JPH11159513A - ボルト締め付け確認具 - Google Patents

ボルト締め付け確認具

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JPH11159513A
JPH11159513A JP32935497A JP32935497A JPH11159513A JP H11159513 A JPH11159513 A JP H11159513A JP 32935497 A JP32935497 A JP 32935497A JP 32935497 A JP32935497 A JP 32935497A JP H11159513 A JPH11159513 A JP H11159513A
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Japan
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cap
bolt
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groove
detachably
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Shigeo Yajima
茂雄 矢嶋
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MEIYUU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ボルトの締めつけを容易に確認することがで
き、しかもボルトの緩みをも検知することができるボル
ト締め付け確認具を提供する。 【解決手段】多角形のボルト頭部に着脱自在に嵌合する
キャップと、該キャップに一体的若しくは別体として取
り付けたインジケータとを具備し、該インジケータの向
きによって、ボルト締めつけの有無及びボルトの緩みを
検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボルトの締め付
けを確認したり、ボルトの緩みを検知するボルト締め付
け確認具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、作業構台等の組み立てに於いて
は、図1に示すように、支柱1とアングルブレース2と
の連結に締付具3が使用されている。
【0003】この締付具3は、ボルト4を約3000k
gf・cmの力で締め付けて固定するものであるが、ボ
ルト4を締め付けたことを確認するのに、ボルト4にペ
ンキをスプレ−してマーキンングすることにより行って
いた。このペンキのスプレーは、スプレー缶等のマーカ
ーを保持し、吹き付け作業により行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高所作
業の場合は、スプレー缶等のマーカーを保持し、吹き付
け作業をすることが極めて困難であると共に、危険を伴
うものでもあった。そのため、吹き付けを省略したり、
忘れたりする場合があったが、この場合は締め忘れが生
じ、その結果、締付具3等が脱落する等の事故が発生す
る場合があった。
【0005】そればかりか、締め付けが不完全な場合
は、ボルト4が緩んでくる場合もあったが、従来法で
は、ボルトの緩みを検知することは不可能であった。そ
のため、法規上定められている点検(労働安全衛生規
則)作業が、確実に実施できない問題があった。
【0006】この発明は、このような点に着目してなさ
れたものであり、ボルトの締め付けを容易に確認するこ
とができ、しかもボルトの緩みをも検知することもでき
るボルト締め付け表示具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的に沿う本発明の
構成は、多角形のボルト頭部若しくはナットに着脱自在
に嵌合するキャップと、該キャップに一体的若しくは別
体として取り付けたインジケータとを具備し、該インジ
ケータの向きによって、ボルト締めつけの有無及びボル
トの緩みを検知することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図2〜図4は、本発明の実施例を示すものであ
り、キャップ5は多角形のボルトの頭部(通常は六角
頭)13に着脱自在(抜き差し自在)に嵌合する凹部1
2を有している。
【0009】キャップ5の外周には、インジケータ7と
着脱自在(抜き差し自在)に歯合する多数の溝6が形成
されている。この溝6は、滑り止めの作用をもするもの
である。
【0010】インジケータ7は、内周に多数の溝8を形
成したリング状取り付け部9と、該取り付け部9に一体
的に連設した指針10とから形成され、前記リング状取
り付け部の溝8を、前記キャップ5の外周に形成した溝
6に外嵌歯合させるようになっている。
【0011】キャップ5とインジケータ7とは、図2に
示すように、紐状体11で連結すると便利である。キャ
ップ5とインジケータ7とは、別々にプラスチックで成
形しても良いが、両者を紐状体11で連結したものを、
一体成形するのが好ましい。
【0012】上記実施例に於いては、指針10は、矢印
の形に形成されているが、これは必ずしもこのようでな
くとも良い。位置確認が遠方からでも認識できる大きさ
及び形状であれば良く、特に限定されない。
【0013】上記実施例では、キャップ5とインジケー
タ7とは、着脱自在に形成しているので、ボルトがどの
ような停止位置でも、指針10を常に一定の方向に向く
ように位置決めすることができる。
【0014】このような目的のため、キャップの溝6と
リング状取り付け部の溝8は、360等分〜60等分に
形成すると良い。このようにすれば、指針10の方向の
誤差範囲を1°〜10°にすることができる。更に好ま
しくは、360等分〜120等分に形成するのが良い。
【0015】しかしながら、キャップ5とインジケータ
7とを一体的に形成し、キャップ5をボルトの任意の位
置に押圧嵌合し得るようにしても良い。
【0016】また、キャップ5の上面に円形の凸部を形
成し、該凸部の外周に形成した溝に、上記と同様にイン
ジケータ7を着脱自在に装着し得るようにしても良い。
【0017】図5は、本発明の他の実施例を示すもので
あり、キャップ5の上面に円形の凹部を形成し、該凹部
に円形のインジケータ7を密嵌させた例を示す。インジ
ケータ7は、少なくとも60°(ボルトが六角頭の場
合)回動し得るようになっている。インジケータ7に
は、矢印の指針10が凹部若しくは凸部に形成されてい
【0018】図1〜図4に示す本発明の確認具を使用す
る場合、単にボルト締めつけ完了の確認であれば、キャ
ップ5だけを、ボルトに装着すれば良い。
【0019】緩みの検知まで必要であれば、キャップ5
に更にインジケータ7を装着する。この場合、インジケ
ータ7の指針10を一定方向(例えば下方)にするよう
にすれば、ボルトが緩んだ場合、指針10も一緒に回転
するので、ボルトの緩みを直ちに検知することができ
る。
【0020】図6は、ボルト16のネジ部に、ナット1
5を螺入して締めつけをする場合の実施例を示すもので
ある。
【0021】上記実施例の場合は、本発明のキャップ
5′の蓋部には、ボルト16が貫通する貫通穴14が形
成され、キャップ5′は、ナット15に嵌合装着するよ
うになっている。その他は、前記実施例と同様に構成さ
れている。
【0022】
【発明の効果】以上のべた如く、本発明によれば、ボル
トの締め付けの確認作業が極めて容易になるほか、締め
忘れを防止することができると共に、従来技術では解決
できなかったボルトの緩みをも検知することができる極
めて画期的な効果を奏する。また、本発明の器具を取り
付けることによって、法規上定められている点検作業に
ついても、確実に実施できるようになり、安全上非常に
有効な効果を奏する。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のボルトの固定方法を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明の確認具をボルトに装着した状態を示す
断面図である。
【図4】本発明の確認具をボルトに装着した状態を示す
平面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
5,5′ キャップ 6 キャップの外周に形成した溝 7 インジケータ 8 インジケータ取り付け部内周に形成し
た溝 9 リング状取り付け部 10 指針 11 紐状体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多角形のボルト頭部若しくはナットに着脱
    自在に嵌合するキャップと、該キャップに一体的に若し
    くは別体として取り付けたインジケータとを具備し、該
    インジケータの向きによって、ボルト締めつけの有無及
    びボルトの緩みを検知することを特徴とするボルト締め
    付け確認具。
  2. 【請求項2】前記インジケータを、内周に多数の溝を形
    成したリング状取り付け部と、該取り付け部に一体的に
    連設した指針とから形成し、前記リング状取り付け部の
    溝を、前記キャップの外周に形成した溝に外嵌螺合させ
    てなる請求項1に記載の確認具。
  3. 【請求項3】前記キャップと前記インジケータとを、紐
    状体で連結してなる請求項2に記載の確認具。
  4. 【請求項4】前記キャップの溝及び前記リング状取り付
    け部の溝が、60等分〜360等分に形成されている請
    求項2又は3に記載の確認具。
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