JP2000283089A - ファンモータ - Google Patents

ファンモータ

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JP2000283089A
JP2000283089A JP11092819A JP9281999A JP2000283089A JP 2000283089 A JP2000283089 A JP 2000283089A JP 11092819 A JP11092819 A JP 11092819A JP 9281999 A JP9281999 A JP 9281999A JP 2000283089 A JP2000283089 A JP 2000283089A
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/4206Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/4226Fan casings
    • F04D29/424Double entry casings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸気構造を改良して、送風効率や送風性能お
よび冷却性能を向上させる。 【解決手段】 駆動部11に対向する外郭部材7のそれぞ
れの面に、任意の径を有する吸気孔13,15を設ける。外
郭部材7の二面から空気を十分に取り入れることで、送
風効率が大幅に向上する。また、外郭部材7の上面で吸
気経路が十分確保できなくても、別の吸気孔15によりわ
ずかな隙間からでも吸気が可能になり、冷却性能が向上
する。外郭部材7の吸気孔13,15から取り込んだ空気
は、ケーシング1やカバー12の壁面に当たることなく、
ファン5の排気方向に向けてスムースに送り出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸気構造を改良し
た偏平型のファンモータに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、例えばノート型
パソコンなどの薄型電子機器の筐体内に搭載されるマイ
クロプロセッサユニット(以下、MPUと称する)は、
消費電力が大きく発熱量も大きいため、MPUを冷却す
るためのファンモータが必要不可欠なものとなってい
る。しかし、こうした薄型電子機器に設けられるファン
モータは、製品の特徴上高さすなわち厚さ方向の制限が
要因で、様々な問題を有していた。
【0003】具体的には、薄型電子機器の筐体とファン
モータの外郭を構成するケーシングとの間の吸気スペー
スが少なく、ケーシング内に十分な空気を吸込めないた
めに、送風効率が極端に悪かった。また、吸気面と排気
面が90°すなわち直交している上に、ケーシング内に
取り入れた空気がケーシングの壁面に当たっており、送
風経路が理想とかけ離れていて騒音性能が悪い。さら
に、薄型電子機器への実装時において、吸気経路がファ
ンモータによっておのずと決められてしまい、機器内全
体の冷却性能が悪化していた。
【0004】本発明は、上記問題を解決しようとするも
ので、吸気構造を改良して、送風効率や送風性能および
冷却性能を向上させることができ、かつ熱伝導性に優れ
たファンモータを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のファ
ンモータは、前記目的を達成するために、吸排気するフ
ァンと、前記ファンを駆動する駆動部と、前記ファンお
よび前記駆動部を収容する外郭部材とを備え、前記駆動
部に対向する前記外郭部材のそれぞれの面に、任意の径
を有する吸気孔を具備したものである。
【0006】吸気孔は駆動部に対向する外郭部材の一側
面のみならず、他側面にも任意の径を有して形成される
ため、外郭部材の二面から空気を十分に取り入れること
ができ、送風効率がそれまでのものよりも大幅に向上す
る。また、例えばファンモータを電子機器の筐体内に実
装する際に、外郭部材の一側面で吸気経路が十分確保で
きない場合でも、外郭部材の他側面に別の吸気孔を設け
ることで、わずかな隙間からでも吸気が可能になり、冷
却性能が向上する。さらに、ファンの吸気方向と排気方
向が外郭部材内で直交していても、外郭部材の一方の吸
気孔から取り込んだ空気は、外郭部材の壁面に当たるこ
となく、外郭部材の他方の吸気孔から取り込まれた空気
