JPH11148948A - プローブカード - Google Patents

プローブカード

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JPH11148948A
JPH11148948A JP31680297A JP31680297A JPH11148948A JP H11148948 A JPH11148948 A JP H11148948A JP 31680297 A JP31680297 A JP 31680297A JP 31680297 A JP31680297 A JP 31680297A JP H11148948 A JPH11148948 A JP H11148948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
spring
probe needle
contact
wafer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31680297A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Okanda
政雄 大神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH11148948A publication Critical patent/JPH11148948A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】ウエハ上のICチップを測定する際に使用
されるプローブカードに関する。非測定状態では、ばね
性プローブ針ウエハ接触部4は突起せず、ばね性プロー
ブ針テスト基板接触部2は突起状態で、ばね性プローブ
針ショート部5は、非接触状態となっている。測定状態
では、テスト基板8により、ばね性プローブ針テスト基
板接触部2を押す事で、ばね性プローブ針ショート部5
が接触状態になり、更にばね性プローブ針ウエハ接触部
4が突起し、ウエハ10と接触する。従来技術では、プ
ローブカード基板7とテスト基板8の接触は、スプリン
グピン等で行っていたが、本発明では、ばね性プローブ
針1がテスト基板8と接触する機能も有している為、ス
プリングピン接触機構は不要となる。 【効果】従来のプローブ針のばね性を有しながら、プロ
ーブ針の交換が低コストできるプローブカードを提供で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウエハ上のICチッ
プを測定する際に使用されるプローブカードに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ウエハ上のICチップとの電気的接続
は、プローブカード上に半田と樹脂で固定されたタング
ステン等のプローブ針からプローブカード上の配線パタ
ーン介して行うのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プローブカードでは、多数あるプローブ針のうち1本が
使用不可になった場合でも、固定用樹脂を取り除き、対
象プローブ針を交換し、再度樹脂で固定し、更には全プ
ローブ針の針先位置を数ミクロンの精度で実施しなけれ
ばならず、多大な工数と熟練度が必要であった。
【0004】更に、従来のプローブカードでは、配線パ
ターンが必要であり、ピン数が多くなると、配線も複雑
になり、配線層が増えコストの高いプローブカードとな
っていた。
【0005】更に、高周波測定においては、プローブカ
ードの配線パターンで波形品質の劣化が起こっていた。
【0006】更にウエハ上のパッドレイアウトが異なる
品種毎にプローブカードが必要であり、多数のプローブ
カードを用意する必要があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】ばね性プローブ針をプロ
ーブカード内に半田等で取り付けることなく、垂直に内
蔵する事でプローブ針交換を低工数で可能とし、ばね性
プローブ針にテスト基板との接触機能、ウエハとの接触
機能、接触時にばね性プローブ針のばね部を電気的に無
視出来る様にショートさせる事を同時に備える事で、プ
ローブカードの配線を不要とし電気伝導経路を最短とす
る事が可能となる。
【0008】又、テスト基板を各製品用に必要なプロー
ブ針のみを押す構造とした各品種毎のテスト基板を用意
する事で、プローブカードを共有可能とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1の実施例は、本発明のばね性
プローブ針内蔵型プローブカードの断面図を表したもの
である。
【0010】本発明のプローブカードは、プローブカー
ド基板7、ばね性プローブ針1、ばね性プローブ針押さ
え基板6で構成されている。
【0011】ばね性プローブ針は、テスト基板8と接触
するばね性プローブ針テスト基板接触部2と、ウエハ1
0と接触するばね性プローブ針ウエハ接触部5と、良好
に接触する上で必要なばね性を得る為のばね性プローブ
針ばね部3の一体構造となっている。
【0012】図1(a)は、ばね性プローブ針1のウエ
ハ接触部4を貫通させる為の貫通穴と、ばね性プローブ
針ばね部3を収納する為の凹が形成されているプローブ
カード基板7に、ばね性プローブ針1を収納し、上部よ
りばね性プローブ針押さえ基板6をネジ等によりプロー
バカード基板7に接合する事で、ばね性プローブ針1を
押さえ収納する構造となっている。
【0013】非測定状態では、図1(a)に示す様に、
ばね性プローブ針ウエハ接触部4は突起せず、ばね性プ
