JPH11145409A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH11145409A
JPH11145409A JP9311701A JP31170197A JPH11145409A JP H11145409 A JPH11145409 A JP H11145409A JP 9311701 A JP9311701 A JP 9311701A JP 31170197 A JP31170197 A JP 31170197A JP H11145409 A JPH11145409 A JP H11145409A
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semiconductor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体記憶装置に関し、フラッシュ・メモリ
の構造に簡単な改変を施すことに依って、書き込み電圧
及び消去電圧の両方とも低電圧化することを可能にす
る。 【解決手段】 一導電型半導体基板1上に一導電型第1
の半導体層2、ノンドープ第2の半導体層3、一導電型
第3の半導体層4からなる積層体が形成され、積層体表
面から少なくともノンドープ第2の半導体層3内に達し
且つ側壁が結晶方位を同じくする三つの結晶面で画成さ
れる正四面体の溝3Aが形成され、正四面体の溝3A内
にチャネル層6、第1のバリヤ層7、電子蓄積層8、第
2のバリヤ層9が積層形成され、一導電型第3の半導体
層4表面及び一導電型半導体基板1裏面にドレイン電極
10及びソース電極11が形成され、第2のバリヤ層9
の表面にゲート電極12が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フローティング・
ゲートをもつフラッシュ・メモリを含む半導体記憶装置
に関する。
【0002】現在、フローティング・ゲートをもつフラ
ッシュ・メモリが多くの電子機器に用いられていて、今
後、更に使用分野が拡大される状況にあり、その為に
も、低消費電力化が望まれているところであり、本発明
は、その要求に応える一手段を開示する。
【0003】
【従来の技術】一般に、フラッシュ・メモリでは、デー
タの書き込み、及び、消去は、フローティング・ゲート
とチャネルとの間に介在するバリヤ層を電子がファウラ
ー・ノルドハイム(Fouler−Nordheim)
トンネリングすること、即ち、高い電圧を印加すること
で、前記バリヤ層の実効的厚さを薄くし、電子のトンネ
リング確率を変えることで実現しているので、高い電圧
が必要であり、従って、消費電力は大きい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、フラッシ
ュ・メモリの構造に簡単な改変を施すことで、書き込み
電圧及び消去電圧の両方とも低電圧化することを可能に
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に於ける基
本的な半導体記憶装置を表す要部切断側面図であり、
(A)に見られる破線で囲んだ部分を拡大して(B)に
示してある。
【0006】図に於いて、1は一導電型半導体基板、2
は一導電型第1の半導体層、3はノンドープ第2の半導
体層、3Aは正四面体の溝、4は高濃度にドーピングさ
れた一導電型第3の半導体層、5は絶縁膜、6はチャネ
ル層、7は第1のバリヤ層、8は電子蓄積層(フローテ
ィング・ゲート)、9は第2のバリヤ層、10はドレイ
ン電極、11はソース電極、12はゲート電極、S1
溝3Aの壁面に於けるチャネル層6の厚さ、S11は溝3
Aの底に於けるチャネル層6の厚さ、S2 は溝3Aの壁
面に於ける電子蓄積層8の厚さ、S22は溝3Aの底に於
ける電子蓄積層8の厚さをそれぞれ示し、また、S11
3S1 、S22=3S2 になっている。
【0007】図1について説明した半導体記憶装置を製
造するには、標準的には、次のような工程を採る。
【0008】図2乃至図6は半導体記憶装置を製造する
方法を説明する為の工程要所に於ける半導体記憶装置を
表す要部切断説明図であり、何れの図に於いても、
(A)は要部切断側面、(B)は要部切断平面を示し、
以下、これ等の図及び図1を参照しつつ説明する。尚、
