JPH11155190A - スピーカ装置 - Google Patents
スピーカ装置Info
- Publication number
- JPH11155190A JPH11155190A JP32089397A JP32089397A JPH11155190A JP H11155190 A JPH11155190 A JP H11155190A JP 32089397 A JP32089397 A JP 32089397A JP 32089397 A JP32089397 A JP 32089397A JP H11155190 A JPH11155190 A JP H11155190A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- edge
- diaphragm
- edge portion
- grill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は各種音響機器に使用されるスピーカ
装置に関するものであり、部品点数を削減し生産性に優
れ、取付けを容易にしたスピーカ装置を提供するもので
ある。 【解決手段】 本発明のスピーカ装置は、エッジ部２１
ｂの材質を発泡ゴムのインジェクション成形としたこと
で薄肉成形のエッジロール部２１ｃと外縁に厚肉成形の
凸部２１ｄを設け、ゴムの収縮によりスピーカグリル１
２との密閉を確保し、異常音発生を抑制し、振動板前面
のガスケット、クッションを削減できることにより部品
点数の削減を図り、生産性の向上を図るものである。
装置に関するものであり、部品点数を削減し生産性に優
れ、取付けを容易にしたスピーカ装置を提供するもので
ある。 【解決手段】 本発明のスピーカ装置は、エッジ部２１
ｂの材質を発泡ゴムのインジェクション成形としたこと
で薄肉成形のエッジロール部２１ｃと外縁に厚肉成形の
凸部２１ｄを設け、ゴムの収縮によりスピーカグリル１
２との密閉を確保し、異常音発生を抑制し、振動板前面
のガスケット、クッションを削減できることにより部品
点数の削減を図り、生産性の向上を図るものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は各種音響機器に使用
されるスピーカ装置に関するものである。
されるスピーカ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のスピーカ装置について、図３の断
面図により説明する。
面図により説明する。
【０００３】同図によると、１はスピーカの界磁部を示
すものであり、上部プレート１ａとマグネット１ｂとセ
ンターポールを有する下部プレート１ｃにより構成さ
れ、上部プレート１ａと下部プレート１ｃのセンターポ
ール部の隙間には磁気ギャップ９が形成されている。ま
た、２は上部プレート１ａに結合されたフレーム、３は
ボイスコイル、４はボイスコイル３を支持するダンパ
ー、５は内周に磁気ギャップにはめ込まれるボイスコイ
ル３を結合し、外周はフレーム２と結合された振動板で
ある。
すものであり、上部プレート１ａとマグネット１ｂとセ
ンターポールを有する下部プレート１ｃにより構成さ
れ、上部プレート１ａと下部プレート１ｃのセンターポ
ール部の隙間には磁気ギャップ９が形成されている。ま
た、２は上部プレート１ａに結合されたフレーム、３は
ボイスコイル、４はボイスコイル３を支持するダンパ
ー、５は内周に磁気ギャップにはめ込まれるボイスコイ
ル３を結合し、外周はフレーム２と結合された振動板で
ある。
【０００４】また、５ａは振動板５のボディ部であり、
５ｂはフレーム２と結合されたエッジである。このエッ
ジ５ｂの上面にガスケット６を結合し、ガスケット６の
上面にはクッション７を結合している。
５ｂはフレーム２と結合されたエッジである。このエッ
ジ５ｂの上面にガスケット６を結合し、ガスケット６の
上面にはクッション７を結合している。
【０００５】また、振動板５のボディ部５ａの上面には
ダストキャップ８を結合した構成であった。
ダストキャップ８を結合した構成であった。
【０００６】さらに、１１は上述のスピーカと取付ける
取付け面であり、１２はスピーカの前面を保護するスピ
ーカグリルであり、１３はスピーカグリル１２と取付け
面１１とを結合するビスである。
取付け面であり、１２はスピーカの前面を保護するスピ
ーカグリルであり、１３はスピーカグリル１２と取付け
面１１とを結合するビスである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
スピーカは、取付け面１１にスピーカを取付け後、スピ
ーカの前面を保護するスピーカグリル１２を取付ける
が、このスピーカグリル１２とスピーカの間に隙間があ
ると異常音発生の原因になり、ガスケット６の前面にク
ッション７を結合し、密閉を確保する必要があり部品点
数が多くなり生産性を低くする原因となり、また、スピ
ーカグリル１２を取付けるのに取付けビス１３が必要で
あり取付け作業が繁雑であるという課題を有するもので
あった。
スピーカは、取付け面１１にスピーカを取付け後、スピ
ーカの前面を保護するスピーカグリル１２を取付ける
が、このスピーカグリル１２とスピーカの間に隙間があ
ると異常音発生の原因になり、ガスケット６の前面にク
ッション７を結合し、密閉を確保する必要があり部品点
数が多くなり生産性を低くする原因となり、また、スピ
ーカグリル１２を取付けるのに取付けビス１３が必要で
あり取付け作業が繁雑であるという課題を有するもので
あった。
【０００８】本発明は上記課題を解決するもので、部品
点数を削減し生産性に優れ、容易に取付けられるスピー
カ装置を提供するものである。
点数を削減し生産性に優れ、容易に取付けられるスピー
カ装置を提供するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のスピーカ装置は、磁気ギャップを有する界磁
部と、この界磁部に結合されたフレームと、内周に上記
磁気ギャップにはめ込まれるボイスコイルを結合し外周
に上記フレームに結合され更に外縁部に凸部を有する発
泡ゴムのエッジ部を設けた振動板と、上記エッジ部の凸
部に当接して装着されるスピーカグリルとで構成し、従
来のガスケットやクッションを不要にして部品点数の削
減、組立工数の削減を図るものである。
に本発明のスピーカ装置は、磁気ギャップを有する界磁
部と、この界磁部に結合されたフレームと、内周に上記
磁気ギャップにはめ込まれるボイスコイルを結合し外周
に上記フレームに結合され更に外縁部に凸部を有する発
泡ゴムのエッジ部を設けた振動板と、上記エッジ部の凸
部に当接して装着されるスピーカグリルとで構成し、従
来のガスケットやクッションを不要にして部品点数の削
減、組立工数の削減を図るものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、磁気ギャップを有する界磁部と、この界磁部に結合
されたフレームと、内周に上記磁気ギャップにはめ込ま
れるボイスコイルを結合し外周に上記フレームに結合さ
れ更に外縁部に凸部を有する発泡ゴムのエッジ部を設け
た振動板と、上記エッジ部の凸部に当接して装着される
スピーカグリルとで構成し、発泡ゴムの弾力を用いてス
ピーカグリルとの密閉を確保したので、従来用いていた
ガスケットやクッションを不要にして部品点数の削減、
組立工数の削減を図るものである。
は、磁気ギャップを有する界磁部と、この界磁部に結合
されたフレームと、内周に上記磁気ギャップにはめ込ま
れるボイスコイルを結合し外周に上記フレームに結合さ
れ更に外縁部に凸部を有する発泡ゴムのエッジ部を設け
た振動板と、上記エッジ部の凸部に当接して装着される
スピーカグリルとで構成し、発泡ゴムの弾力を用いてス
ピーカグリルとの密閉を確保したので、従来用いていた
ガスケットやクッションを不要にして部品点数の削減、
組立工数の削減を図るものである。
【００１１】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
のエッジ部の外縁部を厚みのある凹部とし、スピーカグ
リルにこの凹部にはめ合わされる凸部を設けたので、ス
ピーカグリルの装着が容易に行えるものである。
のエッジ部の外縁部を厚みのある凹部とし、スピーカグ
リルにこの凹部にはめ合わされる凸部を設けたので、ス
ピーカグリルの装着が容易に行えるものである。
【００１２】以下、本発明のスピーカ装置の一実施の形
態について図１、図２により説明する。なお、従来技術
と同一の部分は同一符号を付して説明を省略して説明す
る。
態について図１、図２により説明する。なお、従来技術
と同一の部分は同一符号を付して説明を省略して説明す
る。
【００１３】（実施の形態１）図１は本発明のスピーカ
装置の一実施の形態の断面図である。
装置の一実施の形態の断面図である。
【００１４】同図によると、２１は振動板であり、２１
ａは振動板２１のボディ部であり、２１ｂはエッジ部で
ある。このエッジ部２１ｂは、材質を発泡ゴムのインジ
ェクション成形したものであり、エッジ部２１ｂは、薄
肉成形のエッジロール部２１ｃと外縁部に凸部２１ｄを
一体に設けたことにより、ゴムの収縮によりスピーカグ
リル１２との密閉を確保して従来のガスケット６、クッ
ション７を不要とするものである。
ａは振動板２１のボディ部であり、２１ｂはエッジ部で
ある。このエッジ部２１ｂは、材質を発泡ゴムのインジ
ェクション成形したものであり、エッジ部２１ｂは、薄
肉成形のエッジロール部２１ｃと外縁部に凸部２１ｄを
一体に設けたことにより、ゴムの収縮によりスピーカグ
リル１２との密閉を確保して従来のガスケット６、クッ
ション７を不要とするものである。
【００１５】以上のように構成されたスピーカ装置は、
従来のものと比べて部品点数が削減でき、生産性も向上
させることができるものである。
従来のものと比べて部品点数が削減でき、生産性も向上
させることができるものである。
【００１６】（実施の形態２）図２は本発明のスピーカ
装置の他の実施の形態の断面図である。
装置の他の実施の形態の断面図である。
【００１７】同図によると、実施の形態１との相違点は
エッジ外縁部に凹部３１ｂを設けたものであり、スピー
カグリル３２を凹部３１ｂに挿入してはめ合い嵌合とす
ることでビスが不要となりスピーカグリルを容易に取付
けできることである。
エッジ外縁部に凹部３１ｂを設けたものであり、スピー
カグリル３２を凹部３１ｂに挿入してはめ合い嵌合とす
ることでビスが不要となりスピーカグリルを容易に取付
けできることである。
【００１８】なお、はめ合いのみで結合強さが不充分な
場合は接着剤を用いて結合しても良く、既知の係止手段
をスピーカグリル３２とエッジ外縁部の凹部３１ｂに設
けても良いことは勿論である。
場合は接着剤を用いて結合しても良く、既知の係止手段
をスピーカグリル３２とエッジ外縁部の凹部３１ｂに設
けても良いことは勿論である。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明のスピーカ装置は振
動板の発泡ゴムからなるエッジ部の凸部に当接させてス
ピーカグリルを装着させるので、発泡ゴムの弾力を用い
てスピーカグリルとの密閉を確保でき、従来用いていた
ガスケットやクッションを不要にして部品点数の削減、
組立工数の削減を図るものである。
動板の発泡ゴムからなるエッジ部の凸部に当接させてス
ピーカグリルを装着させるので、発泡ゴムの弾力を用い
てスピーカグリルとの密閉を確保でき、従来用いていた
ガスケットやクッションを不要にして部品点数の削減、
組立工数の削減を図るものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のスピーカ装置の一実施の形態の断面図
【図２】同他の実施の形態の断面図
【図３】従来のスピーカ装置の断面図
１ 界磁部 ２ フレーム ３ ボイスコイル ９ 磁気ギャップ ２１ 振動板 ２１ｂ エッジ部 ２１ｄ 凸部 ３１ｂ 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 博幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 磁気ギャップを有する界磁部と、この界
磁部に結合されたフレームと、内周に上記磁気ギャップ
にはめ込まれるボイスコイルを結合し外周に上記フレー
ムに結合され更に外縁部に凸部を有する発泡ゴムのエッ
ジ部を設けた振動板と、上記エッジ部の凸部に当接して
装着されるスピーカグリルとで構成されるスピーカ装
置。 - 【請求項２】 エッジ部の外縁部に凹部を設け、スピー
カグリルにこの凹部にはめ合わされる凸部を設けた請求
