JPH11154461A - プラズマディスプレイパネルのブラスト保護層形成方法とプラズマディスプレイパネルの基板シール方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルのブラスト保護層形成方法とプラズマディスプレイパネルの基板シール方法

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JPH11154461A
JPH11154461A JP9334799A JP33479997A JPH11154461A JP H11154461 A JPH11154461 A JP H11154461A JP 9334799 A JP9334799 A JP 9334799A JP 33479997 A JP33479997 A JP 33479997A JP H11154461 A JPH11154461 A JP H11154461A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイパネルにおいて、誤放
電やパネルリークの発生しないブラスト保護層形成方法
と基板シール方法を提供する。 【解決手段】 本発明のブラスト保護層形成方法は、プ
ラズマディスプレイパネル背面板のブラスト保護層形成
において、当該保護層形成領域の端縁部分が、プラズマ
ディスプレイパネルの前面板と背面板を封着するシール
材塗布部域にかかり、かつシール材塗布部域から外に出
ないように保護層を形成することを特徴とする。また、
本発明の基板シール方法は、シール材をブラスト保護層
の端縁部に沿って塗布してシールすることを特徴とす
る。当該ブラスト保護層は、特にアドレス電極の端子部
分側の外縁に沿って、ガラス基板とシール材が密着する
ように形成することがパネルリークを防止する上で好ま
しい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネル(PDP)の構造に関連する発明であり、詳
しくはPDPのブラスト保護層形成方法と基板シール方
法、特にブラスト保護層形成範囲に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にPDPは、2枚の対応するガラス
基板(前面板と後ろ面板)にそれぞれ規則的に配列した
一対の電極を設け、その間に、ネオン、キセノン、ヘリ
ウム等を主体とするガスを封入した構造となっている。
そしてそれらの電極間に電圧を印加し、電極周辺の微小
なセル内で放電を発生させることにより各セルを発光さ
せて表示を行うようにしている。
【0003】図5は、AC型PDPの一般的構成を示す
斜視図である。この図は前面板であるガラス基板12と
背面板であるガラス基板11を分離した状態を示すもの
で、図示のようにガラス基板12と11とが互いに平行
に且つ対向して配置されており、ガラス基板11の前面
側にはこれに立設する障壁8が固着され、この障壁8に
よりガラス基板11とガラス基板12とが一定空間で保
持されている。そして、ガラス基板12の背面側には透
明導電膜からなる電極14とそれに重なるバス電極15
からなる表示電極Xが互いに平行に形成され、表示電極
Xを被覆する誘電体層16、MgO層17が形成されて
いる。また、ガラス基板11の前面側には、前記表示電
極Xと直交するようにアドレス電極Yと、アドレス電極
を覆う誘電体層3が設けられている。さらに、ストライ
プ状の障壁8がアドレス電極Yに互いに平行に形成さ
れ、障壁8と壁面とセルの底面を覆うようにして所定発
光色の蛍光体層19が設けられている。
【0004】この背面板の構成層のうち、誘電体層3
は、駆動時の書き込み電圧の安定化に寄与するととも
に、障壁(リブ)をブラスト法で形成する際の研摩材衝
撃からアドレス電極を保護するための、ブラスト保護層
としての役割も果たしているものである。従って、ブラ
スト保護層の形成範囲はアドレス電極を覆う形で形成さ
