JPH11152210A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH11152210A
JPH11152210A JP31964797A JP31964797A JPH11152210A JP H11152210 A JPH11152210 A JP H11152210A JP 31964797 A JP31964797 A JP 31964797A JP 31964797 A JP31964797 A JP 31964797A JP H11152210 A JPH11152210 A JP H11152210A
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JP
Japan
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powder
skin
color
cosmetic
component
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JP31964797A
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English (en)
Inventor
Noboru Hase
昇 長谷
Tomomichi Kaneko
智道 金子
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】 A皮膚又は皮膚様の人工皮革からなる肌
色下地上に8mg/100cm2 となるように均一に塗布し
た際に、CIE1976L***表色系で規定される
塗布前の測色値(L0 *,a0 *,b0 *)及び塗布後の測色
値(L1 *,a1 *,b1 *)から次式:ΔL*=L1 *
0 *、Δb*=b1 *−b0 *により求めたΔL*及びΔb*
がΔL*>0、Δb*<0となる粉体、及び(B)屈折率
が1.6〜1.8であり、粉体濃度20重量%で厚さ2
5μmの薄膜を形成したときの散乱透過度が70%以上
で、かつ全透過度が85%以上である無機粉体を含有す
る化粧料。Aの粉体としては酸化チタンで被覆した雲母
が、Bの粉体としては枝状の硫酸バリウムが、例示され
る。 【効果】 透明感があり、明るく自然な仕上がりが得ら
れ、素肌の持つ肌色のくすみを改善でき、シミ・ソバカ
ス等の色むらを見え難くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明感があり、明
るく自然な仕上がりが得られ、素肌の持つ肌色のくすみ
を改善することができ、しかもシミ・ソバカス等の色む
らを見え難くする効果に優れた化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の化粧料、例えばメークアップ化粧
料では血行不良や色素の沈着により加齢とともに感じら
れる肌色のくすみ(明度が低下し黄色の彩度が上昇した
状態)をカバーするため、酸化チタンや酸化鉄などの隠
蔽力の高い顔量を配合したり、ベンガラ、レーキ顔料や
有機顔料などの赤色を加えて肌の色相を変化させること
が行われている。また、肌に存在するシミ・ソバカス等
の色むらを隠すためにも、隠蔽力の高い顔料を配合して
カバー力を高めている。
【0003】しかしながら、隠蔽力の高い顔料を用いた
場合には、時として不自然な印象を与えてしまうといっ
た問題がある。これは、その方法が減法混色に基づく色
相制御であるために生じるものであり、重ねる色剤が増
えるほど化粧肌の明度及び彩度の低下や、化粧の厚ぼっ
たさを引き起こし、透明感を失うことにより素肌特有の
質感を損なってしまうことが原因である。
【0004】また、化粧肌に適度な明度を与えるために
は十分な量の白色顔料を必要とするが、このようにする
と化粧感を強くさせ、白浮きなどの原因となる。
【0005】さらに、これまで化粧肌色を積極的に変化
させる場合、青色や緑色などの顔料が用いられてきた
が、このような顔料は肌色領域から著しく逸脱している
色であるため、塗布前の状態における化粧料の色は、こ
のような顔料の色が大きく影響し、見た目に自分の肌色
に合わせるには不自然な印象を与えていた。
【0006】このように、従来のメークアップ化粧料で
は、外観色が自然である化粧料を用い、なおかつ自然に
肌の色相を変化させて、くすみ肌色を改善することは困
難であった。
【0007】一方、化粧した肌に透明感・素肌感を持た
せるため、従来より、タルク、カオリン、マイカ等の屈
折率の小さな顔料を体質顔料として化粧料に配合するこ
とが行われており、またこれらの体質顔料は先に示した
着色顔料に比べてのび・つき等の使用感に優れるため多
量に使用されてきた。ところが、このような顔料を配合
