JPH11146330A - 編集装置及び編集方法 - Google Patents

編集装置及び編集方法

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JPH11146330A
JPH11146330A JP9302628A JP30262897A JPH11146330A JP H11146330 A JPH11146330 A JP H11146330A JP 9302628 A JP9302628 A JP 9302628A JP 30262897 A JP30262897 A JP 30262897A JP H11146330 A JPH11146330 A JP H11146330A
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video signal
signal
editing
video
data
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誠一 酒井
Hideki Ando
秀樹 安藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】編集装置及び編集方法に関し、簡易な構成で、
短い時間により編集作業できるようにする。 【解決手段】2つのビデオ信号DM1、DM2を合成す
る編集処理については、この2つのビデオ信号DM1、
DM2を合成する遷移期間についてだけ合成したビデオ
信号DMを光ディスク1に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、編集装置及び編集
方法に関し、例えば相変化型の光ディスクを用いて収録
内容を編集する編集システムに適用することができる。
本発明は、2つのビデオ信号を合成する編集処理につい
ては、この2つのビデオ信号を合成する遷移期間につい
てだけ合成したビデオ信号を光ディスクに記録すること
により、簡易な構成で、短い時間により編集作業できる
ようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、編集作業においては、必要に応じ
て特殊効果を付与してビデオ信号、オーディオ信号を繋
ぎ合わせるようになされている。
【0003】すなわちこの種の特殊効果は、例えばワイ
プのように2つのビデオ信号を合成して第1及び第2の
ビデオ信号によるカットを繋ぎ合わせるものと、フェー
ドアウト、フェードインの組み合わせにより第1及び第
2のビデオ信号によるカットを繋ぎ合わせるものとがあ
る。
【0004】このうちビデオ信号の合成による特殊効果
は、編集対象でなるビデオ信号を2台のビデオテープレ
コーダにより再生しながら、ワイプ等の遷移のモードに
応じてこれら2つのビデオ信号を合成し、この合成した
ビデオ信号を他のビデオテープレコーダにより記録する
ようになされていた。
【0005】また先行読み出しヘッドを有するビデオテ
ープレコーダにおいては、繋ぎ合わせるカットを磁気テ
ープに記録してビデオテープレコーダにセットし、先行
読み出しのヘッドにより再生しながら、この再生したビ
デオ信号を他のビデオテープレコーダによるビデオ信号
と合成して後行する記録ヘッドにより記録するようにな
されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのように2
つのビデオ信号を合成する特殊効果によりビデオ信号を
編集する場合、先行読み出しヘッドを有するビデオテー
プレコーダを使用したとしても、2台のビデオテープレ
コーダが必要になる。これにより従来の編集装置におい
ては、全体構成が煩雑になる問題があった。
【0007】また何れの場合でも、1台のビデオテープ
レコーダにより再生したビデオ信号を他のビデオテープ
レコーダにより記録し直すことが必要なことにより、編
集を完成させるためには(いわゆる完パケの作成)、実
時間必要になり、これにより編集作業に時間を要する問
題があった。
【0008】因みに、時系列で並ぶ複数のカットを順次
特殊効果により繋ぎ合わせる場合(いわゆるマルチエフ
ェクトによる編集でなる)、全体を通してプレビューす
ることが困難で、それぞれのカットを特殊効果で繋ぎ合
わせて確認しなければならず、これによりこのような場
合にはさらに一段と編集に時間を要するようになる。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易な構成で、短い時間により編集作業することが
できる編集装置及び編集方法を提案しようとするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、編集装置及び編集方法に適用し
て、光ディスクに記録された第1及び第2のビデオ信号
を合成して、所定の遷移期間、所定の遷移モードによ
り、第1のビデオ信号から第2のビデオ信号に遷移する
合成ビデオ信号を生成し、遷移期間についてのみ、この
合成ビデオ信号を光ディスクに記録する。
【0011】所定の遷移期間、所定の遷移モードによ
り、第1のビデオ信号から第2のビデオ信号に遷移する
合成ビデオ信号を生成し、遷移期間についてのみ、この
合成ビデオ信号を光ディスクに記録すれば、この遷移期
間の合成ビデオ信号を光ディスク1に記録するだけで、
光ディスクより順次第1のビデオ信号、合成ビデオ信
号、第2のビデオ信号を再生して、編集結果を得ること
ができる。これにより第1及び第2のビデオ信号、合成
ビデオ信号を再生するビデオ信号再生手段と、ビデオ信
号を合成するビデオ信号合成手段と、合成ビデオ信号を
記録するビデオ信号記録手段とを備えるだけの簡易な構
成により、また合成ビデオ信号を光ディスクに記録する
だけの短い時間によりビデオ信号を編集することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0013】(1)第1の実施の形態 (1−1)第1の実施の形態の構成 図2は、第1の実施の形態に係る編集システムに適用さ
れる光ディスク1を示す平面図である。この光ディスク
1は、所定のカートリッジ1Aに収納して保持され、こ
れにより塵等の進入を低減できるようになされている。
さらに光ディスク1は、テレビジョンカメラ、光ディス
ク装置等の機器に装填されると、このカートリッジ1A
に配置されたシャッターがスライドして情報記録面が露
出するように形成され、これによりテレビジョンカメ
ラ、光ディスク装置等によりアクセスできるようになさ
れている。
【0014】この光ディスク1は、両面に情報記録面を
形成した、書き換え可能ないわゆる相変化型の光ディス
クでなり、レーザービームのガイド溝を担うプリグルー
ブが蛇行して形成され、レーザービーム照射位置におけ
るこのプリグルーブの蛇行周期が一定周期になるように
回転駆動して、ZCLV(Zone Constant Linear Veroc
ity)線速度一定の条件により光ディスク1を回転駆動で
きるようになされている。
【0015】この光ディスク1は、内周側に、システム
データ領域ARSが形成される。ここでシステムデータ
領域ARSは、同心円状に3つの領域ARSA、ARS
B、ARSCに分割され、最内周の領域ARSAに、こ
の光ディスクの製造時に記録された管理用データが記録
される。ここでこの管理用データは、光ディスク1への
データ記録時における最適光量、光ディスク1で共通の
シリアル番号、光ディスク1にそれぞれ割り当てられた
固有の識別データ等により構成される。
【0016】続く外周側の領域ARSBには、光ディス
ク1に記録したビデオ信号及びオーディオ信号の管理用
データが記録される。ここで管理用データは、各ビデオ
信号及びオーディオ信号のアクセスに必要なデータ、復
号に必要なデータ、撮像時の条件のデータ、カメラマン
により設定される編集可能ファイルか否かの識別データ
等により構成される。
【0017】このうちアクセスに必要なデータは、ビデ
オ信号及びオーディオ信号による各ファイルの記録開始
位置、記録終了位置でなるアドレス情報、記録開始時点
及び記録終了時点のタイムコード等により構成される。
また復号に必要なデータは、ビデオ信号及びオーディオ
信号のフォーマット、オーディオ信号のサンプリングレ
ート、圧縮/非圧縮の識別データ等により構成される。
撮像時の条件のデータは、撮像した日時、場所、カメラ
マンの名前、テレビジョンカメラのセッティングデータ
により構成され、セッティングデータは、テレビジョン
カメラに設定されたホワイトバランス、利得、オーディ
オ信号のレベル設定、絞りのデータ等が記録される。こ
れにより光ディスク1では、この領域ARSBに記録さ
れた管理用データにより、光ディスク1に記録された各
ファイルの履歴等を確認できるようになされている。
【0018】続く外周側の領域ARSCは、編集用のデ
ータが記録される。ここでこの編集用のデータは、ファ
イル形式により記録され、この光ディスク1に記録され
た各ファイルを編集する編集リストが記録される。なお
この編集リストは、各ファイルについて設定された編集
点のデータが、タイムコード及びアドレスにより、遷移
のモード、遷移期間等と共に、再生順序に記録されて形
成される。これにより光ディスク1は、所望の編集リス
トを選択して、この選択した編集リストに従って記録し
た取材内容を順次再生できるようになされている。
【0019】これに対して外周側の領域ARUは、ユー
ザー領域に割り当てられ、ディジタルビデオ信号及びデ
ィジタルオーディオ信号が記録される。ここでユーザー
領域ARUは、同心円状に小領域ARU1、ARU2、
……に分割される。さらに各小領域ARU1、ARU
2、……は、同心円状に5つの領域に分割され、これら
5つの領域の最外周の領域がディジタルビデオ信号V1
の記録領域に割り当てられ、内周側の各領域が、それぞ
れ4チャンネルのディジタルオーディオ信号A1〜A4
の記録領域に割り当てられる。これによりこの光ディス
ク1では、例えば被写体を撮像する際の被写体及び周囲
の音声(以下環境音と呼ぶ)、アナウンサーによる解説
の音声、種々の言語による解説の音声、バックグラウン
ドミュージック等を、ディジタルビデオ信号に対応して
記録できるようになされている。
【0020】図1は、この編集システムに適用される光
ディスク装置を示すブロック図である。この光ディスク
装置2は、テレビジョンカメラによりビデオ信号及びオ
ーディオ信号を記録した光ディスク1、この光ディスク
装置2によりビデオ信号及びオーディオ信号を記録した
光ディスク1等について、この光ディスク1に記録され
たビデオ信号及びオーディオ信号を編集する。
【0021】すなわちこの光ディスク装置2において、
光ピックアップ3は、図示しないスレッド機構により光
ディスク1の半径方向に可動し、これにより光ディスク
1の所望の領域をアクセスできるようになされている。
また光ピックアップ3は、光ディスク1にレーザービー
ムを照射し、その戻り光の受光結果よりトラッキング制
御、フォーカス制御され、さらに戻り光の光量に応じて
信号レベルが変化する再生信号を生成して出力する。
【0022】また光ピックアップ3は、レーザービーム
の光量に応じて信号レベルが変化するレーザービーム光
量のモニタ信号を出力し、このモニタ信号の信号レベル
を基準にしたサーボ回路の制御により、チャンネルコー
ディング回路4より出力される駆動信号SR等に応じ
て、再生時の光量からピット形成の最適光量にレーザー
ビームの光量を間欠的に立ち上げる。これにより光ディ
スク装置2は、光ディスク1に所望のデータを熱記録す
る。
【0023】このデータ記録の際に、光ピックアップ3
は、ユーザー領域ARUの各領域を順次循環的にシーク
し、かつ各領域においては外周側より順次内周側に変位
してディジタルビデオ信号及びディジタルオーディオ信
号を光ディスク1に熱記録する。これにより光ディスク
装置2では、光ディスク1をZCLVの条件により回転
駆動した際に、高転送レートによりデータ再生すること
ができる外周側領域より、順次ディジタルビデオ信号及
びディジタルオーディオ信号を光ディスク1に記録する
ようになされている。
【0024】また光ピックアップ3は、光ディスク1に
記録されたビデオ信号及びオーディオ信号の再生時、シ
ステム制御回路15の制御により、記録時と同様に、ユ
ーザー領域ARUの各領域を順次循環的にシークする。
さらに2つのビデオ信号を合成する特殊効果によるプレ
ビュー時、この処理対象でなる2つのビデオ信号のうち
の1のビデオ信号が記録された領域を事前にアクセスし
た後、残るビデオ信号が記録された領域をアクセスす
る。
【0025】スピンドルモータ5は、図示しないサーボ
回路の制御により、記録時、ZCLVの条件により光デ
ィスク1を回転駆動し、再生時、記録時の最高回転速度
より高速度の角速度一定の条件により光ディスク1を回
転駆動する。これにより光ディスク装置2では、再生
時、高転送速度により得られる再生信号を間欠的に処理
して連続したビデオ信号及びオーディオ信号を再生でき
るようになされ、また間欠的に処理して発生する待ち時
間を利用して光ピックアップ3をシークさせることがで
きるようになされている。
【0026】ビデオプロセス回路6は、ディジタルビデ
オ信号SVを受け、このディジタルビデオ信号SVの信
号レベルを補正し、またブランキング期間等の不要なデ
ータを除去して出力する。
【0027】データ圧縮回路7は、このビデオプロセス
回路6より出力されるディジタルビデオ信号をMPEG
(Moving Picture Experts Group)に規定のフォーマッ
トにより順次データ圧縮し、符号化データDVを出力す
る。このときデータ圧縮回路7は、例えばデータ圧縮単
位でなるGOP(Group Of Pictures )を単位にして、
符号化データDVが一定データ量になるように、ディジ
タルビデオ信号をデータ圧縮する。またデータ圧縮回路
7は、特殊効果によるビデオ信号の記録時、ビデオプロ
セス回路6より出力されるディジタルビデオ信号に代え
て、エフェクター8より出力されるディジタルビデオ信
号を同様に処理して出力する。
【0028】メモリ9は、大容量のバッファメモリでな
り、メモリ制御回路10のアドレス制御により、データ
圧縮回路7より出力される符号化データDV、図示しな
いオーディオデータ処理回路より出力されるオーディオ
データを順次取り込んで一時保持する。さらにメモリ9
は、符号化データDV、オーディオデータを所定の時間
間隔で区切って順次ブロック化し、これらブロック単位
で符号化データDV、オーディオデータを時分割多重化
して出力する。ここでこの時間間隔は、符号化データD
Vの複数GOPに対応する期間に設定される。このとき
メモリ9は、光ピックアップ3のシークに充分な時間間
隔を間に挟んで、これら符号化データDV、オーディオ
データを順次時分割多重化する。
【0029】ECCエンコーダ13は、この時分割多重
化されたデータに誤り訂正符号、タイムコード等を付加
した後、インターリーブ処理して出力する。このときE
CCエンコーダ13は、符号化データDVについては1
GOPを、オーディオデータについては、この1GOP
に対応するデータ量を誤り訂正処理単位でなるECCデ