とともに、ファンの排気方向に向けてスムースに送り出
される。したがって、従来のファンモータのように、吸
気孔から取り込んだ空気が外郭部材の壁面にぶつかって
圧損になることがなく、騒音性能の悪化を改善できる。
【0007】本発明の請求項2のファンモータは、請求
項1の構成に加えて、前記ファンの排気方向に放熱器を
具備したものである。
【0008】例えばMPUなどの発熱源の熱が、この発
熱源と熱的に接続した放熱器に達すると、外郭部材の二
面から効率よく取り入れられた空気が、ファンの排気方
向において放熱器の熱を速やかに奪い、発熱源の温度上
昇を効果的に抑制する。このように、ファンの排気方向
に放熱器を設けることで、放熱器と熱的に接続する発熱
源などの冷却効果を高めることが可能になる。
【0009】本発明の請求項3のファンモータは、請求
項1または2の構成に加えて、吸気孔が各々異なる径に
形成されるものである。
【0010】例えば、外郭部材の他側面の近傍に発熱体
が存在する場合、この外郭部材の他側面の吸気孔を、外
郭部材の一側面の吸気孔よりも大きな径にする。する
と、外郭部材の他側面周辺にある比較的温度の高い空気
が、外郭部材の一側面周辺にある空気よりも多く取り込
まれ、発熱体の冷却効果が向上する。逆に、外郭部材の
一側面の吸気孔を、外郭部材の他側面の吸気孔よりも大
きな径にすると、外郭部材の一側面周辺にある比較的温
度の低い空気が多く取り込まれるので、ファンの排気方
向に放熱器を設けた場合には、これと熱的に接続する発
熱源の冷却効果を高めることができる。したがって、吸
気孔の径をファンモータの周囲構造に応じて各々異なる
ように調整すれば、最も好ましい状態で冷却効果を高め
ることが可能になる。
【0011】本発明の請求項4のファンモータは、請求
項1〜3のいずれか一つの構成に加えて、前記外郭部材
が熱伝導に優れた材料で形成されるものである。
【0012】外郭部材に例えば発熱源などを熱的に接続
すれば、発熱源からの熱は速やかに外郭部材に伝達し
て、吸気孔から取り込んだ空気により効果的に放散する
ことができる。
【0013】
【発明の実施形態】以下、本発明におけるファンモータ
の各実施例について、添付図面を参照しながら説明す
る。図1〜図3は本発明の第1実施例を示すもので、フ
ァンモータの基本構成を図1および図2に基づき説明す
ると、1は偏平型のケーシングで、このケーシング1は
例えばアルミニウム,銅,マグネシウム,銀などの熱伝
導性の高い材料により、外形がほぼ箱型をなすととも
に、上面から一側面にかけて開口した偏平形状を有して
いる。ケーシング1の内部には、複数のファンブレード
3をカップ状のロータ部4の外周側面に一体形成したフ
ァン5が設けられる。このファン5は、ケーシング1の
下面より上方向に突出した軸受チューブ6に、図示しな
い軸受を介して軸支される。つまり、この軸受チューブ
6がファン5の回転中心となっている。そして、前記ケ
ーシング1が後述するカバー12とともに、ファンモータ
2の外郭部材7を構成している。
【0014】11は、前記軸受チューブ6に取付け固定さ
れた駆動部である。この駆動部11は、ロータ部4の内周
面に沿って設けたマグネット(図示せず)に臨んで、固
定子であるステータ(図示せず)を備えて構成され、こ
のステータの巻線部に所定のタイミングで駆動電流を与
えることにより、ステータとマグネットとの間で吸引力
および反発力が生じ、ファン5が軸受チューブ6を中心
としてケーシング1の内部で回転するようになってい
る。また、12はファンブレード3の上面略全体を覆うよ
うにして、ケーシング1の上面開口に固定された平板状
のカバーである。このカバー12は、ケーシング1ととも
にファンモータ2の外郭部材を成すものであり、ケーシ
ング1の上面側よりケーシング1内に空気を取り入れる
ための吸気孔13が、任意の径を有して形成される。ケー
シング1の一側には、このケーシング1とカバー12とに
より囲まれた排気孔14が形成される。ケーシング1の下
面側には、ここから空気を取り入れるための吸気孔15
が、任意の径を有して形成される。このように、ケーシ
ング1内に設けたファン5や駆動部11に対向するケーシ
ング1の上面と下面に、各々吸気孔13,15を備えた構成
になっている。
【0015】図3は、図1および図2のファンモータ2
の応用例を示す実装状態を表わした断面図である。ここ
では、ファンモータ2の全体が排気孔14に向けて横長矩
形状に形成されるとともに、ファン5から排気方向の排
