JP2006190810A - 半導体メモリ素子およびその製造方法 - Google Patents

半導体メモリ素子およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 半導体メモリ素子の構造およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 半導体基板21上に形成されたゲート積層物26と、前記半導体基板上におけるゲート積層物の下部に導電性不純物が注入されて形成され、チャンネル領域を介在して所定間隔離隔された第1および第2不純物領域27a,27bと、第1または第2不純物領域の側部の前記半導体基板上に形成されたコンタクト層34と、を含む半導体メモリ素子である。
【選択図】 図2

Description

本発明は半導体メモリ素子に係り、より詳細にはメモリ素子の動作スピードを向上させるために、その構造を改善した半導体メモリ素子の構造およびその製造方法に関する。
半導体メモリ素子のデータ保存容量は、単位面積当りメモリセルの数を示す集積度により左右される。一般的に、半導体メモリ素子は、回路的に連結された多数のメモリセルを含む。例えば、DRAMの場合、通常1つのメモリセルは、1つのトランジスタと1つのキャパシタより構成される。
消費電力が低く、高速で作動する高密度集積回路についての研究が進むにつれて、次世代半導体素子としてSOI(silicon on insulator)基板を用いた技術が開発されている。この次世代半導体素子は、比較的簡単な工程で製作が可能であるだけでなく、単位素子のアイソレーションによって、NMOSまたはCMOSの分離間隔を狭めて、半導体メモリ素子の高密度化が可能である。SOI基板は100nm以下の半導体メモリ素子の形成に多用されている。
SONOS(silicon-oxide-nitride-oxide-silicon)メモリ素子も新たに登場した半導体メモリ素子の1つである。このようなSOI基板上に形成された従来の技術によるSONOSメモリ素子の構造を図1Aに示す。
図1Aを参照して説明すると、SOI基板11上にゲート積層物16のトンネリング酸化層12、誘電体層13、ブロッキング酸化層14およびゲート電極層15が順次に形成されている。以下、トンネリング酸化層12、誘電体層13およびブロッキング酸化層14をONO層12、13、14という。SOI基板11は、Si層11a、酸化層11bおよびSiバルク層11cが順次に形成された構造を有している。ここで、Siバルク層11cの表面には、Siバルク層11cと反対極性にドーピングされたソース17aおよびドレイン17bが形成されている。
ゲート積層物16の幅が100nm以下であるメモリ素子の場合、主にSOI基板を使用して製造されるが、SOI基板の構造上Siバルク層11cが酸化層11b上にフローティングされるので、Siバルク層11cの電位が一定に保持されない。そのため、SOI基板上のSONOSメモリ素子の情報記録/消去速度が、Si基板上のSONOSメモリ素子に比べて遅くなるという問題がある。
さらに、SOI基板を使用するSONOSメモリ素子において記録データを消去する際、ゲート電極層15とSiバルク層11cがキャパシタにカップリングされているので、Siバルク層11cの電位が、印加されるゲート電極層15の負電位よりも小さくなる。その結果、記録データの消去速度がより遅くなるという問題がある。
図1Bは、従来のSOI基板上に形成されたSONOSメモリ素子の情報の記録および消去スピードを測定した結果を示すグラフである。図1Cは、従来のSi基板上に形成されたSONOSメモリ素子の情報の記録および消去スピードを示すグラフである。同一条件での比較のため、ゲート積層物のONO構造のトンネリング酸化層、窒化層およびブロッキング酸化層のそれぞれの厚さを20Å(2nm)、60Å(6nm)および45Å(4.5nm)とした。Si基板上にSONOSメモリ素子を形成した例を示す図1Cの場合、SOI基板11上にSONOSメモリ素子を形成した例を示す図1Bの場合に比べて、情報の記録および消去スピードが顕著に低下することが分かる。
すなわち、経時的なスレショルド電圧Vthの減少量を比較すると、Si基板上に形成されたSONOSメモリ素子のスレショルド電圧減少量(図1C)は、SOI基板上に形成されたSONOSメモリ素子のスレショルド電圧減少量(図1B)よりも顕著になる。その理由は、SOI基板の構造上、Siバルク層11cが酸化層11b上にフローティングされているので、別途の電圧を印加できないからである。
したがって、ゲート電極層15とSiバルク層11cとの電圧差を利用するFNトンネル方式の場合、記録データの消去速度が遅くなる。また、データ記録速度を向上させるために、Siバルク層11cに電圧を印加する方法を適用することも不可能である。
