JPH11150998A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JPH11150998A
JPH11150998A JP9314801A JP31480197A JPH11150998A JP H11150998 A JPH11150998 A JP H11150998A JP 9314801 A JP9314801 A JP 9314801A JP 31480197 A JP31480197 A JP 31480197A JP H11150998 A JPH11150998 A JP H11150998A
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和也 小倉
Yasuhiro Yamamoto
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過電流抑制を確実に行う。 【解決手段】 周波数指令fs*と、この指令をV/f
換算器2でq軸電圧指令Vq*とし、設定された0Vの
q軸電圧指令Vd*からPWM電圧パターンを演算し
て、インバータ4をPWM制御するV/f制御インバー
タ装置において、モータ6の一次電流を検出する電流検
出器6からの一次電流ベクトルI1と過電流リミット値
I1_maxの差を71でとり、その正の信号をリミッ
タ72で抽出し、73でゲインKoc倍して補償電圧絶
対値DVとし、このDVをd,q軸電流検出値Id,I
qに74,75で掛け、d,q軸電圧補償値DVd,D
Vqとし逆ベクトルで21,22を介してVd*,Vq
*に加え過電流を抑制すると共に、上記DVを10でP
I演算し周波数フィードバック値としてfs*にフィー
ドバックしてV/f換算器2からのVq*を減少させて
過電流を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、過電流制限機能
を強化したV/f制御により誘導電動機を可変速制御す
るインバータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インバータ装置における誘導モータをV
/f制御で駆動する場合、インバータから出力される電
流は、出力電圧及び出力周波数とモータの状態によって
決まる。特に始動時には、モータを励磁するために大き
な電流を必要とし、電流制限をかけない場合には、モー
タ定格電流の200%以上の電流が流れる場合がある。
また、モータに流れる電流は、負荷の大きさに比例する
ため、過度な負荷がかかると大きな電流が流れてしま
う。
【0003】しかし、インバータ装置における半導体素
子は、熱容量等から流すことの電流に制限があるため、
過度な電流が流れると素子が破壊されてしまう。通常イ
ンバータ装置の最大許容電流は、インバータ装置の最大
適用モータにおける定格電流(以後定格電流と略す)の
200%程度に設計されるため、定格電流の150%程
度で保護をかける。
【0004】また、瞬時停電時等のモータが回転してい
る場合に再始動を行う場合には、モータ回転数を計測
し、その周波数から運転を再開する制御がある。モータ
の回転数を計測あるいは推定する方式は数多く提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、インバータの過
電流保護機能(以後過電流制限と記す)は、電流や電圧
をスカラー量(絶対値)で扱ってきた。これは、出力電
圧をスカラー量(絶対値)で扱うため、過電流制限制御
量もスカラー量で行っていたためである。しかし、多相
モータにおいて、電流及び電圧は2次元空間量であるた
め、スカラー量でなくベクトル量で扱わなくてはならな
い。よって、従来の方法における単に電圧の絶対値のみ
を減少させる方法では、有効な過電流抑制効果を得るこ
とができず、電流が定格電流の200%を超えて素子を
破壊するか、H/Wの過電流制限機能によってストール
してしまう場合がある。
【0006】また、瞬時停電時等の再始動時の拾い上げ
制御における運転開始周波数は、モータに微少な電圧を
印加したときの電流値によって回転数を計測したり、駆
動回生方向の判定を行って出力周波数をモータの回転数
に同期させる方向等が考案されているが、どの方式も計
