JPH11157299A - 押し花密封品 - Google Patents
押し花密封品Info
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- JPH11157299A JPH11157299A JP33012997A JP33012997A JPH11157299A JP H11157299 A JPH11157299 A JP H11157299A JP 33012997 A JP33012997 A JP 33012997A JP 33012997 A JP33012997 A JP 33012997A JP H11157299 A JPH11157299 A JP H11157299A
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Abstract
種類の変更等の自由度を大きくし、再利用も可能とす
る。 【解決手段】 一方の面が吸盤吸着機能を持つ基板層
(1)の他方面に、乾燥押し花(2)のシート状密封層
(3)が一体化配設されているものとする。
Description
封品に関するものである。さらに詳しくは、この出願の
発明は、樹脂に密封された自然な色合いと形状の乾燥押
し花が、住宅やオフィス等の装飾品として、プラスチッ
クやガラス、セラミックス、紙、金属等からなる家具、
窓、壁、ボード、鏡、ドア、パーティション、テーブ
ル、カウンター、電気・電子機器、ケース、文具、その
他日用品や日用備品等の表面に自在に貼着され、その取
り外しや交換も容易な、新しい押し花密封品に関するも
のである。
樹脂によってラミネートしたシートやシール、あるいは
カード等が数多く提案されている。また、これらのラミ
ネート品を電報カバー紙、プラスチック板、あるいは木
質板や、ガラス、金属板等に貼着一体化させた製品も知
られている。
これまでのところ、高級感があり、しかもより汎用的な
性格を持つ装飾品としてはほとんど考慮されてこなかっ
た。たとえば壁面や窓、ドア、鏡、家具等の表面に対し
て使用し、随時に、その配設位置を変化させたり、別種
の押し花品に交換したりすることや、さらには、表面の
汚れを取るために水洗い等の洗浄可能とすること、再利
用のために、押し花の周囲近傍を切り取って利用可能と
すること等は考慮されてこなかった。
し花装飾品について以上のとおりの課題を解決し、より
一層高級感のある装飾品としてその利用態様の汎用性を
有し、切り取りによる再利用、さらには水洗い等の洗浄
も可能な、新しい押し花密封品を提供することを課題と
している。
の課題を解決するものとして、一方の面が吸盤吸着機能
を持つ基板層の他方の面に、乾燥押し花のシート状密封
層が一体化配設されていることを特徴とする押し花密封
品(請求項1)を提供する。また、この出願の発明は、
上記の押し花密封品に関連して、基板層は、樹脂、紙、
木質材、または無機質材、もしくはそれらの複合材から
なる基板と、この基板の一方の面に設けられた吸盤吸着
機能層とからなる押し花密封品(請求項2)をはじめ、
吸盤吸着機能層は、表面に微細凹部を有する発泡樹脂層
である押し花密封品(請求項3)、吸盤吸着機能層は、
表面に肉盛りされた平面網目状の吸盤樹脂層である押し
花密封品(請求項4)、シート状密封層は、乾燥押し花
が樹脂フィルムにより袋状に密封されたものである押し
花密封品(請求項5)、シート状密封層は、乾燥押し花
が樹脂フィルムのラミネートにより密封されたものであ
る押し花密封品(請求項6)、シート状密封層は、乾燥
押し花がホットメルト材の溶融固着により密封されたも
のである押し花密封品(請求項7)を提供する。
し、シート状密封層がホットメルト材の溶融固着により
一体化されている押し花密封品(請求項8)をはじめ、
基板層に対し、シート状密封層が粘着材により貼着一体
化されている押し花密封品(請求項9)、シート状密封
層は、最外層にカバーフィルム層を一体として有してい
る押し花密封品(請求項10)、カバーフィルム層は、
最外表面に吸盤吸着機能を有している押し花密封品(請
求項11)、ホットメルト材は、ホットメルトフィルム
またはホットメルトパウダーである押し花密封品(請求
項12)、基板層の上にはホットメルトフィルム、乾燥
押し花、ホットメルトフィルム、および必要に応じて設
けられるカバーフィルムが順次載置され、減圧雰囲気に
加熱加圧されてなるものである押し花密封品(請求項1
3)等も提供する。
基板層に、乾燥された押し花品が溶融樹脂により密封さ
れた中間層と、その上部の透明フィルム表面層とが積層
一体化されている押し花密封品であって、中間層は、溶
融性多孔質樹脂フィルムが真空減圧下に加熱加圧され、
溶融した樹脂が押し花品に密着してこれを密封したもの
であるとともに、溶融した樹脂により基板層および透明
フィルム表面層に固着されている押し花密封品(請求項
14)をはじめ、溶融性多孔質樹脂フィルムは、3次元
の多孔連通構造を有している押し花密封品(請求項1
5)、溶融性多孔質樹脂フィルムは、平均孔径が1.0
mm以下である押し花密封品(請求項16)、溶融性多
孔質樹脂フィルムは、110℃以下で溶融する押し花密
封品(請求項17)、溶融性多孔質樹脂フィルムの溶融
により押し花品が密着密封されている中間層の厚みは、
4000μm以下である押し花密封品(請求項18)、
中間層は、真空乾燥された押し花品を実質的にその周辺
に気泡がないように密封している押し花密封品(請求項
19)、透明フィルム表面層は、300μm以下である
押し花密封品(請求項20)、透明フィルム表面層は、
多層積層フィルムである押し花密封品(請求項21)、
透明フィルム表面層は、最外表面層としてハードコート
層またはソフトコート層を有している押し花密封品(請
求項22)、透明フィルム表面層は、最外表面に吸盤吸
着機能を有している押し花密封品(請求項23)、そし
て上記のいずれかの押し花密封品であって、基板層と中
間層とはホットメルト材により溶着されている押し花密
封品(請求項24)等も提供する。
の特徴を持つものであるが、以下、図面に沿って、さら
に詳しくこの発明の実施の形態について説明する。ま
ず、添付した図面の図1は、この発明の形態の一例を示
したものである。押し花密封品としての断面斜視図であ
る。
において吸盤吸着機能を持つ基板層(1)の表面には、
乾燥押し花(2)のシート状密封層(3)が一体化配設
されている。基板層(1)は、吸盤吸着機能層(11)
を設けた基板(12)により構成されている。ここで、
基板(12)は、樹脂をはじめ、紙や木質材、あるいは
ガラスや金属等の無機質材、もしくはこれらの二種以上
のものの複合材等の各種のものであってよい。また、吸
盤吸着機能層(11)については、たとえば表面に多数
の微細凹部を有する発泡樹脂層として形成することがで
きる。あるいはまた、この吸盤吸着機能層(1)は、ス
クリーン印刷法による樹脂の肉盛りやマスク材を用いた
樹脂層のエッチング法等により多数の吸盤や微細凹部が
所定の平面配置で設けられた樹脂層として形成すること
ができる。
1)には、接着剤や粘着剤は一切使用されていない。表
面の形状と表面の構造のみによって、わずかの押圧にと
もなう微細負圧域の形成にともなう、いわゆる吸盤とし
ての吸着という機能で、被着表面に貼着される。この吸
盤吸着機能は特徴のあるものである。固体被着表面への
貼着については、従来よりマグネットシート品によるも
の、あるいは粘着層を持った粘着シート品によるものが
よく知られている。
体粉末を樹脂バインダーによって塩化ビニル樹脂等の樹
脂シート上に固着一体化し、次いでこれを着磁させたも
のである。また、後者の粘着シート品は、樹脂シート
に、粘着剤層を設けたものである。マグネットシート品
では、その片面に文字や記号、図案、動物、人物、風
景、草花等のキャラクターがカラー印刷層等として設け
られ、これらがアクセサリーやインテリア用品、文具、
教育用品等として活用されてきている。
では、高級感のあるインテリア用品、家具等に対して貼
着して使用するには、前記樹脂シート上の印刷層の色合
いや図柄に限界があり、装飾品としては満足できるもの
ではなかった。また、マグネットシート品は、金属や磁
性材の表面でなければ貼着できないという制限があっ
た。一方、粘着剤層を持つ粘着シート品は、テープやラ
ベル等として利用されてきており、被貼着対象の種類に
制限がなく、任意のものであってよいという特長を持つ
ものの、貼着した後に剥離すると粘着剤層の一部が被貼
着面に粘着して残り、汚れを生じさせるばかりか、剥離
したシート品の貼着再利用が難しくなるという欠点があ
った。
細凹部による吸盤吸着機能は、マグネットシート品のよ
うに被貼着対象を選ばずに、任意の素材、材料からなる
表面にも貼着でき、しかも粘着性シート品のように粘着
剤層の残存と繰り返しての貼着と剥離が難しいという問
題もない。この発明においては、このような優れた特長
のある吸盤吸着機能を利用して、これまでに全く知られ
ていない乾燥押し花密封品を提供するのである。
を微細凹部を持つ発泡樹脂層として形成する場合には、
ポリウレタン、SBR樹脂、NBR樹脂、PVC樹脂、
シリコーン樹脂、ポリブタジェン、ポリエチレン、アク
リル樹脂等の発泡により実現することができる。たとえ
ば、これら合成樹脂のエマルジョンを機械発泡させ、こ
れを基板(12)に塗布して発泡樹脂層からなる吸盤吸
着機能層(11)を形成することができる。この際の基
板(12)は各種のものでよい。たとえば、PVC、ポ
リエステル、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ゴム、アクリル樹脂、メタクリル樹脂等のシートや
フィルム、あるいはガラス、アルミニウムシート、紙、
木板、さらには、合成樹脂の不織布や織布であってよ
い。
としての吸盤は、たとえばその径としては平均で1〜5