SOI基板上に多数のSONOSメモリ素子を配置したアレイ形態のSONOSメモリ素子アレイの場合、Siバルク層11cの電位が相異なるために、各メモリ素子間の動作速度に少しずつ差が出ることによりメモリ素子が不安定になるという問題がある。すなわち、SOI基板を使用する多数のメモリ素子において、バルクSi層それぞれの電位が一定していないという問題点がある。
本発明は、前述した問題点を解決するためのものであって、半導体メモリ素子の構造を改善し、SOI基板を使用するメモリ素子の動作スピードを改善した半導体メモリ素子およびその製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明では、半導体メモリ素子において、半導体基板上に形成されたゲート積層物と、前記半導体基板上における前記ゲート積層物の下部に導電性不純物が注入されて形成され、チャンネル領域を介在して所定間隔離隔された第1および第2不純物領域と、前記第1または第2不純物領域の側部の前記半導体基板上に形成されたコンタクト層と、を含む半導体メモリ素子を提供する。
前記ゲート積層物は、順次に積層されたトンネリング酸化層、誘電体層、ブロッキング酸化層およびゲート電極層を含むことを特徴とする。
前記半導体基板は、順次に積層されたSi層、酸化物層およびSiバルク層を含むことを特徴とする。
また、前記第1または第2不純物領域と前記コンタクト層との間に形成された絶縁層をさらに含むことを特徴とする。
前記トンネリング酸化層および前記ブロッキング酸化層は、SiO2、HfON、Al23、TaO2、TiO2またはHigh−kのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする。
さらに、前記誘電体層は、Si34を含む窒化膜またはSi−dotのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする。
また、本発明では、半導体メモリ素子の製造方法において、(a)半導体基板上にトレンチを形成し、前記トレンチ内に絶縁体を堆積させる段階と、(b)前記半導体基板上のトレンチの形成されていない部位に、ゲート積層物を形成させ、前記ゲート積層物の下部の基板表面に導電性不純物を注入する段階と、(c)前記半導体基板の前記ゲート積層物が形成されていない部位に、コンタクト層を形成させる段階と、を含む半導体メモリ素子の製造方法を提供する。
前記(a)段階は、前記半導体基板上に窒化膜を堆積させる段階と、前記半導体基板の一部をエッチングしてトレンチを形成する段階と、前記トレンチ内に絶縁層を堆積させた後、前記窒化膜を除去する段階と、を含むことを特徴とする。
また、前記(b)段階は、前記半導体基板の前記トレンチの形成されていない部位にゲート形成物を堆積させ、両側部をエッチングしてゲート積層物を形成する段階と、前記ゲート積層物の両側部の前記半導体基板の表面に導電性不純物をドーピングして、第1不純物領域および第2不純物領域を形成する段階と、を含むことを特徴とする。
また、前記第1および第2不純物領域を形成する段階は、前記ゲート積層物の両側部の前記半導体基板の表面に低濃度の不純物をドーピングする段階と、前記ゲート積層物の両側側面にサイドウォールを形成させる段階と、前記ゲート積層物の両側部の前記半導体基板の表面に高濃度の不純物をドーピングして第1および第2不純物領域を形成させる段階と、を含むことを特徴とする。
前記ゲート積層物は、酸化物、誘電物質、酸化物および電極物質を順次に堆積させ、両側部をエッチングして形成させることを特徴とする。
また、前記(c)段階は、前記半導体基板の表面で、前記ゲート積層物の形成されていない前記トレンチ領域の部位に導電性不純物をドーピングしてコンタクト層を形成させることを特徴とする。
本発明によれば、半導体メモリ素子の基板の一部に、基板の電位を一定に保持させるためのコンタクト層を具備することによって、信頼性の高いデータの記録/消去と高速の動作速度を得ることができる。このような構造をメモリ素子アレイに適用すると、SOI基板のSiバルク層には一定で適切な電位を印加することが可能となり、安定した特性を有するメモリ素子アレイを実現することができる。
以下、図面を参照して本発明による半導体メモリ素子およびその製造方法について詳細に説明する。
図2は、本発明による半導体メモリ素子を示す図面である。図2を参照して説明すると、SOI基板21上にゲート積層物26のトンネリング酸化層22、誘電体層23、ブロッキング酸化層24およびゲート電極層25が順次に形成されている。SOI基板21は、Si下部層21a、酸化層21bおよびSiバルク層21cが順次に積層された構造を有している。ここで、Siバルク層21cの表面には、Siバルク層21cと反対極性にドーピングされた不純物領域の第1不純物領域であるソース27aと、第2不純物領域であるドレイン27bが形成されている。そして、ゲート積層物26の両側には製造工程中に形成されたサイドウォール28が形成されている。Siバルク層21cの一部には、選択エッチングの後に形成された酸化層33が形成されている。そして、その側部にはSiバルク層21cの電位を一定に保たせるためのコンタクト層34が備えられている。