測あるいは推定を行っているため、判定ミスを生じて誤
った始動周波数を印加した場合には、過電流などで始動
できない場合がある。
【0007】この発明は、このような課題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、確実に過電
流を抑制することができ、また、拾い上げ制御時に周波
数の判定ミスが無く、確実に周波数の拾い上げがなしう
るインバータ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、周波数指令
値と、この周波数指令値をV/f換算した電圧指令ベク
トルに基づいてPWM電圧パターンを演算し、インバー
タをPWM制御して誘導モータを駆動するインバータ装
置において、電流検出器からの一次電流ベクトルが過電
流リミット値を超過した分のベクトルに対して、その大
きさに比例し、逆方向のベクトルとなる過電流補償電圧
を作成し、電圧指令ベクトルに加算すると共に、過電流
補償電圧ベクトルの絶対値をPI演算して周波数指令に
フィードバックして過電流を抑制する。
【0009】または、電流検出器からの一次電流ベクト
ル,d軸電流,q軸電流がそれぞれ過電流リミット値,
駆動側トルクリミット値,回生側トルクリミット値を超
過した分の各電流の最大値の電流を選択し、その選択し
た電流の大きさに比例し、逆方向のベクトルとなる過電
流補償電圧ベクトルを作成し、電圧指令ベクトルに加算
すると共に、過電流補償電圧ベクトルの絶対値をPI演
算して周波数指令にフィードバックして過電流を抑制す
る。
【0010】また、上記過電流を抑制するものにおい
て、電流検出器からの一次電流位相の前回値と今回値の
率を計算し、その変化率が小さくなる周波数補償量を計
算し、周波数指令に加算することによって出力トルクの
振動を抑制する。
【0011】また、周波数指令値の前回値を保持する前
回値保持器を有し、周波数設定値を周波数指令値として
出力するクッション処理ブロックと、前記クッション処
理回路への周波数設定値をゼロに切り換えるスイッチ
と、前記V/f換算器の出力を調整する電圧調整ゲイン
と、モータの空転を拾い上げ制御する拾い上げ制御ブロ
ックとを設け、前記拾い上げ制御ブロックは、拾い上げ
時は、前記スイッチを制御して周波数設定をゼロとし、
拾い上げ開始時は、前記電圧調整ゲインをゼロとして電
圧指令をゼロにすると共に、前記クッション処理ブロッ
ク内の周波数指令前回値を拾い上げ開始時の初期周波数
に設定し、さらに前記過電流抑制電圧作成ブロックの過
電流リミット値をこの値より小さい拾い上げ用のリミッ
ト値に変更し、次いで、前記電圧調整ゲインを所定の変
更率で大きくし、ゲインが1となり、電圧と周波数がV
/fパターン上で一致したら拾い上げ制御を終了する、
拾い上げシーケンスを有し、過電流になった場合に周波
数フィードバックによって周波数を制御する特性を利用
して拾い上げ制御する。
【0012】また、上記拾い上げ制御において、最高周
波数と前回周波数指令値とを切り換えるスイッチを設
け、前回の出力周波数が分かっており、モータの回転数
が前回の出力周波数以下であることが分かっている場
合、前回の出力周波数から拾い上げ制御を開始する。
【0013】
【発明の実施の形態】まず、変数定義について、 (1)モータの等価回路電圧−電流ベクトル図 誘導モータのT−II型の等価回路を図1に示す。記号の
意味は図1に記載のとおりである。図1において、ある
力行運転中の電圧成分E1,電流成分I0を、d,q軸
回転座標系で示すと、図2のようになる。
【0014】ただし、d軸を一次磁束方向に、q軸をd
軸を90度進んだ位相に取る。
【0015】(2)この発明で用いるV/f制御ブロッ
ク図 この発明は図3のようなV/f制御回路を用いる。1は
周波数設定値f*から周波数指令値fs*を作成すると
きに、ある設定された変化率で制限をかけるクッション
処理回路で、周波数設定値f*から前回値保持器14の
前回出力周波数指令値を減算し今回の周波数変化分を検
出する減算器11と、減算器出力にリミッタ処理を施す
変化率制限器12と、この制限器からの今回の周波数指
令変化分と前回の周波数指令値を加算し、今回の周波数
指令値fs*を計算する加算器13と、この周波数指令
の前回周波数指令値をラッチする前回値保持器14とで
