JPH11157456A - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

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Publication number
JPH11157456A
JPH11157456A JP32460697A JP32460697A JPH11157456A JP H11157456 A JPH11157456 A JP H11157456A JP 32460697 A JP32460697 A JP 32460697A JP 32460697 A JP32460697 A JP 32460697A JP H11157456 A JPH11157456 A JP H11157456A
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JP
Japan
Prior art keywords
steering wheel
lower cover
mounting
mounting boss
core
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32460697A
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English (en)
Inventor
Motoi Isomura
基 磯村
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロアカバーが軟質の合成樹脂材料から形成さ
れても、製造工数・製造コストの増加を抑えて、タッピ
ングねじを使用して、ロアカバーを確実に芯金に取り付
けることができるステアリングホイールを提供するこ
と。 【解決手段】 ステアリングホイールは、ダイカスト鋳
造により形成されたステアリングホイール芯金1の下面
側を覆う合成樹脂製のロアカバー12が、取付孔16a
を有した筒状の取付用ボス16を上方へ突出させて構成
される。ロアカバー12は、ステアリングホイール芯金
1の貫通孔7aを貫通するタッピングねじ28を取付用
ボス16の取付孔16aに螺着させることにより、ステ
アリングホイール芯金1に取り付けられている。ステア
リングホイール芯金1は、取付用ボス16の上部外周面
16bを嵌合させる嵌合凹部7bを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のステアリン
グホイールに関し、さらに詳しくは、ステアリングホイ
ール芯金の下部に、タッピングねじを使用して、ロアカ
バーが取り付けられるステアリングホイールに関し、特
に、リング部への衝撃力の作用時、セルフアライニング
作用を奏するような、ステアリングホイール芯金を塑性
変形させるタイプに好適なステアリングホイールに関す
る。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、セルフアライニング作
用を奏するステアリングホイールは、特開平8−268
289号公報等で知られており、ステアリングホイール
芯金を塑性変形させて、リング部の円環状で結ばれたリ
ング面を、略鉛直方向に移動可能に構成されていた。
【0003】また、従来のステアリングホイールでは、
スポーク部やボス部の芯金の下方に、外観を良好にする
ために、ポリプロピレン等の合成樹脂製のロアカバーが
配設されていた。
【0004】ロアカバーは、通常、取付孔を有した筒状
の取付用ボスを上方へ突出させて構成され、ステアリン
グホイール芯金の貫通孔を貫通するタッピングねじを、
取付用ボスの取付孔に螺着させることにより、ステアリ
ングホイール芯金に取り付けられていた。
【0005】なお、ロアカバーを取り付けるステアリン
グホイール芯金は、軽量化の観点から、アルミニウム合
金等の軽合金材料を使用したダイカス鋳造を利用して、
形成されていた。
【0006】しかし、従来のステアリングホイールで
は、セルフアライニング作用時、ステアリングホイール
芯金が、ロアカバーと干渉する場合があった。
【0007】特に、ステアリングホイールの中央にエア
バッグ装置を配置させるような場合には、エアバッグ装
置の配置スペースを確保できるように、ステアリングホ
