 前記空気吸い込み通路の吸込み口面積と
    前記ダクト構成板に設けた前記開口部面積とをほぼ同一
    としたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 前記圧縮機ダクトはその底面を形成し、
    前縁フランジを有するダクト底板を備え、前記コの字形
    状の前記圧縮機ダクトに対向する部分を前記ダクト底板
    の前記前縁フランジで構成したことを特徴とする請求項
    3記載の冷蔵庫。
JP32406397A 1997-11-26 1997-11-26 冷蔵庫 Pending JPH11159943A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009275981A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Hoshizaki Electric Co Ltd 排水蒸発装置
JP2012202567A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
EP3462111A4 (en) * 2017-02-15 2019-08-28 Midea Group Co., Ltd. HEAT DISSIPATION ASSEMBLY AND REFRIGERATION DEVICE

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