JPH11149466A - 構造解析装置 - Google Patents

構造解析装置

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JPH11149466A
JPH11149466A JP9314858A JP31485897A JPH11149466A JP H11149466 A JPH11149466 A JP H11149466A JP 9314858 A JP9314858 A JP 9314858A JP 31485897 A JP31485897 A JP 31485897A JP H11149466 A JPH11149466 A JP H11149466A
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JP
Japan
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model
analysis
partial
boundary
entire
Prior art date
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Pending
Application number
JP9314858A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Satake
誉大 佐竹
Yoshitaka Ezawa
良孝 江澤
Akio Yasukawa
彰夫 保川
Koji Sasaki
康二 佐々木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大規模かつ複雑な対象を高精度に解析する。 【解決手段】対象とする構造全体のモデル31と、構造
全体のモデルの一部を取り出した部分モデル33と、取
り出した一部を詳細に解析するための部分詳細モデル3
6を用い、該部分モデルと該部分詳細モデルの解析解の
差異39を用いて構造全体の解析条件及び詳細部の解析
条件を求め、高精度の解析を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数値計算システム
に関する。特に解析対象を全体モデルと部分モデルに分
けて計算を行う場合のその解析速度,解析精度に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の解析では、解析対象の全領域を複
数の部分領域に分割する、もしくは一部分を詳細に解析
する方法が用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、解析対象が複雑
化し、大規模かつ高精度な解析が要求されるようになっ
ており、この結果解析対象の形状モデルは複雑になって
いる。このような対象の解析では、細部における高い精
度に対応すると解析対象となるデータ量が膨大になり、
データ量を制限すると細部の精度もしくは解析モデルの
規模が制限される。
【0004】本発明の目的は、複雑形状を含む大規模解
析対象について、比較的少ないデータ量で、解析の精度
と規模双方の要求をみたす構造解析装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、対象とする構造全体のモデルと、構造全
体のモデルの一部を取り出した部分モデルと、取り出し
た一部を詳細に解析するための部分詳細モデルを用い、
該部分モデルと該部分詳細モデルの解析解の差異を用い
て構造全体の解析条件及び詳細部の解析条件を求め、高
精度の解析を行う装置を開示する。
【0006】
【発明の実施の形態】(実施例1)本発明の実施の形態
を図面を用いて説明する。図1は本発明になる構造解析
装置の機能ブロック図で、並列計算機上に構成される複
数の有限要素解析装置11,12,13と、部分モデル
及び部分詳細モデルの解析結果より全体モデル/部分モ
デル間の境界条件の修正量を算出する演算装置20から
なる。
【0007】本装置では、まず全体モデル31を解析
し、解析結果より部分モデル解析の境界条件となる節点
変位32を取り出す。次に全体モデル31から取り出し
た部分モデル33及び節点変位32による解析を行い、
全体モデルとの境界に生ずる応力34を算出する。
【0008】一方、部分詳細モデル36に対しては、接
点変位32を基に、境界変位の内挿を行うことにより境
界条件を与えて解析を行い、全体モデルとの境界に生ず
る応力を算出する。部分詳細モデルの解析から算出され
た境界の応力37を部分モデルと同一の有限要素モデル
の節点上での値に変換し、その変換された境界上の応力
38と部分モデル解析より算出された境界上の応力34
との応力の誤差39を算出する。
【0009】この応力の誤差39より、全体モデル内の
部分モデルとの境界に相当する節点に境界条件として与
えられる節点力の修正量40を算出し、この修正量40
と先に与えられた全体モデル解析の境界条件を用いて、
全体モデルの新たな境界条件を作成し、再び全体モデル
の解析〜部分モデル・部分詳細モデルの解析を繰り返
す。部分モデル解析と部分詳細モデル解析の応力の誤差
39が充分小さくなった時点でこの反復計算を終了し、
最終的な解を得る。
【0010】(実施例2)本発明の実施の形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明になる構造解析装置の機
能ブロック図で、並列計算機上に構成される複数の有限
要素解析装置11,12,13と、部分モデル及び部分
詳細モデルの解析結果より全体モデル/部分モデル間の
境界条件の修正量を算出する演算装置20からなる。
【0011】本装置では、まず全体モデル31を解析
し、解析結果より部分モデル解析の境界条件となる節点
変位32を取り出す。次に全体モデル31から取り出し
た部分モデル33及び節点変位32による解析を行い、
全体モデルとの境界に生ずる応力34を算出する。
【0012】一方、部分詳細モデル36に対しては、接
点変位32を基に、境界変位の内挿を行うことにより境
界条件を与えて解析を行い、全体モデルとの境界に生ず
る応力を算出する。部分詳細モデルの解析から算出され
た境界の応力37を部分モデルと同一の有限要素モデル
の節点上での値に変換し、その変換された境界上の応力
38と部分モデル解析より算出された境界上の応力34
との応力の誤差39を算出する。
【0013】この応力の誤差39より、全体モデル内の
部分モデルに相当する範囲の剛性の修正量40を算出
し、この修正量40と先に与えられた全体モデル解析の
境界条件を用いて、全体モデルの新たな解析条件を作成
し、再び全体モデルの解析〜部分モデル・部分詳細モデ
ルの解析を繰り返す。部分モデル解析と部分詳細モデル
解析の応力の誤差39が充分小さくなった時点でこの反
復計算を終了し、最終的な解を得る。
【0014】(実施例3)本発明の実施の形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明になる構造解析装置の機
能ブロック図で、並列計算機上に構成される複数の有限
要素解析装置11,12,13と、部分モデル及び部分
詳細モデルの解析結果より全体モデル/部分モデル間の
境界条件の修正量を算出する演算装置20からなる。
【0015】本装置では、まず全体モデル31を解析
し、解析結果より部分モデル解析の境界条件となる節点
変位32を取り出す。次に全体モデル31から取り出し
た部分モデル33及び節点変位32による解析を行い、
全体モデルとの境界に生ずる応力34を算出する。
【0016】一方、部分詳細モデル36に対しては、接
点変位32を元に、境界変位の内挿を行うことにより境
界条件を与えて解析を行い、全体モデルとの境界に生ず
る応力を算出する。部分詳細モデルの解析から算出され
た境界の応力37を部分モデルと同一の有限要素モデル
の節点上での値に変換し、その変換された境界上の応力
38と部分モデル解析より算出された境界上の応力34
との応力の誤差39を算出する。
【0017】この応力の誤差39より、全体モデル内の
部分モデルとの境界に相当する節点に境界条件として与
えられる変位の修正量40を算出し、この修正量40と
先に与えられた全体モデル解析の境界条件を用いて、全
体モデルの新たな境界条件を作成し、再び全体モデルの
解析〜部分モデル・部分詳細モデルの解析を繰り返す。
部分モデル解析と部分詳細モデル解析の応力の誤差39
が充分小さくなった時点でこの反復計算を終了し、最終
的な解を得る。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、解析対象が大規模でか
つ複雑な場合でも、データ量が膨大になることを避け、
かつ高精度な解を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる構造解析装置の構成例を示す機能
ブロック図である。
【図2】並列計算機上で図1の機能ブロックを実現する
構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…並列計算機、11〜13…構造解析装置、31…
全体モデル、32…接点変位、33…部分モデル、3
4,37,38…応力、35…境界条件の内挿装置、3
6…部分詳細モデル、39…誤差、40…修正量。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 康二 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子計算機を用い、構造の挙動を解析する
    演算装置において、対象とする構造全体のモデルと、構
    造の一部を取り出したモデルを用い、構造全体の解析結
    果から部分構造の境界条件を取り出し、その境界条件に
    よる部分構造の解析結果より全体構造の解析条件を修正
    し、再度構造全体の解析を行う反復計算により、対象と
    する構造の挙動を解析することを特徴とする構造解析装
    置。
JP9314858A 1997-11-17 1997-11-17 構造解析装置 Pending JPH11149466A (ja)

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JP9314858A JPH11149466A (ja) 1997-11-17 1997-11-17 構造解析装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2899356A1 (fr) * 2006-03-29 2007-10-05 Fujitsu Ltd Dispositif d'analyse structurelle, procede d'analyse structurelle et programme d'analyse structurelle
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KR20190070441A (ko) * 2017-12-13 2019-06-21 (주) 피플아이 저탄장 자연발화 방지를 위한 압력용기의 응력 해석방법

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