ータブロックに設定し、各ECCデータブロックに、そ
れぞれ積符号形式の誤り訂正符号を付加する。
【0030】チャンネルコーディング回路4は、光ディ
スク1の記録に適した変調方式により、このECCエン
コーダ13の出力データを変調する。さらにチャンネル
コーディング回路4は、この変調により得られる変調デ
ータをシリアルデータに変換して駆動信号SRを生成
し、選択回路14を介してこの駆動信号SRを光ピック
アップ3に出力する。これらにより光ディスク装置2で
は、所定の時間間隔を間に挟んで、符号化データDVに
よる駆動信号SR、オーディオデータによる駆動信号S
Rが順次交互に出力され、この駆動信号SRの出力に対
応して光ピックアップ3をシークさせて、光ディスク1
の対応する領域を交互にアクセスすることにより、図2
について上述したフォーマットに従ってビデオ信号SV
及びオーディオ信号を順次光ディスク1に記録するよう
になされている。
【0031】このようにしてビデオ信号及びオーディオ
信号を記録する記録系においては、特殊効果によるビデ
オ信号の記録時、オーディオ信号については処理を中止
し、これによりデータ圧縮回路7により生成された符号
化データだけをシステム制御回路15より指定される領
域に記録する。
【0032】これに対して再生系においては、選択回路
14を介して、光ピックアップ3より出力される再生信
号RFを図示しない再生信号処理回路に入力する。ここ
で再生信号処理回路は、この再生信号RFよりクロック
を再生し、このクロックを基準にして再生信号RFをア
ナログディジタル変換処理してディジタル再生信号を生
成する。さらに再生系は、PRML(Partial Response
Maximum Likelihood)の手法を適用してこのディジタ
ル再生信号を処理し、チャンネルコーディング回路4よ
り出力される駆動信号SRに対応する再生データを生成
する。ここで再生時においては、記録時の最高速度より
高速度の回転速度により光ディスク1が回転駆動される
ことにより、再生系では、この光ディスク1の回転速度
に対応する高転送速度の再生信号RFが光ピックアップ
3より出力され、この再生信号RFに対応する高転送速
度の再生データが得られることになる。
【0033】チャンネルデコーディング回路20は、こ
の再生データよりECCエンコーダ13の出力データを
復号して出力する。ECCデコーダ21は、チャンネル
デコーディング回路20の出力データを誤り訂正処理
し、またデインターリーブ処理して出力する。この実施
の形態では、光ピックアップ3が所定の時間間隔により
順次シークすることにより、ECCデコーダ21は、符
号化データDVによるECCデータブロックと、オーデ
ィオデータによるECCデータブロックとを、この光ピ
ックアップ3のアクセスに対応して、所定ブロック単位
で交互に誤り訂正処理して出力することになる。またこ
のとき光ディスク1の回転速度に対応した高転送速度に
より出力することになる。
【0034】メモリ22は、大容量のバッファメモリで
なり、メモリ制御回路23のアドレス制御により、EC
Cデコーダ21より出力される符号化データDV、オー
ディオデータを間欠的に取り込んで一時保持する。さら
にメモリ22は、取り込んだ符号化データDV、オーデ
ィオデータを時間軸伸長し、それぞれ連続する時系列に
より出力する。また所定の特殊効果によるプレビュー
時、特殊効果によるビデオ信号の記録時、メモリ22
は、光ピックアップ3の先行したアクセスにより一方の
ビデオ信号による符号化データをデータ伸長回路24A
に出力すると共に、他方のビデオ信号による符号化デー
タをデータ伸長回路24Bに出力する。
【0035】データ伸長回路24Bは、通常の再生時、
メモリ制御回路23を介して入力される符号化データを
データ伸長し、これによりビデオデータを出力する。こ
れに対してデータ伸長回路24Bは、所定の特殊効果に
よるプレビュー時、特殊効果によるビデオ信号の記録
時、メモリ22より出力される他方のビデオ信号による
符号化データをメモリ制御回路23を介して受け、この
符号化データをデータ伸長してビデオデータを出力す
る。
【0036】データ伸長回路24Aは、所定の特殊効果
によるプレビュー時、特殊効果によるビデオ信号の記録
時、動作を立ち上げ、メモリ22より出力される一方の
ビデオ信号による符号化データをデータ伸長してビデオ
データを出力する。
【0037】エフェクター8は、通常の再生時、データ
伸長回路24Bより出力されるビデオデータをそのまま
出力する。これに対して所定の特殊効果によるプレビュ
ー時、特殊効果によるビデオ信号の記録時、この特殊効
果の遷移モードに応じて、システム制御回路15の制御
により、データ伸長回路24A、24Bより出力される
ビデオデータを所定の重み付け係数による重み付け加算
して出力する。
【0038】すなわち遷移モードがワイプの場合、エフ
ェクター8は、例えば水平同期期間の所定のタイミング
で、データ伸長回路24Aより出力される第1のビデオ
データからデータ伸長回路24Bより出力される第2の
ビデオデータに、出力のビデオデータが切り換わるよう
にこの重み付け係数を切り換え、またこの切り換わりの
タイミングが徐々に変化するように、重み付け係数を切
り換えるタイミングを変化させる。
【0039】この実施の形態において、特殊効果による
ビデオ信号の記録時、このエフェクター8は、処理結果
でなるビデオデータをデータ圧縮回路7に出力し、これ
によりこのような処理結果を光ディスク1の所定領域に
記録するようになされている。
【0040】ビデオプロセス回路26は、このエフェク
ター8より出力されるビデオデータの信号レベルを補正
し、ブランキング期間等のデータを補って出力する。こ
れによりビデオプロセス回路26は、光ディスク1より
再生したビデオ信号SVを出力する。また所定の特殊効
果によるプレビュー時、特殊効果によるビデオ信号の記
録時、処理結果を出力する。
【0041】これに対して例えばフェードイン、フェー
ドアウト等の、1つのビデオ信号の信号レベルを変化さ
せる特殊効果においては、システム制御回路15の制御
により、ビデオデータの補正レベルを可変し、これによ
るこの種の特殊効果を付与してなるビデオ信号SVを出
力する。
【0042】図示しないオーディオデータの再生系は、
メモリ制御回路23より出力されるオーディオデータを
処理してアナログ信号に変換して出力する。これにより
光ディスク装置2では、光ディスク1に記録された内容
をモニタし、必要に応じて出力できるようになされてい
る。
【0043】システム制御回路15は、この光ディスク
装置2の動作を制御するマイクロコンピュータにより構
成され、光ディスク1が装填されると、又は電源が立ち
上げられると、サーボ回路を制御して光ピックアップ3
を光ディスク1の内周側にシークさせ、光ディスク1の
システムデータ領域ARSに記録された管理用データ1
6を取得する。
【0044】システム制御回路15は、オペレータの操
作に応動して、また外部機器でなるコンピュータ等の制
御により、上述した記録系の動作を制御し、これにより
順次入力されるビデオ信号SV、オーディオ信号を光デ
ィスク1に記録する。このときシステム制御回路15
は、取得した管理用データ16により光ディスク1の空
き領域等を検出し、この検出結果に基づいて光ピックア
ップ3のアクセスを制御する。
【0045】またメモリ9から時分割多重化により出力
される符号化データ及びオーディオデータを図2につい
て上述した各領域に記録するように、この時分割多重化
に対応するタイミングにより光ピックアップ3をシーク
させると共に、スピンドルモータ5の回転速度を切り換
