JPH11153099A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JPH11153099A
JPH11153099A JP32162297A JP32162297A JPH11153099A JP H11153099 A JPH11153099 A JP H11153099A JP 32162297 A JP32162297 A JP 32162297A JP 32162297 A JP32162297 A JP 32162297A JP H11153099 A JPH11153099 A JP H11153099A
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JP
Japan
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heat pipe
axial fan
arc
opening
circular arc
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32162297A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Shintani
裕之 新谷
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Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp filed Critical Nidec Copal Corp
Priority to JP32162297A priority Critical patent/JPH11153099A/ja
Publication of JPH11153099A publication Critical patent/JPH11153099A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸流ファンに固定されるヒートシンクを省略
してその分のコストダウンを実現し、かつ作業工程を簡
略にでき、しかも作業工程に順番が生じない冷却装置の
提供。 【解決手段】 ヒートパイプ2の一端を発熱部に設け、
他端を軸流ファン10からの送風により冷却する冷却装
置において、他端を軸流ファンの羽根体13の回転に沿
う円弧形状部2aとするとともに、円弧形状部の開口部
側2bから移動して固定するための保持部を軸流ファン
の送風の下流側に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却装置に係り、
特にパソコン等の電子機器の心臓部となる中央演算素子
乃至半導体の温度上昇分を下げるためにヒートパイプを
用いて離れた場所に熱媒体で移動してから軸流ファンに
より冷却するように構成された冷却装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】軸流ファンは、パソコン等の電子機器の
心臓部となる中央演算素子乃至半導体の冷却用としての
需要が近年ますます高まりつつあり、特に小型軸流ファ
ンはノート型パソコンのような小型偏平に構成しなけら
ばならない電子機器において使用されている。
【0003】このような偏平に構成される電子機器にお
いては、その心臓部となる中央演算素子乃至半導体の温
度上昇分を下げるために軸流ファンを直上に配置できな
いため送風が直に行えない場合がある。このような制約
があるときには、ヒートパイプを用いて離れた場所に温
度上昇分を熱媒体により移動し、軸流ファンにより冷却
するようにしたものが一部実用化されている。
【0004】図5はヒートパイプ102を用いて離れた
場所に温度上昇分を熱媒体により移動し、軸流ファン1
00により冷却するように構成された従来の冷却装置の
動作原理図である。本図において、簡単に説明すると、
ヒートパイプ102の内部には熱媒体である例えば純水
が密閉状態で内蔵されている。
【0005】中央演算素子乃至半導体130には熱伝導
性に優れたヒートシンク120が当接して設けられてい
る。このヒートシンク120はその一端部分102bが
図示のように曲げ加工されて接触面積が多くされた一端
部分102bが、ヒートシンク120に対して当接する
ようにして設けられている。
【0006】一方、ヒートパイプ102の他端部分10
2aも同様に図示のように曲げ加工されており、送風用
の多くの貫通孔111と軸流ファン100に対する取付
け孔112を設けたヒートシンク110に対して当接す
るように設けることで、軸流ファン100の羽根体11
3の回転に伴い発生する風力fが貫通孔111を通過し
てヒートシンク110と他端部分102aとを同時に冷
却するようにして、ヒートパイプ102を伝わってくる
中央演算素子乃至半導体130の温度上昇分を離れた位
置において下げることができるようにしている。
【0007】以上の構成により、任意の位置に軸流ファ
ンを配設できるようにして、電子機器に内蔵される各種
電気電子回路基板の配置の自由度を確保して、特に厚さ
方向に薄くできるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成される冷却装置によれば、少なくとも軸流フ
ァンにより冷却されるヒートシンク110が必要であ
る。また、ヒートパイプ102の他端部分102aをこ
のヒートシンク110に対して隙間無く固定するように
して保持する取付板を介して熱伝導を確実に行う必要が
あるので、このための作業工程が必要となる。さらに軸
流ファンを予めヒートシンク110に固定するので作業
工程に順番ができ、作業工程に制約ができる。
【0009】したがって、本発明の冷却装置は上記の問
題点に鑑みてなされたものであり、任意の位置に軸流フ
ァンを配設して、電子機器に内蔵される各種電気電子回
路基板の配置の自由度を確保するときに、部品数を減ら
してコストダウンを実現でき、かつ作業工程を簡略にで
きる冷却装置の提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明によれば、ヒートパイプ
の一端を発熱部に設け、他端を軸流ファンからの送風に
より冷却する冷却装置において、前記他端を前記軸流フ
ァンの羽根体の回転に沿うようにした円弧形状部とする
とともに、前記円弧形状部の開口部側から移動して固定
するための保持部を前記軸流ファンの送風の下流側に設
けることを特徴としている。
【0011】又、前記軸流ファンの基部により、永久磁
石を有する前記羽根体を回転自在に支持し、かつ前記永