気孔14に至る排気通路16の途中には、複数の放熱フィン
17Aを備えたヒートシンク17が設けられる。この放熱器
に相当するヒートシンク17は、ケーシング1と一体的に
形成されているが、ケーシング1との一体形成が困難な
場合には、熱伝導性に優れた別部材によりヒートシンク
17を形成してもよい。ケーシング1の下面には、ヒート
シンク17の下側に位置して、凸状をなす熱接続部18が形
成される。なお、その他のファンモータ2の構成は、図
1および図2と同一である。
【0016】本実施例におけるファンモータ2は、発熱
源であるMPU21や、他の発熱体である電子部品22をプ
リント基板23の上面すなわち部品実装面に装着したノー
ト型パソコンの筐体24内に配設される。具体的には、プ
リント基板23は筐体24の底面24Aに近接して配置され、
このプリント基板23の部品実装面と筐体24のキーボード
(図示せず)側の上面24Bとの間に、前記偏平型のファ
ンモータ2が収納される。また、MPU21の上部と熱接
続部18との間には、サーマルシートやグリスなどの熱伝
達部材25が介在して密着しており、この熱伝達部材25に
よりMPU21とヒートシンク17とを熱的に接続する構成
となっている。そして、ファンモータ2の排気孔14に臨
んで、筐体24の側面24Cには、ファンモータ2から排出
される空気を筐体24の外部に送り出す開口(図示せず)
が形成される。
【0017】次に、上記構成についてその作用を説明す
る。なお、図1〜図3において、参照符号を伏していな
い矢印は、風の流れを示す。図示しないノート型パソコ
ンのメインスイッチを投入すると、MPU21および電子
部品22は通電状態となり、ファンモータ2を構成するフ
ァン5も駆動部11により駆動して、軸受チューブ6を中
心にケーシング1の内部で回転を開始する。すると、M
PU21からの熱が熱伝達部材25を経由してヒートシンク
17に伝達されるとともに、電子部品22からの熱が主に外
郭部材7の下面側空間26に放散し、この外郭部材7の下
面側空間26の空気温度が、外郭部材7の上面側空間27の
空気温度よりも高くなる。
【0018】ファン5が回転すると、外郭部材7の上面
側空間27にある比較的温度の低い空気が吸気孔13からフ
ァンモータ2の内部に取り込まれる。これとともに、外
郭部材7の下面側空間26にある比較的温度の高い空気
は、別の吸気孔15からファンモータ2の内部に取り込ま
れる。吸気孔13,15はファン5や駆動部11を挟んで相対
する位置に設けられているため、吸気孔13から取り込ん
だ空気はケーシング1の下側壁面に当たることなく、ま
た吸気孔15から取り込んだ空気はケーシング1の上側部
材であるカバー12の壁面に当たることなく、吸気孔13,
15と直交する方向に開口する排気通路16から排気孔14に
スムースに送り出される。また、ケーシング1内の空気
が排気通路16を通過する途中で、ヒートシンク17を構成
する放熱フィン17Aに当たり、MPU21から放熱フィン
17Aに伝達した熱を効率よく奪う。そして、排出孔14に
達した空気は、筐体24の側面24Cに形成した開口より筐
体24の外部に排出される。
【0019】吸気孔13,15の形状すなわち孔径は、外郭
部材7の上面側空間27にある比較的温度の低い空気と、
外郭部材7の下面側空間26にある比較的温度の高い空気
を、ファンモータ2の内部にどれ位の割合で取り込むか
で、任意に変えることができる。すなわち、各吸気孔1
3,15の孔径は、ファンモータ2の周囲構造に応じて適
宜異なる大きさにすればよい。吸気孔13の孔径を吸気孔
15の孔径よりも大きくすれば、外郭部材7の上面側空間
27にある比較的温度の低い空気が多く取り込まれること
になり、この場合は、ファン5から排出される空気の温
度も下がって、MPU21の冷却には好ましいものとな
る。逆に、吸気孔15の孔径を吸気孔13の孔径よりも大き
くすると、今度は外郭部材7の下面側空間26にある電子
部品22から放散した比較的温度の高い空気が多く取り込
まれ、この場合はむしろ電子部品22の冷却に好ましいも
のとなる。
【0020】以上のように、本実施例では、吸排気する
ファン5と、このファン5を駆動する駆動部11と、ファ
ン5および駆動部11を収容する外郭部材7(ケーシング
1とカバー12)とを備え、駆動部11に対向する外郭部材
7のそれぞれの面に、任意の径を有する吸気孔13,15を
具備している。
【0021】吸気孔13,15は駆動部11に対向する外郭部