した化粧料は、肌に塗布した際に外観上てかてかした
り、不自然な光沢を与える傾向が見られるという欠点が
あった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、透明感があり、明るく自然な仕上がりが得られ、素
肌の持つ肌色のくすみを改善することができ、しかもシ
ミ・ソバカス等の色むらを見え難くする化粧料を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を行った結果、塗布前に比べCIE
1976L***表色系におけるb*を低下させる粉体
と、特定の光学的性質を有する無機粉体とを組合わせて
用いれば、素肌の持つ肌色のくすみを改善することがで
き、透明感があり、明るく自然な仕上がりが得られ、し
かもシミ・ソバカス等の色むらを見え難くする効果に優
れた化粧料が得られることを見出し、本発明を完成し
た。
【0010】すなわち、本発明は、次の成分(A)及び
(B): (A)皮膚又は皮膚様の人工皮革からなる肌色下地上に
8mg/100cm2 となるように均一に塗布した際に、C
IE1976L***表色系で規定される塗布前の測
色値(L0 *,a0 *,b0 *)及び塗布後の測色値(L1 *
1 *,b1 *)から次式:ΔL*=L1 *−L0 *、Δb*=b
1 *−b0 *により求めたΔL*及びΔb*がΔL*>0、Δ
*<0となる粉体、(B)屈折率が1.6〜1.8で
あり、粉体濃度20重量%で厚さ25μmの薄膜を形成
したときの散乱透過度が70%以上で、かつ全透過度が
85%以上である無機粉体を含有する化粧料を提供する
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる成分(A)の
粉体は、前記式に従って求められる化粧肌色のΔL*
Δb*がそれぞれΔL*>0、Δb*<0のものである。
ここで、これらの値を求めるには、まず粉体を塗布する
前の皮膚あるいは皮膚様の合成皮革からなる下地の表面
を、例えば分光測色計(ミノルタ(株)製、CM−10
00)を用いて測色する。次に粉体を下地上にとり、ス
ポンジを使用して軽くこすりつけるようにして8mg/1
00cm2 となるように均一に塗布し、同様にこれを測色
する。このとき得られる二つの測色値をCIE1976
***表色系で規定し、塗布前のものを(L0 *,a0
*,b0 *)、塗布後のものを(L1 *,a1 *,b1 *)と
し、これらを用い、前記式よりΔL*、Δb*を求めるこ
とができる。なお、このような測定に使用される皮膚あ
るいは皮膚様の合成皮革は、同様にして求められる測色
値L*=45〜85、a*=0〜30、b*=0〜30の
もの、特にL*=55〜75、a*=5〜15、b*=1
5〜25のものが好ましい。
【0012】成分(A)の粉体は、このようにして求め
られるΔL*、Δb*がそれぞれΔL *>0、Δb*<0の
ものであるが、0.5<ΔL*<10、−30<Δb*
−0.5のものが好ましい。ΔL*<0、Δb*>0では
逆に肌色にくすみ感を与えてしまう。
【0013】さらに本発明の化粧料は、成分(A)及び
(B)を含有する化粧料と、該化粧料から成分(A)の
みを除いた化粧料の外観色を測定し、CIE1976L
***表色系で規定されるそれぞれの測色値を
(L2 *,a2 *,b2 *)及び(L3 *,a3 *,b3 *)とした
とき、 次式:ΔE*ab=((L3 *−L2 *2+(a3 *
−a 2 *2+(b3 *−b2 *20.5により求めた色差Δ
*abが20未満であるのが好ましく、特に15未満
であるのがより好ましい。色差(ΔE*ab)が20以
上のものでは媒質本来の色との差が大きくなり、また化
粧料の外観色と素肌の色が大きく離れてしまい、素肌に
塗布する際に見た目に違和感を生じる。
【0014】ここで、色差(ΔE*ab)を求めるに
は、粉体をまず体質顔料や油剤あるいは水などの媒質に
加え、均一になるように分散させる。このとき、体質顔
料などの物質に分散させた際には、これを金皿に圧縮成
型することによって得られた固形物の表面を、例えば分
光測色計(ミノルタ(株)製、CM−1000)を用い
て測色する。また、油剤や水などの液体に分散させた際
には、これを測定用セルに入れ、例えば測色計(日本電
色工業(株)製、Σ−80)を用い測色する。このと
き、当該粉体を含有しない場合(媒質のみ)も同様の手
順により測色する。ここで得られた二つの測色値をCI
E1976L***表色系で規定し、当該粉体を含有
する場合を(L2 *,a2 *,b2 *)、含有しない場合を
(L3 *,a3 *,b3 *)とし、これらを用い、前記式より
色差(ΔE*ab)を求めることができる。
【0015】このような成分(A)の粉体としては、金
属酸化物粒子で被覆されることにより干渉色を発するも