図1に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或い
は同じ意味を持つものとする。
【0009】図2参照 2−(1) 一導電型半導体基板1上に一導電型第1の半導体層2、
ノンドープ第2の半導体層3、高濃度にドーピングした
一導電型第3の半導体層4を順に積層形成する。 2−(2) 開口5Aをもつ絶縁膜5を形成する。
【0010】図3参照 3−(1) 絶縁膜5をマスクとして異方性エッチングを行なって、
第3の半導体層4の表面から第2の半導体層3内に深く
入り込んだ溝3Aを形成する。尚、溝3Aは、先端が一
導電型第1の半導体層2内に入り込むように形成しても
良い。
【0011】溝3Aの底を第2の半導体層3内に位置さ
せる為には、絶縁膜5に形成した開口5Aの大きさ、第
3の半導体層4及び第2の半導体層3の厚さを適切に選
択することが必要である。
【0012】この溝3Aは正四面体をなし、それを画成
する半導体層の3つの面は、エッチング・レートが小さ
い結晶方位、例えば(111)Bの面になっている。
【0013】図4参照 4−(1) 溝3A内に一導電型で電子親和力が大きい半導体層から
なるチャネル層6、チャネル層6に比較して電子親和力
が小さい半導体層からなる第1のバリヤ層7、第1のバ
リヤ層7に比較して電子親和力が大きい半導体層からな
る電子蓄積層(フローティング・ゲート)8、電子蓄積
層8に比較して電子親和力が小さい半導体層からなる第
2のバリヤ層9を順に積層形成する。
【0014】図5参照 5−(1) 正四面体の溝3Aの周囲に在る絶縁膜5の一部を除去し
てオーミックなドレイン電極10を形成し、また、一導
電型半導体基板1の裏面にもオーミックなソース電極1
1を形成する。
【0015】図6参照 6−(1) 絶縁膜5に形成されている開口5Aを介して第2のバリ
ヤ層9にショットキ・コンタクトするゲート電極12を
形成する。
【0016】前記のようにして製造した半導体記憶装置
では、電子蓄積層8に量子ドットと量子井戸の準位が生
成され、チャネル層6に量子井戸の準位、或いは、量子
ドット及び量子井戸の準位が生成され、量子井戸の準位
と量子ドットの準位との間でトンネリングは起こらない
が、量子井戸の準位どうしの間、或いは、量子ドットの
準位どうしの間ではトンネリングが起こるように第1の
バリヤ層7の厚さを調節する。
【0017】このようにすると、低い電圧で電子を共鳴
トンネリングさせることが可能となり、量子ドットの準
位に電子が存在する状態と存在しない状態とを作り出す
ことができる。
【0018】図7及び図8は本発明に依る半導体記憶装
置の動作を説明する為のエネルギ・バンド・ダイヤグラ
ムであり、以下、これ等の図を参照しつつ説明する。
尚、図中、量子井戸内の実線は2次元量子井戸の基底準
位、破線は0次元量子ドットの基底準位、e- は電子を
示し、また、図1に於いて用いた記号と同記号は同部分
を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0019】図7(A)参照 この半導体記憶装置では、第1のバリヤ層7に於けるバ
リヤ厚さとして、溝3Aの先端でチャネル層6から電子
蓄積層8に電子がトンネリングできない程度に充分に厚
く、また、溝3Aの三つの面でチャネル層6から電子蓄
積層8に電子がトンネリングできる程度に充分に薄くな
るよう設定し、そして、ゲート・バイアス電圧が0
〔V〕である場合に於いて、電子蓄積層8に於ける2次
元量子井戸の準位がチャネル層6に於ける2次元量子井
戸の準位に比較して高くなるように電子蓄積層8及びチ
ャネル層6の厚さと不純物濃度を調整した構成になって
いる。
【0020】図は、ゲート電極12に印加するバイアス
電圧が0〔V〕で、電子蓄積層8に於ける0次元量子ド
ットの準位に電子が存在しない状態を表している。
【0021】図7(B)参照 図は、ゲート電極12に正バイアス電圧を印加し、0次
元量子ドットの準位がチャネル層6に於けるフェルミ準
位よりも低くなり、2次元量子井戸の準位がチャネル層
6に於けるフェルミ準位よりも高くなった状態を表して
いる。
【0022】0次元量子ドットの準位とチャネル層6に
於ける2次元量子井戸の準位とでは電子状態が異なり、
また、図1に見られる通り、溝3Aの底に於ける第1の
バリヤ層7は厚いので、そのトンネル確率は低く、電子
は0次元量子ドットの準位にはトンネルできない。
【0023】図7(C)参照 図は、ゲート電極12に更に高い正バイアス電圧を印加
して、電子蓄積層8に於ける0次元量子ドットの準位、
及び、2次元量子井戸の準位がチャネル層6に於けるフ
ェルミ準位よりも低くなった状態を表している。
【0024】電子は、チャネル層6に於ける2次元量子
井戸の準位と電子蓄積層8に於ける量子井戸の準位間で
共鳴トンネリングし、その後、散乱に依ってエネルギ緩
和して0次元量子ドットの準位に入る。
【0025】図8(A)参照 図は、図7(C)について説明した状態から、ゲート電
極12に印加したバイアス電圧を0〔V〕に戻し、電子
蓄積層8に於ける2次元量子井戸の準位に在った電子は
トンネリングに依ってチャネル層6へ移動するが、0次
元量子ドットの準位の電子は、チャネル層6の2次元量
子井戸の準位と電子状態が異なり、また、溝3Aの底に
於ける第1のバリヤ層7は厚い為、そこをトンネリング
する確率は小さいので、チャネル層6に移動することは
できず、電子蓄積層8に残った状態を表している。
【0026】このように、ゲート電極12に印加するバ
イアス電圧が同じ0〔V〕であっても、図7(A)につ
いて説明した状態、及び、図8(A)について説明した
状態の二つの状態が実現されて半導体記憶素子として動
作することが明らかである。
【0027】図8(B)参照 図は、図8(A)について説明した状態から、ゲート電
極12に負バイアス電圧、即ち、電子蓄積層8に於ける
0次元量子ドットの準位と第1のバリヤ層7に於ける伝
導帯の底との差程度の逆バイアス電圧を印加し、電子蓄
積層8に於ける0次元量子ドットの準位を消失させた状
態を表している。
【0028】このような消去を行なってから、ゲート電
極12に印加したバイアス電圧を0〔V〕にすると、図
7(A)に見られる状態に戻ることになる。
【0029】本発明では、図1乃至図8について説明し
た半導体記憶装置と動作を異にする構成を採って、同じ
効果を得ることができる半導体記憶装置を実現すること
も可能である。
【0030】図9及び図10は本発明に依る半導体記憶
装置の動作を説明する為のエネルギ・バンド・ダイヤグ
ラムであり、以下、これ等の図を参照しつつ説明する。
尚、図中、量子井戸内の実線は2次元量子井戸の基底準
位、破線は0次元量子ドットの基底準位、e- は電子を
示し、また、図1に於いて用いた記号と同記号は同部分
を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0031】図9(A)参照 この半導体記憶装置では、第1のバリヤ層7に於けるバ
リヤ厚さとして、溝3Aの先端で量子ドットの準位間で
はトンネリング可能であって、また、溝3Aの三つの面
で量子井戸の準位間ではトンネリングでき、且つ、量子
井戸と量子ドットの準位間では、どの箇所であっても、
電子蓄積層8とチャネル層6との間ではトンネリングで
きないように設計し、そして、ゲート電極12に印加す
るバイアス電圧が0〔V〕では、電子蓄積層8に於ける
2次元量子井戸の基底準位がチャネル層6に於けるフェ
ルミ準位に比較して高く、電子蓄積層8の量子ドットの
準位がチャネル層6の量子ドットの準位に比較して低
く、その差がエネルギ緩和の散乱に寄与するフォノンの
エネルギよりも充分に小さくなるように電子蓄積層8及
びチャネル層6の厚さと不純物濃度を調整した構成にな
っている。
【0032】図は、ゲート電極12に印加するバイアス
電圧が0〔V〕で、電子蓄積層8に於ける0次元量子ド
ットの準位に電子が存在しない状態を表していて、電子
蓄積層8の0次元量子ドットの準位とチャネル層6の量
子ドットの準位との差がエネルギ緩和の散乱に寄与する
フォノンのエネルギに比較して充分に小さい為、チャネ
ル層6の量子ドットの準位から電子蓄積層8の量子ドッ
トの準位へのトンネリングは起こらない。
【0033】図9(B)参照 図は、ゲート電極12に正バイアス電圧を印加した状態
を表し、図9(A)に於いても同様であるが、2次元量
子井戸の準位がチャネル層6に於けるフェルミ準位に比
較して高い状態であれば、トンネリングは起こらない。
【0034】図9(C)参照 図は、ゲート電極12に更に高い正バイアス電圧を印加
して、電子蓄積層8に於ける0次元量子ドットの準位、
及び、2次元量子井戸の準位がチャネル層6に於けるフ
ェルミ準位よりも低くなった状態を表している。
【0035】電子は、チャネル層6に於ける2次元量子
井戸の準位と電子蓄積層8に於ける量子井戸の準位間で
共鳴トンネリングし、その後、散乱に依ってエネルギ緩
和して0次元量子ドットの準位に入る。
【0036】図10(A)参照 図は、図9(C)について説明した状態から、ゲート電
極12に印加したバイアス電圧を0〔V〕に戻し、電子
蓄積層8に於ける2次元量子井戸の準位に在った電子は
トンネリングに依ってチャネル層6へ移動するが、0次
元量子ドットの準位の電子は、チャネル層6の2次元量
子井戸の準位と電子状態が異なる為、そこをトンネリン
グする確率は小さいので、チャネル層6に移動すること
はできず、電子蓄積層8に残った状態を表している。
【0037】この場合も、ゲート電極12に印加するバ
イアス電圧が同じ0〔V〕であっても、図9(A)につ
いて説明した状態、及び、図10(A)について説明し
た状態の二つの状態が実現され、半導体記憶素子として
動作することが明らかである。
【0038】図10(B)参照 図10(B)は、図10(A)について説明した状態か
ら、ゲート電極12に負バイアス電圧、即ち、電子蓄積
層8に於ける0次元量子ドットの準位とチャネル層6の
0次元量子ドットの準位とが同じ高さになるようにし、
電子蓄積層8に於ける0次元量子ドットの準位に入って
いる電子を排出した状態を表している。
【0039】このような消去を行なってから、ゲート電
極12に印加したバイアス電圧を0〔V〕にすると、図
9(A)に見られる状態に戻ることになる。
【0040】前記したところから、本発明に依る半導体
記憶装置に於いては、(1)一導電型半導体基板(例え
ば一導電型半導体基板1)上に形成された一導電型第1
の半導体層(例えば一導電型第1の半導体層2)及びノ
ンドープ第2の半導体層(例えばノンドープ第2の半導
体層3)及び一導電型第3の半導体層(例えば一導電型
第3の半導体層4)からなる積層体と、積層体表面から
少なくともノンドープ第2の半導体層内に達し且つ側壁
が結晶方位を同じくする三つの結晶面で画成される正四
面体の溝(例えば正四面体の溝3A)と、正四面体の溝
内に積層形成されたチャネル層(例えばチャネル層6)
及び第1のバリヤ層(例えば第1のバリヤ層7)及びキ
ャリヤ蓄積層(例えば電子蓄積層8)及び第2のバリヤ
層(例えば第2のバリヤ層9)と、一導電型第3の半導
体層表面及び一導電型半導体基板裏面に形成されたオー
ミック・コンタクトするドレイン及びソース各電極(例
えばドレイン電極10及びソース電極11)と、第2の
バリヤ層表面にショットキ・コンタクトするゲート電極
(例えばゲート電極12)とを備えてなることを特徴と
するか、又は、
【0041】(2)前記(1)に於いて、少なくとも3
元以上の元素(例えばi−InGaAs)からなり且つ
正四面体の溝(例えば正四面体の溝3A)の底でキャリ
ヤ親和力が大となるように元素の比が変わる材料を用い
ることに依って3次元的にキャリヤを閉じ込める量子ド
ットに於ける準位を量子井戸の準位よりも下に生成させ
たキャリヤ蓄積層(例えば電子蓄積層8)と、正四面体
の溝の底でチャネル層(例えばチャネル層6)からキャ
リヤ蓄積層にキャリヤがトンネリングできない程度に厚
く且つ正四面体の溝を画成する三つの面でチャネル層か
らキャリヤ蓄積層にキャリヤがトンネリングできる程度
に薄く構成された第1のバリヤ層(例えば第1のバリヤ
層7)とを備え、キャリヤ蓄積層に於いては、ゲート電
極(例えばゲート電極12)に電圧を印加しない状態で
量子ドットの準位(例えば図7の破線)にキャリヤが存
在する状態と存在しない状態の二つの状態を実現する為
にゲート電極に電圧を印加しない状態で量子井戸に於け
る基底準位(例えば図7の実線)をフェルミ準位(例え
ば図7の矢印)に比較して高くなる厚さ及び元素組成比
が選択されてなることを特徴とするか、又は、
【0042】(3)前記(1)に於いて、少なくとも3
元以上の元素(例えばi−InGaAs)からなり且つ
正四面体の溝(例えば正四面体の溝3A)の底でキャリ
ヤ親和力が大となるように元素の比が変わる材料を用い
ることに依って3次元的にキャリヤを閉じ込める量子ド
ットに於ける準位を量子井戸の準位よりも下に生成させ
たキャリヤ蓄積層(例えば電子蓄積層8)と、キャリヤ
蓄積層と同じ材料(例えばn−InGaAs)を用いた
チャネル層(例えばチャネル層6)と、キャリヤ蓄積層
とチャネル層との間に介挿され正四面体の溝の底で量子
ドットの準位間でキャリヤがトンネリング可能であり且
つ正四面体の溝を画成する三つの面で量子井戸の準位間
でトンネリング可能であり且つ量子井戸及び量子ドット
の準位間では何れの箇所でもキャリヤ蓄積層とチャネル
層との間でトンネリング不可能である厚さに形成した第
1のバリヤ層(例えば第1のバリヤ層7)とを備え、キ
ャリヤ蓄積層及びチャネル層に於いては、ゲート電極に
電圧を印加しない状態でキャリヤ蓄積層中の量子井戸の
基底準位がフェルミ準位に比較して高く、キャリヤ蓄積
層中の量子ドットの準位がチャネル層中の量子ドットの
準位に比較して低く且つそのエネルギ差がゲート電極に
電圧を印加しない状態でエネルギ緩和の散乱に寄与する
フォノンのエネルギに比較して小さくなるか或いは大き
くなる厚さ及び元素組成比が選択されてなることを特徴
とする。
【0043】前記手段を採ることに依り、フローティン
グ・ゲートをもつフラッシュ・メモリを含む半導体記憶
装置に於いて、情報の書き込み、及び、消去を行なう為
に印加する電圧を低く抑えることが可能となり、従っ
て、低消費電力化を実現することができるので、電源が
限られている電子機器に用いて好適である。
【0044】
【発明の実施の形態】図1について説明した半導体記憶
装置を一実施の形態とし、その製造工程について具体的
に説明するが、この場合、図2乃至図6を参照すると理
解が容易である。
【0045】(A)MOCVD(metalorgan
ic chemical vapourdeposit
ion)法を適用することに依り、一導電型半導体基板
1上に一導電型第1の半導体層2、ノンドープ第2の半
導体層3、高濃度にドーピングした一導電型第3の半導
体層4を順に積層形成する。尚、結晶成長法は、MOC
VD法に限られず、他の結晶成長技法、例えば、MBE
(molecular beam epitaxy)法
などに代替することができる。
【0046】上記各半導体部分について、主要なデータ
を例示すると次の通りである。 一導電型半導体基板1について 材料:n型GaAs 不純物:Si 不純物濃度:5×1018〔cm-3〕 一導電型第1の半導体層2について 材料:n型GaAs 不純物濃度:5×1018〔cm-3〕 厚さ:100〔nm〕 ノンドープ第2の半導体層3について 材料:i−GaAs 厚さ:3〔μm〕 一導電型第3の半導体層4について 材料:n型GaAs 不純物濃度:5×1018〔cm-3〕 厚さ:100〔nm〕
【0047】(B) (B)−1 プラズマCVD(plasma chemical v
apour deposition)法を適用すること
に依り、厚さが例えば200〔nm〕であるSiO2
らなる絶縁膜5を形成する。
【0048】(B)−2 リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセス、及び、
エッチャントをフッ酸系エッチング液とするウエット・
エッチング法を適用することに依り、絶縁膜5に直径が
例えば1〔μm〕である円形の開口5Aを形成する。
【0049】(C)エッチャントをブロムメタノールと
するウエット・エッチング法を適用することに依り、開
口5Aをもつ絶縁膜5をマスクとする異方性エッチング
を行なって、n型GaAs層4の表面からi−GaAs
層3内に入り込んだ溝3Aを形成する。
【0050】この溝3Aは一辺が約1730〔nm〕の
長さをもつ正四面体をなし、それを画成する半導体層の
3つの面は、エッチング・レートが小さい結晶方位、例
えば(111)A面になっていて、表面から見ると正三
角形をなし、絶縁膜5に形成された開口5Aは正三角形
に内接する状態にある。
【0051】溝3Aの底をi−GaAs層3内に位置さ
せるには、絶縁膜5に於ける開口5Aの大きさ、n−G
aAs層4及びi−GaAs層3の厚さを適切に選択す
ることで実現することができ、前記した各寸法にすれ
ば、期待通りの構造が確実に得られる。
【0052】(D)MOCVD法を適用することに依
り、溝3A内に一導電型で電子親和力が大きい半導体層
からなるチャネル層6、チャネル層6に比較して電子親
和力が小さい半導体層からなる第1のバリヤ層7、第1
