JPH11156427A - 熱延鋼板の脱スケール方法 - Google Patents

熱延鋼板の脱スケール方法

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JPH11156427A
JPH11156427A JP33038197A JP33038197A JPH11156427A JP H11156427 A JPH11156427 A JP H11156427A JP 33038197 A JP33038197 A JP 33038197A JP 33038197 A JP33038197 A JP 33038197A JP H11156427 A JPH11156427 A JP H11156427A
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pickling
scale
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descaling
pressure water
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Hiroshi Matsumoto
啓 松本
Hikari Okada
光 岡田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトな設備で酸の消費量を低下できる
脱スケール方法を提供する。 【解決手段】 熱延鋼板を圧下率0.5〜20%で冷間
圧延を行い、1〜5重量%、温度50℃以上の塩酸酸洗
槽に5秒以上浸漬後、40kgf/cm2 以上の高圧水を表面
に噴射し、さらに、ブラッシングによる仕上処理を施
す。仕上処理を酸洗としてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱延鋼板の脱スケー
ル方法に関する
【0002】
【従来の技術】熱間圧延鋼板(以下、熱延鋼板という)
の酸洗による脱スケールにおいて、酸洗処理前に、冷間
圧延やレベラーなど冷間加工をする方法、またはブラッ
シングやショットブラストによるメカニカル脱スケール
処理をして、スケールに亀裂を入れ、酸洗効率を向上す
る方法は公知である。酸洗前に冷間加工をするのは、表
面スケールにクラックを入れ、酸液が地鉄とスケールの
間の層に入り込んで、スケールを浮き上がらせ、剥離を
促進するためと考えられる。
【0003】しかし、上記の処理を行っても、酸洗槽は
長大であり、設備費が大きい。これに対し、例えば、特
開昭58−84983号公報には、熱延鋼板を冷間圧延
後、酸液を塗布し、メカニカル脱スケール処理を施し、
さらに仕上酸洗を行う方法、および特開昭58−107
211号公報には、冷間圧延後、酸液を塗布し、メカニ
カル脱スケールで仕上処理する方法が開示されている。
【0004】また、特開昭58−110116号公報に
は、冷間圧延後、さらにメカニカル脱スケール処理を行
い、仕上酸洗する方法が開示されている。これらの方法
によれば、コンパクトな設備で、酸の消費量の少ない脱
スケールが実現できるとしている。
【0005】特開昭58−128217号公報の請求項
1には熱延鋼板を軽圧下、浸漬酸洗、次いで高圧水を噴
射して脱スケールする装置が開示され、請求項2には軽
圧下、蒸気吹き付け後、酸液吹き付け、ブラッシング
し、次いで高圧水を噴射して脱スケールする装置が開示
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特開昭58−84
983号公報、特開昭58−107211号公報および
特開昭58−110116号公報の技術は、熱延巻取り
温度を500℃以下にしてスケール厚さを抑制し、後工
程の酸洗ラインの負担を軽減するものである。
【0007】しかし、巻取り温度が500℃以上の場
合、スケールが厚くなり、酸塗布によるスケール剥離性
向上効果が期待できない。近年、後工程の冷延鋼板製造
プロセスでは連続焼鈍が一般的になり、成形性向上のた
め、熱延巻取り温度は600℃以上になることも多い。
前記特開昭58−84983号公報または特開昭58−
107211号公報の技術のように、酸液塗布後メカニ
カル脱スケールをする方法では、厚いスケールの内部ま
で酸洗液が染み込まず、十分にスケールを浮き上がらせ
ることができないため、メカニカル脱スケールの負担が
大きくなり、動力コスト、およびブラシ等の消耗品コス
トが大きい。
【0008】同様に、特開昭58−110116号公報
の技術のように、酸洗前処理として、冷間圧延とメカニ
カル脱スケール処理をするだけでは、スケールを十分剥
離することはできない。
【0009】特開昭58−128217号公報の請求項
2においても、酸液の吹き付けを行うもので、上述の酸
液塗布技術と同様の理由で、高温巻取りの熱延鋼板には
適用困難である。同公報の請求項1においては、軽圧下
後、浸漬酸洗を行っており、高温巻取り材の厚スケール
にも対応可能である。同公報の請求項1の技術では、浸
漬酸洗後、高圧水噴射で仕上をしている。しかし、発明
者らの追実験では、高圧水噴射後も点状のスケールが残
ることがわかった。また、同技術は通常濃度(実施例で
は10〜15重量%濃度の塩酸。以下、酸の濃度は単に
%で記す)の酸洗槽浸漬を行うため、スケールがついた
状態で酸洗槽から鋼板が引き上げられ、酸の消費量がか
えって増加するおそれがある。
【0010】従って、本発明の課題は、コンパクトな設
備で、熱延高温巻取り材にも対応できるとの条件の下、
酸液の消費量を低減することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】発明者らは、前記の課題
を解決するため、酸液による脱スケールと、メカニカル
脱スケールをバランスよく組み合わせたものを検討し
た。
【0012】メカニカル脱スケール方法としては、最も
簡易なブラッシング方式が設備的コストおよび、動力費
の面から有利である。ブラッシングは確実ではあるが、
鋼板全面が硬いスケールに覆われた状態では、ブラシの
摩耗が激しいという問題がある。
【0013】他のメカニカル脱スケールとして、高圧水
の噴射は、浮き上がりかけたスケールを一気に除去する
点では優れているが、浮き上がりが少ないスケールに対
しては確実ではない。
【0014】前記の着想のもと、発明者らは高圧水脱ス
ケールにより、スケールを面積率で90%以上剥離さ
せ、その後ブラッシングにより完全に脱スケールを行え
ばよい、あるいは、高圧水脱スケール後、残留したスケ
ールを軽酸洗により完全除去してもよいことを見出し
た。
【0015】また、上記の高圧水脱スケールを前提にし
て、厚いスケールを浮き上がらせるための前処理として
は、酸液の塗布方式では前述したように十分ではなく、
浸漬酸洗が必要である。しかし、浸漬による酸洗は酸液
が鋼板に付着して持ち出されるため酸消費量が増加する
点で不利である。
【0016】この問題を解決するため発明者らは種々の
実験を行った。その結果、スケールを浮き上がらせるだ
けなら浸漬酸液の濃度は低くてもよく、酸液が鋼板に付
着して持ち出されても、実質的な酸の消費量は低減可能
であることがわかった。
【0017】以上の知見に基づき、本発明の要旨は以下
の(1) および(2) にある。 (1) 熱延鋼板に0.5〜20%の冷間加工を行い、1〜
5重量%の塩酸を含む50℃以上の酸洗液に5秒以上浸
漬後、40kgf/cm2 以上の高圧水を表面に噴射し、さら
に、ブラッシングを施すことを特徴とする熱延鋼板の脱
スケール方法。
【0018】(2) 熱延鋼板に0.5〜20%の冷間加工
を行い、1〜5重量%の塩酸を含む50℃以上の酸洗液
に5秒以上浸漬後、40kgf/cm2 以上の高圧水を表面に
噴射し、さらに、浸漬酸洗することを特徴とする熱延鋼
板の脱スケール方法。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の脱スケール処理における
条件範囲の設定理由を以下に述べる。酸洗前の冷間圧延
はスケールにクラックを生成させることが目的である。
従って、冷間圧延のみならず、レベラーによって所定の
表面ひずみを与えてもよい。また、それらの組み合わせ
でもよい。
【0020】発明者らは前処理酸洗に先立つ、圧下率と
酸消費量の関係を調査した。試験に用いた供試材は巻取
り温度600℃の低炭素鋼熱延板(厚さ3.0mm)であ
る。この供試材を冷間圧延機で0〜30%の圧下率で圧
延した。その後、濃度4%、温度70℃の塩酸液に10
秒間浸漬した後、40kgf/cm2 の高圧水を噴射し、脱ス
ケールした。高圧水噴射後の鋼板表面には点状のスケー
ルが残った。
【0021】点状のスケールで、残存面積率が8〜10
%程度のものは後処理のブラッシングまたは軽酸洗で除
去可能であるため、これに相当するスケール残存率の供
試材について酸消費量を調査した。
【0022】図1は前処理酸洗前の冷間圧延の圧下率
と、酸消費量の関係を示すグラフである。同図から、圧
下率が0.5〜20%の範囲で酸消費量が最も低くなる
ことがわかる。このように、酸消費量の極小範囲が存在
するのは、冷間圧延等によりスケールにクラックを入れ
る場合、クラックの生成形態に差があるためと考えられ
る。すなわち、圧下率20%まではクラックはスケール
中に垂直に入るが、20%を超えるとスケールが複雑に
割れるようになる。このため20%以下では前処理酸洗
の酸液はスケールと地鉄の界面に到達しやすくなるが、
20%超ではスケールが複雑に割れているため、界面に
到達する前にスケールと酸液が反応してしまい、かえっ