0μmm程度、最大径が30〜200μmm程度、吸盤
の深さは平均で1〜20μmm程度とすることが考慮さ
れる。吸盤吸着機能層(11)の全面に占める微細凹部
の開孔面積としては、15〜60%程度とすることが考
慮される。そして、微細凹部は吸盤吸着機能層(11)
の表面から三次元的に連通する多数の微細な小孔である
ことがより適当でもある。また、粘着力は、0.8kg
/cm幅以上であることを目安とすることができる。
やスクリーン印刷の手法により基板(12)上に肉盛り
した吸盤層として形成することもできる。複数の吸盤が
肉盛り形成されることになる。この時、外縁、堤状の肉
盛りがなされることになる。この場合には、前記のよう
な基板(12)に対し、印刷インクとした合成樹脂を用
いて印刷し、たとえば網目状の吸盤層を形成する。吸盤
の形状は、たとえば円形、だ円、矩形、亀甲形等の任意
であってよい。印刷インクとして吸盤層を形成する合成
樹脂としては、たとえばPVC樹脂、シリコン樹脂、酢
酸ビニル樹脂、ウレタン樹脂、メタアクリル樹脂等が代
表的なものとしてある。これらはUV硬化型、熱硬化
型、乾燥硬化型のいずれのタイプの合成樹脂であっても
よい。
の間には接着層を介在させてもよい。たとえばエポキシ
樹脂やアクリル樹脂、ウレタン樹脂、ゴム、酢酸ビニル
樹脂等である。これらは、基板(12)に対し、あらか
じめ印刷法により、あるいはスプレー法やディップ法に
より塗布しておくことができる。印刷により吸盤層を形
成する場合には、肉盛りの膜厚は、たとえば20〜20
0μm程度が考慮される。
のとおり、基板層(1)には、乾燥押し花(2)のシー
ト状密封層が一体化されるが、この場合、乾燥押し花
(2)は、たとえばホットメルト材の溶融固着により密
封固定されてシート状密封層(3)を構成する。シート
状密封層(3)は、最外層として、カバーフィルム層
(30)を有してもよい。
のであって、前記の基板層(1)の上には、ホットメル
トフィルム(31)、乾燥押し花(2)、ホットメルト
フィルム(32)およびカバーフィルム(30)が載置
され、減圧雰囲気下に加熱加圧してホットメルトフィル
ム(31)(32)を溶融させ、乾燥押し花(2)を溶
融密封して前記のとおりの乾燥押し花のシート状密封層
(3)を形成している。このシート状密封層(3)は、
基板層(1)およびカバーフィルム層(30)に一体化
してもいる。
トフィルム(31)(32)を用いて溶融固着層を形成
することに代えて、接着剤層を持つ樹脂フィルムにより
袋状とした空隙内に押し花(2)を密封するようにして
もよいし、あるいは、接着剤層を持つラミネート樹脂フ
ィルムにより押し花(2)をラミネート密封するように
してもよい。
し花品を装入したものや、押し花ラミネート品は、押し
花の周囲に空気層を残存させやすく、しかも完全にも外
部の空気や湿気との接触を遮断できない懸念があるた
め、押し花の色彩や形の劣化が進み、長期にわたって品
質を保持するのが難しくなる。また、ラミネート品等は
実際には、押し花の周囲の溶着シール部のみにおいて封
止することになるため、このシール部内方の押し花の周
囲近傍を切り取って再利用することは必ずしも現実的で
ない。シール状態が失われて押し花が直接外気と接触す
る状態に置かれやすく、その劣化が急速に進むからであ
る。ただ、目的、用途によっては前記のラミネートによ
る押し花密封品等でも役割を果すことになる。
気、湿気の遮断性に優れ、美しい色彩と形状とを長期に
わたって保持することのでき、新しい乾燥押し花密封品
を提供する。このものは、制御された減圧雰囲気下にお
いて乾燥押し花を樹脂の溶融により密封封入したもので
あって、高い品質を持つものとして注目される。ホット
メルト材は、前記のようにホットメルトフィルム(3
1)(32)として用いるのが取扱い性や、密封性の点
でより好ましいが、パウダー状のものとして用いてもよ
い。たとえば図2において、ホットメルトフィルム(3
1)(32)のいずれか一方、もしくは両方に代わっ
て、パウダー状のホットメルト材を用いることもでき
る。
も良好とするためには、ホットメルト材としては乾燥押
し花との密着性と脱気泡性に優れたものとして、熱可塑
性のポリオレフィンや、ポリビニルアルコール系、ポリ
酢酸ビニル系、ポリビニルエーテル系等のセルロース親
和性に優れ、乾燥押し花の表面組織に密着し、減圧下で
の脱気性が良いものが好適に用いられる。
は、耐熱性のあるフィルムとして適宜なものを用いても
よいし、後加工として、基板層(1)に一体化されたシ
ート状密封層(3)の最外表面に、塗布や、噴霧して硬
化層を形成するようにしてもよい。この場合には、より
耐光性に優れたアクリル系、メタクリル系等の樹脂を用
いるようにしてもよい。
コート層でもよいし、よりソフトなウレタン系、アクリ
ル系、フッ素系等の樹脂のソフトコート層として構成さ
れてもよい。また、カバーフィルム層には、前記と同様
