JPH11158183A - ヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン類の製造法 - Google Patents
ヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン類の製造法Info
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- JPH11158183A JPH11158183A JP10271395A JP27139598A JPH11158183A JP H11158183 A JPH11158183 A JP H11158183A JP 10271395 A JP10271395 A JP 10271395A JP 27139598 A JP27139598 A JP 27139598A JP H11158183 A JPH11158183 A JP H11158183A
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- dione
- mmol
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ビオチン中間体の製造法を提供すること。
【解決手段】 一般式(1)
(式中、Rは、低級アルキル基、アルケニル基、アリー
ル基またはアラルキル基を示す。ここでアルキル基、ア
ルケニル基、アリール基またはアラルキル基はそれぞれ
アルキル基、アルコキシル基、ニトロ基もしくはハロゲ
ン原子で置換されていてもよい。)で示されるヘキサヒ
ドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン
類と硫化水素とを塩基性化合物および硫黄の存在下、反
応させる一般式(2) (式中、Rは、前記と同じ意味を表す。)で示されるヘ
キサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン類の製造法。
ル基またはアラルキル基を示す。ここでアルキル基、ア
ルケニル基、アリール基またはアラルキル基はそれぞれ
アルキル基、アルコキシル基、ニトロ基もしくはハロゲ
ン原子で置換されていてもよい。)で示されるヘキサヒ
ドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン
類と硫化水素とを塩基性化合物および硫黄の存在下、反
応させる一般式(2) (式中、Rは、前記と同じ意味を表す。)で示されるヘ
キサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン類の製造法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘキサヒドロチエ
ノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン類の製
造法に関するものである。さらに詳しくは、ビオチン
(ビタミンH)の中間体として有用なヘキサヒドロチエ
ノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン類の製
造法に関するものである。
ノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン類の製
造法に関するものである。さらに詳しくは、ビオチン
(ビタミンH)の中間体として有用なヘキサヒドロチエ
ノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン類の製
造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ヘキサヒドロフロ[3,4−d]
イミダゾール−2,4−ジオン類を原料としてヘキサヒ
ドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオ
ン類を製造する方法としては、ヘキサヒドロフロ[3,
4−d]イミダゾール−2,4−ジオン類をチオ酢酸ア
ルカリ金属塩と反応させる方法(HelveticaC
himica Acta,53,991−999(19
70))(以下A法と略称する)、チオアミド類と反応
させる方法(特公昭62−7196号公報)(以下B法
と略称する)、水硫化アルカリと反応させる方法(特公
昭51−17557号公報)(以下C法と略称する)、
キサントゲン酸アルカリ金属塩と反応させる方法(特開
平8−217779号公報)(以下D法と略称する)等
が知られている。
イミダゾール−2,4−ジオン類を原料としてヘキサヒ
ドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオ
ン類を製造する方法としては、ヘキサヒドロフロ[3,
4−d]イミダゾール−2,4−ジオン類をチオ酢酸ア
ルカリ金属塩と反応させる方法(HelveticaC
himica Acta,53,991−999(19
70))(以下A法と略称する)、チオアミド類と反応
させる方法(特公昭62−7196号公報)(以下B法
と略称する)、水硫化アルカリと反応させる方法(特公
昭51−17557号公報)(以下C法と略称する)、
キサントゲン酸アルカリ金属塩と反応させる方法(特開
平8−217779号公報)(以下D法と略称する)等
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこれらの従来技
術において、A法で使用されている原料のチオ酢酸アル
カリ金属塩は高価であり、かつ原料に対して当量必要で
ある。B法で使用されている原料のチオアミド類は高価
であり反応収率の面でも充分なものと言い難い。また
C,D法は共に反応収率の面で充分なものとは言えず、
いずれも工業的実施には不利である。
術において、A法で使用されている原料のチオ酢酸アル
カリ金属塩は高価であり、かつ原料に対して当量必要で
ある。B法で使用されている原料のチオアミド類は高価
であり反応収率の面でも充分なものと言い難い。また
C,D法は共に反応収率の面で充分なものとは言えず、
いずれも工業的実施には不利である。
【0004】本発明の目的は、下記一般式(2)で示さ
れるヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−
2,4−ジオン類の工業的に有利な製造法を提供するこ
とにある。
れるヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−
2,4−ジオン類の工業的に有利な製造法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、ビオチンの中間体
として重要なヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダ
ゾール−2,4−ジオン類の工業的有利な製造方法を見
出し、本発明に至った。すなわち本発明は、一般式
(1) (式中、Rは、同一または相異なり、低級アルキル基、
アルケニル基、アリール基またはアラルキル基を示す。
ここでアルキル基、アルケニル基、アリール基またはア
ラルキル基はそれぞれアルキル基、アルコキシル基、ニ
トロ基もしくはハロゲン原子で置換されていてもよ
い。)で示されるヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミ
ダゾール−2,4−ジオン類と硫化水素とを塩基性化合
物および硫黄の存在下、反応させることを特徴とする一
般式(2) (式中、Rは、前記と同じ意味を表す。)で示されるヘ
キサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン類の製造法を提供するものである。
を解決するために鋭意検討した結果、ビオチンの中間体
