JPH11145928A - Ｏｆｄｍ伝送方法、送信装置および受信装置 - Google Patents
Ｏｆｄｍ伝送方法、送信装置および受信装置Info
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- JPH11145928A JPH11145928A JP9302078A JP30207897A JPH11145928A JP H11145928 A JPH11145928 A JP H11145928A JP 9302078 A JP9302078 A JP 9302078A JP 30207897 A JP30207897 A JP 30207897A JP H11145928 A JPH11145928 A JP H11145928A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＯＦＤＭ変調で使用するキャリア変調方式が
複数、存在するとき、各キャリア変調方式の伝送特性を
均一化させて、各キャリア変調方式で伝送されるデジタ
ルデータの強さにバラツキが生じないようにする。 【解決手段】 送信装置２ａ側において、ＱＰＳＫ変調
方式によって変調されたキャリアの電力に対し、１６Ｑ
ＡＭ変調方式で変調されたキャリアの電力と、３２ＱＡ
Ｍ変調方式で変調されたキャリアの電力とがそれぞれ約
７ｄＢ、約１０ｄＢだけ高くなるように、各キャリアに
電力を配分してＯＦＤＭ信号を生成し、これを伝送路３
上に送出して受信装置４側で再生する。
複数、存在するとき、各キャリア変調方式の伝送特性を
均一化させて、各キャリア変調方式で伝送されるデジタ
ルデータの強さにバラツキが生じないようにする。 【解決手段】 送信装置２ａ側において、ＱＰＳＫ変調
方式によって変調されたキャリアの電力に対し、１６Ｑ
ＡＭ変調方式で変調されたキャリアの電力と、３２ＱＡ
Ｍ変調方式で変調されたキャリアの電力とがそれぞれ約
７ｄＢ、約１０ｄＢだけ高くなるように、各キャリアに
電力を配分してＯＦＤＭ信号を生成し、これを伝送路３
上に送出して受信装置４側で再生する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルテレビジ
ョン放送、デジタル音声放送またはデジタルテレビジョ
ン素材伝送装置の変調方式として適しているＯＦＤＭ変
調方式に係わり、特に１種類以上の変調方式で変調され
た各キャリアを伝送するＯＦＤＭ伝送方法、送信装置お
よび受信装置に関する。
ョン放送、デジタル音声放送またはデジタルテレビジョ
ン素材伝送装置の変調方式として適しているＯＦＤＭ変
調方式に係わり、特に１種類以上の変調方式で変調され
た各キャリアを伝送するＯＦＤＭ伝送方法、送信装置お
よび受信装置に関する。
【０００２】［発明の概要］本発明は、ＯＦＤＭ（直交
周波数分割多重：Orthogonal Frequency DivisionMulti
plexing）変調方式に関するもので、１種類以上のデジ
タル変調方式で変調されたキャリアをそれぞれ異なるキ
ャリア電力で伝送するとにより、ＯＦＤＭ信号のスペク
トルを整形しつつ伝送特性等を改善するものである。
周波数分割多重：Orthogonal Frequency DivisionMulti
plexing）変調方式に関するもので、１種類以上のデジ
タル変調方式で変調されたキャリアをそれぞれ異なるキ
ャリア電力で伝送するとにより、ＯＦＤＭ信号のスペク
トルを整形しつつ伝送特性等を改善するものである。
【０００３】
【従来の技術】ＯＦＤＭ変調方式を使用して送信装置側
から受信装置側に情報を伝送するＯＦＤＭ伝送システム
では、従来、各変調方式毎のキャリア電力を同一にし
て、その伝送スペクトルが矩形に近い形になるようにし
て、情報を伝送している。
から受信装置側に情報を伝送するＯＦＤＭ伝送システム
では、従来、各変調方式毎のキャリア電力を同一にし
て、その伝送スペクトルが矩形に近い形になるようにし
て、情報を伝送している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなＯＦＤＭ伝送システムでは、他の信号への隣接干渉
を考慮すると、伝送スペクトルの帯域端で、電力を小さ
くすることが望ましく、また逆に他の信号からの隣接被
干渉を考慮すると、伝送スペクトルの帯域端で、電力を
大きくすることが望ましいものの、従来のＯＦＤＭ伝送
システムにおいては、各キャリアの電力を変化させて伝
送することにより、伝送スペクトルを整形する技術が存
在しないことから、このような技術の開発が強く望まれ
ていた。
うなＯＦＤＭ伝送システムでは、他の信号への隣接干渉
を考慮すると、伝送スペクトルの帯域端で、電力を小さ
くすることが望ましく、また逆に他の信号からの隣接被
干渉を考慮すると、伝送スペクトルの帯域端で、電力を
大きくすることが望ましいものの、従来のＯＦＤＭ伝送
システムにおいては、各キャリアの電力を変化させて伝
送することにより、伝送スペクトルを整形する技術が存
在しないことから、このような技術の開発が強く望まれ
ていた。
【０００５】また、このようなＯＦＤＭ伝送システムで
は、各変調方式毎の伝送特性が異なっていることから、
キャリア変調方式として、複数のキャリア変調方式を使
用しているとき、各キャリア変調方式毎のキャリア電力
を同一にして伝送すると、同じ干渉や雑音の下でも、受
信装置側で受信した各キャリア変調方式毎のデジタルデ
ータの強さにバラツキが生じてしまうという問題があっ
た。
は、各変調方式毎の伝送特性が異なっていることから、
キャリア変調方式として、複数のキャリア変調方式を使
用しているとき、各キャリア変調方式毎のキャリア電力
を同一にして伝送すると、同じ干渉や雑音の下でも、受
信装置側で受信した各キャリア変調方式毎のデジタルデ
ータの強さにバラツキが生じてしまうという問題があっ
た。
【０００６】本発明は上記の事情に鑑み、請求項１、
５、９では、ＯＦＤＭ信号の伝送スペクトルを整形し
て、理想的な伝送特性を確保することができるＯＦＤＭ
伝送方法、送信装置および受信装置を提供することを目
的としている。
５、９では、ＯＦＤＭ信号の伝送スペクトルを整形し