項１に記載のスピーカ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32089397A JPH11155190A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | スピーカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32089397A JPH11155190A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | スピーカ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11155190A true JPH11155190A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18126451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32089397A Pending JPH11155190A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | スピーカ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11155190A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002186088A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-06-28 | Fujitsu Ten Ltd | スピーカユニット |
| JP2008278146A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | スピーカ装置及び携帯機器 |
| JP2020048042A (ja) * | 2018-09-18 | 2020-03-26 | 株式会社デンソーテン | スピーカ装置およびスピーカ構造 |
| CN113727256A (zh) * | 2020-05-25 | 2021-11-30 | 歌尔股份有限公司 | 发声装置及电子设备 |
-
1997
- 1997-11-21 JP JP32089397A patent/JPH11155190A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002186088A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-06-28 | Fujitsu Ten Ltd | スピーカユニット |
| JP2008278146A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | スピーカ装置及び携帯機器 |
| JP2020048042A (ja) * | 2018-09-18 | 2020-03-26 | 株式会社デンソーテン | スピーカ装置およびスピーカ構造 |
| CN113727256A (zh) * | 2020-05-25 | 2021-11-30 | 歌尔股份有限公司 | 发声装置及电子设备 |
| CN113727256B (zh) * | 2020-05-25 | 2022-09-20 | 歌尔股份有限公司 | 发声装置及电子设备 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3260062B2 (ja) | スピーカ | |
| CN108650602A (zh) | 一种薄型大功率声音激励器 | |
| JPH11155190A (ja) | スピーカ装置 | |
| JP3930126B2 (ja) | スピーカ | |
| JPH11150791A (ja) | スピーカ | |
| JPS5912699A (ja) | 複合型スピ−カ | |
| JPH07203589A (ja) | 双方向輻射スピーカ | |
| JPH01272300A (ja) | スピーカシステム | |
| KR100676401B1 (ko) | 소형 전자음향변환기의 진동판 | |
| JP2000165988A (ja) | スピーカ | |
| JP3307066B2 (ja) | パッシブラジエータ | |
| JP3807039B2 (ja) | スピーカ | |
| KR100313136B1 (ko) | 센터캡과댐퍼가일체로형성된마이크로스피커및그의제조방법 | |
| JPH0937385A (ja) | コーン型スピーカ | |
| JPH024555Y2 (ja) | ||
| JPS6115499A (ja) | スピ−カ装置 | |
| JPS63146690A (ja) | スピ−カ | |
| JP2001136595A (ja) | スピーカ | |
| JPH1188983A (ja) | スピーカユニット | |
| JPH0737433Y2 (ja) | ホーンスピーカ | |
| JP3991896B2 (ja) | スピーカ装置 | |
| JPH08140184A (ja) | スピーカ | |
| JPH10327490A (ja) | スピーカ | |
| JP5526930B2 (ja) | スピーカ | |
| JPS6334399Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040715 |
|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040805 |
|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050624 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051121 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051206 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060516 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |