JPH11158616A - スパッタリング装置及びスパッタリング方法 - Google Patents

スパッタリング装置及びスパッタリング方法

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JPH11158616A
JPH11158616A JP32664097A JP32664097A JPH11158616A JP H11158616 A JPH11158616 A JP H11158616A JP 32664097 A JP32664097 A JP 32664097A JP 32664097 A JP32664097 A JP 32664097A JP H11158616 A JPH11158616 A JP H11158616A
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JP
Japan
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film
sputtering
magnetic head
forming material
magnetoresistive
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JP32664097A
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English (en)
Inventor
Koji Sasaki
浩司 佐々木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段差のある被成膜材の全面に対しても膜厚が
均一となるように成膜することができるスパッタリング
装置及びスパッタリング方法を提供する。 【解決手段】 スパッタリング装置1は、被成膜材9を
回転させる回転支持部材6と、被成膜材9の傾きを制御
する傾斜制御部材15とを備え、スパッタリングにより
被成膜材9上に薄膜を成膜する際に、回転支持部材6に
よって被成膜材9を回転させるとともに、傾斜制御部材
15によって当該被成膜材9の傾きを変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スパッタリング装
置及びそのスパッタリング装置を用いて薄膜形成するス
パッタリング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスパッタリング装置は、互いに対
向し一対の電極をなすカソード及びアノードと、カソー
ド上に配されるターゲット板と、アノード上に配される
基板とを、高真空状態となされた真空室内に備えてい
る。このようなスパッタリング装置によるスパッタリン
グ方法では、先ず、Ar雰囲気中にてカソード、すなわ
ちターゲット板に所定の負電位が印加される。すると、
一対の電極であるカソードとアノードとの間に電界が生
じてグロー放電が起こり、このグロー放電によりイオン
化したArガスがターゲット板上に叩きつけられる。そ
の結果、スパッタリング装置においては、上記ターゲッ
ト板からターゲット材料が原子等の状態となって叩き出
され、このターゲット材料がターゲット板と対向して配
された基板上に堆積して薄膜が形成される。
【0003】このようなスパッタリング方法は、膜厚制
御の簡便性から、様々な分野で薄膜形成の手段として用
いられている。
【0004】ところで、近年、磁気記録は、益々高密度
化が進んでおり、これに対応するために、従来から広く
使用されているバルク型の磁気ヘッドに比べて、狭トラ
ック化、低インダクタンス化、転送速度の高速化等の面
において有利な薄膜磁気ヘッドの需要が伸びてきてい
る。
【0005】この薄膜磁気ヘッドの中でも、更なる高記
録密度化に好適な磁気ヘッドとして、インダクティブ型
薄膜磁気ヘッドと磁気抵抗効果型磁気ヘッドとを組み合
わせた複合型の磁気ヘッドが開発されている。この磁気
ヘッドは、インダクティブ型薄膜磁気ヘッドを用いて情
報信号の記録を行い、磁気抵抗効果型磁気ヘッドを用い
て情報信号の再生を行うものである。
【0006】ここで、図29は、上記磁気抵抗効果型磁
気ヘッドの一例を示す断面図である。図30は、図29
中の範囲Xを拡大した断面図である。上述の磁気抵抗効
果型磁気ヘッドは、図29に示すように、軟磁性材料か
らなり下層シールドの働きを兼ねる基板300上に、非
磁性絶縁体からなる第1の絶縁体膜301、磁気抵抗効
果素子302、非磁性絶縁体からなる第2の絶縁体膜3
