JPH11154027A - 衛生洗浄装置の通電制御装置 - Google Patents

衛生洗浄装置の通電制御装置

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JPH11154027A
JPH11154027A JP33796597A JP33796597A JPH11154027A JP H11154027 A JPH11154027 A JP H11154027A JP 33796597 A JP33796597 A JP 33796597A JP 33796597 A JP33796597 A JP 33796597A JP H11154027 A JPH11154027 A JP H11154027A
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control
power supply
switch
heater
temperature
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JP33796597A
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Akihiro Murata
明郭 村田
Bungetsu Tanaka
文月 田中
Kiyoshi Monobe
清 物部
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明にかかる衛生洗浄装置10は、冬季で
も温水タンクの凍結を防止する制御を実行するととも
に、消費電力の低減を図ること。 【解決手段】 衛生洗浄装置10は、商用電源Vからの
給電により洗浄水を加熱する洗浄水用ヒータ29を備え
ている。電子制御部101は、フィードバックによる洗
浄水用ヒータ29へ通電制御することにより洗浄水の温
度制御を実行し、電源スイッチ13hをオフにしたとき
にその処理を中止する。また、温水タンク16には、そ
の洗浄水の温度を検出するバイメタルスイッチ125が
設けられており、電源スイッチ13hをオフにして電子
制御部101の温度制御が停止された状態であっても、
オンすることにより商用電源Vを洗浄水用ヒータ29に
通電して温水タンク16の温度を上昇させ、温水タンク
16内の洗浄水の凍結を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の局部に向け
て温水を噴出する衛生洗浄装置に関し、詳しくは温水タ
ンク内の洗浄水や便座などの温度を制御する通電制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の衛生洗浄装置として、例
えば特開平5−354652号公報に記載されているよ
うに、ヒータで洗浄水を加熱し、この温水を給水ポンプ
のモータによって洗浄用ノズルを介して人体の局部に向
けて噴出するものが知られている。
【0003】図8は従来の衛生洗浄装置にかかる温水制
御装置200を示すブロック図である。図8において、
温水制御装置200は、温水タンク内に設置されたヒー
タHと、商用電源Vに接続され所定電圧を出力する電源
回路部202と、電源回路部202により給電されマイ
クロコンピュータからなる制御回路204と、温水タン
ク内の洗浄水の温度を検出するサーミスタ206と、温
度設定部208と、ヒータ駆動部210と、ヒータ駆動
回路212等を備えている。
【0004】温水制御装置200の制御回路204は、
電源回路部202により一定の電圧で給電され、温度設
定部208による設定信号及びサーミスタ206の検出
信号に基づいて、温度設定部208により設定された温
度となるようにヒータ駆動部210及びその出力で駆動
されるヒータ駆動回路212を介してヒータHへの通電
を断続することによって、洗浄水の温度を制御してい
る。
【0005】こうした温水制御装置200では、夜間な
どに全く使用しない箇所に設置した場合において、常時
ヒータHに通電されると、無駄な電力を消費することか
ら、スイッチをオフにすることが好ましいが、スイッチ
をオフにすると、使用時にスイッチをオンにしても直ち
に温水が噴出されないという不具合がある。こうした問
題を解決するのに、予約タイマなどを設けて、夜間など
に通電量を低減させる手段を設けている。また、上記温