て酸消費量が増加する。従って、冷間加工率(圧下率ま
たは表面ひずみ)の上限としては20%とする。下限と
してはスケールにクラックが生じる0.5%とする。な
お、さらに好ましい範囲の下限は、部位別ばらつきを考
慮して1%、上限は機械特性や圧延機能力を考慮して1
0%である。
【0023】次に、前処理酸洗液濃度の影響を調査し
た。供試材は冷間圧延の圧下率を10%で一定とし、前
処理酸洗の酸濃度を0.5〜15%の範囲で変化させ
た。酸液の温度は70℃とした。
【0024】図2に前処理酸洗の酸濃度と酸洗時間との
関係を示す。同図によれば、酸濃度が1%未満であれ
ば、酸洗時間が著しく増大するため、下限を1%とし
た。酸濃度は高い方が能率がよいが、酸液が鋼板に付着
して持ち出されるため、実質的に消費される酸の量が多
くなる。そこで、脱スケールに消費される酸と、持ち出
しによって消費される酸の関係について調査した。
【0025】表1に持ち出しによる酸消費量と、脱スケ
ールに消費された酸消費量の関係を示す。消費量の単位
は鋼板の両面で単位面積あたりの塩酸消費量である。た
だし、塩酸消費量は濃度35%の塩酸に換算したもので
ある。
【0026】
【表1】
【0027】同表に示すように、酸濃度が5%を超える
と、持ち出しによる酸の消費量が急に増大するため、酸
濃度の上限は5%とするのが効果的である。なお、好適
範囲は2〜4%である。
【0028】前処理酸洗の塩酸液の温度が50℃未満で
あると、反応速度が低下し能率の問題が生じるか、また
は酸濃度をさらに高める必要があるので、下限を50℃
とした。好ましくは60〜90℃である。前処理酸洗の
浸漬時間は5秒未満では脱スケール不足になるか、また
は酸濃度をさらに高める必要があるので、下限を5秒と
した。
【0029】次に、高圧水噴射における圧力の適正値の
検討を行った。供試材を圧下率10%で冷間圧延し、前
処理酸洗を酸濃度4%、温度70℃とし、前処理酸洗時
間を変化させた。次いで、高圧水の圧力を種々変化させ
て噴射し、脱スケールをおこなった。処理後の鋼板表面
に面積率8〜10%で点状のスケール残りがあるものに
ついて、高圧水圧力と前処理酸洗時間との関係を調査し
た。
【0030】図3に前処理酸洗後の高圧水の圧力と、酸
洗に要した時間の関係を示す。同図より、高圧水の圧力
は50kgf/cm2 以上であれば、完全脱スケールまでの時
間は差がなく、圧力はこれ以上あげても効果は向上しな
い。40kgf/cm2 未満の場合は酸洗時間が急激に増大す
るため、下限を40kgf/cm2 とした。好ましい範囲は5
0kgf/cm2 以上である。
【0031】以上のように、冷間圧延、前処理酸洗、お
よび高圧水噴射の処理後になお、面積率10%未満の点
状のスケールが残る。この程度のスケールを除去するた
めにはブラッシング、あるいは再酸洗の何れでもよい。
図4に本発明の脱スケール方法の処理ラインの概要を示
す。同図(a) は仕上ブラッシングを行う場合であり、同
図(b) は仕上酸洗を行う場合である。
【0032】同図において、コイル状の鋼板1はペイオ
フリール2にセットされた後、先端を先行コイル3の後
端に溶接され、連続鋼帯となる。冷間圧延機4で鋼板1
を圧下した後、前処理酸洗槽5に浸漬する。次いで高圧
水噴射装置6で脱スケールする。その後、同図(a) にお
いては、ブラシ装置7で仕上のブラッシングをして処理
を終わり、巻取りリール8に巻き取られる。同図(b) は
仕上を酸洗する場合で、鋼板1は高圧水脱スケールの
後、仕上酸洗槽9に浸漬され、水洗装置10、乾燥装置
11を経て、巻取りリール8に巻き取られる。
【0033】通常の、軽度かつ微少なスケール残りであ
れば、コスト的にはブラッシングが好ましく、高品質要
求材、あるいは材質によって付着性の高いスケールの場
合などは仕上酸洗が好ましい。
【0034】スケールが全面を覆っているような場合に
はスケールの硬度が地鉄の4倍以上あるため、ブラッシ
ング法はブラシの磨耗が問題になるが、高圧水噴射後の
鋼板表面は90%以上脱スケールされているため、ブラ
シの寿命は大幅に伸びる。むしろ、鋼板表面に傷を付け
ないナイロンブラシなどが良い。
【0035】本発明において、仕上脱スケールを酸洗で
行う場合の酸液の種類、濃度、温度および浸漬時間は特
に規定するものではないが、好適例としては、塩酸の濃
度を5〜15%でインヒビターを0.1%程度添加、浸
漬時間は3〜6秒である。従って、酸洗槽の規模は槽長
さで10〜20m程度でよいため、通常の酸洗槽の半分
以下の長さのコンパクトな設備でよい。
【0036】
【実施例】低炭素鋼熱延板(厚さ3.0mm)の供試材を
用意し、冷間圧延圧下率条件、前処理酸洗の塩酸の濃度
条件、高圧水噴射の圧力条件を変化させた実験を行っ
た。その後、供試材の一部(グループA)について、回
転ナイロンブラシでブラッシングを施した。ブラッシン