の基板層(1)を持つように構成してもよい。この場合
には、シート状密封層(3)が、基板層(1)により挾
まれた形態となる。
この図3の例では、基板層(1)に対して、乾燥押し花
をホットメルトの溶融固着により密封したシート状密封
層(3)は、この密封層のための基板(33)を備え、
このシート基板(33)の裏面を両面粘着テープ材
(4)等の粘着材、接着材によって前記基板層(1)に
貼着一体化している。
ト材を用いたこの発明の押し花密封品の場合には、乾燥
押し花(2)が、前記のホットメルト溶融固着としての
シート状密封層(3)に密封されたままの状態で、その
周囲近傍(A)まで、基板層(1)とシート状密封層
(3)とがハサミ(5)等により一体として切り離し可
能とされているものがこのましいものの一つとして挙げ
られる。
品に複数の押し花(2A)(2B)・・・が密封される
ものとし、適宜に、所望の押し花(2A)の周囲近傍
(A)を切り離して各種の被貼着表面に、装飾品として
貼着し、さらにこのものを適宜に他の切り離し装飾品に
取り替えたり、あるいは貼着部位を変更することが可能
となる。
の微細凹部による吸盤吸着機能による貼着によって、着
脱自在に、所望の位置に配設することができ、その汎用
的性格が実現されるとともに、図4の例のように切り離
し可能とすることで、さらに利便性、そして家具、各種
インテリア用品等に対しての装飾効果が高まることにな
る。
(1)そのものが切断容易であることになる。その意味
では、基板層(1)を構成する前記の基板(12)は、
柔軟性があって、切断可能とされる樹脂シートであるこ
とが適当となる。また、シート状密封層(3)について
は、従来のラミネート品とは相違して、ホットメルト材
により乾燥押し花をその表面部位まで緻密に密封するこ
とで、押し花(2)のごく近傍の位置で切断したとして
も密封性が失われることはない。このようなことは従来
の樹脂ラミネート品では全く実現されなかったことであ
る。
密封品では、所望範囲の切り離しにより再利用が可能と
なる。たとえばカードやボード、あるいはマットや名札
シートとして使用したものであっても、所望の押し花の
周囲を所望の平面形状、たとえば円形、多角形、さらに
は各種異形形状に切り出して、貼着による装飾品として
再利用できることになる。
は、木質板やセラミック、ガラス等の硬質板を用いるこ
ともできる。この場合には、以上のような切断再利用は
難しくなるにしても、貼着および剥離自在な新しい乾燥
押し花品となる。基板(12)が切断容易である場合、
あるいはそうでない場合でも、この発明においてホット
メルト材等により緻密に押し花を密封することで、押し
花密封品の表面が汚れた場合の水洗い等の洗浄も可能と
なる。
したシート状密封層(3)のためのホットメルト材の溶
着による溶着固着については、溶融性の多孔質樹脂フィ
ルムを用いることによってさらに効果的となる。溶融性
多孔質樹脂フィルムは、これを構成する微細孔によっ
て、真空減圧下に溶融される際に、乾燥押し花(2)の
周囲とその表面の空気、湿気を、この微細孔を通じて外
部へと排出し、しかも押し花(2)に密着することを可
能としている。より具体的には、溶融性多孔質樹脂フィ
ルムの配設部位の全体を通じて効果的に空気、湿気を排
出させるためには、3次元の多孔連通構造を持つもので
あることが好ましい。そして、その種類によって若干の
差異はあるものの、乾燥した押し花の色合い、形状、組
織を破壊することなしに埋め込むことを可能とするため
には、適度な溶融溶着性をも備えていることが必要であ
る。
フィルムは、3次元の微細孔連通構造を持ち、かつ、そ
の平均孔径は、1.5mm以下、たとえば0.05〜
1.5mm、より好ましくは1.0mm以下、たとえば
0.1〜1.0mm程度であって、ASTMふる目規格
としては18〜140メッシュに相当し、Tyler メッシ
ュで16〜150に相当し、空隙体積率としては85%
以下、たとえば30〜80%程度で、かつ、120℃以
下、より好ましくは110℃以下、さらには60〜85
℃程度の温度において溶融溶着するものが適当である。
前記の溶融固着層(31)としての図6に示した中間層
(30)の厚みは、4000μ以下、より一般的には1
00〜1000μm程度が適当であることから、溶融性
多孔質樹脂フィルムは、その厚みが150〜1500μ
m程度のものを一枚もしくは複数枚用いるのが適当であ
る。
するが、一般的には、平均孔径が0.05mm未満の場
合にはフィルムそのものの入手が容易でないばかりか、
真空減圧による空気、湿気の除去効率は低くなる傾向に
ある。また、1.5mmを超えて大きくなると、溶融し
た樹脂の押し花品への密着度、すなわち埋め込みのため
の充填度が不足する傾向が見られる。このことから、厚
み150〜1500μm程度の溶融性多孔質樹脂フィル
ムとしては、溶融温度が、好ましくは110℃、さらに
は60〜85℃程度であって、平均孔径が0.05〜