て、理想的な伝送特性を確保することができるＯＦＤＭ
伝送方法、送信装置および受信装置を提供することを目
的としている。
【０００７】また、請求項２、６、１０では、ＯＦＤＭ
変調で使用するキャリア変調方式が複数、存在すると
き、各キャリア変調方式の伝送特性を均一化させて、各
キャリア変調方式で伝送されるデジタルデータの強さに
バラツキが生じないようにすることができるＯＦＤＭ伝
送方法、送信装置および受信装置を提供することを目的
としている。
変調で使用するキャリア変調方式が複数、存在すると
き、各キャリア変調方式の伝送特性を均一化させて、各
キャリア変調方式で伝送されるデジタルデータの強さに
バラツキが生じないようにすることができるＯＦＤＭ伝
送方法、送信装置および受信装置を提供することを目的
としている。
【０００８】また、請求項３、７、１１では、送信装置
の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一であ
っても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号に対す
る隣接干渉を軽減させることができるＯＦＤＭ伝送方
法、送信装置および受信装置を提供することを目的とし
ている。
の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一であ
っても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号に対す
る隣接干渉を軽減させることができるＯＦＤＭ伝送方
法、送信装置および受信装置を提供することを目的とし
ている。
【０００９】さらに、請求項４、８、１２では、送信装
置の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一で
あっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号から
の隣接被干渉を軽減させることができるＯＦＤＭ伝送方
法、送信装置および受信装置を提供することを目的とし
ている。
置の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一で
あっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号から
の隣接被干渉を軽減させることができるＯＦＤＭ伝送方
法、送信装置および受信装置を提供することを目的とし
ている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項１では、ＯＦＤＭ変調方式を使用
して伝送対象となる情報を変調し、これを伝送路上に送
出して受信装置側に伝送するＯＦＤＭ伝送方法におい
て、１種類以上の変調方式で変調された各キャリアをそ
れぞれ異なるキャリア電力で伝送することを特徴として
いる。
めに本発明は、請求項１では、ＯＦＤＭ変調方式を使用
して伝送対象となる情報を変調し、これを伝送路上に送
出して受信装置側に伝送するＯＦＤＭ伝送方法におい
て、１種類以上の変調方式で変調された各キャリアをそ
れぞれ異なるキャリア電力で伝送することを特徴として
いる。
【００１１】また、請求項２では、請求項１に記載のＯ
ＦＤＭ伝送方法において、前記各変調方式毎のキャリア
電力は、同一の干渉、同一の雑音の下で、各変調方式の
伝送特性がほぼ等しくなるような値に設定されることを
特徴としている。
ＦＤＭ伝送方法において、前記各変調方式毎のキャリア
電力は、同一の干渉、同一の雑音の下で、各変調方式の
伝送特性がほぼ等しくなるような値に設定されることを
特徴としている。
【００１２】また、請求項３では、請求項１に記載のＯ
ＦＤＭ伝送方法において、ＯＦＤＭ信号の伝送スペクト
ル両端付近の周波数のキャリア電力が小さくなるように
各キャリアに電力を分配することを特徴としている。
ＦＤＭ伝送方法において、ＯＦＤＭ信号の伝送スペクト
ル両端付近の周波数のキャリア電力が小さくなるように
各キャリアに電力を分配することを特徴としている。
【００１３】また、請求項４では、請求項１に記載のＯ
ＦＤＭ伝送方法において、ＯＦＤＭ信号の伝送スペクト
ル両端付近の周波数のキャリア電力が大きくなるように
各キャリアに電力を分配することを特徴としている。
ＦＤＭ伝送方法において、ＯＦＤＭ信号の伝送スペクト
ル両端付近の周波数のキャリア電力が大きくなるように
各キャリアに電力を分配することを特徴としている。
【００１４】また、請求項５では、ＯＦＤＭ変調方式を
使用して伝送対象となる情報を変調し、これを伝送路上
に送出して受信装置側に伝送する送信装置において、１
種類以上の変調方式で変調された各キャリアをそれぞれ
異なるキャリア電力で伝送する手段を備えることを特徴
としている。
使用して伝送対象となる情報を変調し、これを伝送路上
に送出して受信装置側に伝送する送信装置において、１
種類以上の変調方式で変調された各キャリアをそれぞれ
異なるキャリア電力で伝送する手段を備えることを特徴
としている。
【００１５】また、請求項６では、請求項５に記載の送
信装置において、前記手段は、前記各変調方式毎のキャ
リア電力を、同一の干渉、同一の雑音の下で、各変調方
式の伝送特性がほぼ等しくなるような値に設定する手段
であることを特徴としている。
信装置において、前記手段は、前記各変調方式毎のキャ
リア電力を、同一の干渉、同一の雑音の下で、各変調方
式の伝送特性がほぼ等しくなるような値に設定する手段
であることを特徴としている。
【００１６】また、請求項７では、請求項５に記載の送
信装置において、前記手段は、ＯＦＤＭ信号の伝送スペ
クトル両端付近の周波数のキャリア電力が小さくなるよ
うに各キャリアに電力を分配する手段であることを特徴
としている。
信装置において、前記手段は、ＯＦＤＭ信号の伝送スペ
クトル両端付近の周波数のキャリア電力が小さくなるよ
うに各キャリアに電力を分配する手段であることを特徴
としている。
【００１７】また、請求項８では、請求項５に記載の送
信装置において、前記手段は、ＯＦＤＭ信号の伝送スペ
クトル両端付近の周波数のキャリア電力が大きくなるよ
