JPH1114531A - 緊急時の環境影響予測システム - Google Patents
緊急時の環境影響予測システムInfo
- Publication number
- JPH1114531A JPH1114531A JP9165598A JP16559897A JPH1114531A JP H1114531 A JPH1114531 A JP H1114531A JP 9165598 A JP9165598 A JP 9165598A JP 16559897 A JP16559897 A JP 16559897A JP H1114531 A JPH1114531 A JP H1114531A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- abnormality
- environmental
- environmental impact
- environment
- prediction system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Measurement Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】有害物質が環境中に放出された場合に、その影
響を迅速に予測することに課題がある。 【解決手段】大気中の有害物質の濃度を測定・監視する
複数の環境監視装置１により測定されたデータと、通常
時データ記憶装置２に記憶されている通常時データを用
い、異常判定手段３により正常または異常を判定し、異
常の場合には環境影響予測手段４を起動する命令を発
行，送信する。起動命令を受信した環境影響予測手段４
は、自動的に有害物質等の拡散予測を行い、迅速に予測
結果を提供する。
響を迅速に予測することに課題がある。 【解決手段】大気中の有害物質の濃度を測定・監視する
複数の環境監視装置１により測定されたデータと、通常
時データ記憶装置２に記憶されている通常時データを用
い、異常判定手段３により正常または異常を判定し、異
常の場合には環境影響予測手段４を起動する命令を発
行，送信する。起動命令を受信した環境影響予測手段４
は、自動的に有害物質等の拡散予測を行い、迅速に予測
結果を提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は環境影響予測システ
ムに属する技術に関し、特に大気汚染物質や放射性物質
など、人体に対して有害である物質の濃度を監視し、そ
の濃度が正常または異常であることを判定する方法に関
する。
ムに属する技術に関し、特に大気汚染物質や放射性物質
など、人体に対して有害である物質の濃度を監視し、そ
の濃度が正常または異常であることを判定する方法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】化学工場や、原子力発電プラントなどの
施設から放出するおそれのある有害物質が大気中に拡散
する様子を監視または予測し、放出される物質の環境に
対する影響を評価する目的で、環境影響監視，予測装置
が上記工場や発電プラントなどに設けられている。
施設から放出するおそれのある有害物質が大気中に拡散
する様子を監視または予測し、放出される物質の環境に
対する影響を評価する目的で、環境影響監視，予測装置
が上記工場や発電プラントなどに設けられている。
【０００３】その従来例として、特開平2−64437号公
報，特開平4−198797号公報，特開平4−221790号公報に
て開示されたものが挙げられる。
報，特開平4−198797号公報，特開平4−221790号公報に
て開示されたものが挙げられる。
【０００４】この環境影響予測システムは、施設内に設
けられた環境監視装置により、大気中の有害物質の濃度
を測定し、異常値が測定され、事故が確認された場合に
監視員により起動されている。
けられた環境監視装置により、大気中の有害物質の濃度
を測定し、異常値が測定され、事故が確認された場合に
監視員により起動されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記環境影響予測シス
テムは、発電所や工場で事故が起きた場合、事故の発生
を確認した後に監視員により、緊急時の予測システムを
稼働していた。しかし、発電所や工場等の施設内の異常
を検出する監視装置の作動から事故と判断するまでに時
間的な遅れが生じたり、監視装置が示す異常を監視員が
見落とすことも考えられ、事故による汚染物質の環境へ
の影響に関する報告が遅れることも生じる可能性があっ
た。
テムは、発電所や工場で事故が起きた場合、事故の発生
を確認した後に監視員により、緊急時の予測システムを
稼働していた。しかし、発電所や工場等の施設内の異常
を検出する監視装置の作動から事故と判断するまでに時
間的な遅れが生じたり、監視装置が示す異常を監視員が
見落とすことも考えられ、事故による汚染物質の環境へ
の影響に関する報告が遅れることも生じる可能性があっ
た。
【０００６】従って、本発明の目的は、環境影響予測シ
ステムにより、迅速に予測及びその結果を提供すること
にある。
ステムにより、迅速に予測及びその結果を提供すること
にある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の環境影響予測シ
ステムは、施設内での異常を検知するための監視装置
と、監視装置から送信されてくるデータと通常時のデー
タとの比較を行い、異常かどうかを判定し、異常と判定
された場合に、環境影響予測システムを稼働させる信号
を発生する手段と、環境影響の予測を行う計算手段と、
予測結果を表示し、送信する装置とを備えている。
ステムは、施設内での異常を検知するための監視装置
と、監視装置から送信されてくるデータと通常時のデー
タとの比較を行い、異常かどうかを判定し、異常と判定
された場合に、環境影響予測システムを稼働させる信号
を発生する手段と、環境影響の予測を行う計算手段と、
予測結果を表示し、送信する装置とを備えている。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１に本発明の実施例を示す。こ
の環境影響予測システムでは、大気中の有害物質の濃度
を測定・監視する複数の環境監視装置１を施設内に配置
されている。環境監視装置１により、発電所や工場など
の施設内における、雰囲気中の有害物質の濃度を一定時
間間隔ごとに測定する。測定された濃度は通信回線を通
して、通常時の濃度値を記憶しておく通常時データ記憶
装置２，異常判定手段３、及び環境影響予測手段４を備
えたコンピュータ５に送信される。
の環境影響予測システムでは、大気中の有害物質の濃度
を測定・監視する複数の環境監視装置１を施設内に配置
されている。環境監視装置１により、発電所や工場など
の施設内における、雰囲気中の有害物質の濃度を一定時
間間隔ごとに測定する。測定された濃度は通信回線を通
して、通常時の濃度値を記憶しておく通常時データ記憶
装置２，異常判定手段３、及び環境影響予測手段４を備
えたコンピュータ５に送信される。
【０００９】異常判定手段３は送信された濃度値とデー
タベース２に記憶されている値を用いて、通常時または
異常時の判定を行う。異常判定手段３は、異常時と判定
した際、環境影響予測手段４を起動する命令を発行，送
信する。起動命令を受信した環境影響予測手段４は、自
動的に有害物質等の拡散予測を行う。予測結果はコンピ
ュータ５に接続された表示装置６上に表示される。
タベース２に記憶されている値を用いて、通常時または
異常時の判定を行う。異常判定手段３は、異常時と判定
した際、環境影響予測手段４を起動する命令を発行，送
信する。起動命令を受信した環境影響予測手段４は、自
動的に有害物質等の拡散予測を行う。予測結果はコンピ
ュータ５に接続された表示装置６上に表示される。
【００１０】図２に異常判定手段３のフローチャートを
示す。異常判定手段３は通常時データ記憶装置２に記憶
されている通常時データＡを読み込む（１１）。次に、
施設内に設置されている全ての環境監視装置１のデータ
が入力されたかどうかを判定する（１２）。Ｎｏの場合
には、Ｎ番目の環境監視装置からのデータＢの読み込み
を行う（１３）。（１１）及び（１３）において読み込
んだデータＡ，Ｂを用いてＸ＝Ｂ−Ａの演算を行う（１
４）。Ｘの値が２Ａを越えるかどうかの判定を行う（１
５）。越えていない場合には（１２）に戻り、越えてい
る場合にはＮ番目の環境監視装置１からのデータは異常
値であると判定する（１６）。
示す。異常判定手段３は通常時データ記憶装置２に記憶
されている通常時データＡを読み込む（１１）。次に、
施設内に設置されている全ての環境監視装置１のデータ
が入力されたかどうかを判定する（１２）。Ｎｏの場合
には、Ｎ番目の環境監視装置からのデータＢの読み込み
を行う（１３）。（１１）及び（１３）において読み込
んだデータＡ，Ｂを用いてＸ＝Ｂ−Ａの演算を行う（１
４）。Ｘの値が２Ａを越えるかどうかの判定を行う（１
５）。越えていない場合には（１２）に戻り、越えてい
る場合にはＮ番目の環境監視装置１からのデータは異常
値であると判定する（１６）。
【００１１】次に、異常値と判定された環境監視装置１
の総数が３個以上であるかどうかの判定を行う（１
７）。３個以上の場合には環境影響予測手段４を起動す
る命令を発信し（１８）、処理を終了する。また、３個
未満の場合には（１２）に戻る。（１２）の処理におい
て、全ての環境監視装置１のデータが既に読み込まれて
いる場合、異常と判定された環境監視装置１の数が１個
以上３個未満であるかどうかの判定が行われる（１
９）。１個以上３個未満の場合、異常と判定された環境
監視装置の番号を表示６上に表示し、監視員に知らせ、
処理を終了する（２０）。該当しない場合にはそのまま
処理を終了する。
の総数が３個以上であるかどうかの判定を行う（１
７）。３個以上の場合には環境影響予測手段４を起動す
る命令を発信し（１８）、処理を終了する。また、３個
未満の場合には（１２）に戻る。（１２）の処理におい
て、全ての環境監視装置１のデータが既に読み込まれて
いる場合、異常と判定された環境監視装置１の数が１個
以上３個未満であるかどうかの判定が行われる（１
９）。１個以上３個未満の場合、異常と判定された環境
監視装置の番号を表示６上に表示し、監視員に知らせ、
処理を終了する（２０）。該当しない場合にはそのまま
処理を終了する。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、環境監視装置から送信
