JPH1115275A - 現像駆動装置 - Google Patents

現像駆動装置

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JPH1115275A
JPH1115275A JP9169828A JP16982897A JPH1115275A JP H1115275 A JPH1115275 A JP H1115275A JP 9169828 A JP9169828 A JP 9169828A JP 16982897 A JP16982897 A JP 16982897A JP H1115275 A JPH1115275 A JP H1115275A
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JP
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developing
pulley
drive
belt
developing devices
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JP9169828A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Mizoguchi
義浩 溝口
Tetsuya Adachi
哲也 足立
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動ムラやジッタがなく高画質な画像が得ら
れる現像駆動装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 現像状態と非現像状態で離接可能に潜像
担持体の周囲に配置された複数の現像装置のそれぞれに
動力を伝える動力伝達部を有する現像駆動装置であっ
て、動力伝達部は、固定された駆動プーリー54と移動
可能な張力プーリー55と複数の現像装置7B、7Y、
7M、7Cのそれぞれとスプライン継手を介して結合す
る継手プーリー56とから成り、複数の現像装置7B、
7Y、7M、7Cのそれぞれの移動に連動して現像モー
タ38からタイミングベルト57を介して動力を伝え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子複写機、レー
ザビームプリンタ、ファクシミリ等のカラー電子写真装
置の現像駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー電子写真装置は、異なる複
数色のトナー像を、複数色に対応する複数の現像装置か
ら成る現像部により、ベルト状の感光体に順次現像し、
その感光体上のトナー像を中間転写体に合成した後、用
紙に一括転写する構成が採用されてきている。従来、こ
の種のカラー電子写真装置では、感光体上に形成された
静電潜像をトナーにより顕像化するプロセスつまり現像
は乾式現像および液体現像に大別され、一般的には乾式
現像が採用されている。さらに乾式現像の中にもキャリ
ア(鉄粉、フェライト等の磁性粉)を含有したトナーを
使用する2成分現像方式およびキャリアを含有しないト
ナーを使用する1成分現像方式があり、最近では小型プ
リンタや小型複写機を中心に1成分現像方法が主流とな
りつつある。
【0003】1成分現像方式の現像装置では、2成分現
像方式と比較して、比較的簡単な構成で良く、また、ト
ナーの濃度制御装置も不要で低価格化、小型化に大変有
利である。1成分現像方法を用いた現像装置は、一般に
現像ブレードによってトナーを摩擦帯電し、現像ローラ
上に薄層化させ、感光体上にトナーを電気的に付着させ
る方法が取られている。また、感光体上にトナーを付着
する方法として、現像ローラと感光体が直接接触して現
像する接触現像と、現像ローラと感光体に所定のギャッ
プを設けトナーを飛翔させる非接触現像との2方法が主
に用いられている。後者の場合は、感光体と現像ローラ
との間のギャップを精度良く管理しなければならず、ま
た、トナーを飛翔させるために直流電界と交流電界を重
畳印加させなければならない。それに対し前者は、ベル
ト状の感光体に比較的ラフな精度で所定の食い込みを持
って接触させ、直流電界のみを印加するだけで良く、容
易な構成で済む。ただし、前者の場合は、現像装置を感
光体に対し当接および離接させなければならないため、
そのための移動手段が必要となってくる。
【0004】次に、従来の電子写真装置の現像駆動装置
について、図18、図19、図20および図21を用い
て、その構成と動作を説明する。
【0005】図18は従来の電子写真装置の断面図、図
19は従来の現像駆動装置における現像装置離間状態を
示す構成図、図20は従来の現像駆動装置におけるブラ
ック現像装置のみの当接状態を示す構成図、図21は従
来の現像駆動装置の斜視図である。なお、図19〜図2
1は、図18が電子写真装置の正面を示すとした場合の
裏面を示す図である。
【0006】図18において、1は潜像担持体としての
感光体ベルト、2〜4は感光体ベルト支持搬送ローラ、
5は帯電器、6はレーザビーム発生器、7B、7Y、7
M、7Cはブラック(B)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)の現像装置、8は中間転写体ユニ
ット、9は感光体クリーニング器、10は除電器、11
は帯電線、12はシールド板、13はグリッド板、14
