JPH11150578A - 情報処理装置及びデータ転送レート制御方式 - Google Patents

情報処理装置及びデータ転送レート制御方式

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JPH11150578A
JPH11150578A JP9317845A JP31784597A JPH11150578A JP H11150578 A JPH11150578 A JP H11150578A JP 9317845 A JP9317845 A JP 9317845A JP 31784597 A JP31784597 A JP 31784597A JP H11150578 A JPH11150578 A JP H11150578A
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JP
Japan
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waveform
signal
transfer rate
observation
information processing
Prior art date
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Application number
JP9317845A
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English (en)
Inventor
Kisho Hara
紀章 原
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号伝送路で発生する反射波形の影響による
データ誤りを防止して常に最高速度でのデータ転送がで
きるようにする。 【解決手段】 インタフェース1を通してディジーチェ
ーン方式で接続される従装置2が設けられる。従装置2
には、コントローラ3と、このコントローラ3に入力さ
れるインタフェース1からの信号波形を観測する波形観
測部4と、この波形観測部4から出力される波形観測情
報信号の状況により転送レートを制御する転送レート制
御部5が設けられる。前記波形観測部4には、観測した
信号波形を波形変換する波形変換回路および異常波形検
出回路が設けられる。この波形観測部4が異常波形(反
射波形)を検出したときには、波形観測部4から出力さ
れる波形観測情報信号をアクティブにする。なお、波形
観測部4が異常波形を検出しないときには、波形観測情
報信号をインアクティブにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置のイ
ンタフェース技術に係り、特にディジーチェーン方式で
接続される情報処理装置間のデータ転送レートを効率的
に制御するデータ転送レート制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の情報処理装置をディジーチェーン
方式で接続したシステム運用形態が知られている。この
ディジーチェーン方式は、図4に示すように、主たる情
報処理装置(主装置)41と、この主装置41の同一バ
ス上に複数台接続される従たる情報処理装置(従装置)
42a,42b・・・とで実現される。
【0003】このディジーチェーン方式において、主装
置41から従装置42a,42b…にデータ信号を転送
する場合、信号伝送路、例えばディジーチェーンのケー
ブルの特性等に起因して図5のA部に示すような反射波
形が発生する場合がある。このような反射波形が発生す
るA部では、データ信号が誤ったものとなる。そのた
め、従装置42a,42b・・・では、データ信号を取り
込むのを抑えるために、データ転送レートは、ケーブル
の特性インピーダンスやシステム最大構成時のケーブル
長等に基づいて一定値に固定されていた。
【0004】従って、従来は、システム構成の状況が変
わって、例えばケーブル長が短くなった場合(反射波形
の影響が少ない場合)や、同一ケーブル上に多くの情報
処理装置が接続されてケーブル長が長くなった場合(反
射波形の影響を受けている場合)でも、同じ転送レート
でデータ信号が転送するしかなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来
は、同一転送レートでデータの転送を行っていたため、
システム構成の装置が少なくて総ケーブル長が短い場合
には、本来、高速なデータ転送が可能であるにもかかわ
らず、転送レートを高めることができない問題があっ
た。また、従来は、信号伝送路上の波形に応じたデータ
転送レートを行う視点がなかったため、実用上、総ケー
ブル長をどの程度まで長くできるかを把握することがで
きず、最適なデータ転送レートを定めることが困難であ
った。
【0006】そこで本発明の課題は、信号伝送路で発生
する反射波形の影響によるデータ誤りを抑制できる範囲
で最高速度でのデータ転送を可能にする情報処理装置を
提供することにある。本発明の他の課題は、複数の情報
処理装置間でデータ転送を行う場合に、装置構成や信号
伝送路の状態が変化してもデータ誤りを抑制できる範囲
で最高速度でのデータ転送を可能にする、改良されたデ
ータ転送レート制御方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、信号伝送路を介して接続された他装置と
の間でデータ信号の転送を行う情報処理装置において、
前記信号伝送路におけるデータ信号の波形を常時観測
し、観測波形が正常の場合と異常の場合とで異なるレベ
ルの観測信号を出力する波形観測手段と、前記観測信号
のレベルに応じて前記信号伝送路に送出するデータ信号
の転送レートを動的に変化させる転送レート制御手段と
を設けたことを特徴とする。
【0008】前記波形観測手段は、好ましくは、前記デ
ータ信号の波形を二値波形に変換し、変換された二値波
形のレベル変化速度と前記データ信号に予定された波形
レベルの変化速度とを比較することにより前記観測波形
が正常か異常かを識別するように構成する。
【0009】上記他の課題を解決する本発明のデータ転
送レート制御方式は、信号伝送路、例えばディジーチェ
ーンを介して接続された複数の情報処理装置間で転送さ
れるデータ信号の転送レートを制御する方式であって、
前記信号伝送路におけるデータ信号の波形を常時監視し
て観測波形が正常の場合と異常の場合とで異なるレベル
の観測信号を出力する波形観測手段を有し、前記観測信
号のレベルに応じて前記複数の情報処理装置のいずれか
から前記信号伝送路に送出するデータ信号の転送レート
を動的に変化させることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態を示
すブロック構成図であり、図示しない主装置や他の従装
置とインタフェース1を介してディジーチェーン方式で
接続される従装置2の例が示されている。
【0011】この従装置2は、主装置等との間で行うデ
ータ伝送を制御するコントローラ3と、このコントロー
ラ3とインタフェース1との間のデータ信号の波形を常
時観測する波形観測部4とを備えている。
【0012】波形観測部4は、波形観測の結果、データ
信号が異常波形の場合はアクティブレベル(例えば論理
High)の観測信号、正常波形の場合は、インアクテ
ィブレベル(例えば論理Low)の観測信号をそれぞれ
コントローラ2に出力する。この異常波形の検出を容易
にするため、本実施形態では、波形観測部4を波形変換
回路と異常波形検出回路とで構成する。
【0013】波形変換回路は、データ信号の振幅と所定
振幅の判定電圧とを比較し、データ信号の波形を二値の
ディジタル波形に変換する。これは、異常波形検出回路
における振幅変化周期の比較の便宜を図るためである。
異常波形検出回路は、このディジタル波形の振幅変化周
期がデータ信号に予定された振幅変化周期に満たない状
態があるかどうかによって、反射等の異常の有無を監視
し、監視結果に応じて上記のようにレベルの異なる観測
信号を出力する。
【0014】例えば、波形観測部4に入力された信号波
形が、図2Aに示すような信号波形であったとする。波
形変換回路は、この信号波形を図2Aの破線で示す判定
電圧と比較することで図2Bに示すような信号波形に変
換する。図2Bのa部は、データ信号に予定された振幅
変化周期に満たない状態なので、異常波形検出回路は、
このa部で反射等の異常があったことを容易に検出する
ことができる。この場合は、アクティブレベルの観測信
号を出力する。
【0015】コントローラ3には、波形観測部4から出
力される観測信号のレベルに応じてデータ信号の転送レ
ートを制御する転送レート制御部5が設けられている。
この転送レート制御部5は、図3に示すように、コント
ローラ2の信号処理部(図示省略)より出力される転送
要求信号Reqからその承認信号Ackへのハンドシェ
ークの反応x,y,zを変化させることでデータ信号の
転送レートを制御できるようになっている。例えば、観
測信号がアクティブレベルのとき、つまり、異常波形が
検出されたときは、上記反応x,y,zを遅くして転送
レートを低くするように制御する。逆に、観測信号がイ
ンアクティブになると、ハンドシェークの反応を早く
し、転送レートを高めるように制御する。
【0016】このように、信号波形の観測結果に応じて
転送レートを自動的に制御することで、反射波形(異常
波形)の影響を受けない範囲での最高速度でのデータ転
送が可能になる。
【0017】なお、本実施形態では、従装置2に波形観
測部4と転送レート制御部5を設けた例について説明し
たが、複数の情報処理装置をディジーチェーン方式で接
続されたシステムにおいて、データ送信を行ういずれか
の情報処理装置内、あるいは情報処理装置とは別の機器
にこの機能を設けることも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、信号伝送路で反射等を生じない範囲における
最高速度でのデータ転送が可能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図。
【図2】A,Bはそれぞれ本実施形態による波形観測部
の波形説明図。
【図3】本実施形態による転送レート制御部の動作概要
を表す波形説明図。
【図4】ディジーチェーン方式の一例を示すブロック構
成図。
【図5】信号伝送路における反射波形を示す特性図。
【符号の説明】
1 インタフェース 2 従装置 3 コントローラ 4 波形観測部 5 転送レート制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号伝送路を介して接続された他装置と
    の間でデータ信号の転送を行う情報処理装置において、 前記信号伝送路におけるデータ信号の波形を常時観測
    し、観測波形が正常の場合と異常の場合とで異なるレベ
    ルの観測信号を出力する波形観測手段と、 前記観測信号のレベルに応じて前記信号伝送路に送出す
    るデータ信号の転送レートを動的に変化させる転送レー
    ト制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記波形観測手段は、前記データ信号の
    波形を二値波形に変換し、変換された二値波形のレベル
    変化速度と前記データ信号に予定された波形レベルの変
    化速度とを比較することにより前記観測波形が正常か異
    常かを識別するように構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 信号伝送路を介して接続された複数の情
    報処理装置間で転送されるデータ信号の転送レートを制
    御する方式であって、 前記信号伝送路におけるデータ信号の波形を常時監視
    し、観測波形が正常の場合と異常の場合とで異なるレベ
    ルの観測信号を出力する波形観測手段を有し、前記観測
    信号のレベルに応じて前記複数の情報処理装置のいずれ
    かから前記信号伝送路に送出するデータ信号の転送レー
    トを動的に変化させることを特徴とするデータ転送レー
    ト制御方式。
  4. 【請求項4】 前記波形観測手段は、前記データ信号の
    波形を二値波形に変換し、変換された二値波形のレベル
    変化速度と前記データ信号に予定された波形レベルの変
    化速度とを比較することにより前記観測波形が正常か異
    常かを識別するように構成されていることを特徴とする
    請求項3記載のデータ転送レート制御方式。
  5. 【請求項5】 前記複数の情報処理装置を接続する信号
    伝送路がディジーチェーンであることを特徴とする請求
    項3または4記載のデータ転送レート制御方式。
JP9317845A 1997-11-19 1997-11-19 情報処理装置及びデータ転送レート制御方式 Pending JPH11150578A (ja)

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JPH11150578A true JPH11150578A (ja) 1999-06-02

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