うに各キャリアに電力を分配する手段であることを特徴
としている。
信装置において、前記手段は、ＯＦＤＭ信号の伝送スペ
クトル両端付近の周波数のキャリア電力が大きくなるよ
うに各キャリアに電力を分配する手段であることを特徴
としている。
【００１８】また、請求項９では、ＯＦＤＭ変調方式に
よって変調されたＯＦＤＭ信号を受信する受信装置にお
いて、各キャリアがそれぞれ１種類以上の変調方式で、
かつ各キャリア毎にそれぞれ異なるキャリア電力で変調
されたＯＦＤＭ信号を受信し、これを復調する手段を備
えることを特徴としている。
よって変調されたＯＦＤＭ信号を受信する受信装置にお
いて、各キャリアがそれぞれ１種類以上の変調方式で、
かつ各キャリア毎にそれぞれ異なるキャリア電力で変調
されたＯＦＤＭ信号を受信し、これを復調する手段を備
えることを特徴としている。
【００１９】また、請求項１０では、請求項９に記載の
受信装置において、前記手段は、各キャリアが互いに異
なる変調方式で、かつ同一の干渉、雑音の下で、各変調
方式の伝送特性がほぼ等しくなるようなキャリア電力で
変調されたＯＦＤＭ信号を受信し、これを復調する手段
であることを特徴としている。
受信装置において、前記手段は、各キャリアが互いに異
なる変調方式で、かつ同一の干渉、雑音の下で、各変調
方式の伝送特性がほぼ等しくなるようなキャリア電力で
変調されたＯＦＤＭ信号を受信し、これを復調する手段
であることを特徴としている。
【００２０】また、請求項１１では、請求項９に記載の
受信装置において、前記手段は、ＯＦＤＭ信号の伝送ス
ペクトル両端付近の周波数のキャリア電力が小さくなる
ように各キャリアに電力が分配されたＯＦＤＭ信号を受
信し、これを復調する手段であることを特徴としてい
る。
受信装置において、前記手段は、ＯＦＤＭ信号の伝送ス
ペクトル両端付近の周波数のキャリア電力が小さくなる
ように各キャリアに電力が分配されたＯＦＤＭ信号を受
信し、これを復調する手段であることを特徴としてい
る。
【００２１】さらに、請求項１２では、請求項９に記載
の受信装置において、前記手段は、ＯＦＤＭ信号の伝送
スペクトル両端付近の周波数のキャリア電力が大きくな
るように各キャリアに電力が分配されたＯＦＤＭ信号を
受信し、これを復調する手段であることを特徴としてい
る。
の受信装置において、前記手段は、ＯＦＤＭ信号の伝送
スペクトル両端付近の周波数のキャリア電力が大きくな
るように各キャリアに電力が分配されたＯＦＤＭ信号を
受信し、これを復調する手段であることを特徴としてい
る。
【００２２】上記の構成において、請求項１では、１種
類以上の変調方式で変調された各キャリアをそれぞれ異
なるキャリア電力で伝送することにより、ＯＦＤＭ信号
の伝送スペクトルを整形して、理想的な伝送特性を確保
する。
類以上の変調方式で変調された各キャリアをそれぞれ異
なるキャリア電力で伝送することにより、ＯＦＤＭ信号
の伝送スペクトルを整形して、理想的な伝送特性を確保
する。
【００２３】また、請求項２では、互いに異なる変調方
式で各キャリアを変調して伝送する際、同一の干渉、同
一の雑音の下で、各変調方式の伝送特性がほぼ等しくな
るように、各変調方式毎のキャリア電力を設定すること
により、ＯＦＤＭ変調で使用するキャリア変調方式が複
数、存在するとき、各キャリア変調方式の伝送特性を均
一化させて、各キャリア変調方式で伝送されるデジタル
データの強さにバラツキが生じないようにする。
式で各キャリアを変調して伝送する際、同一の干渉、同
一の雑音の下で、各変調方式の伝送特性がほぼ等しくな
るように、各変調方式毎のキャリア電力を設定すること
により、ＯＦＤＭ変調で使用するキャリア変調方式が複
数、存在するとき、各キャリア変調方式の伝送特性を均
一化させて、各キャリア変調方式で伝送されるデジタル
データの強さにバラツキが生じないようにする。
【００２４】また、請求項３では、ＯＦＤＭ信号の伝送
スペクトル両端付近の周波数のキャリア電力が小さくな
るように各キャリアに電力を分配することにより、送信
装置の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一
であっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号に
対する隣接干渉を軽減させる。
スペクトル両端付近の周波数のキャリア電力が小さくな
るように各キャリアに電力を分配することにより、送信
装置の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一
であっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号に
対する隣接干渉を軽減させる。
【００２５】また、請求項４では、ＯＦＤＭ信号の伝送
スペクトル両端付近の周波数のキャリア電力が大きくな
るように各キャリアに電力を分配することにより、送信
装置の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一
であっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号か
らの隣接被干渉を軽減させる。
スペクトル両端付近の周波数のキャリア電力が大きくな
るように各キャリアに電力を分配することにより、送信
装置の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一
であっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号か
らの隣接被干渉を軽減させる。
【００２６】また、請求項５では、１種類以上の変調方
式で変調された各キャリアをそれぞれ異なるキャリア電
力で伝送することにより、ＯＦＤＭ信号の伝送スペクト
ルを整形して、理想的な伝送特性を確保する。
式で変調された各キャリアをそれぞれ異なるキャリア電
力で伝送することにより、ＯＦＤＭ信号の伝送スペクト
ルを整形して、理想的な伝送特性を確保する。
【００２７】また、請求項６では、互いに異なる変調方
式で各キャリアを変調して伝送する際、同一の干渉、同
一の雑音の下で、各変調方式の伝送特性がほぼ等しくな
るように、各変調方式毎のキャリア電力を設定すること
により、ＯＦＤＭ変調で使用するキャリア変調方式が複
数、存在するとき、各キャリア変調方式の伝送特性を均
一化させて、各キャリア変調方式で伝送されるデジタル
データの強さにバラツキが生じないようにする。
式で各キャリアを変調して伝送する際、同一の干渉、同
一の雑音の下で、各変調方式の伝送特性がほぼ等しくな
るように、各変調方式毎のキャリア電力を設定すること
により、ＯＦＤＭ変調で使用するキャリア変調方式が複
数、存在するとき、各キャリア変調方式の伝送特性を均
一化させて、各キャリア変調方式で伝送されるデジタル
データの強さにバラツキが生じないようにする。
【００２８】また、請求項７では、ＯＦＤＭ信号の伝送
スペクトル両端付近の周波数のキャリア電力が小さくな
るように各キャリアに電力を分配することにより、送信
装置の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一
であっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号に
対する隣接干渉を軽減させる。
スペクトル両端付近の周波数のキャリア電力が小さくな
るように各キャリアに電力を分配することにより、送信
装置の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一
であっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号に
対する隣接干渉を軽減させる。
【００２９】また、請求項８では、ＯＦＤＭ信号の伝送
スペクトル両端付近の周波数のキャリア電力が大きくな
るように各キャリアに電力を分配することにより、送信
装置の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一
であっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号か
らの隣接被干渉を軽減させる。
スペクトル両端付近の周波数のキャリア電力が大きくな
るように各キャリアに電力を分配することにより、送信
装置の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一
であっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号か
らの隣接被干渉を軽減させる。
【００３０】また、請求項９では、各キャリアがそれぞ
れ１種類以上の変調方式で、かつ各キャリア毎にそれぞ
れ異なるキャリア電力で変調されたＯＦＤＭ信号を受信
し、これを復調することにより、ＯＦＤＭ信号の伝送ス
ペクトルを整形して、理想的な伝送特性を確保する。
れ１種類以上の変調方式で、かつ各キャリア毎にそれぞ
れ異なるキャリア電力で変調されたＯＦＤＭ信号を受信
し、これを復調することにより、ＯＦＤＭ信号の伝送ス
ペクトルを整形して、理想的な伝送特性を確保する。
【００３１】また、請求項１０では、各キャリアが互い
に異なる変調方式で、かつ同一の干渉、雑音の下で、各
変調方式の伝送特性がほぼ等しくなるようなキャリア電
力で変調されたＯＦＤＭ信号を受信し、これを復調する
ことにより、ＯＦＤＭ変調で使用するキャリア変調方式
が複数、存在するとき、各キャリア変調方式の伝送特性
を均一化させて、各キャリア変調方式で伝送されるデジ
タルデータの強さにバラツキが生じないようにする。
に異なる変調方式で、かつ同一の干渉、雑音の下で、各
変調方式の伝送特性がほぼ等しくなるようなキャリア電
力で変調されたＯＦＤＭ信号を受信し、これを復調する
ことにより、ＯＦＤＭ変調で使用するキャリア変調方式
が複数、存在するとき、各キャリア変調方式の伝送特性
を均一化させて、各キャリア変調方式で伝送されるデジ
タルデータの強さにバラツキが生じないようにする。
【００３２】また、請求項１１では、ＯＦＤＭ信号の伝
送スペクトル両端付近の周波数のキャリア電力が小さく
なるように各キャリアに電力が分配されたＯＦＤＭ信号
を受信し、これを復調することにより、送信装置の送信
電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一であって
も、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号に対する隣
接干渉を軽減させる。
送スペクトル両端付近の周波数のキャリア電力が小さく
なるように各キャリアに電力が分配されたＯＦＤＭ信号
を受信し、これを復調することにより、送信装置の送信
電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一であって
も、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号に対する隣
接干渉を軽減させる。
【００３３】さらに、請求項１２では、ＯＦＤＭ信号の
伝送スペクトル両端付近の周波数のキャリアが大きくな
るように各キャリアに電力が分配されたＯＦＤＭ信号を
受信し、これを復調することにより、送信装置の送信電
力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一であっても、
従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号からの隣接干渉
を軽減させる。
伝送スペクトル両端付近の周波数のキャリアが大きくな
るように各キャリアに電力が分配されたＯＦＤＭ信号を
受信し、これを復調することにより、送信装置の送信電
力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一であっても、
従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号からの隣接干渉
を軽減させる。
【００３４】
【発明の実施の形態】図１は本発明によるＯＦＤＭ伝送
方法、送信装置および受信装置のうち、請求項１、２、
５、６、９、１０に対応する第１の実施の形態を示すＯ
ＦＤＭ伝送システムのブロック図である。
方法、送信装置および受信装置のうち、請求項１、２、
５、６、９、１０に対応する第１の実施の形態を示すＯ
ＦＤＭ伝送システムのブロック図である。
【００３５】この図に示すＯＦＤＭ伝送システム１ａ
は、伝送対象となるデータを取り込むとともに、このデ
ータをその情報の種別毎に区分した後、複数のキャリア
変調方式で、キャリア変調した後、各キャリア変調方式
で変調された各キャリアを合成、ＩＦＦＴ変換して、Ｏ
ＦＤＭ変調方式のＯＦＤＭ信号を生成する送信装置２ａ
と、デジタルテレビジョン放送の伝送帯域、デジタル音
声放送の伝送帯域またはデジタルテレビジョン素材伝送
の伝送帯域など、予め設定されている周波数帯域の帯域
幅を持ち、送信装置２ａから出力されるＯＦＤＭ信号を
伝送する伝送路３と、この伝送路３を介して供給される
ＯＦＤＭ信号を受信し、これをＦＦＴ処理、各キャリア
毎の区分処理を行なって、各種別毎にデータを復調した
後、復調済みのデータを合成して、伝送されたデータを
再生する受信装置４とを備えている。
は、伝送対象となるデータを取り込むとともに、このデ
ータをその情報の種別毎に区分した後、複数のキャリア
変調方式で、キャリア変調した後、各キャリア変調方式
で変調された各キャリアを合成、ＩＦＦＴ変換して、Ｏ
ＦＤＭ変調方式のＯＦＤＭ信号を生成する送信装置２ａ
と、デジタルテレビジョン放送の伝送帯域、デジタル音
声放送の伝送帯域またはデジタルテレビジョン素材伝送
の伝送帯域など、予め設定されている周波数帯域の帯域
幅を持ち、送信装置２ａから出力されるＯＦＤＭ信号を
伝送する伝送路３と、この伝送路３を介して供給される
ＯＦＤＭ信号を受信し、これをＦＦＴ処理、各キャリア
毎の区分処理を行なって、各種別毎にデータを復調した
後、復調済みのデータを合成して、伝送されたデータを
再生する受信装置４とを備えている。
【００３６】このＯＦＤＭ伝送システム１ａにおいて、
送信装置２ａは、伝送対象となるデータを取込み、この
データをその情報の種別毎に区分する。その後、複数の
キャリア変調方式で変調し、各キャリア変調方式で変調
された各キャリアを合成、ＩＦＦＴ変換して、ＯＦＤＭ
変調方式のＯＦＤＭ信号を生成し、これを伝送路３上に
送出する。受信装置４は、伝送路３を介して供給された
ＯＦＤＭ信号を受信し、これをＦＦＴ処理し、各種別毎
にデータを復調した後、復調済みのデータを合成して、
伝送されたデータを再生する。
送信装置２ａは、伝送対象となるデータを取込み、この
データをその情報の種別毎に区分する。その後、複数の
キャリア変調方式で変調し、各キャリア変調方式で変調
された各キャリアを合成、ＩＦＦＴ変換して、ＯＦＤＭ
変調方式のＯＦＤＭ信号を生成し、これを伝送路３上に
送出する。受信装置４は、伝送路３を介して供給された
ＯＦＤＭ信号を受信し、これをＦＦＴ処理し、各種別毎
にデータを復調した後、復調済みのデータを合成して、
伝送されたデータを再生する。
【００３７】次に、図２に示す模式図を参照しながら、
このＯＦＤＭ伝送システム１ａで送受信されるＯＦＤＭ
信号について説明する。
このＯＦＤＭ伝送システム１ａで送受信されるＯＦＤＭ
信号について説明する。
【００３８】今、このＯＦＤＭ伝送システムで使用され
るＯＦＤＭ変調方式の各キャリア変調方式として、ＱＰ
ＳＫ変調方式、１６ＱＡＭ変調方式、３２ＱＡＭ変調方
式の３つを使用するものとする。
るＯＦＤＭ変調方式の各キャリア変調方式として、ＱＰ
ＳＫ変調方式、１６ＱＡＭ変調方式、３２ＱＡＭ変調方
式の３つを使用するものとする。
【００３９】この場合、ＱＰＳＫ変調方式で変調された
キャリアと、１６ＱＡＭ変調方式で変調されたキャリア
とでは、白色雑音に対するビット誤り率特性がＣＮ比
（搬送波対雑音電力比）で、約７ｄＢの差があり、さら
に１６ＱＡＭ変調方式で変調されたキャリアと、３２Ｑ
ＡＭ変調方式で変調されたキャリアとでは、白色雑音に
対するビット誤り率特性がＣＮ比で、約３ｄＢの差があ
ることから、送信装置２ａから出力されるＯＦＤＭ信号
を構成する各キャリア毎のキャリア電力を異ならせて、
図２に示すように、ＱＰＳＫ変調方式によって変調され
たキャリアの電力に対し、１６ＱＡＭ変調方式で変調さ
れたキャリアの電力と、３２ＱＡＭ変調方式で変調され
たキャリアの電力とがそれぞれ約７ｄＢ、約１０ｄＢだ
け高くなるように、各キャリアに電力を配分して伝送す
る。
キャリアと、１６ＱＡＭ変調方式で変調されたキャリア
とでは、白色雑音に対するビット誤り率特性がＣＮ比
（搬送波対雑音電力比）で、約７ｄＢの差があり、さら
に１６ＱＡＭ変調方式で変調されたキャリアと、３２Ｑ
ＡＭ変調方式で変調されたキャリアとでは、白色雑音に
対するビット誤り率特性がＣＮ比で、約３ｄＢの差があ
ることから、送信装置２ａから出力されるＯＦＤＭ信号
を構成する各キャリア毎のキャリア電力を異ならせて、
図２に示すように、ＱＰＳＫ変調方式によって変調され
たキャリアの電力に対し、１６ＱＡＭ変調方式で変調さ
れたキャリアの電力と、３２ＱＡＭ変調方式で変調され
たキャリアの電力とがそれぞれ約７ｄＢ、約１０ｄＢだ
け高くなるように、各キャリアに電力を配分して伝送す
る。
【００４０】これによって、ＯＦＤＭ信号が伝送路３上
を伝送しているとき、伝送帯域全体の白色ガウス雑音に
対する各キャリアの伝送特性をほぼ均一にすることがで
きる。
を伝送しているとき、伝送帯域全体の白色ガウス雑音に
対する各キャリアの伝送特性をほぼ均一にすることがで
きる。
【００４１】このように、この第１の実施の形態では、
ＱＰＳＫ変調方式によって変調されたキャリアの電力に
対し、１６ＱＡＭ変調方式で変調されたキャリアの電力
と、３２ＱＡＭ変調方式で変調されたキャリアの電力と
がそれぞれ約７ｄＢ、約１０ｄＢだけ高くなるように、
各キャリアに電力を配分して伝送するようにしているの
で、ＯＦＤＭ変調で使用するキャリア変調方式が複数、
存在するとき、各キャリア変調方式の伝送特性を均一化
させて、各キャリア変調方式で伝送されるデジタルデー
タの強さにバラツキが生じないようにすることができ
る。
ＱＰＳＫ変調方式によって変調されたキャリアの電力に
対し、１６ＱＡＭ変調方式で変調されたキャリアの電力
と、３２ＱＡＭ変調方式で変調されたキャリアの電力と
がそれぞれ約７ｄＢ、約１０ｄＢだけ高くなるように、
各キャリアに電力を配分して伝送するようにしているの
で、ＯＦＤＭ変調で使用するキャリア変調方式が複数、
存在するとき、各キャリア変調方式の伝送特性を均一化
させて、各キャリア変調方式で伝送されるデジタルデー
タの強さにバラツキが生じないようにすることができ
る。
【００４２】図３は本発明によるＯＦＤＭ伝送方法、送
信装置および受信装置のうち、請求項１、３、５、７、
９、１１に対応する第２の実施の形態を示すＯＦＤＭ伝
送システムのブロック図である。
信装置および受信装置のうち、請求項１、３、５、７、
９、１１に対応する第２の実施の形態を示すＯＦＤＭ伝
送システムのブロック図である。
【００４３】この図に示すＯＦＤＭ伝送システム１ｂが
図１に示すＯＦＤＭ伝送システム１ａと異なる点は、図
４の模式図に示すように、送信装置２ｂによって生成さ
れるＯＦＤＭ信号の伝送スペクトルを、その中心周波数
から両端の周波数にかけて、キャリアの電力が小さくな
るように、電力を配分して、伝送スペクトルの形状を凸
状にし、これを伝送路３上に送出するようにしたことで
ある。
図１に示すＯＦＤＭ伝送システム１ａと異なる点は、図
４の模式図に示すように、送信装置２ｂによって生成さ
れるＯＦＤＭ信号の伝送スペクトルを、その中心周波数
から両端の周波数にかけて、キャリアの電力が小さくな
るように、電力を配分して、伝送スペクトルの形状を凸
状にし、これを伝送路３上に送出するようにしたことで
ある。
【００４４】これにより、この第２の実施の形態では、
送信装置２ｂの送信電力が同一で、かつ伝送路３の伝送
容量が同一であっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、
伝送スペクトル端のキャリア電力を下げた分だけ、他の
信号に対する隣接干渉を軽減させることができる。
送信装置２ｂの送信電力が同一で、かつ伝送路３の伝送
容量が同一であっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、
伝送スペクトル端のキャリア電力を下げた分だけ、他の
信号に対する隣接干渉を軽減させることができる。
【００４５】この際、ＯＦＤＭ信号のキャリア変調方式
として、各キャリアの変調方式に応じてキャリアの電力
を設定することにより、隣接干渉を考慮した伝送スペク
トルの整形と、伝送容量の増加とを同時に達成すること
ができる。
として、各キャリアの変調方式に応じてキャリアの電力
を設定することにより、隣接干渉を考慮した伝送スペク
トルの整形と、伝送容量の増加とを同時に達成すること
ができる。
【００４６】図５は本発明によるＯＦＤＭ伝送方法、送
信装置および受信装置のうち、請求項１、４、５、８、
９、１２に対応する第３の実施の形態を使用したＯＦＤ
Ｍ伝送システムの一例を示すブロック図である。
信装置および受信装置のうち、請求項１、４、５、８、
９、１２に対応する第３の実施の形態を使用したＯＦＤ
Ｍ伝送システムの一例を示すブロック図である。
【００４７】この図に示すＯＦＤＭ伝送システム１ｃが
図１に示すＯＦＤＭ伝送システム１ａと異なる点は、図
６の模式図に示すように、送信装置２ｃによって生成さ
れるＯＦＤＭ信号の伝送スペクトルを、その両端の周波
数から中心周波数にかけてキャリアの電力が小さくなる
ように電力を配分して、伝送スペクトルの形状を凹状に
し、これを伝送路３上に送出するようにしたことであ
る。
図１に示すＯＦＤＭ伝送システム１ａと異なる点は、図
６の模式図に示すように、送信装置２ｃによって生成さ
れるＯＦＤＭ信号の伝送スペクトルを、その両端の周波
数から中心周波数にかけてキャリアの電力が小さくなる
ように電力を配分して、伝送スペクトルの形状を凹状に
し、これを伝送路３上に送出するようにしたことであ
る。
【００４８】これにより、この第３の実施の形態では、
送信装置２ｃの送信電力が同一で、かつ伝送路３の伝送
容量が同一であっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて伝
送スペクトル端のキャリア電力を上げた分だけ、他の信
号からの隣接被干渉を軽減させることができる。
送信装置２ｃの送信電力が同一で、かつ伝送路３の伝送
容量が同一であっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて伝
送スペクトル端のキャリア電力を上げた分だけ、他の信
号からの隣接被干渉を軽減させることができる。
【００４９】この際、ＯＦＤＭ信号のキャリア変調方式
として、各キャリアの変調方式に応じてキャリアの電力
を設定することにより、隣接被干渉を考慮した伝送スペ
クトルの整形と、伝送容量の増加とを同時に達成するこ
とができる。
として、各キャリアの変調方式に応じてキャリアの電力
を設定することにより、隣接被干渉を考慮した伝送スペ
クトルの整形と、伝送容量の増加とを同時に達成するこ
とができる。
【００５０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項１のＯＦＤＭ伝送方法では、ＯＦＤＭ信号の伝送ス
ペクトルを整形して、理想的な伝送特性を確保すること
ができる。
求項１のＯＦＤＭ伝送方法では、ＯＦＤＭ信号の伝送ス
ペクトルを整形して、理想的な伝送特性を確保すること
ができる。
【００５１】また、請求項２のＯＦＤＭ伝送方法では、
ＯＦＤＭ変調で使用するキャリア変調方式が複数、存在
するとき、各キャリア変調方式の伝送特性を均一化させ
て、各キャリア変調方式で伝送されるデジタルデータの
強さにバラツキが生じないようにすることができる。
ＯＦＤＭ変調で使用するキャリア変調方式が複数、存在
するとき、各キャリア変調方式の伝送特性を均一化させ
て、各キャリア変調方式で伝送されるデジタルデータの
強さにバラツキが生じないようにすることができる。
【００５２】また、請求項３のＯＦＤＭ伝送方法では、
送信装置の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が
