JP2002228753A - 放射性物質拡散予測システム - Google Patents

放射性物質拡散予測システム

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JP2002228753A JP2001020964A JP2001020964A JP2002228753A JP 2002228753 A JP2002228753 A JP 2002228753A JP 2001020964 A JP2001020964 A JP 2001020964A JP 2001020964 A JP2001020964 A JP 2001020964A JP 2002228753 A JP2002228753 A JP 2002228753A
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Yuji Hoshino
雄司 星野
Takehiro Higuchi
武弘 樋口
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MITSUTAKE SERVICE KK
NEC Aerospace Systems Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射性物質取扱施設等から漏れる放射線を監
視することで、放射性物質の拡散を予測し、住民に警報
を発することができる、放射性物質拡散予測システムを
提供する 【解決手段】 放射線センサ12、雨量計13、風向・
風速計14を有するモニタリングポストを互いに距離を
置いて複数配置し、これらに接続された監視部におい
て、モニタリングポストから送られてくる観測データに
基づいて放射線の強度分布を求め、現状を把握するとと
もに今後の拡散状況を予測する。予測結果は、各地に設
置された警報装置へ送られ、警報装置は、警報を発す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射性物質拡散予
測システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、放射線強度を測定する機器
(センサ)はよく知られている。そして、原子力発電所
を始めとする放射線取扱施設では、放射線あるいは放射
性物質が外部へ漏出すること(又は放出されること)は
絶対にないという前提の下、所定方向に向けて設置され
た複数の放射線センサを用いて、放射線が所定値を超え
たか否かを監視するシステムが利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】放射線取扱施設が、如
何に安全に設計されていようとも、それを取り扱うのが
人間である以上、そこから放射線や放射性物質が絶対に
漏れることはないという保証はない。また、放射線は、
目に見えず臭いもないことから、一般の人がそれを認識
することは事実上不可能である。そして、放射線や放射
性物質が放射線取扱施設から漏れ出た場合には、環境汚
染のみならず、非常に大きな人的被害をもたらすことは
必至である。
【0004】そこで、本発明は、放射線を監視すること
で、実時間で放射性物質の拡散状況を把握するととも
に、その後の放射性物質の拡散状況を予測し、住民に警
報を発することができる、放射性物質拡散予測システム
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、所定の
エリア内に配列設置され、各設置地点における放射線の
量を測定して測定データを生成する複数の放射線センサ
と、該複数の放射線センサから送られてくる前記測定デ
ータに基づいて前記エリア内における放射性物質の分布
を求める演算装置とを有し、前記放射線センサが所定の
周期で前記放射線量の測定を行って前記測定データを周
期的に生成して前記演算装置に送り、かつ前記演算装置
が前記測定データを受け取る度にその測定データに基づ
いて前記放射性物質の分布を求めるようにすることで、
前記放射性物質の放出源の位置と当該放射性物質の拡散
状況を実時間で把握できるようにしたことを特徴とする
放射性物質拡散予測システムが得られる。
【0006】また、本発明によれば、前記複数の放射線
センサが配置された地点に、それぞれ、雨量計及び風向
・風速計を設け、これら雨量計及び風向・風量計の測定
結果を前記測定データに加えて前記演算装置に送るよう
にするとともに、前記演算装置が前記測定データが送ら
れてくる度に当該測定データに基づいて当該測定データ
が得られた時刻より予め設定された時間だけ経過した時
点における前記放射性物質の分布を予測するようにした
ことを特徴とする放射性物質拡散予測システムが得られ
る。
【0007】さらに、本発明によれば、前記所定のエリ
アを地図表示する表示器を設け、前記演算装置が求めた
又は予測した前記放射性物質の分布に応じて、防護対応
行動が必要な区域を複数の段階に分けて表示するように
したことを特徴とする放射性物質拡散予測システムが得
られる。
【0008】さらにまた、本発明によれば、疑似データ
を入力するための入力部を設け、前記演算装置が、前記
測定データの代わりに前記入力部より入力された前記模
擬データに基づいて放射性物質の分布を求めることによ