水制御装置200では、冬季などに温水タンクの凍結を
防止するために所定以上の温度で保温する必要があるこ
とから、操作部のスイッチ216をオフにしても、制御
回路204に電源回路部202から電力を供給して、制
御回路204がヒータ駆動部210を介してヒータHに
供給する制御を実行している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記温度制御
を実行する制御回路204による消費電力は、長時間で
あるために大きな積算電力量となる。こうした電力も省
いて、一層省電力化を図ることが要請されていた。
【0007】本発明は、上記従来の技術の問題を解決す
るものであり、冬季でも温水タンクの凍結を防止する制
御を実行するとともに、消費電力の低減を図った衛生洗
浄装置の通電制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を解決するためになされた本発明は、外部電源か
ら給電されて、便座または洗浄水などの制御対象物を加
熱するヒータを含む電気的負荷を備えた衛生洗浄装置の
通電制御装置において、上記外部電源に接続され、上記
電気的負荷への通電量を制御する通電制御手段と、上記
外部電源と上記通電制御手段との間に介在し、該外部電
源から該通電制御手段への回路をオンオフする第1スイ
ッチ手段と、上記第1スイッチ手段のオフにより通電制
御手段による通電制御が停止された状態であっても、上
記制御対象物が所定の温度付近になったときにオンする
ことにより外部電源に上記電気的負荷を接続して制御す
る第2スイッチ手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】本発明にかかる通電制御手段は、便座また
は洗浄水などの制御対象物を加熱するヒータなどの電気
的負荷に通電することにより、制御対象物を温度制御す
る。通電制御手段は、第1スイッチ手段を介して外部電
源に接続されて、第1スイッチ手段のオフにより外部電
源から切り離されて電気的負荷への通電制御を停止す
る。
【0010】通電制御手段による電気的負荷への制御が
停止されても、第2スイッチ手段のオンオフにより電気
的負荷への通電制御が継続される。すなわち、第2スイ
ッチ手段は、制御対象物が所定の温度付近になったとき
にオンすることにより電気的負荷を外部電源に接続して
制御を継続する。第2スイッチ手段による制御は、通電
制御手段による制御でなく、つまり通電制御手段が非通
電状態であっても実行される制御であるから、通電制御
手段による消費電力を低減することができる。
【0011】この場合において、第2スイッチ手段によ
り制御される電気的負荷は、通電制御手段により通電さ
れる電気的負荷と同じか、異なっていてもよく、例え
ば、異なった電気的負荷とする場合として、温水タンク
を加熱するヒータと、温水タンクの洗浄水の凍結を防止
する補助ヒータとを別々に設置することができる。
【0012】また、第2スイッチ手段の他の好適な態様
として、第2スイッチ手段を第1スイッチ手段と並列に
接続する構成であってもよい。この場合には、第2スイ
ッチ手段が、制御対象物の所定温度の付近でオンオフす
ることにより外部電源を通電制御手段に接続する。これ
により、通電制御手段は、電気的負荷を通電制御する制
御を一時的に復帰する。この場合にも、通電制御手段に
は、常時通電する必要がないから、その消費電力を低減
することができる。
【0013】こうした電気的負荷は、好適な態様とし
て、人体の局部に温水を噴出するための温水タンク内に
設置したヒータに用いることができる。この場合におい
て、第2スイッチ手段のオンオフにより制御する制御対
象物の温度を、通電制御手段により制御される温度より
低く設定することにより、第2スイッチ手段を必要最小
限の制御に留めることにより消費電力を一層低減するこ
とができる。例えば、洗浄水を加熱する補助ヒータを用
いる場合において、その制御温度を凍結の防止に必要な
最小限度の温度に設定することにより、凍結の防止と省
電力とを両立させることができる。
【0014】なお、第2スイッチ手段の好適な態様とし
て、制御対象物の温度によりオンオフする自己復帰型の
バイメタルスイッチなどを用いることができ、これによ
りその構成を簡単に実現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。
