JPH11154866A - 逐次比較型ad変換器 - Google Patents

逐次比較型ad変換器

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JPH11154866A
JPH11154866A JP31811297A JP31811297A JPH11154866A JP H11154866 A JPH11154866 A JP H11154866A JP 31811297 A JP31811297 A JP 31811297A JP 31811297 A JP31811297 A JP 31811297A JP H11154866 A JPH11154866 A JP H11154866A
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JP
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converter
successive approximation
time reduction
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JP31811297A
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Naoshi Mizota
直志 溝田
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 n−bit分解能を有する逐次比較型AD変
換器にて、連続変換を行う場合、2回目以降の変換の際
の比較回数を減らし、変換時間を短縮する。 【構成】 変換結果レジスタ→逐次比較レジスタにフィ
ードバックバス24〜30を設け、その途中にフィード
バックbitセレクタ204を設ける。また、フィード
バックbit数n’の選択や、変換時間短縮モードへの
切り替えを行うためのレジスタ201を設ける。さら
に、サンプリング入力の変動が小さいことを確認するた
めの下限・上限チェックコントローラ203を設ける。
これらのブロックを、従来型の逐次比較型AD変換器に
追加することにより、連続変換を行う場合の2回目以降
の変換時に、前回の変換結果のうちの上位n’−bit
を流用出来るようになり、比較回数を通常変換モードの
際のn回から(n−n’+2)回に減らして、変換時間
を短縮できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、逐次比較型AD変
換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の逐次比較型AD変換器は図4のよ
うな構成となっている。すなわち、図において、従来の
逐次比較型AD変換器は、サンプリング入力2を保持す
るSH回路105(サンプル&ホールド回路)と、サン
プリング入力2とDAC出力3とを比較するための比較
器106と、DAC出力3を発生させるためのDA変換
器104(DAC)と、変換途中の結果を一時的に格納
する逐次比較レジスタ103(SAR)と、変換終了
後、結果を格納するAD変換結果レジスタ107(AD
CR)と、AD変換の各種設定を行うADモードレジス
タ101(ADM)と、そして各々のブロックのタイミ
ングを制御するADコントローラ102との各ユニット
により構成されている。この変換器を用いた変換のフロ
ーチャートを図5に示す。以下、図によって、変換動作
について説明する。
【0003】まず、ADM101に変換速度やアナログ
入力チャネル選択等の変換条件が設定される(S1)。
その後、サンプリング入力2がSH回路105に一定時
間サンプリングされる(S2)。
【0004】サンプリング入力は、図6のように〔10
000010〕と〔10000011〕の間に相当する
アナログ値が入力されているとする。その後、SAR初
期化信号1がアクティブになり、比較動作が開始される
(S3)。
【0005】SAR103は〔10000000〕にな
り、この値がDAC104に入力される。これにより基
準電圧(VREF)の半分に相当する電圧である0.5
VREFがDAC出力3として比較器106に入力さ
れ、サンプリング入力2と比較される(S4)。比較の
結果、DAC出力3>サンプリング入力2の場合、SA
R7が0に確定され、逆にDAC出力3<サンプリング
入力2の場合、SAR7は1に確定する。今の場合はS
AR7は1に確定している。ここまでが比較1回分に相
当する動作である。
【0006】次にSAR103は図6のように〔110
00000〕になり、上記のように比較された後、SA
R6を確定する。このような比較を計8回繰り返すこと
により、各bitを上位から順次確定してゆき、図6の
ようにSAR103は〔10000010〕に確定す
る。その後、ADCR−WRITE信号5がアクティブ
になり、変換結果がADCRに格納される(S5)。そ
の後、再びサンプリング入力2がSH回路105に保持
され、SAR初期化信号1がアクティブになり、2回目
の変換が行われる。このようにして、8回の比較を要す
る変換動作が繰り返されていく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、逐次比較型
AD変換器は、他の方式のAD変換器に比べて、その構
造上n−bit分解能の場合、n回の比較を行う必要が
あり、変換時間が長くなるのが欠点である。
【0008】通常、逐次比較型AD変換器では、変換時
間に比べて非常に長い時間でしか変化しないような物理