材7の一側面である上面のみならず、外郭部材7の他側
面である下面にも任意の径を有して形成されるため、外
郭部材7の二面から空気を十分に取り入れることがで
き、送風効率がそれまでのものよりも大幅に向上する。
また、例えばファンモータ2を電子機器の筐体24内に実
装する際に、外郭部材7の上面で吸気経路が十分確保で
きない場合でも、外郭部材7の下面に別の吸気孔15を設
けることで、わずかな隙間からでも吸気が可能になり、
冷却性能が向上する。さらに、ファン5の吸気方向と排
気方向が外郭部材7内で直交していても、外郭部材7の
一方の吸気孔13または吸気孔15から取り込んだ空気は、
ケーシング1やカバー12の壁面に当たることなく、外郭
部材7の他方の吸気孔15または吸気孔13から取り込んだ
空気とともに、ファン5の排気方向に向けてスムースに
送り出される。したがって、従来のファンモータのよう
に、吸気孔から取り込んだ空気がケーシングの壁面にぶ
つかって圧損になることがなく、騒音性能の悪化を改善
できる。
【0022】また、本実施例ではこのような構成に加え
て、ファン5の排気方向に放熱器であるヒートシンク17
を具備している。
【0023】例えばMPU21などの発熱源の熱が、この
MPU21と熱的に接続したヒートシンク17に達すると、
外郭部材7の二面から効率よく取り入れられた空気が、
ファン5の排気方向においてヒートシンク17の熱を速や
かに奪い、MPU21の温度上昇を効果的に抑制する。こ
のように、ファン5の排気方向にヒートシンク17を設け
ることで、ヒートシンク17と熱的に接続するMPU21な
どの冷却効果を高めることが可能になる。
【0024】また、本実施例ではこのような構成に加え
て、吸気孔13,15が各々異なる径に形成されている。
【0025】例えば、外郭部材7の下面近傍に発熱体で
ある電子部品22が存在する場合、この外郭部材7の下面
の吸気孔15を、外郭部材7の上面の吸気孔13よりも大き
な径にする。すると、外郭部材7の下面周辺にある比較
的温度の高い空気が、外郭部材7の上面周辺にある空気
よりも多く取り込まれ、電子部品22の冷却効果が向上す
る。逆に、外郭部材7の上面の吸気孔13を、外郭部材7
の下面の吸気孔15よりも大きな径にすると、外郭部材7
の上面周辺にある比較的温度の低い空気が多く取り込ま
れるので、ファン5の排気方向にヒートシンク17を設け
た場合には、これと熱的に接続するMPU21の冷却効果
を高めることができる。したがって、吸気孔13,15の径
をファンモータ2の周囲構造に応じて各々異なるように
調整すれば、最も好ましい状態で冷却効果を高めること
が可能になる。
【0026】さらに、本実施例では、外郭部材7を構成
するケーシング1が熱伝導に優れた材料で形成される。
これにより、ケーシング1に例えばMPU21などを熱的
に接続すれば、MPU21からの熱は速やかにケーシング
1に伝達して、吸気孔13,15から取り込んだ空気により
効果的に放散することができる。
【0027】次に、本発明の第2実施例を図4および図
5に基づき説明する。なお、これらの各図において,第
1実施例と同一部分には同一符号を付し、その共通する
詳細な説明は重複するため省略する。
【0028】本実施例では、放熱器であるヒートシンク
17の放熱フィン17Aを、排気通路16を流れる空気の方向
に沿って複数立設している。これにより、ファン5から
排出される空気の流れは、放熱フィン17Aによりさほど
邪魔されることなくスムースに流れ、放熱フィン17Aに
達したMPU21からの熱を効率よく奪うことが可能にな
る。なお、その他の構成およびそれに伴なう作用効果
は、第1実施例で説明した通りである。
【0029】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、本
実施例のファンモータ2は偏平型なので、ノート型パソ
コン以外の各種薄型電子機器内の放熱および冷却用に実
装できる。また、排気孔14はファンモータ2の一方向だ
けでなく、複数方向に形成してよい。
【0030】
【発明の効果】本発明の請求項1のファンモータは、吸
排気するファンと、前記ファンを駆動する駆動部と、前
記ファンおよび前記駆動部を収容する外郭部材とを備
え、前記駆動部に対向する前記外郭部材のそれぞれの面
に、任意の径を有する吸気孔を具備したものであり、吸
気構造を改良して、送風効率や送風性能および冷却性能
を向上させることのできるファンモータを提供できる。
【0031】本発明の請求項2のファンモータは、前記
請求項1の構成に加えて、前記ファンの排気方向に放熱
器を具備したものであり、この場合はさらに、放熱器と
熱的に接続する発熱源などの冷却効果を高めることが可
能になる。
【0032】本発明の請求項3のファンモータは、前記
請求項1または請求項2の構成に加えて、吸気孔が各々
異なる径に形成されるものであり、この場合はさらに、
最も好ましい状態で冷却効果を高めることが可能にな
る。
【0033】本発明の請求項4のファンモータは、請求
項1〜3のいずれか一つの構成に加えて、前記外郭部材
が熱伝導に優れた材料で形成されるものであり、この場
合はさらに、外郭部材を利用して熱を効果的に放散させ
ることができ、熱伝導性に優れたファンモータを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すファンモータの基本
構成を表わした断面図である。
【図2】同上ファンモータの基本構成を表わした斜視図
である。
【図3】同上第1実施例の応用例を示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示すファンモータの断面
図である。
【図5】同上ファンモータの斜視図である。
【符号の説明】
5 ファン 7 外郭部材 11 駆動部 13,15 吸気孔 17 ヒートシンク(放熱器)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月27日(2000.6.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ファンモータ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノート型パソコン
などの薄型電子機器に設けられる吸気構造を改良した偏
平型のファンモータに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、例えばノート型
パソコンなどの薄型電子機器の筐体内に搭載されるマイ
クロプロセッサユニット(以下、MPUと称する)は、
消費電力が大きく発熱量も大きいため、MPUを冷却す
るためのファンモータが必要不可欠なものとなってい
る。しかし、こうした薄型電子機器に設けられるファン
モータは、製品の特徴上高さすなわち厚さ方向の制限が
要因で、様々な問題を有していた。
【0003】具体的には、薄型電子機器の筐体とファン
モータの外郭を構成するケーシングとの間の吸気スペー
スが少なく、ケーシング内に十分な空気を吸込めないた
めに、送風効率が極端に悪かった。また、吸気面と排気
面が90°すなわち直交している上に、ケーシング内に
取り入れた空気がケーシングの壁面に当たっており、送
風経路が理想とかけ離れていて騒音性能が悪い。さら
に、薄型電子機器への実装時において、吸気経路がファ
ンモータによっておのずと決められてしまい、機器内全
体の冷却性能が悪化していた。
【0004】本発明は、上記問題を解決しようとするも
ので、吸気構造を改良して、送風効率や送風性能および
冷却性能を向上させることができ、かつ熱伝導性に優れ
たファンモータを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のファ
ンモータは、前記目的を達成するために、ノート型パソ
コンなどの薄型電子機器に設けられるファンモータにお
いて、吸気方向と排気方向とが直交するように吸排気す
るファンと、前記ファンを駆動する駆動部と、前記ファ
ンおよび前記駆動部を収容するとともに前記薄型電子機
器の筐体内に隙間を保持して実装される外郭部材とを備
え、前記外郭部材の少なくとも一つは、熱伝導に優れた
材料で形成され、前記駆動部に対向する前記外郭部材の
それぞれの面に、任意の径を有する吸気孔を具備したも
のである。
【0006】吸気孔は駆動部に対向する外郭部材の一側
面のみならず、他側面にも任意の径を有して形成される
ため、外郭部材の二面から空気を十分に取り入れること
ができ、送風効率がそれまでのものよりも大幅に向上す
る。また、ファンモータをノート型パソコンなどの薄型
電子機器の筐体内に実装する際に、外郭部材の一側面で
吸気経路が十分確保できない場合でも、外郭部材の他側
面に別の吸気孔を設けることで、わずかな隙間からでも
吸気が可能になり、冷却性能が向上する。さらに、ファ
ンの吸気方向と排気方向が外郭部材内で直交している
が、外郭部材の一方の吸気孔から取り込んだ空気は、外