え、これにより符号化データ及びオーディオデータを対
応する領域に記録する。
【0046】またシステム制御回路15は、光ディスク
1へのビデオ信号、オーディオ信号の記録が完了する
と、このビデオ信号及びオーディオ信号の記録開始位
置、記録終了位置を示すアドレス、記録開始時、記録終
了時のタイムコード等により管理用データを生成し、こ
の管理用データを光ディスク1より取得した管理用デー
タ16に追加する。このときシステム制御回路15は、
撮像時の条件のデータ、オーディオデータのサンプリン
グレート、圧縮/非圧縮の識別データ、ディジタルビデ
オ信号SVのフォーマット等を付加して管理用データを
生成する。
【0047】さらにシステム制御回路15は、このよう
にして更新した管理用データ16が光ディスク1のシス
テムデータ領域ARSの管理用データと一致するよう
に、所定のタイミングで光ピックアップ3をシステムデ
ータ領域ARSにシークさせ、システムデータ領域AR
Sを更新する。
【0048】またシステム制御回路15は、オペレータ
の指定によりビデオ信号及びオーディオ信号を再生する
場合、光ディスク1より取得した管理用データ16を基
準にして光ピックアップ3を順次循環的にシークさせる
と共に、再生系の動作を制御し、これによりオペレータ
の所望するビデオ信号及びオーディオ信号を再生する。
【0049】このビデオ信号及びオーディオ信号の再生
において、オペレータが編集点を設定すると、システム
制御回路15は、この編集点の設定により編集リスト3
0を作成し、また編集リスト30の変更を受け付ける。
またオペレータがプレビューの操作を実行すると、この
編集リスト30に従って光ピックアップ3をシークさせ
ると共にこの再生系の動作を制御し、これにより編集リ
スト30に従って光ディスク1を再生して編集結果を出
力する。
【0050】すなわち図3に示すように、光ディスク1
上に記録されてなるビデオ信号による素材A、B、C、
D(図3(A))を順次オペレータがモニタして、例え
ば素材A、B、Dにそれぞれイン点IN1〜IN3、ア
ウト点OUT1〜OUT3を設定してカットa、b、d
が選択されると(図3(B))、システム制御回路15
は、素材Aのイン点IN1からアウト点OUT1まで
(カットa)、素材Bのイン点IN2からアウト点OU
T2まで(カットb)、素材Dのイン点IN3からアウ
ト点OUT3まで(カットd)を順次指定する編集リス
ト30を作成する。さらにプレビューが指示されると、
この編集リスト30に従って、カットa、b、dを順次
再生するように、光ピックアップ3をアクセス制御し
(図3(C))、これにより素材A、B、C、Dには何
ら変更を加えることなく、また編集結果を光ディスク1
に記録することなく、カット編集による編集結果を出力
する。
【0051】またこの編集結果に対して、オペレータが
別途カットeを指定し、このカットeをカットb及びd
間に挿入するインサート編集を指示した場合、システム
制御回路15は編集リスト30の配列を変更し、またこ
の変更した編集リスト30に従ってプレビューの処理を
実行し、これによりこの場合も何ら素材に変更を加える
ことなく、また編集結果を光ディスク1に記録すること
なく、インサート編集の編集結果を出力する(図3
(D)及び(E))。
【0052】また同様にして、オペレータがカットa、
b、dによる編集結果の上で編集点を指定してカットe
のオーバーレイ編集を指示した場合(図3(E)及び
(F))、この図3の場合は、編集点の設定に対応する
新たなカットb’、d’を生成するようにカットbのア
ウト点、カットdのイン点を変更し、またカットa、
b’、e、d’を順次再生するように編集リスト30を
変更する。またこの変更した編集リスト30に従ってプ
レビューの処理を実行し、これによりこの場合も何ら素
材に変更を加えることなく、また編集結果を光ディスク
1に記録することなく、オーバーレイ編集の編集結果を
出力する。
【0053】これに対してこのようにして編集リスト3
0を作成する際に、オペレータが特殊効果による遷移モ
ードを選択し、この特殊効果による遷移モードが光ディ
スク1に記録された2つのビデオ信号を合成する遷移モ
ードの場合、システム制御回路15は、これら2つのビ
デオ信号のうちの一方のビデオ信号について、遷移期間
の符号化データを先読みしてメモリ22に保持する。な
おここで遷移期間は、この種の編集において、編集結果
が一方のビデオ信号から他方のビデオ信号に遷移する期
間であり、特殊効果の開始から終了までの期間である。
【0054】すなわち図4に示すように、光ディスク1
上に記録されてなるビデオ信号による素材A、B、C、
D(図4(A))を順次オペレータがモニタして、例え
ば素材A、B、Dよりカットa、b、dが選択され、こ
れらカットa、b、dを例えばワイプにより繋ぎ合わす
場合(図4(B))、オペレータに指定した遷移期間T
の符号化データを光ディスク1より再生してメモリ22
に保持する(図4(C))。なおシステム制御回路15
は、この場合、先行して再生するビデオ信号について、
符号化データを光ディスク1より再生してメモリ22に
格納する。またシステム制御回路15は、この遷移期間
の開始時点(イン点)と遷移期間の長さにより、又は遷
移期間の長さと遷移期間の終了時点(アウト点)により
これら遷移期間の設定を受け付け、この受け付けが完了
すると、オペレータが続く操作を実行するまでの短い時
間でこれら符号化データをメモリ22に格納する。
【0055】このようにメモリ22に遷移期間の一方の
符号化データを保持した状態で、オペレータよりプレビ
ューが指示されると、システム制御回路15は、合成対
象でなる2つのビデオ信号の他方のビデオ信号による符
号化データを、前後に配置するビデオ信号による符号化
データと共に順次再生するように、光ピックアップ3、
再生系の動作を制御する(図4(D))。これによりこ
の実施の形態では、第1のカットaが遷移開始の時点t
1まで連続した後、続いて第2のカットbが第2の遷移
開始の時点t2まで連続し、続いて第3のカットdが連
続してなるビデオデータDM2を光ディスク1より再生
してエフェクター8に供給する。
【0056】またシステム制御回路15は、メモリ制御
回路23の制御により、このビデオデータDM2の出力
に対応したタイミングにより、先読みしてメモリ22に
保持した符号化データをデータ伸長回路24Aに供給
し、これにより各遷移開始の時点t1及びt2より、こ
のメモリ22に保持してなる符号化データのビデオデー
タDM1をエフェクター8に供給する。
【0057】システム制御回路15は、遷移期間T以外
の期間においては、データ伸長回路24Bより入力され
るビデオデータDM2をそのまま出力するように、エフ
ェクター8の動作を設定する。これに対して遷移期間T
においては、ビデオデータDM1及びDM2を重み付け
加算し、この重み付け加算の係数を遷移モードに応じて
切り換える。すなわち水平方向に画面の境界が変化して
徐々にカットaからカットbに切り換えるワイプにおい
ては、それぞれビデオデータDM1及びDM2について
値0及び値1に設定してなる重み付け係数を、水平走査
方向の所定の時点で値1及び値0に切り換え、この切り
換えの時点を順次変化させる。これによりシステム制御
回路15は、この場合も何ら素材に変更を加えることな
く、オペレータの所望したプレビューのビデオ信号SV
を生成する(図4(E))。
【0058】このプレビューにおいて、オペレータが遷
移期間、遷移モード等を変更すると、システム制御回路
15は、これらの変更に応じてメモリ22に保持した符
号化データを更新し、必要に応じてこの更新した内容に
よりプレビューの処理を実行する。
【0059】またプレビューの結果によりオペレータが
遷移期間、遷移モードの確定を指示すると、システム制
御回路15は、先読みしてメモリ22に保持した一方の
符号化データと、プレビュー時の再生によりメモリ22
に一時格納した他方の符号化データとにより、遷移期間
Tについて、プレビューと同様にビデオデータの合成を
エフェクター8等に指示し、その結果エフェクター8よ
り得られるビデオデータを記録するように記録系の動作
を制御する。すなわちシステム制御回路15は、エフェ
クター8より得られるビデオデータをデータ圧縮回路7
によりデータ圧縮して符号化データを生成し、通常のビ
デオ信号の記録時と同様にして、この符号化データを光
ディスク1に記録する。このときシステム制御回路15
は、遷移期間Tのビデオデータについてだけ光ディスク
1に記録するように、記録系の動作を制御する(図4
(F))。
【0060】この一連の処理と同時並列的に、システム
制御回路15は、オペレータの設定した遷移期間、遷移
モードを記述してなる編集リスト30を作成する。さら
にシステム制御回路15は、この遷移期間、遷移モード
に対応付けて、光ディスク1に記録した遷移期間のカッ
トX1、X2を指示する項目を編集リストに記述し、こ
の記述については通常はオペレータにより不可視に設定
する。また遷移期間のカットX1、X2が編集リストに
対応する旨が記録された、カットX1、X2の管理用デ
ータを生成する。
【0061】なお、例えばアニメーション等において
は、同一の特殊効果により同一のカットを繋ぎ合わせる
場合が多々ある。これによりシステム制御回路15は、
オペレータが選択したカット、遷移モード、遷移期間に
より、例えばカットX1、X2と同一のカットを他の編
集で繰り返し使用する場合、新たにカットX1、X2と
同一のカットを作成して光ディスク1に記録することな
く、この光ディスク1に既に記録されたカットX1、X
2を繰り返し使用してプレビューの処理を実行し、また
この光ディスク1に既に記録されたカットX1、X2を
繰り返し使用するように編集リスト30を作成する。こ
れによってもシステム制御回路15は、光ディスク1の
情報記録面を有効に利用して、編集に要する時間を短縮
するようになされている。
【0062】このようにして特殊効果による設定が完了
してオペレータがレビューを指示すると、システム制御
回路15は、編集リストに従ってカット編集の場合と同
様に光ディスク1を再生する(図4(G))。このとき
カットX1及びX2については、オペレータに対して不
可視に設定された記述に従ってカットX1及びX2をア
クセスする。これによりシステム制御回路15は、この
場合も何ら素材に変更を加えることなく、また遷移期間
のカットのみ光ディスク1に記録して、特殊効果により
編集結果を出力する。
【0063】これに対してフェードイン、フェードアウ
ト等の、ビデオ信号の信号レベルを徐々に変化させて、
所定の遷移期間、所定のモードにより、ビデオ信号によ
る映像を開始させる特殊効果、又はビデオ信号による映
像を終了させる特殊効果をオペレータが選択した場合、
システム制御回路15は、カット編集の場合と同様に、
連続するカットを光ディスク1より再生する。さらにビ
デオプロセス回路26の設定により、例えばフェードア
ウトの場合、遷移開始の時点より順次ビデオ信号の輝度
レベルを立ち上げて、オペレータの所望する効果を付与
する。
【0064】このようにしてプレビューしてオペレータ
より遷移期間、遷移モードの確定が指示されると、シス
テム制御回路15は、オペレータの設定した遷移期間、
遷移モードを記述してなる編集リスト30を作成し、さ
らにレビューの場合は、この編集リスト30に従って光
ディスク1よりビデオ信号を再生し、ビデオプロセス回
路26により処理して出力する。これによりシステム制
御回路15は、この場合も何ら素材に変更を加えること
なく、また編集結果を光ディスク1に記録することな
く、特殊効果により編集結果を出力する。
【0065】このようにして一連の編集作業が終了して
編集リスト30が確定すると、システム制御回路15
は、この編集リスト30、対応する管理用データを光デ
ィスク1のシステムデータ領域ARSに記録する。
【0066】(1−2)第1の実施の形態の動作 以上の構成において、光ディスク装置2においては(図
1)、光ディスク1が装填されると、光ピックアップ3
が光ディスク1の内周側にシークし、内周側のシステム
データ領域ARSに記録された管理用データ16がシス
テム制御回路15に取得される。これによりシステム制
御回路15において、光ディスク1の記録可能領域が検
出される。
【0067】光ディスク装置2においては、例えばカメ
ラユニットで撮像されたビデオ信号SVが、ビデオプロ
セス回路6により所定の処理を受け、続くデータ圧縮回
路7によりMPEGの手法によりデータ圧縮処理されて
符号化データDVに変換され、この符号化データDVが
順次メモリ9に蓄積される。またビデオ信号SVに対応
するオーディオ信号が、オーディオデータに変換されて
順次メモリ9に蓄積される。
【0068】このようにしてメモリ9に一時蓄積された
符号化データDV、オーディオデータは、GOPを単位
にした所定の時間間隔毎にブロック化されて時間軸圧縮
され、この時間軸圧縮されたこれら符号化データDV、
オーディオデータが、光ピックアップ3のシークに要す
る時間間隔を間に挟んで、順次時分割多重化されてEC
Cエンコーダ13に出力される。さらにECCエンコー
ダ13において、ECCデータブロック単位で誤り訂正
符号が付加された後、チャンネルコーディング回路4に
より光ピックアップ3の駆動信号SRに変換される。さ
らにこの駆動信号SRにより光ピックアップ3から射出
されるレーザービームの光量が再生時の光量から間欠的
に立ち上げられ、これによりビデオ信号SV、対応する
オーディオ信号が光ディスク1の所定の領域(図2)に
順次交互に記録される。
【0069】このとき光ディスク1の外周側より(図
1)、光ピックアップ3がシークすることにより、また
この光ピックアップ3のシークに対応して光ディスク1
がZCLVにより回転駆動されることにより、これら符
号化データDV、オーディオデータが、それぞれ対応す
る領域に順次循環的に記録される。
【0070】このようにして光ディスク1への符号化デ
ータDV、オーディオデータの記録が完了すると、光デ
ィスク装置2は、システム制御回路15により管理用デ
ータ16が生成され、この管理用データ16が光ディス
ク1のシステムデータ領域ARSに記録される。これに
より光ディスク1に記録した素材について、履歴等の管
理用データ16についても、同一の光ディスク1に記録
され、これら素材の管理が簡略化される。
【0071】このようにして光ディスク1への素材の記
録が完了すると、光ディスク1は、この光ディスク装置
2により編集される(図3)。さらに必要に応じて編集
結果が出力される。
【0072】すなわち光ディスク装置2においては(図
3)、光ディスク1が装填されると、光ピックアップ3
が光ディスク1の内周側にシークし、内周側のシステム
データ領域ARSに記録された管理用データ16がシス
テム制御回路15に取得され、これによりシステム制御
回路15において、光ディスク1に記録された符号化デ
ータDV、オーディオデータの記録位置情報、履歴等が
取得される。
【0073】この履歴によりオペレータが所望のビデオ
信号、オーディオ信号の再生を指示すると、光ディスク
装置2では、角速度一定の条件により高速度で光ディス
ク1が回転駆動された状態で、光ピックアップ3が対応
する領域にシークし、オペレータの所望する領域より記
録時に比して高転送速度の再生信号RFが再生される。
さらにこの再生信号RFが再生データに変換され、この
再生データより符号化データ、オーディオデータが復号
されてメモリ22に格納される。
【0074】このメモリ22に所定量だけ符号化データ
又はオーディオデータが蓄積されると、光ピックアップ
3がシークし、このメモリ22に蓄積したデータに対応
するオーディオデータ又は符号化データが、同様にして
光ディスク1より再生されてメモリ22に蓄積される。
【0075】この符号化データ、オーディオデータの再
生が、交互に繰り返されて、光ディスク装置2では、間
欠的にかつ高転送速度により、オペレータの選択した符
号化データ、オーディオデータが光ディスク1より再生
されて、メモリ22に蓄積される。
【0076】このような符号化データ、オーディオデー
タの蓄積と同時並列的にして、光ディスク装置2では、
メモリ22に蓄積された符号化データが連続するデータ
列により、データ伸長回路24Aに出力されてデータ伸
長された後、エフェクター8、ビデオプロセス回路26
を介して出力される。またこのビデオ信号の処理と同時
並列的にメモリ22より連続するビデオデータが出力さ
れ、所定のモニタに出力される。
【0077】これによりオペレータにおいて、再生され
たビデオ信号SV及びオーディオ信号により編集点が順
次設定され、この編集点による編集リスト30がシステ
ム制御回路15により作成される。
【0078】この編集作業によりオペレータが指定した
遷移モードがカット編集による遷移モードの場合(図
3)、光ディスク装置2においては、例えばオペレータ
が素材A、B、C、Dのうち、イン点IN1、IN2、
IN3、アウト点OUT1、OUT2、OUT3を設定
して選択したカットa、b、dを順次再生するように
(図3(A)〜(C))、これらイン点IN1、IN
2、IN3、対応するアウト点OUT1、OUT2、O
UT3が連続してなる編集リスト30が作成される。
【0079】さらにオペレータがプレビューを指示する
と、この編集リスト30に従った順序でシステム制御回
路15により光ピックアップ3がアクセス制御され、こ
れにより通常の再生時と同様に、光ピックアップ3より
高転送速度により得られる再生信号RFが処理されてプ
レビュー結果が出力される。さらにこのプレビュー結果
より編集点の変更等を受け付け、編集リスト30が確定
すると、システム制御回路15の制御によりこの編集リ
スト30が光ディスク1のシステムデータ領域ARSに
記録される。
【0080】これにより光ディスク1に記録された素材
A、B、C、Dには何ら変更を加えることなく、カット
編集による編集結果を出力することができ、必要に応じ
てこの貴重な素材を後日改めて利用することができる。
また単に編集リストを作成するだけでいちいち編集結果
を光ディスク1に記録することなく、編集結果を出力で
きることにより、その分簡易かつ短時間で編集作業を実
行することができる。
【0081】また編集点の変更において、例えばカット
b及びカットd間に、別途カットeを挿入するインサー
ト編集、このようにして作成したカットa〜dの編集結
果に所望のカットeを被せるオーバーレイ編集にあって
も、単に編集リストを変更するだけの処理により、何ら
素材に変更を加えることなく、また編集結果を光ディス
ク1に記録することなく編集結果を出力することができ
(図3(D)〜(F))、これらの場合にも貴重な素材
を損なうことなく、簡易かつ短時間で編集作業を実行す
ることができる。
【0082】これに対してオペレータが2つのビデオ信
号を合成する特殊効果による遷移モードを選択した場
合、光ディスク装置2では、遷移期間Tについて、この
2つのビデオ信号のうちの、一方のビデオ信号が光ピッ
クアップ3により先読みされ、メモリ22に格納され
る。
【0083】すなわち例えばオペレータがイン点、アウ
ト点を順次設定して素材A、B、C、Dからカットa、
b、dを選択し、ワイプによりこれらのカットの接続を
指示した場合(図4(A)及び(B))、これらカット
a、b、dのイン点、対応するアウト点がシステム制御
回路15により取得される。さらにこれらカットa、
b、d間の接続部分で、遷移期間T、遷移開始位置等が
取得され、これらの情報をオペレータが入力してプレビ
ューを指示するまでの期間の間で、光ピックアップ3の
制御により遷移期間Tの一方の符号化データが光ディス
ク1より再生されてメモリ22に格納される(図4
(C))。
【0084】その後オペレータがプレビューを指示する
と、光ディスク装置2では、遷移期間Tの前後の符号化
データが、遷移期間Tの他の符号化データと共に、順次
オペレータの指定した時系列により再生されデータ伸長
回路24B、エフェクター8を介して出力される(図4
(D))。
【0085】このとき遷移開始の時点t1及びt2にな
ると、光ディスク装置2では、メモリ22に保持された
一方の符号化データによるビデオデータがデータ伸長回
路24Aを介してエフェクター8に供給され、エフェク
ター8により他方の符号化データによるビデオデータと
合成される。これにより例えばワイプによる特殊効果が
付与されたビデオ信号SVが、ビデオプロセス回路26
より出力される(図4(E))。
【0086】これによりこの場合も何ら素材に変更を加
えることなく、また編集結果を光ディスク1に記録する
ことなく、2つのビデオ信号を合成する特殊効果による
編集結果をプレビューすることができる。またメモリ2
2の容量が許す範囲で、いわゆるマルチエフェクトによ
るプレビューをも実行することができる。
【0087】このようなプレビューの処理により、遷移
期間、遷移モード等の変更が加えられると、光ディスク
装置2では、これらの変更に対応して同様にメモリ22
に一方のビデオ信号による符号化データが先読みされて
蓄積され、同様にしてプレビューの処理が実行される。
【0088】これに対して遷移モード、遷移期間が確定
すると、先読みしてメモリ22に保持した一方の符号化
データと、プレビュー時の再生によりメモリ22に一時
格納した他方の符号化データとにより、遷移期間Tにつ
いて、エフェクター8によりプレビューと同様にビデオ
データが合成され、この合成されたビデオデータがデー
タ圧縮回路7により符号化データDVに変換された後、
記録時と同様の処理により光ディスク1に記録され、こ
れによりこの遷移期間TのカットX1、X2が光ディス
ク1に記録される(図4(F))。
【0089】これによりこの場合も何ら素材に変更を加
えることなく、また極めて短い時間でなる遷移期間Tの
編集結果を光ディスク1に記録するだけで、2つのビデ
オ信号を合成する特殊効果による編集結果を得ることが
できる。
【0090】この一連の処理と同時並列的に、光ディス
ク装置2では、システム制御回路15により、従来の編
集作業による場合と同様の、オペレータの設定した遷移
期間、遷移モードを記述してなる編集リスト30が作成
される。またこの特殊効果による遷移期間、遷移モード
に対応付けて、光ディスク1に記録した遷移期間のカッ
トX1、X2を指示する項目が編集リストに記述され、
この記述については通常はオペレータにより不可視に設
定される。また遷移期間のカットX1、X2が編集リス
トに対応する旨が記録された、カットX1、X2の管理
用データが生成され、これら編集リスト、管理用データ
が光ディスク1に記録される。
【0091】これらによりこの光ディスク1では、従来
の編集作業による編集リストと同様に編集の内容を確認
することができる。また単にカット編集による場合と同
様にして特殊効果による編集結果を再生することができ
る(図4(G))。
【0092】さらに例えばアニメーション等において
は、同一の特殊効果により同一のカットを繋ぎ合わせる
場合があることにより、光ディスク1に記録したカット
X1、X2を他の編集作業で利用してプレビューの処理
を実行し、またこの光ディスク1に既に記録されたカッ
トX1、X2を繰り返し使用するように編集リスト30
を作成して、光ディスク1の情報記録面を有効に利用し
て、編集に要する時間を短縮することができる。
【0093】これに対してフェードイン、フェードアウ
ト等の、ビデオ信号の信号レベルを徐々に変化させて、
所定の遷移期間、所定のモードにより、ビデオ信号によ
る映像を開始させる特殊効果、又はビデオ信号による映
像を終了させる特殊効果をオペレータが選択した場合、
光ディスク装置2は、カット編集の場合と同様に、連続
するカットが光ディスク1より再生され、ビデオプロセ
ス回路26の設定によりオペレータの所望する効果が付
与される。
【0094】さらにオペレータより遷移期間、遷移モー
ドの確定が指示されると、システム制御回路15によ
り、オペレータの設定した遷移期間、遷移モードを記述
してなる編集リスト30が作成され、この編集リスト3
0が光ディスク1に記録される。
【0095】これらによりこの光ディスク装置2では、
この場合も何ら素材に変更を加えることなく、また編集
結果を光ディスク1に記録することなく、所望の編集結
果を得ることができ、これにより簡易な構成で、簡易に
編集処理することができる。
【0096】(1−3)第1の実施の形態の効果 以上の構成によれば、2つのビデオ信号を合成する特殊
効果について、遷移期間についてのみ、合成したビデオ
信号を光ディスク1に記録することにより、何ら素材に
変更を加えることなく、また合成したビデオ信号を光デ
ィスク1に記録するだけで、所望の編集結果を得ること
ができる。これにより簡易な構成で、簡易に編集処理す
ることができる。また素材を後日改めて編集等し得、こ
れにより使い勝手を向上することができ、さらには同一
の効果、シーンを繰り返す場合には、この光ディスクに
記録した合成ビデオ信号によるカットを繰り返し使用し
て、その分編集に要する時間を短縮し、また光ディスク
1の情報記録面を有効に利用することができる。
【0097】またこのとき高回転速度により光ディスク
1を回転駆動して得られる符号化データを一時保持して
連続したビデオ信号により出力するメモリ22を利用し
て、合成対象の一方のビデオ信号による符号化データを
先読みして保持し、光ディスク1より再生した他方のビ
デオ信号による符号化データをビデオデータに変換して
合成することにより、簡易な構成で、短時間で編集結果
をプレビューすることができ、また合成したビデオ信号
を光ディスク1に記録することができる。またメモリ2
2の容量によりマルチエフェクト効果をプレビューする
こともできる。
【0098】またこの合成対象のビデオ信号と、合成ビ
デオ信号とを順次再生するように、編集リスト30を作
成したことにより、さらにこの編集リスト30を光ディ
スク1に記録したことにより、単なるカット編集の場合
と同様に、光ディスク1をアクセスしてレビューするこ
とができ、その分編集結果をそっくり光ディスク1に記
録しなくても、簡易な構成による光ディスク装置により
編集結果を確認することができる。
【0099】またビデオ信号の信号レベルを徐々に変化
させて、所定の遷移期間、所定のモードにより、ビデオ
信号による映像を開始させる特殊効果、又はビデオ信号
による映像を終了させる特殊効果については、編集リス
トに従ったビデオプロセス回路26の制御により実行す
ることにより、この場合も、何ら素材に変更を加えるこ
となく、また合成したビデオ信号を光ディスク1に記録
するだけで、所望の編集結果を得ることができ、これに
より簡易な構成で、簡易に編集処理することができる。
【0100】(2)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、ビデオ信号の信号レ
ベルを徐々に変化させて、所定の遷移期間、所定のモー
ドにより、ビデオ信号による映像を開始させる特殊効
果、又はビデオ信号による映像を終了させる特殊効果に
ついては、編集リストに従ったビデオプロセス回路26
の制御により実行する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、この場合も2つのビデオ信号を合成する
場合と同様に、遷移期間の処理結果を光ディスク1に記
録し、カット編集による場合と同様に再生できるように
してもよい。このようにすればこの種のビデオプロセス
回路を有していない光ディスク装置においても、簡易
に、レビューすることができる。
【0101】また上述の実施の形態においては、メモリ
22により先読みした符号化データを一時保持すること
により、合成対象でなる1のビデオ信号を一時保持する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、別途メ
モリ22を配置して、又はこのメモリ22の配置位置を
変更して、チャンネルデコーディング回路20より出力
される再生データ、データ伸長回路の出力データ等を一
時保持することにより、合成対象でなる1のビデオ信号
を一時保持してもよい。
【0102】さらに上述の実施の形態においては、合成
対象でなる1のビデオ信号を一時保持して合成する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば2系
統の光ピックアップを有する場合には、この2系統によ
り合成に供する2つのビデオ信号をそれぞれ再生するよ
うにしてもよい。
【0103】また上述の実施の形態においては、編集リ
ストを光ディスク1に記録する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、編集リストについては、別途フ
ロッピーディスクにより、又は伝送路を介した通信によ
り例えばオンラインの光ディスク装置に供給してもよ
い。
【0104】さらに上述の実施の形態においては、光デ
ィスクの情報記録面を同心円状に小領域に分割して順次
ビデオ信号及びオーディオ信号を記録する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、例えば誤り訂正処理
単位、データ圧縮単位により時分割多重化した符号化デ
ータ、オーディオデータをこの時分割多重化したデータ
ストリームによりそのまま光ディスクに記録してもよ
い。
【0105】また上述の実施の形態においては、1の光
ピックアップにより記録再生する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、複数の光ピックアップによ
りそれぞれオーディオ信号及びビデオ信号を記録し、又
は再生するようにしてもよい。
【0106】また上述の実施の形態においては、外周側
よりビデオ信号及びオーディオ信号を順次循環的に記録
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、十
分なデータ転送速度を確保できる場合には、面ぶれ等が
少なく安定してデータを再生することができる内周側よ
り記録してもよく、またアドレス管理との関係で、一定
領域を間に挟んで離散的に記録してもよい。
【0107】さらに上述の実施の形態においては、最内
周に管理用データを記録する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、必要に応じて種々の領域に設定す
ることができる。また同様に、編集リストについても、
種々の領域に記録することができる。
【0108】さらに上述の実施の形態においては、ZC
LVの条件により光ディスクを駆動してディジタルビデ
オ信号等を記録し、角速度一定の条件により再生する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばデ
ィスク状記録媒体として光磁気ディスクを適用する場合
であって、かつ十分な記録容量を確保できる場合には、
記録再生の双方において角速度一定の条件により光ディ
スクを駆動してもよい。また相変化型の光ディスクを用
いる場合でも、レーザー光量の制御により内周側と外周
側とで相違する線速度によっても確実に所望のデータを
記録できる場合、記録再生の双方において角速度一定の
条件により光ディスクを駆動してもよい。
【0109】また上述の実施の形態においては、ディジ
タルビデオ信号をMPEGによりデータ圧縮して光ディ
スクに記録する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、種々の手法によりデータ圧縮して記録する場合
にも広く適用することができる。
【0110】さらに上述の実施の形態においては、両面
に記録可能な相変化型の光ディスクにディジタルビデオ
信号及びディジタルオーディオ信号を記録する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、両面に記録可能
な光磁気ディスク、ライトワンス型の光ディスクを使用
してもよく、十分な記録容量を確保できる場合、片面だ
けを使用するようにしてもよい。
【0111】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、2つのビ
デオ信号を合成して、所定の遷移期間で、所定の遷移モ
ードにより、一方のビデオ信号から他方のビデオ信号に
遷移させる特殊効果については、遷移期間についてだけ
合成したビデオ信号を光ディスクに記録することによ
り、何ら素材に変更を加えることなく、また合成したビ
デオ信号を光ディスク1に記録するだけで、所望の編集
結果を得ることができ、これにより簡易な構成で、編集
処理に要する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る光ディスク装置を示
すブロック図である。
【図2】図1の光ディスク装置に適用される光ディスク
を示す平面図である。
【図3】図1の光ディスク装置によるカット編集の説明
に供するタイムチャートである。
【図4】図1の光ディスク装置による特殊効果の編集の
説明に供するタイムチャートである。
【符号の説明】
1……光ディスク、2……光ディスク装置、3……光ピ
ックアップ、4……チャンネルコーディング、6、26
……ビデオプロセス回路、7……データ圧縮回路、8…
…エフェクター、9、22……メモリ、10、23……
メモリ制御回路、13……ECCエンコーダ、15……
システム制御回路、16……管理用データ、20……チ
ャンネルデコーディング、21……ECCデコーダ、2
4A、24B……データ伸長回路、30……編集リスト

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクに記録されたビデオ信号を編集
    する編集装置において、 前記光ディスクに記録された第1及び第2のビデオ信号
    を再生するビデオ信号再生手段と、 前記第1及び第2のビデオ信号を合成して、所定の遷移
    期間、所定の遷移モードにより、前記第1のビデオ信号
    から前記第2のビデオ信号に遷移する合成ビデオ信号を
    生成するビデオ信号合成手段と、 前記合成ビデオ信号を前記光ディスクに記録するビデオ
    信号記録手段とを備え、 前記遷移期間についてのみ、前記合成ビデオ信号を前記
    光ディスクに記録することを特徴とする編集装置。
  2. 【請求項2】前記ビデオ信号再生手段は、 前記光ディスクより前記第1のビデオ信号を先読みして
    一時保持し、 該保持した前記第1のビデオ信号を、前記光ディスクよ
    り再生した前記第2のビデオ信号と共に、前記ビデオ信
    号合成手段に出力することを特徴とする請求項1に記載
    の編集装置。
  3. 【請求項3】前記第1のビデオ信号、前記合成ビデオ信
    号、前記第2のビデオ信号を順次再生する編集リストを
    前記光ディスクの所定領域に記録することを特徴とする
    請求項1に記載の編集装置。
  4. 【請求項4】ビデオ信号の信号レベルを徐々に変化させ
    て、所定の遷移期間、所定のモードにより、前記ビデオ
    信号による映像が開始するように、又は終了するよう
    に、前記ビデオ信号再生手段より出力される前記ビデオ
    信号の信号レベルを補正する信号レベル補正手段を有
    し、 前記信号レベル補正手段の制御情報により前記ビデオ信
    号を編集する編集リストを作成することを特徴とする請
    求項1に記載の編集装置。
  5. 【請求項5】ビデオ信号の信号レベルを徐々に変化させ
    て、所定の遷移期間、所定のモードにより、前記ビデオ
    信号による映像が開始するように、又は終了するよう
    に、前記ビデオ信号再生手段より出力される前記ビデオ
    信号の信号レベルを補正する信号レベル補正手段を有
    し、 前記信号レベル補正手段の制御情報により前記編集リス
    トを作成することを特徴とする請求項3に記載の編集装
    置。
  6. 【請求項6】光ディスクに記録された第1及び第2のビ
    デオ信号を再生し、 前記第1及び第2のビデオ信号を合成して、所定の遷移
    期間、所定の遷移モードにより、前記第1のビデオ信号
    から前記第2のビデオ信号に遷移する合成ビデオ信号を
    生成し、 前記遷移期間についてのみ、前記合成ビデオ信号を前記
    光ディスクに記録することを特徴とする編集方法。
  7. 【請求項7】前記光ディスクより前記第1のビデオ信号
    を先読みして一時保持し、 該保持した前記第1のビデオ信号を、前記光ディスクよ
    り再生した前記第2のビデオ信号と合成して前記合成ビ
    デオ信号を生成することを特徴とする請求項6に記載の
    編集方法。
  8. 【請求項8】前記第1のビデオ信号、前記合成ビデオ信
    号、前記第2のビデオ信号を順次再生する編集リストを
    前記光ディスクの所定領域に記録することを特徴とする
    請求項6に記載の編集方法。
  9. 【請求項9】ビデオ信号の信号レベルを徐々に変化させ
    て、所定の遷移期間、所定のモードにより、前記ビデオ
    信号による映像が開始するように、又は終了するよう
    に、前記光ディスクより再生したビデオ信号の信号レベ
    ルを補正し、 前記信号レベルの補正情報により前記ビデオ信号を編集
    する編集リストを作成することを特徴とする請求項6に
    記載の編集方法。
  10. 【請求項10】ビデオ信号の信号レベルを徐々に変化さ
    せて、所定の遷移期間、所定のモードにより、前記ビデ
    オ信号による映像が開始するように、又は終了するよう
    に、前記光ディスクより再生したビデオ信号の信号レベ
    ルを補正し、 前記信号レベルの補正情報により前記編集リストを作成
    することを特徴とする請求項8に記載の編集方法。
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