ここで、トンネリング酸化層22およびブロッキング酸化層24は、SiO2、HfON、Al23、TaO2、TiO2またはHigh−k物質のうち少なくとも1つの物質を含んで形成することが望ましい。そして、誘電体層23は、Si34のような窒化膜およびSi−dotなどを含んで形成され、一般的に使われる誘電物質であれば、特に制限されずに使用することができる。ゲート積層物26に適正電圧(Vth:スレショルド電圧)が印加されてトンネリング酸化層22を通過した電子は誘電体層23にトラップされる。このように電子が誘電体層23にトラップされた場合とその反対の場合とを各々1と0とに対応させ、データを保存/消去する。すなわち、本発明の半導体メモリ素子はトランジスタ形態の素子になるが、データ保存機能を共に有しているので、これを多機能素子としてデータ保存型またはメモリ型トランジスタと称することができる。
以下、図面を参照して、本発明による半導体メモリ素子の製造方法についてさらに詳細に説明する。図3Aないし図3Hは、本発明による半導体メモリ素子の製造順序を順次に示す図面である。
図3Aを参照して説明すると、Si下部層21a、酸化層21bおよびSiバルク層21cが順次に積層されたSOI基板21が備えられる。このようなSOI基板21は、従来のSOI基板と同一である。SOI基板21上にトレンチを形成させるためにSTI(shallow tranch isolation)工程を実施する。このために、まずSiバルク層21cの上面に亘ってSi34を含む窒化膜31を堆積させる。
次いで、図3Bに示したように、SOI基板21のSiバルク層21cの一側面を部分的にSTI工程技術を用いてエッチングすることによってトレンチ32を形成する。トレンチ32の深さは、酸化層21bの表面が現れないように、その深さを調節してエッチングする。このようなトレンチ32を形成する理由は、Siバルク層21cの一定の部分にのみ電流を流すためである。
次いで、図3Cに示したように、Siバルク層21cに形成されたトレンチ32の領域に対して、部分的に酸化物などの絶縁物質を堆積させて絶縁膜33を形成する。トレンチ32に堆積する絶縁物質の堆積量は、トレンチ32を充填する程度の量である。そして、図3Dに示したように、SOI基板21のSiバルク層21c上に形成された窒化膜31を除去してSiバルク層21cの表面を露出させる。
次いで、図3Dに示したように、SOI基板21上にメモリ素子のゲート積層物26のトンネリング酸化層22、窒化層23、ブロッキング酸化層24およびゲート電極層25を順次に積層する。ゲート積層物26のトンネリング酸化層22、窒化層23、ブロッキング酸化層24やゲート電極層25は、公知の材料および方法によって形成することが可能であり、前記した例に限定されるものではない。ここで、トンネリング酸化層22およびブロッキング酸化層24は、SiO2、HfON、Al23、TaO2、TiO2またはHigh−k物質のうち少なくとも1つの物質を含んで形成することが望ましい。窒化層23は、Si34、Si−dotなどを含んで形成することができる。
そして、ゲート積層物26の両側部をエッチングにより除去し、図3Dに示したような形状にする。この際、ゲート積層物26の幅は所望の形の大きさにエッチングを行い、通常100nm以下にする。
次いで、図3Eに示したように、ゲート積層物26の両側のSiバルク層21cの表面に対して、不純物領域、すなわちソースおよびドレインを形成させるために、低濃度のドーパントをドーピングする。
ゲート積層物26の幅が狭いので、ソース27aとドレイン27bとの間でゲート積層物26の下部に位置するチャンネル領域までドーパントが広がり、ソース27aとドレイン27bが相互に付着されることがある。このような現象を防止するために、最初に低濃度のドーパントでドーピングして、上記の現象が発生しないことを確認した後、所望濃度のドーパントをドーピングして、ソース27aおよびドレイン27bを形成する。
低濃度のドーパントをドーピングした場合には、図3Fに示したように、ゲート積層物26の両側にサイドウォール28を形成する。そして、再び所望の濃度でソース27aおよびドレイン27b領域にドーパントをドーピングする。この場合、ドーパントは、ソース27aおよびドレイン27bがSiバルク層21cの極性と反対となるようにドーパントの種類および濃度を適切に調節する。ドーパントを注入してソース27aおよびドレイン27bを形成させる場合、絶縁層33を除いた領域に対してドーピングする。
