JPH11159537A - 感光体駆動装置 - Google Patents

感光体駆動装置

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JPH11159537A
JPH11159537A JP9325849A JP32584997A JPH11159537A JP H11159537 A JPH11159537 A JP H11159537A JP 9325849 A JP9325849 A JP 9325849A JP 32584997 A JP32584997 A JP 32584997A JP H11159537 A JPH11159537 A JP H11159537A
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JP9325849A
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Masanori Yamamoto
雅典 山本
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Minolta Co Ltd
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体の着脱が容易で、かつ、駆動時のがた
つきが生じることのない感光体の駆動機構を提案する。 【解決手段】 駆動源により回転する駆動軸端に固定さ
れる第1係合部材と、感光体軸端に固定される第2係合
部材とよりなる軸継手を有する感光体駆動装置におい
て、前記第1係合部材又は前記第2係合部材のいずれか
一方に、所定温度で所定の係合状態となるような形状を
記憶した可変体を形状記憶合金により形成し、前記第1
係合部材又は前記第2係合部材の前記可変体を形成して
いない他方に、前記可変体が前記係合状態となった第1
係合部材又は第2係合部材の前記いずれか一方と係合す
る形状をもつ被係合体を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
ー等の感光体の駆動機構に関し、特に、駆動軸と被駆動
軸との軸継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図21に示す複写機のような感光体を用
いて記録シートに画像を形成する画像形成装置において
は、 感光体の回転動作が滑らかに行われることが極め
て重要である。一例として図21に示す複写機の感光体
の動作を以下に簡単に説明する。まず、原稿読み取り部
70によりプラテンガラス上の原稿がスキャンされ、原
稿からの反射光がプリンタ部60の感光体61上に露光
される。一方、感光体61はモータMにより矢印方向に
回転しており、感光体61表面はこの回転に伴い帯電チ
ャージャー63により帯電され、前述した原稿の反射光
による露光により静電潜像が形成され、現像装置64に
より当該潜像がトナー像として現像される。また、給紙
カセット81、82からは記録シートがプリンタ部60
へ搬送され、転写チャージャー65により前記トナー像
が当該記録シートに転写される。そして、トナー像が転
写された記録シートは定着ローラ67により加熱定着さ
れ記録シート画像が形成される。
【0003】このような動作において、感光体61の回
転にがたつきが生じると、当然のごとく形成される画像
にむらが生じてしまう。このため、通常、画像形成装置
においては感光体の回転精度を上げるべく駆動系のフィ
ードバック制御を行う等種々の工夫が施されている。と
ころで、感光体は消耗部品であるので定期的に交換する
必要がある。そのため、感光体はメンテナンスの便宜を
図るために容易に着脱できるような構成をとることが望
ましい。図22に感光体61を取り外した状態を示す斜
視図を示す。この図は複写機の背面側から見た図であ
る。図に示すように感光体61を回転駆動するためのモ
ータM及び伝達機構Gは複写機の本体Aに固定されてい
る。そして、伝達機構Gの駆動軸端と感光体軸端は軸継
手100により係合するように構成されている。
【0004】感光体61を交換のために複写機から取り
外す際には、この軸継手100から感光体61は切り離
されることになり、一方、感光体61を複写機にセット
した状態ではこの軸継手100により駆動軸と感光体軸
が連結され、モータMからの駆動力が感光体軸へ伝達さ
れることになる。図23(a)に軸継手部分の正面部分
拡大図を示す。ここに示す軸継手100は、駆動軸20
の端部に設けられた第1係合部材101先端の係合爪1
01aと、感光体軸61aの端部に設けられた第2係合
部材102先端の係合凹部102aとが係合し合うこと
により駆動軸20からの駆動力を感光体軸61aへ伝達
するものである。なお、係合爪101aは回転方向に垂
直面が形成されこれと逆の方向には傾斜面が形成されて
おり、これにより係合時には係合凹部102aは当該傾
斜面に導かれて容易に係合爪101aと係合できるよう
になっている。また、係合時にはバネ101bが第1係
合部材101を押圧し係合をより確実なものとしてい
る。
【0005】また、図23(b)に示すように軸継手を
用いずに、感光体61へ駆動力を伝達する構成が採用さ
れている場合もある。即ち、駆動軸20を感光体61全
体を貫通する長さに形成し、駆動軸20の根元側にピン
201を立設してある。一方、感光体61には駆動軸2
0が貫通する貫通穴61bが設けてあり、この貫通穴6
1bの入り口に前記ピン201が係合するV溝202a
を形成した係合部材202が設けてある。そして、感光
体61の貫通穴61bへ駆動軸20を貫通させていき、
駆動軸20のピン201に感光体61の係合部202に
設けられたV溝に係合させて押しつけることにより駆動
軸20と感光体61を係合させる。なお、このように係
合部材202を係合部201に押しつけるために、感光
体61は図示しない強力なバネにより矢印の方向へ押圧
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように感
光体61を着脱容易な構成とすることにより、次のよう
な問題が生じる。即ち、図23(a)に示すように軸継
手を係合爪により係合するようにすると着脱は極めて容
易であるが、感光体61は回転方向と逆の方向へは係合
爪101aと係合凹部102aが傾斜面で接するため、
この方向の運動は規制することができず、感光体61は
容易に逆回転方向に動くことができる。従って、上述の
ように駆動系の回転精度を上げる工夫をいくら講じて
も、感光体自体がクリーナーブレードや現像装置、紙の
突入による振動等の影響でどうしてもがたつきが生じて
しまい、結果としてこの軸継手部分により画像むらが生
じることとなる。
【0007】一方、図23(b)に示すように駆動軸に
設けられたピンに感光体の係合部を押しつけるような構
成とすると、押しつける力を強くすることにより爪によ
る係合のようながたつきを押さえることができるが、こ
のためには相当強力なバネを用いる必要である。ところ
が、バネの押圧力を強くすればするほど感光体の着脱時
に強い力が必要となり着脱が容易に行えなくなるという
問題が生じる。
【0008】本発明はかかる問題を解決すべく感光体の
着脱が容易で、かつ、駆動時のがたつきが生じることの
ない感光体の駆動機構を提案することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、駆動源により回転する駆動軸端に固定され
る第1係合部材と、感光体軸端に固定される第2係合部
材とよりなる軸継手を有する感光体駆動装置において、
前記第1係合部材又は前記第2係合部材のいずれか一方
に、所定温度で所定の係合状態となるような形状を記憶
した可変体を形状記憶合金により形成し、前記第1係合
部材又は前記第2係合部材の前記可変体を形成していな
い他方に、前記可変体が前記係合状態となった第1係合
部材又は第2係合部材の前記いずれか一方と係合する形
状をもつ被係合体を形成したものである。
【0010】上記、感光体駆動装置は、さらに、感光体
駆動時に前記可変体の温度を前記所定の温度に調整する
温度調整手段を設けることが望ましい。また、前記被係
合体が穴部により形成され、前記可変体が当該穴部に挿
入され前記係合状態となった場合に当該穴部とともに締
まりばめを形成するようにすると効果的である。
【0011】また、上記課題を解決するために本発明は
駆動源により回転する駆動軸端に固定される係合凸部又
は係合凹部を設けた第1係合部材と、前記係合凸部又は
前記係合凹部に係合する係合凹部又は係合凸部を有する
感光体軸端に固定される第2係合部材とよりなる軸継手
を有する感光体駆動装置において、前記第1係合部材又
は第2係合部材の少なくとも一方に、前記係合凸部と前
記係合凹部の係合している各側壁間を相対的に押し合う
方向へ力を加える押圧手段を設けたことを特徴とする。
【0012】さらに、前記押圧手段は、圧電素子又は超
磁歪材料の伸長力を用いて前記各側壁間を相対的に押し
合う方向へ力を加えるようにすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態に係る感光体駆動装置について説明する。
なお、ここでは当該感光体駆動装置を図21に示す複写
機の感光体に対して適用するものとする。 (実施の形態1)図1に、実施の形態1に係る感光体駆
動装置の軸継手10近傍の一部破断斜視図を示し、図2
に当該継ぎ手部分の正面図を示す。 軸継手10は、モ
ータMにより駆動される駆動軸20の端部に設けられる
第1係合部材11と、感光体軸61aの端部に設けられ
る第2係合部材12により構成される。
【0014】図に示すように第2係合部材には穴部が形
成されいる。図2における第2係合部材12のA−A断
面、B−B断面、C−C断面をそれぞれ図3の(a)