れるものである。以下および特許請求の範囲では、上記
の誘電体層としてもブラスト保護層としての役割を果た
す層を便宜上、「ブラスト保護層」と言うが、「誘電体
層」としても同意のものである。
【0005】通常のPDPは、両基板の周囲をシール材
で完全に張り合わせることで、両基板内を密閉した空間
とし、その空間を減圧状態にし、かつ上記ガス種をその
空間にある圧力値に達するまで送りこみ、その圧力が半
永久的に保持できるように完全にシールして完成する。
その際、両基板をシールするために、一種の接着材とな
るものがシール材であり、通常は両基板の電極端子部
が、駆動できるに十分の部分を保つ範囲でかつ、半永久
的にパネル内を減圧状態に保つことができるよう塗布さ
れる。このシール材塗布部域と、ブラスト保護層形成範
囲の関係は、あくまでもパネル化した際にパネル内が一
定圧力を保持できていればよいとの理由から、特に特定
する理由はなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ブラスト保護
層形成領域とシール材塗布部域との位置関係を特定しな
い場合、次のような問題が生じる。図2、図3は、従来
方法によるブラスト保護層形成領域を示す上面図であ
る。これらの図は、背面板のアドレス電極2、ブラスト
保護層3、シール材塗布部域6の位置関係を概念的に示
したもので、障壁や蛍光体層は省略されている。また、
アドレス電極は5本だけが図示されているが実際には、
数百本〜数千本の単位の数が配列されているのも当然の
ことである。図2、図3において、点状のハッチング部
分がブラスト保護層3の形成領域を示し、斜線部分がシ
ール材塗布部域6の領域を示している。 .図2のように、ブラスト保護層3の領域の端縁の外
側にシール材塗布部域6を形成した場合、アドレス電極
2の一部が放電空間に剥き出しになり、誤放電の原因に
なり易い。 .図3のように、ブラスト保護層3の領域の端縁の内
側にシール材塗布部域6を形成した場合、アドレス電極
2の膜厚によっては、図3(イ)の断面のように、その
アドレス電極とブラスト保護層の間にごく微小な空隙部
10が生じ易く、これがシール部の内外に通じてパネル
リークが発生し、パネル特性が保たれなくなることがあ
る。また、ブラスト保護層とシール材との密着性がガラ
ス基板とシール材との密着性と較べて劣る場合があり、
機密性が保たれずパネル内を一定の圧力に維持できなく
なる可能性もある。本発明は、かかる問題点の解決を図
るもので、その目的とするところは、安定な駆動を保持
できるPDPを作製するためのブラスト保護層の形成領
域を特定することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記の問題を
解決するための本発明の要旨の第1は、プラズマディス
プレイパネル背面板のブラスト保護層形成において、当
該保護層形成領域の端縁部分が、プラズマディスプレイ
パネルの前面板と背面板を封着するシール材塗布部域に
かかり、かつシール材塗布部域から外に出ないようにブ
ラスト保護層を形成することを特徴とするプラズマディ
スプレイパネルのブラスト保護層形成方法、にある。か
かるブラスト保護層形成方法であるため、誤放電やパネ
ルリークの発生が生じることがない。
【0008】また、上記の問題を解決するための本発明
の要旨の第2は、プラズマディスプレイパネル背面板の
ブラスト保護層形成において、当該保護層形成領域のア
ドレス電極端子部分側における端縁の部分が、プラズマ
ディスプレイパネルの前面板と背面板を封着するシール
材塗布部域にかかり、かつシール材塗布部域から外に出
ないようにブラスト保護層を形成することを特徴とする
プラズマディスプレイパネルのブラスト保護層形成方
法、にある。かかるブラスト保護層形成方法であるた
め、端子側で生じ易い誤放電やパネルリークの発生が生
じることがない。
【0009】また、上記の問題を解決するための本発明
の要旨の第3は、プラズマディスプレイパネル背面板の