構成されている。
【0016】2は周波数指令値からV/fパターンによ
ってq軸電圧指令値Vq*を作成するV/f換算器、3
はd,q軸電圧指令値Vd*,Vq*及び周波数指令値
s*から出力電圧パターンを作成するPWM変換器、
4はPWM出力電圧パターンにより制御されるインバー
タ主回路の半導体素子、5はインバータ出力で駆動され
る誘導モータ、6はCTで検出したモータの一次電流を
d,q軸回転座標上の電流ベクトルに変える電流検出器
である。
【0017】実施の形態1 図4に過電流制御系のブロック図を示す。なお、上記図
3に示したものと同一構成部分は、同一符号を付してそ
の重複する説明を省略する。
【0018】図4において、7は過電流抑制電圧制御電
圧作成回路で、電流検出器6からの一次電流検出値I1
と設定された過電流リミット値I1_maxの差をとる
過電流判定用減算器71と、この減算器の出力の正のみ
を通過させるリミッタ74と、このリミッタの出力をゲ
インKoc倍して過電流抑制(補償)電圧ベクトルの絶
対値DVを出力する過電流補償電圧作成ゲイン78と、
電流検出器6からのd,q軸電流検出値Id,Iqにそ
れぞれ上記補償電圧絶対値DVを掛けてd,q軸電圧補
償値DVd,DVqを出力するd,q軸電圧補償値計算
用掛け算器81,82で構成されている。
【0019】10は上記補償電圧絶対値DVをPI演算
し、クッション処理回路1の加算器13へ図示の極性で
出力する周波数フィードバック用PI制御器、21は0
Vのd軸電圧指令値を上記d軸電圧補償値DVdで補正
しPWM変換器3に出力するd軸電圧指令作成用加算
器、22はV/f換算器2からのq軸電圧指令値を上記
q軸電圧補償値DVqで補正しPWM変換器3に出力す
るq軸電圧指令作成用加算器である。
【0020】上記過電流制御の原理について説明する。
上記図2の状態で、電流I1を過電流リミット値I1_
maxでリミットすると、図5のようになる。このと
き、I1がI1_maxを超過したベクトル分ΔI1と
すると、このベクトルを瞬時的に抑制するためには、Δ
I1の逆ベクトルを制御ゲインKocを介してV1に加
えればよい。
【0021】図5のように、ΔI1の逆ベクトルをV1
に加えることで瞬時的な過電流は抑制できるが、基本的
に電圧指令を下げなければこの状態は継続し、いずれ過
電流となってしまう。よって、図5で補償した電圧Ko
c・ΔI1を電圧指令にP制御あるいはPI制御でフィ
ードバックする。V/f制御では、電圧指令値はV/f
換算器2により周波数指令から作成しているため、周波
数指令にフィードバックすればよい。
【0022】実施の形態1は、過電流抑制電圧作成回路
7で補償電圧絶対値DVを作成し、PI制御器10から
周波数指令を作成するクッション処理回路1へ周波数フ
ィードバック値Dfとしてフィードバックし、周波数指
令値を低下させ、V/f換算器2から出力されるq軸電
圧指令Vq*を低下させると共に、d,q軸電圧補償値
DVd,DVqを作成し、それぞれd,q軸電圧指令値
を補償しているので、出力電圧が低下し、過電流が抑制
される。
【0023】実施の形態2 図6に電流安定化機能を有する過電流制御系のブロック
図を示す。
【0024】図6について、6は一次電流をd,q軸回
転座標上の電流ベクトルに変えると共に、一次電流位相
を出力する電流検出器、9は電流安定化のための電流位
相振動抑制回路で、電流検出器6からの一次電流位相F
ai_I1を微分する一次電流位相の前回値を出力する
微分器91と、この一次電流位相の前回値と位相の今回
値Fai_I1との差をとり周波数補償量Dfaiを出
力する減算器92と、この周波数補償量を制限する過補
償防止用リミッタ93で構成されている。
【0025】23は周波数指令値を電流位相振動抑制回
路9からの上記位相補償量Dfaiで補正する周波数指
令作成用減算器である。その他の構成は上記図4のもの
と変わりがない。
【0026】電流安定化の原理について説明する。V/
f制御では、ベクトル制御の電流制御(ACR)のよう
に指令値があり、その目標値に対して電流制御を行って
いないため、図7のように、電流ベクトルがある状態か
らある状態に移行する段階で円を描くように振動する。
よって、過渡的な状態では電流ベクトルは常に振動する
ことになる。
【0027】上記図5では電流ベクトルに対し、d−q
軸の原点を中心とした半径方向の振幅制御を行っている
が、円周方向(位相方向)に対する制御は行っていな
い。よって、過電流制御時は過度状態であるため、過電
流リミッタ円にそって振動する。また、円周方向の振動
が大きくなると出力トルクや回転速度も振動するため、
逆起電力も変動してしまう。そのため、過電流制限制御
を行っていても半径方向の振動成分も大きくなり、図8
のように、過電流リミッタを超える場合もある。
【0028】この円周方向の振動(位相振動)を抑制す
るために、一次電流位相の微分フィードバックを行う。
円周方向の振動を抑制するためには、周波数を制御しな
ければならない。よって、一次電流位相の微分値(変化
率)に比例した値をPWMの周波数指令に一次電流位相
が変化しない方向で加える。この制御により、電流ベク
トルの円周方向にダンビング効果が得られ、過電流時の
電流ベクトル振動を抑制できる。
【0029】実施の形態2では、微分器91にて一次電
流位相Fai_I1を微分し、一次電流位相Fai_I1
との差をとり、過補償防止用リミッタ93を通し減算器
23で周波数指令に加えているので、過電流時の電流ベ
クトル振動が抑制される。
【0030】実施の形態3 図9にトルク電流リミッタ機能を有する過電流抑制電圧
制御電圧作成回路7を示す。この回路7は、電流検出器
6(図4)からの一次電流検出値I1と設定された過電
流リミット値I1_maxとの差をとる過電流判定用減
算器71と、この減算器の出力の正のみを通過ささるリ
ミッタ74と。
【0031】電流検出器6からのq軸電流検出値Iqと
設定された駆動側トルクリミット値Lim_DRとの差
をとる駆動トルク判定用減算器72と、この差信号の正
の信号のみを通過させるリミッタ75と、上記q軸電流
検出値Iqと設定された回生側トルクリミット値Lim
_BRとの差をとる回生トルク判定用減算器73と、こ
の差信号の正の信号のみを通過させるリミッタ76と。
【0032】上記リミッタ74,75,76からの入力
の内最大の値を選択する最大値選択器77と、この選択
器からの出力をゲインKoc倍して過電流補償電圧絶対
値DVを出力する過電流補償電圧作成ゲイン78と、電
流検出器6からのd,q軸電流検出値Id,Iqにそれ
ぞれ上記補償電圧絶対値DVを掛けd,q軸電圧補償値
DVd,DVqを減算器21,22(図4)に出力する
d,q軸電圧補償値計算用掛け算器81,82で構成さ
れている。
【0033】トルク電流リミッタの原理について説明す
る。これまでは、ベクトル図上で、過電流制限値I1_
maxとする円として扱ってきたが、過電流リミッタ形
状が円である必要はなく、図10に示すような任意の形
状にすることも可能である。特に回生時において、イン
バータ装置内で消費できない急激な減速による回生を行
った場合、慣性エネルギがインバータの直流側のコンデ
ンサの電荷として返還され、コンデンサ電圧が上昇す
る。
【0034】その結果、内部の電力素子を保護するため
過電圧保護機能により運転を停止してしまう。この運転
停止を防止するためには、トルク電流リミッタによって
減速レートを制御する必要がある。よって、q軸電圧成
分をトルクとして近似し、図10のように過電流ベクト
ルリミッタを半円にして回生時のトルクを制限すれば上
記ストールは防げる。
【0035】実施の形態3では、減算器71,72,7
3によりそれぞれI1とI1_maxの差,IqとLi
m_DRの差,Lim_BRとIqとの差がとられ、この
各差信号をそれぞれ正の信号のみを通すリミッタ74,
75,76を通し、その各信号の最大値を最大値選択器
77で選択している。したがって、駆動時に過電流又は
過トルクになるとリミッタ74又は75から出力があ
り、その大きい方が選択される。また、回生時に過トル
クとなるとリミッタ76から出力があり選択される。
【0036】選択された信号は、図4の回路と同様に、
過電流補償電圧作成ゲイン78を介してPI制御器8及
び掛け算器81,82に入力するので、駆動時に過電流
又は過トルクとなると、この過電流又は駆動トルクが抑
制される。
【0037】また、回生時に過トルクとなるとこの回生
トルクが抑制される。よって、回生時の上記ストールを
防止できる。
【0038】実施の形態4 図11に拾い上げ機能を有する過電流制御系のブロック
図を示す。
【0039】図11において、101はモータが空転し
ている時所定のシーケンスで拾い上げ制御をする拾い上
げ制御回路、SW1は回路101からの初期化時周波数
設定切り換え信号B1で周波数設定値f*を0に切り換
える周波数設定切り換えスイッチである。過電流抑制電
圧作成回路7は、回路101からの拾い上げ時過電流リ
ミッタ切り換え信号B2により過電流リミット値I1_
maxが切り換えうるようになっている。
【0040】クッション処理回路1の前回値保持器14
は、回路101からの初期化時周波数指令変更信号B3
により制御され、拾い上げ開始時の初期周波数(最高周
波数)をラッチして出力するようになっている。
【0041】102はV/f換算器2と減算器22との
間に設けられた電圧調整ゲインで、回路101からの拾
い上げゲインKpk変更信号B4によりV/f換算2の
出力電圧を変更する。その他の構成は上記図6のものと
変わりがない。
【0042】次に、上記図11の回路の動作を拾上機能
の原理と共に説明する。
【0043】過電流制御系は、上記図4と同様に過電流
になった場合に周波数フィードバックによって周波数を
制御する。実施の形態4は、この特性を利用して、モー
タがある回転数で空転している場合の拾い上げ制御によ
り始動を行うものである。
【0044】拾い上げ制御回路101の拾い上げ時のシ
ーケンスを以下に示す。
【0045】(1)初期化 1)拾い上げ時は、信号B1を出力して周波数設定をゼ
ロとする。 2)拾い上げ開始時は、信号B4を出力して拾い上げゲ
インを、Kpk=0とし、電圧指令をゼロにする。 3)信号B3を出力してクッション処理ブロック内の周
波数指令前回値を拾い上げ開始時の初期周波数(最高周
波数)に設定する。 4)信号B2を出力して過電流抑制電圧作成ブロックの
電流リミッタ値を拾い上げ用のリミッタ値に変更する。
【0046】(2)拾い上げ処理 1)信号B4を変化させてゲインKpkをある変化率で
大きくしていく。 2)過電流になった場合には、ゲインKpkを変更しな
い。 3)過電流時は、過電流抑制制御が自動的に周波数を下
げる。 (3)終了条件 1)ゲインKpk=1となり、電圧と周波数がV/fパ
ターン上で一致したら拾い上げ終了。
【0047】上記シーケンスによる拾い上げ時のタイム
チャートを図12に示す。図12ので、上記(1)の
初期化条件で拾い上げを開始する。このとき、出力周波
数は拾い上げ開始時の初期周波数100%となってい
る。出力電圧は信号B4によりゲイン102のゲインK
pkが0に制御されるため0となっている。
【0048】では、信号B4によりゲイン102のゲ
インKpkが0から所定の変化率で大きくなるため、出
力電圧は増加する。よって一次電流も増加する。で
は、一次電流が100%を過電流制御が働き周波数が制
限され、一次電流および出力電圧が一定となる。
【0049】では、周波数がモータ速度とほぼ一致
し、過電流でなくなっているので出力電圧が上昇する。
では、周波数と電圧のV/fパターンが一致する。
では、磁束の安定化のため1秒ウェイトし、で拾い上
げ終了となる。では通常運転となり、設定周波数へ加
速される。
【0050】上記過電流制限リミット値I1_maxを
通常のリミット値と同じものとした場合、図12のの
段階で、ある程度のトルクが出てしまう。このため、モ
ータの慣性が小さく、拾い上げ時のモータ回転数が低い
場合には、モータの速度は変動してしまうが、拾い上げ
時に信号B2によりI1_maxの値を小さくしている
ので、出力トルクが抑制され、慣性の小さいモータでも
速度変動が生じることはない。この時の過電流リミット
形状を図13に示す。
【0051】なお、上記過電流抑制電圧作成回路7は、
図9のようにトルク電流リミッタを適用したものとする
ことができる。
【0052】拾い上げ時に、トルク電流リミッタを適用
すると、出力トルクをほぼゼロにすることができる。た
だし、一次抵抗による軸ずれがあるため、トルクリミッ
タをゼロにすることはできない。このときの過電流リミ
ッタ形状を図14に示す。
【0053】実施の形態5図15について、この実施の
形態5は、拾い上げ開始周波数選択スイッチSW2を設
け、上記図11の制御に対し、前回の出力周波数が分か