次いで、図3Gに示したように、絶縁層33を基準にゲート積層物26が形成されていない他側部に対して、コンタクト層34を形成するためのドーピング工程を実施する。この時、ソース27aおよびドレイン27bの極性と反対となり、Siバルク層21cと同じ極性になるようにドーパントを選択してドーピングする。この場合のドーピング濃度は、Siバルク層21cよりは相対的に高い濃度でドーピングすることが望ましい。以上で本発明による半導体メモリ素子を完成させることができる。本発明による半導体メモリ素子の断面形状は、図2および図3Hに示した通りである。
本発明による半導体メモリ素子の特性を従来の技術による半導体メモリ素子と比較するために経時的なスレショルド電圧に関するデータを測定し、これを図4Aのグラフで示した。各メモリ素子においては、ゲート積層物であるONO膜のトンネリング酸化層、誘電膜およびゲート酸化層の厚さは、図1Bおよび図1Cのように各々20Å(2nm)、60Å(6nm)および45Å(4.5nm)の厚さに製造した。
図4Aを参照して説明すると、Siバルク層21cの電位状態をグラウンドに設定(Vb=0V)した場合に経時的なスレショルド電圧Vthの減少量がフローティングされた状態のSONOSメモリ素子に比べてさらに大きいことが分かる。このような結果は、本発明によるメモリ素子の場合、データ除去時間がさらに短くなることを意味する。
したがって、従来技術によるSOI基板上に形成させたSONOSメモリ素子のSiバルク層の電位を固定させていない場合に比べて、本発明のコンタクト層34によりSiバルク層11cの電位を固定させた場合、情報の消去速度が大きく向上することが確認できた。
さらに、図4Bでは本発明による半導体メモリ素子のゲート積層物に対して電位を印加して(Vg=−8V)、不純物領域であるドレインに電位を印加した状態(Vd=4V)でSiバルク層に電位Vbを0Vないし3Vの間で印加した状態で経時的なスレショルド電圧の変化を測定した。図4Bに示したように、経時的なスレショルド電圧の変化値(減少量)で見ると、Siバルク層の電位を一定に保持した方が、そうでない場合に比べてスレショルド電圧の変化量がさらに大きいことが分かる。これは、前記したように情報の消去速度がさらに速いことが分かる。
前述したようなコンタクト層34を採用した半導体メモリ素子をアレイ形態に形成させた場合には、半導体メモリアレイの作動時、Siバルク層21cの電位を一定に保持できるので、全体的な半導体メモリ素子の安定性および動作速度を向上させることができる。
前述した実施形態では多くの事項が具体的に記載されているが、これらは発明の範囲を限定するものではなく、望ましい実施例の例示として解釈されねばならない。すなわち、このようなコンタクト層はSONOSメモリ素子だけでなく、トランジスタ構造を有する多様な半導体素子の構造に採用できる。また、本発明のコンタクト層は実施例に示したようにソースおよびドレイン側部に形成させても、ゲートの後方に形成させても良い。すなわち、コンタクト層はバルクSi層の電位を固定させるためのものであって、その位置は、必ずしもソースまたはドレインの側部に固定させるものではない。したがって、本発明の範囲は前述した実施形態によって決められるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想によってのみ定められるものである。
本発明によれば、半導体メモリ素子の基板の一部に、基板の電位を一定に保持させるためのコンタクト層を具備することによって、信頼性の高いデータの記録/消去と高速の動作速度を得ることができるので、半導体メモリ素子の技術分野に有用に適用できる。
従来の技術によるSOI基板上に形成させたSONOSメモリ素子を示す図面である。 従来の技術によるSOI基板上に形成させたSONOSメモリ素子の経時的なスレショルド電圧値を示すグラフである。 従来の技術によるSi基板上に形成させたSONOSメモリ素子の経時的なスレショルド電圧値を示すグラフである。 本発明による半導体メモリ素子の一実施例を示す図面である。 本発明による半導体メモリ素子の製造方法の一工程を示す図面である。 本発明による半導体メモリ素子の製造方法の一工程を示す図面である。 本発明による半導体メモリ素子の製造方法の一工程を示す図面である。 本発明による半導体メモリ素子の製造方法の一工程を示す図面である。 本発明による半導体メモリ素子の製造方法の一工程を示す図面である。 本発明による半導体メモリ素子の製造方法の一工程を示す図面である。 本発明による半導体メモリ素子の製造方法の一工程を示す図面である。 本発明による半導体メモリ素子の製造方法の一工程を示す図面である。 本発明による半導体メモリ素子の経時的なスレショルド電圧値を従来の技術による半導体メモリ素子と比較したところを示すグラフである。 本発明による半導体メモリ素子の経時的なスレショルド電圧値を従来の技術による半導体メモリ素子と比較したところを示すグラフである。