ブラスト保護層をアドレス電極を覆うようにして形成し
た後、所要の障壁、蛍光体層を形成して備えた背面板と
所要の電極が形成された前面板を、当該ブラスト保護層
の端縁部に沿ってシール材塗布部域を形成して、背面板
と前面板を封着することを特徴とするプラズマディスプ
レイパネルの基板シール方法、にある。かかる基板シー
ル方法であるため、誤放電やパネルリークの発生が生じ
ることがない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の方法に
よりブラスト保護層を形成した場合の上面図である。前
面ガラス基板12と背面ガラス基板11とが重なった状
態が示されている。図1において、点状のハッチング部
分がブラスト保護層形成領域3を示し、斜線部分がシー
ル材塗布領域6を示すことは、図2、図3の場合と同様
である。本発明の方法によるブラスト保護層塗布領域
は、図1に示すように各アドレス電極2の両端を除く全
面を覆うような範囲となっており、シール材塗布部域6
は、少なくともアドレス電極の端子部分側と交差するブ
ラスト保護層の端縁上において、端縁にかかるように形
成される。これは、図1(イ)において、拡大して示す
ように、シール材塗布部域6の一部の幅は、ブラスト保
護層3の端縁にかかって形成されるとともに一部の幅
は、ガラス基板11に直接密着するように形成されてい
ることで明らかである。これにより、前記した空隙部1
0があっても、シール材によって覆われるためパネルリ
ークが発生することがない。アドレス電極と交差しない
ブラスト保護層の端縁上において(図1において基板1
1の両短辺側の斜線部)は、ガラス基板に直接シール材
が塗布されるように形成することが密着強度の点ではむ
しろ好ましいが、アドレス電極と交差するブラスト保護
層の端縁上と同様に塗布しても構わない。本発明の方法
に対して、従来方法によるブラスト保護層形成は、図2
のようにシール材塗布部域6の内側であったり、図3の
ようにシール材塗布部域6の外側まで延長していたりす
るため、前述した種々の問題が生じていた。
【0011】なお、通常、背面ガラス基板11と前面ガ
ラス基板12とは、縦、横の長さ寸法が多少異なるよう
にして、電極の導出が容易にできるようにされている。
例えば、図2のように、背面ガラス基板11では縦寸法
1 が、前面ガラス基板12の縦寸法Y2 よりも大きく
されており、背面ガラス基板11の横寸法X1 が、前面
ガラス基板12の横寸法X2 よりも小さくされている。
そして、背面ガラス基板11の電極の取り出しは、図2
の上下の部分から、前面ガラス基板12の電極の取り出
しは、図2の左右の部分からされるようにしている。
【0012】このようなブラスト保護層の形成と基板の
シールについて、プラズマディスプレイパネルの製造工
程に関連して説明する。図4は、プラズマディスプレイ
パネルの製造工程を示す図である。まず、ガラス基板1
1上に必要により低融点ガラスからなる薄膜の下地層1
を形成する(図4(A))。下地層はガラス基板よりの
アルカリ成分等の拡散を防止するため、あるいは電極、
誘電体および障壁を形成する時の基板との密着力を向上
させるために形成しておくことが好ましい。
【0013】その上に、Ag,Ni,Cu等の金属及び
これらの合金を低融点ガラスフリット、低温で焼成可能
なバインダー樹脂に分散させた電極ペースト材料を用い
てスクリーン印刷法、フォトリソグラフィー法、充填
法、サンドブラスト法等によりアドレス電極2を形成す
る。次いで、アドレス電極2上に、低融点ガラスからな
るブラスト保護層3を形成する。ブラスト保護層は、駆
動させる時の安定性のためや電極が剥き出しにならない
ようにして、障壁をサンドブラスト法で形成する際に電
極が損傷を受けないために形成する。本発明では、この
ブラスト保護層の塗布される領域がアドレス電極の端子
接続部を除いて全て覆い、その端縁がシール材の塗布さ
れる塗布部領域内になるように予め定めた範囲内に形成
することを特徴とする。このようなブラスト保護層は、
スクリーン印刷法、フォトリソグラフィー法、充填法、
サンドブラスト法等によりアドレス電極と同様に形成す
ることができる。その厚さは、アドレス電極上の厚さ
が、3μm〜20μm程度にすることが好ましい(図4
(B))。
【0014】次いで、第1の障壁形成材料を用いてスク
リーン印刷により複数回塗布して積層し乾燥するか、ブ
レードコーティング、ダイコーティング等により1回で
塗布して乾燥するか若しくは予めフィルム等に形成した
ものを前記基板に転写することにより、第1の障壁形成
材料層4を形成し、その上に紫外線硬化性を有する第2
の障壁形成材料を用いて同様にして第2の障壁形成材料
層5を形成する(図1(C))。そして、所定のフォト
マスク9を介して第2の障壁形成材料層5を紫外線光源
20により露光し、障壁形成予定部分を硬化する(図1
(D))。さらに現像して、未硬化の障壁形成材料を溶
出除去し、障壁形成予定部分のみに感光化された第2の
障壁形成材料層7を形成する(図1(E))。こうして
形成された第2の障壁形成材料層7を切削マスクとし
て、第1の障壁形成材料層4をサンドブラスト法により
切削し、焼成して第1の障壁層と第2の障壁層からなる
障壁8を形成する(図1(F))。以上の工程により、
PDPの背面板ができるが、その後、別途準備した前面
基板と背面基板とをシール材で封止することによりPD
Pパネルが完成する。
【0015】以下、本発明方法に用いられる各材料及び
各部の条件について説明する。本発明に使用する絶縁基
板としては、通常のフロートガラスを用いることが可能
であるが、透光性および厚みが均一であることが必要で
ある。このようなガラスとしては、SiO2 、Al2
3 、MgO、CaOを主成分として、Na2 O、K
2 O、PbO、B2 3等の副成分からなるガラス等が
挙げられる。ブラスト保護層の材料としては、酸化鉛ガ
ラスや酸化ビスマスを主成分とする低融点ガラスが好適
に用いられる。また、無機粉体として酸化アルミニウ
ム、酸化硼素、シリカ、酸化チタン、酸化マグネシウ
ム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウム、酸化バリウ
ム、炭酸カルシウム等の無機粉体を含有することができ
る。このような、無機粉体は骨材として焼成時のパター
ン流延防止の作用をなし、また反射率や誘電率を制御す
る作用をなすものである。
【0016】第1の障壁形成材料は、PbOを主成分と
してなる低融点ガラスフリット、焼成時の形状を安定さ
せるためのフィラー及びバインダー樹脂を混合したガラ
スペーストが使用され、必要により着色目的の顔料、溶
剤、添加剤等が添加される。低融点ガラスとしては、主
成分としてPbOを50%以上含み、ガラスの分相を防
止する効果を持たせたり、軟化点を調整したり、熱膨張
係数をガラス基板に合わせたりするために、Al
2 3 、B2 3、SiO2 、MgO、CaO、Sr
O、BaO等を含有するものが一般に用いられる。
【0017】耐火物フィラーとしては、500°〜65
0°C程度の焼成温度で軟化しないものが広く使用で
き、安価に入手できるものとして、アルミナ、マグネシ
ア、カルシア、コージュライト、シリカ、ムライト、ジ
ルコン、ジルコニア等のセラミック粉体が好適に用いら
れる。これらは低融点ガラスフリット100重量部に対
し、0〜30重量部含有するのが好ましい。無機成分中
の低融点ガラスの含有率は50〜80重量%、より好ま
しくは30〜70重量%が好ましい。多すぎると焼成に
よる形状保持性に難が生じる。また、脱バインダー性を
損ない、緻密性が悪化するため好ましくない。逆に少な
すぎると、耐火物フィラーの間隙を充分に埋めることが
できず、緻密性が悪化すると同時に焼成後の機械的強度
が低下し、パネル封着の際に欠けを生じる。
【0018】バインダー樹脂は、低温で燃焼/分解/気
化し、炭化物が障壁中に残存しないことが必要であり、
エチルセルロース、メチルセルロース、ニトロセルロー
ス、セルロースアセテート、セルロースプロピオネー
ト、セルロースブチレート等のセルロース系樹脂、又は
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、ノルマルブチル(メタ)アクリレート、イソブチ
ル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリ
レート、2−エチルメチル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等の重合体もし
くは共重合体からなるアクリル系樹脂、ポリ−α−メチ
ルスチレン、ポリビニルアルコール、ポリブテン等が好
ましく用いられる。これらのバインダー樹脂は、ガラス
フリットに対して0.5〜4.0重量%程度加えるのが
好ましい。第1の障壁形成材料層は、乾燥状態で150
〜200μm程度の厚さに塗布する必要がある。
【0019】障壁形成材料に使用される溶剤としては、
用いるバインダー樹脂に対して良溶媒であることが好ま
しく、テルピネオール、ブチルカルビトールアセテート
等が好適に使用される。溶剤の選定は、溶剤の揮発性
と、使用するバインダー樹脂の溶解性を主に考慮して選
定される。バインダー樹脂に対する溶剤の溶解性が低い
と、固形分比が同一でも塗工液の粘度が高くなってしま
い、塗布適性が悪化するという問題を生じる。
【0020】第2の障壁形成材料は、切削マスクとして
の役割を持った紫外線硬化樹脂をバインダー樹脂として
用い、そのバインダー樹脂の割合を第1の障壁形成材料
よりも多くすることにより切削レートを低くした障壁形
成材料で、PbOガラスを主成分とした低融点ガラスフ
リット及びフィラーからなり必要により、顔料、溶剤、
添加剤等を添加して構成されている。バインダーとして
の紫外線硬化樹脂には、少なくとも1個の不飽和結合を
有するオリゴマーあるいはポリマーが挙げられる。具体
的には、ジエチレングリコール/アジピン酸等からなる
ポリエステルをアクリル酸、メタクリル酸で変成したポ
リエステルアクリレート、ポリエステルメタクリレー
ト、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンから得られ
たエポキシ化合物をメタクリル酸、アクリル酸で変成し
たエポキシアクリレート、エポキシメタクリレート、ポ
リウレタンをメタクリル酸、アクリル酸で変成したポリ
ウレタンメタクリレート、ポリウレタンアクリレートあ
るいは不飽和ポリエステル、セルロース、ポリメタクリ
レート、ポリアクリレート、ポリスチレン、ポリ置換ス
チレン等に重合性不飽和基を導入した誘導体およびこれ
らの共重合体等が挙げられる。また、必要に応じて、第
1の障壁形成材料と同一なバインダー樹脂を含むことが
可能である。
【0021】紫外線硬化樹脂の使用量は、低融点ガラス
フリット100重量部に対して、5〜150重量部が適
当である。5重量部未満では現像時に露光硬化部の剥離
や溶解がおこると共に、第1の障壁形成材料層とのブラ
ストレートの差が小さく、マスクの役目をはたさなくな
るからであり、150重量部より多いと焼成の際、膨れ
を生じ障壁形成が困難となるからである。前記紫外線硬
化樹脂には、光重合開始剤として、アセトフェノン類、
ベンゾフェノン類、ミヒラーベンゾイルベンゾエート、
α−アミロキシムエステル、テトラメチルメウラムモノ
サルファイド、チオキサントン類、及び/又は光増感剤
としてn−ブチルアミン、トリエチルアミン、トリ−n
−ブチルホスフィン等が混合して用いられる。この他の
障壁形成材料成分は、前記第1の障壁形成材料で用いら
れるものと同様のものが用いられる。
【0022】第1の障壁形成材料層の厚みを100とす
るならば、紫外線硬化樹脂を利用した切削マスク用障壁
形成材料による第2の障壁形成材料層の厚みは、5〜3
0が適当である。5未満では、障壁を加工できる前に、
切削マスク用障壁形成材料層がすべて切削されてしま
い、障壁形状を保つことが難しい。また、30以上で