のが好ましい。ここで被覆される母粉体としては、例え
ば雲母、板状酸化チタン、板状硫酸バリウム、板状酸化
鉄、板状アルミナ、板状シリカ、魚鱗箔、オキシ塩化ビ
スマス等が挙げられ、特に雲母が好ましい。また、金属
酸化物としては、例えば酸化チタン、酸化鉄、酸化ジル
コニウム、アルミナ等が挙げられ、これらの1種又は2
種以上を組み合わせて使用することができ、特に酸化チ
タン、酸化鉄又はこれらの混合物が好ましい。また、酸
化チタンと酸化鉄の混合物を用いて被覆する場合には、
酸化チタンがルチル型であるのが好ましく、さらにスズ
を含まないのが好ましい。
【0016】このような粉体のうち、雲母又は板状硫酸
バリウムの表面を金属酸化物で被覆したものが好まし
く、特に雲母の表面を酸化チタン、酸化鉄又はこれらの
混合物で被覆したものがより好ましい。なお、母粉体を
金属酸化物粒子で被覆する方法は特に制限されず、通常
の方法に従って行えば良い。
【0017】また、母粉体の表面を被覆する金属酸化物
粒子の光学的厚みをコントロールすることにより、様々
な色調をつくりだすことが可能であるが、特に反射干渉
光が青〜紫色系の干渉色を示す粉体が好ましい。さら
に、2種以上の粉体を組み合わせて用いることも可能で
ある。
【0018】成分(A)の粉体の粒径は特に制限されな
いが、平均粒径が12μm以下、特に5μm〜12μm
のものが、使用感が良好で、かつギラツキ感を低減し自
然な印象を与えることができ好ましい。
【0019】また、成分(A)の粉体としては、その表
面を疎水化処理したものも用いることができる。なお、
疎水化処理により、ΔL*、Δb*又はΔE*abが変化
する場合があるが、処理後の各値が上記範囲内であれ
ば、好適に使用することができる。
【0020】なお、疎水化処理は、通常の方法に従い、
疎水化処理剤を用いて行うことができ、該疎水化処理剤
としては、シリコーン油、脂肪酸金属塩、アルキルリン
酸、アルキルリン酸のアルカリ金属塩又はアミン塩、N
−モノ長鎖(炭素数8〜22)脂肪族アシル塩基性アミ
ノ酸、パーフルオロアルキル基を有するフッ素化合物な
どが挙げられる。
【0021】シリコーン油としては、通常の化粧料等に
用いられるものであれば特に制限されず、例えばジメチ
ルポリシロキサン、環状ジメチルポリシロキサン、メチ
ルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリ
シロキサン、環状メチルハイドロジェンポリシロキサ
ン、メチルポリシロキサンエマルジョン、ポリエーテル
変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、高級脂肪酸
エステル変性シリコーン、高級アルコキシ変性シリコー
ン、フェノール変性シリコーン、高級脂肪酸変性シリコ
ーン等が挙げられる。
【0022】脂肪酸金属塩としては、特に炭素数12〜
18のものが好ましく、またそれらの塩としては例えば
カルシウム、マグネシウム、亜鉛、アルミニウム等の塩
が挙げられ、就中、特にアルミニウム塩が好ましい。
【0023】アルキルリン酸あるいはそのアルカリ金属
塩又はアミン塩としては、炭素数8〜45のアルキル又
はアルケニル基を有するモノ又はジ−リン酸エステル、
例えばジセチルリン酸、モノラウリルリン酸、モノラウ
リルリン酸のナトリウム塩、カリウム塩又はアミン塩、
ジセチルリン酸のナトリウム塩、カリウム塩又はアミン
塩等が挙げられる。
【0024】N−モノ長鎖(炭素数8〜22)脂肪族ア
シル塩基性アミノ酸を構成する塩基性アミノ酸として
は、α,γ−ジアミノ酪酸、オルニチン、リジン、アル
ギニン、ヒスチジン等が挙げられる。これらは光学活性
体であってもラセミ体であってもよい。長鎖脂肪族アシ
ル基としては炭素数8〜22の飽和又は不飽和の直鎖又
は分岐鎖脂肪族アシル基であって、単一鎖長のものであ
っても混合鎖長のものであってもよい。
【0025】パーフルオロアルキル基を有するフッ素化
合物としては、例えば
【0026】
【化1】
【0027】で表わされるパーフルオロアルキルリン酸
(米国特許第3632744号)、フルオロアルキルジ
(オキシエチル)アミンリン酸エステル(特開昭62−
250074号公報)、パーフルオロアルキル基を有す
る樹脂(特開昭55−167209号公報)、四弗化エ
チレン樹脂、パーフルオロアルコール、パーフルオロエ
ポキシ化合物、スルホアミド型フルオロリン酸、パーフ
ルオロ硫酸塩、パーフルオロカルボン酸塩、パーフルオ
ロアルキルシラン(特開平2−218603号公報)等
が挙げられる。)等が挙げられる。
【0028】粉体に対する疎水化処理剤の処理量は、好
ましくは0.05〜20重量%、より好ましくは2〜1
0重量%である。この範囲内においては、充分な疎水
性、良好な感触及び耐光性が得られ好ましい。