郭部材の壁面に当たることなく、外郭部材の他方の吸気
孔から取り込まれた空気とともに、ファンの排気方向に
向けてスムースに送り出される。したがって、従来のフ
ァンモータのように、吸気孔から取り込んだ空気が外郭
部材の壁面にぶつかって圧損になることがなく、騒音性
能の悪化を改善できる。しかも、前記外郭部材が熱伝導
に優れた材料で形成されているので、外郭部材に例えば
発熱源などを熱的に接続すれば、発熱源からの熱は速や
かに外郭部材に伝達して、吸気孔から取り込んだ空気に
より効果的に放散することができる。
【0007】
【発明の実施形態】以下、本発明におけるファンモータ
の各実施例について、添付図面を参照しながら説明す
る。図1〜図3は本発明の第1実施例を示すもので、フ
ァンモータの基本構成を図1および図2に基づき説明す
ると、1は偏平型のケーシングで、このケーシング1は
例えばアルミニウム,銅,マグネシウム,銀などの熱伝
導性の高い材料により、外形がほぼ箱型をなすととも
に、上面から一側面にかけて開口した偏平形状を有して
いる。ケーシング1の内部には、複数のファンブレード
3をカップ状のロータ部4の外周側面に一体形成したフ
ァン5が設けられる。このファン5は、ケーシング1の
下面より上方向に突出した軸受チューブ6に、図示しな
い軸受を介して軸支される。つまり、この軸受チューブ
6がファン5の回転中心となっている。そして、前記ケ
ーシング1が後述するカバー12とともに、ファンモータ
2の外郭部材7を構成している。
【0008】11は、前記軸受チューブ6に取付け固定さ
れた駆動部である。この駆動部11は、ロータ部4の内周
面に沿って設けたマグネット(図示せず)に臨んで、固
定子であるステータ(図示せず)を備えて構成され、こ
のステータの巻線部に所定のタイミングで駆動電流を与
えることにより、ステータとマグネットとの間で吸引力
および反発力が生じ、ファン5が軸受チューブ6を中心
としてケーシング1の内部で回転するようになってい
る。また、12はファンブレード3の上面略全体を覆うよ
うにして、ケーシング1の上面開口に固定された平板状
のカバーである。このカバー12は、ケーシング1ととも
にファンモータ2の外郭部材を成すものであり、ケーシ
ング1の上面側よりケーシング1内に空気を取り入れる
ための吸気孔13が、任意の径を有して形成される。ケー
シング1の一側には、このケーシング1とカバー12とに
より囲まれた排気孔14が形成される。ケーシング1の下
面側には、ここから空気を取り入れるための吸気孔15
が、任意の径を有して形成される。このように、ケーシ
ング1内に設けたファン5や駆動部11に対向するケーシ
ング1の上面と下面に、各々吸気孔13,15を備えた構成
になっている。
【0009】図3は、図1および図2のファンモータ2
の応用例を示す実装状態を表わした断面図である。ここ
では、ファンモータ2の全体が排気孔14に向けて横長矩
形状に形成されるとともに、ファン5から排気方向の排
気孔14に至る排気通路16の途中には、複数の放熱フィン
17Aを備えたヒートシンク17が設けられる。この放熱器
に相当するヒートシンク17は、ケーシング1と一体的に
形成されているが、ケーシング1との一体形成が困難な
場合には、熱伝導性に優れた別部材によりヒートシンク
17を形成してもよい。ケーシング1の下面には、ヒート
シンク17の下側に位置して、凸状をなす熱接続部18が形
成される。なお、その他のファンモータ2の構成は、図
1および図2と同一である。
【0010】本実施例におけるファンモータ2は、発熱
源であるMPU21や、他の発熱体である電子部品22をプ
リント基板23の上面すなわち部品実装面に装着したノー
ト型パソコンの筐体24内に配設される。具体的には、プ
リント基板23は筐体24の底面24Aに近接して配置され、
このプリント基板23の部品実装面と筐体24のキーボード
(図示せず)側の上面24Bとの間に、前記偏平型のファ
ンモータ2が収納される。また、MPU21の上部と熱接
続部18との間には、サーマルシートやグリスなどの熱伝
達部材25が介在して密着しており、この熱伝達部材25に
よりMPU21とヒートシンク17とを熱的に接続する構成
となっている。そして、ファンモータ2の排気孔14に臨
んで、筐体24の側面24Cには、ファンモータ2から排出
される空気を筐体24の外部に送り出す開口(図示せず)
が形成される。
【0011】次に、上記構成についてその作用を説明す
る。なお、図1〜図3において、参照符号を付していな