【0016】図1は本発明の一実施の形態にかかる衛生
洗浄装置10を装着した洋式便器を示す斜視図である。
図1において、衛生洗浄装置10は、便器本体5に装着
されるものであり、ケーシング本体11内に、洗浄水を
局部に噴出するノズル装置12と、操作を行なう操作部
13と、操作部13の操作に基づいて上記温水吐水及び
ノズル位置を制御する温水/ノズル制御装置14(図2
参照)と、温水タンク16とを備えている。
【0017】外部水源は、便器本体5のボール面5aに
流す洗浄水を貯留する洗浄水タンク(図示省略)に配管
されているが、図2に示すように、途中の分岐金具20
から、連結管21を介して、衛生洗浄装置10にも配管
され、これに給水している。衛生洗浄装置10は、上流
側から、給水アダプタ22、減圧弁23、電磁弁24、
安全弁25からなるバルブユニット26と、温水タンク
16内に供給された水を吐水温用サーミスタ28、洗浄
水用ヒータ29及び凍結防止用の補助ヒータ30とから
なる熱交換器ユニット32と、逆止弁33、流調モータ
34により駆動される流調弁35を備えた流調ユニット
36と、第1開閉弁37a及び第2開閉弁37bを有す
る開閉弁ユニット37とを備え、その先端には、ノズル
装置12が接続されている。ノズル装置12は、ノズル
本体40を軸方向に駆動するための駆動装置41等から
なる。
【0018】各ユニット等の大まかな動作を説明する。
便座15に使用者が座ると、着座センサ(図示省略)か
らその旨の信号が出力され、その後、使用者が操作部1
3を操作して、例えばお尻洗浄ボタン13a(図4参
照)を押すと、洗浄水用ヒータ29に通電すると共に、
駆動装置41を駆動してノズル本体40を一体的に洗浄
位置まで前進し、バルブユニット26の第1開閉弁37
aを開いて、洗浄水の噴出を開始する。なお、ノズル本
体40からの洗浄水の温度は、熱交換器ユニット32内
の吐水温用サーミスタ28を用いたフィードバック制御
により、局部の洗浄に適した温度に制御される。そし
て、洗浄終了後、操作部13の停止ボタン13c(図4
参照)をオンして洗浄の終了を指示すると、洗浄水用ヒ
ータ29への通電を終了すると共に、第1開閉弁37a
を閉じて洗浄水の噴出を終了し、その後、駆動装置41
を逆転してノズル本体40を収納位置に退避する。な
お、ビデ洗浄ボタン13b(図4参照)を押すと、ビデ
洗浄位置までノズル本体40が進出して第2開閉弁37
bを開いて洗浄水の噴出を開始し、停止ボタン13cの
押し下げにより洗浄を終了する。
【0019】こうした温水/ノズル制御装置14のうち
洗浄水用ヒータ29は、図3に示す回路及び、図4に示
す電子制御装置100により制御される。図3に示すよ
うに、電子制御装置100は、マイクロコンピュータか
らなる電子制御部101を備えており、商用電源Vに接
続された電源回路部110により給電されている。電源
回路部110は、100Vの商用電源を5Vの直流電圧
に変換する定電源回路であり、電源スイッチ13hを介
して商用電源Vに接続されている。
【0020】電子制御部101の出力側には、ヒータ駆
動部111が接続されている。ヒータ駆動部111は、
ヒータ駆動回路122を駆動する。ヒータ駆動回路12
2は、トランジスタ122a、リレー接点123a及び
リレーコイル123bを備えている。電子制御部101
からヒータ駆動部111に駆動信号が出力されると、ト
ランジスタ122aをオンして、リレーコイル123b
を励磁してリレー接点123aをオンオフする。リレー
接点123aの断続により、洗浄水用ヒータ29には、
商用電源Vの接続線L1,L2を介して通電制御され
て、温水タンク16内の温水が加熱される。
【0021】また、電源スイッチ13hより商用電源V
側に、接続線L3,L4を介して自己復帰型のバイメタ
ルスイッチ125及び補助ヒータ30が接続されてい
る。バイメタルスイッチ125は、温水タンク16内の
洗浄水の温度が下限温度(5℃)以下になったときにオ
ンし、上限温度(10℃)以上でオフする自己復帰型ス
イッチである。下限温度は、温水タンク16内の洗浄水
が凍結するのを防止するために設定された温度である。
上記補助ヒータ30は、洗浄水用ヒータ29と同様に温
水タンク16内の洗浄水を加熱して温水タンク16の凍
