JPH11153335A - クリーンルーム用フィルタ支持枠 - Google Patents
クリーンルーム用フィルタ支持枠Info
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- JPH11153335A JPH11153335A JP32273397A JP32273397A JPH11153335A JP H11153335 A JPH11153335 A JP H11153335A JP 32273397 A JP32273397 A JP 32273397A JP 32273397 A JP32273397 A JP 32273397A JP H11153335 A JPH11153335 A JP H11153335A
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- Japan
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- frame
- frames
- connecting member
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- fitting
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、寸法の測定や加工をすることなく
各フレーム間のピッチ変更を可能として、簡単な構造で
各フレーム同士を連結することで、組み立て時間の短縮
を図ることにある。 【解決手段】 枠組の各フレーム3,4が互いに交差す
る部分a〜cで、これら交差する各フレーム3,4同士
を連結する連結部材15〜17と、連結部材15〜17
を各フレーム3,4に固定する固定部材6とを備え、メ
インフレーム3又は連結部材15〜17の一方に突起部
19を設け、他方に該突起部19との嵌合で連結部材1
5〜17をメインフレーム3に位置決めする嵌合穴8を
開口し、突起部19又は嵌合穴8を、所定ピッチにてメ
インフレーム3に複数配置したものである。
各フレーム間のピッチ変更を可能として、簡単な構造で
各フレーム同士を連結することで、組み立て時間の短縮
を図ることにある。 【解決手段】 枠組の各フレーム3,4が互いに交差す
る部分a〜cで、これら交差する各フレーム3,4同士
を連結する連結部材15〜17と、連結部材15〜17
を各フレーム3,4に固定する固定部材6とを備え、メ
インフレーム3又は連結部材15〜17の一方に突起部
19を設け、他方に該突起部19との嵌合で連結部材1
5〜17をメインフレーム3に位置決めする嵌合穴8を
開口し、突起部19又は嵌合穴8を、所定ピッチにてメ
インフレーム3に複数配置したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリーンルームの
天井側に配置されるフィルタを支持するクリーンルーム
用フィルタ支持枠に関する。
天井側に配置されるフィルタを支持するクリーンルーム
用フィルタ支持枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からクリーンルームの天井側に複数
の気体フィルタを配置する構造として、複数のフィルタ
支持枠を連結してクリーンルームの天井を構成し、各フ
ィルタ支持枠上のそれぞれに対応して気体フィルタを配
置するものがある。そして、フィルタ支持枠としては、
気体フィルタを支持するため、強度的に優れ、意匠的に
見た目の良い格子状の枠組に形成されている。このよう
なフィルタ支持枠は、気体フィルタを配置するクリーン
ルームの現場にて、指定されたピッチにて複数のフレー
ムを相互に調整することで、格子状の枠組を形成する。
そして、枠組を形成した後に、ボルト、ビス,リベット
等により各フレーム同士を連結することでフィルタ支持
枠に組み立てられている。
の気体フィルタを配置する構造として、複数のフィルタ
支持枠を連結してクリーンルームの天井を構成し、各フ
ィルタ支持枠上のそれぞれに対応して気体フィルタを配
置するものがある。そして、フィルタ支持枠としては、
気体フィルタを支持するため、強度的に優れ、意匠的に
見た目の良い格子状の枠組に形成されている。このよう
なフィルタ支持枠は、気体フィルタを配置するクリーン
ルームの現場にて、指定されたピッチにて複数のフレー
ムを相互に調整することで、格子状の枠組を形成する。
そして、枠組を形成した後に、ボルト、ビス,リベット
等により各フレーム同士を連結することでフィルタ支持
枠に組み立てられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フィルタ支持枠においては、クリーンルームの作業現場
にて、指定されたピッチを有する格子状の枠組に形成す
るもので、メジャー等の計測機器や組立治具を用いてピ
ッチ寸法等を確認しながら行うことを余儀なくされ、フ
ィルタ支持枠に組み立てる作業が煩雑で作業時間も長時
間にわたる。更に、クリーンルームの作業現場で、フィ
ルタ支持枠に設計変更が生じた場合にも同様な問題があ
った。
フィルタ支持枠においては、クリーンルームの作業現場
にて、指定されたピッチを有する格子状の枠組に形成す
るもので、メジャー等の計測機器や組立治具を用いてピ
ッチ寸法等を確認しながら行うことを余儀なくされ、フ
ィルタ支持枠に組み立てる作業が煩雑で作業時間も長時
間にわたる。更に、クリーンルームの作業現場で、フィ
ルタ支持枠に設計変更が生じた場合にも同様な問題があ
った。
【0004】本発明は、この問題を解決するために、ク