03、軟磁性材料からなる軟磁性膜304、保護膜30
5が順次積層形成されている。なお、ここでは、端子等
は省略しているが、この磁気抵抗効果型磁気ヘッドに
は、図示しない外部接続用端子やセンス電流用端子等も
形成されている。
【0007】そして、このような磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドの製造方法においても、成膜方法の一つとして上述
したスパッタリング方法が利用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のスパ
ッタリング装置によるスパッタリング方法では、被成膜
材上に薄膜を成膜する場合、その被成膜材の成膜面に段
差があると、被成膜材の全面において膜厚が均一となる
ように成膜することが難しかった。
【0009】例えば、上述の磁気抵抗効果型磁気ヘッド
では、磁気抵抗効果素子302上の第2の絶縁体膜30
3を従来のスパッタリング方法で形成する場合、図30
に示すように、この磁気抵抗効果素子302のエッジ部
分302a上に第2の絶縁体膜303が成膜されにく
く、磁気抵抗効果素子302のエッジ部分302aや側
面を含む全面に、第2の絶縁体膜303を均一に成膜す
ることができなかった。
【0010】そのため、この磁気抵抗効果型磁気ヘッド
においては、磁気抵抗効果素子302のエッジ部分30
2aと第2の絶縁体膜303上に形成される第2の軟磁
性膜304との接触が起きやすくなってしまった。つま
り、磁気抵抗効果素子302のエッジ部分302aと、
第2の絶縁体膜303が薄いために凸状となされた第2
の軟磁性膜304の凸部304aとが接触しやすくなっ
た。
【0011】その結果、この磁気抵抗効果型磁気ヘッド
は、電気的絶縁性の制御が困難となり、このため出力の
安定化も困難となって信頼性の点で不十分となってしま
った。
【0012】そこで、本発明は、従来の実情に鑑みて提
案されたものであり、被成膜材の全面において膜厚が均
一となるように成膜することができるスパッタリング装
置及びスパッタリング方法を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために完成された本発明に係るスパッタリング装置は、
被成膜材を回転させる回転手段と、上記被成膜材の傾き
を制御する傾斜制御手段とを備え、スパッタリングによ
り被成膜材上に薄膜を成膜する際に、上記回転手段によ
って被成膜材を回転させるとともに、傾斜制御手段によ
って当該被成膜材の傾きを変化させることを特徴とする
ものである。
【0014】上記スパッタリング装置は、上記薄膜とし
て、磁気抵抗効果型磁気ヘッドの磁気抵抗効果素子を被
覆する非磁性絶縁体膜を成膜する際に特に好適である。
【0015】以上のように構成された本発明に係るスパ
ッタリング装置では、スパッタリングを行う際に、上記
回転手段により被成膜材を回転させるとともに、上記傾
斜制御手段により当該被成膜材の傾きを変化させるた
め、被成膜材の被成膜面に段差がある場合でも、この段
差部分にもターゲット原料を十分堆積させることが可能
となり、被成膜材の全面がほぼ均一な膜厚に成膜され
る。
【0016】特に、磁気抵抗効果型磁気ヘッドを製造す
る場合に、上述の本発明に係るスパッタリング装置によ
り非磁性絶縁体膜を成膜するようにすることにより、こ
の非磁性絶縁体膜が均一に成膜される。
【0017】また、上述した目的を達成するために完成
された本発明に係るスパッタリング方法は、被成膜材上
にスパッタリングにより薄膜を成膜する際に、被成膜材
を回転させるとともに、当該被成膜材の傾きを変化させ
ることを特徴とするものである。
【0018】上記スパッタリング方法は、上記薄膜とし
て、磁気抵抗効果型磁気ヘッドの磁気抵抗効果素子を被
覆する非磁性絶縁体膜を成膜する際に特に好適である。
【0019】以上のように構成された本発明に係るスパ
ッタリング方法では、スパッタリングを行う際に、上記
被成膜材が回転されるとともに、当該被成膜材の傾きが
変化されるため、被成膜材の被成膜面に段差がある場合
でも、この段差部分にもターゲット原料を十分堆積させ
ることが可能となり、被成膜材の全面がほぼ均一な膜厚
に成膜される。
【0020】特に、磁気抵抗効果型磁気ヘッドを製造す
る場合に、上述の本発明に係るスパッタリング方法によ
り非磁性絶縁体膜を成膜するようにすることにより、こ
の非磁性絶縁体膜が均一に成膜される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】本発明を適用したスパッタリング装置につ
いて以下に詳細を説明する。図1は、本発明を適用した
スパッタリング装置を示すものである。
【0023】本発明を適用したスパッタリング装置1
は、内部が高真空状態となされている真空チャンバー2
内に、図示しないプラズマ放電用の電源と電源ライン3
を介して接続されているカソード部材4と、上記カソー
ド部材4と所定距離をもって対向配置され被成膜材を保
持する保持部材5と、上記保持部材5を回転自在に支持
する回転支持部材6とを備える。
【0024】また、スパッタリング装置1の真空チャン
バー2の側壁部には、Arガス等のガス導入口13とガ
ス排気口14とが設けられている。これらガス導入口1
3及びガス排気口14により、真空チャンバー2の内部
が所定の高真空状態となされている。
【0025】回転支持部材6は、保持部材5を支持しな
がら図示しない駆動源により図中R方向に回転するよう
になされている。
【0026】保持部材5は、真空チャンバー2の上面に
配設された回転支持部材6により回転自在に支持され、
カソード部材4と所定距離をもって対向配置されてい
る。この保持部材5には、カソード部材4と対向する面
に正電極として機能するアノード部材7が設けられてい
る。この保持部材5に設けられたアノード部材7は、カ
ソード部材4とともに一対の電極をなしている。そし
て、スパッタリングする際には、被成膜材9を、保持部
材5に設けられたアノード部材7上に配設して固定させ
る。
【0027】また、本発明に用いられる保持部材5内の
回転支持部材6との接合部には、傾斜制御部材15が設
けられている。この傾斜制御部材15は、被成膜材9を
任意の傾斜に傾けることができる。そして、この傾斜制
御部材15により、被成膜材9をスパッタリングする際
に、図2に示すように、被成膜材9がカソード部材4、
詳しくは後述するターゲット板10に対してなす角度θ
を所定の角度に変化させることができる。ここで、角度
θは、被成膜材に段差がある場合、この段差の大きさに
依存するが、約50°以下とすることが好ましい。
【0028】よって、本発明を適用したスパッタリング
装置1では、保持部材5上に固定された被成膜材9を回
転支持部材6により回転支持するとともに、傾斜制御部
材15により基板9を傾けて当該基板9のターゲット板
10に対してなす角θを変化させながら、被成膜材9を
スパッタリングすることができる。つまり、スパッタリ
ング装置1では、被成膜材9を回転させながら、被成膜
材9のスパッタリングされる成膜面の傾きを適宜変える
ことができる。
【0029】カソード部材4は、真空チャンバー2の底
部に設けられている。このカソード部材4は、ターゲッ
ト材料よりなるターゲット板10と、このターゲット板
10が載置固定されるバッキングプレート11と、この
バッキングプレート11の背後に配された磁石部材12
とを主に備える。
【0030】ターゲット板10は、負電極として機能す
るSi等のターゲット材料から構成され、上記アノード
部材7と一対の電極を構成する。このターゲット板10
に所定の負電位を印加すると、カソード部材4、詳しく
はターゲット板10が負電極として働くとともに、アノ
ード部材7が正電極として働く。そして、ターゲット板
10とアノード部材7との間に電界が生じてグロー放電
が起こり、真空チャンバー2内のArガスがプラズマ状
態のイオンにイオン化される。そして、このイオンがタ
ーゲット板10に叩きつけられ、ターゲット板10から
ターゲット材料が原子や分子の状態で飛び出して、ター
ゲット板10と対向する位置に配された基板9上に堆積
される。なお、このターゲット板10は、加工処理の容
易さから、平面長方形とすることが好ましい。
【0031】磁石部材12は、カソード部材4とアノー
ド部材7との間に生じる電界と直交する方向に所定の磁
界を発生させるものである。これにより、スパッタリン
グの効率を上げ、上記基板9上における成膜速度を大き
くすることができる。なお、この磁石部材12は、中央
に円柱状のマグネットを配し、その外側に所定の距離を
有してリング状のマグネットが配されている。
【0032】バッキングプレート11は、例えば、銅か
らできた板であり、ターゲット板10がボンディング処
理により被着されている。
【0033】以上のように構成された本発明を適用した
スパッタリング装置1を用いてスパッタリングを行う方
法としては、先ず、上記真空チャンバー2内をガス排気
口14により十分良好な真空状態である約1Pa以下と
する。その後、ガス導入口13により、真空チャンバー
2内にスパッタガスとしてAr+N2ガスを所定の圧力
となるまで導入する。次に、この状態にて図示しない電
源によりバッキングプレート11及びターゲット板10
に所定の負電位を印加する。
【0034】すると、一対の電極を構成するターゲット
板10とアノード部材7との間に電界が生じ、グロー放
電が起こって、Arガスがイオン化されてプラズマ状の
イオンが生じる。そして、このイオン化したガスがター
ゲット板10上に叩きつけられ、このターゲット板10
からターゲット材料の分子や原子等が叩き出される。
【0035】最終的に、この叩き出されたターゲット材
料がターゲット板10と対向して配設されている被成膜
材9上に堆積して、当該被成膜材9上に薄膜が成膜され
る。
【0036】このとき、本発明を適用したスパッタリン
グ装置1では、被成膜材9を回転支持部材6により回転
するとともに、保持部材5に設けられた傾斜制御部材1
5により基板9の傾きを変化させながらスパッタリング
が行われる。
【0037】したがって、このスパッタリング装置1で
スパッタリングを行うと、被成膜材9の被成膜面に段差
がある場合でも、段差部分にターゲット材料を十分堆積
させることができるため、被成膜材9の被成膜面の全面
において均一な膜厚の薄膜を形成することができる。
【0038】つぎに、上述の本発明を適用したスパッタ
リング装置1を用いて磁気抵抗効果型磁気ヘッドを製造
する方法を説明する。図3〜図28は、磁気抵抗効果型
磁気ヘッドを製造する工程を示す図である。
【0039】この磁気抵抗効果型磁気ヘッドを作製する
際は、先ず、例えば、図3及び図4に示すような直径3
インチの円盤状の基板102を用意し、この基板102
の表面に対して鏡面加工を施す。この基板102上に
は、以下に説明するように、磁気ヘッド素子が多数形成
される。そして、磁気ヘッド素子が形成された基板10
2を切り分けることにより、最終的に多数の磁気抵抗効
果型磁気ヘッドが得られる。この基板102は、磁気ヘ
ッド素子の下層シールドを兼ねるものであり、その材料
には、高硬度の軟磁性材料を用いる。具体的には、例え
ば、Ni−ZnフェライトやMn−Znフェライトが好
適である。
【0040】次に、図5及び図6に示すように、基板1
02上に、磁気ヘッド素子の下層ギャップとなる非磁性
非導電性の第1の絶縁体膜111を、スパッタリングに
より成膜する。ここで、第1の絶縁体膜111の材料に
は、絶縁特性や耐摩耗性等の観点から、Al23が好適
である。なお、この第1の絶縁体膜111の膜厚は、記
録信号の周波数等に応じて適切な値に設定すれば良く、
具体的には、例えば190nm程度とする。
【0041】次に、図7及び図8に示すように、第1の
絶縁体膜111上に、SAL(SoftAdjacent Layer)バ
イアス方式の磁気抵抗効果素子を構成する薄膜112
(以下、磁気抵抗効果素子用薄膜112と称する。)を
成膜する。
【0042】具体的には、磁気抵抗効果素子用薄膜11
2は、例えば、Ta(5nm)/NiFeNb(43n
m)/Ta(5nm)/NiFe(40nm)/Ta
(1nm)を、この順にスパッタリングにより成膜して
形成する。この場合は、NiFeが、磁気抵抗効果を有
する軟磁性膜であり、磁気抵抗効果素子の感磁部とな
る。また、NiFeNbが、NiFeに対してバイアス
磁界を印加するための軟磁性膜、いわゆるSAL膜とな
る。
【0043】なお、磁気抵抗効果素子の材料や膜厚は、
上記の例に限るものではなく、システムの要求等に応じ
て適切なものを用いるようにすれば良い。また、磁気抵
抗効果素子として、複数の薄膜を積層することにより、
より大きな磁気抵抗効果を得られるようにした巨大磁気
抵抗効果素子を使用するようにしても良い。
【0044】次に、磁気抵抗効果素子の動作の安定化を
図るために、図9〜図11に示すように、各磁気ヘッド
素子毎に2つの矩形状の永久磁石膜113a,113b
をフォトリソグラフィ技術を用いて、磁気抵抗効果素子
用薄膜112に埋め込む。なお、図10及び図11、並
びに後掲する図12〜図26は、1つの磁気ヘッド素子
に対応する部分、すなわち図9中の円Bの部分を拡大し
て示している。
【0045】この永久磁石膜113a,113bは、例
えば、長軸方向の長さt3を約50μm、短軸方向の長
さt4を約10nmとして、2つの永久磁石膜113
a,113bの間隔t5を約5μmとする。これら2つ
の永久磁石膜113a,113bの間隔t5が、最終的
には、磁気抵抗効果素子のトラック幅になる。すなわ