(b)(c)に示す。このように、穴部は部分12a、
部分12b、部分12cにより構成されている。部分1
2aは図3(a)に示すように断面形状が正方形状であ
り、部分12cは図3(c)に示すように断面形状が4
つの鋭角部分をもつ星形であり、この星形の内壁の角部
分がほぼ部分12cの正方形状の4辺と接するような大
きさに形成されている。この部分12cが第1係合部材
11に対する被係合部分を構成する。部分12bは、部
分12aの正方形状と部分12cの星形を滑らかに繋ぐ
ような傾斜面が形成されいる。
【0015】第1係合部材11は形状記憶合金により形
成されており、常温時には容易に変形させることがで
き、また、所定温度においては後述する形状となるよう
な可変体である。また、形状記憶合金としてここではT
i−Ni合金を用いている。Ti−Ni合金を採用する
のは、初期には50(kgf/mm2)回復力を持ち、形状回
復を繰り返しても10(kgf/mm2)程度の回復力を維持
するといった回復力の特性、さらには、100万回の繰
り返し動作によっても形状回復能力はほとんど変化せ
ず、引っ張り強度も高く、さらに、耐摩耗性も優れると
いった有利な特徴を持つからである。もっとも、形状記
憶合金の材質はTi−Ni合金には限られないことは言
うまでもない。
【0016】図2の第1係合部材11の矢視Dにおける
図を図4(a)に示す。第1係合部材は第2係合部材1
2と分離している状態においては、このように端面の外
形が略正方形状となるようにしている。この略正方形状
は第2係合部材12の穴部の部分12aの断面形状とほ
ぼ等しい。そして、形状記憶合金により形成されている
この第1係合部材11は所定温度、ここでは約60℃
で係合状態となるような形状、即ち、図4(b)に示す
ような端面の形状が4つの鋭角部分をもつ星形となるよ
うな形状を記憶している。
【0017】この星形は第2係合部材12の穴部の部分
12cの断面形状とほぼ相似形でやや大きい形状として
ある。また、第1係合部材11の軸方向の長さは当該穴
部の部分12cの軸方向の長さとほぼ等しく構成してあ
る。即ち、第1係合部材11が図4(b)のような係合
状態となった場合には、第1係合部材11は第2係合部
材12の穴部の部分12c内に係合し、上述したように
係合状態の形状が部分12cよりもやや大きくなるよう
にしているので第2係合部材12とともに締まりばめを
構成することになる。
【0018】また、第1係合部材11は温度調整が可能
な構成としてある。図5(a)に第1係合部材11の開
いた状態における係合部材11近傍の縦断面図を示し、
図5(b)に図5(a)におけるE−E断面図を示す。
これらの図に示されるように、駆動軸20内は中空にな
っており導電線21a、21bが通っている。そして、
第1係合部材11の駆動軸20と接する4点の内の対向
する2点11a、11bで、導電線21a、21b先端
が第1係合部材と接続しており、導電線21aから供給
される電流は第1係合部材11を通って導電線21bか
ら流れ出るようになっている。なお、導電線21a、2
1bが接続していない他の2接点は図5(a)(b)に
示すような絶縁リング22により駆動軸20とは離れた
状態に位置しこの2接点からは駆動軸20へ電流が流れ
ないようになっている。
【0019】また導電線21a、21bには次のように
して電流を流す。即ち、図6の斜視図に示すように駆動
軸20の後に設けた非導電性のドラム23に導電性のリ
ング24a、24bを装着し、当該リング24a、24
bをそれぞれ、導電線21a、21bに接続する。そし
て、固定片26によって本体Aに固定され、本体から電
力を供給するブラシ25a、25bを、それぞれ前記リ
ング24a、24bに当節するようにすることにより回
転するリング24a、24bを通じて導電線21a、2
1bへ電流を流すようにしている。なお、ここでは第1
係合部材11を流れる形状記憶合金を流れる電流により
第1係合部材11が約60℃にまで発熱する程度の電力
を本体より供給するものとする。
【0020】このような構成を有する軸継手10の第1
係合部材11と第2係合部材12を係合させるには、ま
ず、図1に示すような状態から第2係合部材12の穴部
の部分12aから第1係合部材11が挿入されるように
感光体61を駆動軸20方向へ移動させゆく。そして、
第1係合部材11が第2係合部材12の穴部の部分12
cに至り穴部の底面に突き当たったところで、第1係合
部材11に電流を流して約60℃にまで加熱する。する
と、第1係合部材11は図4(b)に示すような係合状
態となり、前述したように第2係合部材12とともに締
まりばめを形成する。図7にこの状態における一部破断
斜視図を示す。このような状態となると、第1係合部材
11と第2係合部材は完全にがたつき無く係合すること
となる。そこで、第1係合部材11に電流を流し続けて
温度を60℃に保ったまま、駆動軸20を駆動させて軸
継手10を介して感光体61を駆動させると滑らかに回
