JPH11156612A - 裏座ぐり・面取り加工方法及び装置 - Google Patents

裏座ぐり・面取り加工方法及び装置

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JPH11156612A
JPH11156612A JP3732398A JP3732398A JPH11156612A JP H11156612 A JPH11156612 A JP H11156612A JP 3732398 A JP3732398 A JP 3732398A JP 3732398 A JP3732398 A JP 3732398A JP H11156612 A JPH11156612 A JP H11156612A
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cutting
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Abstract

(57)【要約】 【課題】工作機械に搭載されている工具内クーラント液
供給装置からのクーラント液の圧力を利用した裏座ぐり
・面取り加工装置を提供する。 【解決手段】工作機械に着脱自在に取り付ける工具1の
先端に出没刃具2を備えた裏座ぐり・面取り加工装置に
おいて、工具1内に、工作機械から供給されるクーラン
ト液の圧力を駆動源とする液圧シリンダ10を内設する
と共に、工具1の先端に刃具2とその刃具2を工具1の
径方向に進退駆動させる刃具駆動機構22とを内蔵した
刃具アタッチメント20を装着し、当該刃具駆動機構2
2を液圧シリンダ10のピストンロッド15に連結させ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、裏座ぐり・面取り
加工方法及び装置に関し、特に、それらの加工能率の向
上を図るとともに加工の自在性を高めたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばNC加工機のような工作機
械で、ワークに下穴加工を施した後、その下穴の裏座ぐ
り加工や面取り加工を行うのに、種々の形式の自動裏座
ぐり装置や自動面取り装置が実用されている。図11
は、裏座ぐり加工用の工具の一例である押し付けタイプ
の自動式裏座ぐり加工装置による下穴Dの裏座ぐり加工
を示した図である。この加工装置は、工作機械の主軸に
図示しないアーバを介して着脱自在に取り付けられる工
具1の先端に、刃具としての切刃2を有する刃具アタッ
チメント3を備えている。その切刃2は、刃具アタッチ
メント3に内設されて工具1に連結している図示されな
い刃具出没機構の作動で、矢符号Aのように起倒して工
具径方向に出没するようになっている。すなわち、当該
切刃2は、工具1の端面1aをワークWの表面Waに押
し当てることにより起き上がり、更にもう1回端面1a
をワークWの表面Waに押し当てることにより倒れて刃
具アタッチメント3内に没入する。
【0003】いま、図示のようなコ字形状のワークWの
一面にあけた下穴Dに裏座ぐり加工を施すには、切刃
2を倒した状態で工具1を矢符号Bのように前進させて
刃具アタッチメント3を下穴Dに通す。さらに工具1
の前進を続けてその端面1aをワークWの表面Waに押
し当て切刃2を起こす。次に切刃2が起きたままで工
具1を後退させ、切刃2をワークWの裏面側に当てて工
具1を回転させつつ所定深さの裏座ぐり加工を施す。
加工が終了したら、工具1を前進させて切刃2をワーク
Wの裏面から引き離し、引き続き工具1を前進させてそ
の端面1aをワークWの表面に押し当てて切刃2を倒
す。その後工具1を後退させて刃具アタッチメント3
をワークWから引き抜くという手順が必要とされてい
る。
【0004】図12は他の従来例で、逆転タイプの自動
式裏座ぐり加工装置による下穴Dの裏座ぐり加工を示し
た図である。この場合は、工具1に装着した刃具アタッ
チメント3の先端に出没自在に収納されている刃具とし
ての切刃2が、図示されない刃具出没機構の作動で、主
軸の逆回転時には出没自由なアンロック状態になり、一
方、主軸の正回転時には突出したままロックされるよう
になっている。この加工装置でワークWの下穴Dに裏面
取り加工を施すには、先ず主軸を逆回転させる。これ
により、切刃2はアンロック状態になるとともに回転の
遠心力の作用で外方に突出する。この状態のまま、刃具
アタッチメント3をワークWの下穴Dに差し込む。そ
の切刃2はアンロック状態にあるため、切刃先端が下穴
Dに触れると自動的に下穴D内に折りたたまれる。切
刃2が下穴Dを通過するまで工具1を前進させる。切
刃2は、下穴Dを通り抜けると再び遠心力の作用で外方
に開く。かくして切刃2が突出したら、主軸を正回転に
切り換えて切刃2をロックし、今度は工具1を少しづつ
後退させつつ下穴Dに所定深さの裏座ぐり加工を施す。
加工が終了したら、工具1を前進させて切刃2をワー
クWの裏面から引き離してから、主軸を逆転にする。こ
れにより切刃2がアンロック状態になる。逆転のまま
で工具1を後退させ、切刃2は下穴通過時に自動的に折
りたたまれて下穴Dから引き抜かれるという手順が必要
とされている。
【0005】図13に、従来の自動式面取り加工装置に
よる下穴Dの裏面取り加工を示す。この場合は、工具1
に装着した刃具アタッチメント3の先端に出没自在に収
納されている切刃2が、図示されない刃具出没機構のバ
ネ力で外方に押し出されるようになっている。この場合
は、工具1を前進させて刃具アタッチメント3を下穴
Dに通す。切刃2が下穴Dを通過するときに、刃具アタ
ッチメント3から外方へ突出している切刃2は下穴内径
面に圧迫され、バネ力に抗して刃具アタッチメント3内
に押し込まれる。切刃2が下穴Dを通過するまで工具
1を前進させる。切刃2が下穴Dを通り抜けるとバネ
力で再び切刃2は外方に押し出される。そこで、工具1
を少しづつ後退させつつ切刃2の傾斜刃部分で下穴Dの
縁に面取り加工を施す。加工終了後もそのまま工具1
の後退を続けることにより、切刃2は下穴内径面に圧迫
されて刃具アタッチメント3内に押し込まれ、下穴Dを
通過して引き抜かれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
に示す従来の押し付けタイプの自動式裏座ぐり加工装置
による加工にあっては、工具1の端面1aを押し付ける
ワークWの表面Waが平面でない場合には、当該工具端
面1aに加えられる荷重が不均一になって切刃2の起き
上がり高さが不正確になる結果、正確な寸法の座ぐり加
工ができないという問題点がある。
【0007】また、工具1の端面1aを押し付けること
により、ワークWの表面Waを傷つけるおそれがあると
いう問題点もある。さらには、ワークWに工具端面1a
を押し当てて切刃2を開く(突出させる)ことが可能な
最小限のワーク奥行きHが必要であり、使用できない場
合が多くあるという問題点がある。
【0008】図12に示す従来の逆転タイプの自動式裏
座ぐり加工装置による加工にあっては、主軸逆転時にア
ンロック状態(フリー状態)とされた切刃2が遠心力の
作用で突出するが、例えば前回の加工時の切り屑等が噛
み込むと遠心力が作用しても切刃2が突出できず動作不
良となる可能性がある。そのため、完全無人運転での加
工には不安があるという問題点がある。
【0009】図13に示す従来の自動式面取り加工装置
による裏面取り加工にあっては、バネ力で突出させてた
ままの切刃2を下穴Dに強制的に押し込み、そのバネ力
に抗してワークW自体で圧迫しつつ通過させるものであ
るから、切刃挿入時にワークWを傷つける可能性がある
という問題点がある。
【0010】そこで、本発明は、このような従来の問題
点を解決することを課題としてなされたものであり、最
近の工作機械の場合、切削速度の上昇,加工精度の向上
を図って工具の先端部からクーラント液を高圧で吐出す
るようにした工具内クーラント液供給装置が一般的に用
いられてきている現状に鑑み、当該工具内クーラント液
の高圧を利用した裏座ぐり・面取り加工方法及び装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、工作機械に着脱自在に取
り付けた工具の径方向に突出する刃具で、穴加工された
ワークの裏座ぐり加工及び/又は面取り加工を行う裏座
ぐり・面取り加工方法において、前記刃具を非突出状態
で被加工物に加工されている穴を貫通させて裏側に挿通
した後、前記工作機械から前記工具内に供給されるクー
ラント液の圧力により径方向に突出させて当該加工穴の
裏側を加工することを特徴とする。
【0012】また、請求項2に係る発明は、工作機械に
軸回転自在に取り付ける工具に、その径方向に突出駆動
される刃具を設けた裏座ぐり・面取り加工装置におい
て、前記工具は工作機械から供給されるクーラント液の
圧力を駆動源とする液圧シリンダと該液圧シリンダに連
結され軸方向に移動して刃具を径方向に突出させる刃具
駆動機構とを備えていることを特徴とする。
【0013】また、請求項3に係る発明は、上記請求項
2に係る発明である裏座ぐり・面取り加工装置におい
て、刃具は切刃からなり、前記刃具駆動機構は軸方向の
直進運動を当該切刃の径方向スライド運動または回動運
動に変換する切刃出没構造を有することを特徴とする。
【0014】また、請求項4に係る発明は、上記請求項
2に係る発明である裏座ぐり・面取り加工装置におい
て、刃具は少なくとも表面に砥粒または切削用チップが
埋設された弾性ブロック体からなり、前記刃具駆動機構
は軸方向の直進運動で当該弾性ブロック体を軸方向に圧
縮することにより直交方向に膨出させる構造を有するこ
とを特徴とする。
【0015】また、請求項5に係る発明は、上記請求項
2に係る発明である裏座ぐり・面取り加工装置におい
て、刃具は複数の金属ワイヤまたは細長の金属板を円筒
状に組み付けてなる弾性籠体からなり、前記刃具駆動機
構は軸方向の直進運動で当該弾性籠体の端面を加圧して
刃具を径方向に膨出させる構造を有することを特徴とす
る。
【0016】また、請求項6に係る発明は、上記請求項
2ないし5のいずれか記載の発明である裏座ぐり・面取
り加工装置において、液圧シリンダの加圧室からピスト
ンロッド,刃具駆動機構を経て刃具に連通するクーラン
ト供給路を設けて、刃具にクーラント液の一部を供給す
るようにした。
【0017】また、請求項7に係る発明は、工作機械に
軸回転自在に取り付ける工具に、その径方向に突出駆動
される刃具を設けた裏座ぐり・面取り加工装置におい
て、前記工具は、工作機械から供給されるクーラント液
を刃具に供給する刃具突出駆動用クーラント液通路を有
する刃具アタッチメントを備えていることを特徴とす
る。
【0018】さらに、請求項8に係る発明は、上記請求
項7に係る発明である裏座ぐり・面取り加工装置におい
て、刃具は、内圧により径方向に膨張する円筒状弾性体
の表面に砥粒を有してなり、当該刃具を前記刃具アタッ
チメントの外周にその両端を水密に固着して取付けると
共に、刃具裏面側を刃具突出駆動用クーラント液通路に
連通せしめたことを特徴とする。
【0019】本発明に係る裏座ぐり・面取り加工方法に
あっては、ワークに形成された下穴の裏座ぐり・面取り
加工を行う刃具を、当該下穴を通り抜けたときにクーラ
ント液の圧力により突出させる。従って、図11,図1
2に示した従来の裏座ぐり・面取り加工のように、工具
端面をワークに接触させるとか、或いは主軸を逆転させ
るなどの動作は不要であり、能率の良い加工ができる。
また、工具端面でワーク表面を傷つけることがない。切
刃は下穴通過中は引っ込んでおり、切刃挿入時にワーク
を傷つけることもない。しかも、大きな液圧を利用する
ので切り屑の噛み込みによる作動不良が起こりにくく、
完全無人運転での加工も信頼性が高い。また、ワーク奥
行きについても、切刃が下穴を完全に通り抜けることが
できるだけの寸法があれば足りるので、殆どのワークに
対して適用可能である。そして、刃具を突出させる駆動
源としては、工作機械に既設の工具内クーラント液供給
装置を活用できる。
【0020】本発明に係る裏座ぐり・面取り加工装置
は、工作機械に軸回転自在に取り付ける工具に径方向に