リーンルームの作業現場にて、寸法測定や加工をするこ
となく各フレーム間のピッチ変更を可能とし、簡単な構
造で各フレーム同士を連結することで、組み立て時間の
短縮を図ることのできるクリーンルーム用フィルタ支持
枠を提供することにある。
リーンルームの作業現場にて、寸法測定や加工をするこ
となく各フレーム間のピッチ変更を可能とし、簡単な構
造で各フレーム同士を連結することで、組み立て時間の
短縮を図ることのできるクリーンルーム用フィルタ支持
枠を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のクリーンルーム
用フィルタ支持枠は、請求項1では、複数のフレームを
連結することで格子状の枠組にされ、クリーンルームの
天井側に配置されるフィルタを支持するクリーンルーム
用フィルタ支持枠において、前記枠組の各フレームが互
いに交差する部分で、これら交差する各フレーム同士を
連結する連結部材と、前記連結部材を、該連結部材で連
結された各フレームに固定する固定部材とを備え、前記
フレーム又は連結部材の一方に突起部を設け、他方に該
突起部との嵌合で前記連結部材をフレームに位置決めす
る嵌合穴を開口し、前記突起部又は嵌合穴を、所定ピッ
チにて前記フレームに複数配置したものである。これに
より、フレームに所定ピッチにて嵌合穴(突起部)を複
数配置し、各フレームを連結する連結部材に突起部(嵌
合穴)を設けた構造を採用すると、フレームの任意位置
の嵌合穴(突起部)に連結部材の突起部(嵌合穴)を嵌
合するだけで、各フレームが交差する部分のフレーム同
士を連結できることから、従来のように寸法測定治具等
を使用して指定ピッチを測定するという煩雑な作業を必
要とすることなく、簡単にフィルタ支持枠に組み立てる
ことができる。
用フィルタ支持枠は、請求項1では、複数のフレームを
連結することで格子状の枠組にされ、クリーンルームの
天井側に配置されるフィルタを支持するクリーンルーム
用フィルタ支持枠において、前記枠組の各フレームが互
いに交差する部分で、これら交差する各フレーム同士を
連結する連結部材と、前記連結部材を、該連結部材で連
結された各フレームに固定する固定部材とを備え、前記
フレーム又は連結部材の一方に突起部を設け、他方に該
突起部との嵌合で前記連結部材をフレームに位置決めす
る嵌合穴を開口し、前記突起部又は嵌合穴を、所定ピッ
チにて前記フレームに複数配置したものである。これに
より、フレームに所定ピッチにて嵌合穴(突起部)を複
数配置し、各フレームを連結する連結部材に突起部(嵌
合穴)を設けた構造を採用すると、フレームの任意位置
の嵌合穴(突起部)に連結部材の突起部(嵌合穴)を嵌
合するだけで、各フレームが交差する部分のフレーム同
士を連結できることから、従来のように寸法測定治具等
を使用して指定ピッチを測定するという煩雑な作業を必
要とすることなく、簡単にフィルタ支持枠に組み立てる
ことができる。
【0006】又、連結部材は、突起部と嵌合穴との嵌合
によりフレームに対して位置決めされることから、固定
部材による固定に際しても、その位置が維持されるの
で、フィルタ支持枠の組立時の寸法精度を向上させると
できる。
によりフレームに対して位置決めされることから、固定
部材による固定に際しても、その位置が維持されるの
で、フィルタ支持枠の組立時の寸法精度を向上させると
できる。
【0007】請求項2では、請求項1のものに、前記フ
レーム又は連結部材には、前記フレームに沿って延び、
前記突起部との嵌合で前記連結部材を前記フレームに沿
った任意位置に配置可能とする嵌合長溝を形成したもの
である。これにより、連結部材又はフレームの突起部
を、フレームに沿って延びる嵌合長溝に嵌め込むこと
で、連結部材を任意の位置に移動して各交差部分で各フ
レーム同士を連結することができる。
レーム又は連結部材には、前記フレームに沿って延び、
前記突起部との嵌合で前記連結部材を前記フレームに沿
った任意位置に配置可能とする嵌合長溝を形成したもの
である。これにより、連結部材又はフレームの突起部
を、フレームに沿って延びる嵌合長溝に嵌め込むこと
で、連結部材を任意の位置に移動して各交差部分で各フ
レーム同士を連結することができる。
【0008】請求項3では、請求項1又は請求項2のも
のに、前記突起部と嵌合穴とを、前記各フレームが交差
する部分で嵌合するように前記フレーム又は連結部材に
設けたものである。これにより、各フレームが交差する
形状に合う連結部材を用意するだけで各フレームを連結
して格子状の枠組を形成できる。
のに、前記突起部と嵌合穴とを、前記各フレームが交差
する部分で嵌合するように前記フレーム又は連結部材に
設けたものである。これにより、各フレームが交差する
形状に合う連結部材を用意するだけで各フレームを連結
して格子状の枠組を形成できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態における
クリーンルーム用フィルタ支持枠について、図1乃至図
10を参照して説明する。
クリーンルーム用フィルタ支持枠について、図1乃至図
10を参照して説明する。
【0010】図1において、クリーンルーム用フィルタ
支持枠1〔以下、「フィルタ支持枠1」という。)は、
複数の長尺のメンインフレーム3と短尺のサブフレーム
4とで形成される外枠2内に各メインフレーム3,サブ
フレーム4とを格子状に配置することで構成される枠組
と、各フレーム3,4が交差する交差部分a〜cでフレ
ーム3,4を連結する連結部材15〜17と、該連結部
材15〜17を各フレーム3,4に固定するボルト6A