イール芯金の中央部位付近が、下側寄りに配置されるこ
ととなって、ロアカバーに接近する構成となる。そのた
め、このような、エアバッグ装置を配置させたステアリ
ングホイールにおいては、一層、セルフアライニング作
用時、ステアリングホイール芯金とロアカバーとが干渉
することとなっていた。
【0008】そして、セルアライニング作用時、ステア
リングホイール芯金とロアカバーとが干渉すれば、ロア
カバーが合成樹脂製であっても、ロアカバーと干渉しな
い場合に比べて、セルフアライング作用時の変形荷重値
の増加を招いてしまう。
【0009】この場合、ロアカバーを、変形し易い熱可
塑性エラストマー等の軟質材料から形成することが考え
られる。
【0010】しかし、ロアカバーを変形し易い軟質材料
から形成しては、取付用ボスの取付孔が拡径し易くな
る。そのため、ロアカバーを芯金に取り付けるためのタ
ッピングねじを、ロアカバーの取付用ボスに螺着させる
際、取付用ボスの内径が拡径して、タッピングねじが空
回りし、ロアカバーをステアリングホイール芯金に取り
付けることができなくなってしまう。
【0011】ちなみに、この対処として、ロアカバーの
取付用ボスに、取付用のねじに対応するナットを埋設さ
せることが考えられるが、ステアリングホイールの製造
工数・製造コストを増加させてしまう。
【0012】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、ロアカバーが軟質の合成樹脂材料から形成されて
も、製造工数・製造コストの増加を抑えて、タッピング
ねじを使用して、ロアカバーを確実に芯金に取り付ける
ことができるステアリングホイールを提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るステアリン
グホイールは、ダイカスト鋳造により形成されたステア
リングホイール芯金の下面側を覆う合成樹脂製のロアカ
バーが、取付孔を有した筒状の取付用ボスを上方へ突出
させて構成され、前記ステアリングホイール芯金の貫通
孔を貫通するタッピングねじを前記取付用ボスの取付孔
に螺着させることにより、前記ロアカバーが、前記ステ
アリングホイール芯金に取り付けられているステアリン
グホイールであって、前記ステアリングホイール芯金
が、前記取付用ボスの上部外周面を嵌合させる嵌合凹部
を備えていることを特徴とする。
【0014】前記嵌合凹部は、前記取付用ボスの上部を
嵌合させる長さを前記タッピングねじの呼び径寸法より
長くする深さで、形成することが望ましい。
【0015】また、前記取付用ボスの外周面には、前記
嵌合凹部の内周面に当接するリブを放射状に複数突設さ
せることが望ましい。
【0016】なお、本願明細書での上下方向は、ステア
リングホイールを組み付ける車両のステアリングシャフ
トの軸方向に沿って、上部側を上方、下部側を下方と言
うものとする。
【0017】
【発明の効果】本発明に係るステアリングホイールで
は、ステアリングホイール芯金が、取付用ボスの上部外
周面を嵌合させる嵌合凹部を備えている。そのため、タ
ッピングねじを、ステアリングホイール芯金の貫通孔を
貫通させて、取付用ボスの取付孔に螺着させる際、取付
孔が拡径しようとしても、取付用ボスの上部外周面がス
テアリングホイール芯金における嵌合凹部の内周面で規
制されるため、取付孔の拡径が防止され、空回りするこ
となく、タッピングねじが取付用ボスに螺着されること
となる。
【0018】また、ステアリングホイール芯金に設ける
嵌合凹部は、ステアリングホイール芯金がダイカスト鋳
造によって形成されており、その鋳造時に、容易に形成
することができる。そのため、ステアリングホイール芯
金に嵌合凹部を設けても、ステアリングホイールの製造
工数・製造コストの上昇を抑えることができる。
【0019】したがって、本発明に係るステアリングホ
イールでは、ロアカバーが軟質の合成樹脂材料から形成
されても、製造工数・製造コストの増加を抑えて、タッ
ピングねじを使用して、ロアカバーを確実に芯金に取り
付けることができる。
【0020】そして、嵌合凹部として、取付用ボスの上
部を嵌合させる長さをタッピングねじの呼び径寸法より
長くする深さで、形成すれば、取付用ボスの取付孔が、
タッピングねじの呼び径の深さ分、拡径を確実に防止で