量に対し、数回連続で変換を行い、それぞれの平均値を
最終的な結果として用いることが多い。図6に示すよう
に8bit分解能を有するAD変換器の場合、1回目の
変換時には8回の比較が必要である。しかしサンプリン
グ入力がほとんど変化していない2回目以降の変換時に
も8回の比較を行っており、無駄な変換時間を費やして
いると言える。
【0009】本発明の目的は、比較回数を減らして変換
時間を短縮した逐次比較型AD変換器を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による逐次比較型AD変換器においては、n
−bit分解能を有する逐次比較型AD変換器であっ
て、変換時間短縮モードを有し、変換時間短縮モード
は、連続変換の際の2回目以降の比較回数を通常の変換
モードのn(n=1,2,…n)から〔n−n’+2〕
回(但しn’=n−1のときは比較回数2回)に削減す
るモードである。
【0011】また、変換時間短縮モードレジスタを有
し、変換時間短縮モードレジスタは、n−bit分解能
を有する逐次比較型AD変換器を変換時間短縮モードへ
切替え、変換結果を逐次比較型AD変換器に備えたAD
変換結果レジスタから逐次比較レジスタへフィードバッ
クするときの上位bit数n’(3≦n’≦n−1)の
設定を行うものである。
【0012】また、フィードバックbitセレクタを有
し、フィードバックbitセレクタは、フィードバック
するbitを変換時間短縮モードレジスタの設定通りに
切り替えるものである。
【0013】また、下限・上限チェックコントローラを
有し、下限・上限チェックコントローラは、サンプリン
グ入力の変動が小さいことを確認するために下限〔b
n,bn−1・・・bn−n’,0,0・・・0〕と上
限〔bn,bn−1・・・bn−n’,1,1・・・
1〕に相当するアナログ値とサンプリング入力をそれぞ
れ比較し、その結果、サンプリング入力が下限と上限の
間に収まっていれば下位〔n−n’〕bitのみの比較
を行って変換結果を確定させ、収まっていない場合は一
時的に通常変換モードに復帰させて1回通常変換を行わ
せ、その後再び変換時間短縮モードに戻すという動作を
行わせるものである。
【0014】また、n−bit分解能を有する逐次比較
型AD変換器であって、変換時間短縮モードレジスタ
と、SAR初期化信号制御回路と、フィードバックパス
と、フィードバックbitセレクタと、下限・上限チェ
ックコントローラとを有し、変換時間短縮モードレジス
タは、フィードバックbit数n’(3≦n’≦7)の
選択及び変換時間短縮モードの切替えを行うものであ
り、SAR初期化信号制御回路は、SAR初期化信号を
有効にするか無効にするかを切替えるものであり、フィ
ードバックパスは、AD変換結果レジスタから逐次比較
レジスタへ変換結果をフィードバックするものであり、
フィードバックbitセレクタは、フィードバックする
bitを変換時間短縮モードレジスタの設定通りに切り
替えるトランスファー群からなり、下限・上限チェック
コントローラは、サンプリング入力の変動が小さいこと
を確認するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図1
によって説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施形態を示す逐次比
較型AD変換器のブロック図である。図1の逐次比較型
AD変換器は、図4に示す従来例の逐次比較型AD変換
器に、変換時間短縮モードを実現するためのADCM2
01と、フィードバックbitセレクタ204と、下限
・上限チェックコントローラ203との各ブロックとフ
ィードバックパス24〜30と、SAR初期化信号制御
回路202と、下限・上限チェックモード引き込みスイ
ッチ205とを追加したものである。各追加ブロックの
構成と動作を以下に示す。
【0017】ADCM201は、4bitレジスタであ
り、フィードバックbit選択フラグ(bit3〜bi
t1)と、変換時間短縮モードフラグ(bit0)によ
り構成される。ADCMのbit構成について表1に示
す。
【0018】
【表1】
【0019】フィードバックbitセレクタ204は、
トランスファ群16〜19と20〜23とから成る。A
DCM201のフィードバックbit選択フラグによ
り、n’=6が選択された場合には、トランスファ16
〜18がONになり、トランスファ19がOFF、トラ
ンスファ20〜22がOFFで、トランスファ23がO
Nになる。これにより、ADCR107のbit7〜b
it2がSAR103’にフィードバックされることに
なる。ADCR107のbit1、bit0はフィード
バックされず、SAR1、SAR0には下限・上限チェ
ックコントローラ203により、0(下限チェック時)
または1(上限チェック時)が設定される。
【0020】下限・上限チェックコントローラ203
は、下限・上限チェックモードスイッチ205内のトラ
ンスファ31をOFF、トランスファ33をONにし
て、比較器出力4を信号34を通じて自分自身に取り込
むことにより判定を行う。下限・上限チェックにより、
サンプリング入力2が下限と上限の間に収まっていれ
ば、次のフローである下位bitの比較に移行させる。
逆に下限と上限の間に収まっていなければ、判定NG信
号35をHにし、SAR初期化信号制御回路202によ
り、SAR初期化信号1をアクティブにする。
【0021】以下に変換時間短縮モードにおける動作を
述べる。動作フローは図2に従う。まずADCM201
とADM101のレジスタの設定を行う(S11)。AD
CM201の変換時間短縮モードフラグに1を設定する
と、SAR初期化信号制御回路202により変換時間短
縮モードの待機状態になる。フィードバックbit選択
フラグはn’=6になるように設定する。
【0022】次にADM101を設定した後、一定時間
サンプリングが行われる(S12)。サンプリング入力
は、図3のように〔10000010〕と〔10000
011〕の間に相当するアナログ値が入力されていると
する。その後SAR初期化信号1’がアクティブになり
(S13)、比較動作が開始される(S4)。図3に示す
ように〔10000000〕から〔10000011〕
まで計8回の比較が行われ(S14)、SARが〔100
00010〕に確定すると、ADCR−WRITE信号
5がアクティブになり、ADCRに変換結果が変換結果
が格納される(S15)。
【0023】ここまでが1回目の変換であり、これは従
来型の逐次比較型AD変換の場合と同じである。これ以
後2回目の変換動作が開始する。ADCR−WRITE
信号5がアクティブになると、SAR初期化信号制御回
路202により、信号15がHになり、SAR初期化信
号1’が無効化される(S16)。
【0024】次に変換結果のフィードバックが行われる
(S17)。これは前記フィードバックbitセレクタの
説明のところで述べたように、ADCR107の上位6
bit〔100000**〕が、フィードバックパス2
4〜29を通じて、SAR103’にフィードバックさ
れる。この時、SAR103’の下位2bit、SAR
1,SAR0が下限・上限チェックコントローラ203
により、0に設定される。
【0025】よってSAR103’には、下限として
〔10000000〕が設定される。次にサンプリング
(S18)が行われ、サンプリング入力がSH回路105
に保持される。図3のようにサンプリング入力は1回目
の変換時と比べてほとんど変動していないとする。
【0026】次に下限チェックが行われる(S19)。下
限チェックは、サンプリング入力2と下限である〔10
000000〕に相当するDAC出力3が比較器にて比
較され、その比較器出力4が下限・上限チェックモード
スイッチにより、下限・上限チェックコントローラ20
3に取り込まれることにより行われる。判定はサンプリ
ング入力2>DAC出力3であればPASSであり、上
限チェックを行うためにSAR1,SAR0を1に設定
する。つまりSAR103’には上限として〔1000
0011〕が設定される。上限チェックも同様に比較が
行われ(S20)、判定される。下限・上限チェックに両
方ともPASSした場合、下位2bitの比較に移行す
る(S22)。
【0027】図3のように比較は〔10000010〕
と〔10000011〕で2回行われ、変換結果は確定
する。この場合、比較回数は図3のように全部で4回済
むことになり、通常変換モード時の半分になる。
【0028】下限・上限チェックにて判定NGの場合を
考える。下限チェックでサンプリング入力2<DAC出
力3であると、判定NG信号35がアクティブになり、
一時的にSAR初期化信号1’を有効にする。これによ
り、SAR103’が初期化され、変換時間短縮モード
を一旦抜けて8回比較の変換を1回だけ行う。その後は
変換時間短縮モードに復帰する。
【0029】下限・上限チェックを行う理由は、上位6
bitをフィードバックした場合、変換結果が〔100
00000〕〜〔10000011〕の間であることを
予測していることになるがサンプリング入力2が1回目
の変換時に比べて大きく変動してしまった場合には、正
しい変換結果が得られなくなってしまうからである。
【0030】ここまではn=8、n’=6の場合につい
て説明してきたが、もしn’=7(つまりn’=n−
1)であれば(S21)、下限・上限チェックにPASS
すれば、変換結果は確定してしまうことになり、下位1
bitの比較は必要ないため、図2のフローチャートに
はn’=n−1の場合を特別な場合として、分岐するフ
ローにしている。この場合、表1に示す通り、ADCM
201のbit3に1が設定されており、この情報が信
号36を通じて下限・上限チェックコントローラ203
に伝えられる。そして、上限チェックが終了した時点で
信号37がアクティブになり、ADコントローラ102
に変換終了が伝わる。
【0031】また、ADCR107の上位3bitを強
制的にSAR103’へフィードバックしている理由
は、上位2bitのみをフィードバックする場合、比較
の回数は下限、上限チェックの2回に加えて下位6bi
t分の比較が6回必要であるために、計8回の比較が必
要になり、通常変換モード時と比較回数が変わらなくな
り、変換時間短縮モードを用いるメリットがなくなるか
らである。
【0032】変換時間短縮モードを解除する時は、AD
CM201の変換時間短縮モードフラグに0を設定する
ことでSAR初期化信号制御回路202により、SAR
初期化信号1’が有効になり、通常変換モードに移行す
る。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、n−bit分解能を有
する逐次比較型AD変換器にて、変換時間短縮モード
で、フィードバックbit数n’を設定することによ
り、連続変換の際の2回目以降の変換時の比較回数を通
常変換モード時のn回から〔n−n’+2〕回に減らす
ことが出来、変換時間の短縮が可能(n’=n−1のと
きは下限・上限チェックのみで変換結果が確定してしま
うため比較回数は2回で済む)となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変換時間短縮モードを有する逐次比較
型AD変換器のブロック図である。
【図2】変換時間短縮モード時の変換動作のフローチャ
ートである。
【図3】変換時間短縮モードにおける変換時のSAR
(逐次比較型レジスタ)の変化の様子と比較回数を表し
た図である。
【図4】従来の逐次比較型AD変換器におけるブロック
図である。
【図5】同上フローチャートである。
【図6】同上SARの変化と比較回数を表した図であ
る。
【符号の説明】
1 SAR初期化信号 1’ SAR初期化信号(変換時間短縮モード時) 2 サンプリング入力 3 DAC出力 4 比較器出力 5 ADCR−WRITE信号 11 変換時間短縮モード信号 16 トランスファ(bit4) 17 トランスファ(bit3) 18 トランスファ(bit2) 19 トランスファ(bit1) 20 トランスファ(bit4) 21 トランスファ(bit3) 22 トランスファ(bit2) 23 トランスファ(bit1) 24 フィードバックパス(bit7) 25 フィードバックパス(bit6) 26 フィードバックパス(bit5) 27 フィードバックパス(bit4) 28 フィードバックパス(bit3) 29 フィードバックパス(bit2) 30 フィードバックパス(bit1) 31 下限・上限チェックモード引き込み信号 32 トランスファ 33 トランスファ 35 判定NG信号 101 ADモードレジスタ(ADM) 102 ADコントローラ 103 逐次比較レジスタ(通常変換モード時) 103’ 逐次比較レジスタ(変換時間短縮モード時) 104 DA変換器(DAC) 105 サンプル&ホールド回路(SH回路) 106 比較器 107 AD変換結果レジスタ(ADCR) 201 変換結果短縮モードレジスタ(ADCM) 202 SAR初期化信号制御回路 203 下限・上限チェックコントローラ 204 フィードバックbitセレクタ 205 下限・上限チェックモード引き込みスイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n−bit分解能を有する逐次比較型A
    D変換器であって、変換時間短縮モードを有し、 変換時間短縮モードは、連続変換の際の2回目以降の比
    較回数を通常の変換モードのn(n=1,2,…n)か
    ら〔n−n’+2〕回(但しn’=n−1のときは比較
    回数2回)に削減するモードであることを特徴とする逐
    次比較型AD変換器。
  2. 【請求項2】 変換時間短縮モードレジスタを有し、 変換時間短縮モードレジスタは、n−bit分解能を有
    する逐次比較型AD変換器を変換時間短縮モードへ切替
    え、変換結果を逐次比較型AD変換器に備えたAD変換
    結果レジスタから逐次比較レジスタへフィードバックす
    るときの上位bit数n’(3≦n’≦n−1)の設定
    を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の逐
    次比較型AD変換器。
  3. 【請求項3】 フィードバックbitセレクタを有し、 フィードバックbitセレクタは、フィードバックする
    bitを変換時間短縮モードレジスタの設定通りに切り
    替えるものであることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の逐次比較型AD変換器。
  4. 【請求項4】 下限・上限チェックコントローラを有
    し、 下限・上限チェックコントローラは、サンプリング入力
    の変動が小さいことを確認するために下限〔bn,bn
    −1・・・bn−n’,0,0・・・0〕と上限〔b
    n,bn−1・・・bn−n’,1,1・・・1〕に相
    当するアナログ値とサンプリング入力をそれぞれ比較
    し、その結果、サンプリング入力が下限と上限の間に収
    まっていれば下位〔n−n’〕bitのみの比較を行っ
    て変換結果を確定させ、収まっていない場合は一時的に
    通常変換モードに復帰させて1回通常変換を行わせ、そ
    の後再び変換時間短縮モードに戻すという動作を行わせ
    るものであることを特徴とする請求項1、2又は3に記
    載の逐次比較型AD変換器。
  5. 【請求項5】 n−bit分解能を有する逐次比較型A
    D変換器であって、変換時間短縮モードレジスタと、S
    AR初期化信号制御回路と、フィードバックパスと、フ
    ィードバックbitセレクタと、下限・上限チェックコ
    ントローラとを有し、 変換時間短縮モードレジスタは、フィードバックbit
    数n’(3≦n’≦7)の選択及び変換時間短縮モード
    の切替えを行うものであり、 SAR初期化信号制御回路は、SAR初期化信号を有効
    にするか無効にするかを切替えるものであり、 フィードバックパスは、AD変換結果レジスタから逐次
    比較レジスタへ変換結果をフィードバックするものであ
    り、 フィードバックbitセレクタは、フィードバックする
    bitを変換時間短縮モードレジスタの設定通りに切り
    替えるトランスファー群からなり、 下限・上限チェックコントローラは、サンプリング入力
    の変動が小さいことを確認するものであることを特徴と
    する逐次比較型AD変換器。
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