・ナット6Bからなる固定部材6とで構成され、例え
ば、2本のメインフレーム3と6本のサブフレーム4で
矩形状の外枠2を形成し、該外枠2内の長手方向に2本
のメインフレーム3を、該メンフレーム3の間、及びメ
インフレーム3と外枠2との間にメインフレーム3に直
交するように2本づつサブフレーム4を所定のピッチP
を有して配置することで格子状の枠組に構成されてい
る。
支持枠1〔以下、「フィルタ支持枠1」という。)は、
複数の長尺のメンインフレーム3と短尺のサブフレーム
4とで形成される外枠2内に各メインフレーム3,サブ
フレーム4とを格子状に配置することで構成される枠組
と、各フレーム3,4が交差する交差部分a〜cでフレ
ーム3,4を連結する連結部材15〜17と、該連結部
材15〜17を各フレーム3,4に固定するボルト6A
・ナット6Bからなる固定部材6とで構成され、例え
ば、2本のメインフレーム3と6本のサブフレーム4で
矩形状の外枠2を形成し、該外枠2内の長手方向に2本
のメインフレーム3を、該メンフレーム3の間、及びメ
インフレーム3と外枠2との間にメインフレーム3に直
交するように2本づつサブフレーム4を所定のピッチP
を有して配置することで格子状の枠組に構成されてい
る。
【0011】長尺のメインフレーム3は、図2に示すよ
うに、例えば、アルミニウム等の金属材を押し出しによ
り中空Aの断面凸状に形成されており、該断面凸状の山
部7にはフレーム3が延びる方向に亘って所定ピッチP
にて嵌合穴8(開口面が矩形状、又は楕円状のもの等)
が複数配置されて開口している。各嵌合穴8は、フレー
ム3の軸心対称に開口しており、該フレーム3の延びる
方向と直交方向に所定の幅寸法b1を持って長さL1だ
け延びて、長さ寸法L1が幅寸法b1より長くなる寸法
関係となっている(L1>b1)。又、山部7には、フ
レーム3の延びる方向に貫通する嵌合長溝9が形成され
ており、該嵌合長溝9はフレーム3の中空A内に段差1
0を有して開口している。嵌合長溝9は、各嵌合穴8に
直交して延びており、その溝寸法b2が各嵌合穴8の幅
寸法b1と同一となる寸法関係にされている(b2=b
1<L1)。そして、メインフレーム3には、該山部7
の両側に段部11を形成する基礎部12が一体形成され
ており、該基礎部12には山部7に相対する側に凹所1
3が開口している。この凹所13は照明器具等の取付具
を嵌め込むことで該照明器具等を吊り下げるものであ
る。
うに、例えば、アルミニウム等の金属材を押し出しによ
り中空Aの断面凸状に形成されており、該断面凸状の山
部7にはフレーム3が延びる方向に亘って所定ピッチP
にて嵌合穴8(開口面が矩形状、又は楕円状のもの等)
が複数配置されて開口している。各嵌合穴8は、フレー
ム3の軸心対称に開口しており、該フレーム3の延びる
方向と直交方向に所定の幅寸法b1を持って長さL1だ
け延びて、長さ寸法L1が幅寸法b1より長くなる寸法
関係となっている(L1>b1)。又、山部7には、フ
レーム3の延びる方向に貫通する嵌合長溝9が形成され
ており、該嵌合長溝9はフレーム3の中空A内に段差1
0を有して開口している。嵌合長溝9は、各嵌合穴8に
直交して延びており、その溝寸法b2が各嵌合穴8の幅
寸法b1と同一となる寸法関係にされている(b2=b
1<L1)。そして、メインフレーム3には、該山部7
の両側に段部11を形成する基礎部12が一体形成され
ており、該基礎部12には山部7に相対する側に凹所1
3が開口している。この凹所13は照明器具等の取付具
を嵌め込むことで該照明器具等を吊り下げるものであ
る。
【0012】短尺のサブフレーム4は、図3に示すよう
に、メインフレーム3と同様に、アルミニウム等の金属
材を押し出しにより中空Aの断面凸状に形成されてお
り、該断面凸状の山部7には中空A内に段差10を有し
て開口する嵌合長溝9が形成されている。又、サブフレ
ーム4の嵌合長溝9の幅寸法b2もメインフレーム3の
嵌合穴8の幅寸法b1と同一となる寸法関係にされてい
る(b2=b1<L1)。更に、サブフレーム4の山部
7の両側に段部11を形成する基礎部12が一体形成さ
れており、基礎部12に凹所13が開口している。
に、メインフレーム3と同様に、アルミニウム等の金属
材を押し出しにより中空Aの断面凸状に形成されてお
り、該断面凸状の山部7には中空A内に段差10を有し
て開口する嵌合長溝9が形成されている。又、サブフレ
ーム4の嵌合長溝9の幅寸法b2もメインフレーム3の
嵌合穴8の幅寸法b1と同一となる寸法関係にされてい
る(b2=b1<L1)。更に、サブフレーム4の山部
7の両側に段部11を形成する基礎部12が一体形成さ
れており、基礎部12に凹所13が開口している。
【0013】各連結部材15〜17は、図1に示す各フ
レーム3,4が交差する交差部a〜cの交差数に応じ
て、図4〜図6に示すように、各フレーム3,4の山部
7に嵌合自在な断面コ字状の連結部18によって、十字
状、T字状又はL字状の各種形状に形成されている。
又、各連結部材15〜17には、メインフレーム3の嵌
合穴8に嵌合自在な突起部19(断面矩形状、又は楕円
状のもの等)が設けられている。突起部19は、各連結
部材15〜17の各連結部18が交差する交差点に対称
形成されており、メインフレーム3の嵌合穴8の幅寸法
b1,長さ寸法L1及び嵌合長溝9の幅寸法b2より多
少小さな幅寸法b3,長さ寸法L2を有して、長さ寸法
L2が幅寸法b3より長くなる寸法関係となっている
(L2>b3)。このような寸法関係にすると、各連結
部材15〜17の突起部19を、メインフレーム3の嵌
合穴8に嵌め込むことができ、又、連結部材15〜17
を90度回転させることで、突起部19をメインフレー
ム3に沿って延びる嵌合長溝9に嵌め込むことができ
る。又、各連結部18には、固定部材6のネジ6Aが貫
通される複数の連結孔18aが形成されている。
レーム3,4が交差する交差部a〜cの交差数に応じ
て、図4〜図6に示すように、各フレーム3,4の山部
7に嵌合自在な断面コ字状の連結部18によって、十字
状、T字状又はL字状の各種形状に形成されている。
又、各連結部材15〜17には、メインフレーム3の嵌
合穴8に嵌合自在な突起部19(断面矩形状、又は楕円
状のもの等)が設けられている。突起部19は、各連結
部材15〜17の各連結部18が交差する交差点に対称
形成されており、メインフレーム3の嵌合穴8の幅寸法
b1,長さ寸法L1及び嵌合長溝9の幅寸法b2より多
少小さな幅寸法b3,長さ寸法L2を有して、長さ寸法
L2が幅寸法b3より長くなる寸法関係となっている
(L2>b3)。このような寸法関係にすると、各連結
部材15〜17の突起部19を、メインフレーム3の嵌
合穴8に嵌め込むことができ、又、連結部材15〜17
を90度回転させることで、突起部19をメインフレー
ム3に沿って延びる嵌合長溝9に嵌め込むことができ
る。又、各連結部18には、固定部材6のネジ6Aが貫
通される複数の連結孔18aが形成されている。
【0014】このように、各連結部材15〜17の突起
部19を、メインフレーム3の嵌合穴8に嵌合自在とす
ると、突起部19をメインフレーム3の嵌合穴8に嵌め
込むことで、各連結部材15〜17がフレーム3に対し
て位置決めされることから、図1に示す各交差部a〜c
で各フレーム3,4同士を連結できる。又、各連結部材
15〜17の突起部19を、メインフレーム3に複数配
置された任意の嵌合穴8に嵌め込むことで、サブフレー
ム4相互のピッチを変更して各フレーム3,4同士を連
結できる。更に、各連結部材15〜17は、突起部19
を嵌合穴8に嵌め込むことなく、各フレーム3,4の嵌
合長溝9に嵌め込むことで、各フレーム3,4に沿った
任意の位置に移動させて配置できる。
部19を、メインフレーム3の嵌合穴8に嵌合自在とす
ると、突起部19をメインフレーム3の嵌合穴8に嵌め
込むことで、各連結部材15〜17がフレーム3に対し
て位置決めされることから、図1に示す各交差部a〜c
で各フレーム3,4同士を連結できる。又、各連結部材
15〜17の突起部19を、メインフレーム3に複数配
置された任意の嵌合穴8に嵌め込むことで、サブフレー
ム4相互のピッチを変更して各フレーム3,4同士を連
結できる。更に、各連結部材15〜17は、突起部19
を嵌合穴8に嵌め込むことなく、各フレーム3,4の嵌
合長溝9に嵌め込むことで、各フレーム3,4に沿った
任意の位置に移動させて配置できる。
【0015】次に、フィルタ支持枠1の組み立て手順に
ついて、図7〜図10に基づいて説明する。
ついて、図7〜図10に基づいて説明する。
【0016】先ず、図7に示すクリーンルーム25の天
井を構成するフィルタ支持枠1の組み立ては、図8
(a)に示すように、該フィルタ支持枠1を構成する複
数のメインフレーム3に複数のボルト6A(固定部材
6)を配置する。各ボルト6Aは、図8(b)に示すよ
うに、ネジ部6aが嵌合長溝9から突出するように頭部
6bを中空A内に挿入することで配置され、これによっ
て、各ボルト6Aは嵌合長溝9でガイドされながら各メ
インフレーム3の延びる方向に沿って調整移動が可能に
される。
井を構成するフィルタ支持枠1の組み立ては、図8
(a)に示すように、該フィルタ支持枠1を構成する複
数のメインフレーム3に複数のボルト6A(固定部材
6)を配置する。各ボルト6Aは、図8(b)に示すよ
うに、ネジ部6aが嵌合長溝9から突出するように頭部
6bを中空A内に挿入することで配置され、これによっ
て、各ボルト6Aは嵌合長溝9でガイドされながら各メ
インフレーム3の延びる方向に沿って調整移動が可能に
される。
【0017】各メインフレーム3にボルト6Aを配置す
ると、各メイフレーム3に対して連結される各サブフレ
ーム4の連結形状(十字形状、T字形状及びL字形状)
に応じた各種形状の連結部材15〜17を、各メンイン
フレーム3の山部7に嵌め込んで配置する。このとき、
各連結部材15〜17は、図8(c)に示すように、連
結部18の各連結孔18aに各ボルト6Aを貫通させる
と共に、各メインフレーム3とサブフレーム4とを所定
ピッチPにより連結するために、突起部19を各メイン
フレーム3の任意の嵌合穴8に嵌め込んで位置決めす
る。次いで、図8(c)に示すように、各連結部材15
〜17の連結孔18aから突出するボルト6Aにナット
6Bを螺着して締め付けることで、各連結部材15〜1
7を各メインフレーム3の適所に位置決め状態で固定す
る。
ると、各メイフレーム3に対して連結される各サブフレ
ーム4の連結形状(十字形状、T字形状及びL字形状)
に応じた各種形状の連結部材15〜17を、各メンイン
フレーム3の山部7に嵌め込んで配置する。このとき、
各連結部材15〜17は、図8(c)に示すように、連
結部18の各連結孔18aに各ボルト6Aを貫通させる
と共に、各メインフレーム3とサブフレーム4とを所定
ピッチPにより連結するために、突起部19を各メイン
フレーム3の任意の嵌合穴8に嵌め込んで位置決めす
る。次いで、図8(c)に示すように、各連結部材15
〜17の連結孔18aから突出するボルト6Aにナット
6Bを螺着して締め付けることで、各連結部材15〜1
7を各メインフレーム3の適所に位置決め状態で固定す
る。
【0018】続いて、各連結部材15〜17を各メイン