きることとなって、ロアカバーのステアリングホイール
芯金への取付強度を安定させることができる。
【0021】また、取付用ボスの外周面に、嵌合凹部の
内周面に当接するリブを放射状に複数突設させれば、ロ
アカバーの取付用ボスを嵌合凹部に嵌合させる際、取付
用ボスの外周面の全周が嵌合凹部の内周面と摺接せず、
摩擦抵抗を低減できるため、取付用ボスの嵌合凹部内へ
の配置が容易となって、ロアカバーの取付作業を容易に
させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0023】実施形態のステアリングホイールWは、図
1に示すように、円環状のリング部Rと、リング部Rの
中央に配置されるボス部Bと、リング部Rとボス部Bと
を連結する3本のスポーク部Sと、を備えて構成され、
各部には、図1・3に示すように、相互を連結するステ
アリングホイール芯金1が配設されている。
【0024】ステアリングホイール芯金1は、ボス部芯
金3の鋼製のボス4を除いて、アルミニウム合金等の軽
合金材料からダイカスト鋳造されて形成されている。す
なわち、リング部芯金2、ボス部芯金3におけるボス4
をくるむ筒部5、及び、リング部芯金2と筒部5とを連
結するスポーク部芯金6・6・8が、ダイカスト鋳造さ
れて形成されている。ボス部芯金3のボス4には、ナッ
ト41止めされるステアリングシャフト40が連結され
ることとなる。各スポーク部芯金6は、それぞれ、ボス
部芯金3の筒部5から、左右に延びてリング部芯金2に
連結され、スポーク部芯金8は、リング部芯金2の後部
側から前方に延びて二又状に分かれ、左右のスポーク部
芯金6の後縁側に連結されるように構成されている。
【0025】左右のスポーク部芯金6の前縁側には、そ
れぞれ、図1・2に示すように、貫通孔7aを有した取
付座7が形成されている。各取付座7の下面側には、貫
通孔7aの周縁に、円形に凹んだ嵌合凹部7bが形成さ
れている。各嵌合凹部7bには、後述するロアカバー1
2の取付用ボス16が嵌合され、各嵌合凹部7bは、そ
の深さdを、ロアカバー12を芯金1に取り付けるタッ
ピングねじ28の呼び径Dより深くしている。ちなみ
に、実施形態の場合には、各嵌合凹部7bの深さdは6
mm、タッピングねじ28の呼び径Dは4mmとしている。
【0026】また、左右のスポーク部芯金6・6には、
それぞれ、エアバッグ装置30を取り付けるための取付
孔6aが設けられている。
【0027】さらに、ステアリングホイール芯金1にお
けるリング部芯金2とスポーク部芯金6・6・8のリン
グ部芯金2側とには、ウレタン等の合成樹脂材料からな
る被覆層10が被覆されている。
【0028】なお、6bは、ステアリングシャフト40
からステアリングホイールWを取り外す際に使用するプ
ーラー孔である。
【0029】そして、実施形態では、被覆層10で被覆
されていないスポーク部芯金6・6・8の下方部位を覆
うように、ロアカバー12が配設されている。
【0030】ロアカバー12は、図1〜5に示すよう
に、略楕円板状の底壁部13と、底壁部13の外周縁か
ら上方へ延びる側壁部20と、を備えて構成され、曲げ
弾性率1000〜7000Kg/cm2、好ましくは、280
0〜4000Kg/cm2の範囲のオレフィン系熱可塑性エラ
ストマー等の軟質合成樹脂材料から射出成形により形成
されている。上記範囲は、低すぎては、ロアカバー1の
形状保持性能が良好でなく、高すぎては、ステアリング
ホイールWのセルフアライニング作用の変形荷重値を増
加させてしまうからである。そのため、ロアカバー12
は、3500Kg/cm2前後の曲げ弾性率の軟質合成樹脂材
料から形成することが望ましい。
【0031】底壁部13には、中央に、ステアリングシ
ャフト40を挿通させるための挿通孔14が形成され、
後部側の周縁における側壁部20との境界付近には、図
3・5に示すように、ロアカバー12の芯金1との干渉
時の剛性を低下させるように、破断し易い薄肉部15が
形成されている。
【0032】また、底壁部13の前部側の左右には、そ
れぞれ、取付孔16aを備えた取付用ボス16が形成さ
れている。各取付用ボス16の配置位置は、ステアリン
グホイール芯金1の貫通孔7aに対応する位置である。
各取付用ボス16は、図2・5・6に示すように、円筒
状の本体17の周囲に、放射状に4個のリブ18が突設
されている。各リブ18を含めた取付用ボス16は、嵌
合凹部7bに嵌合される寸法としている。ちなみに、実
施形態の場合には、各リブ18を含めた取付用ボス16
の外径寸法は、嵌合凹部7bの内径寸法より僅かに大き
い寸法としている。なお、各取付用ボス16には、側壁
部20まで延びる補強用リブ22が接続されている。各
補強用リブ22の上下方向の高さは、取付用ボス16よ
り低く、ロアカバー12の芯金1への取付時、スポーク
部芯金6に干渉しないように構成されている。
【0033】側壁部20には、各スポーク部Sの被覆層
10と当接する複数の支持リブ23と支持突起24とが
設けられている。各支持リブ23は、ステアリングホイ
ール芯金1に対するロアカバー12の水平方向の位置合
せのために設けられ、各支持突起24は、ステアリング
ホイール芯金1に対するロアカバー12の上下方向の位
置合せのために設けられている。
【0034】また、側壁部20の後部側には、図1・4
・5に示すように、後部側のスポーク部Sの被覆層10
における係止段部10a・10aを係止する係止爪25
・25が形成されている。
【0035】さらに、側壁部20の左右両側には、エア
バッグ装置30をスポーク部芯金6・6に取り付ける際
に使用する図示しない取付ボルトを仮保持しておくため
の筒部26が設けられている。
【0036】実施形態のステアリングホイールWの組み
立てについて説明すれば、まず、被覆層10を設けたス
テアリングホイール芯金1の下面側に対して、ロアカバ
ー12を配置させて、各取付用ボス16を嵌合凹部7b
に嵌合させるとともに、係止爪25・25を被覆層10
の係止段部10a・10aに係止させ、さらに、各支持
リブ23や各支持突起24を各スポーク部Sの被覆層1
0の下面側に当接させる。そして、各取付座7の貫通孔
7aを経て、タッピングねじ28を取付用ボス16の取
付孔16aに螺着させ、ステアリングホイール芯金1に
ロアカバー12を取り付ける。
【0037】その後、車両のステアリングシャフト40
をボス4に挿入させてナット41止めし、さらに、各ス
ポーク部芯金6・6にエアバッグ装置30を取り付けれ
ば、ステアリングホイールWを車両に取り付けることが
できる。
【0038】そして、ステアリングホイールWの車両へ
の取付後、図3に示すように、リング部Rの後部中央
へ、前方側へ向かう衝撃力Fが作用すると、セルフアラ
イニング作用を奏するように、スポーク部芯金8がスポ
ーク部芯金6・6との連結部位付近を塑性変形させて、
リング面Pが略鉛直方向に移動することとなる。
【0039】その際、実施形態の場合、スポーク部芯金
6・6・8等がロアカバー12と干渉しても、ロアカバ
ー12が軟質合樹脂から形成されているため、セルフア
ライニング作用時の変形荷重値の増加を極力抑えること
ができる。
【0040】そして、実施形態のステアリングホイール
Wでは、ステアリングホイール芯金1にロアカバー12
を取り付けるねじ28止め時、取付孔16aが拡径しよ
うとしても、取付用ボス16の上部外周面16bが取付
座7における嵌合凹部7bの内周面7cで規制されるた
め、取付孔16aの拡径が防止され、空回りすることな
く、タッピングねじ28が各取付用ボス16に螺着され
ることとなり、ロアカバー12が軟質の合成樹脂材料か
ら形成されても、ロアカバー12を確実に芯金1に取り
付けることができる。
【0041】また、ステアリングホイール芯金1に設け
る嵌合凹部7bは、ステアリングホイール芯金1がダイ
カスト鋳造によって形成されており、その鋳造時に、容
易に形成することができる。そのため、ステアリングホ
イール芯金1に嵌合凹部7bを設けても、ステアリング
ホイールの製造工数・製造コストの上昇を抑えることが
できる。
【0042】そして、実施形態では、嵌合凹部7bが、
取付用ボス16の上部を嵌合させる長さをタッピングね
じ28の呼び径D寸法より長くする深さdで、形成され
ており、取付用ボス16の取付孔16aが、タッピング
ねじ28の呼び径Dの深さd分、拡径を確実に防止でき
ることとなって、ロアカバー12のステアリングホイー
ル芯金1への取付強度を安定させることができる。
【0043】また、実施形態では、取付用ボス16の本
体17の外周面に、嵌合凹部7bの内周面7cに当接す