出没駆動される刃具を設けたものであって、その刃具に
工作機械から供給されるクーラント液の圧力を負荷する
ことにより、刃具を径方向に突出させて裏座ぐり・面取
り加工を行うもので、クーラント液圧は刃具の軸方向に
負荷する。そのクーラント液圧負荷手段として液圧シリ
ンダを用いる(請求項2)。そして、刃具を切刃にする
とともに刃具駆動機構を設けて、軸方向の負荷を切刃の
径方向にスライド運動させるか、または回動運行に変換
することで裏座ぐり・面取り加工可能に突出させる(請
求項3)。切刃突出のタイミングはクーラント液供給の
タイミングの調整で任意に設定でき、従って切刃が下穴
を通過し終わった時点に設定することは容易である。ク
ーラント液の圧力を解放すれば刃具は引き込む。こうし
て刃具の出し入れを工具の回転非回転に関係なく自在に
制御することができ、裏座ぐり・面取り等の加工が容易
になる。
【0021】また、刃具を、その表面に砥粒を有する弾
性ブロック体で構成したり(請求項4)、スチール板又
はスチールワイヤをほぼ円筒状に組み立てた弾性体で構
成すれば(請求項5)、その刃具をクーラント液の圧力
を利用して軸方向に加圧圧縮することにより、径方向に
膨出させて裏座ぐり・面取り等の加工を行うことも可能
で、構造が簡単になる。
【0022】そして、刃具を加圧するクーラント液の一
部を、刃具の冷却に利用すれば(請求項6)、裏座ぐり
・面取り等の加工がより円滑になる。また、刃具を、表
面に砥粒を有する円筒状弾性体として刃具アタッチメン
トに取付け、その刃具裏面側にクーラント液を圧入すれ
ば内圧で径方向に膨張するから裏座ぐり・面取り等の加
工が可能であり、この場合は極めて簡単な構造になる
(請求項7,8)。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1〜図3は本発明の裏座ぐり・
面取り加工装置の第1の実施形態を示したもので、図1
はその要部の断面図、図2は作動状態の要部断面図、図
3は裏座ぐり加工の手順の説明図である。図において符
号1は、最近の工作機械であるNC加工機の主軸に図示
しないアーバを介して着脱自在に取り付けた工具であ
る。当該NC加工機は、この工具1の先端部からクーラ
ント液を高圧で吐出する図外の工具内クーラント液供給
装置を備えている。工具1の先端部には、液圧シリンダ
としてのスプリングリターン式片ロッドシリンダ10の
ピストン室11が内設されており、そのピストン室11
の後端部は前記工具内クーラント液供給装置からのクー
ラント液通路12に連通して加圧室11aになってい
る。そして、ピストン室11内にピストン13がOリン
グシール14を介して挿入されている。ピストン13は
その片側(反加圧室側)にピストンロッド15を有する
と共に、リターン用の弾性体として例えば複数枚の皿バ
ネ16が装着されている。工具1の先端に開口するピス
トン室11のヘッド側には、シリンダヘッド17がOリ
ング18を介して気密に嵌入されボルトで固定されてい
る。前記ピストンロッド15はこのシリンダヘッド17
のロッド穴を通し、Oリング19を介して気密に摺動可
能に外方に突き出している。
【0024】上記シリンダヘッド17の上面に、片面フ
ランジ付き円筒状の刃具アタッチメント20がそのフラ
ンジ部20fをボルト止めして取付けられている。当該
刃具アタッチメント20の軸心には軸方向の貫通孔21
が形成されると共に、先端部に切刃2が出入りする径方
向の刃孔20aが形成されている。そして、軸心の貫通
孔21に、刃具としての切刃2を径方向に進退駆動させ
る駆動機構を構成する刃具駆動ロッド22が軸方向に摺
動自在に挿入されている。
【0025】その刃具駆動ロッド22の先端は傾斜面2
2aとされて二股になっており、その間に切刃2が摺動
自在に挟まれる。前記二股の両側面には傾斜面22aに
沿って傾斜させた案内溝22bがそれぞれ形成されてい
る。この傾斜案内溝22bに、切刃2の下部に横方向に
嵌着された案内突起2tが係合している。切刃2の側面
には、前記刃具駆動ロッド先端の傾斜面22aに当接し
て滑る傾斜段面2aが形成されている。即ちこの実施形