として重要なヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダ
ゾール−2,4−ジオン類の工業的有利な製造方法を見
出し、本発明に至った。すなわち本発明は、一般式
(1) (式中、Rは、同一または相異なり、低級アルキル基、
アルケニル基、アリール基またはアラルキル基を示す。
ここでアルキル基、アルケニル基、アリール基またはア
ラルキル基はそれぞれアルキル基、アルコキシル基、ニ
トロ基もしくはハロゲン原子で置換されていてもよ
い。)で示されるヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミ
ダゾール−2,4−ジオン類と硫化水素とを塩基性化合
物および硫黄の存在下、反応させることを特徴とする一
般式(2) (式中、Rは、前記と同じ意味を表す。)で示されるヘ
キサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン類の製造法を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の出発化合物であるヘキサヒドロフロ
[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン類(1)
は、光学活性体、ラセミ体のいずれを用いてもよい。
する。本発明の出発化合物であるヘキサヒドロフロ
[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン類(1)
は、光学活性体、ラセミ体のいずれを用いてもよい。
【0007】ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾ
ール−2,4−ジオン類(1)からヘキサヒドロチエノ
[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン類(2)
を得る反応は、通常、ヘキサヒドロフロ[3,4−d]
イミダゾール−2,4−ジオン類(1)と塩基性化合物
と硫黄を溶媒中に仕込み、硫化水素を吹き込みながら加
熱することにより行われる。ただし、仕込み(吹き込み)
方法、順序などはこれに限定されるものではなく、適宜
変更することができる。
ール−2,4−ジオン類(1)からヘキサヒドロチエノ
[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン類(2)
を得る反応は、通常、ヘキサヒドロフロ[3,4−d]
イミダゾール−2,4−ジオン類(1)と塩基性化合物
と硫黄を溶媒中に仕込み、硫化水素を吹き込みながら加
熱することにより行われる。ただし、仕込み(吹き込み)
方法、順序などはこれに限定されるものではなく、適宜
変更することができる。
【0008】本発明の出発化合物または目的化合物であ
るヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,
4−ジオン類(1)またはヘキサヒドロチエノ[3,4
−d]イミダゾール−2,4−ジオン類(2)におい
て、置換基であるRとしては、例えば、メチル基、エチ
ル基、n−プロピル基、t−ブチル基等の低級アルキル
基;アリル基、2−ブテニル基、3−メチル−2−ブテ
ニル基等のアルケニル基;フェニル基、メトキシフェニ
ル基、ニトロフェニル基、トリル基等のアリール基;ベ
ンジル基、メトキシベンジル基、ブロモベンジル基、ニ
トロベンジル基、メチルベンジル基、フェネチル基等の
アラルキル基が挙げられる。この中でも特にベンジル
基、メトキシベンジル基、アリル基が好ましく用いられ
る。
るヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,
4−ジオン類(1)またはヘキサヒドロチエノ[3,4
−d]イミダゾール−2,4−ジオン類(2)におい
て、置換基であるRとしては、例えば、メチル基、エチ
ル基、n−プロピル基、t−ブチル基等の低級アルキル
基;アリル基、2−ブテニル基、3−メチル−2−ブテ
ニル基等のアルケニル基;フェニル基、メトキシフェニ
ル基、ニトロフェニル基、トリル基等のアリール基;ベ
ンジル基、メトキシベンジル基、ブロモベンジル基、ニ
トロベンジル基、メチルベンジル基、フェネチル基等の
アラルキル基が挙げられる。この中でも特にベンジル
基、メトキシベンジル基、アリル基が好ましく用いられ
る。
【0009】上記反応に用いられる溶媒としては、たと
えば、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミド、1、3−ジメチル−2−イミダゾリジ
ノン、 N,N,N’,N’−テトラメチルウレア、 N
−メチル−2−ピロリドン等のアミド系極性溶媒;ヘキ
サメチルホスホリックトリアミド、 N−メチルモルホ
リン、ジメチルスルホキシド、スルホラン等の非プロト
ン性極性溶媒;エチレングリコール、2−メトキシエタ
ノール、1,2―ジメトキシエタン、ジエチレングリコ
ール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエ
チレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリ
コールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールジ
メチルエーテル、ポリエチレングリコール等のグリコー
ル類;ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミ
ン、トリ−n−ブチルアミン、β−ピコリン、γ−ピコ
リン、2−メチル−5−エチルピリジン、キノリン、イ
ソキノリン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエ
チルアニリン、ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデセ−
7−エン等の塩基性溶媒、あるいは上記溶媒の混合溶媒
等が挙げられ、特に反応収率の面からポリエチレングリ
コール、 N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジ
メチルアセトアミド、1、3−ジメチル−2−イミダゾ
リジノン、 N−メチル−2−ピロリドン、ジエチレン
グリコールモノメチルエーテルが好ましく用いられる。
使用量は特に制限されないが、容積効率及び経済面か
ら、かかる溶媒の使用量はヘキサヒドロフロ[3,4−
d]イミダゾール−2,4−ジオン類(1)に対し、通
常、0.1〜20重量倍程度、好ましくは1〜3重量倍
程度である。
えば、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミド、1、3−ジメチル−2−イミダゾリジ
ノン、 N,N,N’,N’−テトラメチルウレア、 N
−メチル−2−ピロリドン等のアミド系極性溶媒;ヘキ
サメチルホスホリックトリアミド、 N−メチルモルホ
リン、ジメチルスルホキシド、スルホラン等の非プロト
ン性極性溶媒;エチレングリコール、2−メトキシエタ
ノール、1,2―ジメトキシエタン、ジエチレングリコ
ール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエ
チレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリ
コールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールジ
メチルエーテル、ポリエチレングリコール等のグリコー
ル類;ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミ
ン、トリ−n−ブチルアミン、β−ピコリン、γ−ピコ
リン、2−メチル−5−エチルピリジン、キノリン、イ
