JP2012247138A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】排水トラップの貯水部に引込まれた外気による異音の発生や、ドレン水の逆流を防ぎ、しかも庫内が負圧状態になっている場合であっても、ドアをより軽快に開放操作することができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】ドレンパン16で集められたドレン水を、冷蔵庫本体1に設けたドレン管23へ流動させる排水トラップ25を備えている。排水トラップ25は、貯水部26と、貯水部26を入口室27と出口室28とに区分する区画壁30と、入口室27に連続する入口通路31と、出口室28に連続する出口通路32とを一体に備えている。貯水部26にドレン水を貯留した状態において、入口室27におけるドレン水の表面積を、出口室28におけるドレン水の表面積より大きくして、入口室27側のドレン水中に引きずり込まれた空気に対するドレン水の抵抗作用を緩和する。
【選択図】図1

Description

本発明は、排水トラップを備えている冷蔵庫に関する。
排水トラップを備えている冷蔵庫は、例えば特許文献1に見ることができる。そこでは、弁本体に設けた弁室の内部を、仕切り板で流入側区室と流出側区室とに区分し、仕切り板の下縁を弁室の内底に溜まるドレン水に浸漬させて、流入側区室と流出側区室とを遮断している。これにより、外気が流入側区室を介して蒸発器の周囲に入込むのを防止し、さらに蒸発器の周囲の冷気が庫外へ流出するのを防止している。蒸発器から流れ落ちた水はドレンパンで集められたのち、冷蔵庫本体に設けた排水管を介して弁本体へ送出され、弁本体の流出口に接続した排水管で冷蔵庫本体の外へ排出される。
同様の排水トラップは特許文献2にも見ることができる。そこでは、排水トラップに貯留したドレン水に、揺動自在に支持した仕切弁の下縁を浸漬させている。仕切弁はドアが開放操作されるとき流入口側へ揺動して、流入口側の区室と流出口側の区室とを連通させて外気の流入を促す。
特開2007−224529号公報(段落番号0020、図5) 特開2002−243352号公報(段落番号0071、図5)
特許文献1の排水トラップによれば、外気や庫内の冷気が出入りするのを排水トラップで阻止できる。しかし、弁本体の流入口が蒸発器の周囲の冷気通路に連通してあるため、ドアを開放するごとに外気が弁室に溜まるドレン水中に引込まれて、ゴボゴボと大きな異音を発する。場合によっては、弁室に溜まっているドレン水が外気とともに逆流することもある。また、ドアを開閉するときに庫内に入込んだ空気が冷却されて収縮し、庫内が負圧状態になっている場合に、ドアを開放操作するのに大きな力を要することがある。とくに大型の業務用冷蔵庫の場合には、庫内の容量が大きいこともあってドアを開放しづらい状況がしばしば見られる。
その点、特許文献2の排水トラップでは、ドアの開放に連動して仕切弁が流入口側へ揺動して外気の流入を促すので、左程大きな異音を生じることはない。また、ドアを開閉する際に庫内が負圧状態になっていたとしても、ドアをより軽快に開放操作することができる。しかし、トラップ本体の内部に、仕切弁と、同弁を支持する仕切り板を設け、さらにトラップ本体の周壁に開口した外気取入れ口をフィルターで覆うなど、排水トラップの構造が複雑であり、全体コストが嵩む点に難がある。また、トラップ本体の上開口に張出したフランジを、冷蔵庫本体の底面にボルトで締結し、さらに、トラップ本体に設けた流入口と流出口を管路に接続する必要があるため、排水トラップを組付けるのに多くの手間が掛かる。
本発明の目的は、排水トラップの貯水部に引込まれた外気による異音の発生や、ドレン水の逆流を防ぎ、しかも庫内が負圧状態になっている場合であっても、ドアをより軽快に開放操作することができる排水トラップを備えた冷蔵庫を提供することにある。
本発明の目的は、排水トラップの構造を簡素化し、さらに組付けに要する手間を省いてコスト削減に寄与できる排水トラップを備えた冷蔵庫を提供することにある。
本発明の冷蔵庫は、ドレンパン16で集められたドレン水を、冷蔵庫本体1に設けたドレン管23へ流動させる排水トラップを備えている。排水トラップ25は、貯水部26と、貯水部26を入口室27と出口室28とに区分する区画壁30と、入口室27に連続する入口通路31と、出口室28に連続する出口通路32とを一体に備えている。貯水部26にドレン水を貯留した状態において、入口室27におけるドレン水の表面積が、出口室28におけるドレン水の表面積より大きくなるように、排水トラップ25を構成する。
