JPH0737433Y2 - ホーンスピーカ - Google Patents
ホーンスピーカInfo
- Publication number
- JPH0737433Y2 JPH0737433Y2 JP1991076960U JP7696091U JPH0737433Y2 JP H0737433 Y2 JPH0737433 Y2 JP H0737433Y2 JP 1991076960 U JP1991076960 U JP 1991076960U JP 7696091 U JP7696091 U JP 7696091U JP H0737433 Y2 JPH0737433 Y2 JP H0737433Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horn
- gasket
- present
- speaker
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ホーン音道の内部に突
出する押圧されたガスケットの変形の無いホーンスピー
カに関するものである。
出する押圧されたガスケットの変形の無いホーンスピー
カに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種のホーンスピーカは、図６に
示した様に、ガスケット(03)をホーン(01)と磁気回路(0
2)との間に押圧して、 気密を保って両者を一体に締結し
て、 ホーン(01)の音道(09)の形状を維持していたのであ
る。
示した様に、ガスケット(03)をホーン(01)と磁気回路(0
2)との間に押圧して、 気密を保って両者を一体に締結し
て、 ホーン(01)の音道(09)の形状を維持していたのであ
る。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】したがって、従来のこ
の種ホーンスピーカにあっては、ガスケット(03)が上下
両面から押圧力を加えられて、 半径方向、 内外方向へ伸
張して、 音道(09)内へはみ出て(03a)、 音道(09)内を伝
播する音波を妨害して、 正常な伝播状態を歪ませたり、
ゆがめたりして、 再生音質を害するという問題があっ
た。
の種ホーンスピーカにあっては、ガスケット(03)が上下
両面から押圧力を加えられて、 半径方向、 内外方向へ伸
張して、 音道(09)内へはみ出て(03a)、 音道(09)内を伝
播する音波を妨害して、 正常な伝播状態を歪ませたり、
ゆがめたりして、 再生音質を害するという問題があっ
た。
【０００４】そこで、本考案は、このような従来のホー
ンスピーカが有していた問題点を解決するために、ガス
ケット(03)の保持構造に改良を加えて、 ガスケット(03)
がホーン(01)内部へはみ出ないように、 正確な位置に固
定することによって、音道(09)を正確な形状に保ち、 再
生音質の向上を図ることを目的とし、そればかりでな
く、組み立て時、 ガイドに利用することもできて、 作業
性の向上も実現することができるホーンスピーカを提供
するものである。
ンスピーカが有していた問題点を解決するために、ガス
ケット(03)の保持構造に改良を加えて、 ガスケット(03)
がホーン(01)内部へはみ出ないように、 正確な位置に固
定することによって、音道(09)を正確な形状に保ち、 再
生音質の向上を図ることを目的とし、そればかりでな
く、組み立て時、 ガイドに利用することもできて、 作業
性の向上も実現することができるホーンスピーカを提供
するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するための
本考案の構成を、実施例に対応する図１乃至図５を用い
て説明すると、本考案は、図２に示すように磁気回路
(2)のプレート(2a)と、ホーンスロート部(1b)との間に介
在するガスケット(3)の外側を、 ホーン(1)外壁に形成し
た、 組み立て時嵌合ガイドとなるリブ(1a)に当接し得る
構造のホーンスピーカである。
本考案の構成を、実施例に対応する図１乃至図５を用い
て説明すると、本考案は、図２に示すように磁気回路
(2)のプレート(2a)と、ホーンスロート部(1b)との間に介
在するガスケット(3)の外側を、 ホーン(1)外壁に形成し
た、 組み立て時嵌合ガイドとなるリブ(1a)に当接し得る
構造のホーンスピーカである。
【０００６】本考案はまた、図面４に示すように磁気回
路（２）のプレート（２ａ）の上面に取り付けたイコラ
イザ部（１ｃ）と、ホーンスロート部（１ｂ）との間に
介在するガスケツト（３）の外側を、ホーン（１）外壁
に形成した嵌合ガイド用リブ（１ａ）で当接し得る構造
のホーンスピーカである。
路（２）のプレート（２ａ）の上面に取り付けたイコラ
イザ部（１ｃ）と、ホーンスロート部（１ｂ）との間に
介在するガスケツト（３）の外側を、ホーン（１）外壁
に形成した嵌合ガイド用リブ（１ａ）で当接し得る構造
のホーンスピーカである。
【０００７】
【作用】本考案は、このような構造としたものであるか
ら、組み立て時、 プレート(2a)の上面にガスケット(3)
を載置し、 その上からホーン(1)のスロート部(1b)を載
せて、 リブ(1a)の内側面をガイドにして、 プレート(2a)
の凸部(2b)の外側或いはイコライザ部(1c)の先端部に挿
入し、ねじ等で締め付け固定すればよい。従って、本考
案のホーンスピーカは、ホーン(1)に設けたリブ(1a)に
よってガスケット(3)の外側を正確に把持して、 正確な
位置に固定することができるとともに、 プレート(2a)の
凸部(2b)の外側壁に楽に挿入できる（図２）。
ら、組み立て時、 プレート(2a)の上面にガスケット(3)
を載置し、 その上からホーン(1)のスロート部(1b)を載
せて、 リブ(1a)の内側面をガイドにして、 プレート(2a)
の凸部(2b)の外側或いはイコライザ部(1c)の先端部に挿
入し、ねじ等で締め付け固定すればよい。従って、本考
案のホーンスピーカは、ホーン(1)に設けたリブ(1a)に
よってガスケット(3)の外側を正確に把持して、 正確な
位置に固定することができるとともに、 プレート(2a)の
凸部(2b)の外側壁に楽に挿入できる（図２）。
【０００８】また、 本考案のホーンスピーカは、ホーン
(1)に設けたリブ(1a)によってガスケット(3)の外側を正
確に把持して、 正確な位置に固定することができるとと
もに、 プレート(2a)の上面に取り付けたイコライザ部(1
c)の外側壁にホーン(1)を楽に挿入できる（図４）。
(1)に設けたリブ(1a)によってガスケット(3)の外側を正
確に把持して、 正確な位置に固定することができるとと
もに、 プレート(2a)の上面に取り付けたイコライザ部(1
c)の外側壁にホーン(1)を楽に挿入できる（図４）。
【０００９】その結果、いずれの考案のホーンスピーカ
も、 ガスケット(3)のセンタリングも正確にできるばか
りでなく、ガスケットが圧縮された場合、 リブとリブの
間の外周部、すなわち、音道の外部にはみ出すので、ホ
ーン(1)の音道の形状保持も容易に、 かつ正確にでき、
再生音質の向上を図ることができ、 組み立て作業性も向
上する。
も、 ガスケット(3)のセンタリングも正確にできるばか
りでなく、ガスケットが圧縮された場合、 リブとリブの
間の外周部、すなわち、音道の外部にはみ出すので、ホ
ーン(1)の音道の形状保持も容易に、 かつ正確にでき、
再生音質の向上を図ることができ、 組み立て作業性も向
上する。
【００１０】
【実施例】以下本考案の実施例について図１乃至図５に
基づいて説明する。図中、図１乃至図２は、本考案の第
１実施例を示す図であって、図１は本考案の代表的実施
例を示している。磁気回路(2)のプレート(2a)と、 ホー
ンスロート部(1b)との間に介在するガスケット(3)の外
側を、 ホーン(1)の外壁に形成した、 組み立て時嵌合ガ
イドとなるリブ(1a)で、 当接した構造としたことによ
り、 組み立て時、 プレート(2a)の上面に設けた凸部(2b)
の上にガスケット(3)を載置し、 その上からホーン(1)の
スロート部(1b)を、 リブ(1a)を外側の嵌合ガイドにして
押圧して前記凸部(2b)に挿入し、リブ(1a)をガスケット
(3)の外側に当接して規制して、 ねじ等で締め付け固定
する構造である。
基づいて説明する。図中、図１乃至図２は、本考案の第
１実施例を示す図であって、図１は本考案の代表的実施
例を示している。磁気回路(2)のプレート(2a)と、 ホー
ンスロート部(1b)との間に介在するガスケット(3)の外
側を、 ホーン(1)の外壁に形成した、 組み立て時嵌合ガ
イドとなるリブ(1a)で、 当接した構造としたことによ
り、 組み立て時、 プレート(2a)の上面に設けた凸部(2b)
の上にガスケット(3)を載置し、 その上からホーン(1)の
スロート部(1b)を、 リブ(1a)を外側の嵌合ガイドにして
押圧して前記凸部(2b)に挿入し、リブ(1a)をガスケット
(3)の外側に当接して規制して、 ねじ等で締め付け固定
する構造である。
【００１１】以上、 図１，図２に示す実施例について説
明したが、図３，図４に示す実施例は、イコライザ部(1
c)がプレート(2a)の上に取り付け固定されて、 その上に
ホーン(1)が接合固定された構造で、 その接合部に挟持
するガスケット(3)は第１実施例と変化無い。
明したが、図３，図４に示す実施例は、イコライザ部(1
c)がプレート(2a)の上に取り付け固定されて、 その上に
ホーン(1)が接合固定された構造で、 その接合部に挟持
するガスケット(3)は第１実施例と変化無い。
【００１２】即ち、ガスケット（３）は、外周部を嵌合
用リブ（１ａ），（１ａ）による抑制下において、上か
ら押圧されているので、外周方向に向けて前記リブ（１
ａ），（１ａ）の間の間隙部からはみ出す力が働いて、
変形歪みが外側に出て、内周部（音道）は変形しない。
この場合、ガスケット（３）を押圧する面が、内方へ向
かって傾斜しているときは、さらに確実に実現できる。
なお、本考案のガスケット（３）の内周直径は、ホーン
スロート（１ｂ）の押圧部の内径より少しく大きく成形
することによつて、ガスケット（３）押圧時、ホーン
（１）の内周音道を変形させなくできるので、音質に影
響を与えることはない。
用リブ（１ａ），（１ａ）による抑制下において、上か
ら押圧されているので、外周方向に向けて前記リブ（１
ａ），（１ａ）の間の間隙部からはみ出す力が働いて、
変形歪みが外側に出て、内周部（音道）は変形しない。
この場合、ガスケット（３）を押圧する面が、内方へ向
かって傾斜しているときは、さらに確実に実現できる。
なお、本考案のガスケット（３）の内周直径は、ホーン
スロート（１ｂ）の押圧部の内径より少しく大きく成形
することによつて、ガスケット（３）押圧時、ホーン
（１）の内周音道を変形させなくできるので、音質に影
響を与えることはない。
【００１３】図５に示す図は、 従来例（点線で表す）と
本考案（実線で表す）のホーンスピーカの音圧周波数特
性の相違を示す図であって、 特に高い周波数帯域におい
て改善されている。
本考案（実線で表す）のホーンスピーカの音圧周波数特
性の相違を示す図であって、 特に高い周波数帯域におい
て改善されている。
【００１４】以上本考案の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本考案は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、本考案にいう前記の構
成要件を備え、かつ、本考案にいう目的を達成し、以下
にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施す
ることができるものである。
いて説明したが、本考案は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、本考案にいう前記の構
成要件を備え、かつ、本考案にいう目的を達成し、以下
にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施す
ることができるものである。
【００１５】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
は、組み立て時、プレート（２）の上面にガスケット
（３）を載置し、その上からホーン（１）のスロート部
（１ｂ）を、嵌合用リブ（１ａ）を外側のガイドにして
押圧し、ねじ等で締め付け固定する構造としたものであ
るから、本考案のホーンスピーカは、前記嵌合用リブ
（１ａ）によってガスケット（３）の外側を正確に把持
して、ガスケット（３）を正確に求心的にプレート
（２）に固定することができる。
は、組み立て時、プレート（２）の上面にガスケット
（３）を載置し、その上からホーン（１）のスロート部
（１ｂ）を、嵌合用リブ（１ａ）を外側のガイドにして
押圧し、ねじ等で締め付け固定する構造としたものであ
るから、本考案のホーンスピーカは、前記嵌合用リブ
（１ａ）によってガスケット（３）の外側を正確に把持
して、ガスケット（３）を正確に求心的にプレート
（２）に固定することができる。
【００１６】同様にして、本考案は前記スロート部(1b)
を楽にプレート(2a)の凸部(2b)に挿入固定できる。 その
結果、ガスケット(3)のセンタリングも正確にできるば
かりでなく、ホーン(1)の音道の形状保持も容易にでき、
再生音質の向上を図ることができ、 組み立て作業性も