グ条件は、押し付け圧力は5kgf/cm、回転周速3m/sと
した。
【0037】残りの供試材(グループB)は仕上酸洗を
行った。仕上酸洗条件は塩酸の濃度10%(インヒビタ
ー0.1%添加)、温度70℃、浸漬時間3sである。
【0038】ブラッシング方法および仕上酸洗方法と
も、終了後水でよく洗浄し、乾燥後表面を観察し、脱ス
ケール率を調査した。表2に実験結果を示す。
【0039】
【表2】
【0040】グループAの仕上ブラッシングを行ったも
のでは、試験No.1は冷間圧延の圧下率が不足してお
り、仕上のブラッシング後もスケール残りがあった。試
験No.2〜4の処理条件は本発明の範囲であり、ブラ
ッシング後のスケール残りはなかった。試験No.5で
は圧下率が過大で、前処理酸洗時に酸の消費量が大きか
った。試験No.6は前処理酸洗の酸濃度が不足してお
り、酸持ち出し量は少ないものの、若干のスケール残り
があった。試験No.7〜8は本発明の条件範囲で、ス
ケール残りはなかった。試験No.9〜10では酸濃度
が高く、スケール残りはなかったが、酸持ち出し量が増
加した。試験No.11は高圧水の圧力が不足してお
り、スケール残りが発生した。試験No.12〜14は
本発明の条件範囲に含まれ、スケール残りはなかった。
【0041】同様にグループBの仕上酸洗を行ったもの
では、試験No.15(圧下率不足)に仕上酸洗後のス
ケール残りがあった。試験No.16〜18の処理条件
は本発明の範囲であり、仕上酸洗後のスケール残りはな
かった。試験No.19は圧下率が過大で、前処理酸洗
時に酸の消費量が大きかった。試験No.20は前処理
酸洗の酸濃度が不足しており、酸持ち出し量は少ないも
のの、スケール残りがあった。試験No.21〜22は
本発明の条件範囲で、スケール残りはなかった。試験N
o.23〜24では酸濃度が高く、スケール残りはなか
ったが、酸持ち出し量が増加した。試験No.25は高
圧水の圧力が不足しており、スケール残りが発生した。
試験No.26〜28は本発明の条件範囲に含まれるも
ので、スケール残りはなかった。仕上酸洗の場合、スケ
ール残りがあっても、ブラッシング仕上に比べ、若干向
上していた。
【0042】
【発明の効果】本発明の方法により、従来に比べコンパ
クトな設備で、酸の消費量を低下させて脱スケールを行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】酸洗前の圧下率と、前処理酸洗の酸消費量の関
係を示すグラフである。
【図2】前処理酸洗の酸濃度と酸洗時間との関係を示す
グラフである。
【図3】高圧水噴射の圧力と、酸洗に要した時間との関
係を示すグラフである。
【図4】本発明の脱スケール方法を実施する処理ライン
例の概要図で、同図(a) はブラッシング仕上げ方式、同
図(b) は酸洗仕上げ方式である。
【符号の説明】
1 鋼板 2 ペイオフリール 3 先行コイル 4 冷間圧延機 5 前処理酸洗槽 6 高圧水噴射装置 7 ブラッシング装置 8 巻取りリール 9 仕上酸洗槽 10 水洗装置 11 乾燥装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱延鋼板に0.5〜20%の冷間加工を
    行い、1〜5重量%の塩酸を含む50℃以上の酸洗液に
    5秒以上浸漬後、40kgf/cm2 以上の高圧水を表面に噴
    射し、さらに、ブラッシングを施すことを特徴とする熱
    延鋼板の脱スケール方法。
  2. 【請求項2】 熱延鋼板に0.5〜20%の冷間加工を
    行い、1〜5重量%の塩酸を含む50℃以上の酸洗液に
    5秒以上浸漬後、40kgf/cm2 以上の高圧水を表面に噴
    射し、さらに、浸漬酸洗することを特徴とする熱延鋼板
    の脱スケール方法。
JP33038197A 1997-12-01 1997-12-01 熱延鋼板の脱スケール方法 Withdrawn JPH11156427A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007162087A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Nippon Steel Corp 酸洗ラインにおける鋼帯の清浄化方法
JP2009056505A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Sumitomo Metal Ind Ltd ダル鋼板及びその製造方法
CN103008371A (zh) * 2012-12-14 2013-04-03 莱芜钢铁集团有限公司 连铸坯除鳞装置和连铸坯除鳞方法

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