JPH11155181A - 浴室用スピーカー取付装置 - Google Patents

浴室用スピーカー取付装置

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JPH11155181A
JPH11155181A JP9320911A JP32091197A JPH11155181A JP H11155181 A JPH11155181 A JP H11155181A JP 9320911 A JP9320911 A JP 9320911A JP 32091197 A JP32091197 A JP 32091197A JP H11155181 A JPH11155181 A JP H11155181A
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JP
Japan
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speaker
holes
gallery
hole
large number
Prior art date
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Pending
Application number
JP9320911A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Hamano
信夫 浜野
Shuji Ishizuka
修二 石塚
Hitoshi Katayama
均 片山
Masatoshi Yamamoto
雅俊 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP9320911A priority Critical patent/JPH11155181A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピーカーの振動板にシャワーがかからない
ようにすると同時に、針金等を挿入されても振動板に穴
があかないようにする。 【解決手段】 音声用の孔11を多数設けた外装カバー
10と、スピーカー12との間に、湯・水侵入防止用の
ギャラリー18を設けて、シャワーがスピーカーの振動
板25にかからないようにする。前記するギャラリー1
8には入口と出口とでは直線状でない透孔すなわち所謂
めくら孔が設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、会話用又は音声発
生用の浴室用スピーカー取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスピーカーの取付装置
は、図5に記載されているような構成が一般的に知られ
ていた。図5において浴室リモコンや浴室テレビの音声
を発する音声発生装置の外装カバー1には多数のφ1.
0〜φ2.0の孔2が設けてある。スピーカー3は、ケ
ース4に設けられたネジ部(図示せず)へ、スピーカー
3を固定するスピーカー押え5を介してビス6にて、ス
ピーカー3のケース部7に接着されたパッキン8を圧縮
して、固定されるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
浴室用スピーカー取付装置では、外装カバー1のφ1.
0〜φ2.0の孔2から針金等を差し込まれると、スピ
ーカー3の振動板に穴があき、正常な音声が出なくなる
と同時に、音声発生装置内部に水が入り、防水不良によ
り正常に作動しないと言う課題があった。
【0004】さらには、外装カバー1の孔2を介して、
シャワーの湯や石ケン等の界面活性剤がスピーカー部に
あたり、スピーカー3の振動板の中を、界面活性剤を含
んだ水が侵入し、内部に、水がたまると言う課題を有し
ていた。
【0005】また、界面活性剤を含んだ汚水がスピーカ
ー部の振動板の下部にたまり、振動板に孔があき、防水
不良となる課題も有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、音声用の孔を多数設けた外装カバーと、音
声発生用のスピーカーとの間に、入口と出口とでは直線
状でない透孔を多数設けたギャラリーを配設したもので
ある。
【0007】上記発明によれば、針金等が外装カバーの
透孔から差し込まれても、入口と出口とでは直線状でな
い透孔を多数設けたギャラリーによってスピーカー部の
振動板に孔があくことを防止出来る。
【0008】さらに、ギャラリーによって界面活性剤を
含む湯や水がスピーカー部にあたることを阻止し、振動
板の中を界面活性剤を含んだ水が侵入し、浴室テレビ等
の内部に水がたまることを防止出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、各請求項に記載した構
成とすることにより実施できるものである。すなわち請
求項1記載のように音声用の孔を多数設けた外装カバー
と、音声発生用スピーカーと、入口と出口とでは直線状
でない所謂めくら孔を多数設けたギャラリーとを有し、
前記ギャラリーを前記カバーとスピーカーとの間に設け
る構成とすることにより、外装カバーの音声用の孔より
針金等が差し込まれても、ギャラリーのめくら孔によっ
て阻止されて、スピーカーの振動板に穴があけられるこ
とはなく、湯水が侵入することもない。また、請求項2
記載のようにギャラリーは途中が段状になった透孔を多
数設けた構成であって透孔の入口より直線状の奥部分に
は閉塞部を有する出口があり、透孔の出口より直線状の
前部分には閉塞部を有する入口が形成されるようにする
ことにより、前記両閉塞部によって外装カバーの透より
挿入された針金や湯水はそれ以上内部に侵入することが
阻止される。
【0010】また、請求項3記載のように外装カバーに
対し、スピーカーの上部より下部の方を外装カバーから
遠くなるように、スピーカーを傾けて配設することによ
り、スピーカーの下部に汚水がたまりにくくすることが
できる。
【0011】また、請求項4記載のようにスピーカー
と、入口と出口とでは直線状でない透孔を多数設けたギ
ャラリーとの間に、多数の孔を有する遮蔽板を設け、外
装カバーの孔がφ1.0〜φ2.0に対し遮蔽板の孔を
φ3.0〜φ5.0と大きくすることにより、この遮蔽
板の存在により、界面活性剤を含んだ湯や水がスピーカ
ーの振動板に付着し侵水するのを防止することができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明のより具体的な実施例について
図面を参照して説明する。
【0013】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける浴室用スピーカー取付装置の要部縦断面図である。
【0014】図1において、外装カバー10には多数の
φ1.0〜φ2.0の孔11が設けてある。スピーカー
12は、ケース13に設けられたネジ部(図示せず)
へ、スピーカー12を固定するスピーカー押え板14を
介してビス15にて、スピーカー12のケース部16に
接着されたパッキン17を圧縮して固定される。18は
湯・水侵入防止用のギャラリーであり、図2にギャラリ
ー18の平面図を示す。19a及び19bはギャラリー
18の固定用孔であり、ケース3に設けたネジ部(図示
せず)にビス(図示せず)で固定される。図3はギャラ
リー18の縦断面図であり、透孔20の入口21より直
線状の奥部分には閉塞部22を有する出口23があり、
透孔20の出口23より直線状の前部分には閉塞部24
を有する入口21が構成されている。すなわち透孔20
は所謂めくら孔になっている。
【0015】次に作用を説明する。外装カバー10の孔
11よりシャワーの湯や水が外装カバー内部に入って
も、湯・水侵入防止用のギャラリー18によって、ギャ
ラリー18の内側にシャワーの湯や水が入るのを防止
し、針金が差し込まれてもスピーカー12の振動板25
に穴をあけることをギャラリーが防ぐことになる。
【0016】(実施例2)図4は本発明の実施例2にお
ける浴室用スピーカー取付装置の要部断面図である。図
4において、26は多数の孔27を有する遮蔽板であ
り、ケース13と一体成形されている。孔27はφ3.