はレーザビーム発生器6から発射される画像データのレ
ーザ光線、15B、15Y、15M、15Cは当接カ
ム、16B、16Y、16M、16Cは離間ばね、17
は現像装置着脱カバー、18は現像装置着脱カバー軸、
19は中間転写体ベルト、20〜22は中間転写体ベル
ト支持搬送ローラ、23は中間転写ローラ、24は中間
転写体ベルトクリーニング器、25は用紙カセット、2
6は用紙、27は給紙ローラ、28は用紙搬送路、29
はレジストローラ、30は従動ローラ、31は用紙転写
ローラ、32は定着器、33はヒートローラ、34は加
圧ローラ、35、36は排紙ローラ対、37は排紙トレ
イ、43B、43Y、43M、43Cは現像ローラ、4
4B、44Y、44M、44Cは現像ブレードである。
【0007】また、図19、図20、図21において、
7B、7Y、7M、7Cは図18と同様にブラック
(B)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の現像装置、38は現像モータ、39はアイドラ
ギヤ、40B、40Y、40M、40Cは現像駆動切替
クラッチ、41B、41Y、41M、41Cは最終ギ
ヤ、42B,42Y,42M、42Cは現像ローラギヤ
である。
【0008】感光体ベルト1は、有機光導電体(OP
C)等の感光性受容層が薄膜状に塗布されたベルトであ
り、3本の感光体ベルト支持搬送ローラ2、3、4によ
って水平面を形成するように調帯支持され、駆動モータ
(図示せず)によって感光体ベルト支持搬送ローラ2、
3に沿って矢印A方向に周回動する。感光体ベルト1の
外周面に沿って上部にブラック(B)、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のトナー
を収納する現像装置7B、7Y、7M、7Cが設けられ
ている。感光体ベルト1の下部には、感光体クリーニン
グ器9、除電器10、帯電器5があり、更にその下にレ
ーザビーム発生器6が設けられている。帯電器5は、タ
ングステンワイヤ等からなる帯電線11と金属板からな
るシールド板12及びグリッド板13によって構成され
ている。帯電線11に高電圧を印加することによって帯
電線11がコロナ放電を起こし、グリッド板13を介し
て、感光体ベルト1を一様に帯電する。
【0009】レーザビームプリンタとした場合の例で
は、レーザビーム発生器6から発射されるレーザ光線1
4はホストコンピュータ(図示せず)からの信号により
制御され、感光体ベルト1上に複数の所定のカラー成分
の中の特定の成分にそれぞれ対応する複数の静電潜像を
形成する。各色の現像装置7B、7Y、7M、7Cは現
像装置に設けられた所定の収納部に水平方向にそれぞれ
等間隔、着脱自在に横一列に配置され、各々の現像装置
内部はトナーを除き同様の構成にされている。当接カム
15B、15Y、15M、15Cは、所定のカラーの静
電潜像を現像する際、それぞれ現像装置7B、7Y、7
M、7Cを感光体ベルト1へ当接させるためのカムであ
り、離間ばね16B、16Y、16M、16Cは現像装
置7B、7Y、7M、7Cを待機位置へ離間させるため
のばねである。当接カム15B、15Y、15M、15
Cは装置本体上面の現像装置着脱カバー17に設けられ
ている。現像装置着脱カバー17は固定された現像装置
着脱カバー軸18に開閉自在に軸支されている。
【0010】図19〜図21において、38は現像モー
タを示し、アイドラギア39から現像駆動切替クラッチ
(電磁クラッチ)40B、40Y、40M、40Cを経
て各現像装置へ駆動力を伝達している。現像駆動ギア4
1B、41Y、41M、41Cは現像駆動系の最終ギア
で、現像装置7B、7Y、7M、7Cにそれぞれ設けた
現像ローラギア42B、42Y、42M、42Cとは、
各現像装置7B、7Y、7M、7Cが感光体ベルト1と
当接した位置で噛み合う。現像ローラ43B、43Y、
43M、43C(図18参照)は、現像ブレード44
B、44Y、44M、44C(図18参照)を通過して
摩擦帯電したトナーを担持している。中間転写体ユニッ
ト8は、導電性の樹脂等からなるベルト状の中間転写体
ベルト19と、中間転写体ベルト19を調帯支持してい
る3本の中間転写体ベルト支持搬送ローラ20、21、
22とを有している。中間転写体ベルト19を挟んで感
光体ベルト1に対向して配置される中間転写ローラ23
は、中間転写体ベルト19上へ感光体ベルト1上のトナ
ー像を転写するためのローラである。ここで中間転写体
ベルト19の表面周長は感光体ベルト1の表面周長と等
しくなるように設定されている。中間転写体ベルトクリ
ーニング器24は中間転写体ベルト19の残留トナーを
掻き取るためのものであり、中間転写体ベルト19上に
合成像を形成している間は中間転写体ベルト19から離
間しており、クリーニングに供する時のみ当接する。用
紙26を収納する用紙カセット25はレーザビーム発生
器6の真下に設けられている。用紙26は用紙カッセト
25から給紙ローラ27によって1枚づつ用紙搬送路2
8へ送り出される。レジストローラ29は、用紙26と
中間転写体ベルト19上に形成された合成像の位置を一
致させるためのものであり、従動ローラ30と圧接し、
一時的に用紙26を停止待機させる。用紙転写ローラ3
1は中間転写体ベルト19上に形成された合成像を用紙
26に転写するためのものであり、合成像を用紙26に
転写する時のみ中間転写体ベルト19と接触回動する。
定着器32は、内部に熱源を有するヒートローラ33と