い矢印は、風の流れを示す。図示しないノート型パソコ
ンのメインスイッチを投入すると、MPU21および電子
部品22は通電状態となり、ファンモータ2を構成するフ
ァン5も駆動部11により駆動して、軸受チューブ6を中
心にケーシング1の内部で回転を開始する。すると、M
PU21からの熱が熱伝達部材25を経由してヒートシンク
17に伝達されるとともに、電子部品22からの熱が主に外
郭部材7の下面側空間26に放散し、この外郭部材7の下
面側空間26の空気温度が、外郭部材7の上面側空間27の
空気温度よりも高くなる。
【0012】ファン5が回転すると、外郭部材7の上面
側空間27にある比較的温度の低い空気が吸気孔13からフ
ァンモータ2の内部に取り込まれる。これとともに、外
郭部材7の下面側空間26にある比較的温度の高い空気
は、別の吸気孔15からファンモータ2の内部に取り込ま
れる。吸気孔13,15はファン5や駆動部11を挟んで相対
する位置に設けられているため、吸気孔13から取り込ん
だ空気はケーシング1の下側壁面に当たることなく、ま
た吸気孔15から取り込んだ空気はケーシング1の上側部
材であるカバー12の壁面に当たることなく、吸気孔13,
15と直交する方向に開口する排気通路16から排気孔14に
スムースに送り出される。また、ケーシング1内の空気
が排気通路16を通過する途中で、ヒートシンク17を構成
する放熱フィン17Aに当たり、MPU21から放熱フィン
17Aに伝達した熱を効率よく奪う。そして、排出孔14に
達した空気は、筐体24の側面24Cに形成した開口より筐
体24の外部に排出される。
【0013】吸気孔13,15の形状すなわち孔径は、外郭
部材7の上面側空間27にある比較的温度の低い空気と、
外郭部材7の下面側空間26にある比較的温度の高い空気
を、ファンモータ2の内部にどれ位の割合で取り込むか
で、任意に変えることができる。すなわち、各吸気孔1
3,15の孔径は、ファンモータ2の周囲構造に応じて適
宜異なる大きさにすればよい。吸気孔13の孔径を吸気孔
15の孔径よりも大きくすれば、外郭部材7の上面側空間
27にある比較的温度の低い空気が多く取り込まれること
になり、この場合は、ファン5から排出される空気の温
度も下がって、MPU21の冷却には好ましいものとな
る。逆に、吸気孔15の孔径を吸気孔13の孔径よりも大き
くすると、今度は外郭部材7の下面側空間26にある電子
部品22から放散した比較的温度の高い空気が多く取り込
まれ、この場合はむしろ電子部品22の冷却に好ましいも
のとなる。
【0014】以上のように、本実施例では、吸排気する
ファン5と、このファン5を駆動する駆動部11と、ファ
ン5および駆動部11を収容する外郭部材7(ケーシング
1とカバー12)とを備え、駆動部11に対向する外郭部材
7のそれぞれの面に、任意の径を有する吸気孔13,15を
具備している。
【0015】吸気孔13,15は駆動部11に対向する外郭部
材7の一側面である上面のみならず、外郭部材7の他側
面である下面にも任意の径を有して形成されるため、外
郭部材7の二面から空気を十分に取り入れることがで
き、送風効率がそれまでのものよりも大幅に向上する。
また、ファンモータ2を電子機器の筐体24内に実装する
際に、外郭部材7の上面で吸気経路が十分確保できない
場合でも、外郭部材7の下面に別の吸気孔15を設けるこ
とで、わずかな隙間からでも吸気が可能になり、冷却性
能が向上する。さらに、ファン5の吸気方向と排気方向
が外郭部材7内で直交しているが、外郭部材7の一方の
吸気孔13または吸気孔15から取り込んだ空気は、ケーシ
ング1やカバー12の壁面に当たることなく、外郭部材7
の他方の吸気孔15または吸気孔13から取り込んだ空気と
ともに、ファン5の排気方向に向けてスムースに送り出
される。したがって、従来のファンモータのように、吸
気孔から取り込んだ空気がケーシングの壁面にぶつかっ
て圧損になることがなく、騒音性能の悪化を改善でき
る。
【0016】また、本実施例ではこのような構成に加え
て、ファン5の排気方向に放熱器であるヒートシンク17
を具備している。
【0017】例えばMPU21などの発熱源の熱が、この
MPU21と熱的に接続したヒートシンク17に達すると、
外郭部材7の二面から効率よく取り入れられた空気が、
ファン5の排気方向においてヒートシンク17の熱を速や
かに奪い、MPU21の温度上昇を効果的に抑制する。こ
のように、ファン5の排気方向にヒートシンク17を設け