向上するという実用上における顕著な効果を期待するこ
とが出来るに至ったのである。
を楽にプレート(2a)の凸部(2b)に挿入固定できる。 その
結果、ガスケット(3)のセンタリングも正確にできるば
かりでなく、ホーン(1)の音道の形状保持も容易にでき、
再生音質の向上を図ることができ、 組み立て作業性も
向上するという実用上における顕著な効果を期待するこ
とが出来るに至ったのである。
【図１】本考案の第１実施例を示した縦断面図（図２）
中のI−I線に沿った矢視断面図。
中のI−I線に沿った矢視断面図。
【図２】本考案の第１実施例を示した断面図（図１）中
のII−II線に沿った縦断面図。
のII−II線に沿った縦断面図。
【図３】本考案の第２実施例を示した縦断面図（図４）
中のIII−III線に沿った矢視断面図。
中のIII−III線に沿った矢視断面図。
【図４】本考案の第２実施例を示す断面図（図３）中の
IV−IV線に沿った縦断面図。
IV−IV線に沿った縦断面図。
【図５】本考案と従来例の音圧周波数特性。
【図６】従来例を示した中央縦断面図。
(1) ホーン (1a) リブ (1b) ホーンスロート部 (1c) イコライザ部 (2) 磁気回路 (2a) プレート (2b) 凸部 (3) ガスケット
Claims (2)
- 【請求項１】 磁気回路（２）のプレート（２ａ）と、
ホーン（１）との間に、弾性を有する円環状ガスケット
（３）を介して音道を形成したホーン（１）を備えたス
ピーカにおいて、ホーンスロート（１ｂ）外壁に突出し
て設けた数個の嵌合ガイド用リブ（１ａ）で前記ガスケ
ット（３）の外側を、当接保持した構造のホーンスピー
カ。 - 【請求項２】 磁気回路（２）の上面に取り付けたイコ
ライザ部（１ｃ）と、ホーン（１）との間に、弾性を有
する円環状ガスケット（３）を介して音道を形成したホ
ーン（１）を備えたスピーカにおいて、ホーンスロート
（１ｂ）外壁に突出して設けた数個の嵌 合ガイド用リ
ブ（１ａ）で前記ガスケット（３）の外側を、当接保持
した構造のホーン スピーカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991076960U JPH0737433Y2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | ホーンスピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991076960U JPH0737433Y2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | ホーンスピーカ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0591094U JPH0591094U (ja) | 1993-12-10 |
| JPH0737433Y2 true JPH0737433Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=13620360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991076960U Expired - Lifetime JPH0737433Y2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | ホーンスピーカ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737433Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60136591U (ja) * | 1984-02-21 | 1985-09-10 | オンキヨー株式会社 | ホ−ンスピ−カ− |
| JPH0733511Y2 (ja) * | 1985-07-19 | 1995-07-31 | 株式会社ノボル電機製作所 | ホ−ンスピ−カ |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP1991076960U patent/JPH0737433Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0591094U (ja) | 1993-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |