JPH11149346A - 移動方向調整機能付きマウス - Google Patents
移動方向調整機能付きマウスInfo
- Publication number
- JPH11149346A JPH11149346A JP9313584A JP31358497A JPH11149346A JP H11149346 A JPH11149346 A JP H11149346A JP 9313584 A JP9313584 A JP 9313584A JP 31358497 A JP31358497 A JP 31358497A JP H11149346 A JPH11149346 A JP H11149346A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mouse
- axis
- angle
- axial
- correction table
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のマウスは、マウスを鉛直方向に向けて
持った状態で移動させなければX軸方向及びY軸に沿っ
てカーソルを移動させることはできないため、マウスを
手で持つ時の持ち方が限られ、使い勝手が良好ではなか
った。 【解決手段】 本発明による移動方向調整機能付きマウ
スは、マウスを手で持つ時の鉛直方向に対する傾斜角度
を補正角度とし、マウスを斜めに持つ時はこの補正角度
をX/Y軸補正テーブルを介してX軸、Y軸パルス出力
を補正することにより、斜めにマウスを持った場合でも
鉛直に持った時と同様の画面上でのカーソルの移動を得
ることができる構成である。
持った状態で移動させなければX軸方向及びY軸に沿っ
てカーソルを移動させることはできないため、マウスを
手で持つ時の持ち方が限られ、使い勝手が良好ではなか
った。 【解決手段】 本発明による移動方向調整機能付きマウ
スは、マウスを手で持つ時の鉛直方向に対する傾斜角度
を補正角度とし、マウスを斜めに持つ時はこの補正角度
をX/Y軸補正テーブルを介してX軸、Y軸パルス出力
を補正することにより、斜めにマウスを持った場合でも
鉛直に持った時と同様の画面上でのカーソルの移動を得
ることができる構成である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動方向調整機能
付きマウスに関し、特に、ケースの向きに沿う方向線を
鉛直方向からずらせて用いる場合のX,Y軸パルス出力
を補正するための新規な改良に関する。
付きマウスに関し、特に、ケースの向きに沿う方向線を
鉛直方向からずらせて用いる場合のX,Y軸パルス出力
を補正するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のマウスと
しては、図4に示すように、一般にはボール2を回転自
在に有するケース1の向きに沿う方向線をY軸30と
し、このY軸30と直交するX軸40の二軸を検出する
ようにX軸、Y軸検出器(図示せず)が設けられ、この
Y軸30を鉛直方向に向けて用いられていた。
しては、図4に示すように、一般にはボール2を回転自
在に有するケース1の向きに沿う方向線をY軸30と
し、このY軸30と直交するX軸40の二軸を検出する
ようにX軸、Y軸検出器(図示せず)が設けられ、この
Y軸30を鉛直方向に向けて用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のマウスは、以上
のように構成されていたため、次のような課題が存在し
ていた。すなわち、従来はマウスの移動方向と出力パル
スの関係は固定であったため、マウスのケースの向きが
鉛直方向でないと水平/垂直方向に画面上のカーソルを
移動することができなかった。そのため、マウスを使用
する時の疲労が大きく、操作の自由度を得ることが困難
であった。
のように構成されていたため、次のような課題が存在し
ていた。すなわち、従来はマウスの移動方向と出力パル
スの関係は固定であったため、マウスのケースの向きが
鉛直方向でないと水平/垂直方向に画面上のカーソルを
移動することができなかった。そのため、マウスを使用
する時の疲労が大きく、操作の自由度を得ることが困難
であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ケースの向きに沿う方向線
を鉛直方向からずらせて用いる場合のX,Y軸パルス出
力を補正するようにした移動方向調整機能付きマウスを
提供することを目的とする。
めになされたもので、特に、ケースの向きに沿う方向線
を鉛直方向からずらせて用いる場合のX,Y軸パルス出
力を補正するようにした移動方向調整機能付きマウスを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による移動方向調
整機能付きマウスは、X軸検出器とY軸検出器を内蔵す
るケースを有し、前記各検出器からX軸パルス入力とY
軸パルス入力を出力するようにしたマウスにおいて、前
記各パルス入力に補正角度を加算するためのX/Y軸補
正テーブルを備え、前記ケースの向きを鉛直方向からず
れたずれ角度で用いる場合に、前記X/Y軸補正テーブ
ルからの前記補正角度を用いる構成である。さらに、前
記X/Y軸補正テーブルに接続された入力手段を有し、
前記ずれ角度は前記入力手段で前記X/Y軸補正テーブ
ルに入力する構成である。
