JPH11148463A - 油圧ポンプ容量制御装置 - Google Patents

油圧ポンプ容量制御装置

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JPH11148463A
JPH11148463A JP9312361A JP31236197A JPH11148463A JP H11148463 A JPH11148463 A JP H11148463A JP 9312361 A JP9312361 A JP 9312361A JP 31236197 A JP31236197 A JP 31236197A JP H11148463 A JPH11148463 A JP H11148463A
Authority
JP
Japan
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port
sleeve
horsepower
flow control
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP9312361A
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English (en)
Inventor
Haruki Sou
東輝 曹
Yasuharu Goto
安晴 後藤
Kazumasa Yuasa
一正 湯浅
Yukihiro Motosawa
幸裕 本澤
Tetsuya Sakairi
哲也 坂入
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レギュレータの部品点数を少なくし、部品構造
を簡素化しながら、部品を効率的に配置することで、コ
ンパクトな構造を実現できるようにする。 【解決手段】差動シリンダ31のサーボピストン31a
にリンクされた、流量制御機構50及び馬力制御機構6
0に共通のフィードバックスリーブ38を設け、このフ
ィードバックスリーブ38を流量制御機構50と馬力制
御機構60の間に嵌挿し、これら流量制御機構50、フ
ィードバックスリーブ38、馬力制御機構60を同軸的
に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ポンプ容量制
御装置に係わり、特に、簡単な構造で可変容量型油圧ポ
ンプの馬力制御及び流量制御を行える油圧ポンプ容量制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベル等の油圧建設機械の油圧駆
動装置には、アクチュエータに圧油を供給する油圧源と
して可変容量型の油圧ポンプが設けられている。この可
変容量型の油圧ポンプは要求流量に応じた吐出流量を供
給すると共に、アクチュエータ負荷が過度に大きいとき
は吐出流量を減らし、油圧ポンプを回転駆動するエンジ
ンのストール(エンスト)を防止することが必要であ
り、そのために油圧ポンプ容量制御装置が設けられてい
る。
【0003】この油圧ポンプ容量制御装置としては、従
来、図12に示すようなものが知られている。図12に
おいて、油圧ポンプ容量制御装置は、可変容量型油圧ポ
ンプの押しのけ容積可変機構(図示せず)を作動させる
差動シリンダ105と、この差動シリンダ105へ油圧
源119から導かれる圧油を制御するレギュレータ11
1とを備えている。
【0004】差動シリンダ105は、サーボピストン1
51により小径側圧力室105cと大径側圧力室105
dに分割され、小径側圧力室105cの油の出入ロであ
るパイロット圧ポート105aは油圧源119に接続さ
れている。
【0005】レギュレータ111は、流量制御指令圧力
Pcにより作動する流量制御機構200と、馬力制御指
令圧力Ppにより作動する馬力制御機構300とを有
し、これら流量制御機構200及び馬力制御機構300
により差動シリンダ105のサーボピストン151の位
置を制御し、油圧ポンプの押しのけ容積可変機構の位置
(傾転角)を制御する。流量制御指令圧力Pcとしては
操作レバーからのパイロット圧等、要求流量に比例した
圧力が用いられ、馬力制御指令圧力Ppとしては油圧ポ
ンプの吐出圧力が用いられる。
【0006】流量制御機構200及び馬力制御機構30
0はケーシング111Aに格納されており、このケーシ
ング111Aには、差動シリンダ105の大径側圧力室
105dの油の出入口であるアクチュエータポート10
5bに接続されたアクチュエータポート101aと、油
圧源119に接続された油圧源ポート101bと、タン
ク109に接続されたタンクポート101cと、流量制
御指令圧力Pcを導入する流量制御圧力ポート101d
と、馬力制御指令圧力Ppを導入する馬力制御圧力ポー
ト101eとが設けられている。
【0007】流量制御機構200は、流量制御スプール
121と、流量制御バネ122と、流量制御フィードバ
ックスリーブ123とからなり、流量制御フィードバッ
クスリーブ123には、ポート103aと、ポート10
3bと、ポート103cとが形成されている。馬力制御
機構300は、馬力制御スプール141と、馬力制御バ
ネ142と、馬力制御フィードバックスリーブ143と
からなり、馬力制御フィードバックスリーブ143に
は、ポート103dと、ポート103eと、ポート10
3fとが形成されている。
【0008】流量制御フィードバックスリーブ123と
馬力制御フィードバックスリーブ143とは部材124
により互いに連結され、馬力制御フィードバックスリー
ブ143は差動シリンダ105のサーボピストン151
にフィードバックリンク132を介して連結されてい
る。
【0009】差動シリンダ105において、サーボピス
トン151が図示右方向へ動かされると、油圧ポンプの
吐出流量が増大すると共に、このサーボピストン151
の動きはフィードバックリンク132を介して馬力制御
フィードバックスリーブ143及び流量制御フィードバ
ックスリーブ123に伝えられ、これらスリーブ14
3,123は図示左方向へ移動する。
【0010】サーボピストン151が図示左方向へ動か
されると、油圧ポンプの吐出流量が減少すると共に、こ
のサーボピストン151の動きはフィードバックリンク
132を介して馬力制御フィードバックスリーブ143
及び流量制御フィードバックスリーブ123に伝えら
れ、これらスリーブ143,123は図示右方向へ移動
する。
【0011】一方、レギュレータ111において、流量
制御指令圧力Pcが高くなると、流量制御スプール12
1を図示左方向へ押す力が強くなり、流量制御バネ12
2が圧縮され、流量制御スプール121を左方向へ移動
させる。馬力制御指令圧力Ppが高くなると、馬力制御
スプール141を図示右方向へ押す力が強くなり、馬力
制御バネ142が圧縮され、馬力制御スプール141を
右方向へ移動させる。
【0012】流量制御スプール121と馬力制御スプー
ル141と流量制御フィードバックスリーブ123と馬
力制御フィードバックスリーブ143との相対位置関係
により、流量制御フィードバックスリーブ123及び馬
力制御フィードバックスリーブ143の各ポートの開閉
状態が決まり、サーボピストン151が駆動するか停止
するかが決まる。
【0013】以上の従来の油圧ポンプ容量制御装置の動
作の詳細を流量制御領域と馬力制御領域とに分けて説明
する。
【0014】まず、流量制御領域の動作説明を行う。こ
こで、流量制御領域とは、図12に示すように、馬力制
御スプール141と馬力制御フィードバックスリーブ1
43との相対位置関係が、馬力制御フィードバックスリ
ーブ143のポート103dを開き、ポート103fを
閉じている状態(領域)をいう。
【0015】流量制御領域において、流量制御指令圧力
Pcが高くなると、流量制御スプール121を左方向へ
押す力が強くなり、流量制御バネ122が圧縮され、流
量制御スプール121を左方向へ移動させる。このた
め、流量制御スプール121のポート103aが開けら
れる。
【0016】このようにポート103aが開くと、サー
ボピストン151の大径側圧力室105dの油の出入口
であるアクチュエータポート105bとレギュレータ1
11のケーシング111Aのアクチュエータポート10
1aとは常に連通されているため、大径側圧力室105
dの油がアクチュエータポート105b、アクチュエー
タポート101a、馬力制御フィードバックスリーブ1
43のポート103e、ポート103d、流量制御フィ
ードバックスリーブ123のポート103b、ポート1
03a、タンクポート101cを経由して油圧タンク1
09に戻され、サーボピストン151を右方向へ動か
し、油圧ポンプの吐出流量を増大させる。
【0017】一方、このようにサーボピストン151が
動かされると、フィードバックリンク132を通して、
流量制御フィードバックスリーブ123は一定の比率で
左方向へ移動し、流量制御フィードバックスリーブ12
3と馬力制御フィードバックスリーブ143とは部材1
24により互いに連結されているため、馬力制御フィー
ドバックスリーブ143をも同時に左方向へ移動し、流
量制御フィードバックスリーブ123のポート103a
が閉じられると、上記の動作が停止し、油圧ポンプの吐
出流量は流量制御指令圧力Ppの増加に応じて増加した
値になる。
【0018】また、流量制御圧力Pcが低くなると、流
量制御スプール121を左方向へ押す力が弱くなり、流
量制御バネ122が伸ばされ、流量制御スプール121
を右方向へ移動させる。このため、流量制御フィードバ
ックスリーブ123のポート103cが開けられる。
【0019】このようにポート103cが開くと、アク
チュエータポート105bとアクチュエータポート10
1aとは常に連通されているため、大径側圧力室105
dの油がアクチュエータポート105b、アクチュエー
タポート101a、馬力制御フィードバックスリーブ1
43のポート103e、ポート103d、流量制御フィ
ードバックスリーブ123のポート103b、ポート1
03c、油圧源ポート101bを経由して油圧源119
と連通され、サーボピストン151の大径側圧力室10
5dと小径側圧力室105cとの受圧面積差により、サ
ーボピストン151を左方向へ動かし、可変容量型油圧
ポンプの吐出流量を減少させる。
【0020】一方、このようにサーボピストン151が
動かされると、フィードバックリンク132を介して、
流量制御フィードバックスリーブ123は一定の比率で
右方向へ移動し、流量制御フィードバックスリーブ12
3と馬力制御フィードバックスリーブ143とは部材1
24により互いに連結されているため、馬力制御フィー
ドバックスリーブ143をも同時に右方向へ移動し、流
量制御フィードバックスリーブ123のポート103c
が閉じられると、上記の動作が停止し、油圧ポンプの吐
出流量は流量制御指令圧Pcの減少に応じて減少した値
になる。
【0021】次に、馬力制御領域の動作説明を行う。こ
こで、馬力制御領域とは、図13に示すように、馬力制
御スプール141と馬力制御フィードバックスリーブ1
43との相対位置関係が、馬力制御フィードバックスリ
ーブ143の馬力制御ポート103dを閉じ、ポート1
03fを開いている状態(領域)をいう。
【0022】馬力制御領域において、馬力制御指令圧力
Ppが高くなると、馬力制御スプール141を右方向へ
押す力が強くなり、馬力制御バネ142が圧縮され、馬
力制御スプール141を右方向へ移動させる。このた
め、馬力制御ポート103dが閉じたまま、馬力制御ポ
ート103fが開かれる。
【0023】このように馬力制御ポート103fが開く
と、アクチュエータポート105bとアクチュエータポ
ート101aとは常に連通されているため、大径側圧力
室105dの油がアクチュエータポート105b、アク
チュエータポート101a、馬力制御フィードバックス
リーブ143のポート103e、ポート103f、油圧
源ポート101bを経由して油圧源119と連通され、
サーボピストン151の大径側圧力室105dと小径側
圧力室105cとの受圧面積差により、サーボピストン
151を左方向へ動かし、油圧ポンプの吐出流量を減少
させる。
【0024】一方、このようにサーボピストン151が
動かされると、フィードバックリンク132を介して、
流量制御フィードバックスリーブ123は一定の比率で
右方向へ移動し、流量制御フィードバックスリーブ12
3と馬力制御フィードバックスリーブ143とは部材1
24により互いに連結されているため、馬力制御フィー
ドバックスリーブ143をも同時に右方向へ移動し、馬
力制御フィードバックスリーブ143のポート103f
が閉じられると、上記の動作が停止し、油圧ポンプの吐
出流量は馬力制御指令圧力Ppに応じて制御される。
【0025】また、馬力制御指令圧力Ppが低くなる
と、馬力制御スプール141を右方向へ押す力が弱くな
り、馬力制御バネ142が伸ばされ、馬力制御スプール
141を左方向へ移動させる。このため、馬力制御ポー
ト103dが開けられる。
【0026】このように馬力制御ポート103dが開く