るリブ18を放射状に複数突設させており、ロアカバー
12の取付用ボス16を嵌合凹部7bに嵌合させる際、
取付用ボス16の外周面16bの全周が嵌合凹部7bの
内周面7cと摺接せず、摩擦抵抗を低減できるため、取
付用ボス16の嵌合凹部7b内への配置が容易となっ
て、ロアカバー12の取付作業を容易にさせることがで
きる。
【0044】なお、実施形態では、リブ18を、本体1
7の外周面で放射状に4個設けた場合を示したが、取付
孔16aの安定した拡径防止を確保するためには、3個
以上、放射状に配設させれば良い。
【0045】勿論、上記作用・効果を考慮しなければ、
リブ18を設けずに取付用ボス16を形成して、嵌合凹
部7bに嵌合させるように構成しても良い。
【0046】また、実施形態では、取付用ボス16と嵌
合凹部7bとの嵌合状態として、リブ18を含めた取付
用ボス16の外径寸法を嵌合凹部7bの内径寸法より若
干大きくした場合を示したが、タッピングねじ28を螺
着させた際に、嵌合凹部7bの内周面7cに取付用ボス
16の上部外周面が規制されれば良いことから、両者の
嵌合状態としては、タッピングねじ28の螺着前の状態
で、リブ18を含めた取付用ボス16の外径寸法を嵌合
凹部7bの内径寸法より若干小さくしておいても良い。
【0047】さらに、実施形態では、ロアカバー12を
軟質合成樹脂から形成した場合を示したが、勿論、タッ
ピングねじでロアカバーがステアリングホイール芯金に
取り付けられれば、ロアカバーが硬質合成樹脂から形成
されるステアリングホイールに本発明を利用しても良
い。
【0048】さらにまた、実施形態では、セルフアライ
ング作用を奏するステアリングホイールWについて説明
したが、勿論、セルフアライング作用を奏しないで、ロ
アカバー12がタッピングねじ28でステアリングホイ
ール芯金1に取り付けられるステアリングホイールであ
れば、本発明を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すステアリングホイー
ルの平面図である。
【図2】図1のII−II部位の拡大断面図である。
【図3】同実施形態の使用態様を示す断面図であり、図
1のIII −III 部位に対応する。
【図4】図1のIV−IV部位の断面図である。
【図5】同実施形態のロアカバーの平面図である。
【図6】同実施形態のロアカバーにおける取付用ボスの
拡大平面図である。
【符号の説明】
1…ステアリングホイール芯金、 7a…貫通孔、 7b…嵌合凹部、 12…ロアカバー、 16…取付用ボス、 16a…取付孔、 18…リブ、 28…タッピングねじ、 W…ステアリングホイール。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイカスト鋳造により形成されたステア
    リングホイール芯金の下面側を覆う合成樹脂製のロアカ
    バーが、取付孔を有した筒状の取付用ボスを上方へ突出
    させて構成され、 前記ステアリングホイール芯金の貫通孔を貫通するタッ
    ピングねじを前記取付用ボスの取付孔に螺着させること
    により、前記ロアカバーが、前記ステアリングホイール
    芯金に取り付けられているステアリングホイールであっ
    て、 前記ステアリングホイール芯金が、前記取付用ボスの上
    部外周面を嵌合させる嵌合凹部を備えていることを特徴
    とするステアリングホイール。
  2. 【請求項2】 前記嵌合凹部が、前記取付用ボスの上部
    を嵌合させる長さを前記タッピングねじの呼び径寸法よ
    り長くする深さで、形成されていることを特徴とする請
    求項1記載のステアリングホイール。
  3. 【請求項3】 前記取付用ボスの外周面に、前記嵌合凹
    部の内周面に当接するリブが放射状に複数突設されてい
    ることを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載のス
    テアリングホイール。
JP32460697A 1997-11-26 1997-11-26 ステアリングホイール Withdrawn JPH11157456A (ja)

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