結を防止するためのヒータであり、バイメタルスイッチ
125を介して商用電源Vに直接に接続されている。
【0022】一方、図4に示すように、電子制御部10
1は、マイクロコンピュータを含む電子制御部101を
中心に構成されており、予め設定された制御プログラム
に従って洗浄水の温度等を制御するための各種演算処理
を実行するCPU102と、CPU102で各種演算処
理を実行するのに必要な制御プログラムや制御データ等
が予め格納されたROM104と、同じくCPU102
で各種演算処理を実行するのに必要な各種データが一時
的に読み書きされるRAM106と、非通電にもデータ
を記憶しているバックアップRAM107と、上記各セ
ンサからの検出信号やスイッチからの信号を入力してC
PU102の処理可能な信号に変換する入力処理回路1
08と、CPU102での演算結果に応じてヒータ駆動
部111に駆動信号を出力する出力処理回路109等を
備えている。
【0023】また、電子制御部101の入力処理回路1
08には、操作部13から信号を入力する。操作部13
には、上述したお尻洗浄ボタン13a、ビデ洗浄ボタン
13b、停止ボタン13c、吐水量を設定する水量設定
ボタン13d、洗浄水の吐水温度を設定する吐水温設定
ボタン13e、便座温設定ボタン13f、電源スイッチ
13h等が設けられている。
【0024】次に、電子制御部101のCPU102に
より実行されるヒータ温度制御処理について図5のフロ
ーチャートを用いて説明する。まず、吐水温設定ボタン
13eにより設定された目標設定温度Tmを読み込み
(ステップS102)、続いて、吐水温用サーミスタ2
8からの検出温度TAを読み込み(ステップS10
4)、その検出温度TAと目標設定温度Tmと比較し、
所定温度△T以上の偏差があると判断されると(ステッ
プS106)、ヒータ駆動部111に駆動信号を出力し
(ステップS108)、洗浄水用ヒータ29をオンオフ
して、目標設定温度Tmに向かうようにフィードバック
制御を実行する。こうした制御により温水タンク16内
の温水は、目標設定温度Tmに維持されてノズル本体4
0から洗浄水が噴出される。
【0025】このように電源スイッチ13hをオンする
と、商用電源Vから電子制御部101へ給電されてヒー
タ温度制御処理が実行されるが、電源スイッチ13hを
オフにすると、電子制御部101によるヒータ温度制御
処理が中止されて、補助ヒータ30及びバイメタルスイ
ッチ125による温度制御が実行される。すなわち、温
水タンク16内の洗浄水の温度が低下して、その温度が
5℃以下になると、バイメタルスイッチ125がオンと
なる。これにより、商用電源Vから接続線L3,L4を
介して補助ヒータ30に通電され、温水タンク16内の
洗浄水の温度が上昇する。そして、洗浄水の温度が10
℃を越えると、バイメタルスイッチ125がオフにな
り、補助ヒータ30への通電が停止される。このように
バイメタルスイッチ125のオンオフを繰り返すことに
より、温水タンク16内の洗浄水の温度が5℃以上に維
持される。よって、冬季であっても温水タンク16の凍
結を防止することができる。
【0026】このように電源スイッチ13hをオフにし
て、電子制御部101に通電していない状態であって
も、バイメタルスイッチ125を介して補助ヒータ30
に通電することにより、温水タンク16内の洗浄水の凍
結を防止するのに必要な最低限の電力だけを供給し、電
子制御部101に通電していない。よって、凍結を防止
するために電子制御部101に電力を供給する必要がな
く、省電力を実現することができる。
【0027】図6は第1の実施の形態にかかる変形例を
示すブロック図である。図6の実施の形態では、図3の
補助ヒータ30をなくし、バイメタルスイッチ125A
を洗浄水用ヒータ29と直列に接続した構成が異なって
いる。すなわち、電源スイッチ13hがオフになると、
電源回路部110への電力の供給が停止するが、洗浄水
用ヒータ29は、接続線L5、バイメタルスイッチ12
5Aを介して商用電源Vに接続されているから、電源回
路部110のオフ時に、バイメタルスイッチ125Aの
オンオフにより洗浄水用ヒータ29への通電量が制御さ
れて、温水タンク16内の洗浄水の温度が制御される。
この実施の形態によれば、図3の実施の形態と比べて補
助ヒータ30が不要となり、その構成を簡単にすること
ができる。
【0028】図7は第2の実施の形態にかかる電子制御
装置100Bを示すブロック図である。図7の実施の形
態では、バイメタルスイッチ125Bのオンオフにより
電子制御部101を介して洗浄水用ヒータ29を制御し
ている構成を特徴としている。すなわち、電源スイッチ
13hに並列に接続線L6,L7を介してバイメタルス
イッチ125Bが接続されている。バイメタルスイッチ
125Bがオンすると、商用電源Vから電源回路部11
0に給電され、電子制御部101に通電されるように接
続されている。
【0029】すなわち、電源スイッチ13hをオフにす
ると、電子制御部101への給電が停止され、図5に示
すヒータ温度制御処理の実行が中止される。この状態に
おいて、温水タンク16内の洗浄水の温度が5℃以下に
なると、バイメタルスイッチ125Bがオンし、電源回
路部110を介して電子制御部101に通電される。電
子制御部101は、図5で説明したヒータ温度制御処理
を実行する。これにより、洗浄水用ヒータ29に通電さ
れ、洗浄水の温度が上昇する。そして、目標設定温度T
mに達していないが、洗浄水の温度が10℃以上になる
と、バイメタルスイッチ125がオフになり、電子制御
部101への通電が停止され、洗浄水用ヒータ29への
通電が停止される。すなわち、バイメタルスイッチ12
5のオンオフにより電子制御部101を介して洗浄水用
ヒータ29が通電制御され、温水タンク16の洗浄水の
凍結が防止される。この実施の形態でも、凍結防止用の
ヒータを必要としないから構成を簡単にすることができ
る。
【0030】なお、この発明は上記実施の形態に限られ
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種
々の態様において実施することが可能であり、例えば次
のような変形も可能である。
【0031】(1) 上記実施の形態では、自己復帰型
のスイッチとして、熱膨張係数の異なる異種金属を張り
合わせて構成したバイメタルスイッチを用いた例を説明
したが、これに限らず、外部電源からの電力の供給を受
けないでオンオフするスイッチであれば特に限定されな
い。例えば、温度によりフェライトの磁力が変化するこ
とを利用した磁力式のスイッチや、温度による液体の膨
張収縮を利用した圧力式のスイッチや、形状記憶合金を
利用したスイッチであってもよい。さらに、外部電源を
充電するバッテリの電力により作動するスイッチを用い
てもよい。
【0032】(2) 上記実施の形態では、温水タンク
を制御するヒータを制御する例を説明したが、これに限
らず、電子制御部を介して電気的負荷を制御するもので
あれば各種のものに適用することができる。例えば、便
座用ヒータや室内暖房ヒータを温度制御するものであっ
てもよい。この場合において、自己復帰型のスイッチの
オンオフにより、便座用ヒータでは、便座への着座時に
不快感を与えない低めの体感温度への制御を行なうよう
に、また室内暖房ヒータでは、トイレ室に入ったときに
不快感を与えないような低めの室温への制御を行なうよ
うに構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる衛生洗浄装置1
0を装着した洋式便器を示す斜視図である。
【図2】温水/ノズル制御装置14を示す概略構成図で
ある。
【図3】電子制御装置100を示すブロック図である。
【図4】電子制御部101及びその周辺回路を示すブロ
ック図である。
【図5】電子制御部101で実行されるヒータ温度制御
処理を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施の形態の変形例にかかる電子制御装
置100Aを示すブロック図である。
【図7】第2の実施の形態にかかる電子制御装置100
Bを示すブロック図である。
【図8】従来の衛生洗浄装置にかかる温水制御装置20
0を示すブロック図である。
【符号の説明】
5…便器本体 5a…ボール面 10…衛生洗浄装置 11…ケーシング本体 12…ノズル装置 13…操作部 13a…尻洗浄ボタン 13b…ビデ洗浄ボタン 13c…停止ボタン 13d…水量設定ボタン 13e…吐水温設定ボタン 13f…便座温設定ボタン 13h…電源スイッチ 14…温水/ノズル制御装置 15…便座 16…温水タンク 20…分岐金具 21…連結管 22…給水アダプタ 23…減圧弁 24…電磁弁 25…安全弁 26…バルブユニット 28…吐水温用サーミスタ 29…洗浄水用ヒータ 30…補助ヒータ 32…熱交換器ユニット 33…逆止弁 34…流調モータ 35…流調弁 36…流調ユニット 37a…第1開閉弁 37b…第2開閉弁 37…開閉弁ユニット 40…ノズル本体 41…駆動装置 100…電子制御装置 100B…電子制御装置 101…電子制御部 107…バックアップRAM 108…入力処理回路 109…出力処理回路 110…電源回路部 111…ヒータ駆動部 122…ヒータ駆動回路 122a…トランジスタ 123a…リレー接点 123b…リレーコイル 125…バイメタルスイッチ 125A…バイメタルスイッチ 125B…バイメタルスイッチ V…商用電源 L1〜L7…接続線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部電源から給電されて、便座または洗
    浄水などの制御対象物を加熱するヒータを含む電気的負
    荷を備えた衛生洗浄装置の通電制御装置において、 上記外部電源に接続され、上記電気的負荷への通電量を
    制御する通電制御手段と、 上記外部電源と上記通電制御手段との間に介在し、該外
    部電源から該通電制御手段への回路をオンオフする第1
    スイッチ手段と、 上記第1スイッチ手段のオフにより通電制御手段による
    通電制御が停止された状態であっても、上記制御対象物
    が所定の温度付近になったときにオンすることにより外
    部電源に上記電気的負荷を接続して制御する第2スイッ
    チ手段と、 を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置の通電制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記第2スイッチ手段は、上記通電制御手段により通電
    制御される電気的負荷と異なった電気的負荷を制御する
    ように構成されている衛生洗浄装置の通電制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記第2スイッチ手段は、第1スイッチ手段に並列に接
    続され、上記制御対象物が所定の温度付近になってオン
    したときに上記通電制御手段を外部電源に接続して、該
    通電制御手段を介して上記電気的負荷を制御するように
    構成した衛生洗浄装置の通電制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3において、 上記制御対象物は、人体の局部に向けて温水を噴出する
    ための温水を貯留した温水タンク内の洗浄水であり、上
    記電気的負荷は、該温水タンク内の洗浄水を加熱するヒ
    ータである衛生洗浄装置の通電制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかにお
    いて、 上記第2スイッチ手段がオンオフすることで電気的負荷
    に通電することにより洗浄水の凍結を防止するように構
    成した衛生洗浄装置の通電制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記第2スイッチ手段のオンオフによる電気的負荷の制
    御は、通電制御手段による電気的負荷の制御より低い温
    度で制御するように構成した衛生洗浄装置の通電制御装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6において、 上記第2スイッチ手段は、上記所定温度の付近でオンオ
    フする自己復帰型スイッチである衛生洗浄装置の通電制
    御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016148180A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 アイシン精機株式会社 人体局部洗浄装置
CN106759673A (zh) * 2016-12-30 2017-05-31 上海亚虹模具股份有限公司 一种预防智能洁身器水箱冻裂的方法

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