と、アクチュエータポート105bとアクチュエータポ
ート101aとは常に連通されているため、大径側圧力
室105dの油がアクチュエータポート105b、アク
チュエータポート101a、馬力制御フィードバックス
リーブ143のポート103e、ポート103d、流量
制御フィードバックスリーブ123のポート103b、
ポート103a、タンクポート101cを経由して油圧
タンク109に戻され、サーボピストン151を右方向
へ動かし、油圧ポンプの吐出流量を増大させる。
【0027】一方、このようにサーボピストン151が
動かされると、フィードバックリンク132を介して、
流量制御フィードバックスリーブ123は一定の比率で
左方向へ移動し、流量制御フィードバックスリーブ12
3と馬力制御フィードバックスリーブ143とは部材1
24により互いに連結されているため、馬力制御フィー
ドバックスリーブ143をも同時に左方向へ移動し、流
量制御フィードバックスリーブ123のポート103a
が閉じられると、上記の動作が停止し、油圧ポンプの吐
出流量は馬力制御指令圧力Ppに応じて制御される。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】以上のように図12に
示す従来の油圧ポンプ容量制御装置においては、流量制
御指令圧力Pcに応じて油圧ポンプの吐出流量を増減
し、要求流量に応じた吐出流量が得られると共に、馬力
制御指令圧力Ppが上昇すると油圧ポンプの吐出流量を
減らし、油圧ポンプの吐出圧力の上昇(アクチュエータ
負荷の増大)によるエンジンのストールを防止してい
る。
【0029】しかしながら、この従来の油圧ポンプ容量
制御装置においては、上述したようにレギュレータ11
1の流量制御機構200と馬力制御機構300はそれぞ
れ別々の軸上に配置された流量制御スプール121、馬
力制御スプール141と、流量制御フィードバックスリ
ーブ123、馬力制御フィードバックスリーブ143か
らなり、流量制御フィードバックスリーブ123と馬力
制御フィードバックスリーブ143を部材124で連結
し、流量制御フィードバックスリーブ123と馬力制御
フィードバックスリーブ143間に通路を設けた構成で
あるため、構造が複雑で、部品点数が多くかつレギュレ
ータ111が大きくなるという問題があった。
【0030】本発明の目的は、部品点数を少なくするこ
とで構造を簡素化し、コンパクトで安価な油圧ポンプ容
量制御装置を提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、可変容量型油圧ポンプの押しのけ
容積可変機構を作動させる差動シリンダと、この差動シ
リンダへ油圧源から導かれる圧油を制御するレギュレー
タとを備え、前記レギュレータは流量制御指令圧力によ
り作動する流量制御機構と、馬力制御指令圧力により作
動する馬力制御機構とを有し、これら流量制御機構及び
馬力制御機構により差動シリンダのサーボピストンの位
置を制御し、前記押しのけ容積可変機構の位置を制御す
る油圧ポンプ容量制御装置において、前記差動シリンダ
のサーボピストンにリンクされた、前記流量制御機構及
び馬力制御機構に共通のフィードバックスリーブを設
け、このフィードバックスリーブを前記流量制御機構と
馬力制御機構の間に嵌挿し、これら流量制御機構、フィ
ードバックスリーブ、馬力制御機構を同軸的に配置した
ものとする。
【0032】以上のように、流量制御機構及び馬力制御
機構に共通のフィードバックスリーブを設け、このフィ
ードバックスリーブを流量制御機構と馬力制御機構の間
に嵌挿して、これら流量制御機構、フィードバックスリ
ーブ、馬力制御機構を同軸的に配置することにより、レ
ギュレータの部品点数は少なくなり、構造は簡素化さ
れ、油圧ポンプ容量制御装置をコンパクトで安価なもの
にできる。
【0033】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記流量制御機構は、相対する2つの端面を有し、前記
流量制御指令圧力を一方の端面で受ける流量制御スプー
ルと、この流量制御スプールの反対側の端面にバネ力を
付与する第1バネとを有し、前記馬力制御機構は、相対
する2つの端面を有し、前記馬力制御指令圧力を一方の
端面で受ける馬力制御スリーブと、この馬力制御スリー
ブの反対側の端面にバネ力を付与する第2バネとを有
し、前記フィードバックスリーブをこれら流量制御スプ
ールと馬力制御スリーブとの間に同軸的に嵌挿したもの
とする。
【0034】このように流量制御スプールと馬力制御ス
リーブを設けることにより、流量制御機構、フィードバ
ックスリーブ、馬力制御機構を同軸的に配置できる。
【0035】(3)上記(2)において、好ましくは、
前記馬力制御スリーブは前記差動シリンダ、油圧源及び
タンクにそれぞれ連通する第1アクチュエータポート、
第1油圧源ポート、第1タンクポートを有し、前記馬力
制御スリーブ、フィードバックスリーブ、流量制御スプ
ールは、前記流量制御指令圧力の上昇時又は前記馬力制
御指令圧力の低下時は前記流量制御スプール及び馬力制
御スリーブの両方が前記フィードバックスリーブに対し
所定の位置関係になったときに前記第1アクチュエータ
ポートを第1タンクポートに連通させ、前記流量制御指
令圧力の低下時又は前記馬力制御指令圧力の上昇時は前
記流量制御スプール及び馬力制御スリーブのいずれか一
方が前記フィードバックスリーブに対し所定の位置関係
になると前記第1アクチュエータポートを第1油圧源ポ
ートに連通させる切換手段を備えるものとする。
【0036】このように馬力制御スリーブに各ポートを
設け、馬力制御スリーブ、フィードバックスリーブ、流
量制御スプールに切換手段を設けることにより、上記の
ような同軸的配置構造で油圧ポンプの流量制御と馬力制
御が可能となる。
【0037】(4)上記(3)において、好ましくは、
前記切換手段は、前記流量制御指令圧力の上昇時に前記
流量制御スプールの前記フィードバックスリーブに対す
る相対移動により開く第1切換部、前記馬力制御指令圧
力の低下時に前記馬力制御スリーブの前記フィードバッ
クスリーブに対する相対移動により開く第2切換部、前
記流量制御指令圧力の低下時に前記流量制御スプールの
前記フィードバックスリーブに対する相対移動により開
く第3切換部、前記馬力制御指令圧力の上昇時に前記馬
力制御スリーブの前記フィードバックスリーブに対する
相対移動により開く第4切換部を有し、前記第1アクチ
ュエータポートは、前記タンクポートに対しては前記第
