JPH11148951A - インピーダンス測定装置およびその配線方法 - Google Patents

インピーダンス測定装置およびその配線方法

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JPH11148951A
JPH11148951A JP9315734A JP31573497A JPH11148951A JP H11148951 A JPH11148951 A JP H11148951A JP 9315734 A JP9315734 A JP 9315734A JP 31573497 A JP31573497 A JP 31573497A JP H11148951 A JPH11148951 A JP H11148951A
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JP
Japan
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wiring
power supply
layer
ground
impedance measuring
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JP9315734A
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English (en)
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Osamu Imae
修 今江
Toshio Chiyoshima
敏夫 千代島
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PFU Ltd
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PFU Ltd
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置の電源端子から電源のインピーダ
ンスを測定する際に、低インピーダンス接続を可能とす
るインピーダンス測定装置およびその配線方法を提供す
る。 【解決手段】 プリント回路板に形成された測定対象と
なる半導体装置の電源およびグランド端子に接続する電
極と、高周波コネクタとをプリント配線板に備え、該高
周波コネクタと前記電極とを内部配線で接続する。ま
た、内部配線は複数の配線を並列接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置の電
源端子から電源のインピーダンスを測定する際に好適な
インピーダンス測定装置およびその配線方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電子機器における回路の電源を安定化す
るために、例えばIC等の半導体装置の電源にはバイパ
スコンデンサが使用される。このバイパスコンデンサが
効果的に働いているかを調べる手法に半導体装置の電源
端子から電源のインピーダンスを測定する手法がある。
【0003】この手法は、実験用のプリント回路板を使
用する場合は、測定用に最適なコネクタを設置できるた
め誤差なくインピーダンスを測定可能である。一方、実
際の製品であるプリント回路板を対象とすると、ビアや
リードのインピーダンスの影響を受け、正確な測定がで
きないのが実情である。
【0004】図14は従来技術の説明図を示すものであ
る。同図(a)において、プリント配線板52には電源
配線パターン55とグランド配線パターン56とが形成
されている。電源配線パターン55には半導体装置61
のリードを含む電源電極62が接続されている。また、
グランド配線パターン56にはグランド電極63が接続
されている。さらに、電源電極62とグランド電極63
とに形成されたフットプリント64にはバイパスコンデ
ンサ65が接続されている。
【0005】インピーダンス測定においては、インピー
ダンスアナライザーに同軸ケーブルで接続された測定端
子は、ジャンパー線66からなるものであり前述の電源
電極62に接続されている。また、グランド電極63へ
はジャンパー線67によって接続されている。
【0006】同図(b)において、上記構成の等価回路
を説明する。インピーダンス測定において、ジャンパー
線66,67によって抵抗RとインダクタンスLとが発
生することになる。なお、この時のインピーダンスは次
式によって求められる。
【0007】
【数1】
【0008】上式において、 Z0:インピーダンス。 R:抵抗。 jωL:インダクタンス。 1/jωC:キャパシタンス。
【0009】従って、図15の従来技術のインピーダン
ス特性の図に示すように、ジャンパー線のインダクタン
スや抵抗成分によって、実際のバイパスコンデンサの共
振特性よりも悪くなって表れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術では次のような問題点がある。
【0011】1)ジャンパー線のインダクタンスや抵抗
成分によって正確なバイパスコンデンサの共振特性が測
定できない。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次のような手段を取る。
【0013】プリント回路板に形成された測定対象とな
る半導体装置の電源およびグランド端子に接続する電極
と高周波コネクタとを内部配線で接続するようにする。
また、電極と高周波コネクタとの内部配線は複数の配線
を並列接続することによってインダクタンスを低減す
る。またさらに、分布定数線路を形成することによって
インダクタンスを低減する。
【0014】上記の手段を取ることにより、インピーダ
ンス測定装置のインダクタンスは複数の配線を並列接続
することで小さくなり、インダクタンスを無視すること
ができる。従って、半導体装置の電源およびグランド端
子との接続において、低インピーダンス接続を可能とす
る。即ち、真のバイパスコンデンサの共振特性が表れる
ように働く。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示したような実
施の形態をとる。
【0016】図1に示すように、プリント回路板に形成
された半導体装置の電源およびグランド端子に接続する
電極3と、高周波コネクタ4とをプリント配線板2に備
え、該高周波コネクタ4と前記電極3とを内部配線で接
続する。なお、前記内部配線は1層で形成する。
【0017】また、図2に示すように、前記内部配線
は、電源配線パターン5とグランド配線パターン6とを
コプレーナー形状に形成することが好ましい。
【0018】また、図3に示すように、前記内部配線
は、2層で形成する。なお、前記2層のうち、1層を電
源ベタ層7とし、他の層をグランドベタ層8とすること
もできる。
【0019】また、図4に示すように、前記2層のう
ち、1層をグランド層9とし、他の層をマイクロストリ
ップラインを形成する電源配線パターン5とすることも
できる。
【0020】また、図5に示すように、前記内部配線
は、3層で形成する。なお、図5(a)に示すように、
3層のうち、1層をマイクロストリップラインを形成し
た電源配線パターン5とし、他の2層をグランド層とす
る。
【0021】また、図5(b)に示すように、前記3層
のうち、2層をグランド層9とし、ストリップラインを
形成するように他の1層を前記グランド層9に挟まれた
電源配線パターン5とすることが好ましい。
【0022】また、図6に示すように、前記内部配線
は、少なくとも4層で形成する。なお、図6(b)に示
すように、前記内部配線は、電源配線パターン5とグラ
ンド層9との配線パターン層の構成を同一層構成で繰り
返すことが好ましい。
【0023】また、図6(c)に示すように、前記内部
配線は、電源配線パターン5とグランド層9との配線パ
ターン層の構成を異なる層構成で組合せることもでき
る。
【0024】上記の実施の形態をとることにより、以下
に示す作用が働く。
【0025】インピーダンス測定装置のインダクタンス
は複数の配線を並列接続することで小さくなり、インダ
クタンスを無視することができる。従って、プリント回
路板に形成された半導体装置の電源およびグランド端子
との接続において、低インピーダンス接続を可能とす
る。即ち、真のバイパスコンデンサの共振特性が表れる
ので、正確なバイパスコンデンサの共振特性を測定でき
る。
【0026】また、内部配線を1層で形成することで安
価に製造する。
【0027】また、内部配線をコプレーナー形状に形成
するものは電源配線パターンとグランド配線パターンと
の間隔を狭めることで、さらに低インピーダンス化を図
る。
【0028】また、ストリップラインを形成するもの
は、インダクタンスはさらに小さくなる。
【0029】また、内部配線を同一層構成で繰り返すも
のは、マイクロストリップラインと、ストリップライン
とを形成するものはインダクタンスはさらに小さくな
る。
【0030】またさらに、図9に示すように、内部配線
によって高周波コネクタとプリント回路板に形成された
半導体装置の電源およびグランド端子に接続する電極と
を接続するインピーダンス測定装置の配線方法におい
て、複数の配線を並列接続することによってインダクタ
ンスを低減する。
【0031】上記の実施の形態をとることにより、以下
に示す作用が働く。
【0032】インダクタンスは並列接続することで小さ
くなり、インダクタンスを無視することができる。従っ
て、プリント回路板に形成された半導体装置の電源およ
びグランド端子との接続は低インピーダンス接続を可能
とする。
【0033】また、図10に示すように、内部配線によ
って高周波コネクタとプリント回路板に形成された半導
体装置の電源およびグランド端子に接続する電極とを接
続するインピーダンス測定装置の配線方法において、分
布定数線路を形成することによってインダクタンスを低
減する。
【0034】また、図11に示すように、内部配線によ
って高周波コネクタとプリント回路板に形成された半導
体装置の電源およびグランド端子に接続する電極とを接
続するインピーダンス測定装置の配線方法において、イ
ンピーダンスマッチングした分布定数線路を並列接続
し、複数の電極との接続をインピーダンスの乱れをなく
してインピーダンス測定を行う。
【0035】さらに、図12(a)に示すように、前記
分布定数線路の分岐方法は、1:N:N:N・・・とす
る。
【0036】さらに、図12(d)に示すように、前記
分布定数線路の分岐方法は、電源層とグランド層とで分
岐の方法を異ならせることができる。
【0037】上記の実施の形態をとることにより、以下
に示す作用が働く。
【0038】インダクタンスの影響を解消することがで
きるので、プリント回路板に形成された半導体装置の電
源およびグランド端子との接続は低インピーダンス接続
を可能とする。
【0039】
【実施例】この発明による代表的な1実施例を図1ない
し図13によって説明する。なお、以下において、同じ
箇所は同一の符号を付して有り、詳細な説明を省略する
ことがある。
【0040】図1は本発明の1層配線における実施例の
図である。
【0041】同図(a)において、インピーダンス測定
装置1は、プリント配線板2と、電極3と、高周波コネ
クタ4とを主構成としている。プリント配線板2の表面
には電源配線パターン5とグランド配線パターン6とが
形成されている。電源配線パターン5およびグランド配
線パターン6には複数の電極3が形成されており、この
電極3は、図示しない実際の製品であるプリント回路板
に実装される半導体装置の電源およびグランド端子に対
向して形成されている。
【0042】また、プリント配線板2には高周波コネク
タ4が取付けられており、前述の電源配線パターン5と
グランド配線パターン6とに接続されている。なお、同
図(b)において、各電極3に接続される電源配線パタ
ーン5およびグランド配線パターン6のパターン模式図
を示す。
【0043】インピーダンス測定においては、高周波コ
ネクタ4にインピーダンスアナライザーを同軸ケーブル
を介して接続する。さらに、電極3を実際の製品である
プリント回路板に実装される半導体装置の電源およびグ
ランド端子に対向して形成された、例えばフットプリン
トに直接当接してインピーダンス測定を行うものであ
る。
【0044】図7は本発明の実施例の等価回路説明図で
ある。同図において、図1に示した構成の等価回路を示
している。
【0045】同図に示すように、コイルLは4本を並列
に接続することとなり、インダクタンスLは小さくな
り、無視することができる。
【0046】図2は本発明の1層配線における実施例の
図である。
【0047】同図において、電源配線パターン5とグラ
ンド配線パターン6とは1層で形成されており、さら
に、電源配線パターン5とグランド配線パターン6とは
部分的に間隔を狭めるコプレーナー形状に形成するもの
である。これによって、インダクタンスLを小さくする
ものである。
【0048】また、前述のインピーダンス測定装置1に
接続する同軸ケーブルのインピーダンスZ0 を50Ωと
すると、電源配線パターン5とグランド配線パターン6
とはインピーダンスZ0 が150Ωのパターンとなる。
【0049】図3は本発明の2層配線における実施例の
図である。
【0050】同図において、電源配線パターンとグラン
ド配線パターンとを2層で形成し、2層のうち、1層を
電源ベタ層7とし、他の層をグランドベタ層8とするも
のである。なお、本構成の等価回路は前述した図7と同
様である。
【0051】図4は本発明の2層配線における実施例の
図である。
【0052】同図において、前記2層のうち、1層をグ
ランド層9とし、他の層をマイクロストリップラインを
形成する電源配線パターン5とするものである。なお、
同図(b)において、電極3に接続される電源配線パタ
ーン5のパターン模式図を示す。
【0053】図8は本発明の実施例の等価回路説明図で
ある。同図において、図4に示した構成の等価回路を示
している。
【0054】同図に示すように、分布定数線路(マイク
ロストリップライン)は4本並列に接続することとな
り、インダクタンスLは小さくなり、無視することがで
きる。
【0055】図5は本発明の3層配線における実施例の
図である。
【0056】同図(a)において、3層のうち、1層を
マイクロストリップラインを形成した電源配線パターン
5とし、他の2層をグランド層9とする。即ち、1層目
は電源配線パターン5とし、2層目と3層目とはグラン
ド層9とするものである。
【0057】同図(b)において、3層のうち、2層を
グランド層9とし、ストリップラインを形成するように
他の1層をグランド層9に挟まれた電源配線パターン5
とする。即ち、1層目と3層目とはグランド層9とし、
2層目は電源配線パターン5とするものである。これに
よって、インダクタンスLはさらに小さくなる。
【0058】図6は本発明の4層配線における実施例の
図である。
【0059】同図(a)において、1層目はマイクロス
トリップラインを形成した電源配線パターン5とし、2
層目と3層目と4層目とはグランド層9とするものであ
る。
【0060】同図(b)において、電源配線パターン5
とグランド層9との配線パターン層の構成を同一層構成
で繰り返すように構成する。即ち、マイクロストリップ
ラインを形成した電源配線パターン5を繰り返すよう
に、1層目と3層目とは電源配線パターン5とし、2層
目と4層目とはグランド層9とするものである。また、
電源配線パターン5のうちの1層がストリップラインを
形成するものである。これによって、インダクタンスは
一番小さくなる。
【0061】同図(c)において、電源配線パターン5
とグランド配線パターン6との配線パターン層の構成を
異なる層構成で組合せるもので、1層は電源配線パター
ン5とグランド配線パターン6とをコプレーナー形状と
し、他の3層のうち、2層をグランド層9とし、ストリ
ップラインを形成するように他の1層をグランド層9に
挟まれた電源配線パターン5とする。即ち、1層目は電
源配線パターン5とグランド配線パターン6とをコプレ
ーナー形状に形成し、2層目と4層目とはグランド層9
とし、3層目は電源配線パターン5とするものである。
【0062】図9は本発明の実施例の説明図である。
【0063】同図において、内部配線によって高周波コ
ネクタとプリント回路板に形成された半導体装置の電源
およびグランド端子に接続する電極とを接続するインピ
ーダンス測定装置の配線方法において、例えば3本の配
線を並列接続することによってインダクタンスを低減す
るものである。
【0064】図10は本発明の実施例の説明図である。
【0065】同図において、内部配線によって高周波コ
ネクタとプリント回路板に形成された半導体装置の電源
およびグランド端子に接続する電極とを接続するインピ
ーダンス測定装置の配線方法において、分布定数線路を
形成することによってインダクタンスを低減するもので
あり、インダクタンスの影響を解消することができる。
【0066】図9および図10に示す実施例では、プリ
ント回路板に形成された半導体装置の電源およびグラン
ド端子との接続は低インピーダンス接続を可能とする。
【0067】図11は本発明の実施例の説明図である。
【0068】同図において、内部配線によって高周波コ
ネクタとプリント回路板に形成された半導体装置の電源
およびグランド端子に接続する電極とを接続するインピ
ーダンス測定装置の配線方法において、インピーダンス
マッチングした分布定数線路を2つに分岐して並列接続
し、複数の電極との接続をインピーダンスの乱れをなく
してインピーダンス測定を行うものである。
【0069】図12は本発明の実施例の説明図である。
【0070】同図(a)において、前述の分布定数線路
の分岐方法を、1:N:Nとするものである。なお、N
は任意の数とすることができる。例えば、同図(b)に
示すように、前記分布定数線路の分岐を、1:4:4:
4とすることができる。さらに、同図(c)に示すよう
に、前記分布定数線路の分岐を、1:2:2:2とする
ことができる。
【0071】また、前述のインピーダンス測定装置1に
接続する同軸ケーブルのインピーダンスZ0 に対して、
一番目の分岐における分布定数線路のインピーダンスZ
0 はn倍となる。さらに、二番目の分岐における分布定
数線路のインピーダンスZ0はn×n倍となる。
【0072】また、同図(d)に示すように、前記分布
定数線路の分岐方法において、電源層とグランド層とで
分岐の方法を異ならせることができる。例えば、電源層
の分布定数線路の分岐を1:2:2とし、グランド層の
分布定数線路の分岐を1:4:4とすることができる。
【0073】以上、本発明の実施例によれば、図13の
本発明のインピーダンス特性の図に示すように、実際の
バイパスコンデンサの共振特性が表れるようになる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
に示すような効果が期待できる。
【0075】プリント回路板に形成された半導体装置の
電源およびグランド端子に接続する電極と、高周波コネ
クタとをプリント配線板に備え、該高周波コネクタと前
記電極とを内部配線で接続するので、インピーダンス測
定装置のインダクタンスは複数の配線を並列接続するこ
とで小さくなり、インダクタンスを無視することができ
る。従って、プリント回路板に形成された半導体装置の
電源およびグランド端子との接続において、低インピー
ダンス接続を可能とする。即ち、真のバイパスコンデン
サの共振特性が表れるので、バイパスコンデンサの共振
特性を正確に測定することができる。
【0076】前記内部配線は、電源配線パターンとグラ
ンド配線パターンとをコプレーナー形状に形成するの
で、電源配線パターンとグランド配線パターンとの間隔
を狭めることで、さらに低インピーダンス化を図ること
ができる。
【0077】前記内部配線は、3層で形成し、3層のう
ち、2層をグランド層とし、ストリップラインを形成す
るように他の1層を前記グランド層に挟まれた電源配線
パターンとするので、インダクタンスはさらに小さくす
ることができる。
【0078】前記内部配線は、少なくとも4層で形成
し、電源配線パターンとグランド配線パターンとの配線
パターン層の構成を同一層構成で繰り返す。即ち、マイ
クロストリップラインを繰り返す。また、電源配線パタ
ーン層のうちの1層でストリップラインを形成するの
で、インダクタンスはさらに小さくすることができる。
【0079】内部配線によって高周波コネクタとプリン
ト回路板に形成された半導体装置の電源およびグランド
端子に接続する電極とを接続するインピーダンス測定装
置の配線方法において、複数の配線を並列接続すること
によってインダクタンスを低減するので、インダクタン
スを無視することができる。従って、プリント回路板に
形成された半導体装置の電源およびグランド端子との接
続は低インピーダンス接続を可能とする。
【0080】内部配線によって高周波コネクタとプリン
ト回路板に形成された半導体装置の電源およびグランド
端子に接続する電極とを接続するインピーダンス測定装
置の配線方法において、分布定数線路を形成することに
よってインダクタンスを低減するので、インダクタンス
の影響を解消することができる。従って、プリント回路
板に形成された半導体装置の電源およびグランド端子と
の接続は低インピーダンス接続を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1層配線における実施例の図である。
【図2】本発明の1層配線における実施例の図である。
【図3】本発明の2層配線における実施例の図である。
【図4】本発明の2層配線における実施例の図である。
【図5】本発明の3層配線における実施例の図である。
【図6】本発明の4層配線における実施例の図である。
【図7】本発明の実施例の等価回路説明図である。
【図8】本発明の実施例の等価回路説明図である。
【図9】本発明の実施例の説明図である。
【図10】本発明の実施例の説明図である。
【図11】本発明の実施例の説明図である。
【図12】本発明の実施例の説明図である。
【図13】本発明のインピーダンス特性の図である。
【図14】従来技術の説明図である。
【図15】従来技術のインピーダンス特性の図である。
【符号の説明】
1:インピーダンス測定装置 2:プリント配線板 3:電極 4:高周波コネクタ 5:電源配線パターン 6:グランド配線パターン 7:電源ベタ層 8:グランドベタ層 9:グランド層

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント回路板に形成された半導体装置の
    電源およびグランド端子に接続する電極(3)と、 高周波コネクタ(4)とをプリント配線板(2)に備
    え、 該高周波コネクタ(4)と前記電極(3)とを内部配線
    で接続する、 ことを特徴とするインピーダンス測定装置。
  2. 【請求項2】前記内部配線は、1層で形成する、 ことを特徴とする請求項1に記載のインピーダンス測定
    装置。
  3. 【請求項3】前記内部配線は、電源配線パターン(5)
    とグランド配線パターン(6)とをコプレーナー形状に
    形成する、 ことを特徴とする請求項2に記載のインピーダンス測定
    装置。
  4. 【請求項4】前記内部配線は、2層で形成する、 ことを特徴とする請求項1に記載のインピーダンス測定
    装置。
  5. 【請求項5】前記2層のうち、1層を電源ベタ層(7)
    とし、他の層をグランドベタ層(8)とする、 ことを特徴とする請求項4に記載のインピーダンス測定
    装置。
  6. 【請求項6】前記2層のうち、1層をグランド層(9)
    とし、他の層をマイクロストリップラインを形成する電
    源配線パターン(5)とする、 ことを特徴とする請求項4に記載のインピーダンス測定
    装置。
  7. 【請求項7】前記内部配線は、3層で形成する、 ことを特徴とする請求項1に記載のインピーダンス測定
    装置。
  8. 【請求項8】前記3層のうち、2層をグランド層(9)
    とし、ストリップラインを形成するように他の1層を前
    記グランド層(9)に挟まれた電源配線パターン(5)
    とする、 ことを特徴とする請求項7に記載のインピーダンス測定
    装置。
  9. 【請求項9】前記内部配線は、少なくとも4層で形成す
    る、 ことを特徴とする請求項1に記載のインピーダンス測定
    装置。
  10. 【請求項10】前記内部配線は、電源配線パターン
    (5)とグランド層(9)との配線パターン層の構成を
    同一層構成で繰り返す、 ことを特徴とする請求項9に記載のインピーダンス測定
    装置。
  11. 【請求項11】前記内部配線は、電源配線パターン
    (5)とグランド層(9)との配線パターン層の構成を
    異なる層構成で組合せる、 ことを特徴とする請求項9に記載のインピーダンス測定
    装置。
  12. 【請求項12】内部配線によって高周波コネクタとプリ
    ント回路板に形成された半導体装置の電源およびグラン
    ド端子に接続する電極とを接続するインピーダンス測定
    装置の配線方法において、 複数の配線を並列接続することによってインダクタンス
    を低減する、 ことを特徴とするインピーダンス測定装置の配線方法。
  13. 【請求項13】内部配線によって高周波コネクタとプリ
    ント回路板に形成された半導体装置の電源およびグラン
    ド端子に接続する電極とを接続するインピーダンス測定
    装置の配線方法において、 分布定数線路を形成することによってインダクタンスを
    低減する、 ことを特徴とするインピーダンス測定装置の配線方法。
  14. 【請求項14】内部配線によって高周波コネクタとプリ
    ント回路板に形成された半導体装置の電源およびグラン
    ド端子に接続する電極とを接続するインピーダンス測定
    装置の配線方法において、 インピーダンスマッチングした分布定数線路を並列接続
    し、複数の電極との接続をインピーダンスの乱れをなく
    してインピーダンス測定を行う、 ことを特徴とする請求項12および請求項13に記載の
    インピーダンス測定装置の配線方法。
  15. 【請求項15】前記分布定数線路の分岐は、1:N:
    N:N・・・とする、 ことを特徴とする請求項14に記載のインピーダンス測
    定装置の配線方法。
  16. 【請求項16】前記分布定数線路の分岐は、電源層とグ
    ランド層とで分岐を異ならせる、 ことを特徴とする請求項15に記載のインピーダンス測
    定装置の配線方法。
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