っており、モータの回転周波数が、前回の出力周波数以
下であることが分かっている場合、スイッチSW2によ
り前回の出力周波数f_setを選択しうるようにし
た。その他の構成は図11のものと変わりがない。
【0054】実施の形態5によれば、拾い上げ開始時の
周波数が前回の出力周波数以下である場合、最高周波数
f_maxからではなく、前回の出力周波数f_setか
ら開始することができるので、拾い上げ時間が短縮でき
ると共に、余分なトルクを出力することなく周波数の拾
い上げを行うことができる。
【0055】
【発明の効果】この発明は、上述のとおり構成されてい
るので、以下に記載する効果を奏する。
【0056】(1)過電流を確実に抑制することができ
る。
【0057】(2)電流安定化機能を有するものは、電
流ベクトルの安定化と出力トルクの振動を抑制ができ
る。
【0058】(3)トルク電流リミッタ機能を有するも
のは、回生時の直流電圧上昇を防止できる。
【0059】(4)拾い上げ機能を有するものは、瞬時
停電後の再始動等に必要な周波数拾い上げを周波数の同
期判定等を行わずに行うことができるので、拾い上げの
失敗がない。
【0060】(5)また、過電流制御系における過電圧
抑制電圧作成回路の過電流リミット値を小さく切り換え
ることにより拾い上げ時の余分な出力トルクを最小限に
抑えることができる。
【0061】(6)また、トルク電流リミッタ機能を有
するものにおいては、拾い上げ時にトルク電流リミット
値を小さくすることで、余分なトルクを出力することな
く周波数の拾い上げを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】モータのT−II型等価回路図。
【図2】電圧−電流ベクトル図。
【図3】この発明で用いるV/f制御ブロック図。
【図4】実施の形態1にかかる過電流制御ブロック図。
【図5】過電流時の電圧−電流ベクトル図。
【図6】実施の形態2にかかる電流安定化機能を有する
過電流制御ブロック図。
【図7】電流ベクトル移動時の軌跡を示すグラフ。
【図8】過電流時の電流ベクトル振動を説明するグラ
フ。
【図9】実施の形態3にかかるトルク電流リミッタ機能
を有する過電流抑制電圧作成ブロック回路図。
【図10】トルク電流リミッタ適用時の電流ベクトル移
動範囲を示すグラフ。
【図11】実施の形態4にかかる拾い上げ制御機能を有
する過電流制御ブロック図。
【図12】拾い上げ時のタイムチャート。
【図13】始動時出力トルク低減処理を示すグラフ。
【図14】トルク電流リミッタ採用時の過電流リミッタ
形状を示すグラフ。
【図15】実施の形態5にかかる拾い上げ制御機能を有
する過電流制御ブロック図。
【符号の説明】
1…クッション処理回路(ブロック) 12…変化率制限器 14…前回値保持器 2…V/f換算器 3…PWM変換器 4…インバータ主回路の半導体素子 5…誘導モータ 6…電流検出器 7…過電流抑制電圧作成回路(ブロック) 74〜76…正の信号のみを通すリミッタ 77…最大値選択器 78…過電流補償電圧作成ゲイン 10…PI制御器 101…拾い上げ制御回路(ブロック) 102…電圧調整ゲイン f*…周波数設定値 fs*…周波数指令値 Vd*,Vq*…d,q軸電圧指令値 I1…一次電流検出値 Id,Iq…d,q軸一次電流検出値 I1_max…過電流リミット値 Lim_max…駆動側トルクリミット値 Lim_BR…回生側トルクリミット値 Fai_I1…一次電流位相 DV…補償電圧絶対値 DVd,DVq…d,q軸電圧補償値 Df…周波数フィードバック値 Dfai…周波数補償量 Koc,Kpk…ゲイン f_max…最高周波数 f_set…任意の拾い上げ開始周波数 SW1…周波数設定切換スイッチ SW2…拾い上げ開始周波数選択スイッチ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数指令値と、この周波数指令値をV
    /f換算した電圧指令ベクトルに基づいてPWM電圧パ
    ターンを演算し、インバータをPWM制御して誘導モー
    タを駆動するインバータ装置において、 前記モータの一次電流ベクトルを検出する電流検出器
    と、 前記電流検出器によって得られた一次電流ベクトルが過