ローブ針テスト基板接触部2は突起状態で、ばね性プロ
ーブ針ショート部5は、非接触状態となっている。
【0014】測定状態では、図1(b)に示す様に、テ
スト基板8により、ばね性プローブ針テスト基板接触部
2を押す事で、ばね性プローブ針ショート部5が接触状
態になり、更にばね性プローブ針ウエハ接触部4が突起
し、ウエハ10と接触する。
【0015】従来技術では、プローブカード基板7とテ
スト基板8の接触は、スプリングピン等で行っていた
が、本発明によれば、ばね性プローブ針1がテスト基板
8と接触する機能も有している為、スプリングピン接触
機構は不要となる。
【0016】電気信号は、テスト基板8からテスト基板
接触部9を介しばね性プローブ針1へ、更にばね性プロ
ーブ針1からウエハ10へ伝わり、従来技術のプローブ
カード基板7の配線パターンは介さない。
【0017】測定状態においては、ばね性プローブ針シ
ョート部5は接触状態となる為、電気信号は、ばね性プ
ローブ針ばね部3を介さない為、直線的に最短で伝わ
り、これにより、ばね性プローブ針ばね部3のインダク
タンス成分、容量成分を無視できる為、高周波測定にも
適した測定環境を提供できる。
【0018】又、ばね性プローブ針1が摩耗したり、破
損したり、ばね性が失われた場合は、ばね性プローブ針
押さえ基板6を取り外す事で、ばね性プローブ針1が交
換可能であり、低工数で修理可能となる。
【0019】又、ばね性プローブ針1の形状は、単純の
形状である為、低コストのばね性プローブ針1を提供で
きる。
【0020】又、ばね性プローブ針1の寸法精度におい
ては、多少のばらつきがあっても、ばね性プローブ針ば
ね部3以外の直線部分が湾曲する事で、多少のばらつき
を吸収可能で有り、ばね性プローブ針1の交換時におい
ては、ばね性プローブ針ウエハ接触部4の高さ調整等は
不要とする事ができる。
【0021】又、微細ピッチでプローブ針1を多数配置
する必要がある場合は、ばね性プローブ針ばね部3を同
一方向もしくは、1個ずつ向かい合わせで互い違いに配
置する事で微細ピッチで配置可能となる。
【0022】非測定状態に戻す時は、テスト基板8を押
さえるのを止め、取り外せば、ばね性プローブ針1は、
ばねの復元力により、ばね性プローブ針ウエハ接触部4
が非突起状態に戻り、ばね性プローブ針ショート部5も
非接触状態に戻る。
【0023】図2は、本発明においてフレキシブル性を
考慮した実施例の断面図を表したものである。
【0024】数種類の製品を包括して配置されたばね性
プローブ針1を、製品毎に必要なばね性プローブ針1の
みを押す事で、そのウエハに必要なばね性プローブ針ウ
エハ接触部4のみを突起させる構造となっている。
【0025】図2(a)は、測定対象の製品に必要なば
ね性プローブ針1を凸型テスト基板接触部12により押
す事でばね性プローブ針ウエハ接触部を4を突起させ、
不必要な接触対象外ばね性プローブ針11は突起しない
構造となっている。
【0026】図2(b)は、測定対象の製品に不必要な
接触対象外ばね性プローブ針11を、テスト基板8を押
し付けても、押されないようテスト基板凹部13をテス
ト基板8に造り込んである構造となっている。
【0027】それぞれの製品毎に、必要なばね性プロー
ブ針1のみを押すような、テスト基板8を用意する事
で、テスト基板8を交換するだけで、プローブカード基
板7をプローバより取り外す事なく、品種切り替えが可
能となる。
【0028】これにより、本発明プローブカードを1種
類用意すれば、数種類の製品に適応が可能となり、低コ
スト化を提供できる。
【0029】図3は、ばね性プローブ針ばね部3を丸型
にした場合の断面図を表したものである。
【0030】図1の実施と同様に、図3(a)の状態か
ら、テスト基板8を押し付けることにより、図3(b)
の状態となり、ばね性プローブ針ウエハ接触部4が突起
する構造となっている。
【0031】又、図3(b)の状態では、ばね性プロー
ブ針ショート部5が接触する事で、ばね性プローブ針ば
ね部3の容量成分、インダクタンス成分が電気的に排除
できる構造となっている。
【0032】
【発明の効果】今回の発明においては、従来のプローブ
針のばね性を有しながら、プローブ針の交換が低コスト
できるプローブカードを提供できる。
【0033】プローブカード基板の配線が不要となり、
テスト基板とプローブカード基板の電気的接続の為のス
プリングピン機構等が不要となり、更にはプローブ針を
任意に突起させる事が出来る為、プローバのウエハの上
昇機構が不要とする事ができ、低コストな測定環境を提
供できる。
【0034】又、高周波測定上の悪影響を与える容量成
分、インダクタンス成分を排除し、電気的接続を最短で
接続でき、良好な測定がでるプローブカードを提供でき
る。
【0035】又、測定上必要なプローブ針の接触をテス
ト基板を交換する事で選択できるフレキシブル性の高い
プローブカードを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ばね性プローブ針内蔵型プローブカードの実施
例を示す断面図。
【図2】ばね性プローブ針内蔵型プローブカードの実施
例を示す断面図。
【図3】ばね性プローブ針内蔵型プローブカードの実施
例を示す断面図。
【符号の説明】
1.ばね性プローブ針 2.ばね性プローブ針テスト基板接触部 3.ばね性プローブ針ばね部 4.ばね性プローブ針ウエハ接触部 5.ばね性プローブ針ショート部 6.ばね性プローブ針押さえ基板 7.プローブカード基板 8.テスト基板 9.テスト基板接触部 10.ウエハ 11.接触対象外ばね性プローブ針 12.凸型テスト基板接触部 13.テスト基板凹部 14.丸型ばね性プローブ針

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テスタのテスト基板との接触と、ウエハと
    の接触と、接触に必要なばね力、これらの機能を全て備
    えたばね性プローブ針を具備する事を特徴とするプロー
    ブカード。
  2. 【請求項2】請求項1記載のばね性プローブ針のみで、
    電気的信号をテスタのテスト基板からウエハへ伝える事
    を特徴とするプローブカード。
  3. 【請求項3】請求項1記載のばね性プローブ針を、テス
    ト基板を上部から押し付ける事により、ばね性プローブ
    針ウエハ接触部を突起させ、ウエハとの電気的接続を行
    う事を特徴とするプローブカード。
  4. 【請求項4】請求項1記載のばね性プローブ針を、ばね
    性を得る為の湾曲部分の容量成分、インダクタンス成分
    を最小とする様、上部よりテスト基板を押し付けたとき
    直線的に電気的接続が行える形状とした事を特徴とする
    プローブカード。
  5. 【請求項5】請求項1記載のばね性プローブ針を標準的
    位置に造り込み、それぞれの製品を測定する上で、必要
    なばね性プローブ針のみを押す構造としたそれぞれの各
    種製品用テスト基板を、上部から押し付ける事により、
    それぞれの製品の測定で必要なばね性プローブ針ウエハ
    接触部のみを、突起させウエハとの電気的接続を行う事
    を特徴とするプローブカード。
JP31680297A 1997-11-18 1997-11-18 プローブカード Withdrawn JPH11148948A (ja)

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JP31680297A JPH11148948A (ja) 1997-11-18 1997-11-18 プローブカード

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JP31680297A JPH11148948A (ja) 1997-11-18 1997-11-18 プローブカード

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JPH11148948A true JPH11148948A (ja) 1999-06-02

Family

ID=18081091

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JP31680297A Withdrawn JPH11148948A (ja) 1997-11-18 1997-11-18 プローブカード

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100673286B1 (ko) 2005-08-26 2007-01-24 주식회사 파이컴 반도체 검사 장치의 프로브 카드 및 그 프로브 카드에 사용되는 프로브 블록
JP2020169945A (ja) * 2019-04-05 2020-10-15 株式会社協成 高速通信半導体用コンタクト及び半導体検査システム

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201