加圧ローラ34とからなり、用紙26に転写された合成
像をヒートローラ33と加圧ローラ34の挟持回転に伴
い圧力と熱によって用紙26に定着させカラー画像を形
成する。排紙ローラ対35、36は定着器32の下流側
に設けられている。排紙トレイ37は装置本体上部に設
けられ、用紙26を蓄積する。
【0011】以上のように構成された従来のカラー電子
写真装置について以下、その動作を説明する。
【0012】図18において、先ず高圧電源に接続され
た帯電器5内の帯電線11に高圧を印加しコロナ放電を
行なわせ、感光体ベルト1の表面を一様に−500v〜
−650v程度に帯電させる。次に、感光体ベルト1を
駆動装置(図示せず)によって矢印A方向に回転させ、
一様に帯電された感光体ベルト1の表面上に複数のカラ
ー成分の中の所定の色たとえばブラック(B)の画像に
相当するレーザ光線14を照射すると、感光体ベルト1
上の照射された部分は電荷が消え、静電潜像が形成され
る。一方、現像に寄与するブラックのトナーの収納され
ている現像装置7Bは、ホストコンピュータ(図示せ
ず)からの色選択信号によって現像モータ38が回転す
るタイミングと同時に当接カム15Bが半回転すること
により、感光体ベルト1に当接する。
【0013】図22(a)〜(l)は現像部におけるタ
イミングを示すタイミング図であり、図22(a)は帯
電状態を示し、図22(b)はレーザビーム照射状態、
図22(c)は現像モータ38の駆動状態、図22
(d)は現像バイアス状態、図22(e)はブラックの
当接カム15Bの状態、図22(f)はシアンの当接カ
ム15Cの状態、図22(g)はマゼンタの当接カム1
5Mの状態、図22(h)はイエローの当接カム15Y
の状態、図22(i)はブラックの現像駆動切替クラッ
チ40Bの状態、図22(j)はシアンの現像駆動切替
クラッチ40Cの状態、図22(k)はマゼンタの現像
駆動切替クラッチ40Mの状態、図22(l)はイエロ
ーの現像駆動切替クラッチ40Yの状態を示す。
【0014】次に、現像部の動作について、図18〜図
22を用いて説明する。まず、感光体ベルト1に当接し
た現像装置7Bは現像駆動切替クラッチ40BがON状
態になり、現像ローラ43Bが回転する。現像ローラ4
3Bには−250v〜−300vの現像バイアスが現像
駆動切替クラッチ40BのONと同時に印加されるた
め、現像ローラ43Bと感光体ベルト1間の電位差によ
り静電潜像へトナーが転移付着し、感光体ベルト1上に
可視像が形成される。現像が終了すると、現像モータ3
8と現像駆動切替クラッチ40Bが同時にOFFすると
ともに当接カム15Bがさらに半回転し、現像装置7B
は、離間ばね16Bのばね力によって感光体ベルト1と
の当接位置から待機位置へ移動する。現像装置7Bの現
像中は、それ以外の現像装置7Y、7M、7Cは感光体
1から離間している。
【0015】次に、例えばシアン(C)の色が選択され
ると、ブラックと同様に現像装置7Cは感光体ベルト1
へ当接され、シアンの現像を開始する。4色を使用する
複写機あるいはプリンタの場合は現像の動作を4回順次
繰り返し行い、中間転写体ベルト19上に4色B、C、
M、Yのトナー像を重ね合成像を形成する。この様にし
て形成された合成像は、用紙転写ローラ31にトナーと
反対の極性の高圧を印加するとともに圧力によって、用
紙カセット25から用紙搬送路28に沿って送られてき
た用紙26に一括転写され、続いて定着器32に送ら
れ、ここで熱とヒートローラ33と加圧ローラ34の挟
持力によって定着されカラー画像が形成される。定着器
32を通過した用紙26は、排紙ローラ対35、36を
通過し、排紙トレイ37へと排出される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の現像駆動装置では、本体駆動源(現像モータ)38
から現像装置7B、7Y、7M、7Cへの駆動伝達にお
いて、本体側の現像駆動ギア41B、41Y、41M、
41Cと現像ローラギア42B、42Y、42M、42
Cとのジョイント部は、現像装置7B、7Y、7M、7
Cが移動するため、それぞれのギアピッチ間を精度良く
確保することが困難である。例えば図20において、現
像装置7Bの着脱、現像駆動ギア41Bによって現像装
置7Bが受ける力(感光体ベルト1方向へ押圧する力)
を考慮し、現像駆動ギア41Bと現像ローラギア42B
のレイアウトを図中のように構成すると、駆動伝達とと
もにそれぞれのギアが受ける力の向きは矢印D、E方向
に向き、ギアピッチが大きくなってしまう。さらに現像
ローラ43Bの軸トルクが増加するとギアピッチ間も増
加し、歯飛びを誘発することもあった。また、現像駆動
シャフト45B(図示せず)の剛性をアップさせたり、
現像駆動シャフト45Bを両持ちになるよう固定部材
(図示せず)で支持したりすることによりピッチ間の増
加を防止しても、各ギアが有するバックラッシュ分だけ
離間ばね16Bの影響を受け、各ギア1歯の駆動ムラと
して顕著に画像上に現れる。
【0017】カラー電子写真方式を用いた画像出力機器
においては、高画質、高解像度というように性能が向上
するにつれて、1ドットの再現性が厳密に求められ、特
に潜像を顕像化する現像においては画像上の駆動ムラに
対する寄与率が極めて高いため、現像駆動系の高精度化
が最大の技術的問題点になっている。
【0018】この現像駆動装置では、カラー電子写真装
置において、駆動ムラやジッタがないことが要求されて
いる。
