JPH11155970A - 高温範囲で使用される車両を冷却する方法 - Google Patents

高温範囲で使用される車両を冷却する方法

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JPH11155970A
JPH11155970A JP22311998A JP22311998A JPH11155970A JP H11155970 A JPH11155970 A JP H11155970A JP 22311998 A JP22311998 A JP 22311998A JP 22311998 A JP22311998 A JP 22311998A JP H11155970 A JPH11155970 A JP H11155970A
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JP
Japan
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vehicle
cooling medium
storage container
heat
temperature
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Pending
Application number
JP22311998A
Other languages
English (en)
Inventor
Bernd Birkicht
ビルキヒト ベルント
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Telerob Ges fur Fernhantierungs technik GmbH
Original Assignee
Telerob Ges fur Fernhantierungs technik GmbH
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62CFIRE-FIGHTING
    • A62C27/00Fire-fighting land vehicles

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔制御される耐熱性車両が、少なくとも3
0分間にわたって800〜1500°Cの温度の雰囲気
内に滞在することでき、その機能発揮性を左右する範囲
の内部温度が50°C以上に上昇しないようにする、方
法および装置を提供する。 【解決手段】 非常に高い温度範囲で特に遠隔制御され
て使用される車両は、車両に対して間隔をおいて車両を
すべての側から取り囲む耐熱ケース4と、熱に対して保
護される内室を備えている。この内室には、サーモスタ
ット弁を経て、貯蔵容器8内に圧力を加えて貯えられた
冷却媒体、特に不活性ガスを充填可能である。内室は更
に、圧力制御される脱気弁を介して、車両とケースの間
に形成された対流室5に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高い周囲温度の範
囲で使用される装置、特に熱に対して保護された車両内
室を有する、遠隔制御される火災制圧車両を冷却する方
法およびこの方法を実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば火災制圧車両の形をした技術的に
複雑な装置が、火災のような強い熱源に近づく際に、熱
輻射に基づいてこのような装置の内部で非常に高い温度
が生じる。この温度は電気的な装備の機能のエラーや、
加熱個所が局部的である場合には発火ひいては装置の全
損につながる。
【0003】このような危険がある場合、危険にさらさ
れる可能性をできるだけ低く抑えるために、強い熱源で
の作業、特に火災制圧のために、遠隔制御される装置が
使用されると有利である。その際、このような装置の代
表的な課題は、消火剤を火元に直接供給することであ
る。そのために、液体放射器が車両に取付けられてい
る。放射目標距離が増大するにつれて、液体噴霧による
消火剤の効率が非常に低下し、不所望な場合には火災を
促進するように作用し得るので、このような遠隔制御車
両を、1500°Cまで達し得る周囲温度の範囲に移動
させ、そこで操作しなければならない。このような危険
な範囲で30分以上の滞在時間(この時間の間機能を発
揮できる準備がなされていなければならない)を保証す
るために、このような装置は往々にして、適当な保護装
置を装備している。
【0004】このような高い温度に対する公知の保護手
段は第1に、空調装置、断熱およびカプセル化である。
断熱の場合、保護すべき装置の周りに、熱を通しにくい
材料らなるカバーが装着される。カプセル化の場合、密
封囲壁が形成される。この囲壁は一般的に空調装置に接
続されている。空調装置では、熱搬送は冷却回路と熱交
換器を経て行われる。
【0005】断熱およびまたはカプセル化は外部温度が
高い場合に閉鎖空間の加熱を遅らせることができるが、
この手段はそれ自体の熱の輻射を防止することはできな
い。空調装置の場合、熱搬送は熱勾配に頼らざるをえ
ず、この熱勾配の場合放射のために周囲温度よりも高い
温度レベルの個所が存在しなければならない。周囲温度
が800〜1500°Cの場合この条件を満足するのは
困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の課題
は、遠隔制御される耐熱(熱に対して保護された)車両
が、少なくとも30分間にわたって800〜1500°
Cの温度の雰囲気内に滞在することでき、その機能発揮
性を左右する範囲の内部温度が50°C以上に上昇しな
いようにする、方法を提供することである。更に、本発
明の他の課題は、この方法を実施するための装置を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1記載
の特徴を有する方法によって第1の課題を解決する。本
発明による方法は、非常に高温の領域でも、遠隔制御さ
れる装置、特に火災制圧車両を充分に長く滞在させるこ
とを可能にする。それによって、例えば、広がった大き
な火災の場合に火元のすぐ近くに達し、最も高温の範囲
を適切に消火するために充分な時間にわたってそこにと
どまることができる。本発明の方法により、温度に敏感
な車両の範囲の内部温度を50°C以下に保つことがで
きるので、例えば使用される電子制御装置が温度によっ
て機能のエラーを生じることがなくなる。他の課題は、
請求項4記載の特徴を有する装置によって解決される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、図に示した実施の形態に基
づいて本発明を詳しく説明する。図1に示した、高い温
度範囲で使用するための、特に火災を制圧するための車
両は実質的に、走行装置1と車体2からなっている。適
当な材料からなる耐熱ケース(熱保護ケース)4がスペ
ーサ3によって車体に取付けられている。この耐熱ケー
スは車両をすべての側から取り囲んでいる。スペーサ3
によって、ケース4と走行装置1または車体2の間に、
対流室5が形成される。ケース4は本実施の形態では、
非常に良好な断熱性を有するサンドイッチ構造に製作さ
れた材料からなっている。ケースは板状に形成してもよ
いし、織物状に形成してもよい。ケースの縁には更に、
可撓性のカバー6が取付けられている。このカバーによ
り、対流室5は地面まで完全に閉鎖されている。
【0009】車体2の内部には特に電子機器室7があ
る。この電子機器室は車両の電子制御装置を含み、この
電子機器室の温度は、電子機器の機能のエラーを確実に
防止するためには、常に50°C以下に保たなければな
らない。
【0010】そのために、冷却装置が設けられている。
この冷却装置の原理的な構造は図2に示してある。その
際、破線で示した車両と冷却装置の間の、この原理図に
示した寸法比は、正しく示されていないことに留意すべ
きである。図1から明らかなように、冷却装置全体は車
両の内部にまたはケース4の下方に完全に収容されてい
る。
【0011】この冷却装置は貯蔵容器8を備え、この貯
蔵容器にはサーモスタット弁9が接続されている。サー
モスタット弁はできるだけ高いフェールセーフ機能を達
成するために、特にバイメタル制御されるように形成さ
れている。貯蔵容器8とサーモスタット弁9は導管10
と遮断弁11を介して互いに接続されている。更に、車
両の内室12内の温度を検出するために、温度センサ1
3が設けられている。この温度センサは例えば上述のバ
イメタルばねからなっている。図2に“閉鎖”機能位置
を示したサーモスタット弁9は、そのばね力に基づい
て、車両内室12の温度上昇時にバイメタルばねによっ
て直接付勢されるかあるいはバイメタルばねがサーモス
タット弁9のためのサーボ機構として役立つ。この場
合、貯蔵容器8内で圧力下にある冷却媒体はバイメタル
によってサーモスタット弁9を開放位置に切換えるため
に役立つ。脱気弁14は車両内室12と対流室5を接続
する。貯蔵容器8に貯えられる冷却媒体として、本実施
の形態の場合には、不活性ガスが役立つ。
【0012】車両内室12または電子機器室7の温度が
予め定めた温度閾値に達すると、サーモスタット弁9が
開放し、貯蔵容器8内に圧力を加えて貯えられた不活性
ガスの調節可能な量が解放される。このガスは導管10
を経て車両内室12の電子機器室7に流れる。それによ
って、車両内室12にある温められたガスが車両内室か
ら、調節可能な圧力閾値で開放する脱気弁14を経て、
対流室5に押し出される。
【0013】冷却媒体が断熱膨張して車両内部に入るこ
とにより、電子機器室内にある電子制御装置は充分に冷
却され、その機能信頼性が保証される。この過程は、バ
イメタルセンサ13が冷却されてサーモスタット弁9を
再び閉じるまで続く。その際、貯蔵容器8内に貯えられ
た冷却媒体は、この容器が完全に空になるまで、この過
程を何度も繰り返すことを可能にする。それによって、
この方法で冷却される車両の、高温領域内での滞在時間
は、何倍にも延長される。対流室5内で捕集された余剰
ガスは可撓性のカバー6の下方を通って大気に逃げるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】高温範囲で使用するための車両の側面図であ
る。
【図2】図1の車両のための冷却装置の原理的な構造を
示す図である。
【符号の説明】
4 耐熱ケース 5 対流室 8 貯蔵容器 9 サーモスタット弁 12 車両内室 14 脱気弁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高い周囲温度の範囲で使用される装置、
    特に熱に対して保護された車両内室を有する、遠隔制御
    される火災制圧車両を冷却する方法において、貯蔵容器
    (8)内に圧力を加えて貯えられた冷却媒体が、設定可
    能な上側の温度閾値を上回るときに、車両内室(12)
    に押し込まれ、下側の温度閾値を下回るときに冷却媒体
    供給が調節されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 冷却媒体が不活性ガスからなっているこ
    とを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 冷却媒体供給を何度も行うことができる
    ように、貯蔵容器(8)の充填量が定められていること
    を特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 熱に対して保護される車両内室を有する
    車両、特に遠隔制御される火災制圧車両からなる、請求
    項1〜3のいずれか一つに記載の方法を実施するための
    装置において、車両に配置された貯蔵容器(8)内に、
    冷却媒体が圧力を加えて貯えられ、貯蔵容器(8)がサ
    ーモスタット弁(9)を介して車両内室(12)に接続
    されていることを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 車両が耐熱ケース(4)によって取り囲
    まれ、この耐熱ケースと車両の間に対流室(5)が形成
    されるように、耐熱ケースが車両に対して間隔をおいて
    保持されていることを特徴とする請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 車両内室が調節可能な脱気弁(14)を
    介して対流室(5)に接続されていることを特徴とする
    請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 貯蔵容器(8)の冷却媒体充填量が冷却
    媒体によって車両内室(12)に何回も充填することが
    できる量に相当するように、貯蔵容器(8)の容積と、
    この貯蔵容器内に貯えられた冷却媒体の充填圧力が定め
    られていることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一
    つに記載の装置。
JP22311998A 1997-08-09 1998-08-06 高温範囲で使用される車両を冷却する方法 Pending JPH11155970A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19734610:3 1997-08-09
DE1997134610 DE19734610A1 (de) 1997-08-09 1997-08-09 Verfahren zur Kühlung von in Bereichen hoher Temperatur eingesetzten Fahrzeugen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11155970A true JPH11155970A (ja) 1999-06-15

Family

ID=7838531

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JP22311998A Pending JPH11155970A (ja) 1997-08-09 1998-08-06 高温範囲で使用される車両を冷却する方法

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EP (1) EP0896829A3 (ja)
JP (1) JPH11155970A (ja)
DE (1) DE19734610A1 (ja)

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KR100780415B1 (ko) 2005-12-21 2007-11-28 한국생산기술연구원 고온설비 점검용 이동로봇
US11820026B2 (en) 2018-04-23 2023-11-21 Dynamic Concept Robot and automated guided vehicle combination for aluminum furnace operations

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EP0896829A2 (de) 1999-02-17
EP0896829A3 (de) 2001-02-14
DE19734610A1 (de) 1999-02-25

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