態では、刃具駆動ロッド22の前後直進運動を案内貫通
孔(溝)22bを介して直交方向の運動に変換させる溝
カムと斜面の作用で切刃2の出入り動作を行わせるよう
になっている。
【0026】一方、刃具駆動ロッド22の後端には、連
結突部22cが突設されている。この連結突部22cを
前記ピストンロッド15の先端の孔に挿入し、刃具アタ
ッチメント20の側面に穿ったビス取付け孔23から挿
入した止めビス24を締めつけて、ピストンロッド15
と刃具駆動ロッド22とを一体的に連結している。
【0027】次に、上記のように構成された工具1を用
いて、表面Waが曲面になっているワークWの下穴に裏
座ぐり加工を施す加工手順を図3にしたがって説明す
る。 (a)はじめ、工具1は回転させず、また加圧室11a
にクーラント液を圧入しない状態(すなわち切刃2は引
っ込めた状態)で刃具アタッチメント20の先端をワー
クWの下穴Dに挿通する。
【0028】(b)刃具アタッチメント20の先端にあ
る切刃2の部分が下穴Dを通り抜けたときに、工具内ク
ーラント液供給装置を作動させて高圧のクーラント液を
工具1の加圧室11aに供給する。これによりピストン
13が皿バネ16を圧縮させつつ前進し、刃具駆動ロッ
ド22を前方に押し出す。先端の傾斜面22aが切刃2
の斜面2aを押圧すると、押された切刃2が直交方向に
せりだして刃具アタッチメント20の外面に突出する。
刃具アタッチメント20の前進距離は切刃2がワークW
の下穴Dを通過すれが十分であるから、従来の押し当て
タイプの場合のようにワーク裏面側に大きな奥行き空間
は不要であるし、またワーク表面Waがたとえ曲面であ
っても何ら問題はない。また、従来の逆転タイプの場合
と異なりクーラント液の高圧を利用するので切刃2が押
し出されないなどの作動不良は生じにくい。また、下穴
Dを通過中は切刃2は完全にワークと非接触であるか
ら、ワークWが傷つくこともない。
【0029】(c)ここで工具1を回転させるととも
に、少しづつ後退させながら所定の深さまで裏座ぐり加
工を施す。 (d)加工が終了したら回転を止め、工具1の加圧室1
1a内のクーラント液の圧力を開放する。すると、圧縮
されていた皿バネ16の弾性復元力の作用でピストン1
3が後退する。これに伴う刃具駆動ロッド22の後退
で、刃具の案内突起2tが傾斜した案内溝22bに案内
されて直交方向に移動して、切刃2が刃具アタッチメン
ト20内に引き込まれる。そこで、工具1を後退させて
刃具アタッチメント20を下穴Dから引き抜く。このよ
うにして、ワークWの下穴Dの裏座ぐり加工を能率良く
行うことができる。
【0030】なお、切刃2を裏座ぐり加工用から面取り
加工用に替えれば、略同様の操作で下穴Dの裏側の縁部
を面取り加工することもできる。図4に本発明の裏座ぐ
り・面取り加工装置の第2の実施形態を示す。
【0031】このものは、裏座ぐり加工中、切刃2にク
ーラント液を供給するようにしたものである。すなわ
ち、ピストン13,ピストンロッド15,刃具駆動ロッ
ド22の軸心を貫通するクーラント液供給路25を設け
て、加圧室11aに供給したクーラント液の一部を当該
クーラント液供給路25を通して切刃2に供給する。ク
ーラント液供給路25には絞りを設けて加圧室11a内
における液圧があまり大きく低下しないようにしてもよ
い。このようにすると、裏座ぐり加工時に切刃2の刃先
が摩耗したり、溶着して座ぐり面が劣化することを防止
できる利点がある。その他の構成及び作用・効果は上記
第1に実施形態と略同様である。
【0032】図5に本発明の裏座ぐり・面取り加工装置
の第3の実施形態を示す。この実施形態は、図1〜図3
に示した第1の実施形態とは、液圧シリンダ10の構造
及び刃具2の出入り構造が異なっている。すなわち、こ
の液圧シリンダ10は、ピストン室11の後端側に皿バ
ネ16が装着され、前端側つまりピストン13に対して
シリンダヘッド17側が加圧室11aになっている。そ
して、このピストン前側に位置する加圧室11aにクー
ラント液を圧送するために、液供給通路40を軸芯部に