フレーム3の適所に固定すると、複数のサブフレーム4
を、各メインフレーム3の両端であってこれらの間に連
結することで外枠2を形成する(図7参照)。この外枠
2の形成は、図9(a)に示すように、各サブフレーム
4の中空Aに複数のボルト6A(固定部材6)を配置す
る。各ボルト6Aは、図9(b)に示すように、ネジ部
6aが嵌合長溝9から突出するように頭部6bを中空A
内に挿入することで配置され、これによって、各ボルト
6Aは嵌合長溝9でガイドされながら各サブフレーム4
の延びる方向に沿って調整移動が可能にされる。そし
て、各サブフレーム4は、図9(c)に示すように、各
メインフレーム3同士の間で直交するように配置され、
各メインフレーム3の両端に固定された各連結部材1
6,17の下方から連結部18内に山部7を嵌め込むこ
とで、各フレーム3,4同士でT字状に交差する交差部
b、L字状に交差する交差部cを有する外枠2を形成す
る(図7参照)。このとき、各連結部材16,17は、
図9(c)に示すように、各サブフレーム4に配置され
たボルト6Aを各連結孔18aに貫通させ、該連結孔1
8aから突出する各ボルト6Aにナット6Bを螺着して
締め付けることで、各連結部材16,17と共に各フレ
ーム3,4同士を連結固定する。
フレーム3の適所に固定すると、複数のサブフレーム4
を、各メインフレーム3の両端であってこれらの間に連
結することで外枠2を形成する(図7参照)。この外枠
2の形成は、図9(a)に示すように、各サブフレーム
4の中空Aに複数のボルト6A(固定部材6)を配置す
る。各ボルト6Aは、図9(b)に示すように、ネジ部
6aが嵌合長溝9から突出するように頭部6bを中空A
内に挿入することで配置され、これによって、各ボルト
6Aは嵌合長溝9でガイドされながら各サブフレーム4
の延びる方向に沿って調整移動が可能にされる。そし
て、各サブフレーム4は、図9(c)に示すように、各
メインフレーム3同士の間で直交するように配置され、
各メインフレーム3の両端に固定された各連結部材1
6,17の下方から連結部18内に山部7を嵌め込むこ
とで、各フレーム3,4同士でT字状に交差する交差部
b、L字状に交差する交差部cを有する外枠2を形成す
る(図7参照)。このとき、各連結部材16,17は、
図9(c)に示すように、各サブフレーム4に配置され
たボルト6Aを各連結孔18aに貫通させ、該連結孔1
8aから突出する各ボルト6Aにナット6Bを螺着して
締め付けることで、各連結部材16,17と共に各フレ
ーム3,4同士を連結固定する。
【0019】そして、外枠2の形成と同様にして、各メ
インフレーム3の固定された連結部材15(十字状)
に、各サブフレーム4を各メインフレーム3同士の間で
直交するように配置する。各サブフレーム4は、図9
(c)に示すように、各メインフレーム3に亘って固定
された各連結部材15の下方から連結部18内に山部7
を嵌め込むことで、各フレーム3,4同士で十字状に交
差する交差部aを有する格子状の枠組を形成する(図7
参照)。このとき、各連結部材15は、図9(c)に示
すように、各サブフレーム4に配置された各ボルト6A
を連結孔18aから貫通させ、ナット6Bを螺着して締
め付けることで、各連結部材15と共に各フレーム同士
を連結固定する。
インフレーム3の固定された連結部材15(十字状)
に、各サブフレーム4を各メインフレーム3同士の間で
直交するように配置する。各サブフレーム4は、図9
(c)に示すように、各メインフレーム3に亘って固定
された各連結部材15の下方から連結部18内に山部7
を嵌め込むことで、各フレーム3,4同士で十字状に交
差する交差部aを有する格子状の枠組を形成する(図7
参照)。このとき、各連結部材15は、図9(c)に示
すように、各サブフレーム4に配置された各ボルト6A
を連結孔18aから貫通させ、ナット6Bを螺着して締
め付けることで、各連結部材15と共に各フレーム同士
を連結固定する。
【0020】又、クリーンルーム25へのフレーム支持
枠1の施工時に、例えば、フィルタ支持枠1の各サブフ
レーム4相互のピッチPに設計変更があると、各連結部
材15〜17の突起部19を嵌合穴18から抜いて嵌合
長溝9に嵌合し、該嵌合長溝9に沿って各連結部材15
〜17を調整移動させる。この状態で、各連結部材15
〜17をボルト6A・ナット6Bの固定部材6で各メイ
ンフレーム3に締め付け固定すると共に、各サブフレー
ム4を該メインフレーム3の下方から各連結部材15〜
17の転結部18に嵌め込み、ボルト6A・ナット6B
で締め付け固定することで、任意のピッチPに変更す
る。
枠1の施工時に、例えば、フィルタ支持枠1の各サブフ
レーム4相互のピッチPに設計変更があると、各連結部
材15〜17の突起部19を嵌合穴18から抜いて嵌合
長溝9に嵌合し、該嵌合長溝9に沿って各連結部材15
〜17を調整移動させる。この状態で、各連結部材15
〜17をボルト6A・ナット6Bの固定部材6で各メイ
ンフレーム3に締め付け固定すると共に、各サブフレー
ム4を該メインフレーム3の下方から各連結部材15〜
17の転結部18に嵌め込み、ボルト6A・ナット6B
で締め付け固定することで、任意のピッチPに変更す
る。
【0021】これによって、図7に示すような、クリー
ンルーム25の天井を構成し、所定ピッチPを有する格
子状のフレーム支持枠1に組み立てられる。尚、各連結
部材15〜17が固定された各メインクフレーム3に対
するサブフレーム4の連結は、上述のように外枠2を形
成した後に、格子状に形成するこの他に、先ず各メイン
フレーム3とで格子状に連結した後に、外枠2を形成す