ソキノリン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエ
チルアニリン、ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデセ−
7−エン等の塩基性溶媒、あるいは上記溶媒の混合溶媒
等が挙げられ、特に反応収率の面からポリエチレングリ
コール、 N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジ
メチルアセトアミド、1、3−ジメチル−2−イミダゾ
リジノン、 N−メチル−2−ピロリドン、ジエチレン
グリコールモノメチルエーテルが好ましく用いられる。
使用量は特に制限されないが、容積効率及び経済面か
ら、かかる溶媒の使用量はヘキサヒドロフロ[3,4−
d]イミダゾール−2,4−ジオン類(1)に対し、通
常、0.1〜20重量倍程度、好ましくは1〜3重量倍
程度である。
【0010】上記反応に用いる塩基性化合物としては、
酢酸、プロピオン酸、イソ酪酸、安息香酸などのカルボ
ン酸のアルカリ金属塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等のアルカリ金属
水酸化物及びアルカリ金属炭酸塩;トリエチルアミン、
トリエタノールアミン、ジイソプロピルアミン、ジイソ
ブチルアミン、ピペリジン、ピロリジン、N,N,N
´,N´−テトラメチルエチレンジアミン等の有機塩基
等が挙げられる。この中でも特に酢酸ナトリウム、酢酸
カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ジイソ
プロピルアミンが好ましく用いられる。
酢酸、プロピオン酸、イソ酪酸、安息香酸などのカルボ
ン酸のアルカリ金属塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等のアルカリ金属
水酸化物及びアルカリ金属炭酸塩;トリエチルアミン、
トリエタノールアミン、ジイソプロピルアミン、ジイソ
ブチルアミン、ピペリジン、ピロリジン、N,N,N
´,N´−テトラメチルエチレンジアミン等の有機塩基
等が挙げられる。この中でも特に酢酸ナトリウム、酢酸
カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ジイソ
プロピルアミンが好ましく用いられる。
【0011】かかる塩基性化合物の使用量は、ヘキサヒ
ドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン
類(1)に対して、通常は0.01〜10モル倍程度、
好ましくは、0.2〜1モル倍程度である。
ドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン
類(1)に対して、通常は0.01〜10モル倍程度、
好ましくは、0.2〜1モル倍程度である。
【0012】上記反応に用いられる硫黄としては、通常
市販の粉末状硫黄が用いられるが、結晶状硫黄でもよ
く、この場合はよく粉砕して用いる方が好ましい。かか
る硫黄の使用量は、ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イ
ミダゾール−2,4−ジオン類(1)に対して、通常、
0.1〜20モル倍程度、好ましくは、0.1〜1.2
モル倍程度である。
市販の粉末状硫黄が用いられるが、結晶状硫黄でもよ
く、この場合はよく粉砕して用いる方が好ましい。かか
る硫黄の使用量は、ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イ
ミダゾール−2,4−ジオン類(1)に対して、通常、
0.1〜20モル倍程度、好ましくは、0.1〜1.2
モル倍程度である。
【0013】上記反応に用いられる硫化水素の量は、ヘ
キサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−
ジオン類(1)に対して、通常は0.5〜15モル倍程
度、好ましくは1〜2モル倍程度である。
キサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−
ジオン類(1)に対して、通常は0.5〜15モル倍程
度、好ましくは1〜2モル倍程度である。
【0014】上記反応で、ヘキサヒドロフロ[3,4−
d]イミダゾール−2,4−ジオン類(1)と硫化水素
との反応温度は、通常50〜150℃程度、好ましくは
80〜110℃程度の範囲である。反応時間は通常2〜
15時間程度であるが、反応温度や原料化合物の種類等
の影響を受けるので必ずしも前記の範囲に限定されるも
のではない。
d]イミダゾール−2,4−ジオン類(1)と硫化水素
との反応温度は、通常50〜150℃程度、好ましくは
80〜110℃程度の範囲である。反応時間は通常2〜
15時間程度であるが、反応温度や原料化合物の種類等
の影響を受けるので必ずしも前記の範囲に限定されるも
のではない。
【0015】上記反応における生成物は、ヘキサヒドロ
チエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン類
(2)及び一般式(3) (式中Rは前記と同じ意味を表わす。)で示される2量
体(n=1〜5)であり、反応後の反応溶液はそのまま
後処理し目的物であるヘキサヒドロチエノ[3,4−
d]イミダゾール−2,4−ジオン類(2)を得ること
もできるが、通常、反応後の反応溶液を還元反応に供す
ることにより、この2量体(3)を定量的にヘキサヒド
ロチエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン
類(2)に導くことによって、さらに高収率かつ高品質
で目的物であるヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミ
ダゾール−2,4−ジオン類(2)を得ることができ
る。
チエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン類
(2)及び一般式(3) (式中Rは前記と同じ意味を表わす。)で示される2量
体(n=1〜5)であり、反応後の反応溶液はそのまま
後処理し目的物であるヘキサヒドロチエノ[3,4−
d]イミダゾール−2,4−ジオン類(2)を得ること
もできるが、通常、反応後の反応溶液を還元反応に供す
ることにより、この2量体(3)を定量的にヘキサヒド
ロチエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン
類(2)に導くことによって、さらに高収率かつ高品質
で目的物であるヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミ
ダゾール−2,4−ジオン類(2)を得ることができ
る。
【0016】上記還元反応としては、錫、亜鉛もしくは
鉄粉等の金属と酸による反応や、パラジウム、白金及び
ニッケル等の遷移金属触媒を用いる水素添加反応等が挙
げられるが、亜鉛もしくは鉄粉と酸による還元反応が好
ましい。
鉄粉等の金属と酸による反応や、パラジウム、白金及び
ニッケル等の遷移金属触媒を用いる水素添加反応等が挙
げられるが、亜鉛もしくは鉄粉と酸による還元反応が好
ましい。
【0017】亜鉛もしくは鉄粉と酸による還元反応に使
用する金属の使用量はヘキサヒドロフロ[3,4−d]
イミダゾール−2,4−ジオン類(1)に対して、通
常、0.1〜5モル倍程度、好ましくは0.5〜2モル
倍程度である。
用する金属の使用量はヘキサヒドロフロ[3,4−d]
イミダゾール−2,4−ジオン類(1)に対して、通
常、0.1〜5モル倍程度、好ましくは0.5〜2モル
倍程度である。
【0018】上記還元反応に使用する酸としては塩酸、
硫酸、リン酸、臭化水素酸等が挙げられ、その使用量は
ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン類(1)に対して、通常、0.3〜15モル倍
程度、好ましくは1.5〜6モル倍程度である。
硫酸、リン酸、臭化水素酸等が挙げられ、その使用量は
ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン類(1)に対して、通常、0.3〜15モル倍
程度、好ましくは1.5〜6モル倍程度である。
【0019】上記還元反応の反応温度は、通常、0〜1
00℃程度、好ましくは25〜70℃程度の範囲であ
る。反応時間は、通常2〜10時間程度であるが、反応
温度や原料化合物の種類等の影響を受けるので必ずしも
前記の範囲に限定されるものではなく、適宜選択するこ
とができる。
00℃程度、好ましくは25〜70℃程度の範囲であ
る。反応時間は、通常2〜10時間程度であるが、反応
温度や原料化合物の種類等の影響を受けるので必ずしも
前記の範囲に限定されるものではなく、適宜選択するこ
とができる。
【0020】本発明の製造法によれば、ビオチンの中間
体として有用なヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミ
ダゾール−2,4−ジオン類(2)を、安価な原料を用
いて、工業的有利に優れた収率で製造することができ
る。
体として有用なヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミ
ダゾール−2,4−ジオン類(2)を、安価な原料を用
いて、工業的有利に優れた収率で製造することができ
る。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれにより限定されるものではな
い。
明するが、本発明はこれにより限定されるものではな
い。
【0022】(実施例1)シス−1,3−ジベンジルヘ
キサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−
ジオン5.76g(17.9mmol)、酢酸ナトリウ
ム0.90g(11.0mmol)、硫黄0.29g
(9.05mmol)、ポリエチレングリコール(平均
分子量600)8.41gを仕込み、90℃に昇温した
後、硫化水素6.66g(195mmol)を10ml
/分で吹き込みながら、同温で7時間攪拌した(硫化水
素ガスの消費量は、吹き込み量と回収量との差から、原
料のシス−1,3−ジベンジルヘキサヒドロフロ[3,
4−d]イミダゾール−2,4−ジオンに対して1.2
モル倍であった。)。この反応マスを室温まで冷却した
後、トルエン33.3g、水17.8gを加え、攪拌し
つつ亜鉛末1.50g(22.9mmol)を室温で加
えた後、35%塩酸7.36g(70.7mmol)を
同温で滴下し、45℃で3時間、60℃で3時間攪拌し
た後、水層を分離した。油層をLC分析したところシス
−1,3−ジベンジルヘキサヒドロチエノ[3,4−
d]イミダゾール−2,4−ジオンの収量は5.59g
(収率93%)であった。
キサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−
ジオン5.76g(17.9mmol)、酢酸ナトリウ
ム0.90g(11.0mmol)、硫黄0.29g
(9.05mmol)、ポリエチレングリコール(平均
分子量600)8.41gを仕込み、90℃に昇温した
後、硫化水素6.66g(195mmol)を10ml
/分で吹き込みながら、同温で7時間攪拌した(硫化水
素ガスの消費量は、吹き込み量と回収量との差から、原
料のシス−1,3−ジベンジルヘキサヒドロフロ[3,
4−d]イミダゾール−2,4−ジオンに対して1.2
モル倍であった。)。この反応マスを室温まで冷却した
後、トルエン33.3g、水17.8gを加え、攪拌し
つつ亜鉛末1.50g(22.9mmol)を室温で加
えた後、35%塩酸7.36g(70.7mmol)を
同温で滴下し、45℃で3時間、60℃で3時間攪拌し
た後、水層を分離した。油層をLC分析したところシス
−1,3−ジベンジルヘキサヒドロチエノ[3,4−
d]イミダゾール−2,4−ジオンの収量は5.59g
(収率93%)であった。
【0023】(実施例2)シス−1,3−ジベンジルヘ
キサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−
ジオン5.76g(17.9mmol)、酢酸ナトリウ
ム0.90g(11.0mmol)、硫黄0.29g
(9.05mmol)、ポリエチレングリコール(平均
分子量600)8.41gを仕込み、90℃に昇温した
後、硫化水素3.01g(88.3mmol)を10m
l/分で吹き込みながら、同温で3時間攪拌した。硫化
水素ガスの吹き込みを停止して、さらに同温で4時間攪
拌した(硫化水素ガスの消費量は、吹き込み量と回収量
との差から、原料のシス−1,3−ジベンジルヘキサヒ
ドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン
に対して1.2モル倍であった。)。以下、実施例1と
同様に亜鉛末還元、後処理を行い、油層をLC分析した
ところシス−1,3−ジベンジルヘキサヒドロチエノ
[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオンの収量は
5.71g(収率94%)であった。
キサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−
ジオン5.76g(17.9mmol)、酢酸ナトリウ
ム0.90g(11.0mmol)、硫黄0.29g
(9.05mmol)、ポリエチレングリコール(平均
分子量600)8.41gを仕込み、90℃に昇温した
後、硫化水素3.01g(88.3mmol)を10m
l/分で吹き込みながら、同温で3時間攪拌した。硫化
水素ガスの吹き込みを停止して、さらに同温で4時間攪
拌した(硫化水素ガスの消費量は、吹き込み量と回収量
との差から、原料のシス−1,3−ジベンジルヘキサヒ
ドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン
に対して1.2モル倍であった。)。以下、実施例1と
同様に亜鉛末還元、後処理を行い、油層をLC分析した
ところシス−1,3−ジベンジルヘキサヒドロチエノ
[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオンの収量は
5.71g(収率94%)であった。
【0024】(実施例3)シス−1,3−ジベンジルヘ
キサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−
ジオン5.76g(17.9mmol)、水酸化ナトリ
ウム0.43g(10.7mmol)、硫黄0.29g
(9.05mmol)、ポリエチレングリコール(平均
分子量600)8.41gを仕込み、90℃に昇温した
後、硫化水素6.66g(195mmol)を10ml
/分で吹き込みながら、同温で7時間攪拌した。以下、
実施例1と同様に亜鉛末還元、後処理を行い、油層をL
C分析したところ、シス−1,3−ジベンジルヘキサヒ
ドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオ
ンの収量は5.71g(収率94%)であった。
キサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−
ジオン5.76g(17.9mmol)、水酸化ナトリ
ウム0.43g(10.7mmol)、硫黄0.29g
(9.05mmol)、ポリエチレングリコール(平均
分子量600)8.41gを仕込み、90℃に昇温した
後、硫化水素6.66g(195mmol)を10ml
/分で吹き込みながら、同温で7時間攪拌した。以下、
実施例1と同様に亜鉛末還元、後処理を行い、油層をL
C分析したところ、シス−1,3−ジベンジルヘキサヒ
ドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオ
ンの収量は5.71g(収率94%)であった。
【0025】(実施例4)シス−1,3−ジベンジルヘ
キサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−
ジオン5.76g(17.9mmol)、ジイソプロピ
ルアミン1.10g(10.9mmol)、硫黄0.2
9g(9.05mmol)、ポリエチレングリコール
(平均分子量600)8.41gを仕込み、100℃に
昇温した後、硫化水素9.40g(276mmol)を
10〜30ml/分で吹き込みながら、同温で7時間攪
拌した。以下、実施例1と同様に亜鉛末還元、後処理を
行い、油層をLC分析したところシス−1,3−ジベン
ジルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−
2,4−ジオンの収量は5.55g(収率92%)であ
った。
キサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−
ジオン5.76g(17.9mmol)、ジイソプロピ
ルアミン1.10g(10.9mmol)、硫黄0.2
9g(9.05mmol)、ポリエチレングリコール
(平均分子量600)8.41gを仕込み、100℃に
昇温した後、硫化水素9.40g(276mmol)を
10〜30ml/分で吹き込みながら、同温で7時間攪
拌した。以下、実施例1と同様に亜鉛末還元、後処理を
行い、油層をLC分析したところシス−1,3−ジベン
ジルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−
2,4−ジオンの収量は5.55g(収率92%)であ
った。
【0026】(実施例5)シス−1,3−ジベンジルヘ
キサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−
ジオン5.76g(17.9mmol)、酢酸カリウム
0.75g(7.64mmol)、硫黄0.29g
(9.05mmol)、ポリエチレングリコール(平均
分子量600)8.41gを仕込み、100℃に昇温し
た後、硫化水素9.40gを10〜30ml/分で吹き
込みながら、同温で7時間攪拌した。以下、実施例1と
同様に亜鉛末還元、後処理を行い、油層をLC分析した
ところシス−1,3−ジベンジルヘキサヒドロチエノ
[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオンの収量は
5.46g(収率90%)であった。
キサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−
ジオン5.76g(17.9mmol)、酢酸カリウム
0.75g(7.64mmol)、硫黄0.29g
(9.05mmol)、ポリエチレングリコール(平均
分子量600)8.41gを仕込み、100℃に昇温し
た後、硫化水素9.40gを10〜30ml/分で吹き
込みながら、同温で7時間攪拌した。以下、実施例1と
同様に亜鉛末還元、後処理を行い、油層をLC分析した
ところシス−1,3−ジベンジルヘキサヒドロチエノ
[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオンの収量は
5.46g(収率90%)であった。
【0027】(実施例6)シス−1,3−ジベンジルヘ
キサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−
ジオン5.76g(17.9mmol)、酢酸ナトリウ
ム0.90g(11.0mmol)、硫黄0.29g
(9.05mmol)、ポリエチレングリコール(平均
分子量600)4.20g、1、2−ジメトキシエタン
4.20gを仕込み、100℃に昇温した後、硫化水素
9.40g(276mmol)を10〜30ml/分で
吹き込みながら、同温で7時間攪拌した。以下、実施例
1と同様に亜鉛末還元、後処理を行い、油層をLC分析
したところシス−1,3−ジベンジルヘキサヒドロチエ
ノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオンの収量
は5.49g(収率91%)であった。
キサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−
ジオン5.76g(17.9mmol)、酢酸ナトリウ
ム0.90g(11.0mmol)、硫黄0.29g
(9.05mmol)、ポリエチレングリコール(平均
分子量600)4.20g、1、2−ジメトキシエタン
4.20gを仕込み、100℃に昇温した後、硫化水素
9.40g(276mmol)を10〜30ml/分で
吹き込みながら、同温で7時間攪拌した。以下、実施例
1と同様に亜鉛末還元、後処理を行い、油層をLC分析
したところシス−1,3−ジベンジルヘキサヒドロチエ
ノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオンの収量
は5.49g(収率91%)であった。
【0028】(実施例7)シス−1,3−ジベンジルヘ
キサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−
ジオン32.24g(100mmol)、酢酸ナトリウ
ム5.04g(64.8mmol)、硫黄1.63g
(50.8mmol)、ポリエチレングリコール(平均
分子量600)47.10gを仕込み、90℃に昇温し
た後、硫化水素4.09g(120mmol)を10m
l/分で吹き込みながら同温で4.5時間攪拌した。硫
化水素ガスの吹き込みを停止して、さらに同温で4.5
時間攪拌した。この反応マスを室温まで冷却した後、ト
ルエン186.34g、水100.67gを加え、攪拌
しつつ亜鉛末8.14g(125mmol)を室温で加
えた後、35%塩酸39.73g(381mmol)を
同温で滴下し、45℃で6時間攪拌した後、水層を分離
した。油層をLC分析したところシス−1,3−ジベン
ジルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−
2,4−ジオンの収量は31.70g(収率94%)で
あった。
キサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−
ジオン32.24g(100mmol)、酢酸ナトリウ
ム5.04g(64.8mmol)、硫黄1.63g
(50.8mmol)、ポリエチレングリコール(平均
分子量600)47.10gを仕込み、90℃に昇温し
た後、硫化水素4.09g(120mmol)を10m
l/分で吹き込みながら同温で4.5時間攪拌した。硫
化水素ガスの吹き込みを停止して、さらに同温で4.5
時間攪拌した。この反応マスを室温まで冷却した後、ト
ルエン186.34g、水100.67gを加え、攪拌
しつつ亜鉛末8.14g(125mmol)を室温で加
えた後、35%塩酸39.73g(381mmol)を
同温で滴下し、45℃で6時間攪拌した後、水層を分離
した。油層をLC分析したところシス−1,3−ジベン
ジルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−
2,4−ジオンの収量は31.70g(収率94%)で
あった。
【0029】(実施例8)(+)−シス−1,3−ジベ
ンジルヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−
2,4−ジオン38.68g(120mmol)、酢酸
ナトリウム6.04g(73.6mmol)、硫黄2.