1切換部及び第2切換部の両方が開いたときに連通し、
前記油圧源ポートに対しては前記第3切換部及び第4切
換部の一方が開いたときに連通するものとする。
【0038】これにより上記(3)で述べた切換手段の
機能、即ち、流量制御指令圧力の上昇時又は馬力制御指
令圧力の低下時は流量制御スプール及び馬力制御スリー
ブの両方がフィードバックスリーブに対し所定の位置関
係になったときに第1アクチュエータポートを第1タン
クポートに連通させ、流量制御指令圧力の低下時又は馬
力制御指令圧力の上昇時は流量制御スプール及び馬力制
御スリーブのいずれか一方がフィードバックスリーブに
対し所定の位置関係になると第1アクチュエータポート
を第1油圧源ポートに連通させる機能を実現することが
可能となる。
【0039】(5)上記(3)において、好ましくは、
前記切換手段は、前記フィードバックスリーブに形成さ
れた第2アクチュエータポート、第2油圧源ポート、第
2タンクポートと、前記馬力制御スリーブの内周面に形
成され、前記第1アクチュエータポートが開口するアク
チュエータ切換溝と、前記フィードバックスリーブの外
周面にそれぞれ形成され、前記第2タンクポートが開口
するタンク切換溝及び前記第2油圧源ポートが開口する
油圧源切換溝と、前記流量制御スプールに設けられたタ
ンクランド及び油圧源ランドとを有し、前記第2アクチ
ュエータポートは前記アクチュエータ切換溝を介して前
記第1アクチュエータポートに常時連通し、かつ前記第
2タンクポートは前記タンクランドにより前記第2アク
チュエータポートとの連通が切り換えられ、前記第1タ
ンクポートは前記タンク切換溝により前記第2タンクポ
ートとの連通が切り換えられ、前記第2油圧源ポートは
前記油圧源ランドにより前記第2アクチュエータポート
との連通が切り換えられ、前記第1油圧源ポートは前記
油圧源切換溝に常時連通しかつこの油圧源切換溝と前記
アクチュエータ切換溝により前記第1アクチュエータポ
ートとの連通が切り換えられるものとする。
【0040】これにより上記(3)で述べた切換手段の
機能を実現することが可能となる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図11により説明する。
【0042】図1は、本発明の油圧ポンプ容量制御装置
を含む駆動系全体を示す油圧回路図である。
【0043】図1において、1は可変容量型の油圧ポン
プであり、この油圧ポンプ1は、斜板等からなる押しの
け容積可変機構2を有している。この押しのけ容積可変
機構2は、油圧ポンプ容量制御装置30に連結され、こ
の油圧ポンプ容量制御装置30により押しのけ容積可変
機構2の位置(傾転角)が制御され、油圧ポンプ1の吐
出流量が制御される。
【0044】油圧ポンプ1から吐出された圧油は、吐出
路3、流量制御弁4、アクチュエータライン5又は6を
介して油圧アクチュエータ7に供給され、油圧アクチュ
エータ7を駆動する。この油圧アクチュエータ7に供給
される圧油の流れは流量制御弁4により制御される。
【0045】流量制御弁4はパイロット操作方式であ
り、操作レバー装置8によって生成されパイロットライ
ン9又は10を介して導かれるパイロット圧によって切
換え操作される。また、このパイロット圧はシャトル弁
11により検出され、ライン12を介して流量制御指令
圧力Pcとして油圧ポンプ容量制御装置30に入力され
る。
【0046】13はパイロット油圧源であり、この油圧
源13は、エンジン14によって回転駆動される固定容
量型のパイロットポンプ15と、パイロットポンプ15
の吐出圧力を一定に制御するパイロットリリーフ弁16
とからなり、この油圧源13によって生成されたパイロ
ット圧力が操作レバー装置8等で一次圧力として使用さ
れる。
【0047】また、油圧源13のパイロット圧は、油圧
ポンプ容量制御装置30の駆動源として管路17を介し
て油圧ポンプ容量制御装置30に入力され、更に油圧ポ
ンプ1の吐出圧力が、管路18を介して馬力制御指令圧
力Ppとして油圧ポンプ容量制御装置30に入力され
る。
【0048】図2は、油圧ポンプ容量制御装置の詳細構
造を示す図である。
【0049】図2において、油圧ポンプ容量制御装置3
0は、可変容量型油圧ポンプ1の押しのけ容積可変機構
2を作動させる差動シリンダ31と、この差動シリンダ
31へ油圧源13から導かれる圧油を制御するレギュレ
ータ32とを備えている。
【0050】差動シリンダ31はサーボピストン31a
により小径側圧力室31bと大径側圧力室31cとに分
割され、小径側圧力室31bの油の出入ロであるパイロ
ット圧ポート31dは油圧源13に接続されている。
【0051】レギュレータ32は流量制御指令圧力Pc
により作動する流量制御機構50と、馬力制御指令圧力
Ppにより作動する馬力制御機構60とを有し、これら
流量制御機構50及び馬力制御機構60により差動シリ
ンダ31のサーボピストン31aの位置を制御し、油圧
ポンプ1の押しのけ容積可変機構2の位置(傾転角)を
制御する。
【0052】流量制御機構50及び馬力制御機構60は
ケーシング33に格納されており、このケーシング33
には、差動シリンダ31の大径側圧力室31cの油の出
入口であるアクチュエータポート31eに接続されたア
クチュエータポート33aと、油圧源13に接続された
油圧源ポート33bと、タンク34に接続されたタンク
ポート33cと、ライン12を介してシャトル弁11
(図1参照)の出側に接続され、流量制御指令圧力Pc
を導入する流量制御圧力ポート33dと、油圧ポンプ1
の吐出路3(図1参照)に接続され、馬力制御指令圧力
Ppを導入する馬力制御圧力ポート33eとが設けられ
ている。また、ケーシング33にはフィードバックリン
ク35を挿通した開口33fが形成されている。
【0053】流量制御機構50は流量制御スプール36
を有し、馬力制御機構60は馬力制御スリーブ37を有
し、流量制御スプール36と馬力制御スリーブ37は同
軸的に配置されている。また、流量制御機構50と馬力
制御機構60は、フィードバックリンク35を介して差
動シリンダ31のサーボピストン31aに連結された共
通のフィードバックスリーブ38を有し、このフィード
バックスリーブ38は、流量制御スプール36と馬力制
御スリーブ37との間に同軸的に嵌挿されている。
【0054】更に、流量制御機構50は、流量制御圧力
ポート33dより流量制御指令圧力Pcが導入される受
圧室36Aと、この受圧室36Aの反対側に設けられた
第1バネ36Bとを有し、流量制御スプール36はその
両端にそれぞれ相対する端面を形成した油圧源ランド3
6aとタンクランド36bを有し、図示右側の油圧源ラ
ンド36aの端面で受圧室36Aに導入された流量制御
指令圧力Pcを受け、図示左側のタンクランド36bの
端面に第1バネ36Bのバネ力が付与されている。
【0055】馬力制御機構60は、馬力制御圧力ポート
33eより馬力制御指令圧力Ppが導入される受圧室3
7Aと、この受圧室37Aの反対側に設けられた第2バ
ネ37Bとを有し、馬力制御スリーブ37は相対する端
面を有し、図示左側の端面で受圧室37Aに導入された
馬力制御指令圧力Ppを受け、図示右側の端面に第2バ
ネ37Bのバネ力が付与されている。
【0056】馬力制御スリーブ37には第1アクチュエ
ータポート37a、第1油圧源ポート37b及び第1タ
ンクポート37cが設けられ、フィードバックスリーブ
38にも同様に第2アクチュエータポート38a、第2
油圧源ポート38b及び第2タンクポート38cが設け
られている。
【0057】また、馬力制御スリーブ37の外周面には
第1アクチュエータポート37a、第1油圧源ポート3
7b及び第1タンクポート37cが開口する連通溝37
d,37e,37fが形成され、これら連通溝37d,
37e,37fにより第1アクチュエータポート37
a、第1油圧源ポート37b及び第1タンクポート37
cは常時ケーシング33のアクチュエータポート33
a、油圧源ポート33b及びタンクポート33cに連通
している。
【0058】更に、馬力制御スリーブ37の内周面には
第1アクチュエータポート37aが開口するアクチュエ
ータ切換溝37gが形成され、フィードバックスリーブ
38の外周面には第2油圧源ポート38bが開口する油
圧源切換溝38dと第2タンクポート38cが開口する
タンク切換溝38eが形成されている。
【0059】これら馬力制御スリーブ37のアクチュエ
ータ切換溝37g、フィードバックスリーブ38の第2
油圧源ポート38b及びタンク切換溝38eは、流量制
御スプール36の油圧源ランド36a及びタンクランド
36bと共に、フィードバックスリーブ38及び馬力制
御スリーブ37に設けられたポート間の連通、遮断を切
換制御するものである。
【0060】即ち、フィードバックスリーブ38の第2
アクチュエータポート38aはアクチュエータ切換溝3
7gを介して馬力制御スリーブ37の第1アクチュエー
タポート37aに常時連通し、フィードバックスリーブ
38の第2タンクポート38cは流量制御スプール36
のタンクランド36bにより第2アクチュエータポート
38aとの連通が切り換えられ、馬力制御スリーブ37
の第1タンクポート37cはタンク切換溝38eにより
第2タンクポート38cとの連通が切り換えられる。ま
た、フィードバックスリーブ38の第2油圧源ポート3
8bは流量制御スプール36の油圧源ランド36aによ
り第2アクチュエータポート38aとの連通が切り換え
られ、馬力制御スリーブ37の第1油圧源ポート37b
はフィードバックスリーブ38の油圧源切換溝38dに
常時連通しかつこの油圧源切換溝38dとアクチュエー
タ切換溝37gにより馬力制御スリーブ37の第1アク
チュエータポート37aとの連通が切り換えられる。
【0061】また、流量制御スプール36のタンクラン
ド36bとフィードバックスリーブ38の第2タンクポ
ート38cは、流量制御指令圧力Pcの上昇時に流量制
御スプール36のフィードバックスリーブ38に対する
図示左方向の相対移動により開く第1切換部Aを構成
し、馬力制御スリーブ37の第1タンクポート37cと
フィードバックスリーブ38のタンク切換溝38eは、
馬力制御指令圧力Ppの低下時に馬力制御スリーブ37
のフィードバックスリーブ38に対する図示左方向の相
対移動により開く第2切換部Bを構成し、流量制御スプ
ール36の油圧源ランド36aとフィードバックスリー
ブ38の第2油圧源ポート38bは、流量制御指令圧力
Pcの低下時に流量制御スプール36のフィードバック
スリーブ38に対する図示右方向の相対移動により開く
第3切換部Cを構成し、馬力制御スリーブ37のアクチ
ュエータ切換溝37gとフィードバックスリーブ38の
油圧源切換溝38dは、馬力制御指令圧力Ppの上昇時
に馬力制御スリーブ37のフィードバックスリーブ38
に対する図示右方向の相対移動により開く第4切換部D
を構成し、馬力制御スリーブ37の第1アクチュエータ
ポート37aは、第1タンクポート37cに対しては第
1切換部A及び第2切換部Bの両方が開いたときに連通
し、第1油圧源ポート37bに対しては第3切換部C及
び第4切換部Dの一方が開いたときに連通する構成とな
っている。
【0062】即ち、流量制御指令圧力Pcの上昇時又は
馬力制御指令圧力Ppの低下時は流量制御スプール36
及び馬力制御スリーブ37の両方がフィードバックスリ
ーブ38に対し第1切換部A及び第2切換部Bのそれぞ
れを開く位置関係になったときに第1アクチュエータポ
ート37aを第1タンクポート37cに連通させ、流量
制御指令圧力Pcの低下時又は馬力制御指令圧力Ppの
上昇時は流量制御スプール36及び馬力制御スリーブ3
7のいずれか一方がフィードバックスリーブ38に対し
第3切換部C又は第4切換部Dを開く位置関係になると
第1アクチュエータポート37aを第1油圧源ポート3
7bに連通させる。
【0063】以上のように構成した本実施形態の動作
を、図3(a)に示す流量制御機構50による流量制御
特性図及び図3(b)に示す馬力制御機構60による馬
力制御特性図を用い、流量制御領域と馬力制御領域とに
分けて説明する。
【0064】図3(a)は流量制御指令圧力Pcが増加
するに従って油圧ポンプ1の吐出流量Qcを増加させる
流量制御機構50による流量制御特性を示し、図3
(b)は、馬力制御指令圧力PpがPpa以上になると
馬力制御指令圧力Ppが上昇するに従って油圧ポンプ1
の最大吐出流量を減らす馬力制御機構60による馬力制
御特性を示している。
【0065】図2に示す油圧ポンプ容量制御装置30は
図3(b)のAo点で動作している状態にあるものとし
て示されている。このAo点において、馬力制御指令圧
力PpはPpoにあり、ポンプ吐出流量QはQoにあ
る。また、このQoは、図3(a)に示す流量制御指令
圧力PcがPcoのときのものである。この状態におい
て、第1切換部Aと、第2切換部Bと、第3切換部C
と、第4切換部Dとは全て閉じている。この状態を本明
細書中で中立位置と呼ぶ。
【0066】まず、流量制御領域の動作説明を行う。こ
こで、流量制御領域とは、図4に示すように、馬力制御
スリーブ37とフィードバックスリーブ38との相対位
置関係が、馬力制御スリーブ37の第1タンクポート3
7cとフィードバックスリーブ38の第2タンクポート
38cとを連通(第2切換部Bが開いている)させてい
る状態をいい、図4はその初期位置を示している。この
初期位置では、同時に馬力制御スリーブ37の第1アク
チュエータポート37aと第1油圧源ポート37bとが
遮断(第4切換部Dは閉じている)している。このとき
の油圧ポンプ容量制御装置30は図3(b)のA1点で
動作しており、このA1点は、図3(b)のAo点から
流量制御指令圧力PcをPcoのまま、馬力制御指令圧
力PpをPpoからPp1に低下させた位置である。
【0067】この図4に示す状態で流量制御指令圧力P
cがPcoからPcmへ高くなると、流量制御スプール
36を左方向へ押す力が強くなり、第1バネ36Bが圧
縮され、流量制御スプール36を左方向へ移動させる。
このため、図5に示すように、フィードバックスリーブ
の第2タンクポート38cが開けられる(第1切換部A
が開く)。
【0068】このように第2タンクポート38cが開く
と、サーボピストン31aの大径側圧力室31cの油の
出入口アクチュエータポート31eとレギュレータ32
のアクチュエータポート33aとは常に連通されている
ため、大径側圧力室31cの圧油がアクチュエータポー
ト31e、アクチュエータポート33a、第1アクチュ
エータポート37a、第2アクチュエータポート38
a、第2タンクポート38c、第1タンクポート37
c、タンクポート33cを経由して油圧タンク34に戻
され、サーボピストン31aを右方向へ動かし、油圧ポ
ンプ1の押しのけ容積可変機構2(図1参照)を作動さ
せて、油圧ポンプ1の吐出流量を増大させる。
【0069】一方、このようにサーボピストン31aが
動かされると、フィードバックリンク35を介してフィ
ードバックスリーブ38に伝えられ、フィードバックス
リーブ38は一定の比率で左方向へ動き、図6に示すよ
うにフィードバックスリーブの第2タンクポート38c
が閉じられると(第1切換部Aが閉じられると)、上記
の動作が停止し、油圧ポンプ1の吐出流量は流量制御指
令圧力Pcの増加に応じて増加した値となる。
【0070】ここで、このときの図6に示す油圧ポンプ
容量制御装置30は図3(b)のA2点で動作してお
り、このA2点は、図3(b)のA1点(図4の状態)
から馬力制御指令圧力PpはPp1のまま、流量制御指
令圧力PcをPcoからPcmに増加させ、ポンプ吐出
流量QをQoからQmへ増加させた位置にある。
【0071】また、図4に示す状態で流量制御指令圧力
PcがPcoからPcnへ小さくなると、流量制御スプ
ール36を左方向へ押す力が弱くなり、第1バネ36B
が伸ばされ、流量制御スプール36を右方向へ移動させ
る。このため、図7に示すように、フィードバックスリ
ーブ38の第2油圧源ポート38bが開けられる(第3
切換部Cが開く)。
【0072】このように第2油圧源ポート38bが開く
と、サーボピストン31aの大径側圧力室31cの油の
出入口アクチュエータポート31eとレギュレータ32
のアクチュエータポート33aとは常に連通されている
ため、大径側圧力室31cの圧油がアクチュエータポー
ト31e、アクチュエータポート33a、第1アクチュ
エータポート37a、第2アクチュエータポート38
a、第2油圧源ポート38b、第1油圧源ポート37
b、油圧源ポート33bを経由して油圧源13と連通さ
れ、サーボピストン31aの大径側圧力室31cと小径
側圧力室31bとの受圧面積の差により、サーボピスト
ン31aを左方向に動かし、油圧ポンプ1の押しのけ容
積可変機構2(図1参照)を作動させて、油圧ポンプ1
の吐出流量を減少させる。
【0073】一方、このようにサーボピストン31aが
動かされると、フィードバックリンク35を介してフィ
ードバックスリーブ38に伝えられ、フィードバックス
リーブ38は一定の比率で右方向へ動き、図8に示すよ
うにフィードバックスリーブ38の第2油圧源ポート3
8bが閉じられると(第3切換部Cが閉じられると)、
上記の動作が停止し、油圧ポンプ1の吐出流量は流量制
御指令圧力Pcの減少に応じて減少した値となる。
【0074】ここで、このときの図8に示す油圧ポンプ
容量制御装置30は図3(b)のA3点で動作してお
り、このA3点は、図3(b)のA1点(図4の状態)
から馬力制御指令圧力PpはPp1のまま、流量制御指
令圧力PcをPcoからPcnに減少させ、ポンプ吐出
流量QをQoからQnへ減少させた位置にある。次に、
馬力制御領域の動作説明を行う。ここで、馬力制御領域
とは、図9に示すように、馬力制御スリーブ37とフィ
ードバックスリーブ38との相対位置関係が、馬力制御
スリーブ37の第1タンクポート37cとフィードバッ
クスリーブ38の第2タンクポート38cとを遮断(第
2切換部Bが閉じている)している状態をいい、図9は
その初期位置を示している。この初期位置では、同時に
馬力制御スリーブ37の第1アクチュエータポート37
aとフィードバックスリーブ38の第2タンクポート3
8cとが連通(第1切換部Aが開いている)している。
このときの油圧ポンプ容量制御装置30は図3(b)の
Ao点で動作しており、このAo点は、図2の状態を示
すAo点において、馬力制御指令圧力PpをPpoのま
ま、ポンプ吐出流量Qm(図3(a)のPcmに対応す
るポンプ吐出流量)をQoに制限した位置である。
【0075】この図9に示す状態で、馬力制御指令圧力
PpがPpoからPp2へ高くなると、馬力制御スリー
ブ37を右方向へ押す力が強くなり、第2バネ37Bが
圧縮され、馬力制御スリーブ37を右方向へ移動させ
る。このため、図10に示すように、フィードバックス
リーブ38の第2タンクポート38cと馬力制御スリー
ブ37の第1タンクポート37cとが閉じられたまま
(第2切換部Bが閉じられたまま)、馬力制御スリーブ
37の第1アクチュエータポート37aは、フィードバ
ックスリーブ38の外周にある油圧源切換溝38dを経
て、馬力制御スリーブ37の第1油圧源ポート37bと
直接に連通(第4切換部Dが開く)される。
【0076】このように第1アクチュエータポート37
aと第1油圧源ポート37bとが連通すると、サーボピ
ストン31aの大径側圧力室31cの油の出入口である
アクチュエータポート31eとレギュレータ32のケー
シング33のアクチュエータポート33aとは常に連通
されているため、大径側圧力室31cの油がアクチュエ
ータポート31e、アクチュエータポート33a、第1
アクチュエータポート37a、第1油圧源ポート37
b、油圧源ポート33bを経由して油圧源13と連通さ
れ、サーボピストン31aの大径側圧力室31cと小径
側圧力室31bとの受圧面積の差により、サーボピスト
ン31aを左方向へ動かし、油圧ポンプ1の押しのけ容
積可変機構2(図1参照)を作動させて、油圧ポンプ1
の吐出流量を減少させる。
【0077】一方、このようにサーボピストン31aが
動かされると、フィードバックリンク35を介してフィ
ードバックスリーブ38に伝えられ、フィードバックス
リーブ38は一定の比率で右方向へ動き、図11に示す
ように第1アクチュエータポート37aと第1油圧源ポ
ート37bとの連通が遮断されると(第4切換部Dが閉
じられると)、上記の動作が停止し、油圧ポンプ1の吐
出流量は馬力制御指令圧力Ppに応じて制御される。
【0078】ここで、このときの図11に示す油圧ポン
プ容量制御装置30は図3(b)のA4点で動作してお
り、このA4点は、図3(b)のAo点(図9の状態)
から流量制御指令圧力PcはPcmのまま、馬力制御指
令圧力PpをPpoからPp2に増加させ、ポンプ吐出
流量QをQoから馬力曲線上を移動して減少させた位置
にある。
【0079】また、図9に示す状態で馬力制御指令圧力
PpがPpoからPp1へ小さくなると、馬力制御スリ
ーブ37を右方向へ押す力が弱くなり、第2バネ37B
が伸ばされ、馬力制御スリーブ37を左方向へ移動させ
る。このため、図5に示すように、フィードバックスリ
ーブ38の第2油圧源ポート38bが閉じたまま(第3
切換部Cが閉じたまま)、フィードバックスリーブ38
の第2タンクポート38cと馬力制御スリーブ37の第
1タンクポート37cとが再び連通(第1切換部A及び
第2切換部Bが開く)される。
【0080】このように第2タンクポート38cと第1
タンクポート37cとが連通すると、サーボピストン3
1aの大径側圧力室31cの油の出入口であるアクチュ
エータポート31eとレギュレータ32のケーシング3
3のアクチュエータポート33aとは常に連通されてい
るため、大径側圧力室31cの油がアクチュエータポー
ト31e、アクチュエータポート33a、第1アクチュ
エータポート37a、第2タンクポート38c、第1タ
ンクポート37c、タンクポート33cを経由して油圧
タンク34に戻され、サーボピストン31aを右方向へ
動かし、油圧ポンプ1の押しのけ容積可変機構2(図1
参照)を作動させて、油圧ポンプ1の吐出流量を増大さ
せる。
【0081】一方、このようにサーボピストン31aが
動かされると、フィードバックリンク35を介してフィ
ードバックスリーブ38に伝えられ、フィードバックス
リーブ38は一定の比率で左方向へ動き、図6に示すよ
うにフィードバックスリーブ38の第2タンクポート3
8cが閉じられると(第2切換部Bが閉じられると)、
上記の動作が停止し、油圧ポンプ1の吐出流量は馬力制
御指令圧力Ppに応じて制御される。
【0082】ここで、このときの図6に示す油圧ポンプ
容量制御装置30は図3(b)のA2点で動作してお
り、このA2点は、図3(b)のAo点(図9の状態)
から流量制御指令圧力PcはPcmのまま、馬力制御指
令圧力PpをPpoからPp1に減少させ、ポンプ吐出
流量QをQoからQmへ馬力曲線上を移動して増加させ
た位置にある。
【0083】以上のように本実施形態によれば、従来の
油圧ポンプ容量制御装置と同様に可変容量型油圧ポンプ
の馬力制御及び流量制御が可能である。また、本実施形
態によれば、流量制御機構50及び馬力制御機構60に
共通のフィードバックスリーブ38を設け、このフィー
ドバックスリーブ38を流量制御機構50と馬力制御機
構60の間に嵌挿し、これら流量制御機構50、フィー
ドバックスリーブ38、馬力制御機構60を同軸的に配
置したので、部品点数が少なくなり、レギュレータ32
をシンプルでコンパクトな構造にできる。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、シンプルな構成で、コ
ンパクトで安価な可変容量型油圧ポンプ容量制御装置を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油圧ポンプ容量制御装置を含む駆動系
全体を示す油圧回路図である。
【図2】本発明の油圧ポンプ容量制御装置の流動制御領
域と馬力制御領域との中立位置(Ao)の状態を示す図
である。
【図3】(a)は本発明の油圧ポンプ容量制御装置の流
量制御機構による流量制御特性を示す図であり、(b)
は同じく馬力制御機構による馬力制御特性を示す図であ
る。
【図4】本発明の油圧ポンプ容量制御装置の流量制御領
域における初期位置(A1)の状態を示す図である。
【図5】本発明の油圧ポンプ容量制御装置の流量制御領
域における流量増制御の最初(A1)の状態と、同じく
馬力制御領域における吐出圧力減制御の最初(Ao)の
状態を示す図である。
【図6】本発明の油圧ポンプ容量制御装置の流量制御領
域における流量増制御の最終(A2)の状態と、同じく
馬力制御領域における吐出圧力減制御の最終(A2)の
状態を示す図である。
【図7】本発明の油圧ポンプ容量制御装置の流量制御領
域における流量減制御の最初(A1)の状態を示す図で
ある。
【図8】本発明の油圧ポンプ容量制御装置の流量制御領
域における流量減制御の最終(A3)の状態を示す図で
ある。
【図9】本発明の油圧ポンプ容量制御装置の馬力制御領
域における初期位置(Ao)の状態を示す図である。
【図10】本発明の油圧ポンプ容量制御装置の馬力制御
領域における吐出圧力増制御の最初(Ao)の状態を示
す図である。
【図11】本発明の油圧ポンプ容量制御装置の馬力制御
領域における吐出圧力増制御の最終(A4)の状態を示
す図である。
【図12】従来の油圧ポンプ容量制御装置の流量制御領
域における状態を示す図である。
【図13】従来の油圧ポンプ容量制御装置の馬力制御領
域における状態を示す図である。
【符号の説明】
1 油圧ポンプ(可変容量型) 2 押しのけ容積可変機構 13 油圧源 30 油圧ポンプ容量制御装置 31 差動シリンダ 31a サーボピストン 32 レギュレータ 34 タンク 36 流量制御スプール 36B 第1バネ 36a 油圧源ランド 36b タンクランド 37 馬力制御スリーブ 37B 第2バネ 37a 第1アクチュエータポート 37b 第1油圧源ポート 37c 第1タンクポート 37g アクチュエータ切換溝 38 フィードバックスリーブ 38a 第2アクチュエータポート 38b 第2油圧源ポート 38c 第2タンクポート 38d 油圧源切換溝 38e タンク切換溝 50 流量制御機構 60 馬力制御機構 A 第1切換部 B 第2切換部 C 第3切換部 D 第4切換部 Pc 流量制御指令圧力 Pp 馬力制御指令圧力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本澤 幸裕 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 坂入 哲也 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可変容量型油圧ポンプの押しのけ容積可変
    機構を作動させる差動シリンダと、この差動シリンダへ
    油圧源から導かれる圧油を制御するレギュレータとを備
    え、前記レギュレータは流量制御指令圧力により作動す
    る流量制御機構と、馬力制御指令圧力により作動する馬
    力制御機構とを有し、これら流量制御機構及び馬力制御
    機構により差動シリンダのサーボピストンの位置を制御
    し、前記押しのけ容積可変機構の位置を制御する油圧ポ
    ンプ容量制御装置において、 前記差動シリンダのサーボピストンにリンクされた、前
    記流量制御機構及び馬力制御機構に共通のフィードバッ
    クスリーブを設け、このフィードバックスリーブを前記
    流量制御機構と馬力制御機構の間に嵌挿し、これら流量
    制御機構、フィードバックスリーブ、馬力制御機構を同
    軸的に配置したことを特徴とする油圧ポンプ容量制御装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の油圧ポンプ容量制御装置に
    おいて、前記流量制御機構は、相対する2つの端面を有
    し、前記流量制御指令圧力を一方の端面で受ける流量制
    御スプールと、この流量制御スプールの反対側の端面に
    バネ力を付与する第1バネとを有し、前記馬力制御機構
    は、相対する2つの端面を有し、前記馬力制御指令圧力
    を一方の端面で受ける馬力制御スリーブと、この馬力制
    御スリーブの反対側の端面にバネ力を付与する第2バネ
    とを有し、前記フィードバックスリーブをこれら流量制
    御スプールと馬力制御スリーブとの間に同軸的に嵌挿し
    たことを特徴とする油圧ポンプ容量制御装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の油圧ポンプ容量制御装置に
    おいて、前記馬力制御スリーブは前記差動シリンダ、油
    圧源及びタンクにそれぞれ連通する第1アクチュエータ
    ポート、第1油圧源ポート、第1タンクポートを有し、
    前記馬力制御スリーブ、フィードバックスリーブ、流量
    制御スプールは、前記流量制御指令圧力の上昇時又は前
    記馬力制御指令圧力の低下時は前記流量制御スプール及
    び馬力制御スリーブの両方が前記フィードバックスリー
    ブに対し所定の位置関係になったときに前記第1アクチ
    ュエータポートを第1タンクポートに連通させ、前記流
    量制御指令圧力の低下時又は前記馬力制御指令圧力の上
    昇時は前記流量制御スプール及び馬力制御スリーブのい
    ずれか一方が前記フィードバックスリーブに対し所定の
    位置関係になると前記第1アクチュエータポートを第1
    油圧源ポートに連通させる切換手段を備えることを特徴
    とする油圧ポンプ容量制御装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の油圧ポンプ容量制御装置に
    おいて、前記切換手段は、前記流量制御指令圧力の上昇
    時に前記流量制御スプールの前記フィードバックスリー
    ブに対する相対移動により開く第1切換部、前記馬力制
    御指令圧力の低下時に前記馬力制御スリーブの前記フィ
    ードバックスリーブに対する相対移動により開く第2切
    換部、前記流量制御指令圧力の低下時に前記流量制御ス
    プールの前記フィードバックスリーブに対する相対移動
    により開く第3切換部、前記馬力制御指令圧力の上昇時
    に前記馬力制御スリーブの前記フィードバックスリーブ
    に対する相対移動により開く第4切換部を有し、前記第
    1アクチュエータポートは、前記タンクポートに対して
    は前記第1切換部及び第2切換部の両方が開いたときに
    連通し、前記油圧源ポートに対しては前記第3切換部及
    び第4切換部の一方が開いたときに連通することを特徴
    とする油圧ポンプ容量制御装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の油圧ポンプ容量制御装置に
    おいて、前記切換手段は、前記フィードバックスリーブ
    に形成された第2アクチュエータポート、第2油圧源ポ
    ート、第2タンクポートと、前記馬力制御スリーブの内
    周面に形成され、前記第1アクチュエータポートが開口
    するアクチュエータ切換溝と、前記フィードバックスリ
    ーブの外周面にそれぞれ形成され、前記第2タンクポー
    トが開口するタンク切換溝及び前記第2油圧源ポートが
    開口する油圧源切換溝と、前記流量制御スプールに設け
    られたタンクランド及び油圧源ランドとを有し、前記第
    2アクチュエータポートは前記アクチュエータ切換溝を
    介して前記第1アクチュエータポートに常時連通し、か
    つ前記第2タンクポートは前記タンクランドにより前記
    第2アクチュエータポートとの連通が切り換えられ、前
    記第1タンクポートは前記タンク切換溝により前記第2
    タンクポートとの連通が切り換えられ、前記第2油圧源
    ポートは前記油圧源ランドにより前記第2アクチュエー
    タポートとの連通が切り換えられ、前記第1油圧源ポー
    トは前記油圧源切換溝に常時連通しかつこの油圧源切換
    溝と前記アクチュエータ切換溝により前記第1アクチュ
    エータポートとの連通が切り換えられることを特徴とす
    る油圧ポンプ容量制御装置。
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