具体的には、図5に示すように、区画壁30の下端と対向する貯水部26の底壁を境にして、入口室27の底壁45の水平方向の長さL1を、出口室28の底壁46の水平方向の長さL2より大きく設定して、入口室27と出口室28におけるドレン水の表面積を大小に異ならせる。
さらに具体的には、図1に示すように、入口室27の底壁45を入口通路31へ向かって緩やかに傾斜させ、出口室28の底壁46を出口通路32へ向かって曲がる4分円状に形成して、両底壁45・46の水平方向の長さL1・L2を大小に異ならせる。
冷蔵庫本体1に冷蔵室2と、冷凍機器を収容する機器室3とを設け、機器室3に設けた断熱ケース13の内部に蒸発器15とドレンパン16とを収容する。ドレンパン16の排水口20と対向する断熱ケース13の底壁に、排水トラップ25の入口通路31を接続するための接続管21を下向きに設ける。排水トラップ25の入口通路31に上向きに曲がる継手部33を形成する。継手部33を接続管21に差込み装着して、排水トラップ25を断熱ケース13に装着する。
図7に示すように、断熱ケース13の底壁と、排水トラップ25の入口通路31との対向面に、互いに係合して排水トラップ25を固定する複数の掛止軸35と複数の掛止穴37とを設ける。継手部33を接続管21に装着した状態で、排水トラップ25を接続管21の周りに回動させることにより掛止軸35と掛止穴37とを係合させて、排水トラップ25を断熱ケース13に掛止固定する。
機器室3の周囲壁に、排水トラップ25の出口通路32から流出するドレン水を受止める水受体22を設ける。水受体22の上開口が排水トラップ25の出口通路32の出口開口34aと小さな隙間を介して上下に対向する状態で、水受体22を機器室3の周囲壁に固定する。
本発明においては、ドレンパン16で集められたドレン水を、排水トラップ25を介してドレン管23へ排出する。排水トラップ25は、貯水部26と、区画壁30で区分される入口室27および出口室28と、各室27・28に連続する入口通路31と、出口通路32とを一体に備える構造とした。また、貯水部26にドレン水を貯留した状態において、入口室27におけるドレン水の表面積が、出口室28におけるドレン水の表面積より大きくなるように、排水トラップ25を構成した。
上記のように、入口室27のドレン水の表面積を、出口室28のドレン水の表面積より大きくすると、ドア4を開放操作するのに伴って、出口室28側の空気が貯水部26に滞留するドレン水中に引込まれるとき、入口室27側のドレン水中において空気によって押しのけられる水の抵抗を充分に小さくできる。従って、貯水部26に引込まれた外気によってゴボゴボと大きな異音が発生するのを良く防止できる。また、入口室27側のドレン水中へ入込んだ空気の体積分だけドレン水の水位が上昇するとき、表面積が大きい分だけ水位の上昇度合を充分に小さくできる。従って、入口室27側のドレン水が外気に引きずられるようにして逆流するのを良く防止できる。
入口室27側のドレン水中において空気によって押しのけられる水の抵抗が小さいので、ドア4を開放するとき、出口室28側の空気を貯水部26を介して容易に入口室27側へ引込むことができる。従って、冷蔵室2内が負圧状態になっている場合であっても、ドア4をより軽快に開放操作することができる。また、入口室27および出口室28を備えた貯水部26に連続して、入口通路31と、出口通路32とを一体に設けて、排水トラップ25を構成するので、従来の排水トラップに比べて、排水トラップ25の構造を簡素化してコスト削減に寄与できる。
入口室27の底壁45の長さL1を、出口室28の底壁46の長さL2より大きくして、入口室27と出口室28におけるドレン水の表面積を大小に異ならせると、両室27・28の底壁45・46の構造を変更することで表面積を大小に異ならせることができる。従って、排水トラップ25の構造がいたずらに複雑化するのを防ぎながら、排水トラップ25の成形をより簡便に行って、そのコストを削減できる。
とくに、入口室27の底壁45を入口通路31へ向かって緩やかに傾斜させ、出口室28の底壁46を出口通路32へ向かって曲がる4分円状に形成する場合には、排水トラップ25を小形化してコンパクトにまとめることができる。これは、貯水部26が入口通路31および出口通路32の外郭線から大きく食み出るのを避けることができるからである。入口通路31と貯水部26と出口通路32とが一直線上に連続するので、排水トラップ25の成形をさらに簡便に行える利点もある。
入口通路31に上向きに曲がる継手部33を形成し、この継手部33を断熱ケース13の接続管21に直接差込み装着すると、排水トラップ25を接続管21に対して管路を介して接続する手間を省くことができる。また、排水トラップ25の一端の継手部33が断熱ケース13の接続管21で支持されるので、排水トラップ25を断熱ケース13に固定するための構造を簡素化でき、さらに組立に要する手間を軽減できる。
とくに、断熱ケース13の底壁と排水トラップ25の入口通路31に、互いに係合する掛止軸35と掛止穴37を設ける場合には、排水トラップ25の全体を接続管21の周りに回動させるだけで、掛止軸35と掛止穴37を係合させて排水トラップ25を固定できる。また、締結工具等を使用する必要もなく、排水トラップ25を断熱ケース13に対して簡便に組付けることができるので、従来の排水トラップに比べて、著しく少ない手間と時間で組付けを終了できる。また、排水トラップ25は必要に応じて簡単に取外すことができるので、排水トラップ25の清掃を手軽に行なうことができる。
機器室3の周囲壁に水受体22を設け、固定状態の水受体22の上開口を、出口通路32の出口開口34aと小さな隙間を介して上下に対向させると、水受体22を装着した状態のままで排水トラップ25を着脱するとき、水受体22が排水トラップ25の着脱の邪魔になるのを防止できる。従って、排水トラップ25の着脱を、必要に応じてさらに簡便に行うことができる。また、水受体22の上開口と出口開口34aとの対向隙間が小さいので、出口開口34aから流下するドレン水が水受体22の周囲に飛散することもない。
本発明に係る排水トラップの縦断側面図である。 冷蔵庫の正面図である。 機器室の内部構造を示す冷蔵庫の縦断側面図である。 図3におけるA−A線断面図である。 図1におけるB−B線断面図である。 図1におけるC−C線断面図である。 排水トラップの組付け状態を示す横断平面図である。
(実施例) 図1ないし図7は本発明をコールドテーブル型の冷蔵庫に適用した実施例を示す。図2において冷蔵庫は、周囲壁を断熱壁で形成した横長の箱体からなる冷蔵庫本体1を備えており、その内部の大半を冷蔵室2とし、冷蔵室2の一側に冷凍機器を収容する機器室3を備えている。冷蔵室2の前面開口は観音開き構造の2個のドア4で開閉でき、機器室3の前面開口は機器室ドア5で揺動開閉できる。機器室ドア5の上部には、冷凍機器の運転状態を制御する操作パネル6が配置してある。冷蔵庫上面の天板は調理台として利用される。
冷凍機器は、凝縮ユニットと蒸発ユニットとで構成してあり、両者は冷媒配管7を介して接続されている。図3において凝縮ユニットは、機器室3の底に設けた台板の上面に圧縮機10、凝縮器11、送風ファン12などを組み付けてユニット化してある。蒸発ユニットは、図4に示すように機器室3の上部に設けた断熱ケース13の内部に、循環ファン14と蒸発器15を配置し、蒸発器15の下方にドレンパン16を配置してユニット化してある。循環ファン14は、蒸発器15の冷気出口側に配置されて、蒸発器15と冷蔵室2とを区分するパネル17に傾斜する状態で固定してある。図3において符号18は、制御基板などの電装品を収容する制御箱である。
蒸発器15の熱交換効率を向上するために、蒸発器15のフィンや冷媒管に付着した霜を定期的に除去してドレンパン16へと流下するが、このドレン水を庫外へ排水するために、ドレンパン16の排水口20と対向する断熱ケース13の底壁に接続管21が下向きに突設してある。接続管21から流下するドレン水は、断熱ケース13の下面に配置した
排水トラップを介して、機器室3の後壁(周囲壁)に設けた水受体22へと送出され、さらに水受体22に接続したドレン管23で排水溝へ排出される。
排水トラップ25は、ドレン水を貯留する貯水部26と、貯水部26を入口室27と出口室28とに区分するU字状の区画壁30と、入口室27に連続する入口通路31と、出口室28に連続する出口通路32とを一体に備えたプラスチック成形品からなる。また、入口通路31の前端部に上向きに曲がる継手部33を形成し、出口通路32の後端部に下向きに曲がる送水部34が形成してある。U字状の区画壁30の外面どうしは直線状の補強リブで接続してある。