転させることができる。
【0021】一方、図7に示すような状態から第1係合
部材11と第2係合部材12を離脱させるには、まず、
第1係合部材11への加熱を中止して第1係合部材11
の温度を低下させる。第1係合部材11は形状記憶合金
により形成されているので、形状を記憶している温度以
外の温度域においては容易に塑性変形させることができ
る。
【0022】そこで、この状態において感光体61を駆
動軸20から離れる方向へ移動させると、図7のように
第2係合部材12の穴部の部分12cにある第1係合部
材11は部分12bへと移行していく。ところが上述し
たように部分12bはより狭い正方形状の部分12aに
滑らかにつながるような斜面が形成されているので、第
1係合部材11は移動につれて部分12bの壁面により
内側へ押しつぶされていく。そして、第1係合部材11
が部分12bを抜けると第1係合部材11の横断面の外
形は部分12aの断面形状となる。さらに、感光体61
を移動させていくと第1係合部材11が第2係合部材1
2の穴部の部分12aを抜けて、第2係合部材12は第
1係合部材11から離脱することになる。即ち、離脱し
た状態においては第1係合部材11は図4(a)に示す
ような形状に戻ることとなる。
【0023】以上説明したように、実施の形態1に係る
感光体駆動機構においては、感光体駆動時には確実にが
たつきを無くして感光体の円滑な回転を実現でき、ま
た、感光体の着脱も極めて容易に行うことが可能とな
る。なお、上記の実施の形態においては、形状記憶合金
に直接電流を流すことにより形状記憶合金の温度を調節
するようにしたが、これは、図8に示す第1係合部材1
1近傍の縦断面図に示すように、形状記憶合金近傍に電
熱線27のような発熱体を設けて、この発熱体の熱によ
り間接的に形状記憶合金に熱を加えて温度を調整するよ
うにしてもよい。
【0024】また、形状記憶合金で形成される第1係合
部材の形状は上記のものに限られず種々のものを採用で
き、さらに、後述する実施の形態4に示すような2方向
性の形状記憶合金により常温時には離脱容易な形状(又
は、係合状態の形状)を記憶させるようにすることも可
能である。 (実施の形態2)図9に実施の形態2に係る感光体駆動
装置の軸継手30部分近傍の斜視図を示す。本図では実
施の形態1と異なり、手前側に感光体軸61aが位置
し、奥側に駆動軸20が位置している。軸継手30は駆
動軸20の端部に設けられる第1係合部材31、感光体
軸61aの端部に設けられる第2係合部材32よりな
り、さらに、後述する超磁歪材料よりなる押圧体に対し
て磁界を発生させる複写機本体に固定される磁界発生ユ
ニット33が設けられる。なお、図では便宜上、第1係
合部材31と、磁界発生ユニット33を分離して描いて
いるが、実際は、第1係合部材31は磁界発生ユニット
33の内部に位置する。
【0025】第1係合部材31は、円柱状の本体に4つ
の略方形状の切り欠きよりなる係合凹部31aが先端周
面に設けられると共に、中央部に丸穴よりなる係合穴3
1bが設けられる。また、各係合凹部31aの側壁の一
面には板状の超磁歪材料より形成される押圧体31cが
貼り付けてある。第2係合部材32は、第1係合部材3
1の外径とほぼ等しい外径を持つ円盤状の本体を有して
おり、前記押圧体31cが貼り付けてある状態の各係合
凹部31aに緩やかに係合するような形状の係合凸部3
2aが、先端面外周の前記係合凹部31aと係合するよ
うな位置に設けられ、さらに、前記係合穴31bに係合
する先端を円錐状にした係合軸32bが設けられてい
る。
【0026】磁界発生ユニット33は、リング体33a
と、中央に穴の開いたフランジ33cと、リング体33
aをフランジ33cに固定する4本の支軸33bを骨格
として構成される。リング体33aにはエナメル線が巻
き付けてあってコイル33dが形成されている。このコ
イル33dは端子線33d* を介して本体から電流が供
給されることで磁界を発生させる。また、このコイル3
3dが形成された状態で、コイル33dを含んだリング
体33aの内径は前記第1係合部材31の外径よりもや
や大きくなるようにしてある。さらに、フランジ33c
は取り付け穴33eにより本体にねじ止め固定される。
【0027】図10に磁界発生ユニット33を本体Aに
固定し、軸継手30を係合した状態を表す斜視図を示
す。図に示すように磁界発生ユニット33が本体Aに固
定された状態において、磁界発生ユニット33のリング
体33aは第1係合部材31の係合凹部31aと第2係
合部材32の係合凸部32aとが丁度係合している位置
を覆うような位置となる。また、前述したようにコイル
33dを含んだリング体33aの内径は第1係合部材3
1の外径よりもやや大きくなるようにしてあるので、図
10に示すような状態で磁界発生ユニット33は第1係
合部材31に接触することなく第1係合部材31、第2
係合部材32の回転を妨げることはない。
【0028】図11に磁界発生ユニット33を本体Aに
固定した状態における図9の矢視Fを示す。図11に示
すように磁界発生ユニット33のコイル33dは押圧体
31cの貼り付いている面にコイル33dが発生させる
磁力線mが通るようになっている。言い換えると押圧体
31cの貼り付いてる面に垂直に磁界を発生させるよう
にしている。図12にコイル33d近傍の拡大図を示
す。
【0029】前述したように第2係合部材32の係合凸
部32aは、押圧体31cが貼り付けてある状態で第1
係合部材の係合凹部31aに緩やかに係合するようにし
てあるので、コイル33dに電流が流れておらず磁界が
発生していない状態では、係合凹部31aと係合凸部3
2aとの側面間には微小な隙間が存在する。しかし、超
磁歪材料により構成される押圧体31cは磁界の方向に
伸長する性質があるので、コイル33dに電流を流し押
圧体31cの貼り付いている面、即ち、係合凹部31a
と係合凸部32aとが面する方向に垂直に磁界を発生さ
せると、押圧体31cが磁界の方向に伸長して図12の
想像線で示すような状態になる。これにより、係合凸部
32aの側面が押圧されることになり、係合凸部32a
と係合凹部31aは強く係合することとなる。
【0030】このような構成により、感光体を着脱する
際には磁界発生ユニット33のコイルに電流を流さなけ
れば、第1係合部材31と第2係合部材32は容易に係
合させ、また離脱させることができる。そして、感光体
を駆動する際には磁界発生ユニット33のコイルに電流
を流して係合凹部31aの押圧体31cに磁界を掛け続
ければ押圧体31cの伸長力により係合凹部31aと係
合凸部32aの側面間が押圧されて強く係合するのでが
たつきを無くすことができる。
【0031】なお、ここでは係合凸部と係合凹部が係合
する側壁を超磁歪材料により押圧するようにしたが、こ
れは実施の形態3のように圧電素子を用いることも可能
である。また、係合凹部と係合凸部の形状や数も上記の
ものには限られず種々のものを採用することが可能であ
る。 (実施の形態3)図13に実施の形態3に係る感光体駆
動装置の軸継手40の斜視図を示す。この図も実施の形
態2における図9と同様に手前側に感光体軸61a、奥
側に駆動軸20が位置する。軸継手40は駆動軸20の
端部に設けられる第1係合部材41と感光体軸61aの
端部に設けられる第2係合部材42より構成される。
【0032】第1係合部材41は円柱状の本体の先端に
L字状の側壁を持つ横断面扇型の2つの突状体41d
が、互いのL字状の側壁と側壁の延長面とで所定幅の十
字の溝を形成するように互いに対称に設けられている。
また、この突状体41dの間には回動自在に支持される
回動体41bが設けられる。回動体41bは細長の四角
柱状の支持腕41b2と、当該支持腕41b2の両端部に
当該支持腕41b2の長手方向に直角かつ互い違いの方
向に設けられる細長の四角柱状の押圧腕41b1と、支
持腕41b2を本体に回転自在に固定する支持ピン41
b3により構成される。
【0033】回動体41bは、支持腕41b2が前述し
た突状体41dのL字状の側壁と側壁の延長面とで構成
される十字の溝の内の一の溝にはまるように設けられ、
また、支持腕41b2が、当該溝よりもやや幅が小さく
なるように形成しているため、支持腕41b2の側壁と
突状体41dの当該溝を形成する側壁との間には隙間が
形成される。また、回動体41bの押圧腕41b1は、
その側壁が支持腕41b2がはまっていない前記十字の
溝の内の他方の溝の側壁とほぼ一致する、即ち突状体4
1dのL字状の一の側壁の延長面とほぼ一致する。これ
により突状体41dの側壁と当該押圧腕41b1の側壁
とで溝が形成され、この溝部分が第2係合部材42と係
合するための係合凹部41aとなる。
【0034】さらに、第1係合部材41の回動体41b
の支持腕41b2の側壁と、突状体41dのL字状の側
壁の一つとで形成される前記隙間には、圧電素子で形成
される前記隙間とほぼ同じ厚さの平板状の押圧体41c
が設けてある。この押圧体41cは電圧を掛けると平板
面の法線方向に伸長するようにしてある。また、第1係
合部材41内および駆動軸20には穴が設けてあって、
この穴から押圧体41cへ電圧を加えるための導電線2
1a、21bが通っており、実施の形態1と同様に図6
に示すような方法で圧電素子で形成される押圧体41c
に給電するようにしている。
【0035】第2係合部材42は、第1係合部材41の
外径とほぼ等しい外径を持つ円盤状の本体を有し、前記
係合凹部41aに緩やかに係合するような形状の係合凸
部42aが、先端面外周の前記係合凹部41aと係合す
るよう位置に設けられている。このような構成の軸継手
10の第1係合部材41と第2係合部材42を係合させ
るには、まず、第1係合部材41の係合凹部41aと第
2係合部材の係合凸部42aを係合させる。すると、図
14に示すような状態となる。この状態では前述したよ
うに係合凹部41aと係合凸部42aとは緩やかに係合
している。この状態から感光体駆動させる場合には、前
記圧電素子により形成される押圧体41cに導電線21
a、21bを介して電圧を与える。
【0036】図15に第1係合部材41の図13におけ
る矢視Gを示す。上記のように押圧体41cに電圧を与
えると、押圧体41cは図の実線に示す状態から平板面
の法線方向に伸長し、図の想像線で示すような状態にな
る。これにより、回動体41bの支持腕41b2の側壁
が押され支持ピン41b3を中心に矢印Sの方向へ回転
する。すると支持腕41b2に固定される押圧腕41b1
が矢印Pの方向へ回転する。これにより、押圧腕41b
1の係合凹部41aを構成する側壁が、係合している係
合凸部42aの側壁を押圧する。これにより係合凸部4
2aは係合凹部41aの両側壁にしっかりと挟まれるこ
とになる。この状態で駆動軸20を回転させると、軸継
手40においてがたつきを生じること無くスムーズな回
転を得ることが可能となる。
【0037】一方、軸継手40の係合を外すには押圧体
41cへの給電を中止すると、圧電素子により形成され
る押圧体41cは元の状態に戻ることにより、回動体4
1bの押圧腕41bは係合凸部42aへ押圧しなくなる
ので、係合凸部42aと係合凹部41aは再び緩やかな
係合状態となる。この状態で、第2係合部材42を第1
係合部材41から軸方向に沿って引き離すと容易に離脱
させることができる。
【0038】このように、本実施の形態に係る軸継手に
よっても着脱を容易に行えるとともに、駆動時のがたつ
きを押さえることが可能となる。なお、ここでは圧電素
子を用いたが、これは、実施の形態2のような超磁歪材
料を用いることも可能であり、また、係合凹部と係合凸
部の形状や数、これらの側面間を押圧するための機構等
は種々のものが採用できる。
【0039】(実施の形態4)図16に実施の形態4に
係る感光体駆動装置の軸継手50の斜視図を示す。この
図も実施の形態2と同様に手前側が感光体軸61a側、
奥側が駆動軸20側である。この軸継手50は駆動軸2
0の端部に設けられる第1係合部材51および感光体軸
61aに設けられる第2係合部材52により形成され
る。
【0040】第2係合部材52は、円柱状の本体52b
と本体52bの先端面中心から突設される先端を円錐状
にした係合軸52cが設けてある。この本体52bが第
(1)係合部材51に対する被係合部材を構成する。第1
係合部材51は、円柱状の本体先端に第2係合部材52
の本体52bが係合する、当該本体の外径よりもやや大
きな外径をもつ第1穴部51bが形成され、さらに、当
該第1穴部51bの底部中心に、第2係合部材52の係
合軸52cが係合する第2穴部51cが形成されてい
る。
【0041】そして、第1穴部51bの内周面には複数
の軸方向に平行な切り込みが入れてあって、これによ
り、第1穴部51bを形成する外壁は8つの押圧片51
aを構成する。第1係合部材51は弾性のある樹脂材料
で成形してあり各押圧片51aは軸心方向に屈曲可能な
弾性部材を形成する。また、押圧片の外周壁先端近傍に
は溝が形成してあり、この溝に形状記憶合金で形成され
たリング状の可変体51dが嵌合してある。この形状記
憶合金により形成される可変体51dは公知の熱処理に
より2方向性の可逆動作を行うものであって、ここで
は、60℃と20℃とでそれぞれ異なる形状を記憶して
いる。60℃の状態においては、リング状の可変体51
dは嵌合している押圧片51aを曲げることなく押圧片
51aの外壁に接するような内径をもつような形状を記
憶している。一方、20℃の状態においては、可変体5
1dはより小さな内径となるリング形状を記憶してお
り、この形状においては可変体51dは嵌合している押
圧片51aを押圧して、押圧片51aに囲まれる第1穴
部51bの内径を、前記第2係合部材52の本体52b
の外径よりもやや小さくする。
【0042】また、この可変体51dは一の直径の両端
部から導電線21a、21bが接続され、これを介して
可変体51dに電流が流れるようになっている。この電
流は可変体51dの温度がジュール熱によりほぼ60℃
となる程度の大きさとする。導電線21a、21bへの
給電方法は、実施の形態1における図6に示すのと同じ
方法を用いる。もっとも、ここでは可変体51dに電流
を流すのは感光体の着脱時に限られており駆動軸は回転
していないので、図6のようなブラシを用いた給電を行
わなくても給電は可能である。
【0043】このような構成を有する軸継手50を係合
させるには、まず、可変体51dに電流を流して可変体
51dを発熱させて、可変体51dが第1係合部材51
の押圧片51aの外周面を押圧しない大きさにしてお
く。これにより押圧片51aの内周面により形成される
第1穴部51bの内径は第2係合部材52の本体52b
の外径よりも大きくなるので、この状態で第1係合部材
51の第1穴部51bおよび第2穴部51cのそれぞれ
に、第2係合部材52の本体52bおよび係合軸52c
を挿入する。挿入した状態の斜視図を図17に示す。ま
た、この状態における係合部材51の縦断面を表した図
を図18に、図18における可変体51dの上部の断面
近傍の拡大図を図19に、図18におけるH−H断面図
を図20(a)に示す。図18〜20(a)に示すよう
に、この状態では、第1係合部材51の第1穴部51b
と第2係合部材52の本体52bとの間には隙間が生じ
ている。
【0044】それから、可変体51dへ電流を流すのを
中止し、可変体51dの温度が下がるのを待つ。する
と、可変体51dの温度は環境温度まで下がる。通常、
複写機はエアーコンディショナーにより室温がほぼ20
℃前後に保たれた室内で使用されるので、可変体51d
の温度は約20℃にまで下がる。なお、室温の変化量の
幅が大きい場合は、可変体51dの直径が小さくなる状
態を記憶する温度をやや高めに設定し、可変体51dに
流す電流を調整することにより温度を調整するようにし
てもよい。
【0045】これによって、可変体51dの直径が小さ
くなって第1係合部材51の押圧片51aの外周を押圧
して押圧片51aを図19の実線に示すような状態から
想像線で示すような状態へと変形させる。これにより図
20(a)の断面図は、図20(b)のような状態とな
る。この状態においては、押圧片51aの内周面により
第2係合部材52の本体52bの外周面が押圧されるこ
とで、しっかりと挟み込まれて固定される。即ち、常温
時において第1係合部材51と第2係合部材52は、が
たつくことなく係合することになる。従って、この状態
で駆動軸20を駆動して感光体を回転させると、スムー
ズな回動を得ることができる。
【0046】また、感光体を取り外す際には、可変体5
1dに電流を流して温度を60℃まで上昇させて可変体
51dの直径を大きくする。これにより、再び図18〜
図20(a)に示すような状態となり、第1係合部材5
1の第1穴部51bと第2係合部材52の本体52bと
の間に隙間ができるので、容易に第2係合部材52を第
1係合部材51から引き抜いて感光体を取り外すことが
できる。
【0047】このように、本実施の形態に係る軸継手で
も着脱を容易にして、駆動時の回転時にはがたつきを押
さえることが可能となる。なお、ここでは形状記憶合金
を常温で係合状態となる形状を記憶し、高温で非係合状
態となるような形状を記憶したが、これは、逆にするこ
ともできる。また、形状記憶合金への加熱も、直接電流
を流す場合に限られず間接的に放射熱や伝導熱により加
熱するようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上の説明より本発明は次のような効果
を奏する。即ち、本発明に係る感光体駆動装置では、軸
継手部分の係合部材のいずれか一方に設けてある形状記
憶合金でできた可変体が所定温度となった場合に、他方
の係合部材と係合することなるので感光体の駆動時に当
該所定温度となるようにして駆動させることにより、駆
動時にはしっかりと駆動軸と感光体軸を係合させてがた
つきを押さえることができる。一方、感光体を着脱する
際には、前記可変体の温度を前記所定温度からある程度
離れた別の温度にすることにより可変体を塑性変形させ
ることが容易になるので、可変体を塑性変形させること
で容易に感光体の着脱を行うことができる。
【0049】また、感光体駆動装置に感光体駆動時に前
記可変体の温度を前記所定の温度に調整する温度調整手
段を設けることで感光体駆動時における係合状態の調整
ができるようになり、確実に感光体駆動時のがたつきを
押さえることができる。さらに、前記被係合体を穴部に
より形成し、前記可変体が当該穴部に挿入され前記係合
状態となった場合に当該穴部とともに締まりばめを形成
するようにすると、係合状態におけるがたつきは完全に
無くなり、より滑らかな画像形成を行うことが可能とな
る。
【0050】それから、係合部材の少なくとも一方に、
係合凸部と係合凹部の係合している各側壁間を相対的に
押し合う方向へ力を加える押圧手段を設けた軸継手を有
する感光体駆動装置でも、感光体駆動時に当該押圧手段
により係合凸部と係合凹部の係合している各側壁間を相
対的に押し合う方向へ力を加えるようにすると、やはり
がたつきを押さえることができ、形成される画像の適正
化が図られる。また、感光体の着脱時には押圧力を解除
することで係合をよりゆるくすることができ、着脱の便
宜に資することができる。
【0051】前記押圧手段は、圧電素子又は超磁歪材料
の伸長力を用いて前記各側壁間を相対的に押し合う方向
へ力を加えるようにすると、非常に小さな部品により押
圧力を加えるようにすることができるので上記機能を持
つ軸継手の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る感光体駆動装置の軸継手の
一部破断斜視図である。
【図2】実施の形態1に係る感光体駆動装置の軸継手近
傍の正面図である。
【図3】(a)は図2におけるA−A断面図であり、
(b)は図2におけるB−B断面図であり、(c)は図
2におけるC−C断面図である。
【図4】(a)は図2における矢視Dを示す図であり、
(b)は(a)から第1係合部材が係合状態となったと
ころを示す図である。
【図5】(a)は係合状態における第1係合部材近傍の
縦断面図であり、(b)は(a)におけるE−E断面図
である。
【図6】第1係合部材への給電構造を示す斜視図であ
る。
【図7】第1係合部材と第2係合部材が係合した状態を
示す一部破断斜視図である。
【図8】第1係合部材の発熱部の他の例を示す第1係合
部材近傍の縦断面図である。
【図9】実施の形態2に係る感光体駆動装置の軸継手を
示す斜視図である。
【図10】磁界発生ユニットを本体に固定し、第1係合
部材と第2係合部材を係合した状態を示す斜視図であ
る。
【図11】磁界発生ユニットを本体に固定した状態にお
ける図9の矢視Fを示す図である。
【図12】図11におけるコイル近傍の部分拡大図であ
る。
【図13】実施の形態3に係る感光体駆動装置の軸継手
の斜視図である。
【図14】第1係合部材と第2係合部材を係合させた状
態を示す斜視図である。
【図15】図13における矢視Gを示す図である。
【図16】実施の形態4に係る感光体駆動装置の軸継手
50を示す斜視図である。
【図17】第1係合部材と第2係合部材を係合させた状
態を示す斜視図である。
【図18】第1係合部材と第2係合部材を係合させた状
態における縦断面図である。
【図19】図18における可変体上部の部分拡大図であ
る。
【図20】(a)は図18におけるH−H断面図であ
り、(b)は(a)の状態から可変体が係合状態となっ
た場合を示す図である。
【図21】複写機の一例を示す概念図である。
【図22】感光体を取り外した状態を示す斜視図であ
る。
【図23】(a)(b)ともに、従来の感光体駆動装置
の駆動軸と感光体との係合部分の例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
10、30、40、50 軸継手 11、31、41、51 第1係合部材 12、32、42、52 第2係合部材 20 駆動軸 31a、41a 係合凹部 31c 押圧体 32a、42a 係合凸部 33 磁界発生ユニット 41b 回動体 51a 押圧片 51d 可変体 52b 本体 61 感光体 61a 感光体軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源により回転する駆動軸端に固定さ
    れる第1係合部材と、感光体軸端に固定される第2係合
    部材とよりなる軸継手を有する感光体駆動装置であっ
    て、 前記第1係合部材又は前記第2係合部材のいずれか一方
    に、所定温度で所定の係合状態となるような形状を記憶
    した可変体を形状記憶合金により形成し、 前記第1係合部材又は前記第2係合部材の前記可変体を
    形成していない他方に、前記可変体が前記係合状態とな
    った第1係合部材又は第2係合部材の前記いずれか一方
    と係合する形状をもつ被係合体を形成したことを特徴と
    する感光体駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の感光体駆動装置に、さ
    らに、 感光体駆動時に前記可変体の温度を前記所定の温度に調
    整する温度調整手段を設けた感光体駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記被係合体が穴部により形成され、前
    記可変体が当該穴部に挿入され前記係合状態となった場
    合に当該穴部とともに締まりばめを形成する請求項1又
    は2に記載の感光体駆動装置。
  4. 【請求項4】 駆動源により回転する駆動軸端に固定さ
    れる係合凸部又は係合凹部を設けた第1係合部材と、前
    記係合凸部又は前記係合凹部に係合する係合凹部又は係
    合凸部を有する感光体軸端に固定される第2係合部材と
    よりなる軸継手を有する感光体駆動装置であって、 前記第1係合部材又は第2係合部材の少なくとも一方
    に、前記係合凸部と前記係合凹部の係合している各側壁
    間を相対的に押し合う方向へ力を加える押圧手段を設け
    たことを特徴とする感光体駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記押圧手段は、圧電素子又は超磁歪材
    料の伸長力を用いて前記各側壁間を相対的に押し合う方
    向へ力を加える請求項4に記載の感光体駆動装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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