整機能付きマウスは、X軸検出器とY軸検出器を内蔵す
るケースを有し、前記各検出器からX軸パルス入力とY
軸パルス入力を出力するようにしたマウスにおいて、前
記各パルス入力に補正角度を加算するためのX/Y軸補
正テーブルを備え、前記ケースの向きを鉛直方向からず
れたずれ角度で用いる場合に、前記X/Y軸補正テーブ
ルからの前記補正角度を用いる構成である。さらに、前
記X/Y軸補正テーブルに接続された入力手段を有し、
前記ずれ角度は前記入力手段で前記X/Y軸補正テーブ
ルに入力する構成である。
【0006】さらに、前記入力手段は、両方向回転形の
ツマミと、前記ツマミの回転により前記ずれ角度に応じ
た信号が出力できる信号発生器とからなる構成である。
ツマミと、前記ツマミの回転により前記ずれ角度に応じ
た信号が出力できる信号発生器とからなる構成である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による移
動方向調整機能付きマウスの好適な実施の形態について
説明する。なお、従来例と同一又は同等部分については
同一符号を用いると共に、マウス自体については従来と
同一であるため、ここでは説明を省略する。図1におい
て符号10で示されるものは、ケース1内の図示しない
X軸検出器及びY軸検出器からなる検出部であり、この
検出部10から出力されるX軸パルス入力10a及びY
軸パルス入力10bは第1、第2加算部11,12に入
力され、各加算部11,12からはX軸パルス出力13
及びY軸パルス出力14が出力されるように構成されて
いる。
動方向調整機能付きマウスの好適な実施の形態について
説明する。なお、従来例と同一又は同等部分については
同一符号を用いると共に、マウス自体については従来と
同一であるため、ここでは説明を省略する。図1におい
て符号10で示されるものは、ケース1内の図示しない
X軸検出器及びY軸検出器からなる検出部であり、この
検出部10から出力されるX軸パルス入力10a及びY
軸パルス入力10bは第1、第2加算部11,12に入
力され、各加算部11,12からはX軸パルス出力13
及びY軸パルス出力14が出力されるように構成されて
いる。
【0008】前記各加算部11,12には、X/Y軸補
正テーブル20が接続され、このX/Y軸補正テーブル
20には両方向回転形のツマミ21を有する入力手段2
2が接続され、このツマミ21を0°、+10°、+2
0°、+30°、−10°、−20°、−30°に設定
すると、周知の可変抵抗器等の信号発生器23から前述
の角度に応じた信号22aがX/Y軸補正テーブル20
に入力される。従って、この角度0°〜30°は、マウ
スのケース1の向きの方向線すなわちY軸30の向きを
傾けた場合のずれ角度θ(図2及び図3で示す)であ
り、このずれ角度θの設定によってX/Y軸補正テーブ
ル20からは補正角度20aが補正値として各加算器1
1,12に入力される。すなわち、このX/Y軸補正テ
ーブル20では、前記信号22aに応じて補正角度20
aが読み出されるように構成されている。
正テーブル20が接続され、このX/Y軸補正テーブル
20には両方向回転形のツマミ21を有する入力手段2
2が接続され、このツマミ21を0°、+10°、+2
0°、+30°、−10°、−20°、−30°に設定
すると、周知の可変抵抗器等の信号発生器23から前述
の角度に応じた信号22aがX/Y軸補正テーブル20
に入力される。従って、この角度0°〜30°は、マウ
スのケース1の向きの方向線すなわちY軸30の向きを
傾けた場合のずれ角度θ(図2及び図3で示す)であ
り、このずれ角度θの設定によってX/Y軸補正テーブ
ル20からは補正角度20aが補正値として各加算器1
1,12に入力される。すなわち、このX/Y軸補正テ
ーブル20では、前記信号22aに応じて補正角度20
aが読み出されるように構成されている。
【0009】次に、動作について述べる。まず、入力手
段22のツマミ21を0°に設定し、実際に用いるマウ
スのケース1の向きを30°鉛直方向すなわちY軸30
からずれたずれ角θで用いると、X/Y軸補正テーブル
20からは補正角度20aが各加算部11,12に出力
されず、図2のようにX軸から30°の角度で画面上の
カーソルが移動する。また、図3のように、入力手段2
2によってツマミ21を−30°に設定すると、この−
30°に応じた信号22aがX/Y軸補正テーブル20
に入力され、補正角度20aが補正値として各加算部1
1,12に入力されて自動補正されるため、ケース1の
向きが30°ずれているにも拘わらず、画面上のカーソ
ルの位置は正確にX軸に沿って移動することができる。
段22のツマミ21を0°に設定し、実際に用いるマウ
スのケース1の向きを30°鉛直方向すなわちY軸30
からずれたずれ角θで用いると、X/Y軸補正テーブル
20からは補正角度20aが各加算部11,12に出力
されず、図2のようにX軸から30°の角度で画面上の
カーソルが移動する。また、図3のように、入力手段2
2によってツマミ21を−30°に設定すると、この−
30°に応じた信号22aがX/Y軸補正テーブル20
に入力され、補正角度20aが補正値として各加算部1
1,12に入力されて自動補正されるため、ケース1の
向きが30°ずれているにも拘わらず、画面上のカーソ
ルの位置は正確にX軸に沿って移動することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明による移動方向調整機能付きマウ
