JPH06189462A - 電気機器の駆動回路 - Google Patents

電気機器の駆動回路

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JPH06189462A
JPH06189462A JP4355907A JP35590792A JPH06189462A JP H06189462 A JPH06189462 A JP H06189462A JP 4355907 A JP4355907 A JP 4355907A JP 35590792 A JP35590792 A JP 35590792A JP H06189462 A JPH06189462 A JP H06189462A
Authority
JP
Japan
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battery
circuit
voltage
switching
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4355907A
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English (en)
Inventor
Mikio Horimoto
幹夫 堀本
Tomoaki Kishida
智明 岸田
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本湯水混合装置10は、電池56の電圧が所
定電圧以下に低下した場合であっても、モータ38など
を一時的に駆動でき、退避動作を行なえる。 【構成】 電子制御装置60のCPU62は、電池56
の電圧が所定電圧以下に低下したときに、スイッチング
回路66に対して切り換え信号を出力し、第1接続線7
2側から第2接続線74側へ切り換える。これにより、
電池56の電圧は、昇圧回路80により昇圧されてモー
タ38,42に給電されて、該モータ38,42が駆動
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、混合水栓などの切り換
えなどに使用するモータなどを電池で駆動する電気機器
の駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、浴室やシャワールーム等におい
て、多様な吐水形態で吐水するために、シャワータワー
やシャワーヘッドを備えた水周りシステムが知られてい
る。こうした水周りシステムは、シャワーヘッドやバス
カランの水栓等に湯水を供給したり切り換えたりするた
めに、モータで駆動する切換弁、流量制御弁や開閉弁等
の各種の流体弁を用いている。こうした流体弁は、電気
配線を簡単にするために、乾電池による電源供給で駆動
できるタイプであることが好適である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうした電池
により駆動する流体弁は、電池の消耗により所定電圧以
下になった場合にモータによる開閉や切換動作を行なわ
せることができず、吐水状態を維持する。つまり、図4
に示す電池電圧Vb とモータの起動トルクTとの関係か
ら分かるように、モータは、最小の起動トルクTmin を
得るために最低電圧Vmin 以上を必要とし、これ以下に
電池電圧Vb が低下するとモータを起動することができ
ない。このような場合には、新しい電池に交換すればよ
いが、交換するまでの間、止水や切換動作を一時的にも
行なうことができなくなるという問題があった。また、
止水するのに、元水栓で止めた場合には、新しい電池に
交換し、元水栓を開いたときに、不意に吐水するという
不具合もあった。
【0004】本発明は、上記従来の技術の問題を解決す
るものであり、電池電圧が低下した場合であっても、モ
ータなどの電気的駆動手段を退避的に駆動することがで
きる電気機器の駆動回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明は、電池による電源供給で駆動される
電気的駆動手段を備えた電気機器の駆動回路において、
電池と電気的駆動手段との間に接続され、電池電圧を昇
圧する昇圧手段と、電池と電気的駆動手段との間を接続
する第1回路と、電池、昇圧回路および電気的駆動手段
を接続する第2回路とを切り換えるスイッチング手段
と、上記電池電圧を検出する電池電圧検出手段と、該電
池電圧検出手段により電池電圧の所定値以下を検出した
ときに、上記スイッチング手段に対して、第1回路から
第2回路へと切換指令する切換指令手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の電気機器の駆動回路では、通常の状
態、つまり電池電圧が所定値以上の場合には、電池か
ら、スイッチング手段、第1回路を介して電気的駆動手
段に給電される。また、電池の電圧は、電池電圧検出手
段により検出され、その検出結果が切換指令手段に入力
されている。切換指令手段では、その電池電圧が所定値
以下になったときに、第1回路から第2回路へと切り換
える。この第2回路への切換により電池は、昇圧手段に
より昇圧されて電気的駆動手段に給電する。したがっ
て、電池が消耗してその電圧が低下しても、昇圧手段に
より一時的に電気的駆動手段を駆動させることができ
る。
【0007】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0008】図1は湯水混合装置10に適用した例を示
す構成図である。同図において、湯水混合装置10は、
水道管から水が給水される給水用脚金具12と、図示し
ない給湯機から湯が給湯される給湯用脚金具14と、湯
水の混合および混合湯水の吐水先を切り換える弁ユニッ
ト20と、弁ユニット20を電気的に制御する制御ユニ
ット50とを備えている。弁ユニット20は、給水用脚
金具12から水流入通路22を通じておよび給湯用脚金
具14から湯流入通路24を通じて供給される湯と水と
を混合する湯水混合弁30と、湯水混合弁30からの混
合湯水の温度を検出する温度センサTSと、モータ42
により弁体を駆動してシャワー側流路26とカラン側流
路28とに切り換えたり止水したりする切換/止水弁4
0とを備えている。
【0009】上記湯水混合弁30は、弁体36と、形状
記憶合金からなる感温スプリング32と通常のバイアス
スプリング34とを備え、感温スプリング32を混合湯
水に晒してその伸張とバイアススプリング34との均衡
で弁体36を移動させることにより、湯と水との混合比
を変更して吐水温度を調節する。また、湯水混合弁30
には、バイアススプリング34の付勢力を変更するモー
タ38が設けられており、このモータ38を制御ユニッ
ト50により駆動制御することにより弁体36の初期位
置を移動して混合湯水の吐水温度を変更することができ
る。
【0010】上記制御ユニット50は、上記湯水混合弁
30および切換/止水弁40を制御する電子制御装置6
0と、目標温度の設定および吐水の選択などの操作を行
なうパネル操作部52と、目標温度を表示する液晶表示
部54とを備えている。電子制御装置60は、図2に示
すように、マイクロコンピュータなどから構成されてお
り、CPU62と、モータ38を駆動する駆動回路64
およびモータ42を駆動する駆動回路65と、CPU6
2の切換信号により第1接続線72と第2接続線74と
に切り換えられるスイッチング回路66と、第2接続線
74に接続される電池切れ表示部76および昇圧回路8
0とを備えている。
【0011】昇圧回路80は、例えばインバータ、昇圧
トランスおよび整流器から構成することができ、インバ
ータにより電池の直流を交流に一旦変換し、この交流を
昇圧トランスで昇圧し、その後に該交流を直流に整流す
ることで所定電圧以上に昇圧した直流電圧を得ることが
できる。
【0012】次に電子制御装置60のCPU62により
実行される電池電圧の昇圧処理について図3のフローチ
ャートを用いて説明する。本処理は、所定時間毎に繰り
返し実行される。まず、電池56の電圧が読み込まれる
(ステップS100)。その後に、電池電圧が所定電圧
以下か否かの判定が実行され(ステップS105)、所
定電圧以上であると判定されると、つまり電池56がま
だ消耗していないと判定されると、スイッチング回路6
6が第1接続線72側に接続される(ステップS11
0)。スイッチング回路66が第1接続線72に接続さ
れると、モータ38およびモータ42は、電池56から
直接給電され、さらにCPU62により駆動回路64,
65からの信号でそれぞれ駆動される。
【0013】一方、ステップS105にて、電池56の
電圧が所定電圧以下であると判定されると、スイッチン
グ回路66は第2接続線74側へ切り換えられる。これ
により、電池電圧が昇圧回路80により昇圧されてモー
タ38およびモータ42に供給される。これにより、モ
ータ38,42は、所定以上の起動トルクを得ることが
でき、駆動される。このとき、電池切れ表示部76にも
同時に給電されるので、電池切れ表示部76が点灯し
て、電池56の消耗を使用者に報知する。
【0014】したがって、上記実施例によれば、モータ
38,42などへの給電によって消耗して、電池56が
所定電圧以下になったときに、電池電圧が昇圧回路80
により昇圧されてモータ38,42に供給されるので、
その起動トルクを上がる。その結果、湯水混合装置10
に対して退避的な止水動作を行なうことができる。
【0015】なお、上記実施例では、湯水混合装置10
に使用したが、これに限らず、電池を電源とする電気的
駆動手段であれば、その用途は特に限定されない。
【0016】また、上記実施例では、電気的駆動手段と
して、湯水混合弁30のモータ38などを用いた場合に
ついて説明したが、これに限らず、電池駆動に適する駆
動手段であれば、電磁弁のソレノイドなどであってもよ
い。
【0017】さらに、上記実施例では、昇圧回路80と
してインバータや昇圧トランスなどを用いたが、これに
限らず、昇圧できる回路であれば、いかなる手段であっ
てもよく、例えば、コンデンサーなどのチャージを利用
した回路であってもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電気機器の
駆動回路よれば、電気的駆動手段に電源供給する電池の
電圧が所定値以下になったときに、昇圧手段により昇圧
して電気的駆動手段に給電することにより、電気的駆動
手段の起動力を上げて一時的な退避動作をさせることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る湯水混合装置を示す概
略構成図。
【図2】同実施例に係る制御ユニットを示す構成図。
【図3】同実施例に係る電池電圧の昇圧処理を示すフロ
ーチャート。
【図4】電池電圧とモータのトルクとの関係を示すグラ
フ。
【符号の説明】
10…湯水混合装置 12…給水用脚金具 14…給湯用脚金具 20…弁ユニット 22…水流入通路 24…湯流入通路 26…シャワー側流路 28…カラン側流路 30…湯水混合弁 32…感温スプリング 34…バイアススプリング 36…弁体 38…モータ 40…切換/止水弁 42…モータ 50…制御ユニット 52…パネル操作部 54…液晶表示部 56…電池 60…電子制御装置 62…CPU 64…駆動回路 65…駆動回路 66…スイッチング回路 72…第1接続線 74…第2接続線 76…表示部 80…昇圧回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池による電源供給で駆動される電気的
    駆動手段を備えた電気機器の駆動回路において、 電池と電気的駆動手段との間に接続され、電池電圧を昇
    圧する昇圧手段と、 電池と電気的駆動手段との間を接続する第1回路と、電
    池、昇圧回路および電気的駆動手段を接続する第2回路
    とを切り換えるスイッチング手段と、 上記電池電圧を検出する電池電圧検出手段と、 該電池電圧検出手段により電池電圧の所定値以下を検出
    したときに、上記スイッチング手段に対して、第1回路
    から第2回路へと切換指令する切換指令手段と、 を備えたことを特徴とする電気機器の駆動回路。
JP4355907A 1992-12-18 1992-12-18 電気機器の駆動回路 Pending JPH06189462A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006304575A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Honda Motor Co Ltd 電源システム及びその制御方法
CN100379134C (zh) * 2004-08-27 2008-04-02 三洋电机株式会社 升压型开关调节器电路

Cited By (3)

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