JP3114928B2 - 芯 金 - Google Patents

芯 金

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JP3114928B2
JP3114928B2 JP09239935A JP23993597A JP3114928B2 JP 3114928 B2 JP3114928 B2 JP 3114928B2 JP 09239935 A JP09239935 A JP 09239935A JP 23993597 A JP23993597 A JP 23993597A JP 3114928 B2 JP3114928 B2 JP 3114928B2
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
ステアリングホイールに備えられる芯金に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のステアリングホイールに
は、ステアリングホイール本体をステアリングシャフト
に接続する芯金を構成するボスが設けられている。そし
て、このボスは、ステアリングシャフトが嵌着する嵌着
孔を設けた略円筒状に形成され、この嵌着孔には、ステ
アリングシャフトに歯合して周方向に回り止めするセレ
ーション部と、先端側に向って径寸法が小さくなるテー
パ部とが形成されている。
【0003】また、このボスの強度を向上するため、従
来、例えば、実開昭61−90668号に記載されてい
るように、嵌着孔を設けた内筒の外周側に補強用の外筒
を取り付けた構成が知られている。そして、この構成で
は、筒状の鋼材を鍛造などした内筒と、アルミ合金ある
いは合成樹脂などからなりキャンセルピン挿入孔を形成
した外筒とを用い、互いの下端部が位置合わせされるよ
うにして、外筒を内筒に、かしめ、圧入、接着、あるい
は溶接などして固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、内筒が鋼材であるため軽量化が困難であ
り、外筒にキャンセルピン挿入孔を設けるため外筒が大
形化しボス全体の小形化が困難になるとともに、外筒を
内筒に対して正確に位置決めしながら、かしめなどして
固定する作業が必要で、製造工程が煩雑になる問題を有
している。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、芯金を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の芯金は、
ステアリングシャフトに嵌着される嵌着孔を備えた内筒
と、この内筒の外周側に固定される外筒とを具備し、前
記内筒は、合金にて形成され、前記嵌着孔には、前記ス
テアリングシャフトに周方向に係合するセレーション部
と、前記ステアリングシャフトが軸方向に沿って他端側
から一端側に向かい係合するテーパ部とが形成されると
ともに、前記内筒には、少なくとも他端側に開口するキ
ャンセルピン挿入部が一体に形成され、前記外筒は、前
記合金より引張強度の大きい材質にて形成され、前記テ
ーパ部の外側に位置して前記内筒の外周部に嵌合し固定
されたものである。
【0007】そして、この構成では、内筒の外周側に、
内筒を構成する合金より引張強度の大きい材質にて形成
した外筒を固定したので、内筒が補強され、内筒を合金
で形成することが可能になる。内筒を合金で形成したの
で、容易に軽量化が可能になる。外筒は、内筒のテーパ
部の外側に位置して設けたので、治具あるいは嵌着され
るステアリングシャフトにより、内筒に軸方向に沿って
力を加えることにより、合金にて形成した内筒を外周側
に向って拡開するように変形させ、内筒と外筒とが容易
かつ強固に固定される。さらに、内筒には、少なくとも
他端側に開口するキャンセルピン挿入部が一体に形成
れているが、内筒を合金で形成したので、この内筒にキ
ャンセルピン挿入部が容易に一体に形成される。また、
内筒にキャンセルピン挿入部を設けたので、外筒の構造
を簡略化することが可能になるとともに、薄型化し、芯
金の径寸法を抑制することが可能になる。
【0008】請求項記載の芯金は、請求項記載の芯
金において、外筒の他端側の縁部は、内筒の他端側の縁
部より一端側に位置するものである。
【0009】そして、この構成では、内筒と外筒との端
縁部の位置をずらすことにより、内筒と外筒との位置合
わせの精度を高める必要がなく製造が容易になるととも
に、外筒のキャンセルピン挿入部への干渉が容易に抑制
される
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の芯金の一実施の形
態を図面を参照して説明する。
【0011】図2ないし図4において、1は自動車のス
テアリングホイールの芯体で、この芯体1の外周部に表
皮部などを設けてステアリングホイール本体が構成さ
れ、このステアリングホイール本体にエアバッグ装置な
どを取り付けてステアリングホイールが構成されるよう
になっている。なお、ステアリングホイールは通常傾斜
した状態で備えられるステアリングシャフト3に装着さ
れるものであるが、以下、乗員側であるエアバッグ装置
側を上側、車体側であるステアリングシャフト3側を下
側として説明する。
【0012】そして、ステアリングホイール本体は、円
環状をなすリム部と、このリム部の内側に位置するボス
部と、これらリム部とボス部とを連結する複数の、本実
施の形態では4本のスポーク部とから構成されている。
そして、ボス部の下部には、ステアリングシャフト3に
嵌着される芯金としてのボス5が設けられているととも
に、このボス5にボスプレート6が一体的に形成され、
ハブコアセットが構成されている。また、このボスプレ
ート6に、スポーク部の芯金7が一体的に形成され、さ
らに、各スポーク部の芯金7に、リム部の芯金8が鋳ぐ
るむなどして接続され、芯体1が構成されている。ま
た、表皮部は、軟質の発泡ポリウレタンなどからなり、
リム部の芯金8の外周部と、スポーク部の芯金7のリム
部側の部分の外周部とに形成されている。また、ステア
リングホイール本体の下側部には、合成樹脂などからな
る下部カバーが取り付けられている。さらに、この下部
カバーの下側部には、ボス5の外周部に位置して、ステ
アリングホイール側の電気部品と車体側の電気部品とを
電気的に接続する略円環状のケーブル用リール装置9が
取り付けられている。なお、ボス5とボスプレート6と
は、一体的に形成する他、別体に形成し、溶接などによ
り接続しても良く、また、このボスプレート6とスポー
ク部の芯金7、およびスポーク部の芯金7とリム部の芯
金8は、それぞれ一体的に形成し、あるいは別体に形成
して溶接などにより接続することもできる。
【0013】また、ステアリングシャフト3は、ステア
リングコラムシャフトともよばれるもので、図3および
図4に示すように、円柱状をなす本体部11の先端部すな
わち上端部に被嵌着部12が設けられ、この被嵌着部12に
は、先端側に向って径寸法が小さくなるシャフト側テー
パ部14と、このシャフト側テーパ部14の先端側に位置
し、軸方向に沿って突条を形成したシャフト側セレーシ
ョン部15とが形成されている。さらに、この被嵌着部12
には、先端側に開口して、被固着部である有底のねじ孔
16が形成されている。
【0014】一方、ボス5は、図1ないし図6に示すよ
うに、それぞれ略円筒状をなす内筒21および外筒22を組
み合わせて構成されている。
【0015】そして、内筒21は、アルミニウム合金ある
いはマグネシウム合金など、鋼材よりも軽量で容易に鋳
造できるいわゆる軽合金により、金型を用いた鋳造によ
りボスプレート6と一体に形成されている。また、この
内筒21の内側には、上下に貫通する嵌着孔24が形成され
ている。そして、この嵌着孔24には、他端側である下側
に位置して、上側に向い径寸法が小さくなるテーパ部25
が形成され、一端側である上側に位置して、軸方向に沿
って突条を形成したセレーション部26が形成されてい
る。さらに、内筒21の外周面は、下側に向って径寸法が
小さくなる外側テーパ部28が形成されている。そして、
この外側テーパ部28は、軸方向に対して例えば0.5度
傾斜して形成されている。さらに、この内筒21の下端部
には、下側および内外周側に開口したキャンセルピン挿
入部(係合凹部)29が複数か所に凹設されている。な
お、本実施の形態では、内筒21の下端部の外形寸法(直
径)は28mm、内筒21の高さ寸法は、34.5mm、嵌着
孔24の下端部の内径寸法(直径)は18.7mm、テーパ
部25の高さ寸法は14mm、セレーション部26の内径寸法
(直径)は、突条が内側に突出した部分で15.2mm、
この突条が形成された部分の高さ寸法は14mm、この突
条が形成されていない下側部の高さ寸法は6.5mm、こ
の部分の内径寸法(直径)は16.2mmとなっている。
また、キャンセルピン挿入部29は2か所に形成され、周
方向の寸法は5mm、高さ寸法(深さ)は3mmとなってい
る。さらに、外側テーパ部28の抜き勾配は0.5度以上
1.5度の以下の範囲に設定できる。
【0016】また、外筒22は、カラー、リング、あるい
は環状補強部材ともよばれるもので、円筒状すなわちリ
ング状に形成され、例えば、厚さ寸法1mm、高さ寸法1
0mmに形成されている。そして、この外筒22は、内筒21
より引張強度が大きい金属である鋼材により形成され、
例えば、引張強度が30kg/cm2以上の鉄あるいはステン
レスなどの金属で形成されている。
【0017】そして、この外筒22は、テーパ部25の外周
側に位置して、内筒21の外周部に嵌合され、内筒21の外
周方向への変形により固定されている。また、外筒22が
固定された状態で、この外筒22の下端部は、内筒21の下
端部より上側に位置し、例えば、キャンセルピン挿入部
29の上端部と位置合わせし、あるいは、キャンセルピン
挿入部29の上端部より若干上側に位置して固定されてい
る。
【0018】次に、図1などを参照して、このボス5の
製造工程、すなわち、内筒21に外筒22を固定する工程を
説明する。
【0019】まず、あらかじめ内筒21を鋳造にて所定の
形状に形成し、また、外筒22は環状の鋼材を所定の長さ
寸法に切断などして形成する。そして、図1(a)に示
すように、内筒21は、テーパ部25を上側に向けた状態
で、製造装置のテーブルなどに固定し、この内筒21の外
周部に、外筒22を手作業などにより嵌合する。この時、
内筒21の外周部は傾斜した外側テーパ部28となっている
ため、外筒22は、上端側(図1に示す下側)が内筒21の
外周部に当接した状態で、所定の位置に仮固定される。
【0020】続いて、治具であるパンチ31を上側から下
降させ、図1(b)に示すように、外周部がテーパ面に
形成された押圧部32を内筒21の嵌着孔24の内側に挿入し
押圧する。すると、傾斜したテーパ部25と押圧部32との
当接により、内筒21のテーパ部25が外周側に押圧されて
変形し、内筒21の外周面が外筒22の内周面に密着し、あ
るいは、少なくとも内筒21の外周部の一部が外筒22の下
端側(図1に示す上側)に突出するように変形した状態
で、外筒22は内筒21に抜け止めして固定される。
【0021】そして、パンチ31を上側に復帰させること
により、図1(c)および図5などに示すように、ボス
5が完成する。
【0022】また、完成したステアリングホイール本体
は、ステアリングシャフト3の被嵌着部12にボス5の嵌
着孔24を挿入し、セレーション部26とシャフト側セレー
ション部15とを歯合させ、テーパ部25とシャフト側テー
パ部14とを当接した状態で、ボス5すなわちボスプレー
ト6の上側からステアリング取付ボルト33を嵌着孔24に
挿入し、このステアリング取付ボルト33のねじ部34をね
じ孔16に螺合して締め付けることにより、このステアリ
ング取付ボルト33に一体または別体に設けたワッシャ部
35がボス5の上面に当接し、ステアリングシャフト3が
抜け止め固定される。さらに、この状態で、シャフト側
テーパ部14がテーパ部25に圧接され、内筒21がさらに外
筒22側に押圧されて、内筒21と外筒22とがより強固に固
定される。
【0023】そして、本実施の形態によれば、内筒21の
外周側に、内筒21を構成する軽合金より引張強度の大き
く、塑性変形しにくい金属にて形成した外筒22を固定し
たため、内筒21を補強し、自動車の衝突の際や、ステア
リングホイールの取り付けの際に加わる力から保護でき
る。
【0024】また、このように内筒21を外筒22にて補強
したため、内筒21をアルミニウム合金、マグネシウム合
金などの軽量な合金で形成できる。そこで、ボス5を容
易に軽量化できるとともに、型を用いて容易に成形で
き、製造コストを低減できる。特に、アルミニウム合金
を用いることにより、製造コストを低減でき、また、マ
グネシウム合金を用いることにより、強度を容易に向上
できる。
【0025】そして、内筒21にキャンセルピン挿入部29
も容易に一体に形成できるため、外筒22の構造を簡略化
でき、例えば内径の合うパイプ材を用いて容易に形成で
き、製造コストを低減できる。加えて、外筒22を薄型化
し、ボス5の径寸法を抑制できる。また、ステアリング
ホイールを実車に装着した状態では、ステアリングシャ
フト3のシャフト側テーパ部14がテーパ部25に圧接さ
れ、内筒21がさらに外筒22側に押圧されて、外筒22の内
面の全面が内筒21と完全に密着し、この引張強度の大き
い外筒22で内筒21を補強できる。そこで、ボス5の径寸
法を大きくする必要がなく、例えば、ボス5の周囲にケ
ーブル用リール装置9が配置され、このケーブル用リー
ル装置9の内径とボス5の内筒21の外形との間の寸法差
が3mm程度しかない場合にも、この間隙に外筒22を容易
に配置させることができる。
【0026】また、外筒22は、内筒21のテーパ部25の外
側に位置して設けたため、内筒21の外周部に嵌合した状
態で、治具を一方向に移動させる動作のみで、合金にて
形成した内筒21を拡開方向に変形させ内筒21と外筒22と
を容易かつ強固に固定でき、少なくとも、実車装着まで
のステアリングホイールの輸送中に外筒22が脱落するこ
とを防止でき、外筒を内側にかしめる構成などに比べ
て、製造コストを低減できる。
【0027】また、内筒21の外周部に外側テーパ部28を
設けることにより、内筒21の外周部に外筒22を嵌合する
のみで、この外筒22を所定の位置に位置決めでき、作業
を容易にして、製造コストを低減できる。また、この外
側テーパ部28は、内筒21の鋳造時の抜き勾配と兼用する
ことができる。
【0028】さらに、内筒21と外筒22との下端部の位置
をずらすことにより、内筒21と外筒22との位置合わせの
精度を高める必要がなく製造を容易にできるとともに、
外筒22がキャンセルピン挿入部29へ干渉することを容易
に抑制でき、製造コストを低減できる。
【0029】なお、上記の実施の形態では、内筒21の下
端部の2か所に、下側および内外周側に開口したキャン
セルピン挿入部29を形成したが、キャンセルピン挿入部
の形状、配置などは、キャンセルピンの形状、配置など
に適宜合わせることができる。例えば、図7および図8
に示すように、下側にのみに開口する有底の孔状のキャ
ンセルピン挿入部(キャンセルピン孔)41を3か所に形
成することもできる。なお、このキャンセルピン挿入部
41は、内径寸法(直径)4.7mmとなっている。
【0030】また、内筒に対する外筒の寸法は適宜選択
することができ、例えば、内筒のほぼ全面を外筒で覆う
こともできる。
【0031】また、この芯金は、自動車の他、各種操舵
装置に用いることができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の芯金によれば、内筒の外
周側に、内筒を構成する合金より引張強度の大きい材質
にて形成した外筒を固定したため、内筒を補強し、内筒
を合金で形成できる。そして、内筒を合金で形成したた
め、容易に軽量化できる。また、外筒は、内筒のテーパ
部の外側に位置して設けたため、治具あるいは嵌着され
るステアリングシャフトにより、内筒に軸方向に沿って
力を加えることにより、合金にて形成した内筒を外周側
に向って拡開するように変形させ、内筒と外筒とを容易
かつ強固に固定できる。さらに、内筒を合金で形成した
ので、この内筒にキャンセルピン挿入部を容易に一体に
形成できる。また、内筒にキャンセルピン挿入部を設け
たため、外筒の構造を簡略化し、製造コストの低減が可
能になるとともに、外筒を薄型化し、芯金の径寸法を抑
制することが可能になる。
【0033】請求項記載の芯金によれば、請求項
載の効果に加え、内筒と外筒との端縁部の位置をずらす
ことにより、内筒と外筒との位置合わせの精度を高める
必要がなく製造を容易にできるとともに、外筒のキャン
セルピン挿入部への干渉を容易に抑制でき、製造コスト
を低減できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の芯金の一実施の形態を示す製造工程の
説明図である。 (a)は初期状態 (b)は(a)に続く状態 (c)は(b)に続く状態
【図2】同上芯金を備えたステアリングホイール本体の
芯体の下面側から見た斜視図である。
【図3】同上芯金のステアリングシャフトへの取り付け
工程を示す説明図である。
【図4】同上芯金をステアリングシャフトへ取り付けた
状態を示す断面図である。
【図5】同上芯金の側面図である。
【図6】同上芯金の分解斜視図である。
【図7】本発明の芯金の他の実施の形態を示す断面図で
ある。
【図8】同上芯金の一部の斜視図である。
【符号の説明】
3 ステアリングシャフト 5 芯金としてのボス 21 内筒 22 外筒 24 嵌着孔 25 テーパ部 26 セレーション部 28 外側テーパ部 29,41 キャンセルピン挿入部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−125638(JP,A) 特開 平9−164958(JP,A) 実開 昭62−112964(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 1/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングシャフトに嵌着される嵌着
    孔を備えた内筒と、この内筒の外周側に固定される外筒
    とを具備し、 前記内筒は、合金にて形成され、前記嵌着孔には、前記
    ステアリングシャフトに周方向に係合するセレーション
    部と、前記ステアリングシャフトが軸方向に沿って他端
    側から一端側に向かい係合するテーパ部とが形成される
    とともに、前記 内筒には、少なくとも他端側に開口する
    キャンセルピン挿入部が一体に形成され、 前記外筒は、前記合金より引張強度の大きい材質にて形
    成され、前記テーパ部の外側に位置して前記内筒の外周
    部に嵌合し固定された ことを特徴とする芯金。
  2. 【請求項2】 外筒の他端側の縁部は、内筒の他端側の
    縁部より一端側に位置することを特徴とする請求項
    載の芯金。
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