1.5mm、より好ましくは1.0mm以下、0.1〜
1.0mmを目安とするのが適当である。
は、素材となる樹脂の微粉末の部分溶融体やその厚粉体
として製造されたもの、発泡体として製造されたもの、
あるいは、フィルムの光や、プラズマ、放射線照射によ
り処理されて製造されたもの等として入手することがで
きる。そして素材としての樹脂については、押し花品
(2)との密着親和性や、溶融温度、溶融時のフロー
性、そして多孔質フィルムの製造性等を考慮して選択さ
れるのであって、たとえば、ポリエチレン、エチレン・
エチルアクリレートコポリマー、エチレン・酢酸ビニル
コポリマー、エチレン・アクリル酸コポリマー、エチレ
ン・メタクリル酸コポリマー等々が適当なものとして挙
げられる。
ものの一つであるが、その部分ケン化物、たとえば約1
0当量%以下のケン化物は押し花品との親和性において
良好でもある。これらの溶融性多孔質樹脂フィルム(な
お、フィルムの用語については、シートと呼んでも実質
的な差異はない)によって、押し花品(2)を埋め込ん
で密封することでシート状密封層(3)を形成するに
は、たとえば図5において、基板層(1)上に乾燥押し
花(2)を載置し、その上に溶融性多孔質樹脂フィルム
と、透明フィルム表面層(6)を形成する非溶融性の樹
脂フィルムを順次置いて、高真空減圧下で加熱加圧する
か、あるいは基板層(1)の上にまず溶融性多孔質樹脂
フィルムを置き、その上に押し花(2)を置き、さらに
再度溶融性多孔質樹脂フィルムを置いて、上記と同様に
して非溶融性の透明樹脂フィルムを置いた後に高真空減
圧下に加熱加圧するのが適当である。より好ましくは、
後者の手段を採用するのがよい。
その近接周面には、溶融性多孔質樹脂フィルムと同種の
樹脂の微粉末をあらかじめ散布して加熱加圧してもよ
い。より厚みのある押し花(2)の場合には、この微粉
末の散布は有効でもある。この場合の粒径としては0.
5mm以下、0.05mm以上のものであることが適当
である。
は上記の微粉末は、溶融硬化してシート状密封層(3)
を形成するものとしては透明性の高いものとするのが適
当である。これは、密封した押し花(2)がその美しい
自然の色をより鮮明に見せるためである。もちろん、所
望によっては、色素等の添加によって、シート状密封層
(3)が特有の色合いを持つものとし、押し花品(2)
とともに相乗的にその美しさを発現するようにしてもよ
い。この場合にも透明度が高いことが適当であることは
言うまでもない。
発明においては、前記のとおりの溶融性多孔質樹脂シー
トを用いることで、押し花(2)の密封に際して、真空
減圧下に、押し花(2)の周囲、その表面近傍に空気溜
りや気泡を残すことなしにこれらを効果的に外部に排出
することができ、溶融した樹脂を押し花(2)のすべて
の表面にくまなく密着させてこれを埋め込み密封するこ
とを可能としている。このため、残存する空気中の酸素
や、湿気によって押し花(2)が劣化して変退色するこ
とを長期にわたって防止し、自然の鮮明な色合いを保つ
ことを可能とする。
たとえ外力によって透明フィルム表面層(6)からの損
傷があっても、押し花(2)にその傷が達しない限り
は、密封性は破られることはなく、押し花品の劣化は生
じない。また、前記の溶融性多孔質樹脂フィルムの使用
によって、大きな平面積の押し花密封品を得ることも可
能となる。真空減圧は、全平面域にわたってすみやかに
空気を排出することになるからである。このことは、種
類や厚みの異なる複数の押し花(2)を同一平面上に配
置した場合でも同様であって、壁面ボード、間仕切り等
の大きな面積で、装飾性に優れた押し花物品の提供も可
能となる。
に切り取りによる再利用も可能となる。押し花(2)に
接しない限り、所望の範囲を切り取って、別途利用する
こともできるからである。たとえば、メッセージカード
や電報台紙にこの発明の押し花密封品を構成する場合、
これを切り出して再利用できることになる。これは、押
し花(2)が、くまなく溶融した樹脂に密着されてシー
ト状密封層(3)を形成しているからである。
種の草花であってよく、コスモス、パンジー、カスミ
草、バラ、麦等の各種の花、葉、茎、実の適当な組合わ
せであってよい。図5に示した透明フィルム表面層
(6)については、シート状密封層(3)を形成する加
熱加圧時にも溶融することのないものであって、透明性
が高くしかもその最外表面は、外力によっても損傷、摩
耗しにくく、光や温度によって劣化しないものであるこ
とが好ましい。
造コストや、透明度等を考慮して、通常は300μ以
下、40〜300μm程度とするのが適当である。そし
て、この透明フィルム表面層(6)については、多層構
造としてもよく、シート状密封層(3)に接する部分に
は、密着性が良いものとし、最外表面には、硬度があっ
て傷が付きにくく、光、熱等に対して耐性の大きなハー
ドコート層が配設されるようにしてもよい。たとえば透
明フィルムのシート状密封層(3)側に接着層、特に熱
接着層(ヒートシール層)を設け、最外層にハードコー
ト層を設けることもできる。
性、耐熱性等の良好なものとしてポリエステル、ポリカ
ーボネート、ポリプロピレン、PET(ポリエチレンテ
レフタレート)等のフィルムや、いわゆるソフト系の透
明フィルムとしてのウレタン、アクリル、フッ素系等の
フィルムであって表面に傷がつきにくいもの等を用いる
ことができる。熱接着層としては、一般的には、60〜
100℃程度の、前記の加熱加圧下において接着性を示
すフィルムを用いることが考慮される。たとえばこのよ
うなフィルムとしては、ポリエチレン、エチレン・エチ
ルアクリレートコポリマー、エチレン・酢酸ビニルコポ
リマー等が例示される。また、ハードコート層として
は、酸化ケイ素膜等の無機膜、あるいは、アクリル系樹
脂、有機ケイ素系樹脂、硬質ウレタン系樹脂等が例示さ
れる。そして、これらのハードコート層には、表面の耐
摩耗性とともに、反射防止性を付与するために、シリカ
微粒子や、TiO2 ,ZrO2 ,SnO2 等の微粒子を
分散させておいてもよい。また、ITO(インジウム・
スズオキサイド)等の導電性微粒子を分散させておくこ
とで、表面に静電気によるほこりが付着しにくいように
してもよい。
で、密封された押し花(2)は、より鮮明にその色合い
を発現することになる。接着性のフィルムは、その厚み
は、10〜200μm程度とし、ハードコート層は、1
〜4μm程度とするのが適当である。もちろん、接着性
フィルムやハードコート層等は必ずしも必要としない。
押し花密封品の用途に応じて透明フィルム表面層(5)
の構成が定められることになる。
ート状密封層(3)との接着性をさらに良好とするため
に、前記のような接着層を設けてもよいし、あるいはプ
ラズマや、エッチング液により粗面化し、アンカー効果
を付与しておいてもよい。基板層(1)を図1のように
吸盤吸着機能層(11)と基板(12)により構成する
場合には、基板(12)は、樹脂層の積層体であってよ
い。基板層(1)を形成する際に、この積層体を構成し
てもよいし、あるいは、形成後に、さらに樹脂層を積層
するようにしてもよい。樹脂シートの積層については、
たとえば吸盤吸着層(11)の上に、順次に、 のように積層したものであってよい。
前記のようにプラズマ、コロナ等の処理を施してアンカ
ー効果を増大させてもよい。そして、フラットな基板
(12)を用いる場合には、この発明によって、反り
(カール)やねじれが生じない構成も提供される。ま
た、密封された押し花(2)の色合いをより鮮明にする
ための背景として、基板層(1)の色合いをコントロー
ルすることもできる。
持性に優れた塩化ビニル樹脂、ポリエステル、ポリカー
ボネート、ポリスルホン、ポリプロピレン等のフィルム
(シート)を複数枚積層一体化することで、前記の加熱
加圧にともなう基板層(1)の反りやねじれを効果的に
抑止することができる。また、積層構造の中間層、最外
層、あるいは両者にカラー印刷層やカラー練込み層を設
けることで、基板による背景効果をより大きなものとす
ることができる。
ト)を用い、接着層としての熱接着層等を介してカラー
印刷層とともに積層する。カラー印刷層は、白色フィル
ムの地の背景色に対して押し花(2)の色合いをそのま
ま浮き出たせる場合には必ずしも必要でないが、背景色
を変更する場合や、背景をデザイン地とする場合に設け
られることになる。
干くすんでいる場合に、クリーム色のカラー印刷層やカ
ラー練込み層を設けることで、押し花品の色合いを鮮明
にすることも可能となる。なお、接着層としては、前記
と同様のものが考慮される。そして、基板(12)を構
成する複数枚のフィルム(シート)の場合には、その厚
みは、一般的には20〜200μm程度とし、接着層に
ついては10〜100μm程度とするのが適当である。
ないが、実用上の観点からは、0.1〜10mm程度が
たとえば考慮される。基板(12)として樹脂シートを
用いる場合については、全体として、たとえば2000
μm以下、さらには100〜1000μm程度とするこ
とが考慮される。なお、カラー印刷層、カラー練込み層
については、適当な着色インク、顔料、色素が用いら
れ、さらには金属による粉末や、その固着、あるいは蒸
着したデザインとしてもよい。
明について説明する。
支持台上で、四周に配置したゴムに囲まれた平面域(3
00×300mm)に、綿布を置き、次いで基板層を置
いた。
厚みのものとした。 ポリエチレン(PE):20μm ポリプロピレン(PP):30μm 白色塩化ビニル樹脂(PVC):1.0mm 発泡樹脂層:1.0mm この場合、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(P
P)およびPVCについてはあらかじめ積層し、次いで
発泡樹脂層をPVCの片面に形成した。発泡樹脂層は、
ポリウレタン(固形分45%)100重量部に起泡剤と