は、現像時の解像度に問題を生じ、高精細化が望めな
い。第2の障壁形成材料の非露光部が現像により溶出
し、残った第2の障壁形成材料がサンドブラスト用の切
削マスクを形成する。障壁の高さとしては、焼成後に1
50〜200μmとなるのが適当である。焼成条件とし
ては、500〜580℃の空気中雰囲気加熱が挙げられ
る。
【0023】各ペーストの塗布方法としては、スクリー
ン印刷法、ダイコーティング、ブレードコーティング、
コンマコーティング、リバースロールコーティング、ス
プレーコティング、ガンコーティング、イクストルージ
ョンコーティング、リップコーティング等が好ましく用
いられる。塗布はガラス基板等の上に直接行うことが一
般的であるが、場合によっては、フィルム上に塗布し、
これをガラス基板上に転写することも可能である。ま
た、フィルム側にマスク層と障壁形成層とを形成してお
き、ガラス基板に同時に転写することも可能である。さ
らには、フィルム上にマスク層、障壁形成層、ブラスト
保護層、電極、下地層等必要な層を形成しておき、ガラ
ス基板に一括転写してから、上記の加工を行うこともで
きる。ただし、その際には、ブラスト保護層が障壁形成
層のサンドブラスト加工時に研削されないように、ブラ
スト保護層のバインダー樹脂成分を障壁形成層よりも多
くしておくことが好ましい。ガラスフリット100重量
部に対し、樹脂バインダーを5〜70重量部さらに好ま
しくは10〜40重量部とすると好ましい。
【0024】背面基板と前面基板を封止するシール材に
は、通常は低融点ガラスを使用する。また、硬化温度が
低く、比較的高温でも機械的強度、接着強度が大きく、
架橋度の高い熱硬化性樹脂が用いられることもある。こ
のような熱硬化性樹脂としては、二液または一液のエポ
キシ樹脂、フェノール樹脂などがあり、硬化剤として
は、アミン、カルボン酸、酸無水物など種々のものが使
用される。その他、硬化促進剤、カップリング剤、無機
フィラー、溶剤等が添加される。また、紫外線硬化型の
シール材を使用する場合もある。低融点ガラスを用いた
場合のシール材の塗布は、所定の位置にディスペンサー
あるいはスクリーン印刷法で塗布され、溶剤分を除くた
め、比較的低温で乾燥した後、樹脂分を除くため連続焼
成炉で仮焼成を行う。その後、前面基板と背面基板を所
定位置で整合、仮固定して仮接着し、制御された所定の
温度・圧力で基板を圧着して硬化反応を進める。
【0025】
【実施例】次に、具体的実施例を示して、本発明を更に
詳細に説明する。 (実施例)本発明のブラスト保護層形成方法および基板
シール方法について、図1、図4を参照して説明する。
ガラス基板11上に、下記組成の下地層用の塗布液をス
クリーン印刷法で塗布して乾燥した。塗布液の粘度は、
40000cps程度で、乾燥後の膜厚は15μmであ
った。その後、600°Cの焼成温度で焼成を行い、下
地層1の形成を行った(図4(A))。 (塗布液組成) PbO系低融点ガラス(MB−010、松浪硝子工業(株)製) 60重量部 フィラー(α−アルミナRA−40、岩谷化学工業製) 20重量部 エチルセルロース系樹脂(エトセルSTD100、ダウコーニング製) 2重量部 溶剤(テルピネオール) 18重量部
【0026】次に、銀ペーストを用いスクリーン印刷に
よりアドレス電極2を設けた後、ブラスト保護層3を形
成した(図4(B))。なお、ブラスト保護層は、図1
のように、予め定めたシール材塗布部域にまで塗布して
形成し、アドレス電極2の端子部分を除いて全面に塗布
し、ガラス基板11の両側辺(図の左右側)はブラスト
保護層非形成領域が残るようにした。また、ブラスト保
護層は以下の液組成により形成した。 (ブラスト保護層液組成) ガラスフリット〔主成分;Bi2 3 、ZnO2 、B2 3 (無アルカリ)、 平均粒径3μm〕 70重量部 TiO2 3重量部 Al2 3 7重量部 n−ブチルメタクリレート/ヒドロキシエチルヘキシルメタクリレート共重合 体(8/2) 10重量部 ベンジルブチルフタレート 7重量部 イソプロピルアルコール 15重量部 メチルエチルケトン 5重量部 上記組成をビーズミルを使用して混合分散処理した後、
