JPH11146204A - 画像形成装置 - Google Patents
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-
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- H04N1/405—Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
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Abstract
安定化を実現する。 【解決手段】 複数のドットで濃度階調を表現し、且つ
ドット濃度又はドットサイズを変調して記録媒体上にド
ットイメージを形成する画像形成装置において、ドット
イメージの各ドットについてそのドットの周囲状況を検
出する手段して、ラッチ回路S0〜S3およびラッチ回
路N0〜N3を設け、そのドットイメージ中の一つの注
目するドット(ラッチ回路X)とその周囲のドットとの
濃度レベルの差に基づいて、注目ドットの出力レベルを
補正する手段として、係数テーブルT2を接続した演算
部Cおよび補正テーブルT1を設ける。
Description
し、特にカラープリンタやカラー複写機などのカラー画
像形成装置に関する。
として、ディザ法や濃度パターン法がよく知られてい
る。これらの方法により、スクリーン角を持った画像形
成が可能であり、色のモアレ縞の除去や平均的な色の一
様性を得ることができる。しかし、ディザ法や濃度パタ
ーン法では階調度の増加とともに解像度が落ちるという
問題点があった。
68号公報に見られる画像形成装置適用されているよう
に、多値ディザ処理を用いる画像の濃度補正方法が知ら
れている。これは、第1の補正手段により補正された多
値画像データに対し、多値ディザ1の処理を行うディザ
処理手段と、そのディザ処理手段似よって得られた多値
ディザデータに対してプリンタの出力特性に基づく濃度
特性を補正する第2の補正手段とを備えることにより、
多様なプリンタ特性の組み合わせに容易に対処するもの
であった。
タ装置は、いろいろな擬似階調処理に対応しなければな
らない。しかし、上記画像形成装置の多値ディザ処理用
の濃度補正は一つのγ補正手段で行なうのみであったた
め、いくつもの擬似階調処理に対応するのが不可能であ
った。この発明はこのような問題を解決するためになさ
れたものであり、特にハイライトの再現性向上と、階調
濃度特性の安定化を実現することを目的とする。
トで濃度階調を表現し、且つドット濃度又はドットサイ
ズを変調して記録媒体上にドットイメージを形成する画
像形成装置において、上記の目的を達成するため、ドッ
トイメージの各ドットについてそのドットの周囲状況を
検出する手段と、該ドットイメージ中の一つの注目する
ドットとその周囲のドットとの濃度レベルの差に基づい
て該注目ドットの出力レベルを補正する手段を設けたも
のである。
ットを中心とする十字方向と斜め方向の周囲ドットとの
濃度レベル差による補正度合いに違いを設け手段を有す
るのが望ましい。また、前記注目ドットと周囲のドット
の濃度レベルとして、現像特性に基づいた値を使用する
のがよい。
は、周囲のドットの情報はデータのレベル情報で検出し
て、それをテーブル変換する手段を有するとよい。上記
出力レベルを補正する手段はまた、周囲のドット情報か
ら補正係数を計算し、注目ドットの補正はその補正係数
を用いてテーブル変換した出力によつて行なう手段であ
ってもよい。
際に、各ドットについてその注目ドットの周囲状況に応
じて最適なドット再現を実現することができる。さら
に、十字方向と斜め方向の干渉度合いの違いにも対応す
ることができる。また、周囲状況のデータを補正してか
ら計算に用いるようにすれば、精度の高い補正ができ
る。さらにまた、補正の計算をテーブルを用いて行なう
ことにより、補正の高速化を実現できる。
面に基づいて具体的に説明する。まず、この発明による
画像形成装置の一実施形態の機構部の構成を図2に示
し、これを説明する。可撓性のベルト状感光体1はベル
ト状像担持体である。このベルト状感光体1は回動ロー
ラ2,3の間に張架されており、回動ローラ2又は3の
駆動により時計方向に搬送される。
光手段であるレーザ書き込みユニット5を設けており、
現像器6〜9は、それぞれ特定色の現像剤を収容した複
数の現像手段である。レーザ書き込みユニット5は、上
面にスリット状の露光用開口部を設けた保持筐体に納め
られ、装置本体に組み込まれる。
によるレーザ光照射位置と、感光体用クリーニング装置
15は、ベルト状感光体1を張架している複数の回動ロ
ーラ2,3のうちの一方の回動ローラ2の近傍に設けら
れている。各現像器6,7,8,9は、例えばイエロ
ー,マゼンタ,シアン,黒の各現像剤をそれぞれ収容す
るもので、所定の位置でベルト状感光体1と近接あるい
は接触する各現像スリーブを備え、感光体ベルト1上の
潜像を非接触現像あるいは接触現像法により顕像化する
機能を有している。
り、この中間転写ベルト10は回動ローラ3の位置で感
光体ベルト1と接触しており、ベルト状感光体1上の第
1回目の顕像が、中間転写ベルト10内に設けられたバ
イアスローラ13の作用により中間転写ベルト10上に
転写される。そして、同じようなプロセスを反復するこ
とにより、第2回目の顕像が、そして第3回目の顕像、
さらに第4回目の顕像が、中間転写ベルト10上にそれ
ぞれ重ねられ、位置ズレを生じないように転写される。
転写ローラ14が設けられている。クリーニング装置1
5はベルト状感光体1を、クリーニング装置16は中間
転写ベルト10をそれぞれクリーニングする。なお、ク
リーニング装置16のブレード16Aは、画像形成中に
は中間転写ベルト10の表面から離間した位置に保た
れ、画像転写後のクリーニング時にのみ、図示のように
中間転写ベルト10の表面に圧接される。
プロセスは次のように行なわれる。すなわち、オリジナ
ル画像を図示しない撮像素子が走査するカラー画像デー
タ入力部で得られたデータを、画像データ処理部で演算
処理して画像データを作成し、これはいったん画像メモ
リに格納される。
は、記録時に取り出されて記録部である例えば図2に示
したカラー画像形成装置に入力される。すなわち、プリ
ンタとは別体の画像読み取り装置から出力される色信号
がレーザ書き込みユニット5に入力されると、レーザ書
き込みユニット5においては、半導体レーザで発生され
たレーザビームは、駆動モータ5Aにより回転されるポ
リゴンミラー5Bにより回転走査され、fθレンズ5C
を経てミラー5Dにより光路を曲げられて、露光用開口
部から射出する。そして、そのレーザビームにより、予
め除電ランプ21により除電されて、帯電部材4によっ
て一様に帯電されたベルト状感光体1の周面上を露光
し、静電潜像を形成する。
ルカラー画像をイエロー,マゼンタ,シアン,黒に色分
解したときのそれぞれ単色の画像パターンである。そし
て、ベルト状感光体1に形成された各々の静電潜像は、
回転型現像器によりイエロー,マゼンタ,シアン,黒の
現像器で現像され、顕色化されて単色化され、単色画像
が形成される。
された単色画像は、ベルト状感光体1に接触しながら半
時計回りに回転する中間転写ベルト10上に転写され
る。それによって、感光体ベルト1上順次形成されるイ
エロー,マゼンタ,シアン,黒の単色画像を中間転写ベ
ルト10の表面に順次重ね合わせる。
エロー,マゼンタ,シアン,黒の各画像は、給紙台17
から給紙ローラ18、レジストローラ19を経て転写部
へ搬送される転写紙に転写ローラ14により転写され
る。転写終了後、その転写紙は定着装置20を通してそ
の画像が定着され、フルカラー画像が完成する。中間転
写ベルト10及び感光体ベルト1は、シームレスであ
る。
図を図3に示す。この図3に示すように、中間転写ベル
トの10の端部には6個のマーク41A〜41Fがあ
り、マーク検知センサ40により任意のマーク(例えば
41A)を検出することにより書き込みを開始し、一周
して再度マーク41Aを検知したときに2色目の書き込
み開始する。
の個数を管理することにより書き込みタイミングとして
使用できないように、信号にマスクがかかるようになっ
ている。また、感光体ベルト1の中間転写ベルト10と
接した部分からやや上流の位置に近接して、感光体ベル
ト1上のトナー量を検出するPセンサ22が設けられて
いる。
成図を図1に示す。図1において、L1,L2はいずれ
も1ラインのラインバッファ、S0〜S3,N0〜N
3,及びXは、いずれも一画素分(4ビット)の画像デ
ータをラッチするラッチ回路であり、注目点のラッチ回
路Xを中心に、ラッチ回路N0〜N3が十字方向に、ラ
ッチ回路S0〜S3が対角線(斜め)方向に配列されて
いる。Cは演算部、T2は演算部Cが使用する係数テー
ブル(を格納したメモリ)、T1は補正テーブル(を格
納したメモリ)である。
た4ビット画像データは、ラッチ回路S3に入力すると
ともにラインバッファL1に入る。ラインバッファL1
の出力はラッチ回路N3に入るとともにラインバッファ
L2に入る。そして、ラインバッファL2の出力は、ラ
ッチ回路S0に入る。つまり、演算部Cは常にラッチ回
路Xによる注目点の前後行をあわせた3行のドットデー
タを保持参照している。
たデータは同期信号に同期してシフトし、それぞれ隣の
ラッチ回路N0,X,N2に入る。同様にラッチ回路N
0,X,N2のデータは同期して隣のラッチ回路S1,
N1,S2に入る。そして、各ラッチ回路S0,S1,
S2,S3,N0,N1,N2,N3のデータは演算部
Cに入力し、ラッチ回路Xのデータは補正テーブルT1
のアドレス部に入力する。
ト幅で補正テーブルT1のアドレス部に入力する。演算
部Cには各ラッチ回路からの4ビットデータを8ビット
データに変換する係数テーブルT2が接続されており、
補正係数Gを演算する前に係数テーブルT2にてテーブ
ル変換が行なわれる。そして演算部Cは、その変換結果
s0,s1,s2,s3,n0,n1,n2,n3を用
いて、補正係数Gを計算する。
ドットの4ビットデータS0,S1,S2,S3,N
0,N1,N2,N3に対応して係数テーブルT2によ
って変換されたデータs0,s1,s2,s3,n0,
n1,n2,n3と、s0,s1,s2,s3に対応す
るゲインGs,n1,n2,n3に対応するゲインGn
により、演算部Cの出力である補正係数Gは、G=Gn
Σ(nt−x)+GsΣ(st−x)と表わされる。た
だし、式中のtは0から3までを取る。
の一つの注目するドットとその周囲のドットとの濃度レ
ベルの差に基づいて、その注目ドットの出力レベルを補
正することになる。また、注目ドットを中心とする十字
方向と斜め方向の周囲ドットとの濃度レベル差による補
正度合いに違いを設けている。これらの各ドットの情報
は現像特性に基づいた値をとるのが望ましい。
ルT2の内容を示す。係数テーブルT2の内容は、入力
された4ビットデータのベタパッチ濃度が図5に示すよ
うなリニア特性になるように8ビットの出力レベルを選
択したものであり、表1に示した内容のものである。
す。横軸が入力される注目点のラッチ回路Xの値、縦軸
が出力される値に対応しており、図4に示した係数テー
ブルに対応する点を出力する。ただし、入力される補正
係数Gによって複数のテーブルa,b,cの中から用い
るテーブルを選択する。補正テーブルT1には予め補正
係数Gに対応した演算結果がテーブルになっており、注
目ドットxの入力と演算部Cからの補正係数Gにより、
補正された注目ドットの濃度データが出力される。この
出力されたデータを画像メモリに保存し、これを元に印
刷部が画像を形成する。
ータを形成する際に、各ドットについてその注目ドット
の周囲状況に応じて最適なドット再現を実現することが
でき、特にハイライトの再現性を向上できる。
違いにも対応することもできる。さらに、周囲状況のデ
ータを補正してから計算に用いるようにすれば、精度の
高い補正ができる。そして、補正の計算をテーブルを用
いて行なうことにより、補正の高速化を実現できる。
算処理部の構成図を示すブロック図である。
る。
図である。
の濃度との対応を示す線図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のドットで濃度階調を表現し、且つ
ドット濃度又はドットサイズを変調して記録媒体上にド
ットイメージを形成する画像形成装置において、該ドッ
トイメージの各ドットについてそのドットの周囲状況を
検出する手段と、該ドットイメージ中の一つの注目する
ドットとその周囲のドットとの濃度レベルの差に基づい
て、該注目ドットの出力レベルを補正する手段とを有す
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
て、 前記出力レベルを補正する手段は、前記注目ドットを中
心とする十字方向と斜め方向の周囲ドットとの濃度レベ
ル差による補正度合いに違いを設ける手段を有すること
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の画像形成装置におい
て、 前記出力レベルを補正する手段は、前記注目ドットと前
記周囲のドットの濃度レベルとして、現像特性に基づい
た値を使用する手段であることを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の画像形成装置におい
て、 前記出力レベルを補正する手段は、前記周囲のドットの
情報はデータのレベル情報で検出して、それをテーブル
変換する手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の画像形成装置におい
て、 前記出力レベルを補正する手段は、前記周囲のドット情
報から補正係数を計算し、注目ドットの補正はその補正
係数を用いてテーブル変換した出力によつて行なう手段
であることを特徴とする画像形成装置。
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Publications (1)
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