して脂肪酸塩素活性剤10重量部、架橋剤としての水溶
性エポキシ3重量部を混合し、発泡機で機械的に泡立て
たものをドクターナイフにより前記PVC面に塗布し、
次いで120〜165℃で熱処理して発泡倍率約3倍の
塗膜として得た。
が約30%であり、微細孔凹部の平均径は25μmm、
最大径は60μmm、粘着力は1.1kg/cm幅であ
った。この発泡樹脂層を吸盤吸着機能層とした。以上の
基板層の上には、溶融温度75℃、平均孔径が約0.2
mmで、厚み0.6mm(ASTM 70メッシュ相
当)のエチレン・酢酸ビニルコポリマーからなる溶融性
多孔質樹脂フィルム、パンジーの真空乾燥押し花、上記
同様の溶融性多孔質樹脂フィルム、並びに厚み150μ
mPETフィルムからなる透明フィルムを順次重ね、約
80℃の温度において、760mmHgの絶対真空度に
限りなく近い状態に真空減圧して上方より約1atm程
度に押圧した。
シート状密封層800μm、透明フィルム表面層150
μmの厚みを有し、シート状密封層には、押し花が溶融
した樹脂に密着されて密封されており、空気溜り、気泡
は全く認められなかった。また、基板層については反り
やねじれが認められなかった。押し花は、6ケ月以上の
長期に渡って自然の色合いを保持し、その色合いは鮮明
で美しいものであった。
部からのわずかな手による押圧で可能とされ、確実に貼
着されるとともに、手による剥離も容易とされた。ガラ
ス窓、テーブル、ボード、ドア、家具等の表面に貼着と
剥離が容易な押し花密封装飾品が得られた。実施例2 実施例1において、溶融性多孔質樹脂シートとして、5
当量%部分ケン化物を用い、平均孔径0.5mmで、厚
み1.3mm(ASTM 35メッシュ相当)のものを
用い、厚みが約1000μmのシート状密封層を形成し
た。
品を得た。また、上記いずれの実施例においても、所要
の形にハサミで切り取っても密封性が破壊されずに、貼
着可能な装飾品として再利用も可能であった。もちろん
この発明は以上の例によって何ら限定されるものではな
い。その細部について様々な態様が可能である。
発明によって、密封された押し花が、吸盤吸着機能によ
る貼着によって、着脱自在に、その貼着位置の選択、変
更、押し花の交換等の自由度が大きなものとされ、汎用
性は大きく向上する。切り離し可能のものについては、
さらに以上の効果は大きなものとなり、また、使用済の
ものであっても再利用が可能となる。洗浄も可能とされ
ることになる。
る。
Claims (24)
- 【請求項1】 一方の面が吸盤吸着機能を持つ基板層の
他方の面に、乾燥押し花のシート状密封層が一体化配設
されていることを特徴とする押し花密封品。 - 【請求項2】 基板層は、樹脂、紙、木質材、または無
機質材、もしくはそれらの複合材からなる基板と、この
基板の一方の面に設けられた吸盤吸着機能層とからなる
請求項1の押し花密封品。 - 【請求項3】 吸盤吸着機能層は、表面に微細凹部を有
する発泡樹脂層である請求項2の押し花密封品。 - 【請求項4】 吸盤吸着機能層は、表面に平面網目状の
吸盤樹脂層である請求項2の押し花密封品。 - 【請求項5】 シート状密封層は、乾燥押し花が樹脂フ
ィルムにより袋状に密封されたものである請求項1ない
し4のいずれかの押し花密封品。 - 【請求項6】 シート状密封層は、乾燥押し花が樹脂フ
ィルムのラミネートにより密封されたものである請求項
1ないし4のいずれかの押し花密封品。 - 【請求項7】 シート状密封層は、乾燥押し花がホット
メルト材の溶融固着により密封されたものである請求項
1ないし4のいずれかの押し花密封品。 - 【請求項8】 基板層に対して、シート状密封層がホッ
トメルト材の溶融固着により一体化されている請求項1
ないし7のいずれかの押し花密封品。 - 【請求項9】 基板層に対し、シート状密封層が粘着材
により貼着一体化されている請求項1ないし7のいずれ
かの押し花密封品。 - 【請求項10】 シート状密封層は、最外層にカバーフ
ィルム層を一体として有している請求項1ないし9のい
ずれかの押し花密封品。 - 【請求項11】 カバーフィルム層は最外表面に吸盤吸
着機能層を有している請求項10の押し花密封品。 - 【請求項12】 ホットメルト材は、ホットメルトフィ
ルムまたはホットメルトパウダーである請求項7、8、
10または11の押し花密封品。 - 【請求項13】 請求項12の密封品であって、基板層
の上にはホットメルトフィルム、乾燥押し花、ホットメ
ルトフィルム、および必要に応じて設けられるカバーフ
ィルムが順次載置され、減圧雰囲気に加熱加圧されてな
るものである押し花密封品。 - 【請求項14】 基板層に乾燥された押し花品が溶融樹
脂により密封された中間層と、その上部の透明フィルム
表面層とが積層一体化されている押し花密封品であっ
て、中間層は、溶融性多孔質樹脂フィルムが真空減圧下
に加熱加圧され、溶融した樹脂が押し花品に密着してこ
れを密封したものであるとともに、溶融した樹脂により
基板層および透明フィルム表面層に固着されている請求
項12または13の押し花密封品。 - 【請求項15】 溶融性多孔質樹脂フィルムは、3次元
の多孔連通構造を有している請求項14の押し花密封
品。 - 【請求項16】 溶融性多孔質樹脂フィルムは、平均孔
径が1.0mm以下である請求項14または15の押し
花密封品。 - 【請求項17】 溶融性多孔質樹脂フィルムは、110
℃以下で溶融する請求項14ないし16のいずれかの押
し花密封品。 - 【請求項18】 溶融性多孔質樹脂フィルムの溶融によ
り押し花品が密着密封されている中間層の厚みは、40
00μm以下である請求項14ないし17のいずれかの
押し花密封品。 - 【請求項19】 中間層は、真空乾燥された押し花品を
実質的にその周辺に気泡がないように密封している請求
項14ないし18のいずれかの押し花密封品。 - 【請求項20】 透明フィルム表面層は、300μm以
下である請求項14ないし19のいずれかの押し花密封
品。 - 【請求項21】 透明フィルム表面層は、多層積層フィ
ルムである請求項14または20の押し花密封品。 - 【請求項22】 透明フィルム表面層は、最外表面層と
してハードコート層またはソフトコート層を有している
請求項21の押し花密封品。 - 【請求項23】 透明フィルム表面層は、最外表面に微
細凹部による吸盤吸着機能を有している請求項14ない
し22のいずれかの押し花密封品。 - 【請求項24】 請求項14ないし23のいずれかの押
し花密封品であって、基板層と中間層とはホットメルト
材により溶着されている押し花密封品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33012997A JP3717649B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 押し花密封品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33012997A JP3717649B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 押し花密封品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11157299A true JPH11157299A (ja) | 1999-06-15 |
JP3717649B2 JP3717649B2 (ja) | 2005-11-16 |
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ID=18229140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33012997A Expired - Fee Related JP3717649B2 (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 押し花密封品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3717649B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2813557A1 (fr) * | 2000-09-06 | 2002-03-08 | Exotyca Sarl | Immersion de tous tubes transparents de tous calibres ou toutes formes dans une resine ou un liquide transparent permettant dans tous contenants d'inserer des tiges de vegetaux artificiels ou naturels. |
KR101426205B1 (ko) * | 2013-07-24 | 2014-08-04 | 양정인 | 나무판을 이용한 누름꽃 나무엽서 제작방법 및 그 나무엽서 |
CN104708705A (zh) * | 2015-03-20 | 2015-06-17 | 余乐恩 | 一种陶瓷斫泥工艺 |
JP2020181095A (ja) * | 2019-04-25 | 2020-11-05 | シャープ株式会社 | 自己粘着シート、デンタルミラー、口腔内撮影用ミラーおよび光学部品 |
-
1997
- 1997-12-01 JP JP33012997A patent/JP3717649B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3717649B2 (ja) | 2005-11-16 |
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