のバリヤ層7に比較して電子親和力が大きい半導体層か
らなる電子蓄積層8、電子蓄積層8に比較して電子親和
力が小さい半導体層からなる第2のバリヤ層9を順に積
層形成する。この場合、各半導体層は、SiO2 からな
る絶縁膜5上には成長されず、いわゆる選択成長が行な
われることは云うまでもない。
【0053】上記成長させた各半導体部分について、主
要なデータを例示すると次の通りである。 チャネル層6について 材料:n−InGaAs 不純物:Si 不純物濃度:1×1018〔cm-3〕 厚さ:200〔nm〕 第1のバリヤ層7について 材料:i−AlGaAs 厚さ:5〔nm〕 電子蓄積層8について 材料:i−InGaAs 厚さ:5〔nm〕 第2のバリヤ層9について 材料:i−AlGaAs 厚さ:20〔nm〕
【0054】(E) (E)−1 リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセス及びエッ
チャントをフッ酸系エッチング液とするウエット・エッ
チング法を適用することに依り、正四面体の溝3Aの周
囲に在るドレイン電極形成予定部分上に在る絶縁膜5を
除去して電極コンタクト用開口を形成する。
【0055】(E)−2 電極コンタクト用開口を形成した際にマスクとして用い
たレジスト膜を残したまま、真空蒸着法及びリフト・オ
フ法を適用することに依り、厚さが例えば50〔nm〕
/200〔nm〕のAuGe/Auからなるドレイン電
極10を形成する。尚、真空蒸着法を適用する際、n型
GaAs基板1の裏面にもドレイン電極10と同材料、
同厚のソース電極11を形成する。
【0056】(E)−3 この後、温度450〔℃〕、時間1〔分〕の合金化熱処
理を行なって、ドレイン電極10及びソース電極11を
オーミックにする。
【0057】(F)リソグラフィ技術に於けるレジスト
・プロセス、真空蒸着法、リフト・オフ法を適用するこ
とに依り、絶縁膜5に形成されている開口5Aを介して
i−AlGaAs層9にショットキ・コンタクトする厚
さ200〔nm〕のAlからなるゲート電極12を形成
する。
【0058】前記のようにして製造した半導体記憶装置
は、ドレイン電極10からn−InGaAsチャネル層
6を介してソース電極11に流れる電流は、i−InG
aAs電子蓄積層8の量子ドットの準位に電子が存在す
る場合にはオフ、存在しない場合にはオンとなるもので
あって、図7及び図8に見られるエネルギ・バンド・ダ
イヤグラムついて説明した通りの情報書き込み、保持、
消去などの動作を確実に行なうことができる。
【0059】本発明に於いては、前記実施の態様に限定
されることなく、他に多くの改変を実現することができ
る。
【0060】即ち、前記実施の態様では、チャネル層6
にn−InGaAs、第1のバリヤ層7にi−AlGa
As、電子蓄積層8にi−InGaAs、第2のバリヤ
層9にi−AlGaAsを用いたが、これ等の材料は適
宜に選択することができる。
【0061】例えば、チャネル層6にn−GaAs、第
1のバリヤ層7にi−AlGaAs、電子蓄積層8にi
−InGaAs、第2のバリヤ層9にi−AlGaAs
を用い、電子蓄積層8に於けるInAs組成を変えれ
ば、電子蓄積層8中の量子ドットに於ける準位、及び、
量子井戸の基底準位を調整することができる。
【0062】又、同じく、チャネル層6にi−GaA
s、第1のバリヤ層7にn−AlGaAs、電子蓄積層
8にi−InGaAs、第2のバリヤ層9にi−AlG
aAsを用い、電子蓄積層8に於けるInAs組成を変
えれば、電子蓄積層8中の量子ドットに於ける準位、及
び、量子井戸の基底準位を調整することができ、キャリ
ヤ移動度を高めることができる。
【0063】又、同じく、チャネル層6にn−InGa
As、第1のバリヤ層7にi−AlGaAs、電子蓄積
層8にi−InGaAs、第2のバリヤ層9にi−Al
GaAsを用い、電子蓄積層8、及び、チャネル層6に
於けるInAs組成を独立に変えれば、電子蓄積層8と
チャネル層6中の量子ドットに於ける準位、及び、量子
井戸の基底準位を独立に調整することができる。
【0064】又、同じく、チャネル層6にi−InGa
As、第1のバリヤ層7にn−AlGaAs、電子蓄積
層8にi−InGaAs、第2のバリヤ層9にi−Al
GaAsを用い、電子蓄積層8、及び、チャネル層6に