【0019】本発明は、駆動ムラやジッタがなく高画質
な画像が得られる現像駆動装置を提供することを目的と
する。
【0020】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の現像駆動装置は、現像状態と非現像状態で離
接可能に潜像担持体の周囲に配置された複数の現像装置
のそれぞれに動力を伝える動力伝達部を有する現像駆動
装置であって、動力伝達部は、固定された駆動プーリー
と移動可能な張力プーリーと複数の現像装置のそれぞれ
とスプライン継手を介して結合する継手プーリーとから
成り、複数の現像装置のそれぞれの移動に連動して現像
モータからタイミングベルトを介して動力を伝える構成
を備えている。
【0021】これにより、駆動ムラやジッタがなく高画
質な画像が得られる現像駆動装置が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、現像状態と非現像状態で離接可能に潜像担持体の周
囲に配置された複数の現像装置のそれぞれに動力を伝え
る動力伝達部を有する現像駆動装置であって、動力伝達
部は、固定された駆動プーリーと移動可能な張力プーリ
ーと複数の現像装置のそれぞれとスプライン継手を介し
て結合する継手プーリーとから成り、複数の現像装置の
それぞれの移動に連動して現像モータからタイミングベ
ルトを介して動力を伝えることとしたものであり、現像
装置が移動しても確実に動力が伝達されるという作用を
有する。
【0023】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、継手プーリーはインボリュートスプラ
イン継手を介して複数の現像装置のそれぞれと結合する
こととしたものであり、スプライン継手における噛み合
い率がさらに向上するという作用を有する。
【0024】請求項3に記載の発明は、現像状態と非現
像状態で離接可能に潜像担持体の周囲に配置された複数
の現像装置のそれぞれに動力を伝える動力伝達部を有す
る現像駆動装置であって、動力伝達部は、複数の現像装
置のそれぞれとスプライン継手を介して結合する移動可
能な継手プーリーと固定された駆動プーリーとから成
り、現像モータからタイミングベルトを介して動力を伝
えるに際し、複数の現像装置のそれぞれの移動に連動し
て継手プーリーを固定された駆動プーリーを中心として
円弧上を回転させて継手プーリーと複数の現像装置のそ
れぞれとを結合することとしたものであり、張力プーリ
ーやテンション機構が不要となるという作用を有する。
【0025】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、動力伝達部は、複数の現像装置が偶数
個である場合、隣接する現像装置との間で固定された駆
動プーリーを共通化することとしたものであり、駆動プ
ーリーが半減するという作用を有する。
【0026】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図17を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1による現
像駆動装置を用いたカラー電子写真装置を示す断面図、
図2は本発明の実施の形態1による現像駆動装置の現像
装置離間状態を示す構成図、図3は本発明の実施の形態
1による現像駆動装置のブラック現像装置のみの当接状
態を示す構成図、図4は本発明の実施の形態1による現
像駆動装置を示す斜視図、図5は図4のF部を拡大して
示す拡大図、図6は本発明の実施の形態1による現像装
置収納ユニットを示す斜視図である。なお、図2〜図
4、図6は、図1が電子写真装置の正面を示すとした場
合の裏面を示す図である。また、図1〜図6に示すカラ
ー電子写真装置は、現像駆動装置および現像装置収納ユ
ニット以外については、従来のカラー電子写真装置と同
じ構成、動作であるため、その詳細な説明を省略する。
【0027】図1〜図6において、感光体ベルト1、感
光体ベルト支持搬送ローラ2〜4、帯電器5、レーザー
ビーム発生器6、ブラック(B)、イエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)の現像装置7B、7Y、7
M、7C、中間転写体ユニット8、感光体クリーニング
器9、除電器10、帯電線11、シールド板12、グリ
ッド板13、レーザ光線14、中間転写体ベルト19、
中間転写体ベルト支持搬送ローラ20〜22、中間転写
ローラ23、中間転写体ベルトクリーニング器24、用
紙カセット25、用紙26、給紙ローラ27、用紙搬送
路28、レジストローラ29、従動ローラ30、用紙転
写ローラ31、定着器32、ヒートローラ33、加圧ロ
ーラ34、排紙ローラ対35、36、排紙トレイ37、
現像ローラ43B、44Y、44M、44C、現像ブレ
ード44B、44Y、44M、44C、現像モータ3
8、アイドラギヤ39、現像駆動切替クラッチ40B、
40Y、40M、40Cは図18〜図21と同様のもの
なので、同一符号を付し、説明は省略する。46は現像
装置収納ユニット、47はスライドレール、48は当接
カムモータ、49はアイドラギヤ、50は当接カムギ
ヤ、51は当接カム、52は当接カムピン、53は当接
カムシャフト、54は駆動プーリー、55は張力プーリ
ー、56は継手プーリー、57はタイミングベルト、5
8は現像ローラギヤ、58Aはプーリーばね、59はボ
ールベアリング、60は現像ローラシャフト、61は現
像バイアス端子である。
【0028】図1〜図6は本発明の実施の形態1による
現像駆動装置を用いた場合の現像装置の着脱状態を示
し、現像装置7B、7Y、7M、7Cを現像装置収納ユ
ニット46内に収納後、一括してカラー電子写真装置本
体に着脱できるように構成した。現像装置収納ユニット
46は装置本体と左右2カ所に設けたスライドレール4
7とで矢印方向Bにスライド可能に装着されている(図
4〜図6参照)。また、内部には、現像装置7B、7
Y、7M、7Cを感光体ベルト1に当離接させるため、
各色に対応してそれぞれ当接カム51が、当接カムモー
タ48を駆動源とし、アイドラギア49を介して、当接
カムシャフト53を軸とする当接カムギア50に連結し
て配備してある。現像装置7B、7Y、7M、7Cの当
離接動作は当接カムモータ48を現像装置7B、7Y用
および現像装置7M、7C用にそれぞれ1個づつ設け、
当接カム51の回転角を当接カムモータ48のステップ
数で管理して制御を行っている。なお、現像装置7B、
7Y、7M、7Cには当接カムピン52が長手方向の両
端に取り付けてあり、当接カム51のカム形状に沿って
上下させている。
【0029】図2、図3、図4および図5において現像
モータ38から現像駆動切替クラッチ(電磁クラッチ)
40B、40Y、40M、40Cまでは従来と同様の構
成を有しているが、現像駆動切替クラッチ40B、40
Y、40M、40C以降の駆動系が異なっている。ま
た、現像駆動切替クラッチ40B、40Y、40M、4
0C以降の駆動系は各色とも同じ構成のため、ここでは
ブラックについて説明する。現像駆動切替クラッチ40
Bに連結した駆動プーリー54は、両端にフランジ部が
ありタイミングベルト57の蛇行を防止するとともに、
継手プーリー56へ駆動を伝達している。タイミングベ
ルト57はウレタンゴムを主材料にガラスファイバーの
芯線からなる1.5mmピッチ、周長170mmのベル
トを使用している。張力プーリー55は駆動伝達時にタ
イミングベルト57のゆるみ側で張力を懸架させてお
り、その張力はプーリーばね58に依存している。継手
プーリー56は内周にスプライン加工(雌側)が施して
あり、現像装置7Bに備えられ外周をスプライン(雄
側)に加工した現像ローラギア58(図4、図5参照)
と前述の現像装置収納ユニット46の移動に伴い、噛み
合う構成になっている。さらに、図5に示すように、継
手プーリー56には、現像装置7Bの位置を規制するた
めにボールベアリング59が取り付けてある。ボールベ
アリング59の内周は継手プーリー56の外周と嵌合さ
せてあり、また、ボールベアリング59の外周は装置本
体に設けた現像装置ガイド(図示せず)と擦れ合うた
め、結果的に現像装置7Bの位置がボールベアリング5
9を介し現像装置ガイドに規制される。
【0030】なお、継手プーリー56と現像ローラギア
58が嵌合すると、現像ローラシャフト60が現像バイ
アス端子61と接触し、現像時にはこの端子より現像バ
イアスが印可される。
【0031】以上のように構成した現像駆動装置につい
て、その動作を図7を用いて説明する。図7(a)〜
(l)は現像部におけるタイミングを示すタイミング図
であり、図7(a)は帯電状態を示し、図7(b)はレ
ーザビーム照射状態、図7(c)は現像モータ38の駆
動状態、図7(d)は現像バイアス状態、図7(e)は
ブラックの当接カム15Bの状態、図7(f)はシアン
の当接カム15Cの状態、図7(g)はマゼンタの当接
カム15Mの状態、図7(h)はイエローの当接カム1
5Yの状態、図7(i)はブラックの現像駆動切替クラ
ッチ40Bの状態、図7(j)はシアンの現像駆動切替
クラッチ40Cの状態、図7(k)はマゼンタの現像駆
動切替クラッチ40Mの状態、図7(l)はイエローの
現像駆動切替クラッチ40Yの状態を示す。
【0032】まず、ホストコンピュータ(図示せず)か
らの色選択信号によって現像モータ38が回転をはじ
め、ブラックの現像駆動切替クラッチ40BがON状態
になり、タイミングベルト57を介して継手プーリー5
6へ駆動が伝達される。次に、カム当接モータ48が所
定のステップ数回転し、図3に示す所定の位置に現像装
置7Bが移動し、感光体ベルト1に当接する。感光体ベ
ルト1に当接した現像装置7Bは、カム当接モータ48
の回転と同時に現像バイアスが印加されるため、現像ロ
ーラ43Bと感光体ベルト1間の電位差により静電潜像
にトナーが転移付着し、感光体ベルト1上に可視像を形
成する。現像が終了すると再び、カム当接モータ48が
所定のステップ数回転し、現像装置7Bが待機位置に戻
ると同時に現像駆動切替クラッチ40Bおよび現像バイ
アスがオフ状態になり、ブラックの現像工程が終了す
る。
【0033】ここで、従来の現像駆動装置に対し本実施
の形態1による現像駆動装置の効果を確認するため、従
来の現像駆動装置では現像ローラギア42Bにおいて、
本実施の形態による現像駆動装置では現像ローラギア5
8において、それぞれレーザードップラー計にて噛合い
部の特定周波数レベル(歯車1歯の速度変動)の測定を
実施した。
【0034】その測定結果を図8に示す。図8は噛合い
周波数に対するパワーの大きさ、すなわち周波数レベル
を示すグラフ図である。図8において、従来の現像ロー
ラギア42Bの噛合い周波数は117Hz、本実施の形
態1における現像ローラギア58の噛合い周波数は18
9Hzを示し、本実施の形態1においては従来に比べ約
40%(117Hzにおけるパワーの大きさ0.85%
に対して189Hzにおけるパワーの大きさは0.5
%)の減少を確認することができる。また出力画像にお
いても駆動ムラ見られず、他色の噛合い部および図1と
同様の構成を有する装置3台においても同じ効果が得ら
れた。
【0035】以上のように本実施の形態によれば、動力
伝達部としての現像駆動装置は、固定された駆動プーリ
ー54と移動可能な張力プーリー55と複数の現像装置
7B、7Y、7M、7Cのそれぞれとスプライン継手を
介して結合する継手プーリー56とから成り、複数の現
像装置7B、7Y、7M、7Cのそれぞれの移動に連動
して現像モータ38からタイミングベルト57を介して
動力を伝えるようにしたことにより、現像装置がそれぞ
れ移動しても確実に動力を伝達することができるので、
駆動ムラやジッタを低減することができ、高画質な画像
を得ることができる。
【0036】(実施の形態2)図9(a)は前述した本
発明の実施の形態1による現像駆動装置の継手プーリー
を示す構成図、図9(b)は本発明の実施の形態2によ
る現像駆動装置の継手プーリーを示す構成図である。図
9において、56、62は継手プーリー、57はタイミ
ングベルトである。実施の形態1による継手プーリー5
6の内周にはスプライン(雌側)を加工しているが、さ
らに噛合い率を増加させるために、本実施の形態2によ
る継手プーリー62ではその内周をインボリュート曲線
に加工した。
【0037】図10は噛合い周波数に対するパワーの大
きさ、すなわち周波数レベルを示すグラフ図である。図
10において、従来の現像ローラギア42Bの噛合い周
波数は117Hz、本実施の形態2における現像ローラ
ギア58の噛合い周波数は189Hzを示し、本実施の
形態2においては従来に比べ約50%(117Hzにお
けるパワーの大きさ0.85%に対して189Hzにお
けるパワーの大きさは0.4%)の減少を確認すること
ができ、駆動ムラをさらに低減させることが可能となっ
た。
【0038】以上のように本実施の形態2によれば、継
手プーリー62はインボリュートスプライン継手を介し
て複数の現像装置7B、7Y、7M、7Cのそれぞれと
結合するようにしたことにより、スプライン継手におけ
る噛み合い率がさらに向上することができ、駆動ムラや
ジッタを更に低減することができ、更に高画質な画像を
得ることができる。
【0039】(実施の形態3)図11は本発明の実施の
形態3による現像駆動装置の現像装置離間状態を示す構
成図、図12は本発明の実施の形態3による現像駆動装
置のブラック現像装置のみの当接状態を示す構成図、図
13は本発明の実施の形態3による現像駆動装置の斜視
図、図14は図13のG部を拡大して示す拡大図であ
る。図11〜図14において、現像装置7B、7Y、7
M、7C、現像モータ38、アイドラギヤ39、現像駆
動切替クラッチ40B、40Y、40M、40C、現像
ローラギヤ58、ボールベアリング59は図2〜図6と
同様のものなので、同一符号を付し、説明は省略する。
63は駆動プーリー、64は継手プーリー、65はタイ
ミングベルトである。各図において、現像モータ38か
ら現像駆動切替クラッチ40B、40Y、40M、40
Cまでの駆動系は本発明の実施の形態1と同様の構成に
つき詳細な説明は省略する。
【0040】ここで、本発明の実施の形態1と同様に現
像駆動切替クラッチ40B、40Y、40M、40C以
降の駆動系は各色とも同じ構成のため、ここでもブラッ
クについて説明する。現像駆動切替クラッチ40Bに連
結した駆動プーリー63は、両端にフランジ部がありタ
イミングベルト65の蛇行を防止するとともに、継手プ
ーリー64へ駆動を伝達している。タイミングベルト6
5はウレタンゴムを主材料にガラスファイバーの芯線か
らなる1.5mmピッチ、周長109.5mmのベルト
を使用した。継手プーリー64は内周にスプライン加工
(好ましくはインボリュートスプライン加工)が施して
あり、ブラック現像装置7Bが感光体ベルト1に当接す
る際は駆動プーリー63を中心とし、一転鎖線で示す円
弧を軌跡に移動する(図11、図12参照)。
【0041】以上述べたように本実施の形態3によれ
ば、実施の形態1に比べ、張力機構を必要とせず、ま
た、各プーリー63、64間のピッチが一定のまま現像
装置7Bの当接、離接をすることができるので、部品低
減によるコストダウンおよび各プーリー63、64間の
ピッチが一定であることによる印字品質の向上を図るこ
とができる。
【0042】(実施の形態4)図15は本発明の実施の
形態4による現像駆動装置の現像装置離間状態を示す構
成図、図16は本発明の実施の形態4による現像駆動装
置のブラック現像装置のみの当接状態を示す構成図、図
17は本発明の実施の形態4による現像駆動装置の斜視
図である。図15〜図17において、現像装置7B、7
Y、7M、7C、現像モータ38、アイドラギヤ39、
図2〜図6と同様のものなので、同一符号を付し、説明
は省略する。66BY、66MCは現像駆動切替クラッ
チ、67は駆動プーリー、68、69は継手プーリー、
70、71はタイミングベルトである。これ以外の構成
については本発明の実施の形態1と同様の構成につき詳
細な説明は省略する。また、本実施の形態において、現
像装置7Bおよび7Yの駆動系と現像装置7Mおよび7
Cの駆動系は同様の構成につき、ここでは現像装置7B
および7Yの駆動系について説明する。
【0043】図15〜図17において、現像駆動切替ク
ラッチ66BYを同軸とする駆動プーリー67は、両端
および中央にフランジ部がありタイミングベルト70、
71の蛇行を防止するとともに、継手プーリー68、6
9へそれぞれ駆動を伝達している。タイミングベルト7
0、71はウレタンゴムを主材料にガラスファイバーの
芯線からなる1.5mmピッチ、周長109.5mmの
ベルトを使用した。継手プーリー68、69は内周にス
プライン加工(好ましくはインボリュートスプライン加
工)が施してあり、現像装置7Bおよび7Yが感光体ベ
ルト1に当接する際は、駆動プーリー67を中心とし、
一転鎖線で示す円弧を軌跡にそれぞれ移動する(図1
5、図16参照)。
【0044】以上のように本実施の形態4によれば、実
施の形態3に比べ、現像駆動切替クラッチを削減でき、
部品の簡素化およびコストダウンを図ることができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明の現像駆動装置によ
れば、現像装置がそれぞれ移動しても確実に動力を伝達
することができるので、駆動ムラやジッタを低減するこ
とができ、高画質な画像を得ることができるという有利
な効果が得られる。
【0046】また、継手プーリーはインボリュートスプ
ライン継手を介して複数の現像装置のそれぞれと結合す
ることにより、スプライン継手における噛み合い率が更
に向上させることができるので、駆動ムラやジッタを更
に低減することができ、更に高画質な画像を得ることが
できるという有利な効果が得られる。
【0047】さらに、現像状態と非現像状態で離接可能
に潜像担持体の周囲に配置された複数の現像装置のそれ
ぞれに動力を伝える動力伝達部を有する現像駆動装置で
あって、動力伝達部は、複数の現像装置のそれぞれとス
プライン継手を介して結合する移動可能な継手プーリー
と固定された駆動プーリーとから成り、現像モータから
タイミングベルトを介して動力を伝えるに際し、複数の
現像装置のそれぞれの移動に連動して継手プーリーを固
定された駆動プーリーを中心として円弧上を回転させて
継手プーリーと複数の現像装置のそれぞれとを結合する
ことにより、張力プーリーやテンション機構が不要とな
るので、部品点数を削減してコストダウンを図ることが
でき、また、各プーリー間のピッチが変わらないため
に、ジッタや駆動ムラを防止することができ、高画質な
画像を得ることができるという有利な効果が得られる。
【0048】さらに、動力伝達部は、複数の現像装置が
偶数個である場合、隣接する現像装置との間で固定され
た駆動プーリーを共通化することにより、駆動プーリー
を半減することができ、コストダウンを図ることができ
るという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による現像駆動装置を用
いたカラー電子写真装置を示す断面図
【図2】本発明の実施の形態1による現像駆動装置の現
像装置離間状態を示す構成図
【図3】本発明の実施の形態1による現像駆動装置のブ
ラック現像装置のみの当接状態を示す構成図
【図4】本発明の実施の形態1による現像駆動装置を示
す斜視図
【図5】図4のF部を拡大して示す拡大図
【図6】本発明の実施の形態1による現像装置収納ユニ
ットを示す斜視図
【図7】(a)現像部におけるタイミングを示すタイミ
ング図 (b)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (c)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (d)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (e)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (f)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (g)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (h)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (i)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (j)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (k)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (l)現像部におけるタイミングを示すタイミング図
【図8】噛合い周波数に対するパワーの大きさを示すグ
ラフ図
【図9】(a)本発明の実施の形態1による現像駆動装
置の継手プーリーを示す構成図 (b)本発明の実施の形態2による現像駆動装置の継手
プーリーを示す構成図
【図10】噛合い周波数に対するパワーの大きさ、すな
わち周波数レベルを示すグラフ図
【図11】本発明の実施の形態3による現像駆動装置の
現像装置離間状態を示す構成図
【図12】本発明の実施の形態3による現像駆動装置の
ブラック現像装置のみの当接状態を示す構成図
【図13】本発明の実施の形態3による現像駆動装置の
斜視図
【図14】図13のG部を拡大して示す拡大図
【図15】本発明の実施の形態4による現像駆動装置の
現像装置離間状態を示す構成図
【図16】本発明の実施の形態4による現像駆動装置の
ブラック現像装置のみの当接状態を示す構成図
【図17】本発明の実施の形態4による現像駆動装置の
斜視図
【図18】従来の電子写真装置の断面図
【図19】従来の現像駆動装置における現像装置離間状
態を示す構成図
【図20】従来の現像駆動装置におけるブラック現像装
置のみの当接状態を示す構成図
【図21】従来の現像駆動装置の斜視図
【図22】(a)現像部におけるタイミングを示すタイ
ミング図 (b)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (c)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (d)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (e)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (f)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (g)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (h)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (i)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (j)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (k)現像部におけるタイミングを示すタイミング図 (l)現像部におけるタイミングを示すタイミング図
【符号の説明】
1 感光体ベルト(潜像担持体) 2、3、4 感光体ベルト支持搬送ローラ 5 帯電器 6 レーザビーム発生器 7B ブラック現像装置 7Y イエロー現像装置 7M マゼンタ現像装置 7C シアン現像装置 8 中間転写体ユニット 9 感光体クリーニング器 10 除電器 11 帯電線 12 シールド板 13 グリッド板 14 レーザ光線 15B、15Y、15M、15C 当接カム 16B、16Y、16M、16C 離間ばね 17 現像装置着脱カバー 18 現像装置着脱カバー軸 19 中間転写体ベルト 20、21、22 中間転写体ベルト支持搬送ローラ 23 中間転写ローラ 24 中間転写体ベルトクリーニング器 25 用紙カセット 26 用紙 27 給紙ローラ 28 用紙搬送路 29 レジストローラ 30 従動ローラ 31 用紙転写ローラ 32 定着器33 ヒートローラ 34 加圧ローラ 35、36 排紙ローラ対 37 排紙トレイ 38 現像モータ 39 アイドラギヤ 40B、40Y、40M、40C、66BY、66MC
現像駆動切替クラッチ 41B、41Y、41M、41C 最終ギヤ 42B,42Y,42M、42C 現像ローラギヤ 43B、43Y、43M、43C 現像ローラ 44B、44Y、44M、44C 現像ブレード 45B 現像駆動シャフト 46 現像装置収納ユニット 47 スライドレール 48 当接カムモータ 49 アイドラギヤ 50 当接カムギヤ 51 当接カム 52 当接カムピン 53 当接カムシャフト 54、63、67 駆動プーリー 55 張力プーリー 56、62、64、68、69 継手プーリー 57、65、70、71 タイミングベルト 58 現像ローラギヤ 58A プーリーばね 59 ボールベアリング 60 現像ローラシャフト 61 現像バイアス端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像状態と非現像状態で離接可能に潜像担
    持体の周囲に配置された複数の現像装置のそれぞれに動
    力を伝える動力伝達部を有する現像駆動装置であって、
    前記動力伝達部は、固定された駆動プーリーと移動可能
    な張力プーリーと前記複数の現像装置のそれぞれとスプ
    ライン継手を介して結合する継手プーリーとから成り、
    前記複数の現像装置のそれぞれの移動に連動して現像モ
    ータからタイミングベルトを介して動力を伝えることを
    特徴とする現像駆動装置。
  2. 【請求項2】前記継手プーリーはインボリュートスプラ
    イン継手を介して前記複数の現像装置のそれぞれと結合
    することを特徴とする請求項1に記載の現像駆動装置。
  3. 【請求項3】現像状態と非現像状態で離接可能に潜像担
    持体の周囲に配置された複数の現像装置のそれぞれに動
    力を伝える動力伝達部を有する現像駆動装置であって、
    前記動力伝達部は、前記複数の現像装置のそれぞれとス
    プライン継手を介して結合する移動可能な継手プーリー
    と固定された駆動プーリーとから成り、現像モータから
    タイミングベルトを介して動力を伝えるに際し、前記複
    数の現像装置のそれぞれの移動に連動して前記継手プー
    リーを前記固定された駆動プーリーを中心として円弧上
    を回転させて前記継手プーリーと前記複数の現像装置の
    それぞれとを結合することを特徴とする現像駆動装置。
  4. 【請求項4】前記動力伝達部は、前記複数の現像装置が
    偶数個である場合、隣接する現像装置との間で前記固定
    された駆動プーリーを共通化したことを特徴とする請求
    項3に記載の現像駆動装置。
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