0〜φ5.0であり、外装カバー10に設けられた多数
の孔11の孔径φ1.0〜φ2.0よりも大きくしてあ
る。スピーカー12の音声の特性上遮蔽板26に設けた
孔27の総面積は、外装カバー10の孔11の総面積よ
りも多くなる様にしておくことが好ましい。
【0017】次に作用を説明する。ギャラリー10が設
けてあっても一部のシャワーの湯・水は、はね返りによ
って、ギャラリー10の内部に入ろうとする場合があ
り、前記のはね返ったシャワーの湯・水を遮蔽板26に
よって防ぐものであり、遮蔽板26には音声伝達用に孔
27が設けてある。
【0018】さらに、スピーカー12は、外装カバー1
0に対し、スピーカー12の上部より下部の方を外装カ
バー12から遠くなるようにスピーカー12を傾けて取
り付ける。スピーカー12は、スピーカー12に接着さ
れたパッキン17を介して、ケース13に設けられた遮
蔽板26のネジ部(図示せず)にスピーカー押え板14
を介してビス締めされている。スピーカー12を傾ける
ことによって、スピーカー12の下部にシャワー湯や水
のたまりを少くすることが出来、流れ出た湯や水は、図
4中の矢印の通り、外装カバー10の下部へ流れ下り、
外装カバー10の下部に設けた穴(図示せず)から外部
へ流れ出る。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように本発明の
スピーカー取付装置によれば、次の効果が得られる。
【0020】請求項1ならびに2によれば湯・水侵入防
止用ギャラリーを設けることにより、スピーカーの振動
面に水が付着するのを防止出来る。
【0021】また、針金等を差し込んでも、ギャラリー
に当り、スピーカーの振動板を傷つけないという効果も
有する。
【0022】また、ギャラリーによって、湯・水がスピ
ーカーの振動板に当たらなくなるので、たとえ界面活性
剤の入った湯・水でも、スピーカーの振動板に付着しな
いので、振動板を介して侵水することを防止出来る。
【0023】また、請求項3によればスピーカーを傾け
ることにより、スピーカー下部での汚水のたまりを防ぐ
ことが出来、振動板の孔あき等を防ぐことが出来る。
【0024】また、請求項4によれば、遮蔽板を設ける
ことにより、更に、スピーカーの振動板にシャワーの湯
・水が付くのを防ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における浴室用スピーカーの
取付装置の要部縦断面図
【図2】同装置のギャラリーの平面図
【図3】同装置のギャラリーの縦断面図
【図4】本発明の実施例2における浴室用スピーカー取
付装置の要部縦断面図
【図5】従来の浴室用スピーカー取付装置の要部縦断面
【符号の説明】
1,10 外装カバー 2,11,27 孔 3,12 スピーカー 18 ギャラリー 20 透孔 21 入口 22,24 閉塞部 23 出口 26 遮蔽板
フロントページの続き (72)発明者 山本 雅俊 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声用の孔を多数設けた外装カバーと、音
    声発生用のスピーカーと、入口と出口とでは直線状でな
    い透孔を多数設けたギャラリーとを有し、前記ギャラリ
    ーを前記カバーとスピーカーとの間に設けた浴室用スピ
    ーカー取付装置。
  2. 【請求項2】ギャラリーは途中が段状になった透孔を多
    数設けた構成であって透孔の入口より直線状の奥部分に
    は閉塞部を有する出口があり、透孔の出口より直線状の
    前部分には閉塞部を有する入口が形成される構成とした
    請求項1記載の浴室用スピーカー取付装置。
  3. 【請求項3】外装カバーに対し、スピーカーの上部より
    下部の方を外装カバーから遠くなるように、スピーカー
    を傾けて配設した請求項1記載の浴室用スピーカー取付
    装置。
  4. 【請求項4】スピーカーと、入口と出口とでは直線状で
    ない透孔を多数設けたギャラリーとの間に、多数の孔を
    有する遮蔽板を設け、外装カバーの孔がφ1.0〜φ
    2.0に対し遮蔽板の孔をφ3.0〜φ5.0と大きく
    した請求項1〜3のいずれか1項に記載の浴室用スピー
    カー取付装置。
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