有してピストン13を貫通させた液供給ロッド41を工
具1のクーラント液通路12に挿通すると共に、ピスト
ンロッド15の根元に、前記液供給ロッド41が出入り
する空室42とこの空室42から加圧室11aに連通す
る液通路43とを設けている。44は液洩れを防ぐOリ
ングシールである。一方、刃具アタッチメント20の先
端には起倒式の切刃2が取付けられている。この切刃2
は、先端が二股の刃具駆動ロッド22に挟まれて、軸4
6により回動自在に支持されており、切刃2自体に形成
されている溝47に刃具駆動ロッド22に固定された切
刃駆動ピン48が係合している。
【0033】図5(a)は、工具1の先端部の上記ピス
トン加圧室11aにクーラント液が圧送されない状態を
示したもので、ピストン13は皿バネ16のバネ力で前
方(図で右方)に押出されている。そのため、刃具駆動
ロッド22も前進しており、切刃2は倒れて刃具アタッ
チメント20内に収納されている。図5(b)は、ピス
トン加圧室11aにクーラント液が圧送された状態を示
したもので、ピストン13は皿バネ16のバネ力に抗し
て後方に押圧されている。これにより、刃具駆動ロッド
22が後退し、切刃駆動ピン48に引かれた切刃2が軸
46を中心に図で時計方向に回動して起き上がり、刃具
アタッチメント20から突出している。
【0034】図5に示す裏座ぐり・面取り加工装置によ
る裏座ぐり加工の手順は図3で説明した場合と同様であ
る。また、切刃2を裏座ぐり加工用から面取り加工用に
交換して裏側の面取り加工も同様に可能である。
【0035】図6〜図8に本発明の面取り加工装置の第
4の実施形態を示す。このものは、工具1の先端に交換
可能に装着される刃具アタッチメントとして、図6に示
すような刃具自体も円筒構造のものを用いる。すなわ
ち、この円筒状の刃具アタッチメント20Aは、軸心に
刃具突出駆動用クーラント液通路26を有するととも
に、先端部をやや小径に削り込んで円筒状の刃具装着凹
部30を形成し、その刃具装着凹部30の前後を残して
胴部を更に小径に削り込んで環状溝(加圧室)31を設
け、その加圧室31と前記クーラント液通路26とを連
通させている。その刃具装着凹部30に、例えばゴムの
ような伸縮自在な弾性材料を円筒状に成形して表面に砥
粒を固着させてなる円筒刃具32を嵌め込んで、その前
後両端部33,33を接着剤により水密に接着固定して
ある。その後、刃具装着凹部30の先端面に抜け止め用
の円板34をネジ止めしてある。前記円筒刃具32の外
径は刃具アタッチメント20Aの外径に、内径は刃具装
着凹部30の外径に合わせてあり、非加工時は、円筒刃
具32は刃具装着凹部30に収納されている。
【0036】ワークWの下穴Dの裏面側の面取り加工
は、図7のようにして行われる。 (a)円筒刃具32を刃具装着凹部30に収納した状態
のまま、刃具アタッチメント20Aの先端を下穴Dに挿
通して、円筒刃具32をワークの裏面側に突き出させ
る。
【0037】(b)その後、図外の工具内クーラント液
供給装置からのクーラント液を、刃具突出駆動用クーラ
ント液通路26を経て円筒刃具32の裏面側にある加圧
室31内に送り込み、円筒刃具32を膨張させる。そし
て、刃具アタッチメント20Aを少し後退させ、膨張し
た円筒刃具32の砥粒が付着している傾斜面を下穴Dの
後縁に押し当てて回転駆動させることにより面取り加工
を施す。加工が終了したら液圧を抜けば円筒刃具32は
自身の弾性復元力により収縮して刃具装着凹部30内に
収納されるから、刃具アタッチメント20Aを容易に下
穴Dから引き出すことができる。円筒刃具32が伸縮自
在な弾性材料からなるこの第3の実施形態の面取り加工
装置によれば、図8に示すように二つの穴D,D’が交
差している場合の当該交差部分に面取り加工を施すこと
も可能である。
【0038】図9に、本発明の面取り加工装置の第5の
実施形態を示す。図9(a)は、図1に示すような液圧
シリンダ10を備えた工具1の先端に交換可能に装着さ
れる刃具アタッチメント20Bの先端部の構造を示した
断面図、図9(b)はそのb−b線矢視図である。この