排水トラップ25を断熱ケース13に掛止固定するために、入口通路31の上面の前後2個所に掛止軸35を設け、断熱ケース13の底壁に前後一対の支持腕36を設け、支持腕36のそれぞれに掛止軸35に対応する掛止穴37が設けてある。掛止軸35の上端にはフランジ状の壁が張り出してある。ドレン水が貯水部26に貯留してある状態の排水トラップ25を安定した状態で支持するために、入口通路31の前後長さを、出口通路32の前後長さの約2.5倍前後に設定し、前後一対の掛止軸35の隣接間隔が大きくなるようにしている。この実施例では、排水トラップ25の前後長を207mmとするとき、掛止軸35の隣接間隔を65mmとした。
排水トラップ25は、継手部33を接続管21に下方から外嵌する状態で差込み装着したのち、図7に示すように、排水トラップ25の全体を接続管21の周りに回動させて、掛止軸35を掛止穴37に圧嵌係合することにより、断熱ケース13に掛止固定できる。このように、排水トラップ25は締結工具を使用する必要もなく簡便に組付けることができ、従来の排水トラップに比べて、著しく少ない手間と時間で組付けを終了できる。また、排水トラップ25は必要に応じて簡単に取外すことができるので、排水トラップ25の清掃や、接続管21の周辺部分の清掃などを手軽に行なうことができる。
水受体22は、上向きに開口するポケット部40と、ポケット部40に連続する接続管部41と、ポケット部40の周囲に張り出される装着座42とを一体に備えたプラスチック成形品からなる。接続管部41が機器室3の後壁の外面に露出する状態で、装着座42を図示していないビスで締結することにより、水受体22は機器室3の後壁に固定される。先に説明したように、排水トラップ25を断熱ケース13に組付けた状態においては、ポケット部40の上開口が排水トラップ25の送水部34の出口開口34aと、数mmの小さな隙間を介して上下に対向している。従って、水受体22を装着した状態のままで排水トラップ25を着脱するとき、水受体22が邪魔になることはない。なお、平面視における出口開口34aは、ポケット部40の略中央部に位置している。
ドア4を開閉するとき、貯水部26に引込まれた外気によってゴボゴボと異音が発生し、あるいは貯水部26に貯留したドレン水が逆流するのを防ぐために、貯水部26を次のように構成している。ドレン水が貯水部26に貯留された状態において、入口室27におけるドレン水の表面積が、出口室28におけるドレン水の表面積より大きくなるように排水トラップ25を構成する。
具体的には、区画壁30の下端と対向する貯水部26の底壁を境にして、入口室27側の底壁45を入口通路31へ向かって緩やかに傾斜させ、出口室28の底壁46を出口通路32へ向かって曲がる4分円状に形成する。これにより、図5に示すように、入口室27の底壁45の水平方向の長さL1を、出口室28の底壁46の水平方向の長さL2より大きく設定して、入口室27に収容されるドレン水の表面積を、出口室28に収容されるドレン水の表面積より充分に大きくしている。この実施例では、入口室27に収容されるドレン水の表面積を、出口室28に収容されるドレン水の表面積の約3倍とした。
ドア4を開放操作すると冷蔵室2の内部の圧力が負圧になり、負圧力は断熱ケース13内の空間と接続管21などを介して入口室27におよぶ。一方で、出口室28には大気圧に等しい機器室3の圧力が出口通路32を介して作用している。そのため、ドア4を開放操作するのに伴って、出口室28側の空気が貯水部26に滞留するドレン水中に引込まれて入口室27側へ流動する。
しかし、入口室27側のドレン水の表面積および体積は、出口室28側のドレン水の表面積および体積より充分に大きいため、入口室27側のドレン水中において空気によって押しのけられる水の抵抗を充分に小さくできる。従って、貯水部26に引込まれた外気によってゴボゴボと大きな異音が発生するのを防止できる。また、入口室27側のドレン水中へ入込んだ空気の体積分だけドレン水の水位が上昇するとき、表面積が大きい分だけ水位の上昇度合を充分に小さくできる。従って、入口室27側のドレン水が外気に引きずられるようにして逆流するのを良く防止できる。
上記の実施例では、入口室27側の底壁45を入口通路31に沿って緩やかに傾斜させて、入口室27の底壁45の水平方向の長さL1を大きくするようにしたがその必要はない。例えば、入口通路31の通路中心軸を想定するとき、通路中心軸と直交する向きや、通路中心軸と斜めに交差する向きに底壁45を傾斜させ、あるいは各向きに底壁45を延長して入口室27の底壁45の水平方向の長さL1を大きくすることができる。
上記の実施例では、入口通路31の上面に掛止軸35を設けたが、断熱ケース13の底壁に掛止軸35を設け、入口通路31の上面に支持腕36を設けて、これに掛止穴37を設けてあってもよい。必要があれば、入口通路31の上面に設けた締結座をビスで断熱ケース13に締結して、排水トラップ25を固定することができる。
本発明は、縦長の冷蔵庫、冷蔵庫上面に食材を冷やすための保冷区画が凹み形成された横長の冷蔵庫、冷蔵庫上面に電磁調理器が面一状に組み込んである冷蔵庫、米用の保冷庫など、蒸発器を含む冷凍機器を備えている冷蔵庫に適用することができる。
1 冷蔵庫本体
3 機器室
4 ドア
13 断熱ケース
15 蒸発器
16 ドレンパン
20 ドレンパンの排水口
21 接続管
23 ドレン管
25 排水トラップ
26 貯水部
27 入口室
28 出口室
30 区画壁
31 入口通路
32 出口通路
33 継手部
34 送水部
35 掛止軸
37 掛止穴
45 入口室の底壁
46 出口室の底壁

Claims (6)

  1. ドレンパン(16)で集められたドレン水を、冷蔵庫本体(1)に設けたドレン管(23)へ流動させる排水トラップ(25)を備えており、
    排水トラップ(25)は、貯水部(26)と、貯水部(26)を入口室(27)と出口室(28)とに区分する区画壁(30)と、入口室(27)に連続する入口通路(31)と、出口室(28)に連続する出口通路(32)とを一体に備えており、
    貯水部(26)にドレン水を貯留した状態において、入口室(27)におけるドレン水の表面積が、出口室(28)におけるドレン水の表面積より大きくなるように、排水トラップ(25)が構成してあることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 区画壁(30)の下端と対向する貯水部(26)の底壁を境にして、入口室(27)の底壁(45)の水平方向の長さ(L1)を、出口室(28)の底壁(46)の水平方向の長さ(L2)より大きく設定して、入口室(27)と出口室(28)におけるドレン水の表面積が大小に異ならせてある請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 入口室(27)の底壁(45)を入口通路(31)へ向かって緩やかに傾斜させ、出口室(28)の底壁(46)を出口通路(32)へ向かって曲がる4分円状に形成して、両底壁(45・46)の水平方向の長さ(L1・L2)が大小に異ならせてある請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 冷蔵庫本体(1)に冷蔵室(2)と、冷凍機器を収容する機器室(3)とが設けられており、
    機器室(3)に設けた断熱ケース(13)の内部に蒸発器(15)とドレンパン(16)とが収容されており、
    ドレンパン(16)の排水口(20)と対向する断熱ケース(13)の底壁に、排水トラップ(25)の入口通路(31)を接続するための接続管(21)が下向きに設けられており、
    排水トラップ(25)の入口通路(31)に上向きに曲がる継手部(33)が形成されており、
    継手部(33)を接続管(21)に差込み装着して、排水トラップ(25)が断熱ケース(13)に装着してある請求項1から3のいずれかひとつに記載の冷蔵庫。
  5. 断熱ケース(13)の底壁と、排水トラップ(25)の入口通路(31)との対向面に、互いに係合して排水トラップ(25)を固定する複数の掛止軸(35)と複数の掛止穴(37)とが設けられており、
    継手部(33)を接続管(21)に装着した状態で、排水トラップ(25)を接続管(21)の周りに回動させることにより掛止軸(35)と掛止穴(37)とが係合して、排水トラップ(25)が断熱ケース(13)に掛止固定してある請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 機器室(3)の周囲壁に、排水トラップ(25)の出口通路(32)から流出するドレン水を受止める水受体(22)が設けられており、
    水受体(22)の上開口が排水トラップ(25)の出口通路(32)の出口開口(34a)と小さな隙間を介して上下に対向する状態で、水受体(22)が機器室(3)の周囲壁に固定してある請求項4または5に記載の冷蔵庫。
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