るような手順であっても良い。又、フィルタ支持枠1を
構成する各フレーム3,4の本数は、クリーンルーム2
5の天井面積に応じて適宜変更されるものである。
ンルーム25の天井を構成し、所定ピッチPを有する格
子状のフレーム支持枠1に組み立てられる。尚、各連結
部材15〜17が固定された各メインクフレーム3に対
するサブフレーム4の連結は、上述のように外枠2を形
成した後に、格子状に形成するこの他に、先ず各メイン
フレーム3とで格子状に連結した後に、外枠2を形成す
るような手順であっても良い。又、フィルタ支持枠1を
構成する各フレーム3,4の本数は、クリーンルーム2
5の天井面積に応じて適宜変更されるものである。
【0022】そして、フレーム支持枠1は、図10に示
すように、クリーンルーム25への施工時に、各フィル
タ3,4の段部11上に複数の気体フィルタ26を配置
してクリーンルーム25の天井を構成する。フレーム支
持枠1の施工は、図10に示すように、クリーンルーム
25の各壁面25Aと外枠2の各フレーム3,4とをL
字状のブラケット等の連結手段によって連結固定するこ
とで、該フィルタ支持枠1を気体フィルタ26と共にク
リーンルーム25の天井に配置する。尚、天井に配置さ
れた各気体フィルタ26上には、それぞれファン(図示
しない)が設けられており、該ファンによって各気体フ
ィルタを通してクリンルーム25内へ空気を供給してい
る。
すように、クリーンルーム25への施工時に、各フィル
タ3,4の段部11上に複数の気体フィルタ26を配置
してクリーンルーム25の天井を構成する。フレーム支
持枠1の施工は、図10に示すように、クリーンルーム
25の各壁面25Aと外枠2の各フレーム3,4とをL
字状のブラケット等の連結手段によって連結固定するこ
とで、該フィルタ支持枠1を気体フィルタ26と共にク
リーンルーム25の天井に配置する。尚、天井に配置さ
れた各気体フィルタ26上には、それぞれファン(図示
しない)が設けられており、該ファンによって各気体フ
ィルタを通してクリンルーム25内へ空気を供給してい
る。
【0023】このように、本発明のユニット式フィルタ
支持枠1によれば、各メインフレーム3に所定ピッチP
を有して嵌合穴8を複数配置し、各連結部材15〜17
に嵌合穴8と嵌合する突起部19を設けた構造とする
と、格子状を形成するサブフレーム4の位置をメインフ
レーム3の任意の嵌合穴8に移動させて調整し、該任意
の嵌合穴8に各連結部材15〜17の突起部19を嵌め
込んで各フレーム3,4同士を連結できるので、従来の
ように寸法測定治具等を使用して指定ピッチを測定し、
且つボルト、ビス、リベット等で固定するという煩雑な
作業を必要とすることなく、簡単に格子状のフィルタ支
持枠1に組み立てることが可能となる。この結果、クリ
ーンルーム25の天井を構成するための、組立現場での
工事時間が短縮される。
支持枠1によれば、各メインフレーム3に所定ピッチP
を有して嵌合穴8を複数配置し、各連結部材15〜17
に嵌合穴8と嵌合する突起部19を設けた構造とする
と、格子状を形成するサブフレーム4の位置をメインフ
レーム3の任意の嵌合穴8に移動させて調整し、該任意
の嵌合穴8に各連結部材15〜17の突起部19を嵌め
込んで各フレーム3,4同士を連結できるので、従来の
ように寸法測定治具等を使用して指定ピッチを測定し、
且つボルト、ビス、リベット等で固定するという煩雑な
作業を必要とすることなく、簡単に格子状のフィルタ支
持枠1に組み立てることが可能となる。この結果、クリ
ーンルーム25の天井を構成するための、組立現場での
工事時間が短縮される。
【0024】又、各連結部材15〜17は、突起部19
を各フレーム3,4の嵌合穴8に嵌め込むだけで、フレ
ーム3,4に対して位置決めされることから、固定部材
6により各フレーム3,4に固定するに際しても、その
位置が維持されて、フレーム支持枠1の組立時の寸法精
度を向上することができる
を各フレーム3,4の嵌合穴8に嵌め込むだけで、フレ
ーム3,4に対して位置決めされることから、固定部材
6により各フレーム3,4に固定するに際しても、その
位置が維持されて、フレーム支持枠1の組立時の寸法精
度を向上することができる
【0025】更に、各連結部材15〜17の突起部19
を各フレーム3,4の嵌合長溝9内に嵌め込むことで、
任意の位置に移動して各交差部分a〜cで各フレーム
3,4同士を連結することができる。この結果、クリー
ンルーム25の組立現場において、フィルタ支持枠1の
寸法、例えば、サブフレーム4相互のピッチPに変更が
あっても、設計変更等に対応して、後加工する必要な
く、簡単且つ迅速にフィルタ支持枠1を組立てることが
可能となる。
を各フレーム3,4の嵌合長溝9内に嵌め込むことで、
任意の位置に移動して各交差部分a〜cで各フレーム
3,4同士を連結することができる。この結果、クリー
ンルーム25の組立現場において、フィルタ支持枠1の
寸法、例えば、サブフレーム4相互のピッチPに変更が
あっても、設計変更等に対応して、後加工する必要な
く、簡単且つ迅速にフィルタ支持枠1を組立てることが
可能となる。
【0026】又、複数のフィルタ支持枠1によりクリー
ンルーム25の天井を構成する際に、フィルタ支持枠1
の大きさと、クリーンルーム25の天井面積とが一致し
ない端数の部分が発生しても、この端数となるのはクリ
ーンルーム25天井面積のごく僅かで、その部分だけ各
フレーム3,4の長さやピッチを調整して連結すること
で、対応できる。
ンルーム25の天井を構成する際に、フィルタ支持枠1
の大きさと、クリーンルーム25の天井面積とが一致し