於けるInAs組成を独立に変えても、電子蓄積層8中
とチャネル層6中の量子ドットに於ける準位、及び、量
子井戸の基底準位を独立に調整することができる。
【0065】又、チャネル層6にi−GaAsを用いて
いるものに於いては、n−GaAs/i−GaAsの、
そして、チャネル層6にi−InGaAsを用いている
ものに於いては、n−InGaAs/i−InGaAs
の積層構造を用いることで、一導電型第3の半導体層4
とチャネル層6との間の抵抗を低減させることができ
る。
【0066】又、第1のバリヤ層7に4元系の材料であ
る例えばInAlGaAsを用い、第1のバリヤ層7、
及び、電子蓄積層8に於けるエネルギ・バンド・ギャッ
プを独立に変えることで、正四面体の溝3Aの底及び正
四面体の溝を画成する三つの面に於けるバリヤ高さを独
立に制御することができる。
【0067】又、第2のバリヤ層表面にショットキ・コ
ンタクトするゲート電極12を形成してから、そのゲー
ト電極12を利用して自己整合的に表面側のオーミック
電極であるドレイン電極10を形成することで、ドレイ
ン電極10と正四面体の溝3Aとの距離をリソグラフィ
に於ける合わせ精度の程度に小さくし、寄生抵抗の低減
や素子面積の縮小に依る集積度の向上を達成することが
できる。
【0068】
【発明の効果】本発明に依る半導体記憶装置に於いて
は、一導電型半導体基板上に一導電型第1の半導体層及
びノンドープ第2の半導体層及び一導電型第3の半導体
層からなる積層体が形成され、積層体表面から少なくと
もノンドープ第2の半導体層内に達し且つ側壁が結晶方
位を同じくする三つの結晶面で画成される正四面体の溝
が形成され、正四面体の溝内にチャネル層及び第1のバ
リヤ層及びキャリヤ蓄積層及び第2のバリヤ層が積層形
成され、一導電型第3の半導体層表面及び一導電型半導
体基板裏面にオーミック・コンタクトするドレイン及び
ソース各電極が形成され、第2のバリヤ層表面にショッ
トキ・コンタクトするゲート電極が形成される。
【0069】前記構成を採ることに依り、フローティン
グ・ゲートをもつフラッシュ・メモリを含む半導体記憶
装置に於いて、情報の書き込み、及び、消去を行なう為
に印加する電圧を低く抑えることが可能となり、従っ
て、低消費電力化を実現することができるので、電源が
限られている電子機器に用いて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に於ける基本的な半導体記憶装置を表す
要部切断側面図である。
【図2】半導体記憶装置を製造する方法を説明する為の
工程要所に於ける半導体記憶装置を表す要部切断説明図
である。
【図3】半導体記憶装置を製造する方法を説明する為の
工程要所に於ける半導体記憶装置を表す要部切断説明図
である。
【図4】半導体記憶装置を製造する方法を説明する為の
工程要所に於ける半導体記憶装置を表す要部切断説明図
である。
【図5】半導体記憶装置を製造する方法を説明する為の
工程要所に於ける半導体記憶装置を表す要部切断説明図
である。
【図6】半導体記憶装置を製造する方法を説明する為の
工程要所に於ける半導体記憶装置を表す要部切断説明図
である。
【図7】本発明に依る半導体記憶装置の動作を説明する
為のエネルギ・バンド・ダイヤグラムである。
【図8】本発明に依る半導体記憶装置の動作を説明する
為のエネルギ・バンド・ダイヤグラムである。
【図9】本発明に依る半導体記憶装置の動作を説明する
為のエネルギ・バンド・ダイヤグラムである。
【図10】本発明に依る半導体記憶装置の動作を説明す
る為のエネルギ・バンド・ダイヤグラムである。
【符号の説明】
1 一導電型半導体基板 2 一導電型第1の半導体層 3 ノンドープ第2の半導体層 3A 正四面体の溝 4 高濃度にドーピングされた一導電型第3の半導体層 5 絶縁膜 6 チャネル層 7 第1のバリヤ層 8 電子蓄積層(フローティング・ゲート) 9 第2のバリヤ層 10 ドレイン電極 11 ソース電極 12 ゲート電極 S1 溝3Aの壁面に於けるチャネル層6の厚さ S11 溝3Aの底に於けるチャネル層6の厚さ S2 溝3Aの壁面に於ける電子蓄積層8の厚さ S22 溝3Aの底に於ける電子蓄積層8の厚さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/792

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一導電型半導体基板上に形成された一導電
    型第1の半導体層及びノンドープ第2の半導体層及び一
    導電型第3の半導体層からなる積層体と、 積層体表面から少なくともノンドープ第2の半導体層内
    に達し且つ側壁が結晶方位を同じくする三つの結晶面で
    画成される正四面体の溝と、 正四面体の溝内に積層形成されたチャネル層及び第1の
    バリヤ層及びキャリヤ蓄積層及び第2のバリヤ層と、 一導電型第3の半導体層表面及び一導電型半導体基板裏
    面に形成されたオーミック・コンタクトするドレイン及
    びソース各電極と、 第2のバリヤ層表面にショットキ・コンタクトするゲー
    ト電極とを備えてなることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】少なくとも3元以上の元素からなり且つ正
    四面体の溝の底でキャリヤ親和力が大となるように元素
    の比が変わる材料を用いることに依って3次元的にキャ
    リヤを閉じ込める量子ドットに於ける準位を量子井戸の
    準位よりも下に生成させたキャリヤ蓄積層と、 正四面体の溝の底でチャネル層からキャリヤ蓄積層にキ
    ャリヤがトンネリングできない程度に厚く且つ正四面体
    の溝を画成する三つの面でチャネル層からキャリヤ蓄積
    層にキャリヤがトンネリングできる程度に薄く構成され
    た第1のバリヤ層とを備え、 キャリヤ蓄積層に於いては、ゲート電極に電圧を印加し
    ない状態で量子ドットの準位にキャリヤが存在する状態
    と存在しない状態の二つの状態を実現する為にゲート電
    極に電圧を印加しない状態で量子井戸に於ける基底準位
    をフェルミ準位に比較して高くなる厚さ及び元素組成比
    が選択されてなることを特徴とする請求項1記載の半導
    体記憶装置。
  3. 【請求項3】少なくとも3元以上の元素からなり且つ正
    四面体の溝の底でキャリヤ親和力が大となるように元素
    の比が変わる材料を用いることに依って3次元的にキャ
    リヤを閉じ込める量子ドットに於ける準位を量子井戸の
    準位よりも下に生成させたキャリヤ蓄積層と、 キャリヤ蓄積層と同じ材料を用いたチャネル層と、 キャリヤ蓄積層とチャネル層との間に介挿され正四面体
    の溝の底で量子ドットの準位間でキャリヤがトンネリン
    グ可能であり且つ正四面体の溝を画成する三つの面で量
    子井戸の準位間でトンネリング可能であり且つ量子井戸
    及び量子ドットの準位間では何れの箇所でもキャリヤ蓄
    積層とチャネル層との間でトンネリング不可能である厚
    さに形成した第1のバリヤ層とを備え、 キャリヤ蓄積層及びチャネル層に於いては、ゲート電極
    に電圧を印加しない状態でキャリヤ蓄積層中の量子井戸
    の基底準位がフェルミ準位に比較して高く、キャリヤ蓄
    積層中の量子ドットの準位がチャネル層中の量子ドット
    の準位に比較して低く且つそのエネルギ差がゲート電極
    に電圧を印加しない状態でエネルギ緩和の散乱に寄与す
    るフォノンのエネルギに比較して小さくなるか或いは大
    きくなる厚さ及び元素組成比が選択されてなることを特
    徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001119012A (ja) * 1999-10-15 2001-04-27 Fujitsu Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2002141548A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Fujitsu Ltd 量子半導体装置、波長多重化光信号受信装置、光メモリ装置
JP2010003416A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Japan Science & Technology Agency 撮像管

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