り、前記放射性物質の拡散状況をシミュレーションでき
るようにしたことを特徴とする放射性物質拡散予測シス
テムが得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0010】図1に、本発明の一実施の形態に係る放射
性物質拡散予測システムを示す。このシステムは、図1
に示すように、測定部10、監視部20、及び警報部3
0からなる。
【0011】測定部10は、複数のモニタリングポスト
11からなる。モニタリングポスト11は、それぞれ、
放射線強度を測定するための放射線センサ12、雨量を
測定するための雨量計13、風向及び風速を測定するた
めの風向・風速計14、各部を制御するとともに測定結
果を記憶するデータロガー15、及び監視部20との間
でデータ等の送受信を行うための伝送装置16とを有し
ている。この測定部10のモニタリングポスト11は、
この放射性物質拡散予測システムを、原子力発電所等の
放射線取扱施設からの放射線や放射性物質の漏れ(放
射)を監視するために用いる場合には、例えば、図2に
示すように、放射線取扱施設を中心とする所定半径のエ
リア内に放射状に配置(配列設置)される(図2におい
て、□は、放射線取扱施設を、●は、モニタリングポス
トを示す)。また、モニタリングポスト11は、この放
射性物質拡散予測システムを放射性燃料や放射性廃棄物
の運搬、あるいは原子力を動力源とする移動体を監視す
るために用いる場合には、例えば、所定のエリア内に格
子状に配置される。各モニタリングポスト11の数、及
びこれら相互間の距離は、監視対象の規模等に応じて適
宜決定される。なお、モニタリングポストは、必ずしも
規則的に配置されている必要はない。
【0012】監視部20は、測定部10及び警報部30
の各々に対してデータ等の送受信を行うための伝送装置
21、各モニタリングポスト11から送られてくる測定
データを蓄積するためのデータベースサーバ22、警報
部30へ情報を配信するための情報配信サーバ23、図
示しない他のコンピュータ等に情報を配信するためのネ
ットワークサーバ24、各種設定を行うとともに、測定
部10からの測定データに基いて放射性物質の分布を求
めかつ所定時間後の拡散状況を予測する制御端末(演算
装置)25、及び制御端末25が求めた放射性物質の分
布及び予測した結果を選択的にあるいは同時に表示する
ための大型表示器26とを有している。この監視部は、
監視対象から放射線あるいは放射性物質が漏れた場合で
あっても、これらの影響を受けない場所に設置されるこ
とが望ましい。
【0013】警報部30は、複数の警報装置31を有し
ている。各警報装置31は、監視部20との間でデータ
等の送受信を行うための伝送装置32と、主として文字
情報を表示するための情報表示器33と、異常発生を色
(光)で知らせる警報信号灯(青又は緑色灯と赤色灯)
34と、異常発生を音で知らせる図示しないスピーカと
を備えている。警報装置31は、上記モニタリングポス
ト11の設置位置とは無関係にその設置位置が決定され
る。即ち、警報装置31は、できるだけ多くの人に情報
を提供することできるように、その位置や、数が決定さ
れる。例えば、警報装置31は、人通りの多い通りに設
置された交通信号機の支柱等に取り付けられる。
【0014】次に、この放射性物質拡散予測システムの
動作について説明する。
【0015】まず、使用者は、予め制御端末25の入力
部(図示せず)から、各種設定情報の入力を行う。設定
情報には、放射性センサ12、雨量計13及び風向・風
速計14の測定実行周期、伝送装置16から監視部20
への測定データの伝送周期又は伝送開始条件、拡散予測
の開始条件、警報発令条件等が含まれる。端末装置25
に入力された設定情報のうち、測定部の制御に関する情
報は、伝送装置21及び16を介して各モニタリングポ
スト10へ送られる。また、警報部30から警報を発す
るために利用される情報は、情報配信サーバ23に蓄積
される。
【0016】測定部10の各モニタリングポスト10で
は、データロガー15が、監視部20より送られてきた
設定情報に従い、放射線センサ12、雨量計13、及び
風向・風速計14を制御する。
【0017】放射線センサ12は、データロガー15の
制御に基づき、設定周期で放射線強度の測定を繰り返
す。この放射線センサ12は、非常に短い周期、つま
り、実質的に常時放射線強度を監視することが望まし
い。
【0018】雨量計13及び風向・風速計14も、デー
タロガー15の制御に基づいて、設定された周期で、そ
れぞれ、単位時間当たりの雨量と、風向及び所定時間に
おける平均風速を、測定する。平常時において、これら
雨量計13及び風向・風速計の測定周期は、放射線セン
サ12の測定周期に比べ非常に長くすることができ、全
く測定を行わないようにしてもよい。但し、放射線セン
サ12が、所定の強度以上の放射線を検出した場合やデ
ータロガー15を介して監視部20からの命令があった
場合には、雨量計13及び風向・風速計は、データロガ
ー15の制御の下、短い周期、例えば5分毎、で測定を
行う。
【0019】放射線センサ12、雨量計13、及び風向
・風速計14からの測定結果は、データロガー15へ送
られる。そして、データロガー15は、放射線センサ1
2、雨量計13、及び風向・風速計14から送られてき
た測定結果を測定データとして伝送装置16を介して監