ない端数の部分が発生しても、この端数となるのはクリ
ーンルーム25天井面積のごく僅かで、その部分だけ各
フレーム3,4の長さやピッチを調整して連結すること
で、対応できる。
【0027】尚、本発明のクリーンルーム用フィルタ支
持枠1では、各メインフレーム3に複数の嵌合穴8を配
置し、各転結部材15〜17に突起部19を設けた構造
について説明したが、これに限定されるものでなく、各
メインフレーム3に所定ピッチPを持って突起部19を
複数配置し、各連結部材15〜17に該突起部19に嵌
合自在な嵌合穴8を形成したもので良い。この場合、嵌
合長溝9は、各連結部材15〜17の嵌合穴8に直交す
るように設けて、各メインフレーム3の任意の突起部1
9に該嵌合長溝9を嵌合することで、各連結部材15〜
17を各メインフレーム3に沿った任意の位置に配置で
きる。
持枠1では、各メインフレーム3に複数の嵌合穴8を配
置し、各転結部材15〜17に突起部19を設けた構造
について説明したが、これに限定されるものでなく、各
メインフレーム3に所定ピッチPを持って突起部19を
複数配置し、各連結部材15〜17に該突起部19に嵌
合自在な嵌合穴8を形成したもので良い。この場合、嵌
合長溝9は、各連結部材15〜17の嵌合穴8に直交す
るように設けて、各メインフレーム3の任意の突起部1
9に該嵌合長溝9を嵌合することで、各連結部材15〜
17を各メインフレーム3に沿った任意の位置に配置で
きる。
【0028】
【発明の効果】このように本発明によれば、フレームに
所定ピッチにて嵌合穴(突起部)を複数配置し、各フレ
ームを連結する連結部材に突起部(嵌合穴)を設けた構
造を採用すると、フレームの任意位置の嵌合穴(突起
部)に連結部材の突起部(嵌合穴)を嵌合するだけで、
各フレームが交差する部分のフレーム同士を連結できる
ことから、従来のように寸法測定治具等を使用して指定
ピッチを測定するという煩雑な作業を必要とすることな
く、簡単にフィルタ支持枠に組み立てることができる。
この結果、クリーンルームの天井を構成するための、組
立現場での工事時間の短縮を図れる。
所定ピッチにて嵌合穴(突起部)を複数配置し、各フレ
ームを連結する連結部材に突起部(嵌合穴)を設けた構
造を採用すると、フレームの任意位置の嵌合穴(突起
部)に連結部材の突起部(嵌合穴)を嵌合するだけで、
各フレームが交差する部分のフレーム同士を連結できる
ことから、従来のように寸法測定治具等を使用して指定
ピッチを測定するという煩雑な作業を必要とすることな
く、簡単にフィルタ支持枠に組み立てることができる。
この結果、クリーンルームの天井を構成するための、組
立現場での工事時間の短縮を図れる。
【0029】又、連結部材は、突起部と嵌合穴との嵌合
によりフレームに対して位置決めされることから、固定
部材による固定に際しても、その位置が維持されるの
で、フィルタ支持枠の組立時の寸法精度を向上させると
できる。
によりフレームに対して位置決めされることから、固定
部材による固定に際しても、その位置が維持されるの
で、フィルタ支持枠の組立時の寸法精度を向上させると
できる。
【0030】更に、連結部材又はフレームの突起部を、
フレームに沿って延びる嵌合長溝に嵌め込むことで、連
結部材を任意の位置に移動して各交差部分で各フレーム
同士を連結することができる。この結果、設計変更等に
対応して、後加工する必要なく、簡単且つ迅速にフィル
タ支持枠に組立てることができる。
フレームに沿って延びる嵌合長溝に嵌め込むことで、連
結部材を任意の位置に移動して各交差部分で各フレーム
同士を連結することができる。この結果、設計変更等に
対応して、後加工する必要なく、簡単且つ迅速にフィル
タ支持枠に組立てることができる。
【0031】又、複数のフィルタ支持枠によりクリーン
ルームの天井を構成する際に、フィルタ支持枠の大きさ
と、クリーンルームの天井面積とが一致しない端数の部
分が発生しても、この端数となるのはクリーンルーム天
井面積のごく僅かで、その部分だけ各フレームの長さや
ピッチを調整して連結することで、対応できる。
ルームの天井を構成する際に、フィルタ支持枠の大きさ
と、クリーンルームの天井面積とが一致しない端数の部
分が発生しても、この端数となるのはクリーンルーム天
井面積のごく僅かで、その部分だけ各フレームの長さや
ピッチを調整して連結することで、対応できる。
【0032】又、突起部と嵌合穴とを、各フレームが交
差する部分で嵌合するようにフレーム又は連結部材に設
けると、各フレームが交差する形状に合う連結部材を用
意するだけで各フレームを連結して格子状の枠組を形成
でき、連結のための部品を最小限にすることが可能とな
る。
差する部分で嵌合するようにフレーム又は連結部材に設
けると、各フレームが交差する形状に合う連結部材を用
意するだけで各フレームを連結して格子状の枠組を形成
でき、連結のための部品を最小限にすることが可能とな
る。
【図1】本発明のクリーンルーム用フィルタ支持枠を示
す上面図である。
す上面図である。
【図2】クリーンルーム用フィルタ支持枠を構成する枠
フレームとメインフレームの構造を示す斜視図である。
フレームとメインフレームの構造を示す斜視図である。
【図3】クリーンルーム用フィルタ支持枠を構成するサ
ブフレームの構造を示す斜視図である。
ブフレームの構造を示す斜視図である。
【図4】クリーンルーム用フィルタ支持枠の十字状の連
結部材の構成を示す斜視図である。
結部材の構成を示す斜視図である。
【図5】クリーンルーム用フィルタ支持枠のT字状の連
結部材の構成を示す斜視図である。
結部材の構成を示す斜視図である。