同一であっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信
号に対する隣接干渉を軽減させることができる。
送信装置の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が
同一であっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信
号に対する隣接干渉を軽減させることができる。
【００５３】また、請求項４のＯＦＤＭ伝送方法では、
送信装置の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が
同一であっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信
号からの隣接被干渉を軽減させることができる。
送信装置の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が
同一であっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信
号からの隣接被干渉を軽減させることができる。
【００５４】また、請求項５の送信装置では、ＯＦＤＭ
信号の伝送スペクトルを整形して、理想的な伝送特性を
確保することができる。
信号の伝送スペクトルを整形して、理想的な伝送特性を
確保することができる。
【００５５】また、請求項６の送信装置では、ＯＦＤＭ
変調で使用するキャリア変調方式が複数、存在すると
き、各キャリア変調方式の伝送特性を均一化させて、各
キャリア変調方式で伝送されるデジタルデータの強さに
バラツキが生じないようにすることができる。
変調で使用するキャリア変調方式が複数、存在すると
き、各キャリア変調方式の伝送特性を均一化させて、各
キャリア変調方式で伝送されるデジタルデータの強さに
バラツキが生じないようにすることができる。
【００５６】また、請求項７の送信装置では、送信装置
の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一であ
っても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号に対す
る隣接干渉を軽減させることができる。
の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一であ
っても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号に対す
る隣接干渉を軽減させることができる。
【００５７】また、請求項８の送信装置では、送信装置
の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一であ
っても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号からの
隣接被干渉を軽減させることができる。
の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一であ
っても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号からの
隣接被干渉を軽減させることができる。
【００５８】また、請求項９の受信装置では、ＯＦＤＭ
信号の伝送スペクトルを整形して、理想的な伝送特性を
確保することができる。
信号の伝送スペクトルを整形して、理想的な伝送特性を
確保することができる。
【００５９】また、請求項１０の受信装置では、ＯＦＤ
Ｍ変調で使用するキャリア変調方式が複数、存在すると
き、各キャリア変調方式の伝送特性を均一化させて、各
キャリア変調方式で伝送されるデジタルデータの強さに
バラツキが生じないようにすることができる。
Ｍ変調で使用するキャリア変調方式が複数、存在すると
き、各キャリア変調方式の伝送特性を均一化させて、各
キャリア変調方式で伝送されるデジタルデータの強さに
バラツキが生じないようにすることができる。
【００６０】また、請求項１１の受信装置では、送信装
置の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一で
あっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号に対
する隣接干渉を軽減させることができる。
置の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一で
あっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号に対
する隣接干渉を軽減させることができる。
【００６１】また、請求項１２の受信装置では、送信装
置の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一で
あっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号から
の隣接被干渉を軽減させることができる。
置の送信電力が同一で、かつ伝送路の伝送容量が同一で
あっても、従来のＯＦＤＭ信号に比べて、他の信号から
の隣接被干渉を軽減させることができる。
【図１】本発明によるＯＦＤＭ伝送方法、送信装置およ
び受信装置のうち、請求項１、２、５、６、９、１０に
対応する第１の実施の形態を示すＯＦＤＭ伝送システム
のブロック図である。
び受信装置のうち、請求項１、２、５、６、９、１０に
対応する第１の実施の形態を示すＯＦＤＭ伝送システム
のブロック図である。
【図２】図１に示すＯＦＤＭ伝送システムで使用される
ＯＦＤＭ信号の伝送スペクトル例を示す模式図である。
ＯＦＤＭ信号の伝送スペクトル例を示す模式図である。
【図３】本発明によるＯＦＤＭ伝送方法、送信装置およ
び受信装置のうち、請求項１、３、５、７、９、１１に
対応する第２の実施の形態を示すＯＦＤＭ伝送システム
のブロック図である。
び受信装置のうち、請求項１、３、５、７、９、１１に
対応する第２の実施の形態を示すＯＦＤＭ伝送システム
のブロック図である。