されるデータを読み込み、異常時の場合に環境影響予測
手段を起動する段階まで、完全に自動化され、環境影響
予測結果を迅速に提供できる。
されるデータを読み込み、異常時の場合に環境影響予測
手段を起動する段階まで、完全に自動化され、環境影響
予測結果を迅速に提供できる。
【図１】本発明の実施例のブロック図。
【図２】本発明における異常判定手段のフローチャー
ト。
ト。
１…環境監視装置、２…データベース、３…異常判定手
段、４…環境影響予測手段、５…コンピュータ、６…表
示装置。
段、４…環境影響予測手段、５…コンピュータ、６…表
示装置。
Claims (3)
- 【請求項１】環境中の有害物質の濃度を監視・測定する
複数の環境監視装置と、該環境監視装置により測定され
たデータを基に、環境中に放出された有害物質の拡散を
評価し、環境に対する影響を予測する環境影響予測手段
と、該環境影響予測手段により予測された結果を表示す
る表示装置とを備えた環境影響予測システムにおいて、
前記環境監視装置において測定されたデータを通常時の
データと比較し、正常時または異常時の判定を行う異常
判定手段を設けたことを特徴とする緊急時の環境影響予
測システム。 - 【請求項２】前記異常判定手段において、前記環境監視
装置において測定されたデータと通常時のデータとの差
を取り、その値が通常時のデータに対し２倍を越えてい
る場合に異常時と判定する異常判定手段を設けたことを
特徴とする請求項１記載の緊急時の環境影響予測システ
ム。 - 【請求項３】前記異常判定手段において、少なくとも２
個以上の前記環境監視装置において異常と判定された場
合に異常時と判定する異常判定手段を設けたことを特徴
とする環境影響予測システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9165598A JPH1114531A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 緊急時の環境影響予測システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9165598A JPH1114531A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 緊急時の環境影響予測システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1114531A true JPH1114531A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15815400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9165598A Pending JPH1114531A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | 緊急時の環境影響予測システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1114531A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002022641A (ja) * | 2000-05-23 | 2002-01-23 | Wyatt Technol Corp | エアロゾル障害の特徴付けおよび早期警告ネットワーク、ならびに指定される物理的領域に迫るエアロゾル脅威の早期警告を与えるための方法 |
| JP2002207001A (ja) * | 2001-01-11 | 2002-07-26 | Nikkiso Co Ltd | 多点粒度分布測定システム |
| JP2011180057A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 空間内放射線量測定システム |
| CN103968880A (zh) * | 2014-05-06 | 2014-08-06 | 胡妍 | 一种供电系统区域环保监测系统 |
-
1997
- 1997-06-23 JP JP9165598A patent/JPH1114531A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002022641A (ja) * | 2000-05-23 | 2002-01-23 | Wyatt Technol Corp | エアロゾル障害の特徴付けおよび早期警告ネットワーク、ならびに指定される物理的領域に迫るエアロゾル脅威の早期警告を与えるための方法 |
| JP2002207001A (ja) * | 2001-01-11 | 2002-07-26 | Nikkiso Co Ltd | 多点粒度分布測定システム |
| JP2011180057A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 空間内放射線量測定システム |
| CN103968880A (zh) * | 2014-05-06 | 2014-08-06 | 胡妍 | 一种供电系统区域环保监测系统 |
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