ることで、ヒートシンク17と熱的に接続するMPU21な
どの冷却効果を高めることが可能になる。
【0018】また、本実施例ではこのような構成に加え
て、吸気孔13,15が各々異なる径に形成されている。
【0019】例えば、外郭部材7の下面近傍に発熱体で
ある電子部品22が存在する場合、この外郭部材7の下面
の吸気孔15を、外郭部材7の上面の吸気孔13よりも大き
な径にする。すると、外郭部材7の下面周辺にある比較
的温度の高い空気が、外郭部材7の上面周辺にある空気
よりも多く取り込まれ、電子部品22の冷却効果が向上す
る。逆に、外郭部材7の上面の吸気孔13を、外郭部材7
の下面の吸気孔15よりも大きな径にすると、外郭部材7
の上面周辺にある比較的温度の低い空気が多く取り込ま
れるので、ファン5の排気方向にヒートシンク17を設け
た場合には、これと熱的に接続するMPU21の冷却効果
を高めることができる。したがって、吸気孔13,15の径
をファンモータ2の周囲構造に応じて各々異なるように
調整すれば、最も好ましい状態で冷却効果を高めること
が可能になる。
【0020】さらに、本実施例では、外郭部材7を構成
するケーシング1が熱伝導に優れた材料で形成される。
これにより、ケーシング1に例えばMPU21などを熱的
に接続すれば、MPU21からの熱は速やかにケーシング
1に伝達して、吸気孔13,15から取り込んだ空気により
効果的に放散することができる。
【0021】次に、本発明の第2実施例を図4および図
5に基づき説明する。なお、これらの各図において,第
1実施例と同一部分には同一符号を付し、その共通する
詳細な説明は重複するため省略する。
【0022】本実施例では、放熱器であるヒートシンク
17の放熱フィン17Aを、排気通路16を流れる空気の方向
に沿って複数立設している。これにより、ファン5から
排出される空気の流れは、放熱フィン17Aによりさほど
邪魔されることなくスムースに流れ、放熱フィン17Aに
達したMPU21からの熱を効率よく奪うことが可能にな
る。なお、その他の構成およびそれに伴なう作用効果
は、第1実施例で説明した通りである。
【0023】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、本
実施例のファンモータ2は偏平型なので、ノート型パソ
コン以外の各種薄型電子機器内の放熱および冷却用に実
装できる。また、排気孔14はファンモータ2の一方向だ
けでなく、複数方向に形成してよい。
【0024】
【発明の効果】本発明の請求項1のファンモータは、ノ
ート型パソコンなどの薄型電子機器にあって、吸気構造
を改良するとともに、熱を効果的に放散させて、送風効
率や送風性能および冷却性能を向上させることができ、
かつ熱伝導性に優れたファンモータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すファンモータの基本
構成を表わした断面図である。
【図2】同上ファンモータの基本構成を表わした斜視図
である。
【図3】同上第1実施例の応用例を示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示すファンモータの断面
図である。
【図5】同上ファンモータの斜視図である。
【符号の説明】 2 ファンモータ 5 ファン 7 外郭部材 11 駆動部 13,15 吸気孔 24 筐体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸排気するファンと、前記ファンを駆動
    する駆動部と、前記ファンおよび前記駆動部を収容する
    外郭部材とを備え、前記駆動部に対向する前記外郭部材
    のそれぞれの面に、任意の径を有する吸気孔を具備した
    ことを特徴とするファンモータ。
  2. 【請求項2】 前記ファンの排気方向に放熱器を具備し
    たことを特徴とする請求項1記載のファンモータ。
  3. 【請求項3】 前記吸気孔が各々異なる径に形成される
    ことを特徴とする請求項1または2記載のファンモー
    タ。
  4. 【請求項4】 前記外郭部材が熱伝導に優れた材料で形
    成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つ
    に記載のファンモータ。
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