    電流リミット値を超過した分のベクトルに対して、その
    大きさに比例し、逆方向のベクトルとなる過電流補償電
    圧ベクトルを作成する過電流抑制電圧作成ブロックと、 前記ブロックで作成した過電圧補償電圧を前記電圧指令
    ベクトルに加える加算器と、 前記過電流補償電圧ベクトルの絶対値をPI演算して前
    記周波数指令にフィードバックするPI制御器とを設
    け、 過電流を抑制することを特徴とするインバータ装置。
  2. 【請求項2】 周波数指令値と、この周波数指令値をV
    /f換算した電圧指令ベクトルに基づいてPWM電圧パ
    ターンを演算し、インバータをPWM制御して誘導モー
    タを駆動するインバータ装置において、 前記モータの一次電流ベクトルを検出する電流検出器
    と、 前記電流検出器によって得られた一次電流ベクトル,d
    軸電流,q軸電流がそれぞれ過電流リミット値,駆動側
    トルクリミット値,回生側トルクリミット値を超過した
    分の各電流の最大値の電流を選択し、その選択した電流
    の大きさに比例し、逆方向のベクトルとなる過電流補償
    電圧ベクトルを作成する過電流抑制電圧作成ブロック
    と、 前記ブロックで作成した過電圧補償電圧を前記電圧指令
    ベクトルに加える加算器と、 前記過電流補償電圧ベクトルの絶対値をPI演算して前
    記周波数指令にフィードバックするPI制御器とを設
    け、 過電流を抑制することを特徴とするインバータ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記電流検出器に一次電流位相を検出する機能を設け、 前記電流検出器からの一次電流位相の前回値と今回値の
    変化率を計算し、その変化率が小さくなる周波数補償量
    を計算する電流位相振動抑制ブロックとを設け、 前記周波数補償量を前記周波数指令に加算することによ
    って出力トルクの振動を抑制することを特徴とするイン
    バータ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2又は3において、 周波数指令値の前回値を保持する前回値保持器を有し、
    周波数設定値を前記周波数指令値として出力するクッシ
    ョン処理ブロックと、 前記クッション処理回路への周波数設定値をゼロに切り
    換えるスイッチと、 前記V/f換算器の出力を調整する電圧調整ゲインと、
    モータの空転を拾い上げ制御する拾い上げ制御ブロック
    とを設け、 前記拾い上げ制御ブロックは、 拾い上げ時は、前記スイッチを制御して周波数設定をゼ
    ロとし、 拾い上げ開始時は、前記電圧調整ゲインをゼロとして電
    圧指令をゼロにすると共に、前記クッション処理ブロッ
    ク内の周波数指令前回値を拾い上げ開始時の初期周波数
    に設定し、さらに前記過電流抑制電圧作成ブロックの過
    電流リミット値をこの値より小さい拾い上げ用のリミッ
    ト値に変更し、 次いで、前記電圧調整ゲインを所定の変更率で大きく
    し、ゲインが1となり、電圧と周波数がV/fパターン
    上で一致したら拾い上げ制御を終了する、 拾い上げシーケンスを有し、 過電流になった場合に周波数フィードバックによって周
    波数を制御する特性を利用して拾い上げ制御することを
    特徴とするインバータ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 最高周波数と前回周波数指令値とを切り換えるスイッチ
    を設け、 前回の出力周波数が分かっており、モータの回転周波数
    が前回の出力周波数以下であることが分かっている場
    合、前回の出力周波数から拾い上げ制御を開始すること
    を特徴とするインバータ装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5において、 前記過電流リミット値をトルクリミッタ形状に置きかえ
    ることで、拾い上げ時の余分なトルクを最小限に抑える
    ことを特徴とするインバータ装置。
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