ち、本例では、磁気抵抗効果素子のトラック幅が約5μ
mとなる。ただし、トラック幅は、上記の例に限られる
ものではなく、システムの要求等に応じて、適切な値に
設定するようにすればよい。
【0046】このような永久磁石膜113a,113b
を埋め込む際は、例えば、先ず、フォトレジストによ
り、各磁気ヘッド素子毎に2つの長方形の開口部を有す
るマスクを形成する。次に、エッチングを施して、開口
部に露呈していた磁気抵抗効果素子用薄膜112を除去
する。なお、ここでのエッチングは、ドライ方式でもウ
ェット方式でも構わないが、加工のしやすさ等を考慮す
ると、イオンエッチングが好適である。次に、永久磁石
膜をスパッタリング等により成膜する。なお、永久磁石
膜113の材料としては、保磁力が1000[Oe]以
上ある材料が好ましいため、例えば、CoNiPtやC
oCrPt等が好適である。その後、マスクとなってい
たフォトレジストを、当該フォトレジスト上に成膜され
た永久磁石膜とともに除去する。これにより、図9〜図
11に示したように、所定パターンの永久磁石膜113
a,113bが磁気抵抗効果素子用薄膜112に埋め込
まれた状態となる。
【0047】次に、フォトリソグラフィ技術を用いて、
図12及び図13に示すように、最終的に磁気抵抗効果
素子として動作する部分(以下、磁気抵抗効果素子と称
する。)112aを残して、磁気抵抗効果素子用薄膜1
12をエッチングする。なお、このとき、当該磁気抵抗
効果素子112aにセンス電流を供給するための端子と
なる部分112b,112cも残しておく。
【0048】具体的には、例えば、先ず、フォトレジス
トにより、各磁気ヘッド素子毎に、磁気抵抗効果素子1
12aと、磁気抵抗効果素子112aにセンス電流を供
給するための端子となる部分112b,112cとに開
口部を有するマスクを形成する。次に、エッチングを施
して、開口部に露呈していた磁気抵抗効果素子用薄膜1
12を除去する。なお、ここでのエッチングは、ドライ
方式でもウエット方式でも構わないが、加工のしやすさ
等を考慮すると、イオンエッチングが好適である。その
後、マスクとなっていたフォトレジストを除去すること
により、図12及び図13に示したように、磁気抵抗効
果素子用薄膜112のうちの、磁気抵抗効果素子112
aと、当該磁気抵抗効果素子112aにセンス電流を供
給するための端子となる部分112b,112cとが残
された状態となる。
【0049】なお、磁気抵抗効果素子112aの幅t6
は、例えば約4μmとする。この幅t6は、最終的に
は、磁気抵抗効果素子112aのテープ摺動面側の端部
から他端までの長さ、すなわちデプス長dに相当する。
したがって、本例では、磁気抵抗効果素子112aのデ
プス長dは約4μmとなる。ただし、デプス長dは、上
記の例に限るものではなく、システムの要求等に応じ
て、適切な値に設定するようにすればよい。また、端子
となる部分112b,112cについては、例えば、そ
れぞれの長さt7を約2mmとし、それぞれの幅t8を
約80μmとし、それらの間隔t9を約40μmとす
る。
【0050】次に、フォトリソグラフィ技術を用いて、
図14及び図15に示すように、磁気抵抗効果素子11
2aにセンス電流を供給するための端子となる部分11
2b,112cを、より電気抵抗の小さい導電膜に置き
換えて、電気抵抗効果素子112aにセンス電流を供給
するための端子114a,114bを形成する。
【0051】具体的には、先ず、フォトレジストによ
り、端子となる部分112b,112cに開口部を有す
るマスクを形成する。次に、エッチングを施して、開口
部に露呈している部分、すなわち端子となる部分112
b,112cに残されていた磁気抵抗効果素子用薄膜1
12を除去する。次に、フォトレジストのマスクをその
まま残した状態で、その上に導電膜を成膜する。ここ
で、導電膜は、例えば、Ti(15nm)/Cu(70
nm)/Ti(15nm)をこの順にスパッタリングに
より順次成膜して形成する。その後、マスクとなってい
たフォトレジストを、当該フォトレジスト上に成膜され
た導電膜とともに除去する。これにより、図14及び図
15に示したように、導電膜からなる端子114a,1
14bが形成された状態となる。
【0052】次に、図16、図17及び図18に示すよ
うに、本発明を適用したスパッタリング装置1を用いて
スパッタリングを行い、磁気ヘッド素子の上層ギャップ
となる第2の絶縁体膜115を形成する。つまり、基板
112を保持部材5に固定し、回転支持部材6により回