符号の説明
11、21 半導体基板
11a、21a Si層
11b、21b 酸化層
11c、21c Siバルク層
12、22 トンネリング酸化層
13、23 誘電体層
14、24 ブロッキング酸化層
15、25 ゲート電極層
16、26 ゲート積層物
17a、27a 第1不純物領域(ソース)
17b、27b 第2不純物領域(ドレイン)
31 窒化層
32 トレンチ
33 絶縁層
34 コンタクト層

Claims (12)

  1. 半導体メモリ素子において、
    半導体基板上に形成されたゲート積層物と、
    前記半導体基板上における前記ゲート積層物の下部に導電性不純物が注入されて形成され、チャンネル領域を介在して所定間隔離隔された第1および第2不純物領域と、
    前記第1または第2不純物領域の側部の前記半導体基板上に形成されたコンタクト層と、を含むことを特徴とする半導体メモリ素子。
  2. 前記ゲート積層物は、順次に積層されたトンネリング酸化層、誘電体層、ブロッキング酸化層およびゲート電極層を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ素子。
  3. 前記半導体基板は、順次に積層されたSi層、酸化物層およびSiバルク層を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ素子。
  4. 前記第1または第2不純物領域と前記コンタクト層との間に形成された絶縁層をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ素子。
  5. 前記トンネリング酸化層および前記ブロッキング酸化層は、SiO2、HfON、Al23、TaO2、TiO2またはHigh−kのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2に記載の半導体メモリ素子。
  6. 前記誘電体層は、Si34を含む窒化膜またはSi−dotのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2に記載の半導体メモリ素子。
  7. 半導体メモリ素子の製造方法において、
    (a)半導体基板上にトレンチを形成し、前記トレンチ内に絶縁体を堆積させる段階と、
    (b)前記半導体基板上のトレンチの形成されていない部位に、ゲート積層物を形成させ、前記ゲート積層物の下部の基板表面に導電性不純物を注入する段階と、
    (c)前記半導体基板の前記ゲート積層物が形成されていない部位に、コンタクト層を形成させる段階と、を含むことを特徴とする半導体メモリ素子の製造方法。
  8. 前記(a)段階は、
    前記半導体基板上に窒化膜を堆積させる段階と、
    前記半導体基板の一部をエッチングしてトレンチを形成する段階と、
    前記トレンチ内に絶縁層を堆積させた後、前記窒化膜を除去する段階と、を含むことを特徴とする請求項7に記載の半導体メモリ素子の製造方法。
  9. 前記(b)段階は、
    前記半導体基板の前記トレンチの形成されていない部位にゲート形成物を堆積させ、両側部をエッチングしてゲート積層物を形成する段階と、
    前記ゲート積層物の両側部の前記半導体基板の表面に導電性不純物をドーピングして、第1不純物領域および第2不純物領域を形成する段階と、を含むことを特徴とする請求項7に記載の半導体メモリ素子の製造方法。
  10. 前記第1および第2不純物領域を形成する段階は、
    前記ゲート積層物の両側部の前記半導体基板の表面に低濃度の不純物をドーピングする段階と、
    前記ゲート積層物の両側側面にサイドウォールを形成させる段階と、
    前記ゲート積層物の両側部の前記半導体基板の表面に高濃度の不純物をドーピングして第1および第2不純物領域を形成させる段階と、を含むことを特徴とする請求項9に記載の半導体メモリ素子の製造方法。
  11. 前記ゲート積層物は、酸化物、誘電物質、酸化物および電極物質を順次に堆積させ、両側部をエッチングして形成させることを特徴とする請求項9に記載の半導体メモリ素子の製造方法。
  12. 前記(c)段階は、前記半導体基板の表面で、前記ゲート積層物の形成されていない前記トレンチ領域の部位に導電性不純物をドーピングしてコンタクト層を形成させることを特徴とする請求項7に記載の半導体メモリ素子の製造方法。
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