JP2001136595A - スピーカ - Google Patents
スピーカInfo
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Abstract
ーカに関するものであり薄形で高耐入力のスピーカを提
供するものである。 【解決手段】 本発明のスピーカは、内周が磁気回路3
またはその近傍に結合され外周がフレーム2に結合さ
れ、その中間部分に振動板5の外周を結合する支持部材
1を用いて上記振動板5を支持する構成としたことによ
り、振動板5のローリングを抑制することができ、薄形
で高耐入力可能なスピーカの提供を可能としたものであ
る。
Description
搭載されるスピーカに関するものであり、詳しくは薄形
化を図ったスピーカに関するものである。
常のスピーカの半断面図により説明する。同図による
と、10は振動板であり、内周をマグネットとヨークと
トッププレートから構成された磁気回路13の磁気空隙
13aにコイル部を嵌め込んだボイスコイル12に接着
結合するとともに、振動板10の外周部(エッジ部)1
0aを介してフレーム11の外周部11aに接着結合し
ている。9はダンパーであり、外周をフレーム11に、
内周をボイスコイル12に接着結合しているものであ
る。
り、図2のスピーカとの相違点のみ図2と同一部分は同
一番号を付して説明を省略して説明すると、支持部材と
してのダンパーを用いない点であり、より薄形のスピー
カの提供を可能とするものである。
図2の従来のスピーカでは、振動板10はダンパー9に
よってもボイスコイル12を介して支持されているた
め、ローリングも起こりにくく、大入力印加に対しても
異常音を発生することは少なかったが、支持構造として
のダンパー9の使用は薄形化の実現を困難にし、薄形機
器への搭載は困難であった。
パーを使用するものでないため薄形のスピーカの提供を
可能とするが、振動板10自体がフレーム11に固定さ
れているのみであるため、音声信号を入力した時に振動
板10がローリングを起こしやすく、大入力時に異常音
を発生する要因となっており、高耐入力化は困難であっ
た。
で、薄形で高耐入力可能なスピーカを提供しようとする
ものである。
に本発明のスピーカは、少なくとも環状の磁気空隙が設
けられるとともにフレームが結合された磁気回路と、上
記磁気空隙にコイル部が嵌め込まれたボイスコイルと、
内周が上記磁気回路またはその近傍に結合され外周が上
記フレームに結合された支持部材と、外周が上記支持部
材の中間部分に結合されるとともに内周が上記ボイスコ
イルの上部に結合された振動板とで構成し、振動板の外
周を内周が上記磁気回路またはその近傍に結合され外周
が上記フレームに結合された支持部材の中間部でも支持
する構成としたので、薄形でローリングの抑制された優
れたスピーカの提供を可能としたものである。
載のものは、少なくとも環状の磁気空隙が設けられると
ともにフレームが結合された磁気回路と、上記磁気空隙
にコイル部が嵌め込まれたボイスコイルと、内周が上記
磁気回路またはその近傍に結合され外周が上記フレーム
に結合された支持部材と、外周が上記支持部材の中間部
分に結合されるとともに内周が上記ボイスコイルの上部
に結合された振動板とで構成し、振動板の外周を内周が
上記磁気回路またはその近傍に結合され外周が上記フレ
ームに結合された支持部材の中間部でも支持する構成と
したので、薄形で且つローリングを抑制した高耐入力を
可能とした優れたスピーカの提供を可能とするものであ
る。
1に記載の支持部材の内周側と外周側が振動方向に対し
て離間した構成としたことにより、振動軸方向に距離を
確保してよりローリング抑制機能の向上が図れるもので
ある。
とも振動板の外周が結合された請求項1に記載の支持部
材の中間部から外側は内側と比較して通気性を有さない
構成としたことにより、この支持部材の中間部より外側
もエッジの機能を果たし、低域の音圧レベルと低域再生
の向上が図れるものである。
ついて図1により説明する。
半断面図である。同図によると、支持部材1は外周部1
aと内周部1bと振動板5の外周端部との貼り合せ部1
cから構成されており、外周端部1aoはフレーム2の
外周部と貼り合わせ、内周端部1biはボイスコイル4
の外径より外側の磁気回路3またはその近傍のフレーム
2に貼り合わせている。また、前記1ao,1biは振
動軸方向に距離Lを確保して貼り合わされている。3a
は磁気空隙であり、ボイスコイル4が挿入されている。
振動板5の外周部は支持部材1の貼り合せ部1cに接合
し、内周部は前記ボイスコイル4に固定されている。
板5がフレーム2の外周部と磁気回路3またはフレーム
2に結合された支持部材1の2箇所で保持されているた
め、信号を入力した時にローリングが起こりにくく、大
入力を印加しても異常音が発生しにくくするものであ
る。更に、支持部材1の内周端部1bi及び外周端部1
aoが振動軸方向に距離Lを確保しているため、ローリ
ングに対する効力が向上するものである。更に外周部1
aには例えばエッジ塗料を塗布するなどの目止め処理が
なされた目止め処理部1dが設けられているため、低音
域の再生能力を向上できるものである。更に、図2の一
般的なスピーカのように別途ダンパーを有することがな
いため、スピーカを薄形化することが可能になるもので
ある。
路3を用いたスピーカについて説明したが、外磁型の磁
気回路を用いたスピーカについても同様の構成をとり効
果を得ることができる。また、上記実施の形態では振動
板5の内径がボイスコイル4のボビンの外径に接合され
た構造のスピーカについて説明したが、ドーム型振動板
を用いて、ボイスコイル4のボビンの上端部に振動板5
の内周部を接合しても良いことは言うまでもない。ま
た、上記実施の形態は、支持部材1が通気性のある部材
を前提に説明したが、支持部材1の材質を通気性の無い
部材にし、内周部側に通気用の穴を施しても同じ効果を
得ることができる。
のごとく支持部材を用いて構成したことによって、スピ
ーカの薄形化を図りながら、ローリングを抑制して高耐
入力化を可能とした優れたスピーカの提供を可能とする
ものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも環状の磁気空隙が設けられる
とともにフレームが結合された磁気回路と、上記磁気空
隙にコイル部が嵌め込まれたボイスコイルと、内周が上
記磁気回路またはその近傍に結合され外周が上記フレー
ムに結合された支持部材と、外周が上記支持部材の中間
部分に結合されるとともに内周が上記ボイスコイルの上
部に結合された振動板とで構成されるスピーカ。 - 【請求項2】 支持部材の内周側と外周側が振動方向に
対して離間している請求項1に記載のスピーカ。 - 【請求項3】 少なくとも振動板の外周が結合された支
持部材の中間部から外側は内側と比較して通気性を有さ
ない構成とした請求項1に記載のスピーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31197899A JP4134463B2 (ja) | 1999-11-02 | 1999-11-02 | スピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31197899A JP4134463B2 (ja) | 1999-11-02 | 1999-11-02 | スピーカ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001136595A true JP2001136595A (ja) | 2001-05-18 |
JP4134463B2 JP4134463B2 (ja) | 2008-08-20 |
Family
ID=18023739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31197899A Expired - Fee Related JP4134463B2 (ja) | 1999-11-02 | 1999-11-02 | スピーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4134463B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016035263A1 (ja) * | 2014-09-01 | 2016-03-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ラウドスピーカ |
-
1999
- 1999-11-02 JP JP31197899A patent/JP4134463B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016035263A1 (ja) * | 2014-09-01 | 2016-03-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ラウドスピーカ |
US9756426B2 (en) | 2014-09-01 | 2017-09-05 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Loudspeaker |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4134463B2 (ja) | 2008-08-20 |
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