49g(77.7mmol)、ポリエチレングリコール
(平均分子量600)47.56gを仕込み、90℃に
昇温した後、硫化水素4.50g(132mmol)を
10ml/分で吹き込みながら、同温で4.5時間攪拌
した。硫化水素ガスの吹き込みを停止して、さらに同温
で5時間攪拌した。この反応マスを室温まで冷却した
後、トルエン173.61g、水99.70gを加え、
攪拌しつつ亜鉛末8.25g(126mmol)を室温
で加えた後、35%塩酸54.90g(527mmo
l)を同温で滴下し、45℃で8時間攪拌した後、水層
を分離した。油層を濃縮し、生成物を2−プロパノール
と水から再結晶することにより、(+)−シス−1,3
−ジベンジルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダ
ゾール−2,4−ジオンの結晶を得た。収量は36.9
6g(収率91%)であった。融点126℃、[α]D
2090°(c=1.0、クロロホルム)
ンジルヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−
2,4−ジオン38.68g(120mmol)、酢酸
ナトリウム6.04g(73.6mmol)、硫黄2.
49g(77.7mmol)、ポリエチレングリコール
(平均分子量600)47.56gを仕込み、90℃に
昇温した後、硫化水素4.50g(132mmol)を
10ml/分で吹き込みながら、同温で4.5時間攪拌
した。硫化水素ガスの吹き込みを停止して、さらに同温
で5時間攪拌した。この反応マスを室温まで冷却した
後、トルエン173.61g、水99.70gを加え、
攪拌しつつ亜鉛末8.25g(126mmol)を室温
で加えた後、35%塩酸54.90g(527mmo
l)を同温で滴下し、45℃で8時間攪拌した後、水層
を分離した。油層を濃縮し、生成物を2−プロパノール
と水から再結晶することにより、(+)−シス−1,3
−ジベンジルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダ
ゾール−2,4−ジオンの結晶を得た。収量は36.9
6g(収率91%)であった。融点126℃、[α]D
2090°(c=1.0、クロロホルム)
【0030】(実施例9)シス−1,3−ジベンジルヘ
キサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−
ジオン32.24g(100mmol)、酢酸ナトリウ
ム5.04g(61.4mmol)、硫黄2.08g
(64.9mmol)、 N,N−ジメチルホルムアミ
ド47.56gを仕込み、90℃に昇温した後、硫化水
素3.75g(110mmol)を10ml/分で吹き
込みながら、同温で4.5時間攪拌した。硫化水素ガス
の吹き込みを停止して、さらに同温で5.5時間攪拌し
た。この反応マスを室温まで冷却した後、トルエン17
3.61g、水99.70gを加え、攪拌しつつ亜鉛末
8.71g(133mmol)を室温で加えた後、35
%塩酸45.75g(439mmol)を同温で滴下
し、45℃で5時間、60℃で3時間攪拌した後、水層
を分離した。油層をLC分析したところシス−1,3−
ジベンジルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾ
ール−2,4−ジオンの収量は30.86g(収率92
%)であった。
キサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4−
ジオン32.24g(100mmol)、酢酸ナトリウ
ム5.04g(61.4mmol)、硫黄2.08g
(64.9mmol)、 N,N−ジメチルホルムアミ
ド47.56gを仕込み、90℃に昇温した後、硫化水
素3.75g(110mmol)を10ml/分で吹き
込みながら、同温で4.5時間攪拌した。硫化水素ガス
の吹き込みを停止して、さらに同温で5.5時間攪拌し
た。この反応マスを室温まで冷却した後、トルエン17
3.61g、水99.70gを加え、攪拌しつつ亜鉛末
8.71g(133mmol)を室温で加えた後、35
%塩酸45.75g(439mmol)を同温で滴下
し、45℃で5時間、60℃で3時間攪拌した後、水層
を分離した。油層をLC分析したところシス−1,3−
ジベンジルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾ
ール−2,4−ジオンの収量は30.86g(収率92
%)であった。
【0031】(実施例10)シス−1,3−ジベンジル
ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン32.24g(100mmol)、酢酸ナトリ
ウム5.04g(61.4mmol)、硫黄2.08g
(64.9mmol)、 N,N−ジメチルアセトアミ
ド47.56gを仕込み、90℃に昇温した後、硫化水
素3.75g(110mmol)を10ml/分で吹き
込みながら、同温で4.5時間攪拌した。硫化水素ガス
の吹き込みを停止して、さらに同温で5.5時間攪拌し
た。以下、実施例10と同様に亜鉛末還元、後処理を行
い、油層をLC分析したところシス−1,3−ジベンジ
ルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−
2,4−ジオンの収量は30.46g(収率90%)で
あった。
ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン32.24g(100mmol)、酢酸ナトリ
ウム5.04g(61.4mmol)、硫黄2.08g
(64.9mmol)、 N,N−ジメチルアセトアミ
ド47.56gを仕込み、90℃に昇温した後、硫化水
素3.75g(110mmol)を10ml/分で吹き
込みながら、同温で4.5時間攪拌した。硫化水素ガス
の吹き込みを停止して、さらに同温で5.5時間攪拌し
た。以下、実施例10と同様に亜鉛末還元、後処理を行
い、油層をLC分析したところシス−1,3−ジベンジ
ルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−
2,4−ジオンの収量は30.46g(収率90%)で
あった。
【0032】(実施例11)シス−1,3−ジベンジル
ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン32.24g(100mmol)、酢酸ナトリ
ウム5.04g(61.4mmol)、硫黄2.08g
(64.9mmol)、 1、3−ジメチル−2−イミ
ダゾリジノン47.56gを仕込み、90℃に昇温した
後、硫化水素3.75g(110mmol)を10ml
/分で吹き込みながら、同温で4.5時間攪拌した。硫
化水素ガスの吹き込みを停止して、さらに同温で5.5
時間攪拌した。以下、実施例10と同様に亜鉛末還元、
後処理を行い、油層をLC分析したところシス−1,3
−ジベンジルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダ
ゾール−2,4−ジオンの収量は32.12g(収率9
4%)であった。
ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン32.24g(100mmol)、酢酸ナトリ
ウム5.04g(61.4mmol)、硫黄2.08g
(64.9mmol)、 1、3−ジメチル−2−イミ
ダゾリジノン47.56gを仕込み、90℃に昇温した
後、硫化水素3.75g(110mmol)を10ml
/分で吹き込みながら、同温で4.5時間攪拌した。硫
化水素ガスの吹き込みを停止して、さらに同温で5.5
時間攪拌した。以下、実施例10と同様に亜鉛末還元、
後処理を行い、油層をLC分析したところシス−1,3
−ジベンジルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダ
ゾール−2,4−ジオンの収量は32.12g(収率9
4%)であった。
【0033】(実施例12)シス−1,3−ジベンジル
ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン32.24g(100mmol)、酢酸ナトリ
ウム5.04g(61.4mmol)、硫黄2.08g
(64.9mmol)、 N−メチル−2−ピロリドン
47.56gを仕込み、90℃に昇温した後、硫化水素
3.75g(110mmol)を10ml/分で吹き込
みながら、同温で4.5時間攪拌した。硫化水素ガスの
吹き込みを停止して、さらに同温で4.5時間攪拌し
た。以下、実施例10と同様に亜鉛末還元、後処理を行
い、油層をLC分析したところシス−1,3−ジベンジ
ルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−
2,4−ジオンの収量は30.29g(収率90%)で
あった。
ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン32.24g(100mmol)、酢酸ナトリ
ウム5.04g(61.4mmol)、硫黄2.08g
(64.9mmol)、 N−メチル−2−ピロリドン
47.56gを仕込み、90℃に昇温した後、硫化水素
3.75g(110mmol)を10ml/分で吹き込
みながら、同温で4.5時間攪拌した。硫化水素ガスの
吹き込みを停止して、さらに同温で4.5時間攪拌し
た。以下、実施例10と同様に亜鉛末還元、後処理を行
い、油層をLC分析したところシス−1,3−ジベンジ
ルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−
2,4−ジオンの収量は30.29g(収率90%)で
あった。
【0034】(実施例13)シス−1,3−ジベンジル
ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン32.24g(100mmol)、酢酸ナトリ
ウム5.04g(61.4mmol)、硫黄2.08g
(64.9mmol)、 ジエチレングリコールモノメ
チルエーテル47.56gを仕込み、90℃に昇温した
後、硫化水素3.75g(110mmol)を10ml
/分で吹き込みながら、同温で4.5時間攪拌した。硫
化水素ガスの吹き込みを停止して、さらに同温で5.5
時間攪拌した。以下、実施例10と同様に亜鉛末還元、
後処理を行い、油層をLC分析したところシス−1,3
−ジベンジルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダ
ゾール−2,4−ジオンの収量は29.78g(収率8
8%)であった。
ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン32.24g(100mmol)、酢酸ナトリ
ウム5.04g(61.4mmol)、硫黄2.08g
(64.9mmol)、 ジエチレングリコールモノメ
チルエーテル47.56gを仕込み、90℃に昇温した
後、硫化水素3.75g(110mmol)を10ml
/分で吹き込みながら、同温で4.5時間攪拌した。硫
化水素ガスの吹き込みを停止して、さらに同温で5.5
時間攪拌した。以下、実施例10と同様に亜鉛末還元、
後処理を行い、油層をLC分析したところシス−1,3
−ジベンジルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダ
ゾール−2,4−ジオンの収量は29.78g(収率8
8%)であった。
【0035】(実施例14)シス−1,3−ジベンジル
ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン32.24g(100mmol)、水酸化カリ
ウム(純度85%)4.05g(61.4mmol)、
硫黄2.08g(64.9mmol)、 ポリエチレン
グリコール(平均分子量600)47.56gを仕込
み、90℃に昇温した後、硫化水素3.75gを10m
l/分で吹き込みながら、同温で4.5時間攪拌した。
硫化水素ガスの吹き込みを停止して、さらに同温で3.
5時間攪拌した。以下、実施例10と同様に亜鉛末還
元、後処理を行い、油層をLC分析したところシス−
1,3−ジベンジルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]
イミダゾール−2,4−ジオンの収量は31.51g
(収率93%)であった。
ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン32.24g(100mmol)、水酸化カリ
ウム(純度85%)4.05g(61.4mmol)、
硫黄2.08g(64.9mmol)、 ポリエチレン
グリコール(平均分子量600)47.56gを仕込
み、90℃に昇温した後、硫化水素3.75gを10m
l/分で吹き込みながら、同温で4.5時間攪拌した。
硫化水素ガスの吹き込みを停止して、さらに同温で3.