視部20へ送る。測定データの送信は、平常時には、測
定結果が送られてくる度に行ってもよいし、一定時間毎
に行うようにしてもよい。また、データロガー15は、
放射線センサ12が検出した放射線強度が所定のしきい
値を超えるまでは、観測データの送信を行わないように
してもよい。ただし、放射線センサ12が検出した放射
線強度が、所定のしきい値を超えた場合や監視部20か
らの命令があった場合には、測定結果が送られてくる度
に、監視部20へ測定データを送信するようにしておく
必要がある。
【0020】監視部20では、伝送装置21を介して受
け取った各モニタリングポスト11からの測定データ
を、各モニタリングポスと11の位置情報及び測定日時
情報と関連付けて、データベースサーバ22に蓄積す
る。同時に、制御端末25は、送られてきた測定データ
が、放射線強度が所定のしきい値を超えていないか判断
する。そして、放射線強度が所定のしきい値を超えてい
ることを示す測定データ送られてきたことを検出する
と、放射性物質の拡散予測を、以下のように実施する。
【0021】まず、制御端末25は、全てのモニタリン
グポスト11に対して、しきい値を超える強度の放射線
が検出されたことを通知する。これにより、各モニタリ
ングポスト11では、最短の測定周期で放射量、雨量、
風向及び風速の測定をそれぞれ行ない、その測定結果を
逐次測定データとして周期的に監視部20へと送り出
す。
【0022】次に、制御端末25は、全てのモニタリン
グポスト11から送られてくる観測データに基づいて、
モニタリングポスト11が設置されている各地点におけ
る放射線強度を認識し、放射線強度分布を求める。そし
て、制御端末25は、その画面上に(必要なら大型表示
装置26の画面上にも)モニタリングポスト11が設置
されている地域の地図を表示し、そこに放射線強度分布
(例えば、強度に応じて色を変えて)を重ねて表示する
(現状把握)。この放射線強度分布は、モニタリングポ
スト11から観測データ送られてくる度、更新される。
【0023】さらに、制御端末25は、放射線強度分布
の時間変化から、放射線源を推定する。つまり、制御端
末25は、放射線取扱施設等から放射線が漏れたのか、
放射性物質が漏れたのか、あるいは、運搬中の放射性物
質から放射線が漏れたのか、それとも放射性物質そのも
のが漏れたのか、などを推定する(汚染源の位置及び種
別の特定)。
【0024】そして、制御端末25は、新たな観測デー
タが送られてくる度に、推定した汚染源の位置及び種別
と、放射線強度分布の時間変化と、雨量、風向及び風速
の観測データとに基づいて、所定時間経過後の放射線強
度の変化、即ち放射性物質(放射能)の拡散予測を行
う。この拡散予測は、その実行周期(及び放射線等の観
測周期)を短くすることにより、精度の向上を図ること
ができる。予測結果は、制御端末25の表示器及び大型
表示装置26の画面上に(例えば経過時間毎に色を変え
て)表示される。
【0025】次に、制御端末25は、予測した所定時間
後の拡散状況に基づいて、直ちに避難すべき地域、一定
時間以内に避難が必要になると思われる地域、今後避難
が必要になるかもしれない地域等、各地における放射線
の強度に応じて防護対応行動が必要な区域を複数の段階
(レベル)に分けて決定する。そして、制御端末25
は、その表示器及び大型表示装置26の画面に表示され
た地図上に、防護対応行動が必要な区域をレベル別に表
示する。また、制御端末25は、風向に基づいて、各地
域の人々が避難すべき(安全な)方角あるいは場所を決
定する。そして、これらの地域に設置されている警報装
置31に、それらの避難情報を提供するよう、情報配信
サーバ23に要求する。同時に、制御端末25は、放射
性物質の拡散状況及びその拡散予測に関する情報を、ネ
ットワークサーバ24に蓄積して、例えば、インターネ
ットを介して関係者及び/又は不特定多数の者が情報を
得ることができるようにする。
【0026】情報配信サーバ23は、制御端末25の決
定に従い、伝送装置21を介して警報部30に避難情報
を提供する。警報部30に送られる避難情報は、各地の
危険度とそれに応じた行動指針を全ての警報装置31へ
送信するものでもよいが、警報装置30の設置場所に応
じてその危険度を表示するものであってもよい。例え
ば、直ちに避難すべき地域に設置されている警報装置3
1に対しては避難命令を、一定時間内に避難が必要とな
るであろう地域に設置されている警報装置31に対して
は避難勧告を、今後避難が必要になるかもしれない地域
に設置されている警報装置31に対しては、避難注意
を、それぞれ表示器33に表示させるような情報を送る
ことができる。
【0027】情報配信サーバ23は、また、警報信号灯
34の青色灯又は緑色灯を消灯し、赤色灯を点灯させる
ための信号やサイレンを鳴らすための信号を各警報装置
31に送る。
【0028】伝送装置32を介して、監視部20からの
避難情報を受け取った警報装置31は、受け取った避難
情報に基づいて、避難命令等を表示器33に表示し、警
報信号灯34の赤色灯を点灯させ、また、サイレンを鳴
らす。
【0029】以上のようにして、本実施の形態の放射性
物質拡散予測システムでは、放射性物質の分布が実時間
で把握されるとともにその後の拡散予測が実行され、そ
の予測結果に基づいて、各地に設置された警報装置が警
報を発する。
【0030】なお、上記実施の形態では、制御端末から
予め必要な情報を設定して動作させる場合について説明
したが、これらの設定情報は、随時変更が可能である。
従って、雨量計13や風向・風速計14が間欠動作の休
止中であっても、制御端末25から指令を与えること
で、直ちに現在の雨量、風向及び風速を測定することが
可能である。また、警報装置の表示器に表示される文面
も制御端末にその文面を入力することによって、随時変
更することが可能である。さらに、制御端末の入力部か
ら仮想の汚染源及び汚染規模等の模擬データを入力する
ことにより、放射能漏れが発生した場合の拡散状況をシ
ミュレーションすることも可能である。この場合におい
て、雨量、風向・風速に関するデータは、模擬データを
入力部から入力してもよいし、データベースサーバ22
に蓄積された過去の観測データを利用してもよい。ある
いは、モニタリングポストから送られてくる最新の観測
データを利用するようにしてもよい。これにより、本発
明の放射性物質拡散予測システムを、避難訓練に利用す
ることもできる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、複数のモニタリングポ
ストを所定のエリア内に配列設置して放射線の強度を常
時計測するようにしたことで、原子力関連施設などの放
射性物質取扱施設等から放射線及び放射性物質が漏れ出
た場合に、直ちに汚染状況を把握することができ、避難
などの対策を立てることが容易になる。
【0032】また、本発明によれば、複数の警報装置を
各地に配置したことにより、万が一、放射線や放射性物
質が、放射性物質取扱施設等から漏れ出た場合であって
も、迅速に避難誘導を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る放射性物質拡散予
測システムのブロック図である。
【図2】図1の放射性物質拡散予測システムのモニタリ
ングポストの配置例を示す図である。
【符号の説明】
10 測定部 11 モニタリングポスト 12 放射線センサ 13 雨量計 14 風向・風速計 15 データロガー 16 伝送装置 20 監視部 21 伝送装置 22 データベースサーバ 23 情報配信サーバ 24 ネットワークサーバ 25 制御端末 26 大型表示装置 30 警報部 31 警報装置 32 伝送装置 33 表示器 34 警報信号灯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋口 武弘 東京都中野区東中野四丁目27番25号 三武 サービス株式会社 Fターム(参考) 2G075 AA01 AA17 AA18 BA03 BA16 CA50 DA08 EA01 FA18 FB07 FB09 FC11 FC14 FD01 FD07 GA15 GA21 GA36 2G088 EE08 KK24 MM08 MM09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のエリア内に配列設置され、各設置
    地点における放射線の量を測定して測定データを生成す
    る複数の放射線センサと、該複数の放射線センサから送
    られてくる前記測定データに基づいて前記エリア内にお
    ける放射性物質の分布を求める演算装置とを有し、前記
    放射線センサが所定の周期で前記放射線量の測定を行っ
    て前記測定データを周期的に生成して前記演算装置に送
    り、かつ前記演算装置が前記測定データを受け取る度に
    その測定データに基づいて前記放射性物質の分布を求め
    るようにすることで、前記放射性物質の放出源の位置と
    当該放射性物質の拡散状況を実時間で把握できるように
    したことを特徴とする放射性物質拡散予測システム。
  2. 【請求項2】 前記複数の放射線センサが配置された地
    点に、それぞれ、雨量計及び風向・風速計を設け、これ
    ら雨量計及び風向・風量計の測定結果を前記測定データ
    に加えて前記演算装置に送るようにするとともに、前記
    演算装置が前記測定データが送られてくる度に当該測定
    データに基づいて当該測定データが得られた時刻より予
    め設定された時間だけ経過した時点における前記放射性
    物質の分布を予測するようにしたことを特徴とする請求
    項1の放射性物質拡散予測システム。
  3. 【請求項3】 前記所定のエリアを地図表示する表示器
    を設け、前記演算装置が求めた又は予測した前記放射性
    物質の分布に応じて、防護対応行動が必要な区域を複数
    の段階に分けて表示するようにしたことを特徴とする請
    求項1又は2の放射性物質拡散予測システム。
  4. 【請求項4】 疑似データを入力するための入力部を設
    け、前記演算装置が、前記測定データの代わりに前記入
    力部より入力された前記模擬データに基づいて放射性物
    質の分布を求めることにより、前記放射性物質の拡散状
    況をシミュレーションできるようにしたことを特徴とす
    る請求項2又は3の放射性物質拡散予測システム。
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