【0029】成分(A)の粉体は、1種又は2種以上を
組合わせて用いることができ、全組成中に0.1〜80
重量%配合するのが好ましく、特に0.5〜80重量
%、さらに1〜80重量%配合すると、肌色のくすみを
十分改善することができ、しかも明るさが強くなりすぎ
ず自然な仕上がりが得られるので好ましい。
【0030】本発明で用いられる成分(B)の無機粉体
は、まず屈折率が1.6〜1.8であることが必要であ
る。屈折率が1.6未満のものでは、色むらを見え難く
する効果が十分得られず、1.8を超えるものでは、透
明性が悪くなる。また、成分(B)の無機粉体は、粉体
濃度20重量%で厚さ25μmの薄膜を形成したときの
散乱透過度が70%以上で、かつ全透過度が85%以上
であることが必要である。散乱透過度が70%未満で
は、色むらを見え難くする効果が不十分であり、全透過
率が85%未満では透明性が悪くなる。
【0031】ここで、薄膜の調製は、粘度1000mPa
・S のシリコーン油中に無機粉体を20重量%となるよ
うに加え、粉体が均一分散するまでよく混練し、25μ
mのアプリケーターを用いて薄膜を得ることにより行っ
た。次に、この薄膜の透過度を、REFLECTANCE-TRANSMIT
TANCE METER HR-100(村上色彩研究所製)により測定す
る。なお、散乱透過度は全透過度から視野角7°の範囲
の直進する光の透過度を除いたものをいい、全透過度は
全透過光量を入射光量で割ったものをいう。
【0032】このような無機粉体としては、板状構造を
有する酸化アルミニウム、硫酸バリウム、窒化ホウ素が
好ましく、特に板状構造を呈し、そのアスペクト比が5
〜100であり、かつその板状面の周囲長の2乗と板状
面の正射影面の面積との比が20:1〜150:1であ
る板状硫酸バリウムが好ましい。ここで板状構造には薄
片状、薄板状、葉片状、花弁状、雲母状、箔状等が含ま
れる。また、その形状は板状面に垂直な1枚又は2枚の
鏡像面を有し、かつ縁部に凹部を有するバタフライ形状
であるのが好ましい。このような板状硫酸バリウムは、
例えば特開平4−525号公報に記載の方法に従って製
造することができる。
【0033】成分(B)の無機粉体は、成分(A)と同
様に、その表面を疎水化処理したものを用いることもで
きる。
【0034】成分(B)の無機粉体は、1種又は2種以
上を組合わせて用いることができ、全組成中に0.01
〜99重量%配合するのが好ましく、特に0.1〜90
重量%、さらに0.5〜80重量%配合すると、シミ・
ソバカス等の色むらをより見え難くすることができるの
で好ましい。
【0035】本発明の化粧料には、上記の必須成分の他
に、必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で、通
常の化粧料に配合される成分、例えば各種オイル、界面
活性剤、水溶性高分子、他の粉体、保湿剤、防腐剤、薬
剤、紫外線吸収剤、色素、無機塩又は有機酸塩、香料、
キレート剤、pH調整剤、水等を配合することができる。
【0036】オイルとしては、例えば流動パラフィン、
ワセリン、パラフィンワックス、スクワラン、ミツロ
ウ、カルナウバロウ、オリーブ油、ラノリン、高級アル
コール、脂肪酸、高級脂肪酸、エステル油、セレシン、
マイクロクリスタリンワックス、キャンデリラロウ、ジ
グリセライド、トリグリセライド、シリコーン油、パー
フルオロポリエーテル、パーフルオロデカリン、パーフ
ルオロオクタン、ホホバ油、ミリスチン酸オクチルドデ
シル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール等の化粧品
に汎用される油分が用いられる。
【0037】界面活性剤としては、例えばポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチ
レンソルビトール脂肪酸エステル等の非イオン性界面活
性剤;ステアリン酸ナトリウム、パルミチン酸トリエタ
ノールアミン等の脂肪酸石鹸で代表されるアニオン性界
面活性剤;及びカチオン性界面活性剤、両性界面活性剤
等の化粧品に汎用される界面活性剤が用いられる。
【0038】水溶性高分子としては、例えばカルボキシ
メチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシメチ
ルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロ
リドン、トラガントガム、カラギーナン、ローカストビ
ーンガム、デキストリン、デキストリン脂肪酸エステ
ル、カルボキシビニルポリマー、キサンタンガム、ゼラ
チン、アルギン酸ナトリウム、アラビアゴム等の化粧品
に汎用される水溶性高分子が用いられる。
【0039】他の粉体としては、例えばタルク、マイ