久磁石に対する回転磁界を発生する回転磁界発生部を設
けるとともに、前記羽根体の羽根部からの送風を通過さ
せる円弧開口部を設けて、該円弧開口部に沿うように前
記保持部を形成することで前記ヒートパイプを着脱可能
にすることを特徴としている。
【0012】そして、前記基部を箱状に形成するととも
に、前記円弧形状部の先端部位に対向するように側面開
口部を設けることで、送風を外部に出すことを特徴とし
ている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な実施形態に
ついて、添付の図面を参照して述べる。
【0014】図1は冷却装置の外観斜視図であり、上述
の図5のヒートパイプ2の他端部分102aに該当する
他端部分を破線で図示している。図1から解るように、
ヒートパイプ2の他端部分を、軸流ファン10の羽根体
13の回転に沿う円弧状の円弧形状部2aに曲げ加工す
ることにより、軸流ファン10の羽根体13の回転によ
り発生する矢印方向の送風Fが均等に作用するようにし
て、上記のようにヒートシンクを設けず、直に冷却する
ように構成されている。
【0015】また、図1において送風Fは後述のように
箱状に形成される基部1の側面開口部2を介して送風F
を外部に送風fとして出すように構成されており、冷却
後の温風がこの側面開口部20から外部に出るようにし
て、他への熱の影響がないように配慮している。
【0016】図示のように、この側面開口部20はヒー
トパイプ2の円弧形状部2aの先端部位に対向するよう
に設けることで軸流ファン10の羽根体13の回転によ
り発生する風の流れが無駄なく作用するようにしてい
る。また、スタータへの通電を行うためのリード線5は
図示のように側面開口部2に直交する側面から外部に出
るように構成されており、回転磁界を発生する通電を行
う。
【0017】また、基部1は内部を密閉した箱形状に一
体成形としてもよいし、射出成形金型の制約により基部
1を一体形成できない場合には、図示のような覆板4を
別部材として設けるようにして、箱形状にすることでも
よい。
【0018】図2は、ヒートパイプ2の円弧形状部2a
を二点鎖線図示の基部1に固定する様子を示した外観斜
視図である。本図において、既に説明済みの構成には同
一符号を付して説明を割愛すると、ヒートパイプ2の円
弧形状部2aには開口部2bが形成されており、この開
口部2bを図面の左側に移動して図示の位置に固定す
る。このために基部1には取付部が軸流ファンの送風の
下流側に設けられており、一点鎖線で図示の形状の開口
部1aから取付け後の円弧形状部2aへの送風を行うよ
うに構成されている。
【0019】図3は、図1のA‐A矢視断面図であっ
て、取付部の構成を示している。又、図4は蓋体4を外
して示した平面図である。両図において、軸流ファン1
0の基部1には、永久磁石11を有する羽根体13を回
転自在に支持する軸体17を支持する軸受13が一体形
成されている。また、この基部1には永久磁石11に対
する回転磁界を発生する回転磁界発生部となるコイル1
5を設けた回路基板3が固定されている。
【0020】一方、基部には羽根部13aからの送風を
通過させる円弧開口部1aが約180度分に渡り穿設さ
れており、この円弧開口部1aに沿うように取付フラン
ジ部1fを壁面1bに連続形成することで、ヒートパイ
プ2の円弧形状部2aを挟持可能にして、図2に示した
ようにヒートパイプ2を移動しつつ適宜着脱可能にし
て、作業工程に順番ができないようにしている。
【0021】以上のように冷却装置を構成することで、
ヒートシンクを不要にすることもでき、コストダウンが
可能となる。また、風の吹き出し口となる側面開口部2
を任意に配設できるようにして、電子機器の設計の自由
度を大幅に向上できるようになる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
任意の位置に軸流ファンを配設して、電子機器に内蔵さ
れる各種電気電子回路基板の配置の自由度を確保すると
きに、軸流ファンに固定されるヒートシンクを省略して
その分のコストダウンを実現でき、かつ作業工程を簡略
にでき、しかも作業工程に順番が生じない冷却装置を提
供することができる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】 冷却装置の外観斜視図である。
【図2】 ヒートパイプ2の円弧形状部2aを二点鎖線
図示の基部1に固定する様子を示した外観斜視図であ
る。
【図3】 図1のA‐A矢視断面図である。
【図4】 蓋体4を外して示した平面図である。
【図5】 ヒートパイプを用いた従来の冷却装置の外観
斜視図である。
【符号の説明】
1 基部 1a 円弧開口部 1b 壁面部 1f フランジ部(取付部) 2 ヒートパイプ 2a 円弧形状部 2b 開口部 3 回路基板 4 覆体 5 リード線 13 羽根体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートパイプの一端を発熱部に設け、他
    端を軸流ファンからの送風により冷却する冷却装置にお
    いて、 前記他端を前記軸流ファンの羽根体の回転に沿うように
    して、円弧形状部とするとともに、 前記円弧形状部の開口部側から移動して保持するための
    保持部を前記軸流ファンの送風の下流側に設けることを
    特徴とする冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記軸流ファンの基部により、永久磁石
    を有する前記羽根体を回転自在に支持し、かつ前記永久
    磁石に対する回転磁界を発生する回転磁界発生部を設け
    るとともに、前記羽根体の羽根部からの送風を通過させ
    る円弧開口部を設けて、該円弧開口部に沿うように前記
    保持部を形成することで、前記ヒートパイプを着脱可能
    にすることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記基部を箱状に形成するとともに、前
    記円弧形状部の先端部位に対向するように側面開口部を
    設けることで、送風を外部に出すことを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の冷却装置。
JP32162297A 1997-11-21 1997-11-21 冷却装置 Withdrawn JPH11153099A (ja)

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Effective date: 20050201