電極形成層上にコンマコート塗布し、100°Cで乾燥
し、膜厚20±2μmのブラスト保護層形成層を形成し
た。
【0027】その後、アドレス電極、ブラスト保護層を
含めてガラス基板11の表面を一様に覆うように、下記
組成の第1の障壁形成材料を、スクリーン印刷装置で複
数回塗布及び塗布時の乾燥を繰り返して、200μmの
厚さに形成した。 (第1の障壁形成材料塗布液組成) ガラスフリット(MB−008、松浪硝子工業(株)製) 65重量部 フィラー(α−アルミナRA−40、岩谷化学工業製) 10重量部 白色顔料(TiO2 ) 10重量部 エチルセルロース系樹脂 3重量部 プロピレングリコールモノメチルエーテル 5重量部 溶剤(イソプロピルアルコール) 20重量部 上記組成をセラミックビーズを使用したビーズミルを使
用して混合分散処理した後、ダイコートにより塗布し、
120°Cにて乾燥させ、膜厚180μmの第1の障壁
形成層4を形成した。
【0028】続いて、紫外線硬化樹脂を使用した下記組
成の第2の障壁形成材料を、第1の障壁形成材料層4が
形成された上にスクリーン印刷装置で、15μmの厚さ
に塗布した(図4(C))。 (第2の障壁形成材料塗布液組成) ガラスフリット(MB−010、松浪硝子工業(株)製) 65重量部 フィラー(α−アルミナRA−40、岩谷化学工業製) 10重量部 ダイピロキサイドブラック♯9510(大日精化工業(株)) 10重量部 プロピレングリコールモノメチルエーテル 20重量部 感光性樹脂 20重量部 なお、上記において感光性樹脂は、以下の組成のものを使用した。 (組成) メチルメタクリレートとメタクリル酸のコポリマー 100重量部 ポリオキシエチル化トリメチロールプロパントリアクリレート 70重量部 光開始剤(チバガイギー社製「イルガキュア907」) 10重量部
【0029】続いて、ガラス基板からなるフォトマスク
9を用いて、露光機で、障壁となる部分に、365nm
の紫外線光源20を照射量500mJ/cm2 で照射
し、選択的に露光した(図4(D))。フォトマスクに
形成された障壁の幅は、70μmであり、障壁間のピッ
チは200μmとした。
【0030】上記、露光された障壁形成材料層の積層構
造の障壁層の第2の障壁形成材料層の感光性障壁形成材
料による層を現像して、第2の障壁形成材料による障壁
形成材料層の非露光部を溶出し、サンドブラスト用の切
削マスクを形成した(図4(E))。第2の障壁形成材
料層が所要の形状にパターン形成されたのち、サンドブ
ラスト法にて、切削速度の遅い感光化された第2の障壁
形成材料層7を切削マスクとして切削加工を施した。サ
ンドブラストには、アルミナ粉体を用いた。切削後の障
壁形成材料層を焼成して、PDP用の背面基板の障壁が
完成した(図4(F))。基板のアドレス電極2には損
傷等の異常は見られなかった。
【0031】得られた障壁間に所望のR、G、B蛍光面
を形成し背面基板を完成した。一方、図5に記載の表示
電極、誘電体層、MgO層を形成した前面基板を準備し
て、両基板をシール材(日本電気硝子株式会社製「PL
S0203」)を使用して封着した。シール材の塗布
は、図1のように、背面基板のアドレス電極と交差する
ブラスト保護層の端縁部では、当該ブラスト保護層の端
縁に沿って、ディスペンサーにより乾燥後の膜厚が20
0μmとなるよう所定の膜厚で塗布した。塗布幅は、全
幅約4mmで、ブラスト保護層側に約2mm、ガラス基
板側に約2mmとなるようにした。また、ガラス基板の
両側辺(図1のガラス基板11の両短辺側)では、ガラ
ス基板面に直接シール材が塗布されるようにした。シー
ル材塗布後、約30分間、120°Cで乾燥し、連続焼
成炉で350°C、10分間仮焼成を行い、その後、前
面板、背面板を所定位置で整合、仮固定し、所定の温度
・圧力で基板を圧着して硬化させた。シール後、Xe−
Neガスを封入してプラズマディスプレイパネルを完成
した。シール部のパネル密着性は良好であり、パネルリ
ークの発生は認められなかった。
【0032】
【発明の効果】上述したように、本発明のブラスト保護
層形成方法では、保護層形成領域の端縁の少なくともア
ドレス電極端子側と交差する部分が、プラズマディスプ
レイパネルの前面板と背面板を封着するシール材塗布部
域にかかり、かつシール材塗布部域から外に出ないよう
に保護層が形成されているので、アドレス電極が放電空
間に剥き出しになることによる誤放電やパネルリークの
発生を生じるようなことがなく、PDP駆動の安定化が
図れる。また、本発明の基板シール方法では、ブラスト
保護層がアドレス電極端子側と交差する端縁側におい
て、シール材塗布部域の端縁にかかるように形成するの
で、同上の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法によりブラスト保護層を形成し
た場合の上面図である。
【図2】 従来方法によるブラスト保護層形成領域を示
す上面図である。
【図3】 従来方法によるブラスト保護層形成領域を示
す上面図である。
【図4】 プラズマディスプレイパネルの製造工程を示
す図である。
【図5】 AC型PDPの一般的構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 下地層 2 アドレス電極 3 ブラスト保護層または誘電体層 4 第1の障壁形成材料層 5 第2の障壁形成材料層 6 シール材塗布部域 7 感光化された第2の障壁形成材料層 8 障壁 9 フォトマスク 10 空隙部 11 背面ガラス基板 12 前面ガラス基板 14 透明電極 15 バス電極 16 誘電体層 17 MgO層 19 蛍光体層 20 紫外線光源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマディスプレイパネル背面板のブ
    ラスト保護層形成において、当該保護層形成領域の端縁
    部分が、プラズマディスプレイパネルの前面板と背面板
    を封着するシール材塗布部域にかかり、かつシール材塗
    布部域から外に出ないようにブラスト保護層を形成する
    ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルのブラス
    ト保護層形成方法。
  2. 【請求項2】 プラズマディスプレイパネル背面板のブ
    ラスト保護層形成において、当該保護層形成領域のアド
    レス電極端子部分側における端縁の部分が、プラズマデ
    ィスプレイパネルの前面板と背面板を封着するシール材
    塗布部域にかかり、かつシール材塗布部域から外に出な
    いようにブラスト保護層を形成することを特徴とするプ
    ラズマディスプレイパネルのブラスト保護層形成方法。
  3. 【請求項3】 シール材塗布部域であってその外縁にブ
    ラスト保護層非形成領域が連続して設けられていること
    を特徴とする請求項1および請求項2記載のプラズマデ
    ィスプレイパネルのブラスト保護層形成方法。
  4. 【請求項4】 プラズマディスプレイパネル背面板のブ
    ラスト保護層をアドレス電極を覆うようにして形成した
    後、所要の障壁、蛍光体層を形成した背面板と所要の電
    極が形成された前面板を、当該ブラスト保護層のアドレ
    ス電極端子側端縁部に沿ってシール材塗布部域を形成し
    て、背面板と前面板を封着することを特徴とするプラズ
    マディスプレイパネルの基板シール方法。
  5. 【請求項5】 シール材塗布部域であってその外縁にブ
    ラスト保護層非形成領域が連続して設けられていること
    を特徴とする請求項4記載のプラズマディスプレイパネ
    ルの基板シール方法。
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