【図４】図３に示すＯＦＤＭ伝送システムで使用される
ＯＦＤＭ信号の伝送スペクトル例を示す模式図である。
ＯＦＤＭ信号の伝送スペクトル例を示す模式図である。
【図５】本発明によるＯＦＤＭ伝送方法、送信装置およ
び受信装置のうち、請求項１、４、５、８、９、１２に
対応する第３の実施の形態を示すＯＦＤＭ伝送システム
のブロック図である。
び受信装置のうち、請求項１、４、５、８、９、１２に
対応する第３の実施の形態を示すＯＦＤＭ伝送システム
のブロック図である。
【図６】図５に示すＯＦＤＭ伝送システムで使用される
ＯＦＤＭ信号の伝送スペクトル例を示す模式図である。
ＯＦＤＭ信号の伝送スペクトル例を示す模式図である。
１ａ、１ｂ、１ｃ ＯＦＤＭ伝送システム ２ａ、２ｂ、２ｃ 送信装置 ３ 伝送路 ４ 受信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 宰 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内
Claims (12)
- 【請求項１】 ＯＦＤＭ変調方式を使用して伝送対象と
なる情報を変調し、これを伝送路上に送出して受信装置
側に伝送するＯＦＤＭ伝送方法において、 １種類以上の変調方式で変調された各キャリアをそれぞ
れ異なるキャリア電力で伝送することを特徴とするＯＦ
ＤＭ伝送方法。 - 【請求項２】 請求項１に記載のＯＦＤＭ伝送方法にお
いて、 前記各変調方式毎のキャリア電力は、同一の干渉、同一
の雑音の下で、各変調方式の伝送特性がほぼ等しくなる
ような値に設定されることを特徴とするＯＦＤＭ伝送方
法。 - 【請求項３】 請求項１に記載のＯＦＤＭ伝送方法にお
いて、 ＯＦＤＭ信号の伝送スペクトル両端付近の周波数のキャ
リア電力が小さくなるように各キャリアに電力を分配す
ることを特徴とするＯＦＤＭ伝送方法。 - 【請求項４】 請求項１に記載のＯＦＤＭ伝送方法にお
いて、 ＯＦＤＭ信号の伝送スペクトル両端付近の周波数のキャ
リア電力が大きくなるように各キャリアに電力を分配す
ることを特徴とするＯＦＤＭ伝送方法。 - 【請求項５】 ＯＦＤＭ変調方式を使用して伝送対象と
なる情報を変調し、これを伝送路上に送出して受信装置
側に伝送する送信装置において、 １種類以上の変調方式で変調された各キャリアをそれぞ
れ異なるキャリア電力で伝送する手段を備えることを特
徴とする送信装置。 - 【請求項６】 請求項５に記載の送信装置において、 前記手段は、前記各変調方式毎のキャリア電力を、同一
の干渉、同一の雑音の下で、各変調方式の伝送特性がほ
ぼ等しくなるような値に設定する手段であることを特徴
とする送信装置。 - 【請求項７】 請求項５に記載の送信装置において、 前記手段は、ＯＦＤＭ信号の伝送スペクトル両端付近の
周波数のキャリア電力が小さくなるように各キャリアに
電力を分配する手段であることを特徴とする送信装置。 - 【請求項８】 請求項５に記載の送信装置において、 前記手段は、ＯＦＤＭ信号の伝送スペクトル両端付近の
周波数のキャリア電力が大きくなるように各キャリアに
電力を分配する手段であることを特徴とする送信装置。 - 【請求項９】 ＯＦＤＭ変調方式によって変調されたＯ
ＦＤＭ信号を受信する受信装置において、 各キャリアがそれぞれ１種類以上の変調方式で、かつ各
キャリア毎にそれぞれ異なるキャリア電力で変調された
ＯＦＤＭ信号を受信し、これを復調する手段を備えるこ
とを特徴とする受信装置。 - 【請求項１０】 請求項９に記載の受信装置において、 前記手段は、各キャリアが互いに異なる変調方式で、か
つ同一の干渉、雑音の下で、各変調方式の伝送特性がほ
ぼ等しくなるようなキャリア電力で変調されたＯＦＤＭ
信号を受信し、これを復調する手段であることを特徴と
する受信装置。 - 【請求項１１】 請求項９に記載の受信装置において、 前記手段は、ＯＦＤＭ信号の伝送スペクトル両端付近の
周波数のキャリア電力が小さくなるように各キャリアに
電力が分配されたＯＦＤＭ信号を受信し、これを復調す
る手段であることを特徴とする受信装置。 - 【請求項１２】 請求項９に記載の受信装置において、 前記手段は、ＯＦＤＭ信号の伝送スペクトル両端付近の
周波数のキャリア電力が大きくなるように各キャリアに
電力が分配されたＯＦＤＭ信号を受信し、これを復調す
る手段であることを特徴とする受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30207897A JP3667960B2 (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | Ｏｆｄｍ伝送方法、送信装置および受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30207897A JP3667960B2 (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | Ｏｆｄｍ伝送方法、送信装置および受信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11145928A true JPH11145928A (ja) | 1999-05-28 |
| JP3667960B2 JP3667960B2 (ja) | 2005-07-06 |
Family
ID=17904663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30207897A Expired - Fee Related JP3667960B2 (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | Ｏｆｄｍ伝送方法、送信装置および受信装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3667960B2 (ja) |
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-
1997
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