5時間攪拌した。以下、実施例10と同様に亜鉛末還
元、後処理を行い、油層をLC分析したところシス−
1,3−ジベンジルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]
イミダゾール−2,4−ジオンの収量は31.51g
(収率93%)であった。
【0036】(実施例15)シス−1,3−ジベンジル
ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン32.24g(100mmol)、イソ酪酸カ
リウム7.75g(61.4mmol)、硫黄2.08
g(64.9mmol)、 ポリエチレングリコール
(平均分子量600)47.56gを仕込み、90℃に
昇温した後、硫化水素3.75gを10ml/分で吹き
込みながら、同温で4.5時間攪拌した。硫化水素ガス
の吹き込みを停止して、さらに同温で3.5時間攪拌し
た。以下、実施例10と同様に亜鉛末還元、後処理を行
い、油層をLC分析したところシス−1,3−ジベンジ
ルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−
2,4−ジオンの収量は30.93g(収率91%)で
あった。
ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン32.24g(100mmol)、イソ酪酸カ
リウム7.75g(61.4mmol)、硫黄2.08
g(64.9mmol)、 ポリエチレングリコール
(平均分子量600)47.56gを仕込み、90℃に
昇温した後、硫化水素3.75gを10ml/分で吹き
込みながら、同温で4.5時間攪拌した。硫化水素ガス
の吹き込みを停止して、さらに同温で3.5時間攪拌し
た。以下、実施例10と同様に亜鉛末還元、後処理を行
い、油層をLC分析したところシス−1,3−ジベンジ
ルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−
2,4−ジオンの収量は30.93g(収率91%)で
あった。
【0037】(実施例16)シス−1,3−ジベンジル
ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン5.76g、水酸化ナトリウム0.43g、硫
黄0.29g、エチレングリコール8.41gを仕込
み、これに硫化水素ガスを10ml/分で吹き込みつつ
100℃に昇温し同温で7時間攪拌した。以下、実施例
1と同様に亜鉛末還元、後処理を行い、シス−1,3−
ジベンジルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾ
ール−2,4−ジオンの粗結晶を得た。LC分析により
純度換算したところ純収量は4.92g(収率81%)
であった。
ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン5.76g、水酸化ナトリウム0.43g、硫
黄0.29g、エチレングリコール8.41gを仕込
み、これに硫化水素ガスを10ml/分で吹き込みつつ
100℃に昇温し同温で7時間攪拌した。以下、実施例
1と同様に亜鉛末還元、後処理を行い、シス−1,3−
ジベンジルヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾ
ール−2,4−ジオンの粗結晶を得た。LC分析により
純度換算したところ純収量は4.92g(収率81%)
であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07B 61/00 300 C07B 61/00 300
Claims (8)
- 【請求項1】一般式(1) (式中、Rは、同一または相異なり、低級アルキル基、
アルケニル基、アリール基またはアラルキル基を示す。
ここでアルキル基、アルケニル基、アリール基またはア
ラルキル基はそれぞれアルキル基、アルコキシル基、ニ
トロ基もしくはハロゲン原子で置換されていてもよ
い。)で示されるヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミ
ダゾール−2,4−ジオン類と硫化水素とを塩基性化合
物および硫黄の存在下、反応させることを特徴とする一
般式(2) (式中、Rは、前記と同じ意味を表す。)で示されるヘ
キサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4
−ジオン類の製造法。 - 【請求項2】ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾ
ール−2,4−ジオン類(1)と硫化水素とを塩基性化
合物および硫黄の存在下、反応させた後、還元反応を行
うことを特徴とするヘキサヒドロチエノ[3,4−d]
イミダゾール−2,4−ジオン類(2)の製造法。 - 【請求項3】塩基性化合物が、カルボン酸のアルカリ金
属塩、アルカリ金属の水酸化物、モノアルキルアミン、
ジアルキルアミンまたはトリアルキルアミンである請求
項1または2に記載の製造法。 - 【請求項4】塩基性化合物の使用量がヘキサヒドロフロ
[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン類(1)
に対して0.2〜1モル倍である請求項1または2に記
載の製造法。 - 【請求項5】硫黄の使用量がヘキサヒドロフロ[3,4
−d]イミダゾール−2,4−ジオン類(1)に対して
0.1〜1.2モル倍である請求項1または2に記載の
製造法。 - 【請求項6】ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾ
ール−2,4−ジオン類(1)と硫化水素とを塩基性化
合物および硫黄の存在下、反応させる際、使用する溶媒
がポリエチレングリコールである請求項1または2に記
載の製造法。 - 【請求項7】ヘキサヒドロフロ[3,4−d]イミダゾ
ール−2,4−ジオン類(1)と硫化水素とを塩基性化
合物および硫黄の存在下、反応させる際、使用する溶媒
がアミド系極性溶媒またはジエチレングリコールモノメ
チルエーテルである請求項1または2に記載の製造法。 - 【請求項8】酸性条件下に亜鉛または鉄粉を用いて還元
反応を行うことを特徴とする請求項2に記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10271395A JPH11158183A (ja) | 1997-09-29 | 1998-09-25 | ヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン類の製造法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26348797 | 1997-09-29 | ||
JP9-263487 | 1997-09-29 | ||
JP10271395A JPH11158183A (ja) | 1997-09-29 | 1998-09-25 | ヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン類の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11158183A true JPH11158183A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=26546034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10271395A Withdrawn JPH11158183A (ja) | 1997-09-29 | 1998-09-25 | ヘキサヒドロチエノ[3,4−d]イミダゾール−2,4−ジオン類の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11158183A (ja) |
-
1998
- 1998-09-25 JP JP10271395A patent/JPH11158183A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040708 |