カ、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲母、金雲
母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、バーミキュライト、
炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、珪藻土、珪酸マグ
ネシウム、珪酸カルシウム、珪酸アルミニウム、珪酸バ
リウム、珪酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、
ヒドロキシアパタイト、含水珪酸、無水珪酸、酸化マグ
ネシウム、ベントナイト、ゼオライト、セラミクスパウ
ダー、水酸化アルミニウム等の無機粉体;ナイロンパウ
ダー、ポリエチレンパウダー、ポリメチルベンゾグアナ
ミンパウダー、ポリメチルメタクリレートパウダー、四
フッ化エチレンパウダー微結晶性セルロース、コメデン
プンラウロイルリジン等の有機粉体;ステアリン酸カル
シウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウ
ム、ミリスチン酸マグネシウム、セチルリン酸カルシウ
ム、セチルリン酸亜鉛ナトリウム等の界面活性剤金属塩
粉体;酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化
鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄、水酸化鉄、黄土、黒酸化
鉄、カーボンブラック、マンガンバイオレット、コバル
トバイオレット、酸化クロム、水酸化クロム、コバルト
チタン、群青、紺青等の無機着色粉体;アルミニウムパ
ウダー、ステンレスパウダー、カッパーパウダー等の金
属粉末等の化粧品に汎用される粉体、及びシリコン又は
フッ素化合物で処理された粉体が用いられる。
【0040】保湿剤としては、例えばソルビトール、キ
シリトール、グリセリン、マルチトール、プロピレング
リコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチ
レングリコール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳
酸、乳酸ナトリウム、ポリエチレングリコール等の化粧
品に汎用される保湿剤が用いられる。防腐剤としては、
例えばパラオキシ安息香酸アルキルエステル、安息香酸
ナトリウム、ソルビン酸カリウム等の化粧品に汎用され
る防腐剤が用いられる。
【0041】薬剤としては、例えばビタミン類、生薬、
消炎剤、殺菌剤等の化粧品に汎用される薬剤が用いられ
る。紫外線吸収剤としては、例えばパラアミノ安息香酸
系紫外線吸収剤、アントラニル系紫外線吸収剤、サリチ
ル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフ
ェノン系紫外線吸収剤等の化粧品に汎用される紫外線吸
収剤が用いられる。
【0042】色素としては、例えば赤色3号、赤色10
4号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤
色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226
号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色
401号、赤色505号、黄色4号、黄色5号、黄色2
02号、黄色203号、黄色204号、黄色401号、
青色1号、青色2号、青色201号、青色404号、緑
色3号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、
橙色201号、橙色203号、橙色204号、橙色20
6号、橙色207号等のタール色素;カルミン酸、ラッ
カイン酸、ブラジリン、クロシン等の天然色素等の化粧
品に汎用される色素が用いられる。
【0043】無機塩又は有機酸塩としては、塩酸、硫
酸、硝酸等の無機酸;クエン酸、酒石酸、乳酸、リンゴ
酸等のオキシカルボン酸;ギ酸、酢酸、ソルビン酸等の
カルボン酸;又はサリチル酸、安息香酸等の芳香族カル
ボン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩又はアル
ミニウム塩が挙げられる。
【0044】好ましい無機塩又は有機酸塩の具体例とし
ては、硫酸カリウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウ
ム、硫酸アルミニウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウ
ム、硝酸マグネシウム、硝酸アルミニウム、硝酸カルシ
ウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化ナトリウ
ム、塩化カルシウム、塩化アルミニウム、炭酸カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸アルミニウム、酢酸カリウ
ム、酢酸ナトリウム、酢酸カルシウム、酢酸マグネシウ
ム、ギ酸ナトリウム、ギ酸カリウム、ギ酸マグネシウ
ム、クエン酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、ソルビン
酸カリウム、ソルビン酸ナトリウム、サリチル酸ナトリ
ウム、安息香酸カリウム、安息香酸ナトリウム等が挙げ
られ、特に硫酸カリウム、硫酸マグネシウム、塩化カリ
ウム、塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、クエン酸
ナトリウム、酒石酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、
サリチル酸ナトリウム及び安息香酸ナトリウムが好まし
い。
【0045】これらの無機塩又は有機酸塩は、塩の状態
で本発明化粧料中に配合しても良いが、化粧料製造時に
対応する酸物質及び塩基物質を、塩を形成するのに必要
な化学量論的量加え、製造してもよい。また、水は任意
の量で配合することができる。
【0046】本発明の化粧料は、通常の方法に従って製
造することができ、種々の形態、例えば化粧水、乳液、
クリーム等の基礎化粧料;粉白粉、固形白粉、フェイス
パウダー、パウダーファンデーション、油性ファンデー
ション、クリーム状ファンデーション、リキッドファン
デーション、コンシーラー、口紅、リップクリーム、頬
紅、アイシャドウ等のメークアップ化粧料などとするこ
とができる。
【0047】なお、本発明の化粧料において、成分
(A)の好ましい配合量は前記のとおりであるが、特に
化粧水の場合は全組成中に0.1〜10重量%、特に
0.5〜5重量%配合するのが好ましく、乳液及びクリ
ームの場合は0.1〜10重量%、特に0.5〜7重量
%、粉白粉、固形白粉及びフェイスパウダーの場合は
0.1〜80重量%、特に1〜50重量%、パウダーフ
ァンデーション及び油性ファンデーションの場合は0.
1〜80重量%、特に1〜25重量%、クリーム状ファ
ンデーション、リキッドファンデーション及びコンシー
ラーの場合は0.1〜10重量%、特に0.5〜7重量
%、口紅及びリップクリームの場合は0.1〜20重量
%、特に0.5〜10重量%、頬紅及びアイシャドウの
場合は0.1〜40重量%、特に0.5〜25重量%配
合するのが好ましい。
【0048】
【発明の効果】本発明の化粧料は、透明感があり、明る
く自然な仕上がりが得られ、素肌の持つ肌色のくすみを
改善することができ、しかもシミ・ソバカス等の色むら
を見え難くする効果に優れたものである。
【0049】
【実施例】次に実施例を挙げ、本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。な
お、以下の実施例において、平均粒径はSK Lase
rMicron Sizer(セイシン企業製)で湿式
にて測定した値である。
【0050】試験例1 各種粉体を皮膚(28歳男性前腕内側部)上に8mg/1
00cm2 となるように均一塗布し、塗布前後の表面を分
光測色計(ミノルタ(株)製、CM−1000)を用い
て、測色した。塗布前後の測色値(L0 *,a0 *,b0 *
及び(L1 *,a 1 *,b1 *)のΔL*、Δb*を前記式より
求めた。結果を表1に示す。
【0051】
【表1】
【0052】実施例1(W/O型乳液) 次に示す組成のW/O型乳液を下記製法により製造し
た。
【表2】 (成分) (重量%) (1)マイクロクリスタリンワックス 1.0 (2)ミツロウ 2.0 (3)ラノリン 2.0 (4)流動パラフィン 30.0 (5)ソルビタンセスキオレイン酸エステル 4.0 (6)ポリオキシエチレンソルビタンモノオレイン酸エステル (20E.O.) 1.0 (7)ステアリン酸アルミニウム 0.2 (8)疎水化処理紫色系パール剤 (Mearl 社製、FLAMENCO SATIN VIOLET 560Mをジメチルポリシロキサンで 処理したもの) 10.0 (9)板状硫酸バリウム(特開平4-5215号公報の製造例1のもの; 屈折率1.65、散乱透過度73%、全透過度88%) 5.0 (10)香料 0.4 (11)防腐剤 適量 (12)グリセリン 8.0(13)精製水 残量 計 100
【0053】(製法)成分(1)〜(7)を加熱混合し
た後、成分(8)及び(9)を加え、ディスパーで分散
し油相部とする。他の成分を混合し70℃とし、この水
相部を前述した油相部に徐々に攪拌しながら加えて予備
乳化を行った後、ホモミキサーで均一に乳化し、乳化後
熱交換機によって30℃まで冷却する。
【0054】比較例1(W/O型乳液) 実施例1において、成分(8)を紫色系顔料(マンガン
バイオレット)に代える以外は同様にして乳液を製造し
た。
【0055】比較例2(W/O型乳液) 実施例1において、成分(8)を含有しない以外は同様
にして乳液を製造した。
【0056】比較例3(W/O型乳液) 実施例1において、成分(9)を含有しない以外は同様
にして乳液を製造した。
【0057】試験例2 実施例1及び比較例1〜3で得られた化粧料について、
これを肌に塗布したときのくすみ感のなさ、明るさ、自
然さ、透明感及びシミ・ソバカスの見え難さを評価し
た。評価は、専門パネル20名により、各項目につい
て、良いを5点、やや良いを4点、普通を3点、やや悪
いを2点、悪いを1点として行い、20名の平均値を算
出した。さらに、それぞれの外観色を分光光度計(日本
電子工業(株)製、Σ−80)を用いて測色した。比較
例2の値を(L3 *,a3 *,b3 *)、実施例1及び比較例
1の値を(L2 *,a2 *,b2 *)とし、それぞれの色差
(ΔE*ab)を前記式より求めた。結果を表3に示
す。
【0058】
【表3】
【0059】表3の結果から明らかなように、本発明の
化粧料はいずれも、透明感が高く、明るく自然な仕上が
りが得られ、素肌のくすみを改善し、しかもシミ・ソバ
カス等の色むらを見え難くするものであった。
【0060】実施例2(パウダーファンデーション) 次に示す組成のパウダーファンデーションを下記製法に
より製造した。
【表4】 (成分) (重量%) (1)マイカ 残量 (2)ナイロンパウダー 10.0 (3)紫色系パール剤(Mearl 社製、FLAMENCO SATIN VIOLET 560M)10.0 (4)板状硫酸バリウム(特開平4-5215号公報の製造例2に記載のもの; 屈折率1.63、散乱透過度75%、全透過度89%) 10.0 (5)タルク 20.0 (6)酸化チタン 10.0 (7)ベンガラ 0.8 (8)黄酸化鉄 2.5 (9)黒酸化鉄 0.1 (10)流動パラフィン 8.0 (11)ミツロウ 2.0 (12) 防腐剤 適量(13)香料 微量 計 100
【0061】(製法)成分(1)〜(9)を混合粉砕す
る。これを高速ブレンダーに移し、さらに成分(10)
〜(12)を80℃に混合溶解したものを加えて均一に
混合する。この混合物に成分(13)を加え、混合した
後再び粉砕しふるいを通す。これを金皿に圧縮成型す
る。
【0062】実施例3(クリーム状ファンデーション) 次に示す組成のクリーム状ファンデーションを下記製法
により製造した。
【表5】 (成分) (重量%) (1)ステアリン酸 5.5 (2)親油性モノステアリン酸グリセリン 2.5 (3)セトステアリルアルコール 1.0 (4)モノラウリルプロピレングリコール 3.0 (5)スクワラン 7.0 (6)オリーブ油 8.0 (7)精製水 残量 (8)防腐剤 適量 (9)トリエタノールアミン 1.2 (10)ソルビット 3.0 (11) 酸化チタン 10.0 (12)タルク 5.0 (13)着色顔料(黒酸化鉄・ベンガラ・黄酸化鉄) 適量 (14)疎水化処理紫色系パール剤 (Mearl 社製、FLAMENCO SATIN VIOLET 560Mをジメチルポリシロキサンで 処理したもの) 5.0 (15)疎水化処理板状硫酸バリウム(特開平4-5215号公報の製造例3に記載 の硫酸バリウムをジメチルポリシロキサンで処理したもの;屈折率1.63 、散乱透過度71%、全透過度86%) 6.0(16)香料 適量 計 100
【0063】(製法)成分(11)〜(15)を混合粉
砕する。別に水相成分(7)〜(10)を混合した溶液
を調製し、粉砕した顔料を加えて分散した後、75℃に
加熱する。油相成分(1)〜(6)を80℃に加熱溶解
したものを、先に調製した水相に攪拌しながら加え、乳
化する。これを攪拌しながら冷却し、50℃で成分(1
6)を加え攪拌しながら冷却し、製品を得る。
【0064】実施例4(粉白粉) 次に示す組成の粉白粉を下記製法により製造した。
【表6】 (成分) (重量%) (1)マイカ 残量 (2)紫色系パール剤(Mearl 社製、FLAMENCO SATIN VIOLET 560M) 8.0 (3)板状硫酸バリウム(特開平4-5215号公報の製造例4に記載のもの; 屈折率1.64、散乱透過度72%、全透過度88%) 20.0 (4)タルク 30.0 (5)酸化チタン 0.5 (6)ベンガラ 0.1 (7)黄酸化鉄 0.1 (8)黒酸化鉄 0.01 (9)ステアリン酸マグネシウム 10.0 (10)防腐剤 適量(11)香料 微量 計 100
【0065】(製法)全成分を混合し、粉砕機を通して
粉砕しふるいを通す。
【0066】実施例5(固形白粉) 次に示す組成の固形白粉を下記製法により製造した。
【表7】 (成分) (重量%) (1)マイカ 残量 (2)疎水化処理紫色系パール剤 (Mearl 社製、FLAMENCO SATIN VIOLET 560Mをジメチルポリシロキサンで 処理したもの) 50.0 (3)タルク 20.0 (4)板状硫酸バリウム(特開平4-5215号公報の製造例4のもの;屈折率1.64、 散乱透過度72%、全透過度88%) 20.0 (5)酸化チタン 0.5 (6)ベンガラ 0.1 (7)黄酸化鉄 0.1 (8)黒酸化鉄 0.01 (9)流動パラフィン 4.0 (10)ミツロウ 1.0 (11)防腐剤 適量(12)香料 微量 計 100
【0067】(製法)成分(1)〜(8)を混合粉砕す
る。これを高速ブレンダーに移し、さらに成分(9)〜
(11)を80℃に混合溶解したものを加えて均一に混
合する。この混合物に成分(12)を加え混合した後再
び粉砕しふるいを通す。これを金皿に圧縮成型する。
【0068】実施例2〜5で得られた本発明の化粧料は
いずれも、肌に塗布する以前の状態で自然な見えを呈
し、これを肌に塗布した際には透明感が高く、明るく自
然な仕上がりが得られ、素肌のくすみを改善することが
でき、さらにシミ・ソバカスを見え難くする効果に優れ
たものであった。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)及び(B): (A)皮膚又は皮膚様の人工皮革からなる肌色下地上に
    8mg/100cm2 となるように均一に塗布した際に、C
    IE1976L***表色系で規定される塗布前の測
    色値(L0 *,a0 *,b0 *)及び塗布後の測色値(L1 *
    1 *,b1 *)から次式:ΔL*=L1 *−L0 *、Δb*=b
    1 *−b0 *により求めたΔL*及びΔb*がΔL*>0、Δ
    *<0となる粉体、(B)屈折率が1.6〜1.8で
    あり、粉体濃度20重量%で厚さ25μmの薄膜を形成
    したときの散乱透過度が70%以上で、かつ全透過度が
    85%以上である無機粉体を含有する化粧料。
  2. 【請求項2】 成分(A)及び(B)を含有する化粧料
    と、該化粧料から成分(A)のみを除いた化粧料の外観
    色を測定し、CIE1976L***表色系で規定さ
    れるそれぞれの測色値を(L2 *,a2 *,b2 *)及び(L
    3 *,a3 *,b 3 *)としたとき、次式:ΔE*ab=
    ((L3 *−L2 *2+(a3 *−a2 *2+(b3 *−b2 *
    20.5により求めた色差ΔE*abが20未満となる請
    求項1記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 成分(A)おいて、皮膚又は皮膚様の人
    工皮革からなる肌色下地の測定値がL*=45〜85、
    *=0〜30、b*=0〜30である請求項1又は2記
    載の化粧料。
  4. 【請求項4】 成分(A)の粉体が、金属酸化物粒子で
    被覆されたものである請求項1〜3のいずれか1項記載
    の化粧料。
  5. 【請求項5】 成分(A)の粉体が、雲母の表面を金属
    酸化物粒子で被覆したものである請求項1〜4のいずれ
    か1項記載の化粧料。
  6. 【請求項6】 金属酸化物が、酸化チタン、酸化鉄又は
    これらの混合物である請求項4又は5記載の化粧料。
  7. 【請求項7】 成分(A)の粉体が、青色から紫色領域
    の反射干渉光を有するものである請求項1〜6のいずれ
    か1項記載の化粧料。
  8. 【請求項8】 成分(A)の粉体が、平均粒径12μm
    以下のものである請求項1〜7のいずれか1項記載の化
    粧料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004073327A (ja) * 2002-08-12 2004-03-11 Naris Cosmetics Co Ltd 皮膚の測色方法、皮膚のくすみ解消に有効な無機粉体組成物、及びそれを用いた化粧料
WO2016064070A1 (ko) * 2014-10-23 2016-04-28 (주)아모레퍼시픽 청색 복합 분체를 함유하는 피부 투명감 증진용 조성물
US11786445B2 (en) 2016-10-31 2023-10-17 L'oreal Composition for natural skin brightening effect

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Effective date: 20041019