転するとともに、保持部材5に設けられた傾斜制御部材
15により基板112の傾きを変えてスパッタリングを
行う。
【0053】このとき、スパッタリング装置1において
は、先ず、真空チャンバー2内がガス排気口14により
十分良好な真空状態である約1Pa以下とされた後、ガ
ス導入口13により、真空チャンバー2内にスパッタガ
スとしてAr+N2ガスが所定の圧力となるまで導入さ
れる。次に、この状態にて図示しない電源によりバッキ
ングプレート11及びターゲット板10に所定の負電位
が印加される。
【0054】すると、一対の電極を構成するターゲット
板10とアノード部材7との間に電界が生じ、グロー放
電が起こって、Arガスがイオン化されてプラズマ状の
イオンが生じる。そして、このイオン化したガスがター
ゲット板10上に叩きつけられ、このターゲット板10
からターゲット材料の分子や原子等が叩き出される。
【0055】最終的に、この叩き出されたターゲット材
料がターゲット板10と対向して配設されている磁気抵
抗効果素子112a、第1の絶縁体膜111、永久磁石
膜113a,113b及び端子114a,114b上に
堆積して、第2の絶縁体膜115が成膜される。
【0056】これにより、図18に示すように、磁気抵
抗効果素子112aのエッジ部112a1上においても
膜厚が薄くならないように成膜することができ、第2の
絶縁体膜115を全面において膜厚が均一となるように
成膜することができる。
【0057】したがって、本発明を適用したスパッタリ
ング方法を用いて磁気抵抗効果型磁気ヘッドの絶縁体膜
115を成膜すると、絶縁体膜115が均一に成膜され
るため、絶縁性が向上される。つまり、絶縁体膜115
が均一に成膜されるので、磁気抵抗効果素子112aと
絶縁体膜115を被覆する後述する軟磁性膜116との
接触を防ぐことができ、電気的絶縁性が向上して、磁気
抵抗効果型磁気ヘッドの出力安定化を実現可能とし、結
果的に高信頼性を得ることができる。
【0058】ここで、第2の絶縁体膜115の材料に
は、絶縁特性や耐磨耗性等の観点から、Al23等が好
適である。また、この第2の絶縁体膜115の膜厚は、
記録信号の周波数等に応じて適切な値に設定すればよ
く、具体的には、例えば180nm程度となる。
【0059】次に、図19、図20及び図21に示すよ
うに、上層シールドとなる軟磁性膜116を成膜する。
【0060】具体的には、例えば、先ず、メッキ下地膜
となるNiFeを、膜厚が10nm程度となるように、
全面にスパッタリング等により成膜する。次に、フォト
レジストにより、上層シールドを形成する部分に開口部
を有するマスクを形成する。次に、NiFeを磁場中で
メッキする。次に、マスクとなっていたフォトレジスト
を、当該フォトレジスト上に成膜されたNiFeととも
に除去する。その後、不要部分に成膜されたメッキ下地
膜をエッチングして除去する。これにより、図19、図
20及び図21に示したように、NiFeからなる軟磁
性膜116が、磁気ヘッド素子の上層シールドとして、
所定の位置に形成された状態となる。
【0061】なお、上層シールドとなる軟磁性膜116
の材料には、磁気抵抗効果素子等を構成する膜に影響を
与えないものであれば、NiFe以外も使用可能であ
る。また、その形成方法も、上述のようなメッキ法以外
によるものであってもよく、例えば、スパッタリングや
蒸着等によって形成するようにしてもよい。
【0062】なお、この軟磁性膜116を成膜する領域
は、例えば、略長方形状とし、磁気抵抗効果素子112
aの長軸方向に対して平行な方の辺の長さt10を約2
50μmとし、磁気抵抗効果素子112aの長軸方向に
対して垂直な方の辺の長さt11を約100μmとす
る。
【0063】次に、フォトリソグラフィ技術を用いて、
図22及び図23に示すように、外部回路と接続するた
めの外部接続端子117a,117bを、上記端子11
4a,114bの端部上に形成する。
【0064】具体的には、例えば、先ず、フォトレジス
トにより、外部接続端子117a,117bとなる部分
に開口部を有するマスクを形成する。次に、エッチング
を施して、開口部に露呈している部分、すなわち外部接
続端子117a,117bとなる部分の第2の絶縁体膜
115を除去し、上記端子114a,114bの端部を
露出させる。次に、フォトレジストのマスクをそのまま
残した状態で、その上に導電膜を成膜する。ここで、導
電膜は、例えば、硫酸銅溶液を用いた電解メッキによ
り、Cuを6μm程度の膜厚となるように形成する。な
お、この導電膜の形成方法は、他の膜に影響を与えない
ものであれば、電解メッキ以外の方法でもよい。
【0065】その後、マスクとなっていたフォトレジス
トを、当該フォトレジスト上に成膜された導電膜ととも
に除去する。これにより、図22及び図23に示したよ
うに、外部接続端子117a,117bが形成された状
態となる。
【0066】なお、この外部接続端子117a,117
bの長さt12は、例えば約50μmとする。また、こ
の外部接続端子117a,117bの幅t13は、上記
端子114a,114bの幅t8と同じであり、例えば
約80μmとなる。
【0067】次に、磁気ヘッド素子全体を外部と遮断す
るため、図24、図25及び図26に示すように、上面
に保護膜118を形成する。具体的には、例えば、スパ
ッタリングにより、Al23を4μm程度の膜厚となる
ように形成する。なお、この保護膜118の材料は、非
磁性非導電性の材料であれば、Al23以外も使用可能
であるが、耐環境性や耐磨耗性等を考慮すると、Al2
3が好適である。また、この保護膜18の形成方法
は、スパッタリング以外の方法によるものであってもよ
く、例えば、蒸着等によって形成するようにしてもよ
い。
【0068】そして、図25及び図26に示すように、
外部接続端子117a,117bが表面に露出するま
で、全面に被覆した保護膜118を研磨する。ここでの
研磨は、例えば、粒径が約2μmのダイヤモンド砥粒に
より、外部接続端子117a,117bの表面が露出す
るまで大まかに研磨した後、シリコン砥粒によるバフ研
磨を施して、表面を鏡面状態に仕上げるようにする。
【0069】以上の工程で、図27に示すように、基板
2上に磁気ヘッド素子103を形成する薄膜工程が完了
し、基板2上に多数の磁気ヘッド素子103が形成され
た状態となる。そして、多数の磁気ヘッド素子103が
形成された基板102を切り分けて所定の加工を施すこ
とにより、図28に示すような磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ドが得られる。
【0070】なお、本発明を適用したスパッタリング装
置によるスパッタリング方法は、上述したように磁気抵
抗効果型磁気ヘッド製造時の第2の絶縁体膜115に限
らず、段差のある被成膜材に対して、均一な膜厚となる
ように成膜することが可能である。
【0071】また、以上の説明では、磁気抵抗効果型磁
気ヘッドからなる再生専用の磁気ヘッドを作製する例を
挙げたが、本発明は磁気抵抗効果型磁気ヘッドとインダ
クティブ型磁気ヘッドとを積層した記録再生用の磁気ヘ
ッドを作製する際にも適用可能である。
【0072】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るスパッタリング装置によれば、スパッタリングを行う
際に、回転手段により被成膜材を回転させるとともに、
傾斜制御手段により当該被成膜材の傾きを変化させるた
め、被成膜材の被成膜面に段差がある場合でも、この段
差部分にもターゲット原料を十分堆積させることが可能
となり、被成膜材の全面に薄膜がほぼ均一な膜厚に成膜
される。
【0073】特に、磁気抵抗効果型磁気ヘッドを製造す
る場合に、上述の本発明に係るスパッタリング装置によ
り非磁性絶縁体膜を成膜することにより、この非磁性絶
縁体膜が均一に成膜され、電気的絶縁性を向上させるこ
とができ、結果的に出力の更なる安定化が図られて高信
頼性の得られる磁気抵抗効果型磁気ヘッドを提供するこ
とができる。
【0074】また、以上詳細に説明したように、本発明
に係るスパッタリング方法では、スパッタリングを行う
際に、被成膜材が回転されるとともに、当該被成膜材の
傾きが変化されるため、被成膜材の被成膜面に段差があ
る場合でも、この段差部分にもターゲット原料を十分堆
積させることが可能となり、被成膜材の全面に薄膜がほ
ぼ均一な膜厚に成膜される。
【0075】特に、磁気抵抗効果型磁気ヘッドを製造す
る場合に、上述の本発明に係るスパッタリング方法によ
り非磁性絶縁体膜を成膜することにより、この非磁性絶
縁体膜が均一に成膜され、電気的絶縁性を向上させるこ
とができ、結果的に出力の更なる安定化が図られて高信
頼性の得られる磁気抵抗効果型磁気ヘッドを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したスパッタリング装置の一例を
示す模式図である。
【図2】図1に示すスパッタリング装置における回転支
持部材と保持部材の動作を説明する模式図である。
【図3】磁気ヘッドの製造工程において用いられる基板