【図6】クリーンルーム用フィルタ支持枠のL字状の連
結部材の構成を示す斜視図である。
結部材の構成を示す斜視図である。
【図7】クリーンルーム用フィルタ支持枠でクリーンル
ームの天井を構成した図である。
ームの天井を構成した図である。
【図8】クリーンルーム用フィルタ支持枠の組立手順を
示す図である。
示す図である。
【図9】クリーンルーム用フィルタ支持枠の組立手順を
示す図である。
示す図である。
【図10】クリーンルーム用フィルタ支持枠の連結状態
と気体フィルタの配置状態を示す拡大図である。
と気体フィルタの配置状態を示す拡大図である。
1 クリーンルーム用フィルタ支持枠 2 外枠 3 メインフレーム 4 サブフレーム 6 固定部材 6A ボルト 6B ナット 8 嵌合穴 9 嵌合長溝 15〜17 連結部材 19 突起部 25 クリーンルーム 26 気体フィルタ
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のフレームを連結することで格子状
の枠組にされ、クリーンルームの天井側に配置されるフ
ィルタを支持するクリーンルーム用フィルタ支持枠にお
いて、 前記枠組の各フレームが互いに交差する部分で、これら
交差する各フレーム同士を連結する連結部材と、 前記連結部材を、該連結部材で連結された各フレームに
固定する固定部材とを備え、 前記フレーム又は連結部材の一方に突起部を設け、他方
に該突起部との嵌合で前記連結部材をフレームに位置決
めする嵌合穴を開口し、 前記突起部又は嵌合穴を、所定ピッチにて前記フレーム
に複数配置したことを特徴とするクリーンルーム用フィ
ルタ支持枠。 - 【請求項2】 前記複数の嵌合穴を、前記フレームに所
定ピッチにて配置し、前記突起部を前記連結部材に設け
ると共に、 前記フレームには、前記嵌合穴に交差され、前記連結部
材をフレームに沿った任意位置に配置可能とする嵌合長
溝を設けたことを特徴とする請求項1に記載のクリーン
ルーム用フィルタ支持枠。 - 【請求項3】 前記突起部と嵌合穴とを、前記各フレー
ムが交差する部分で嵌合するように前記フレーム又は連
結部材に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2
に記載のクリーンルーム用フィルタ支持枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32273397A JPH11153335A (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | クリーンルーム用フィルタ支持枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32273397A JPH11153335A (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | クリーンルーム用フィルタ支持枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11153335A true JPH11153335A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18147025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32273397A Pending JPH11153335A (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | クリーンルーム用フィルタ支持枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11153335A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003088718A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-25 | Japan Vilene Co Ltd | フィルタ枠 |
JP2014124536A (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-07 | Japan Vilene Co Ltd | フィルタ枠 |
-
1997
- 1997-11-25 JP JP32273397A patent/JPH11153335A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003088718A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-25 | Japan Vilene Co Ltd | フィルタ枠 |
JP2014124536A (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-07 | Japan Vilene Co Ltd | フィルタ枠 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040716 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060817 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070130 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070529 |