スは、以上のように構成されているため、次のような効
果を得ることができる。すなわち、マウスのケースの向
きを鉛直方向に一致させなくても、傾斜したずれ角度分
を設定入力しておけば、このずれ角度分を自動補正でき
るので、ケースの向きを傾斜方向とはずらせて用いるこ
とができ、従来よりも大幅にマウスの使用状態が容易と
なる。
スは、以上のように構成されているため、次のような効
果を得ることができる。すなわち、マウスのケースの向
きを鉛直方向に一致させなくても、傾斜したずれ角度分
を設定入力しておけば、このずれ角度分を自動補正でき
るので、ケースの向きを傾斜方向とはずらせて用いるこ
とができ、従来よりも大幅にマウスの使用状態が容易と
なる。
【図1】本発明による移動方向調整機能付きマウスを示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】本発明によるマウスの移動を示す説明図であ
る。
る。
【図3】図の他の状態を示す説明図である。
【図4】従来の構成を示す説明図である。
1 ケース 10a X軸パルス入力 10b Y軸パルス入力 θ ずれ角度 20 X/Y軸補正テーブル 20a 補正角度 21 ツマミ 22 入力手段 23 信号発生器
Claims (3)
- 【請求項1】 X軸検出器とY軸検出器を内蔵するケー
ス(1)を有し、前記各検出器からX軸パルス入力(10a)と
Y軸パルス入力(10b)を出力するようにしたマウスにお
いて、前記各パルス入力(10a,10b)に補正角度(20a)を加
算するためのX/Y軸補正テーブル(20)を備え、前記ケ
ース(1)の向きを鉛直方向からずれたずれ角度(θ)で用
いる場合に、前記X/Y軸補正テーブル(20)からの前記
補正角度(20a)を用いることを特徴とする移動方向調整
機能付きマウス。 - 【請求項2】 前記X/Y軸補正テーブル(20)に接続さ
れた入力手段(22)を有し、前記ずれ角度(θ)は前記入力
手段(22)で前記X/Y軸補正テーブル(20)に入力するこ
とを特徴とする請求項1記載の移動方向調整機能付きマ
ウス。 - 【請求項3】 前記入力手段(22)は、両方向回転形のツ
マミ(21)と、前記ツマミ(21)の回転により前記ずれ角度
(θ)に応じた信号が出力できる信号発生器(23)とからな
ることを特徴とする請求項1又は2記載の移動方向調整
機能付きマウス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9313584A JPH11149346A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 移動方向調整機能付きマウス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9313584A JPH11149346A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 移動方向調整機能付きマウス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11149346A true JPH11149346A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18043077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9313584A Pending JPH11149346A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 移動方向調整機能付きマウス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11149346A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002062981A (ja) * | 2000-08-16 | 2002-02-28 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 表示画面指示装置 |
WO2009092921A1 (fr) * | 2007-11-07 | 2009-07-30 | Novagaming | Souris informatique avec dispositif de correction angulaire |
-
1997
- 1997-11-14 JP JP9313584A patent/JPH11149346A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002062981A (ja) * | 2000-08-16 | 2002-02-28 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 表示画面指示装置 |
WO2009092921A1 (fr) * | 2007-11-07 | 2009-07-30 | Novagaming | Souris informatique avec dispositif de correction angulaire |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |