JPH11147158A - 内外ギア同時成形方法とこれに用いる成形装置 - Google Patents

内外ギア同時成形方法とこれに用いる成形装置

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JPH11147158A
JPH11147158A JP31251897A JP31251897A JPH11147158A JP H11147158 A JPH11147158 A JP H11147158A JP 31251897 A JP31251897 A JP 31251897A JP 31251897 A JP31251897 A JP 31251897A JP H11147158 A JPH11147158 A JP H11147158A
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JP
Japan
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mandrel
peripheral surface
gear
ring
helical gear
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JP31251897A
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Hiroaki Yoshida
広明 吉田
Tomonori Ito
友規 伊藤
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内周面にヘリカルギアを有し、且つ外周面にス
トレートギアを有する内外ギアを歯形や歯筋等を高精度
により同時成形できる方法と装置を得る。 【解決手段】リング状の素材Mをダイス2とマンドレル
10との間のリング状間隙9内に挿入し、パンチ20に
より素材Mとマンドレル10とを各々の軸方向に沿って
押圧し、ダイス2の円筒形孔4内に設けた縮径部6によ
り素材Mをその中心寄りに塑性移動させ、素材Mの内周
面側をマンドレル10のヘリカルギア成形歯型14に押
付けて当該面にヘリカルギアを成形し始めると共に、そ
の後、素材Mの外周面側をダイス2の円筒形孔4内に設
けたストレートギア成形歯型8に押付け該外周面にスト
レートギアを上記ヘリカルギアの成形と平行して成形す
る内外ギアの同時成形方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のト
ランスミッション等に使用される内外ギア、即ち内周面
にヘリカルギアを有し且つ外周面に軸方向に沿ったスプ
ラインや平歯等のストレートギアを有するリング形の内
外ギアを同時成形する方法とこれに用いる成形装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ヘリカルギアを鍛造により成形
する方法には、前方押出し法と側方押出し(アップセッ
ト)法の2種類がある。上記前方押出し法は、主に冷間
鍛造で捻れ角の小さいヘリカルギアに適用されるが、捻
れ方向の塑性変形が主体になるため、スプリングバック
に伴う歯筋精度の低下や歯丈が小さいものに限られる等
の問題がある。一方、上記側方押出し法は、アップセッ
トによって側方に素材を塑性変形させて歯形を成形する
ため、歯筋精度が得られ易い反面、鍛造荷重が大きくな
り成形歯型の弾性変形により歯筋精度が確保しにくい等
の問題がある。
【0003】そして、上記内周面にヘリカルギアを有し
且つ外周面にストレートギアを有するリング形の内外ギ
アを同時に成形するには、上記側方押出し法では素材が
座屈し易いため上記前方押出し法を用いるのが望まし
い。係る内外ギアを同時に成形する前方押出し法には、
図9に示すような成形装置70が用いられる。この装置
70は、中央に円筒形孔74を有するダイス72と、円
筒形孔74内に同軸に配置されたマンドレル80と、両
者間の隙間76に挿入されたリング状の素材Wを下向き
に押圧するためラム92に固定したリング形パンチ90
を有する。上記ダイス72の円筒形孔74の下方には垂
直方向のストレートギア成形歯型78が、これに対向し
てマンドレル80の外周面の下方にはヘリカルギア成形
歯型82が設けられている。また、上記ダイス72は、
位置決め板88を介してダイケース94上に固定されて
いる。一方、マンドレル80は、その下部に連続する太
径部84と、その底面から垂下する軸部86を有し、太
径部84の底面においてスラスト軸受96を介してベー
ス板98上に回転自在に支持されている。
【0004】そして、上記リング形パンチ90を下降さ
せ、上記隙間76内に挿入されたリング状の素材Wの上
面を下向きに押圧する。すると、素材Wは先ずその内周
面にヘリカルギア成形歯型82によりヘリカルギアが成
形され始め、これと同時にマンドレル80が回転し始め
る。更に素材Wを下向きに押圧すると、その外周面にス
トレートギア成形歯型78によりストレートギアが成形
され始める。この状態で素材Wを下向きに押圧し続ける
と、素材Wの内周面側はヘリカルギア成形歯型82に沿
った捻れ方向に塑性変形するが、素材Wの外周面側は円
周方法に略固定された状態で変形するため、素材Wの内
外両周面における相対的な捻れ変形量が大きくなる。即
ち、素材Wの内周面側では捻れ変形が、外周面側ではス
トレートギア成形歯型78による材料拘束がそれぞれ発
生する。この結果、炭素鋼等の変形能の低い材料では材
料破断を生じ、また、変形能の高い材料でも内周面と外
周面との間に捻れ変形から生じる捻れ方向のスプリング
バックにより、捻れ角が狂ってしまい歯筋精度が低下す
るという問題がある。
【0005】
【発明が解決すべき課題】以上の従来の技術の問題点を
解決するため、出願人は図10に示すような同時成形装
置100を提案している(特願平8−231191)。こ
の装置100は、前記装置70に対しマンドレル80の
太径部83の底面に段部95を追加しその底面にスラス
ト軸受96を介在させ、且つ太径部83の底面の中央の
軸部86とベース板97の間にラジアル軸受99を介在
させたものである。これにより、素材Wの成形時にマン
ドレル80の回転がスムースになるため、ヘリカルギア
側の歯筋精度が向上する。
【0006】しかしながら、この装置100を用いた内
外ギア同時成形方法は、その前方押出し法に起因する素
材Wの内外両周面における相対的な捻れ変形量が低減で
きないため、素材Wの変形時にギアが局部的に破断した
り、歯筋精度の低下を阻止するという問題に対し十分と
は言い難い。また、上記成形装置100はその機構と構
造が複雑化するという問題も有している。本発明は、前
記従来の技術等の問題点を解決し、内周面にヘリカルギ
アを有し且つ外周面にストレートギアを有する内外ギア
を所要の歯形や歯筋等を高精度にして同時成形できる方
法とこれに用いる成形装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、リング状素材の内外両周面における相対
的な捻れ変形量を低減するよう素材の塑性変形をラジア
ル方向に沿って行いつつ各ギアを成形することに着想し
て成されたものである。即ち、本発明の内外ギアの同時
成形方法は、リング状の素材をダイスと該ダイスの円筒
形孔内に同軸状に配置したマンドレルとの間のリング状
間隙内に挿入し、パンチ等の押圧手段により上記素材と
マンドレルを共に該素材及びマンドレルの軸方向に沿っ
て押圧し、ダイスの円筒形孔の内周面に設けた縮径部に
より上記素材をその中心寄りに塑性移動させ、上記素材
の内周面側をマンドレルの外周面に設けたヘリカルギア
成形歯型に押付けて該内周面にヘリカルギアを成形する
と共に、その後、上記素材の外周面側をダイスの円筒形
孔の内周面に設けたストレートギア成形歯型に押付けて
該外周面にストレートギアを上記ヘリカルギアの成形と
独立に、又は平行して成形する、ことを特徴とする。
【0008】この方法によれば、リング状の素材はその
中心軸に向かって縮径されつつ内周面にヘリカルギアを
成形され始め、且つマンドレルと共にその軸方向に沿っ
て移動しつつ外周面にもその後ストレートギアが成形さ
れるので、従来の素材の回転に伴う内外両周面における
相対的な捻れ変形量をなくすか最小限に減らすことがで
きる。従って、素材の変形時に各ギアに局部破断が生じ
たり歯筋精度を低下させることなく、内外ギアにおける
内外周面の各ギアを所要の歯形と歯筋に高精度にして同
時に成形することが可能となる。尚、本発明は、主に冷
間鍛造による同時成形方法と成形装置に関するが、成形
に伴う素材の自己発熱の他、予め素材をその再結晶温度
以下の範囲で加熱する場合も含む。また、上記リング状
の素材には長尺なパイプ状のものも含まれる。
【0009】また、前記各工程を経て前記素材の内周面
にヘリカルギアを且つその外周面に軸方向に沿うストレ
ートギアを成形されたワークを得た後、前記パンチ等の
押圧手段を後退させ、ワークとマンドレルとを共に該ワ
ーク及びマンドレルの軸方向に沿って復帰移動させると
共に、前記ヘリカルギア成形歯型を含むマンドレルの成
形部をワークのヘリカルギアに沿って回転させつつ、ノ
ックアウト手段により上記ワークを前記リング状間隙内
から外部へ押出す、ことを特徴とする内外ギア同時成形
方法も提案する。この方法によれば、内外周面に所要の
ギアを形成したワークは、マンドレルの成形部をそのヘ
リカルギアに沿って回転させつつリング状間隙内から外
部へ押出されるので、内周面のヘリカルギアを高精度に
保ったまま確実に取り出すことが可能となる。しかも、
内外ギア成形の自動化及び量産化を図ることができる。
尚、上記マンドレルの成形部は、前記素材のギア成形時
には回転しないようにピン、キー、又はロッド等のスト
ッパや非回転機構を用いてマンドレルの非回転部分であ
る移動部に固定しておくことが望ましい。
【0010】一方、上記成形方法に用いる内外ギアの同
時成形装置は、円筒形孔の開口部寄りの内周面に設けた
縮径部と、該縮径部と離れ且つ開口部より奥側の内周面
の位置において上記円筒形孔の軸方向に沿って設けたス
トレートギア成形歯型とを有するダイスと、上記ダイス
の円筒形孔内に同軸状に配置され、外周面にヘリカルギ
ア成形歯型を設けたマンドレルと、上記ダイスとマンド
レルとの間に形成され、リング状の素材を受入れるリン
グ状間隙と、上記マンドレルとリング状の素材を共に該
マンドレル及び素材の軸方向に沿って押圧するパンチ等
の押圧手段と、上記マンドレルを該マンドレルの軸方向
に沿って上記押圧手段の押圧方向と反対側に押付ける付
勢手段とを有する、ことを特徴とする。
【0011】また、上記リング状の素材を前記リング状
間隙内に挿入して成形する前の状態において、前記ダイ
スの縮径部が前記マンドレルのヘリカルギア成形歯型の
中間に位置する内外ギア同時成形装置も含まれる。これ
らの成形装置によれば、リング状の素材を縮径しつつそ
の内周面にヘリカルギアを成形し始め、且つマンドレル
と共にその軸方向に沿って移動させつつ外周面にもスト
レートギアを成形できるので、各ギアに局部破断を生じ
ることなく高い歯筋精度の成形を可能にする。従って、
内外ギアを高精度で確実に成形することが可能になると
共に、成形装置の機構や構造も簡素化することができ
る。
【0012】更に、前記リング状間隙内に該リング状間
隙の軸方向に沿ってその開口部側に移動可能なノックア
ウト手段を設けた内外ギア同時成形装置も含まれる。ま
た、前記マンドレルが、ヘリカルギア成形歯型を外周面
に有する回転可能な成形部と、この成形部を回転自在に
支持し且つ前記付勢手段と接する移動部とからなる内外
ギア同時成形装置も含まれる。これらの装置によれば、
内外周面に所要のギアを成形したワークを、その内周面
のヘリカルギアの歯筋等を高精度に保ったまま確実に取
り出すことができる。従って、内外ギア成形の自動化及
び量産化に寄与することも可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下において本発明の実施に好適
な形態を図面と共に説明する。図1は冷間鍛造により内
外ギアを同時成形する本発明の同時成形方法に用いる成
形装置1の垂直断面図を示す。図1において、ダイス2
は、その中央に垂直な円筒形孔4を有し、この円筒形孔
4の開口部内に縮径部6とストレートギア成形歯型8を
有する。これらは、図2に示すように、ダイス2の円筒
形孔4の開口部寄りの内周面に斜め下向き(中心向き)
で円環形の縮径部6を形成すると共に、円筒形孔4の開
口部から下(奥)側の位置にはこの円筒形孔4の軸方向に
沿って垂直な複数の直歯型7からなるストレートギア成
形歯型8が形成されている。
【0014】また、図1において上記ダイス2の円筒形
孔4内には、同軸に立設されたマンドレル10が配置さ
れている。このマンドレル10は、図2に示すように、
円筒形の本体12の外周面の上部に複数のヘリカル歯型
15からなるヘリカルギア成形歯型14が形成されてい
る。尚、本体12の上面には後述するパンチとの芯合わ
せ用の凹部16が形成され、且つ本体12の底部の周囲
には水平な円盤状のフランジ18が突設されている。ま
た、上記ダイス2やマンドレル10は、例えばSKD系
の冷間ダイス鋼の素材から切削加工等により成形され
る。
【0015】更に、図1において上記ダイス2及びマン
ドレル10の上方には、上下方向に昇降可能なパンチ
(押圧手段)20が配置されている。このパンチ20は、
その本体21の底面に設けられ、且つ上記ダイス2の円
筒形孔4の開口部側の内径と略同じ外径を有する丸いパ
ンチ部22と、このパンチ部22の中央から垂下し且つ
上記マンドレル10の凹部16内に進入可能な凸部24
と、本体21の上部から水平に突出する鍔部26とを有
する。この鍔部26を周囲のリングプレート27と上方
の押えプレート28に挟まれることにより、パンチ20
は固定され、且つ図示しない駆動源によって昇降操作さ
れる。また、図1において上記マンドレル10の下方に
は、その本体12の底面に上端を当接させたコイルバネ
(付勢手段)30がベースプレート40との間に配置され
る。このコイルバネ30によって、上記マンドレル10
はその軸方向に沿ってダイス2の円筒形孔4内を開口部
(上)側に向けて常時押付けられている。
【0016】更に、上記マンドレル10の本体12の周
囲には、中空円筒形のノックアウト体(ノックアウト手
段)32が昇降可能に配置され、その底部の周囲に張出
したリング鍔34には複数の垂直なロッド36が連結さ
れている。これらのロッド36は、マンドレル10底部
のフランジ18を垂直に貫通して、ベースプレート40
上に位置するプッシャーリング38に各下端を結合して
いる。従って、ベースプレート40の下方から図示しな
い昇降手段が該プレート40の通し孔42を通って上昇
すると、上記リング38及び各ロッド36を介してノッ
クアウト体32が前記マンドレル10に沿って上昇し、
後述するように所要のギアが成形されたワークWを円筒
形孔4内から外部に押出すことができる。
【0017】また、前記ダイス2の下部には、これを支
持し且つ上記ノックアウト体32のリング鍔34をガイ
ドする筒体44と、この筒体44と上記ベースプレート
40との間に位置し且つ前記マンドレル10のフランジ
18をガイドする筒体46とが配置されている。更に、
ダイス2の外周側の上部にはダイス2を固定するリング
板48が位置し、且つ円筒形のホルダ50に固定される
と共に、該ホルダ50の下部は上記ベースプレート40
とその周囲の取付枠52との間に挟まれて固定される。
この取付枠52は、その図示しない位置において以上の
ダイス2,マンドレル10等を図示しないベースやテー
ブル上にボルト等により固定する。尚、図2は前記ダイ
ス2、マンドレル10、及びノックアウト体32の配置
関係を示す一部断面を含む斜視図で、上部にはリング状
の素材Mが示されている。
【0018】このリング状の素材Mは、図3(A)に示す
ように、先ず、ダイス2の円筒形孔4内でマンドレル1
0との間に形成されるリング状間隙9内に挿入される。
この状態において、リング状の素材Mの下端はダイス2
の縮径部6により支持されている。次に、パンチ20を
下降させて、その凸部24をマンドレル10上面の凹部
16内に進入させ、パンチ20とマンドレル10との中
心軸を同軸にする。次いで、パンチ20のパンチ面22
をマンドレル10及び上記素材Mの上面に押圧させる。
この状態でパンチ20を下降させると、図3(B)に示す
ように、素材Mはマンドレル10と共に下降するが、素
材Mの下部はダイス2の縮径部6にその下降を阻止され
るため、マンドレル10側寄りに塑性移動を行う。
【0019】即ち、この素材Mの下部において、素材部
分mが中心方向に移動すると、当該素材部分mはマンド
レル10の外周面のヘリカルギア成形歯型14を構成す
る各ヘリカル歯型15内に進入する。この状態で素材M
の外周面側は縮径部6により求心方向に押圧され、且つ
素材Mの内周面側は各ヘリカル歯型15内に進入するた
め、素材Mは縮径部6を通過する際にその内(中心)側に
塑性移動させられる。係る塑性移動を受けつつ素材M
は、マンドレル10と共にパンチ20によって下向きに
押圧され、更に下降し続ける。やがて、素材Mの縮径さ
れた下部の外周面は、ダイス2のストレートギア成形歯
型8の上端に接触し、且つそれに倣った直歯又はスプラ
インを成形される。尚、マンドレル10の下降に伴い前
記コイルバネ30も順次圧縮される。
【0020】これらのギアが成形される状態を図4以降
において詳しく説明する。図4(A)は前記図3(A)の部
分拡大図を示し、リング状の素材Mをダイス2とマンド
レル10との隙間9内に挿入して、素材Mの下端がダイ
ス2の縮径部6により支持された状態を示す。この素材
Mとマンドレル10の上面にパンチ20が当接し下向き
に押圧する。すると、図4(B)に示すように、素材Mは
マンドレル10と共に下降し、且つ素材Mの下端側の素
材部分mは縮径部6によってマンドレル10寄り方向に
順次塑性移動し、マンドレル10外周面のヘリカルギア
成形歯型14を構成する各ヘリカル歯型15内に進入す
る。これによって素材Mの内周面にはヘリカルギアGh
が成形され始める。
【0021】更に、パンチ20が下降すると、図4(C)
に示すように、素材Mの上端寄りの素材部分mも縮径し
且つマンドレル10寄りに塑性移動する。この間に、素
材Mの下端寄りの外周面側は、ダイス2のストレートギ
ア成形歯型8を構成する各直歯型7に当接し且つそれら
によって強制的に塑性変形を受ける。即ち、素材Mの外
周面側は、各直歯型7によって垂直方向に沿ったストレ
ートギアGsが成形され始め、且つ円周方向への移動を
阻止される。従って、これ以降では素材Mの内周面側と
外周面側は、互いに成形部分が離隔して捻れ変形を生じ
ることになる。このため、図4(A)の状態におけるダイ
ス2の縮径部6の位置は、マンドレル10のヘリカルギ
ア成形歯型14における垂直方向の中間であって、且つ
比較的隙間9の開口部寄りの位置にすることが望まし
い。また、ダイス2の縮径部6とストレートギア成形歯
型8との距離を可及的に大きくすることも望ましい。こ
れらによると、素材Mの内周面側にヘリカルギアGhを
成形した後で、外周面側にストレートギアGsを独立し
て成形することができ、素材Mの内外両表面間の捻れ変
形を皆無にすることが可能となる。
【0022】そして、図4(D)及び図5(A)に示すよう
に、素材Mの上端側の素材部分mまで縮径し且つその内
周面の略全体にヘリカルギアGhが成形されると共に、
素材Mの外周面における所要の高さ(長さ)に渉りストレ
ートギアGsが成形された状態、即ち内外ギアを形成し
たワークWを得た状態で、パンチ20を停止する。続い
て、図5(B)に示すように、パンチ20を上昇させる。
すると、前記コイルバネ30がマンドレル10を上向き
に押し上げるように付勢する。更に、図5(C)に示すよ
うに、前記プシャーリング38及びロッド36を介して
ノックアウト体32を上昇させ、その上端をワークWの
底面に当接させる。
【0023】ところで、この状態で、ワークWはその内
外周面に前記ヘリカルギア成形歯型14とストレートギ
ア成形歯型8の双方に噛合っているので、何らかの手段
によりマンドレル10の少なくともヘリカルギア成形歯
型14を含む上半部分を回転させ、ヘリカルギア成形歯
型14との噛合いから外しつつ外部に取り出すことが望
ましい。このマンドレル10の回転に関しては、追って
詳しく説明する。そして、図5(D)に示すように、ノッ
クアウト体32によりワークWを上昇させ、ダイス2の
ストレートギア成形歯型8から離間させた後、ワークW
をマンドレル10と別に上昇させる。マンドレル10は
前記コイルバネ30が復帰した位置で止まる。更に、ノ
ックアウト体32によりワークWを上昇させると、ワー
クW自体がヘリカルギア成形歯型14に沿って回転しつ
つマンドレル10からも離脱して、外部に取り出し可能
となる。
【0024】図6(A)は前記成形装置1から取出したワ
ークWの断面図を示し、図中の一点鎖線の位置で水平に
切断すると、ワークWの下部は、図6(B)に示すよう
に、内周面にヘリカルギアGhを、外周面にストレート
ギアGsを併有する内外ギアGを得ることができる。
尚、ストレートギアGsに替えてスプラインや1本又は
複数本のキー溝を形成することも可能であり、これらを
含めて本発明では内外ギアと称する。尚、図6(A)にお
いて、一点鎖線の位置をストレートギアGsの上端より
やや上側の位置にして切断すると、図示で外周面の上側
に沿って平坦な部分と隣接するストレートギアGsを有
する内外ギアGを形成することもできる。以上の成形方
法とこれを用いた成形装置1によれば、内外周面でのね
じれ変形を最小限にして同時成形を可能としたので、従
来に比べ優れた精度の歯形と歯筋を有する内外ギアGを
容易且つ確実に提供することが可能となる。
【0025】図7は、異なる形態の成形装置60の垂直
断面図を示す。尚、前記成形装置1と同じ部分や要素に
は同じ符号又は同様な符号を用いるものとする。この成
形装置60は、前記と異なるマンドレル10′を有す
る。即ち、マンドレル10′は、ヘリカルギア成形歯型
14を含む上半部の成形部12aと、フランジ18を含
む下半部の移動部12bに分割されている。上記成形部
12aと移動部12bとは、入れ子式の嵌合部62を介
して互いに嵌合し、且つボルト66により連結されてい
る。また、移動部12bの底面中央に設けた凹部64内
には、ボルト66のボルト頭67が挿入され、且つ凹部
64との間にスラストベアリング69が介在する。ボル
ト66の雄ネジ部68は移動部12bの中央に明けた通
し孔13を貫通し、上記成形部12aの雌ネジ孔12
a′内に螺合している。尚、上記成形部12aと移動部
12bとは、前記素材Mの成形時には相対回転しないよ
うに、図示しないストッパ等の手段で互いに固定されて
いる。
【0026】そして、上記成形装置60を用いて前記図
4(A)乃至(D)と同様に素材Mを間隙9内に挿入し、パ
ンチ20を下降させて、素材Mを縮径させつつその内周
面にヘリカルギアGhを、外周面にストレートギアGs
をそれぞれ成形してワークWを得た状態を図8(A)に示
す。次に、パンチ20を上昇させ、ロッド36等を介し
てノックアウト体32を上昇させてワークWを押上げ
る。すると、マンドレル10′の成形部12aは、ワー
クWの上昇に連れてそのヘリカルギアGhによる回転力
を成形歯型14を介して受ける。この際、図8(B)に示
すように、マンドレル10′の成形部12aは、ボルト
66とのみ固定されているので、ベアリング69を介し
て自由に回転することができる。これにより、ワークW
は成形歯型14を介して成形部12aを回転させつつ、
スムースにリング状隙間9内から外部に押し出される。
従って、精度良く成形されたヘリカルギアGhの歯筋等
の精度を損なうことなくワークWを確実に取り出すこと
ができる。
【0027】
【実施例】次に、本発明の具体的な実施例を前記従来の
技術と比較しつつ説明する。互いに同じリング状隙間9
を有する本発明の前記成形装置1と、前記図9に示した
従来の成形装置70を用意し、且つJIS;SCr420の
クロム鋼を球状化焼き鈍ししたリング形の素材M(内径
88mm,外径106mm,高さ40mm)を10個ずつ用意し
た。各素材Mをそれぞれの装置1,70によって前記同
様の冷間鍛造を行い、表1に示す緒元(目標値)の内外ギ
アを成形した。本発明方法と従来の方法によって得られ
た各内外ギアGについて、オーバーピン径、ビトウィン
径、及び歯形や歯筋誤差等におけるJIS-歯車精度等級(J
IS:B1702)を測定し、両方法ともに平均値を算出し
た。その結果を表2示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】表2の結果は、本発明による内外ギアG
は、従来の技術によるものに比べ、オーバーピン径とビ
トウィン径が共に目標値に近似し且つ許容範囲内であ
り、且つ歯形や歯筋誤差等におけるJIS-歯車精度も明ら
かに高い精度(小さい数の等級側)を示した。従って、本
発明の内外ギアの同時成形方法と成形装置1とによる効
果が明瞭に裏付けられた。
【0031】更に、互いに同じリング状隙間9を有する
本発明の前記成形装置60と、前記図9に示す従来の成
形装置70を用意し、且つ前記と同じクロム鋼を球状化
焼き鈍ししたリング形の素材Mを10個ずつ用意した。
尚、従来の成形装置70にも予め同じ機構によるノック
アウト(体)手段を内蔵した。各素材Mをそれぞれの装置
60,70によって前記同様の冷間鍛造し且つノックア
ウトして、前記表1に示す緒元(目標値)の内外ギアを成
形した。そして、本発明方法と従来の方法によって得ら
れた各内外ギアGについて、オーバーピン径、ビトウィ
ン径、及び歯形や歯筋誤差等における前記と同じJIS-歯
車精度等級を測定し、両方法ともに平均値を算出した。
その結果を表3に示す。また、本発明方法と従来方法に
おいてワークWのノックアウトに必要な荷重を測定し、
各々の平均値を算出して表4に示した。
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【0034】表3の結果から、本発明方法による内外ギ
アGは、従来の技術によるものに比べ、オーバーピン径
とビトウィン径が共に目標値に近似し、且つ歯形や歯筋
誤差等におけるJIS-歯車精度も明らかに高い精度を示し
た。従って、これによっても本発明の内外ギアの同時成
形方法と装置70による効果が明瞭に裏付けられた。ま
た、表4から、本発明方法では少ない荷重によってワー
クWのノックアウトがスムースに行えたことも裏付けら
れた。
【0035】本発明は以上において説明した各形態や実
施例に限定されるものではない。例えば、ダイスにおけ
るストレートギア成形歯型の各直歯型の数をその円筒形
孔の軸方向に沿って数種類に変化させ、異なる歯数の平
歯を併設したり、異なる歯数の平歯とスプラインを併設
することもできる。また、押圧手段を前記パンチに替え
て、油圧により昇降するステムやラム等にすることも可
能である。更に、ノックアウト手段を前記円筒形のノッ
クアウト体に替えて、複数のノックアウトピンや複数の
ノックアウトプレートとすることもできる。また、付勢
手段を前記コイルバネに替えて、板バネ、合成ゴム等か
らなる弾性体、又は密封された圧力流体等を用いること
もできる。更にまた、マンドレルの成形部と移動部とを
相対回転させつつ連結するボルトに替えて、一端を成形
部に固定された回転軸としたり、成形部と移動部との嵌
合部にスラストベアリングを介在させても良い。
【0036】
【発明の効果】以上において説明した本発明の内外ギア
同時成形方法によれば、リング状の素材における内外周
面間の捻れ変形をなくすか或いは最小限にして、歯形や
歯筋等の精度に優れた内周側のヘリカルギアと外周側の
ストレートギアとを併有する内外ギアを確実且つ容易に
製造することができ、且つ成形される素材に局部破壊等
を招くことも防止できる。また、請求項2の成形方法に
よれば、歯筋精度等を保ちつつ少ないノックアウト荷重
により内外ギアが成形されたワークをスムースに取り出
すことができる。更に、本発明の成形装置によれば、上
記成形方法を確実に実行可能にすると共に、その機構や
構造を簡素化することができる。また、請求項6の成形
装置によると、内外ギアが成形されたワークをその歯筋
精度等を維持してスムースに取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同時成形装置の一形態を示す垂直断面
図。
【図2】図1の同時成形装置における一部を示す部分的
な分解及び破断斜視図。
【図3】(A)及び(B)は共に図1の成形装置における一
部を示す部分垂直断面図。
【図4】(A)乃至(D)は本発明の成形方法の各プロセス
を示す部分垂直断面図。
【図5】(A)乃至(D)は図4から続く本発明の成形方法
の各プロセスを示す部分垂直断面図。
【図6】(A)は成形されたワークの断面図、(B)はその
ワークから得られた内外ギアを示す斜視図。
【図7】本発明の同時成形装置の異なる形態を示す垂直
断面図。
【図8】(A)は図7の成形装置における成形中の状態
を、(B)はその後で成形されたワークを外部に取り出す
状態を示す部分垂直断面図。
【図9】従来の内外ギア同時成形装置を示す垂直断面
図。
【図10】図9の成形装置を改良した内外ギア同時成形
装置を示す垂直断面図。
【符号の説明】
1,60………内外ギア同時成形装置 2………………ダイス 4………………円筒形孔 6………………縮径部 8………………ストレートギア成形歯型 9………………リング状間隙 10,10′…マンドレル 12a…………成形部 12b…………移動部 14……………ヘリカルギア成形歯型 20……………パンチ(押圧手段) 30……………コイルバネ(付勢手段) 32……………ノックアウト体(ノックアウト手段) M………………素材 W………………ワーク G………………内外ギア Gh……………ヘリカルギア Gs……………ストレートギア
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】表3の結果から、本発明方法による内外ギ
アGは、従来の技術によるものに比べ、オーバーピン径
とビトウィン径が共に目標値に近似し、且つ歯形や歯筋
誤差等におけるJIS-歯車精度も明らかに高い精度を示し
た。従って、これによっても本発明の内外ギアの同時成
形方法と装置0による効果が明瞭に裏付けられた。ま
た、表4から、本発明方法では少ない荷重によってワー
クWのノックアウトがスムースに行えたことも裏付けら
れた。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング状の素材をダイスと該ダイスの円筒
    形孔内に同軸状に配置したマンドレルとの間のリング状
    間隙内に挿入し、 パンチ等の押圧手段により上記素材とマンドレルを共に
    該素材及びマンドレルの軸方向に沿って押圧し、 ダイスの円筒形孔の内周面に設けた縮径部により上記素
    材をその中心寄りに塑性移動させ、上記素材の内周面側
    をマンドレルの外周面に設けたヘリカルギア成形歯型に
    押付けて該内周面にヘリカルギアを成形すると共に、 その後、上記素材の外周面側をダイスの円筒形孔の内周
    面に設けたストレートギア成形歯型に押付けて該外周面
    にストレートギアを上記ヘリカルギアの成形と独立に、
    又は平行して成形する、ことを特徴とする内外ギア同時
    成形方法。
  2. 【請求項2】請求項1における各工程を経て前記素材の
    内周面にヘリカルギアを且つその外周面に軸方向に沿う
    ストレートギアを成形されたワークを得た後、 前記パンチ等の押圧手段を後退させ、ワークとマンドレ
    ルとを共に該ワーク及びマンドレルの軸方向に沿って復
    帰移動させると共に、前記ヘリカルギア成形歯型を含む
    マンドレルの成形部をワークのヘリカルギアに沿って回
    転させつつ、ノックアウト手段により上記ワークを前記
    リング状間隙内から外部へ押出す、 ことを特徴とする内外ギア同時成形方法。
  3. 【請求項3】円筒形孔の開口部寄りの内周面に設けた縮
    径部と、該縮径部と離れ且つ開口部より奥側の内周面の
    位置において上記円筒形孔の軸方向に沿って設けたスト
    レートギア成形歯型とを有するダイスと、 上記ダイスの円筒形孔内に同軸状に配置され、外周面に
    ヘリカルギア成形歯型を設けたマンドレルと、 上記ダイスとマンドレルとの間に形成され、リング状の
    素材を受入れるリング状間隙と、 上記マンドレルとリング状の素材を共に該マンドレル及
    び素材の軸方向に沿って押圧するパンチ等の押圧手段
    と、 上記マンドレルを該マンドレルの軸方向に沿って上記押
    圧手段の押圧方向と反対側に押付ける付勢手段とを有す
    る、ことを特徴とする内外ギア同時成形装置。
  4. 【請求項4】前記リング状の素材を前記リング状間隙内
    に挿入して成形する前の状態において、前記ダイスの縮
    径部が前記マンドレルのヘリカルギア成形歯型の中間に
    位置する、ことを特徴とする請求項3に記載の内外ギア
    同時成形装置。
  5. 【請求項5】前記リング状間隙内に該リング状間隙の軸
    方向に沿ってその開口部側に移動可能なノックアウト手
    段を設けた、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の
    内外ギア同時成形装置。
  6. 【請求項6】前記マンドレルが、ヘリカルギア成形歯型
    を外周面に有する回転可能な成形部と、この成形部を回
    転自在に支持し且つ前記付勢手段と接する移動部とから
    なる、ことを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載
    の内外ギア同時成形装置。
JP31251897A 1997-11-13 1997-11-13 内外ギア同時成形方法とこれに用いる成形装置 Pending JPH11147158A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002048742A1 (fr) * 2000-12-12 2002-06-20 Hiroyuki Inubushi Dispositif et procede permettant d'analyser une correlation entre des donnees sur le monde normal et des donnees sismiques, dispositif et procede de surveillance de donnees sur le monde normal, et technique de surveillance des seismes
JP2010064100A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Daido Steel Co Ltd 歯車の製造装置及び製造方法
CN103447766A (zh) * 2013-08-27 2013-12-18 贵州安大航空锻造有限责任公司 GCr15轴承钢大型异形截面环坯的制备方法
CN110170567A (zh) * 2019-06-18 2019-08-27 上海春日机械工业有限公司 一种汽车制动器齿轮的加工模具及加工方法

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