を示す平面図である。
【図4】図3中のX−X0線における断面を示す断面図
である。
【図5】磁気ヘッドの製造工程における表面上に第1の
絶縁体膜が形成された基板を示す平面図である。
【図6】図5中のX1−X2線における断面を示す断面図
である。
【図7】磁気ヘッドの製造工程における第1の絶縁体膜
上に磁気抵抗効果用薄膜が形成された基板を示す平面図
である。
【図8】図7中のX3−X4線における断面を示す断面図
である。
【図9】磁気ヘッドの製造工程における第1の絶縁体層
上に永久磁石膜が形成された基板を示す平面図である。
【図10】1つの磁気ヘッド素子に形成された永久磁石
膜を示す平面図である。
【図11】図10中のX5−X6線における断面を示す断
面図である。
【図12】磁気ヘッドの製造工程における磁気抵抗効果
用薄膜をエッチングして磁気抵抗効果素子が形成された
基板を示す平面図である。
【図13】図12中のX7−X8線における断面を示す断
面図である。
【図14】磁気ヘッドの製造工程におけるセンス電流を
供給するための端子が形成された基板を示す平面図であ
る。
【図15】図14中のX9−X10線における断面を示す
断面図である。
【図16】磁気ヘッドの製造工程における磁気抵抗効果
素子上に第2の絶縁体膜が形成された基板を示す平面図
である。
【図17】図16中のX11−X12線における断面を示す
断面図である。
【図18】図16中のY1−Y2線における断面を示す断
面図である。
【図19】磁気ヘッドの製造工程における第2の絶縁体
膜の一部上に軟磁性膜が形成された基板を示す平面図で
ある。
【図20】図19中のX13−X14線における断面を示す
断面図である。
【図21】図19中のY3−Y4線における断面を示す断
面図である。
【図22】磁気ヘッドの製造工程における外部接続端子
が形成された基板を示す平面図である。
【図23】図22中のX15−X16線における断面を示す
断面図である。
【図24】磁気ヘッドの製造工程における第2の絶縁体
膜上の一部に保護膜が形成された基板を示す平面図であ
る。
【図25】図24中のX17−X18線における断面を示す
断面図である。
【図26】図24中のY5−Y6線における断面を示す断
面図である。
【図27】磁気ヘッドの製造工程における基板上に多数
の磁気ヘッド素子が形成された様子を示す平面図であ
る。
【図28】磁気抵抗効果型磁気ヘッドの一例を示す断面
図である。
【図29】従来の磁気ヘッドの一例を示す断面図であ
る。
【図30】図29中の範囲Xを拡大して示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 スパッタリング装置、 4 カソード部材、 5
基板保持部材、 6回転支持部材、 7 アノード部
材、 9,102 基板、 10 ターゲット板、 1
00 磁気ヘッド、 111 第1の絶縁体膜、 11
2 磁気抵抗効果素子用薄膜、 112a 磁気抵抗効
果素子、115 第2の絶縁体膜、 116 軟磁性
膜、 118 保護膜
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図30
【補正方法】変更
【補正内容】
【図30】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被成膜材を回転させる回転手段と、 上記被成膜材の傾きを制御する傾斜制御手段とを備え、 スパッタリングにより上記被成膜材上に薄膜を成膜する
    際に、上記回転手段によって上記被成膜材を回転させる
    とともに、上記傾斜制御手段によって当該被成膜材の傾
    きを変化させることを特徴とするスパッタリング装置。
  2. 【請求項2】 上記薄膜は、磁気抵抗効果型磁気ヘッド
    の磁気抵抗効果素子を被覆する非磁性絶縁体膜であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のスパッタリング装置。
  3. 【請求項3】 被成膜材上にスパッタリングにより薄膜
    を成膜する際に、 上記被成膜材を回転させるとともに、当該被成膜材の傾
    きを変化させることを特徴とするスパッタリング方法。
  4. 【請求項4】 上記薄膜は、磁気抵抗効果型磁気ヘッド
    の磁気抵抗効果素子を被覆する非磁性絶縁体膜であるこ
    とを特徴とする請求項3記載のスパッタリング方法。
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