JPH11150110A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH11150110A JP31789297A JP31789297A JPH11150110A JP H11150110 A JPH11150110 A JP H11150110A JP 31789297 A JP31789297 A JP 31789297A JP 31789297 A JP31789297 A JP 31789297A JP H11150110 A JPH11150110 A JP H11150110A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チタンサリサイド等の耐熱性が低い材料から
成る膜を有する構造であっても、膜の電気抵抗が低く、
かつホットキャリア耐性に優れた半導体装置およびその
製造方法を提供する。 【解決手段】 チタンサリサイド105を用いた耐熱性
が低いトランジスタを持つ半導体基板101と、半導体
基板101上に高密度プラズマCVD法によって形成さ
れたシリコン窒化膜である高密度プラズマ窒化膜108
と、高密度プラズマ窒化膜108上に高密度ブラズマC
VD法によって形成されたシリコン酸化膜である高密度
プラズマ酸化膜109とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、特に、ホットキヤリア耐性の改善
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体装置の製造方法において
は、BPSG膜に800℃以上のアニールを施すことが
多い。
【0003】ところが、最近、BPSG膜下に形成され
る膜、例えば、トランジスタの構成要素の材料として、
耐熱性のないものが採用されつつある。チタンサリサイ
ドなどは、耐熱性が低い材料の例である。半導体装置に
おける耐熱性が低い材料に過剰な熱が加わると、この材
料から成る膜の電気抵抗値が著しく上昇し、半導体装置
として、要求される本来の性能が発揮されない。
【0004】これに対し、チタンサリサイドから成る膜
を護るためにBPSG膜に低温のアニールを行うと、B
PSG膜中のドープによってこの膜中に含まれた水がア
ニール中に蒸発せずに、完成した半導体装置中にも残留
する。そして、完成した半導体装置を使用中に、残留し
た水はトランジスタにまで拡散する。この結果、半導体
装置におけるホットキヤリア耐性が劣化する。
【0005】これに対し、BPSG膜を用いずに、平行
平板のプラズマCVD法によってシリコン酸化膜を形成
する技術がある。この技術においては、水を含むBPS
G膜を用いないがために、低温のアニールを実行するこ
とができる。しかし、シリコン酸化膜をSiH4 ガスお
よびN2 Oガスで形成するため、完成した半導体装置の
シリコン酸化膜中に水素が残留する。そして、完成した
半導体装置を使用中に、残留した水素はトランジスタに
まで拡散する。この結果、半導体装置におけるホットキ
ヤリア耐性が劣化する。
【0006】また、優れたホットキャリア耐性を実現す
るためにトランジスタに拡散しようとする水やリンなど
の不純物を遮断できる構造の半導体装置が、特公平5−
16186号公報にて開示されている。この半導体装置
の製造工程では、BPSG膜を形成する前に、減圧CV
D法によってシリコン窒化膜を形成する。この半導体装
置はBPSG膜を有しているものの、BPSG膜中に水
が残留しても構わないため、製造工程において800℃
以上のアニールを実行する必要はない。
【0007】図4を参照して、この公報に類似の半導体
装置は、次のように製造される。
【0008】半導体基板上401上に、ゲート酸化膜4
02を介してDOPOSゲート電極403を形成する。
半導体基板401のDOPOSゲート電極403の両脇
に、拡散層404を形成する。さらに、拡散層404と
DOPOSゲート電極403の上部にそれぞれ、チタン
サリサイド層405を形成する。また、ゲート酸化膜4
02およびDOPOSゲート電極403の側面に、サイ
ドウォール酸化膜406を形成する。
【0009】このような構造の上に、常圧CVD法(成
膜温度約400℃)によって、常圧シリコン酸化膜40
7を約1000オングストローム形成する。さらに、常
圧シリコン酸化膜407の上に、減圧CVD法(成膜温
度約700℃)によって、ジクロルシランとNH3 から
成る減圧シリコン窒化膜408を1000オングストロ
ーム形成する。次に、減圧シリコン窒化膜408の上
に、常圧CVD法(成膜温度約500℃)によって、オ
ゾン−TEOS−BPSG膜409を約7000オング
ストローム形成する。この後に、平坦化のためにリフロ
ーを行う。以上のようにして、図4に示す半導体装置が
製造された。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に開示された
技術によれば、BPSG膜中に水が残留しても構わない
ため、BPSG膜に対するアニール温度は800℃以下
でよい。しかし、シリコン窒化膜の形成時に、650℃
以上の加熱処理を施す必要はある。この理由は、減圧C
VD法によってシリコン窒化膜を形成するために用いる
ジクロルシランとNH3 ガスの組み合わせは650℃以
下では殆ど熱的反応が起こらないこと、即ち、650℃
以下ではシリコン窒化膜を形成することができないこと
である。因みに、このシリコン窒化膜の成膜レートは、
650℃時に、約3オングストローム/分である。
【0011】650℃以上の加熱処理を施す必要がある
上記公報の技術では、結局、チタンサリサイド等の耐熱
性の低い材料から成る膜の電気抵抗値が上昇し、得られ
た半導体装置は、要求される性能を発揮できない。
【0012】本発明の課題は、耐熱性が低い材料から成
る膜を有する構造であっても、膜の電気抵抗が低く、か
つホットキャリア耐性に優れた半導体装置およびその製
造方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、トラン
ジスタを持つ半導体基板と、前記半導体基板上に高密度
プラズマ化学気相成長によって形成されたシリコン窒化
膜と、前記シリコン窒化膜上に高密度ブラズマ化学気相
成長によって形成されたシリコン酸化膜とを有すること
を特徴とする半導体装置が得られる。
【0014】本発明によればまた、前記シリコン窒化膜
は、水素を含まないシリコン化合物および窒素を含む前
記半導体装置が得られる。
【0015】本発明によればさらに、前記水素を含まな
いシリコン化合物は、SiF4 、SiI4 、およびSi
Cl4 のうちから選択された少くとも1つを含む前記半
導体装置が得られる。
【0016】本発明によればまた、前記トランジスタの
ゲート部、ソース部、およびドレイン部のうちの少くと
も一部は、チタン原子を含む前記半導体装置が得られ
る。
【0017】本発明によればさらに、トランジスタを持
つ半導体基板上に高密度プラズマ化学気相成長によって
シリコン窒化膜を形成する工程と、前記シリコン窒化膜
上に高密度ブラズマ化学気相成長によってシリコン酸化
膜を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装
置の製造方法が得られる。
【0018】本発明によればまた、前記シリコン窒化膜
は、水素を含まないシリコン化合物および窒素を含む前
記半導体装置の製造方法が得られる。
【0019】本発明によればさらに、前記水素を含まな
いシリコン化合物は、SiF4 、SiI4 、およびSi
Cl4 のうちから選択された少くとも1つを含む前記半
導体装置の製造方法が得られる。
【0020】本発明によればまた、前記トランジスタの
ゲート部、ソース部、およびドレイン部のうちの少くと
も一部は、チタン原子を含む前記半導体装置の製造方法
が得られる。
【0021】
【作用】本発明は、チタンサリサイド等の耐熱性が低い
材料から成る膜を持つトランジスタを有する半導体基板
上に、高密度ブラズマCVD法によってシリコン窒化膜
を形成し、さらにこの上に高密度プラズマCVD法によ
ってシリコン酸化膜を形成している。高密度プラズマC
VD法によれば、シリコン窒化膜やシリコン酸化膜を低
温で形成できる。即ち、製造中の半導体装置における耐
熱性が低い材料から成る膜が加熱されない。このため、
耐熱性が低い材料から成る膜の電気抵抗が上昇すること
がない。
【0022】また、本発明によれば、ボロンやリンなど
のドープがないため、シリコン窒化膜やシリコン酸化膜
中には水が含まれないし、勿論残留することがない。こ
のため、残留した水がトランジスタへ拡散することに因
るホットキャリア耐性の劣化がない。
【0023】さらに、本発明によれば、シリコン窒化膜
を形成する時に、水素を含まないガスを使用できるた
め、シリコン窒化膜中には水素が含まれないし、勿論残
留することがない。このため、残留した水素がトランジ
スタへ拡散することに因るホットキャリア耐性の劣化が
ない。尚、シリコン窒化膜を形成する時に水素を含まな
いガスを使用できるのは、高密度プラズマCVD法によ
れば水素を含まないシリコン化合物をも分解できる程の
プラズマエネルギがかけられるからである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態による半導体装置を説明する。
【0025】図1を参照して、本発明の実施の形態によ
る半導体装置は、半導体基板101と、ゲート酸化膜1
02と、リンドープ多結晶シリコン膜であるDOPOS
ゲート電極103と、拡散層104と、チタンサリサイ
ド層105と、常圧CVD法による常圧シリコン酸化膜
107と、高密度プラズマCVD法による高密度シリコ
ン窒化膜108と、高密度プラズマCVD法による高密
度シリコン酸化膜109とを有している。高密度シリコ
ン酸化膜109上面は平坦化されており、この面上に
は、後工程にて、メタル配線層が形成される。
【0026】詳しくいえば、半導体基板101上には、
ゲート酸化膜102が形成されている。ゲート酸化膜1
02上に形成されたDOPOSゲート電極103が形成
されている。半導体基板101上の(DOPOS)ゲー
ト電極103の両脇には、拡散層104が形成されてい
る。拡散層104およびDOPOSゲート電極103の
上には、チタンサリサイド層105が形成されている。
ゲート酸化膜102、DOPOSゲート電極103、お
よびチタンサリサイド層105の側面には、酸化膜サイ
ドウォール膜106が形成されている。さらに、これら
を覆うように、常圧シリコン酸化膜107が形成されて
いる。常圧シリコン酸化膜107の上には、高密度シリ
コン窒化膜108が形成されている。高密度シリコン窒
化膜108の上には、高密度プラズマCVD法による高
密度シリコン酸化膜109が形成されている。
【0027】
【実施例】[実施例1]以下、図面を参照して、本発明
の実施例1による半導体装置の製造方法を説明する。
【0028】図2(a)を参照して、従来例と同様に、
半導体基板上201上にゲート酸化膜202を介してD
OPOSゲート電極203を形成する。半導体基板20
1のDOPOSゲート電極203の両脇に、拡散層20
4を形成する。さらに、拡散層204とDOPOSゲー
ト電極203の上部にそれぞれ、チタンサリサイド層2
05を形成する。また、ゲート酸化膜202およびDO
POSゲート電極203の側面に、サイドウォール酸化
膜206を形成する。
【0029】このような構造の上に、常圧CVD法によ
って常圧シリコン酸化膜207を約1000オングスト
ローム形成する。成膜温度は約400℃で、SiH4
2ガスを使用した。常圧シリコン酸化膜207は、プ
ラズマによるダメージを緩和する目的で形成した。
【0030】次に、高密度プラズマCVD法としてのI
PCプラズマCVD法によって高密度シリコン窒化膜2
08を約1000オングストローム形成する。成膜温度
は約300℃程度で、SiF4 ガス、N2 ガス、および
Arを使用した。
【0031】次に、高密度シリコン窒化膜208の上
に、IPCプラズマCVD法によって高密度シリコン酸
化膜209を約10000オングストローム形成する。
SiH4 、O2 、およびArを使用した。この工程は、
高密度シリコン窒化膜208と同じ成膜チヤンバー中に
て、高密度シリコン窒化膜208の形成に連続して行っ
た。以上のようにして、図2(a)に示す構造が製造さ
れた。図2(a)において、高密度シリコン酸化膜20
9の表面は、IPCプラズマCVD法によって断面鋭角
状になっている。
【0032】次に、図2(b)を参照して、高密度シリ
コン酸化膜209を平坦化する。高密度シリコン酸化膜
209表面を、化学的研磨もしくは化学的かつ機械的的
研磨によって4000オングストローム研磨することに
より平坦化する。以上のようにして、図2(b)に示す
半導体装置が製造された。平坦化された高密度シリコン
酸化膜209表面上には、後工程にて、メタル配線層が
形成される。
【0033】[実施例2]以下、図面を参照して、本発
明の実施例2による半導体装置の製造方法を説明する。
図3(a)および(b)を参照して、実施例2の実施
例1に対する構造上の相違点は、高密度プラズマCVD
による高密度シリコン窒化膜307がチタンサリサイド
層305上に直接に形成されている点である。その利点
は、高密度シリコン窒化膜307が、セルフアラインで
コンタクトを形成する際のストッパ窒化膜として機能可
能であることである。
【0034】さて、図3(a)を参照して、従来例と同
様に、半導体基板上301上にゲート酸化膜302を介
してDOPOSゲート電極303を形成する。半導体基
板301のDOPOSゲート電極303の両脇に、拡散
層304を形成する。さらに、拡散層304とDOPO
Sゲート電極303の上部にそれぞれ、チタンサリサイ
ド層305を形成する。また、ゲート酸化膜302およ
びDOPOSゲート電極303の側面に、サイドウォー
ル酸化膜306を形成する。
【0035】このような構造の上に、IPCプラズマC
VD法によって高密度シリコン窒化膜307を約100
0オングストローム形成する。成膜温度は約300℃程
度で、SiCl4 ガスおよびN2 ガスを使用した。
【0036】次に、高密度シリコン窒化膜307の上
に、IPCプラズマCVD法によって高密度シリコン酸
化膜308を約10000オングストローム形成する。
SiH4 、O2 、およびArを使用した。この工程は、
高密度シリコン窒化膜307と同じ成膜チヤンバー中に
て、高密度シリコン窒化膜307の形成に連続して行っ
た。以上のようにして、図3(a)に示す構造が製造さ
れた。図3(a)において、高密度シリコン酸化膜30
8の表面は、IPCプラズマCVD法によって断面鋭角
状になっている。
【0037】次に、図3(b)を参照して、高密度シリ
コン酸化膜308を平坦化する。高密度シリコン酸化膜
308表面を、化学的研磨もしくは化学的かつ機械的的
研磨によって4000オングストローム研磨することに
より平坦化する。以上のようにして、図3(b)に示す
半導体装置が製造された。平坦化された高密度シリコン
酸化膜308表面上には、後工程にて、メタル配線層が
形成される。
【0038】尚、本発明による半導体装置の製造方法
は、上記2つの実施例に限定されない。例えば、高密度
シリコン窒化膜を形成するために用いる、水素を含まな
いシリコン化合物として、SiI4 等を使用してもよ
い。また、高密度プラズマ源としては、IPCプラズマ
源以外に、ECRプラズマ源やヘリコン波プラズマ源等
を用いてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、チタンサリサイド等の耐熱性が低い材料から成
る膜を有する構造であっても、膜の電気抵抗が低く、か
つホットキャリア耐性に優れている半導体装置が得られ
る。
【0040】本発明では、高密度プラズマCVD法によ
ってシリコン窒化膜やシリコン酸化膜を低温で形成でき
る。即ち、製造中の半導体装置における耐熱性が低い材
料から成る膜が加熱されない。このため、耐熱性が低い
材料から成る膜の電気抵抗が上昇することがない。
【0041】また、本発明によれば、ボロンやリンなど
のドープがないため、シリコン窒化膜やシリコン酸化膜
中には水が含まれないし、勿論残留することがない。こ
のため、残留した水がトランジスタへ拡散することに因
るホットキャリア耐性の劣化がない。
【0042】さらに、本発明によれば、シリコン窒化膜
を形成する時に、水素を含まないガスを使用できるた
め、シリコン窒化膜中には水素が含まれないし、勿論残
留することがない。このため、残留した水素がトランジ
スタへ拡散することに因るホットキャリア耐性の劣化が
ない。尚、シリコン窒化膜を形成する時に水素を含まな
いガスを使用できるのは、高密度プラズマCVD法によ
れば水素を含まないシリコン化合物をも分解できる程の
プラズマエネルギがかけられるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による半導体装置およびそ
の製造方法を説明するための図である。
【図2】(a)および(b)共に、本発明の実施例1に
よる半導体装置およびその製造方法を説明するための図
である。
【図3】(a)および(b)共に、本発明の実施例2に
よる半導体装置およびその製造方法を説明するための図
である。
【図4】従来例による半導体装置およびその製造方法を
説明するための図である。
【符号の説明】
101、201、301、401 半導体基板 102、202、302、402 ゲート酸化膜 103、203、303、403 DOPOSゲート
電極 104、204、304、404 拡散層 105、205、305、405 チタンサリサイド
層 106、206、306、406 サイドウォール酸
化膜 107、207、407 常圧シリコン酸化膜 108、208、307 高密度シリコン窒化膜 109、209、308 高密度シリコン酸化膜 408 減圧シリコン窒化膜 409 オゾン−TE0S−BPSG膜

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスタを持つ半導体基板と、前記
    半導体基板上に高密度プラズマ化学気相成長によって形
    成されたシリコン窒化膜と、前記シリコン窒化膜上に高
    密度ブラズマ化学気相成長によって形成されたシリコン
    酸化膜とを有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記シリコン窒化膜は、水素を含まない
    シリコン化合物および窒素を含む請求項1に記載の半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 前記水素を含まないシリコン化合物は、
    SiF4 、SiI4、およびSiCl4 のうちから選択
    された少くとも1つを含む請求項2に記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 前記トランジスタのゲート部、ソース
    部、およびドレイン部のうちの少くとも一部は、チタン
    原子を含む請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 トランジスタを持つ半導体基板上に高密
    度プラズマ化学気相成長によってシリコン窒化膜を形成
    する工程と、前記シリコン窒化膜上に高密度ブラズマ化
    学気相成長によってシリコン酸化膜を形成する工程とを
    有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記シリコン窒化膜は、水素を含まない
    シリコン化合物および窒素を含む請求項5に記載の半導
    体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記水素を含まないシリコン化合物は、
    SiF4 、SiI4、およびSiCl4 のうちから選択
    された少くとも1つを含む請求項6に記載の半導体装置
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記トランジスタのゲート部、ソース
    部、およびドレイン部のうちの少くとも一部は、チタン
    原子を含む請求項5乃至7のいずれかに記載の半導体装
    置の製造方法。
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