刃具アタッチメント20Bは、その先端部に、軸心部を
貫通する刃具駆動機構である刃具駆動ロッド22と係合
させた略コ字形のプッシャ40が軸方向に進退可能に取
り付けられている。当該プッシャ40は刃具駆動ロッド
22の先端に形成した割溝41内に収まり、回転しない
ように案内される。その刃具駆動ロッド22の先端には
雌ねじを形成してあり、これにガイドボルト42の雄ね
じ42aが螺合する。ガイドボルト42の胴部42bに
は、刃具としての肉厚円筒状の弾性ブロック体43と金
属カラーリング44とが挿入されていて、弾性ブロック
体43はこの金属カラーリング44とガイドボルト42
のヘッド42cとで挟まれている。弾性ブロック体43
は例えば合成ゴム製で、砥粒を練りこんで成形される
か、あるいは外周面に切削用のチップ又は砥粒を固着さ
せたものである。
【0039】面取り加工や裏座ぐり加工を行う際には、
液圧シリンダ10にクーラント液を送って刃具駆動ロッ
ド22を軸方向に移動(図では前進)させる。すると、
プッシャ40が前進して金属カラーリング44を介して
弾性ブロック体43を軸沿いに圧縮させる。この圧縮に
より弾性ブロック体43は図9(c)のように径方向に
膨出して直径が拡大されるから、面取りや裏座ぐり等の
加工が可能になる。なお、液圧シリンダ10は図5に示
したようなタイプ、すなわちピストンのロッド側にクー
ラントの液圧を負荷するものでもよく、その場合は刃具
駆動ロッド22をガイドボルト42に係合させて、刃具
駆動ロッド22の引張力で弾性ブロック体43を圧縮さ
せればよい。
【0040】図10に、本発明の面取り加工装置の第6
の実施形態を示す。この実施形態は、刃具として、上記
第5の実施形態(図9)における弾性ブロック体43の
代わりに、図10(a)に示すような弾性籠体45を用
いた点が異なっている。当該弾性籠体45は、例えばピ
アノ線のような弾性を有する複数の金属ワイヤまたは細
長い金属板を二枚の端板47,47の間に円筒状に組み
付けたものである。この弾性籠体45の端板47,47
を上記同様に刃具駆動ロッド22で軸方向に加圧する
と、同図(b)に示すように弾性籠体45は軸方向に圧
縮されると同時に、径方向に膨出する。かくして面取り
や裏座ぐり等の加工を行うことができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
工作機械から供給されるクーラント液の液圧を利用して
刃具を動作させるものとしたため、刃具の動作タイミン
グを自在に制御できると共に強い力で動作させることが
できて、その結果次のような種々の効果を奏する。
【0042】ワークの表面に非接触で加工可能であ
り、ワークの表面が平面でなくても何ら問題なく正確な
裏座ぐり加工が施せるし、またワークの表面を傷つける
ことも全くない。
【0043】ワーク裏面側の奥行き空間の大きさに規
制されずに、加工することができる。 刃具に切り屑等が噛み込まれて作動不良になるおそれ
がなく、完全無人運転の加工でも信頼性が高い。
【0044】刃具がワークの被加工下穴を通過する際
に、穴内面に刃具が接触することがなく、したがってワ
ークが損傷されない。 刃具動作は液圧のみで行うので、加工時間の短縮が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加工装置の第1の実施形態の要部の断
面図である。
【図2】図1に示すものの刃具突出作動状態の要部断面
図である。
【図3】図1に示すものの裏座ぐり加工の手順の説明図
である。
【図4】本発明の加工装置の第2の実施形態の要部の断
面図である。
【図5】本発明の加工装置の第3の実施形態の要部の断
面図で、(a)は刃具収納時、(b)は刃具突出時であ
る。
【図6】本発明の加工装置の第4の実施形態の要部の断
面図である。
【図7】図6に示すものの面取り加工の手順の説明図で
ある。
【図8】図6に示すものの面取り加工の応用例を示す断
面図である。
【図9】本発明の面取り加工装置の第5の実施形態を示
し、(a)は先端部断面図、(b)はそのb−b線矢視
図、(c)は加工作動時の先端部断面図である。
【図10】本発明の面取り加工装置の第6の実施形態を
示し、(a)は刃具の斜視図、(b)はその加工作動時
の斜視図である。
【図11】従来の裏座ぐり加工装置の例である。
【図12】従来の裏座ぐり加工装置の他の例である。
【図13】従来の面取り加工装置の例である。
【符号の説明】
1 工具 2 切刃(刃具) 10 液圧シリンダ 11 ピストン室 11a 加圧室 13 ピストン 15 ピストンロッド 20 刃具アタッチメント 20A 刃具アタッチメント 20B 刃具アタッチメント 22 刃具駆動機構 25 クーラント液供給路 26 刃具突出駆動用クーラント液通路 32 円筒刃具 43 弾性ブロック体(刃具) 45 弾性籠体(刃具)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械に着脱自在に取り付けた工具の
    径方向に突出する刃具で、穴加工されたワークの裏座ぐ
    り加工及び/又は面取り加工を行う裏座ぐり・面取り加
    工方法において、 非突出状態の前記刃具を、被加工物に加工されている穴
    を貫通させて裏側に挿通した後、前記工作機械から前記
    工具内に供給されるクーラント液の圧力により径方向に
    突出させて当該加工穴の裏側を加工することを特徴とす
    る裏座ぐり・面取り加工方法。
  2. 【請求項2】 工作機械に軸回転自在に取り付ける工具
    に、その径方向に突出駆動される刃具を設けた裏座ぐり
    ・面取り加工装置において、前記工具は、工作機械から
    供給されるクーラント液の圧力を駆動源とする液圧シリ
    ンダと該液圧シリンダに連結され軸方向に移動して刃具
    を径方向に突出させる刃具駆動機構とを備えていること
    を特徴とする裏座ぐり・面取り加工装置。
  3. 【請求項3】 刃具は切刃からなり、前記刃具駆動機構
    は軸方向の直進運動を当該切刃の径方向スライド運動ま
    たは回動運動に変換する切刃出没構造を有することを特
    徴とする請求項2記載の裏座ぐり・面取り加工装置。
  4. 【請求項4】 刃具は少なくとも表面に砥粒または切削
    用チップが埋設された弾性ブロック体からなり、前記刃
    具駆動機構は軸方向の直進運動で当該弾性ブロック体を
    軸方向に圧縮することにより直交方向に膨出させる構造
    を有することを特徴とする請求項2記載の裏座ぐり・面
    取り加工装置。
  5. 【請求項5】 刃具は複数の金属ワイヤまたは細長の金
    属板を円筒状に組み付けてなる弾性籠体からなり、前記
    刃具駆動機構は軸方向の直進運動で当該弾性籠体の端面
    を加圧して刃具を径方向に膨出させる構造を有すること
    を特徴とする請求項2記載の裏座ぐり・面取り加工装
    置。
  6. 【請求項6】 液圧シリンダの加圧室からピストンロッ
    ド,刃具駆動機構を経て刃具に連通するクーラント供給
    路を設けて、刃具にクーラント液の一部を供給するよう
    にした請求項2ないし5のいずれかに記載の裏座ぐり・
    面取り加工装置。
  7. 【請求項7】 工作機械に軸回転自在に取り付ける工具
    に、その径方向に突出駆動される刃具を設けた裏座ぐり
    ・面取り加工装置において、前記工具は、工作機械から
    供給されるクーラント液を刃具に供給する刃具突出駆動
    用クーラント液通路を有する刃具アタッチメントを備え
    ていることを特徴とする裏座ぐり・面取り加工装置。
  8. 【請求項8】 刃具は、内圧により径方向に膨張する円
    筒状弾性体の表面に砥粒を有してなり、当該刃具を前記
    刃具アタッチメントの外周にその両端を水密に固着して
    取付けると共に、刃具裏面側を刃具突出駆動用クーラン
    ト液通路に連通せしめたことを特徴とする請求項7記載
    の裏座ぐり・面取り加工装置。
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