JPH11145017A - ウェハ書き込み方法及びウェハ読み取り方法 - Google Patents

ウェハ書き込み方法及びウェハ読み取り方法

Info

Publication number
JPH11145017A
JPH11145017A JP30202897A JP30202897A JPH11145017A JP H11145017 A JPH11145017 A JP H11145017A JP 30202897 A JP30202897 A JP 30202897A JP 30202897 A JP30202897 A JP 30202897A JP H11145017 A JPH11145017 A JP H11145017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
block
wafer
opening
rows
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30202897A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Kobayashi
祥三 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP30202897A priority Critical patent/JPH11145017A/ja
Publication of JPH11145017A publication Critical patent/JPH11145017A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2223/00Details relating to semiconductor or other solid state devices covered by the group H01L23/00
    • H01L2223/544Marks applied to semiconductor devices or parts
    • H01L2223/54413Marks applied to semiconductor devices or parts comprising digital information, e.g. bar codes, data matrix

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェハに情報を簡単に書き込むことができる
ウェハ書き込み方法及び容易に情報を読み取ることがで
きるウェハ読み取り方法を提供する。 【解決手段】 書き込み情報と、ブロック内の各情報開
孔部とを予め関連付けておき、所望の書き込み情報に対
応した情報開孔部に穴を形成し、ブロックの上部で、か
つ、ブロック内の所定数の列に相当するウェハ上100
の位置に位置開孔部1a〜1fを形成してウェハ100
への書き込みを行い、このように書き込んだウェハ10
0に対し、位置開孔部1a〜1fを検出し、位置開孔部
1a〜1fの検出と同じタイミングでブロック7a、7
b内の情報開孔部2a〜2f、3a〜3f、4a〜4f
を検出し、この検出信号によって、ブロック7a、7b
内において穴が形成された情報開孔部を特定し、その結
果に基づいてウェハ100に書き込まれた情報を読み取
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造用ウェハ
に情報を書き込むウェハ書き込み方法及びウェハに書か
れた情報を読み取るウェハ読み取り方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体製造用ウェハには、製品名
や識別番号等の情報の記入が求められており、識別番号
を記入する方法の一例として、特開昭60−21195
7号公報に記載されているように、記入対象物に同一サ
イズで同一形状の複数個の貫通穴を規則的な配列を持っ
て開けられている貫通穴部と、この穴の前記貫通穴を塞
いで固定される栓とを含んで構成し、穴一つが情報1ビ
ットを表すとしたものがある。穴が塞がっている時
“1”、塞がっていない時“0”とし、例えば、穴が六
つ並んでいれば26 =64個の識別番号を表すことがで
きるとしている。また、特開昭58−207621号公
報に記載されているように、上述の貫通穴又は溝などを
ウェハ表面一部に形成するするようにした発明がある。
さらに、製品名や識別番号を示す文字や数字といった図
形を複数のドットでそのままウェハに記入するようにし
たものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
特開昭60−211957号公報に記載された発明は、
識別番号を記入する方法ではあるものの、記入対象物を
ウェハキャリアとしており、また、記入できる情報は数
字のみであった。また、特開昭58−207621号公
報に記載された発明は、ウェハ表面一部に貫通穴等を形
成するものの、この貫通穴によって識別番号を表すとし
たものではない。さらに、文字や数字といった図形を複
数のドットでそのまま記入する方法では、ウェハ読み取
り装置が読み取る際の情報量が多くなり、正確に認識す
ることは難しい等の問題点があった。
【0004】このようなことから、ウェハに情報を簡単
に書き込むことができるウェハ書き込み方法及び容易に
情報を読み取ることができるウェハ読み取り方法の開発
が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の一つの態
様に係るウェハ書き込み方法は、書き込み情報と、所定
数の行及び列からなるブロック内において、行及び列に
よって特定される開孔位置とを予め関連付けておき、所
望の書き込み情報に対応したブロック内の開孔位置に相
当するウェハ上の位置に情報開孔を形成する工程と、ウ
ェハ上に形成された情報開孔に対応したブロックに相当
するウェハ上の領域の上部又は下部であって、ブロック
内の所定数の列に相当するウェハ上の位置に位置開孔を
形成する工程とを有するものである。本発明の一つの態
様に係るウェハ読み取り方法は、上記のウェハ書き込み
方法によってウェハ上に書き込まれた情報を読み取る方
法において、位置検出手段によりウェハ上の位置開孔を
検出する工程と、情報検出手段によりブロック内の行方
向及び列方向の開孔位置に相当するウェハ上の情報開孔
を検出する工程と、位置検出手段の検出信号と情報検出
手段の検出信号とによって、ブロック内における開孔位
置を特定し、その結果に基づいて書き込み情報を認識す
る工程とを有するものである。
【0006】(2)本発明の他の態様に係るウェハ書き
込み方法は、書き込み情報と、任意数の行と所定数の列
からなるブロック内において、行及び列によって特定さ
れる開孔位置とを予め関連付けておき、所望の書き込み
情報に対応したブロック内の開孔位置に相当するウェハ
上の位置に第1の情報開孔を形成する工程と、ブロック
内の開孔位置を除いた他の位置に相当するウェハ上の位
置に、第2の情報開孔を形成する工程とを有し、第1の
情報開孔と第2の情報開孔との大きさを相対的に異なら
せるものである。本発明の他の態様に係るウェハ読み取
り方法は、上記のウェハ書き込み方法によってウェハ上
に書き込まれた情報を読み取る方法において、情報検出
手段によりブロック内の行方向及び列方向の開孔位置に
相当するウェハ上の第1の情報開孔と、第2の情報開孔
とを検出する工程と、情報検出手段の検出信号によって
ブロックの行数を認識する工程と、認識されたブロック
の行数と情報検出手段の検出信号とによってブロック内
における開孔位置を特定し、その結果に基づいて書き込
み情報を認識する工程とを有するものである。
【0007】(1)本発明においては、書き込み情報
と、所定数の行及び列からなるブロック内において、行
及び列によって特定される開孔位置とを予め関連付けて
おき、所望の書き込み情報に対応したブロック内の開孔
位置に相当するウェハ上の位置に情報開孔を形成し、ウ
ェハ上に形成された情報開孔に対応したブロックに相当
するウェハ上の領域の上部又は下部であって、ブロック
内の所定数の列に相当するウェハ上の位置に位置開孔を
形成してウェハに情報が書き込まれる。そして、このよ
うに書き込まれた情報を、位置検出手段によりウェハ上
の位置開孔を検出し、情報検出手段によりブロック内の
行方向及び列方向の開孔位置に相当するウェハ上の情報
開孔を検出し、位置検出手段の検出信号と情報検出手段
の検出信号とによって、ブロック内における開孔位置が
特定され、その結果に基づいてウェハに書き込まれた情
報を読み取る。
【0008】(2)本発明においては、書き込み情報
と、任意数の行と所定数の列からなるブロック内におい
て、行及び列によって特定される開孔位置とを予め関連
付けておき、所望の書き込み情報に対応したブロック内
の開孔位置に相当するウェハ上の位置に第1の情報開孔
を形成し、ブロック内の開孔位置を除いた他の位置に相
当するウェハ上の位置に、第2の情報開孔を形成し、第
1の情報開孔と第2の情報開孔との大きさを相対的に異
ならせてウェハに情報が書き込まれる。そして、このよ
うに書き込まれた情報を、情報検出手段によりブロック
内の行方向及び列方向の開孔位置に相当するウェハ上の
第1の情報開孔と、第2の情報開孔とを検出し、情報検
出手段の検出信号によってブロックの行数を認識し、認
識されたブロックの行数と情報検出手段の検出信号とに
よってブロック内における開孔位置が特定され、その結
果に基づいてウェハに書き込まれた情報を読み取る。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.ウェハに記入する
情報は、“1”と“0”等の2値の信号を2個以上組み
合わせたブロックで表し、1ブロックが1つの情報(例
えば“3”等の数字1つや、“A”等の文字1つ)を表
す。このブロックの内容とブロックの行数及び列数は予
め決めておき、1種類とする。ブロックの内容と1ブロ
ックを構成する縦横の個数は、ここでは、行×列が3×
3の計9個の信号からなるブロックによって、図2に示
すように0〜9までの10個の数字を表すものとする。
1から9までの各数字をブロックで表すには、図2にお
いて表したい数字と、ブロックにおいて対応するところ
を“1”、他を“0”として表し、数字“0”をブロッ
クで表すにはブロック内を全て“0”とする。例えば、
ブロックで“2”を表したい場合には、ブロックにおい
て、図2の“2”と対応する1行2列目を“1”、他を
“0”とし、“5”を表したい場合には、ブロック内の
2行2列目を“1”、他を“0”とする。そして、この
ようにブロックで表された情報を、ブロックの“1”は
ウェハを開孔し、“0”は未開孔(何もせずそのまま)
としてウェハに記入する。なお、1ブロックの開孔数は
1個以下となるようにする。逆に、表したい数字と、ブ
ロックにおいて対応するところを“0”、他を“1”と
して表し、“0”をブロックで表すにはブロック内を全
て“1”とし、ブロックの“0”を開孔するようにして
もよい。
【0010】図1は本実施の形態1の構成を示す図で、
特に、行×列が3×3のブロック2つで情報を記入した
例を示している。矢印Lはウェハの進行方向を示してお
り、ここでは、左方向(矢印L方向)に進行するものと
する。100は半導体製造用ウェハ(以下、ウェハとい
う)で、ウェハ100裏面を示している。1Bはブロッ
クによって情報を記入する情報開孔領域で、ここでは、
3×3のブロック2つで情報を記入するため、情報開孔
部2a〜2c、3a〜3c、4a〜4cからなるブロッ
ク7aと、情報開孔部2d〜2f、3d〜3f、4d〜
4fからなるブロック7bとから構成され、これら情報
開孔部2a〜2f、3a〜3f、4a〜4f(後述の説
明において、特定の情報開孔部を指さないときは、符号
を付さず単に情報開孔部とする)を凹型に開孔して情報
を記入する。斜線部分は開孔しているところを示してい
る(以降の図においても、同様とする)。
【0011】1Aは情報開孔領域1Bに記入した情報を
正確に読みとれるように設ける位置開孔領域で、情報開
孔領域1Bを構成する情報開孔部の列数と同数の位置開
孔部から構成する。なお、位置開孔部は必ず全部開孔す
る。ここでは、情報開孔部の列数は6であるため、位置
開孔部1a〜1f(後述の説明において、特定の位置開
孔部を指さないときは、符号を付さず単に位置開孔部と
する)から構成する。
【0012】5は位置開孔領域1Aの各位置開孔部の開
孔を検出する位置センサで、位置開孔部が開孔している
時にON(信号としては“1”を出力)となり、未開孔
の時はOFF(信号としては“0”を出力)となる。6
aは、位置センサ5がONの時に情報開孔領域1Bの情
報開孔部2a〜2fの開孔を検出する情報センサで、同
様に、6b、6cは、情報開孔部3a〜3f、4a〜4
fの開孔をそれぞれ検出する情報センサである。そし
て、情報開孔部が開孔しているときにON(信号として
は“1”を出力)、開孔していないときにOFF(信号
としては“0”を出力)となる。そして、位置センサ
5、情報センサ6a〜6c全てを配置し、同時に感知で
きるようにする。
【0013】本実施の形態1の書き込み動作を、図1に
基づいて、行数3列数3のブロックで“25”と記入す
る場合を例に説明する。まず、“2”、“5”をそれぞ
れブロックで表す。そして、情報開孔領域1Bにブロッ
ク(情報)を記入する。すなわち、ブロック7a、7b
に示すように情報開孔部2b及び情報開孔部3eを開孔
する。そして、情報開孔領域1Bの列数(6個)と同
数、位置開孔部1a〜fを設け全て開孔する。
【0014】このように書き込みを行ったウェハ100
の読み取り動作を以下に説明する。まず、装置はウェハ
100を走行させ、位置センサ5は位置開孔領域1Aを
読み取る。位置センサ5の出力信号は図3の信号5に示
すようになる。一方、情報センサ6a〜6cからの出力
は、上述したように位置センサ5がONで、かつ、情報
開孔部が開孔しているときに“1”、未開孔のとき
“0”の信号を出力するので、図1に示すように情報開
孔部2bと3eを開孔すると、図3の信号6a〜6cに
それぞれ対応した信号となる。そして、装置は、情報セ
ンサ6a〜6cの信号がON(“1”)となった場所
(各ブロックにおいて開孔された情報開孔部)で、ウェ
ハ100に記入されている情報を認識する。
【0015】図4は情報開孔部とウェハに記入されてい
る情報との対応図であり、○内の数字は各情報開孔部2
a〜2f、3a〜3f、4a〜4fが開孔しているとき
の情報(数字)に対応している。例えば、情報開孔部2
cが開孔されているとき、記入されている情報は“3”
である。即ち、装置は情報センサ6a〜6cの信号がO
N(“1”)となった情報開孔部を認識し、図4に従い
ウェハ100に記入されている情報を認識する。このた
め、図3に示す信号の場合には、“25”と認識され
る。但し、情報センサ6a〜6cが全てOFF
(“0”)の場合は数字の0とする。
【0016】このように、本実施の形態1においては、
ウェハ100に記入する情報を、2値の信号を2個以上
組み合わせたブロックで表し、ブロックを構成する2値
の信号のうち、一方をウェハ100に開孔することで情
報を記入するので、簡単に情報を記入できる。なお、1
つの情報(1ブロック)につき、ウェハ100への開孔
数は1個であるため、今までより簡単に情報を記入でき
る。そして、このようにしてウェハ100に書き込まれ
た情報を、開孔を検出する情報センサの信号に基づいて
認識するようにしたので、簡単に情報を読み取ることが
できる。
【0017】実施の形態2.本実施の形態2は、実施の
形態1の位置開孔領域の先頭又は後頭のどちらか一方の
位置開孔部を他の位置開孔部より大きく開孔し、ウェハ
100の進行方向を判定できるようにしたものである。
図5は本実施の形態2の構成を示す図で、位置開孔領域
1Aの先頭(位置開孔部1a)を大きく開孔した例を示
している。図5及び以降の図において、図1と同一の部
分には同一符号を付し、説明を省略する。11は位置開
孔部の開孔を検出するセンサで、位置開孔部が開孔して
いる時に信号がONとなり、ON信号が長いとき、つま
り位置開孔部の開孔が大きいときに“1”、ON信号が
短いとき、つまり開孔が小さいときに“0”を出力す
る。このように、信号がONとなる時間の長短によって
異なる信号を出力するので、ウェハ100を一定速度で
進行させる必要がある。なお、位置センサ11は、ウェ
ハ100が左進行(矢印L方向:順方向)の時は位置開
孔部1aから順に読み取り、右進行(矢印R方向:逆方
向)の時は位置開孔部1fから順に読み取る。図5に示
すように、本実施の形態2の書き込み方法は実施の形態
1の位置開孔領域の先頭又は後頭のどちらか一方の位置
開孔部を他の位置開孔部より大きく開孔するものであ
る。次に、このように情報の書き込みを行ったウェハ1
00の読み取り動作を説明する。
【0018】まず、装置は位置開孔領域1Aのうち、大
きく開孔している箇所が先頭(位置開孔部1a)か後頭
(位置開孔部1f)かを予め認識しておく。ここでは、
上述したように先頭を大きく開孔しているので、そのよ
うに認識しておく。そして、ウェハ100を走行させ、
位置センサ11は位置開孔領域1Aを読み取る。位置セ
ンサ11の出力信号は図6(a)又は(b)に示すよう
になる。位置開孔領域1Aの先頭を大きく開孔している
ので、(a)に示すように最初が“1”で、以降が全て
“0”の場合は左進行と認識し、(2)に示すように最
後が“1”となる信号の場合は右進行と認識する。逆
に、位置開孔領域1Aのうち、後頭(位置開孔部1f)
を大きく開孔した場合には、最後が“1”となる信号の
場合は左進行、最初が“1”で、以降が全て“0”の場
合は右進行と認識する。一方、情報センサからも信号が
得られ、位置センサ5により左進行と判断されたとき
は、上記実施の形態1と同様の方法で情報を認識し、右
進行と判断されたときは、情報センサの信号を後ろから
並び替え、同様の方法で情報を認識する。
【0019】このように、本実施の形態2においては、
位置開孔領域1Aの先頭又は後頭を大きく開孔するの
で、位置センサ5の出力信号の順序はウェハ100の進
行方向によって異なったものとなる。このため、この出
力信号の順序の違いによってウェハ100の進行方向を
判定でき、ウェハ100がどの方向に進行しても、進行
方向を読み取り、ウェハ100上に記入された情報の読
み取りができる。
【0020】実施の形態3.本実施の形態3は、実施の
形態2における位置センサ11を、大小両方の開孔を認
識できるセンサと、大開孔のみ認識できるセンサとから
なる位置センサに置換し、ウェハ100を一定速度で動
かさなくても正確にウェハ100の進行方向を認識でき
るようにしたものである。図7は実施の形態3を示す構
成説明図である。12は位置開孔領域1A内の大小の位
置開孔部を認識できる位置センサで、大小両方の開孔を
認識できるセンサ12aと、大開孔のみ認識できるセン
サ12b及びセンサ12cとからなる。位置センサ12
の出力信号は、センサ12a、センサ12b及びセンサ
12cの出力信号を合成した信号となり、この合成信号
があるレベルよりも大きい場合に“1”、小さい場合に
“0”と出力する。即ち、位置センサ12は、センサ1
2a〜12cが全てONの場合に“1”、それ以外の場
合は“0”と出力する。位置開孔領域1Aは、実施の形
態2と同様に先頭(位置開孔部1a)又は後頭(位置開
孔部1f)のどちらか一方を他の位置開孔部よりを大き
く開孔するが、センサ12b及12cは、ウェハ100
の進行速度が一定でない場合、位置開孔部の横方向の大
きさを誤って(横幅の大小の区別が正確につかない)認
識する可能性があるため、少なくとも縦方向を大きくし
て開孔する。ここでは、先頭の位置開孔部1aを縦横共
に大きくしている。
【0021】本実施の形態3の書き込み方法は、実施の
形態2の書き込み方法と同様であるため省略する。
【0022】次に、本実施の形態3の読み取り動作を説
明する。まず、装置は位置開孔部領域Aのうち、大きく
開孔している箇所が先頭(位置開孔部1a)か後頭(位
置開孔部1f)かを予め認識しておく。ここでは、上述
したように先頭を大きく開孔しているので、そのように
認識しておく。そして、ウェハ100を走行させ、位置
センサ12は位置開孔領域1Aを読み取る。位置センサ
12の出力信号は図8のようになる。図8において、信
号12aは図7におけるセンサ12aの信号を示し、信
号12b、信号12cは図7のセンサ12b、センサ1
2cの信号にそれぞれ対応している。位置開孔領域1A
の先頭(位置開孔部1a)を大きく開孔しているため、
上記実施の形態2で述べたように、位置センサ12の出
力信号(合成信号12)は図8(a)に示すように最初
が“1”で、以降が全て“0”の場合は左進行で、
(b)に示すように“0”から始まり、最後が“1”の
場合は右進行と認識する。そして、ウェハ100の進行
方向が認識されると、情報開孔領域1Bに記入された情
報を実施の形態2と同様の方法で認識する。
【0023】このように、本実施の形態3においては、
位置センサ12を、大小両方の開孔部を認識できるセン
サ12aと大開孔部のみ認識できるセンサ12b及びセ
ンサ12cとから構成したので、位置センサ12は、ウ
ェハ100の進行速度によらず位置開孔部の大小を正確
に区別できる。このため、ウェハ100を一定速度で動
かさなくてもウェハ100の進行方向を判定でき、ウェ
ハ100がどの方向に進行しても、進行方向を読み取
り、ウェハ100上に記入された情報の読み取りができ
る。
【0024】実施の形態4.本実施の形態4は、情報開
孔部のみで正確に情報を認識できるようにしたものであ
る。なお、上記各実施の形態と同様に、ブロックで表し
た情報をウェハ100に書き込むものである。図9は、
本実施の形態4を示す構成説明図である。3Aは情報を
記入する情報開孔領域で、情報開孔部21a〜21f、
22a〜22f、23a〜23f(後述の説明におい
て、特定の各情報開孔部2a〜2f、3a〜3f、4a
〜4fを指定しないとき符号を付さず、単に情報開孔部
とする)から構成され、これら情報開孔部を凹型に開孔
して情報を記入する。ブロックは情報開孔領域3Aに横
に並べて記入する。
【0025】24、25及び26は情報開孔領域3Aを
読み取る情報センサで、情報センサ1つで情報開孔領域
3Aの各1行を読み取る。すなわち、情報センサ24は
情報開孔部21a〜fを読み取り、情報センサ25、2
6は情報開孔部22a〜f、情報開孔部23a〜fをそ
れぞれ読み取る。このため、情報センサは行数が一番多
いブロックに合わせて必要数設置する。なお、情報セン
サ24〜26は、実施の形態3の位置センサ12と同様
の構成で、開孔の大小を検出するセンサであり、図9に
おいて、情報センサ24は図7における位置センサ12
に対応し、センサ24a、センサ24b、センサ24c
は図7のセンサ12a、センサ12b、センサ12cに
それぞれ対応している。矢印Lは上述したようにウェハ
100の進行方向を示しているが、本実施の形態4で
は、ウェハ100の進行方向は一方向に予め決められて
おり、ここでは、図に示すように矢印L方向(左進行)
に進行するものとする。
【0026】また、本実施の形態4では、ブロックの内
容と1ブロックの列数を予め決めておく必要がある。こ
こでは、ブロックの内容を図10に示すようにアルファ
ベットの“A”、“B”、“C”と、図2に示すように
0〜9までの数字とし、ブロックの列数は3とする。図
10のアルファベットを“0”と“1”からなるブロッ
クで表すには、示したい文字とブロックにおいて対応す
る箇所を“1”それ以外を“0”とした行1×列3のブ
ロックで表す。例えば“A”をブロックで表現するに
は、“100”とし、“B”を表すには“010”とな
る。図2の数字は実施の形態1と同様の方法で表す。
【0027】本実施の形態4の書き込み動作を、“A
5”を記入する場合を例に図11を参照しながら説明す
る。なお、図11において、図9と同一の部分は同一符
号を付し説明を省略する。27aは情報開孔部21a〜
21c、からなるブロック、27bは情報開孔部21d
〜21f、22d〜22f、23d〜23fからなるブ
ロックである。まず、記入する情報をブロックで表す。
そして、ブロックの“1”は対応する情報開孔部を大き
く開孔(第1の情報開孔)し、“0”は小さく開孔(第
2の情報開孔)して情報をウェハ100に記入する。な
お、ブロックは縦に重なることなく横に並べて記入す
る。ウェハ100に“A”を書き込むには、ブロック2
7aにおいて情報開孔部21aを大開孔、他を小開孔
し、“5”はブロック27bにおいて情報開孔部22e
を大開孔、他を小開孔する。
【0028】次に、ウェハ100に記入された情報を読
み取る際の動作を説明する。まず、ウェハ100は装置
内を矢印L方向に走行し、情報センサ24〜26は情報
開孔部を読み取る。そして、情報センサ24〜26のう
ち、“0”又は“1”のどちらかの信号を出力した情報
センサの数より、ブロックの行数を認識し、認識された
ブロックの行数と情報センサ6a〜6cの信号とによっ
て、各ブロックにおいて大開孔された情報開孔部を認識
し、ウェハ100に記入されている情報を読み取る。即
ち、認識されたブロックの行数と上記実施の形態と同様
に情報センサ6a〜6cのうちON(“1”)となった
場所とによって、ウェハ100に記入されている情報を
認識する。
【0029】図13は情報開孔部とウェハに記入されて
いる情報との対応図であり、○内の数字は各情報開孔部
21a〜21f、22a〜22f、23a〜23fが開
孔しているときの情報(英字)に対応している。例え
ば、情報開孔部21cが開孔されているとき、記入され
ている情報は“C”である。即ち、装置は情報センサ2
4〜26のうち、“0”又は“1”のどちらかの信号を
出力した情報センサの数より、ブロックの行数を認識
し、行数が1であれば図13に従いウェハ100に記入
されている情報を認識し、行数が3であれば上記実施の
形態と同様に図4に従いウェハ100に記入されている
情報を認識する。図12に示す信号の場合には、“A
5”と認識される。
【0030】このように、本実施の形態4においては、
行数が異なるブロックを2種類以上用いて情報を書き込
んでも、正確にそれぞれの情報を認識できる。また、位
置開孔部を設けなくても情報開孔部のみで正確に情報を
認識できる。
【0031】なお、本実施の形態4では、情報センサ2
4〜26を実施の形態3の位置センサ12と同様に大小
の開孔を認識できるセンサとしたが、実施の形態1の情
報センサ6a〜6cとしてもよい。この場合、ウェハ1
00を一定速度で動かす必要があるが、ブロックの行数
が2以上の場合は、情報センサ6a〜6cが同時に検出
した信号の長さが全て同じであればそれぞれの出力信号
を“0”とし、異なれば長い方の信号を“1”、短い方
の信号を“0”とすれば、一定速度で動かさなくても情
報を読み取ることが可能である。
【0032】実施の形態5.本実施の形態5では、桁数
開孔部を設けることで、列数が異なるブロックを2種類
以上組み合わせて記入しても、正確にそれぞれのブロッ
クを認識できるようにしたものである。つまり、ブロッ
クとブロックの境目を認識できるようにしたものであ
る。
【0033】図14は本実施の形態5の構成を示す図で
ある。4Aと4Bは桁数開孔部で、装置が情報センサ6
a〜6cの出力信号を各ブロックに分けて認識できるよ
うに設けるものである。31は桁数開孔部4A、4Bの
開孔を検出し、桁数開孔部4A、4Bが開孔していると
きにON(信号“1”を出力)、未開孔の時にOFF
(信号“0”を出力)となる桁数センサである。情報開
孔領域1Bに記入するブロックの内容は決めておく。こ
こでは、図2に示すように0〜9までの数字とする。矢
印Lは上述したようにウェハ100の進行方向を示して
いるが、本実施の形態5では、ウェハ100の進行方向
は一方向に予め決められており、ここでは、図に示すよ
うに矢印L方向(左方向)に進行するものとする。
【0034】本実施の形態5の書き込み方法は、位置開
孔領域1A及び情報開孔領域1Bにおいては実施の形態
1と同様の方法で書き込みを行う。但し、実施の形態1
においてはブロックの行数及び列数を1種類としていた
が、本実施の形態5では、ブロックの行数のみ1種類と
し、列数はブロック毎に任意とする。そして、図14に
示すように、ブロック毎にブロックの横の長さに対応す
る桁数開孔部をウェハ100に設け、開孔する。即ち、
本実施の形態5の書き込み方法は、実施の形態1におい
て1種類のブロック(即ち、行数及び列数が1種類)で
情報を記入していたものを、列数が異なるブロックを2
種類以上組み合わせて情報を記入してもよく、ブロック
毎にブロックの横の長さに対応する桁数開孔部をウェハ
100に設け、開孔するようにしたものである。図14
に示すように、行数が3、列数が3であるブロック7a
及び7bの2つで情報を記入する際、桁数開孔部は桁数
開孔部4A、4Bに示すよう開孔する。次に、このよう
に構成したウェハ100の読み取り動作を説明する。
【0035】まず、ウェハ100は装置内を矢印L方向
に走行する。そして、桁数センサ31、位置センサ5、
情報センサ6a〜6cはそれぞれ対応する開孔部を読み
取る。それぞれのセンサの信号は図15のようになる。
図15において、信号31は図14の桁数センサ31の
信号を示し、信号5、信号6a〜6cは図14の位置セ
ンサ5、情報センサ6a〜6cの信号をそれぞれ示して
いる。そして、装置は桁数センサ36の検出信号が
“1”になってから“0”になったところまでを1ブロ
ックと認識し、この時の位置センサ31がONになった
回数で1ブロックの列数を認識する。ここでは、列数が
3のブロックを2つ認識できる。そして、実施の形態1
と同様の方法で情報を認識し、“25”を得る。
【0036】このように、本実施の形態5においては、
記入するブロックの横の長さに対応するように桁数開孔
部4A、4Bを開孔し、装置は、桁数センサ31の出力
信号が“1”になってから“0”になったところまでを
1ブロックとして認識するので、列数が異なる2種類以
上のブロックを組み合わせて情報を記入しても、ブロッ
クとブロックの境目を認識でき、今までより簡単にわか
りやすく情報を認識できる。
【0037】なお、本実施の形態5では、実施の形態1
と同様の方法で書き込みを行った位置開孔領域1A及び
情報開孔領域1Bを備えたウェハ100に、桁数開孔部
を設けた例を示したが、実施の形態4の方法で書き込み
を行った情報開孔領域3Aを備えたウェハ100に桁数
開孔部を設けるようにしてもよい。この場合、行数及び
列数が異なる2種類以上のブロックを組み合わせて情報
を記入しても、正確にそれぞれのブロックを認識し、記
入された情報を認識できる。
【0038】実施の形態6.本実施の形態6は、実施の
形態5とは異なる方法で、列数が異なる2種類以上のブ
ロックをそれぞれ正確に認識できるようにしたものであ
る。図16は本実施の形態6を示す構成説明図である。
5Aは桁数開孔領域で、装置が情報センサ43a〜43
cの出力信号をブロックに分けて認識できるように設け
るものである。なお、桁数開孔領域5Aは位置開孔領域
1Aと同様の機能を持つ。即ち、情報開孔領域1Bに記
入した情報を正確に読みとれるようにする。また、桁数
開孔領域5Aは、情報開孔領域1Bを構成する情報開孔
部の列数と同数の桁数開孔部から構成する。なお、桁数
開孔部は必ず全部開孔する。図16にはブロック7aと
7bで情報を記入した例を示しており、この場合(即ち
列数の合計が6のとき)、桁数開孔領域5Aは桁数開孔
部41aから41fから構成される。
【0039】42は桁数開孔部の大小の開孔を検出する
桁数センサで、実施の形態3の位置センサ12と同様の
構成となっている。すなわち、図16において、センサ
42a、センサ42b、センサ42cは図7のセンサ1
2a、センサ12b、センサ12cにそれぞれ対応して
いる。43aは桁数センサ42がONしたときに情報開
孔部2a〜2fの開孔を検出する情報センサであり、同
様に43b、43cは桁数センサ42がONしたときに
情報開孔部3a〜3f、4a〜4fの開孔をそれぞれ検
出する情報センサで、開孔しているときにON(信号と
しては“1”を出力)、開孔していないときにOFF
(信号としては“0”を出力)となる。そして、位置セ
ンサ42、情報センサ43a〜43c全てを配置し、同
時に感知できるようにする。矢印Lは上述したようにウ
ェハ100の進行方向を示しているが、本実施の形態6
では、ウェハ100の進行方向は一方向に予め決められ
ており、ここでは、図に示すように矢印L方向(左方
向)に進行するものとする。
【0040】本実施の形態6の書き込み方法を、図16
に示す具体例に従って説明する。なお、本実施の形態6
では、ブロックの内容は予め決めておき、ブロックの行
数は1種類、列数はブロック毎に任意とする。即ち、列
数が異なるブロックを2種類以上組み合わせて情報を記
入してもよい。ここでは、図2に示すように行数3、列
数3のブロックで0〜9までの数字を表すものとする。
これらの数字をブロックで表す方法は上述の実施の形態
で述べた方法と同じとする。また、情報開孔領域1Bへ
の情報の書き込みは実施の形態1と同様の方法で行い、
まず、記入する情報をブロックで表し、ブロックの
“1”を開孔し、“0”は未開孔として記入する。図1
6にはブロック7aにおいて情報開孔部2bを開孔して
“2”を、ブロック7bにおいて、情報開孔部4eを開
孔して“8”を記入した例を示している。
【0041】そして、情報開孔領域1Bの列数(6個)
と同数、桁数開孔部(即ち、桁数開孔部41a〜41f
の計6個)を設けると共に、桁数開孔部41a〜fの大
きさを隣接するブロック毎に相対的に異なるようにして
開孔する。この例では、ブロック7aに対応する箇所を
大きく開孔し、ブロック7bに対応する箇所を小さく開
孔している。
【0042】次に、ウェハ100に記入した情報を読み
取る際の動作を説明する。まず、ウェハ100は装置内
を矢印L方向に走行する。そして、桁数センサ42は桁
数開孔部41a〜41fの開孔を検出し、その検出信号
は図17の信号42に示すようになる。同様に、情報セ
ンサ43a〜43cは情報開孔部2a〜2f、3a〜3
f、4a〜4fの開孔をそれぞれ検出し、その検出信号
は図17の信号43a〜43cにそれぞれ対応してい
る。装置は、桁数センサ41の検出信号が“1から0”
又は“0から1”に変化したところで1ブロックとして
認識し、連続して得られた同じ検出信号の連続回数を、
この桁を構成するブロックの列数として認識する(例え
ば、桁数センサの検出信号が連続して3回“1”になっ
たら、この桁を構成するブロックの列数は3として認識
する)。図11に示す例では、桁数センサの検出信号
“1”が3回連続した後、“1から0”に変化し、
“0”が3回連続するため、列数が3のブロックを2つ
認識する。そして、実施の形態1と同様の方法で情報を
認識し、“28”を得る。
【0043】このように、本実施の形態6において、情
報センサ43a〜43cは桁数センサ42の検出信号が
ONとなったときに情報開孔部の開孔を検出するので、
実施の形態4に示したように位置開孔部を設けなくて
も、情報センサ43a〜43cは情報開孔部の開孔を検
出できる。また、列数が異なる2種類以上のブロックを
組み合わせて情報の書き込みを行っても、隣接するブロ
ック毎に大きさの異なる桁数開孔部を設けたため、桁数
センサ42の信号がブロック毎に異なったものとなり、
それ故に、ブロックとブロックとの境目を認識でき、今
までより簡単にわかりやすく情報を認識できる。
【0044】なお、本実施の形態6では、情報開孔領域
1Bへの書き込み方法及び読み取り方法を実施の形態1
の方法で行うようにしたが、実施の形態4に示した方法
に置き換えてもよい。この場合、行数及び列数が2種類
以上のブロックを組み合わせて情報を記入しても、正確
にそれぞれのブロックを認識し、記入した情報を認識す
ることが可能となる。
【0045】実施の形態7.本実施の形態7の書き込み
方法は、実施の形態6における書き込み方法において、
ブロックの列数をブロック毎に任意としていたものを1
種類とし、ブロックにおいて開孔のある列よりも後列あ
るいは前列のどちらか一方を削除してウェハ100に書
き込むようにしたものである。なお、1ブロックの開孔
数は1又は0個とする。
【0046】1ブロックの列数を、例えば3個とする。
1ブロックの開孔数は1又は0個であるため、記入する
情報によって1列目を開孔するときは、2、3列目は必
ず未開孔になり、2列目を開孔するときは、1列目及び
3列目は必ず未開孔になる。そこで、本実施の形態7で
は、未開孔の列のうち開孔のある列よりも後列あるいは
前列を削除すると予め決め、対応する未開孔列を不要列
として削除し、桁数開孔領域の内、ブロックの削除する
列と対応する列にある桁数開孔部も同様に削除する。な
お、1ブロックの開孔数が0であるときは、情報開孔部
及び桁数開孔部とも削除せずそのままとする。
【0047】以下に、具体例で説明する。図18は、本
実施の形態6で説明した方法で“2047”と記入した
例を示している。5Aは図16と同様に桁数開孔領域
で、桁数開孔部41g〜41l(後述の説明において、
特定の桁数開孔部を指さないときは、符号を付さず単に
桁数開孔部とする)からなる。2g〜2l、3g〜3
l、4g〜4lは情報開孔部で、7cは情報開孔部2g
〜2i、3g〜3i、4g〜4iから構成されるブロッ
ク、7dは情報開孔部2j〜2l、3j〜3l、4j〜
4lから構成されるブロックである。桁数開孔部は、実
施の形態6で述べたように開孔の大きさを隣接するブロ
ック毎に相対的に異なるようにして開孔し、情報開孔部
はブロックの“1”と対応する箇所を開孔する。
【0048】実施の形態6では、図18に示すようにウ
ェハ100に書き込むが本実施の形態7では、ブロック
7aの2列目にあたる2bが開孔されるため、桁数開孔
領域5A及び情報開孔領域1Bの3列目を削除したもの
をウェハ100に記入する。そして、ブロックbは開孔
数0であるためそのままとし、ブロックcはブロックc
の1列目にあたる3gを開孔するためブロックcにおけ
る2列目、3列目及び桁数開孔部41h、41iを削除
し、同様にブロック7dの2列目、3列目と、桁数開孔
部41k、41lを削除したものをウェハ100に記入
する。このようにして不要列を削除すると図19に示す
ようなる。なお、図19において、矢印Lは上述したよ
うにウェハ100の進行方向を示しているが、本実施の
形態7では、ウェハ100の進行方向は一方向に予め決
められており、ここでは、図に示すように矢印L方向
(左方向)に進行するものとする。
【0049】なお、上述した方法では、開孔のある列よ
り後列を削除するようにしたが、前列を削除するように
してもよい。
【0050】このようにして不要列を削除してウェハ1
00に記入した情報を読み取る際の動作を説明する。ま
ず、1ブロックの列数は3で、削除する列は後列として
予め認識しておく。そして、ウェハ100は装置内を矢
印L方向に走行する。そして、桁数センサ42は桁数開
孔部41a〜41fの開孔を検出し、その検出信号は図
20の信号42に示すようになる。同様に、情報センサ
43a〜43cは情報開孔部2a〜2f、3a〜3f、
4a〜4fの開孔を検出し、その検出信号は図20の信
号43a〜43cにそれぞれ対応している。装置は、桁
数センサ42の検出信号が“1から0”又は“0から
1”に変化したところで1桁として認識し、連続して得
られた同じ検出信号の連続回数を、この桁を構成するブ
ロックの列数として認識する。このとき、ブロックの列
数が3よりも少ない場合は、検出したブロックの後列に
不足列分、信号を全て0とした列を加えたブロックで図
2を参照し“2047”と認識する。この対応表(図
4)の参照方法は上述の各実施の形態と同様である。
【0051】このように、本実施の形態7においては、
ウェハ100に記入する桁数開孔領域5A及び情報開孔
領域1Bにおいて、対応する開孔部の数を減らせること
ができ、より多くの情報をウェハ100に記入できる。
【0052】なお、本実施の形態7では、実施の形態6
における書き込み方法において、桁数開孔部及び情報開
孔部を削除する例を示したが、実施の形態6における情
報開孔領域1Bへの書き込み方法を実施の形態4に示し
た方法に置き換えた書き込み方法において、桁数開孔部
及び情報開孔部を削除するようにしてもよい。この場
合、行数が異なる2種類以上のブロックを組み合わせて
情報を記入しても、正確にそれぞれのブロックを認識
し、記入した情報を認識することが可能となる。なお、
本実施の形態7では、実施の形態6の列数の削除方法に
ついて述べたが、実施の形態5においても同様にして列
数を削除することができる。
【0053】上記の各実施の形態において各開孔部(情
報開孔部、位置開孔部、桁数開孔部)は、ウェハ100
裏面に設け凹型に開孔する例を示したが、ウェハ100
表に設け、ウェハ100に形成する回路の歩留を低下さ
せない程度に小さく凹型に開孔又は貫通する穴としても
よい。なお、ウェハ100裏面に設ける場合において
も、ウェハ100に形成する回路の歩留を低下させない
程度の小さい貫通穴としてもよい。
【0054】上記の各実施の形態においては、各開孔部
(情報開孔部、位置開孔部、桁数開孔部)は穴とした
が、穴に限られたものではなく、例えば溝としてもよ
く、それ以外にも種々のものが考えられる。
【0055】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の1つの
態様によれば、書き込み情報と、所定数の行及び列から
なるブロック内において、行及び列によって特定される
開孔位置とを予め関連付けておき、所望の書き込み情報
に対応したブロック内の開孔位置に相当するウェハ上の
位置に情報開孔を形成し、ウェハ上に形成された情報開
孔に対応したブロックに相当するウェハ上の領域の上部
又は下部であって、ブロック内の所定数の列に相当する
ウェハ上の位置に位置開孔を形成するようにしたので、
書き込み情報とブロック内の開孔位置との組み合わせに
よって、複数の情報を簡単にウェハに書き込むことがで
きる。そして、このように書き込まれた情報を、位置検
出手段によりウェハ上の位置開孔を検出し、情報検出手
段によりブロック内の行方向及び列方向の開孔位置に相
当するウェハ上の情報開孔を検出し、位置検出手段の検
出信号と情報検出手段の検出信号とによって、ブロック
内における開孔位置を特定し、その結果に基づいてウェ
ハに書き込まれた情報を認識するので、簡単に情報を読
み取ることができる。
【0056】また、本発明の他の態様によれば、書き込
み情報と、任意数の行と所定数の列からなるブロック内
において、行及び列によって特定される開孔位置とを予
め関連付けておき、所望の書き込み情報に対応したブロ
ック内の開孔位置に相当するウェハ上の位置に第1の情
報開孔を形成し、ブロック内の開孔位置を除いた他の位
置に相当するウェハ上の位置に、第2の情報開孔を形成
し、第1の情報開孔と第2の情報開孔との大きさを相対
的に異ならせてウェハに情報を書き込むので、第1及び
第2の情報開孔のみで、情報を書き込むことができ、書
き込み情報とブロック内の開孔位置との組み合わせによ
って、複数の情報を簡単にウェハに書き込むことができ
る。そして、このように書き込まれた情報を、情報検出
手段によりブロック内の行方向及び列方向の開孔位置に
相当するウェハ上の第1の情報開孔と、第2の情報開孔
とを検出し、情報検出手段の検出信号によってブロック
の行数を認識し、認識されたブロックの行数と情報検出
手段の検出信号とによってブロック内における開孔位置
を特定し、その結果に基づいてウェハに書き込まれた情
報を認識するので、第1の情報開孔と第2の情報開孔に
対する情報検出手段の検出信号のみによって簡単に情報
を読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の構成を示す図である。
【図2】ブロックの内容とサイズを示す図である。
【図3】図1の位置センサ及び情報センサの信号を示す
図である。
【図4】図1の情報開孔部とウェハに記入されている情
報との対応図である。
【図5】本発明の実施の形態2の構成を示す図である。
【図6】図5の位置センサの信号を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態3の構成を示す図である。
【図8】図7の位置センサの信号を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態4の構成を示す図である。
【図10】ブロックの内容とサイズを示す図である。
【図11】実施の形態4の一例を示す図である。
【図12】図9の情報センサの信号を示す図である。
【図13】図9の情報開孔部とウェハに記入されている
情報との対応図である。
【図14】本発明の実施の形態5の構成を示す図であ
る。
【図15】図14の桁数センサ、位置センサ及び情報セ
ンサの信号を示す図である。
【図16】本発明の実施の形態6の構成を示す図であ
る。
【図17】図16の桁数センサ及び情報センサの信号を
示す図である。
【図18】実施の形態6の書き込み方法の一例を示す図
である。
【図19】本発明の実施の形態7の構成を示す図であ
る。
【図20】図19の桁数センサ及び情報センサの信号を
示す図である。
【符号の説明】
1a〜1f 位置開孔部 2a〜2l,3a〜3l,4a〜4l,21a〜21
f,22a〜22f,23a〜23f 情報開孔部 5,11,12 位置センサ 6a〜6c,24,25,26,43a〜43c 情報
センサ 7a,7b,7c,7d,27a,27b ブロック 4A,4B,41a〜41l 桁数開孔部 31,42 桁数センサ 100 ウェハ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き込み情報と、所定数の行及び列から
    なるブロック内において、行及び列によって特定される
    開孔位置とを予め関連付けておき、 所望の書き込み情報に対応したブロック内の開孔位置に
    相当するウェハ上の位置に情報開孔を形成する工程と、 前記ウェハ上に形成された情報開孔に対応したブロック
    に相当するウェハ上の領域の上部又は下部であって、ブ
    ロック内の所定数の列に相当するウェハ上の位置に位置
    開孔を形成する工程とを有することを特徴とするウェハ
    書き込み方法。
  2. 【請求項2】 前記位置開孔の内、左端又は右端のどち
    らか一方の位置開孔を他の位置開孔と大きさを相対的に
    異ならせることを特徴とする請求項1記載のウェハ書き
    込み方法。
  3. 【請求項3】 書き込み情報と、任意数の行と所定数の
    列からなるブロック内において、行及び列によって特定
    される開孔位置とを予め関連付けておき、 所望の書き込み情報に対応したブロック内の開孔位置に
    相当するウェハ上の位置に第1の情報開孔を形成する工
    程と、 前記ブロック内の開孔位置を除いた他の位置に相当する
    ウェハ上の位置に、第2の情報開孔を形成する工程とを
    有し、 第1の情報開孔と第2の情報開孔との大きさを相対的に
    異ならせることを特徴とするウェハ書き込み方法。
  4. 【請求項4】 書き込み情報と、所定数の行と任意数の
    列からなるブロック内において、行及び列によって特定
    される開孔位置とを予め関連付けておき、 所望の書き込み情報に対応したブロック内の開孔位置に
    相当するウェハ上の位置に情報開孔を形成する工程と、 前記ウェハ上に形成された情報開孔に対応したブロック
    に相当するウェハ上の領域の上部又は下部であって、ブ
    ロック内の所定数の列に相当するウェハ上の位置に位置
    開孔を形成する工程と、 前記ブロックに相当するウェハ上の領域の上部又は下部
    に、ブロックの列数を特定するための桁数開孔をブロッ
    ク毎に設ける工程とを有することを特徴とするウェハ書
    き込み方法。
  5. 【請求項5】 書き込み情報と、任意数の行と所定数の
    列とからなるブロック内において、行及び列によって特
    定される開孔位置とを予め関連付けておき、 所望の書き込み情報に対応した、ブロック内の開孔位置
    に相当するウェハ上の位置に第1の情報開孔を形成する
    工程と、 前記ブロック内の開孔位置を除いた他の位置に相当する
    ウェハ上の位置に第2の情報開孔を形成する工程と、 前記ブロックに相当するウェハ上の領域の上部又は下部
    にブロックの列数を特定するための桁数開孔をブロック
    毎に設ける工程とを有し、 第1の情報開孔と第2の情報開孔との大きさを相対的に
    異ならせることを特徴とするウェハ書き込み方法。
  6. 【請求項6】 書き込み情報と、所定数の行及び任意数
    の列からなるブロック内において、行及び列によって特
    定される開孔位置とを予め関連付けておき、 所望の書き込み情報に対応したブロック内の開孔位置に
    相当するウェハ上の位置に情報開孔を形成する工程と、 前記ウェハ上に形成された情報開孔に対応したブロック
    に相当するウェハ上の領域の上部又は下部であって、ブ
    ロック内の所定数の列に相当するウェハ上の位置に、隣
    接するブロック毎にその大きさを相対的に異ならせた位
    置開孔を形成する工程とを有することを特徴とするウェ
    ハ書き込み方法。
  7. 【請求項7】 書き込み情報と、所定数の行及び列から
    なる第1のブロック内において、行及び列によって特定
    される開孔位置とを予め関連付けておき、 所望の書き込み情報に対応した第1のブロック内の開孔
    位置より後列又は前列内、予め定められた一方の列を省
    略した第2のブロック内の開孔位置に相当するウェハ上
    の位置に情報開孔を形成する工程と、 前記ウェハ上に形成された情報開孔に対応した第2のブ
    ロックに相当するウェハ上の領域の上部又は下部であっ
    て、ブロック内の所定数の列に相当するウェハ上の位置
    に、隣接する第2のブロック毎にその大きさを相対的に
    異ならせた位置開孔を形成する工程とを有することを特
    徴とするウェハ書き込み方法。
  8. 【請求項8】 書き込み情報と、所定数の行及び列から
    なる第1のブロック内において、行及び列によって特定
    される開孔位置とを予め関連付けておき、 所望の書き込み情報に対応した第1のブロック内の開孔
    位置より後列又は前列内、予め定められた一方の列を省
    略した第2のブロック内の開孔位置に相当するウェハ上
    の位置に第1の情報開孔を形成する工程と、 前記第2のブロック内の開孔位置を除いた他の位置に相
    当するウェハ上の位置に第2の情報開孔を形成する工程
    と、 前記第2のブロックに相当するウェハ上の領域の上部又
    は下部にブロックの列数を特定するための桁数開孔をブ
    ロック毎に設ける工程とを有し、 第1の情報開孔と第2の情報開孔との大きさを相対的に
    異ならせることを特徴とするウェハ書き込み方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のウェハ書き込み方法に
    よってウェハ上に書き込まれた情報を読み取る方法にお
    いて、 位置検出手段によりウェハ上の位置開孔を検出する工程
    と、 情報検出手段により前記ブロック内の行方向及び列方向
    の開孔位置に相当するウェハ上の情報開孔を検出する工
    程と、 前記位置検出手段の検出信号と前記情報検出手段の検出
    信号とによって、前記ブロック内における開孔位置を特
    定し、その結果に基づいて書き込み情報を認識する工程
    とを有することを特徴とするウェハ読み取り方法。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載のウェハ書き込み方法
    によってウェハ上に書き込まれた情報を読み取る方法に
    おいて、 位置検出手段によりウェハ上の位置開孔を検出する工程
    と、 情報検出手段により前記ブロック内の行方向及び列方向
    の開孔位置に相当するウェハ上の情報開孔を検出する工
    程と、 前記位置検出手段の検出信号に、左端又は右端の位置開
    孔に相当する信号が現れるタイミングによって、ウェハ
    と位置検出手段との相対移動が順方向か逆方向かを判断
    し、逆方向の場合には、情報検出手段の検出信号を逆方
    向に並べ替え、前記相対移動が順方向における情報検出
    手段の検出信号を生成する工程と、 前記位置検出手段の検出信号と前記相対移動が順方向に
    おける情報検出手段の検出信号とによって、前記ブロッ
    ク内における開孔位置を特定し、その結果に基づいて書
    き込み情報を認識する工程とを有することを特徴とする
    ウェハ読み取り方法。
  11. 【請求項11】 請求項3に記載のウェハ書き込み方法
    によってウェハ上に書き込まれた情報を読み取る方法に
    おいて、 情報検出手段により前記ブロック内の行方向及び列方向
    の開孔位置に相当するウェハ上の前記第1の情報開孔
    と、前記第2の情報開孔とを検出する工程と、 前記情報検出手段の検出信号によって前記ブロックの行
    数を認識する工程と、 前記認識されたブロックの行数と前記情報検出手段の検
    出信号とによって前記ブロック内における開孔位置を特
    定し、その結果に基づいて書き込み情報を認識する工程
    とを有することを特徴とするウェハ読み取り方法。
  12. 【請求項12】 請求項4に記載のウェハ書き込み方法
    によってウェハ上に書き込まれた情報を読み取る方法に
    おいて、 桁数検出手段によりウェハ上の桁数開孔を検出する工程
    と、 位置検出手段によりウェハ上の位置開孔を検出する工程
    と、 情報検出手段により前記ブロック内の行方向及び列方向
    の開孔位置に相当するウェハ上の情報開孔を検出する工
    程と、 前記桁数検出手段の検出信号と前記位置検出手段の検出
    信号とによって前記ブロックの列数を認識する工程と、 前記認識されたブロックの列数と前記情報検出手段の検
    出信号とによってブロック内における開孔位置を特定
    し、その結果に基づいて書き込み情報を認識する工程と
    を有することを特徴とするウェハ読み取り方法。
  13. 【請求項13】 請求項5に記載のウェハ書き込み方法
    によってウェハ上に書き込まれた情報を読み取る方法に
    おいて、 桁数検出手段によりウェハ上の桁数開孔を検出する工程
    と、 情報検出手段により前記ブロック内の行方向及び列方向
    の開孔位置に相当するウェハ上の第1の情報開孔と、第
    2の情報開孔とを検出する工程と、 前記桁数検出手段の検出信号と前記情報検出手段の検出
    信号とによって、前記ブロックの列数を認識し、前記ブ
    ロック内における開孔位置を特定し、その結果に基づい
    て書き込み情報を認識する工程とを有することを特徴と
    するウェハ読み取り方法。
  14. 【請求項14】 請求項6に記載のウェハ書き込み方法
    によってウェハ上に書き込まれた情報を読み取る方法に
    おいて、 位置検出手段によりウェハ上の位置開孔を検出する工程
    と、 情報検出手段により前記ブロック内の行方向及び列方向
    の開孔位置に相当するウェハ上の情報開孔を検出する工
    程と、 前記位置検出手段の検出信号によって前記ブロックの列
    数を認識する工程と、 前記認識されたブロックの列数と前記情報検出手段の検
    出信号とによって、前記ブロック内における開孔位置を
    特定し、その結果に基づいて書き込み情報を認識する工
    程とを有することを特徴とするウェハ読み取り方法。
  15. 【請求項15】 請求項7に記載のウェハ書き込み方法
    によってウェハ上に書き込まれた情報を読み取る方法に
    おいて、 位置検出手段により、ウェハ上の位置開孔を検出し、そ
    の検出信号から第2のブロックに対応した位置信号を得
    る工程と、 前記第2のブロックに対応した位置信号によって、前記
    第2のブロックの列数を認識する工程と、 情報検出手段により前記第2のブロック内の行方向及び
    列方向の開孔位置に相当するウェハ上の情報開孔を検出
    する工程と、 位置検出手段の位置信号と情報検出手段の検出信号と前
    記認識された第2のブロックの列数とによって、前記第
    2のブロックにおける開孔位置を特定し、 前記特定された第2のブロックにおける開孔位置に基づ
    いて、前記第1のブロックにおける開孔位置を特定し、 前記特定された第1のブロックにおける開孔位置に基づ
    いて書き込み情報を認識する工程とを有することを特徴
    とするウェハ読み取り方法。
  16. 【請求項16】 請求項8に記載のウェハ書き込み方法
    によってウェハ上に書き込まれた情報を読み取る方法に
    おいて、 情報検出手段により前記ブロック内の行方向及び列方向
    の開孔位置に相当するウェハ上の前記第1の情報開孔
    と、前記第2の情報開孔とを検出する工程と、 前記情報検出手段の検出信号により、前記第2のブロッ
    クの行数を認識する工程と、 桁数検出手段により、前記桁数開孔を検出し、その検出
    信号から各ブロックに対応した桁数信号を得る工程と、 前記ブロックに対応した桁数信号と、前記情報検出手段
    の検出信号とによって、前記ブロックの列数を認識する
    工程と、 前記認識された第2のブロックの列数及び行数並びに前
    記情報検出手段の検出信号とによって、前記第2のブロ
    ックにおける開孔位置を特定し、 前記特定された第2のブロックにおける開孔位置に基づ
    いて、前記第1のブロックにおける開孔位置を特定し、 前記特定された第1のブロックにおける開孔位置に基づ
    いて書き込み情報を認識する工程とを有することを特徴
    とするウェハ読み取り方法。
JP30202897A 1997-11-04 1997-11-04 ウェハ書き込み方法及びウェハ読み取り方法 Pending JPH11145017A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30202897A JPH11145017A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 ウェハ書き込み方法及びウェハ読み取り方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30202897A JPH11145017A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 ウェハ書き込み方法及びウェハ読み取り方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11145017A true JPH11145017A (ja) 1999-05-28

Family

ID=17904040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30202897A Pending JPH11145017A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 ウェハ書き込み方法及びウェハ読み取り方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11145017A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003032373A3 (en) * 2001-10-08 2003-12-18 Infineon Technologies Sc300 Semiconductor device identification apparatus
JP2015154075A (ja) * 2014-02-11 2015-08-24 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド ウェハーの製造方法及びそれによって製造されたウェハー

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003032373A3 (en) * 2001-10-08 2003-12-18 Infineon Technologies Sc300 Semiconductor device identification apparatus
US6866200B2 (en) 2001-10-08 2005-03-15 Infineon Technologies Sg300 Gmbh & Co. Kg Semiconductor device identification apparatus
JP2015154075A (ja) * 2014-02-11 2015-08-24 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド ウェハーの製造方法及びそれによって製造されたウェハー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0742103B1 (en) Tape printer
EP0163503B1 (en) Text processing system
JPH0844819A (ja) 画像処理方法および画像処理装置
US3611291A (en) Character recognition system for reading a document edited with handwritten symbols
JPH11145017A (ja) ウェハ書き込み方法及びウェハ読み取り方法
US5671427A (en) Document editing apparatus using a table to link document portions
JPS6335431B2 (ja)
US20030178497A1 (en) Time card and time recorder system using time card
JP2653998B2 (ja) 光データ記録カード
JPS6038167A (ja) 文字または図形パターン発生回路装置
JP3797406B2 (ja) 字幅が変更できる印字装置、印字方法、および、情報記録媒体
JPH0697470B2 (ja) 文字列抽出装置
JP3379663B2 (ja) 文字認識装置
JP3657725B2 (ja) 線図形画像処理方法
JP4597399B2 (ja) マーク式投票カードの認識処理方法,プログラム及び記録媒体
JP3655661B2 (ja) デジタル情報記録担体及びそれを用いたデジタル情報読み取り方法
JPH0279183A (ja) 認識情報マーク付きocr用紙
JPS62134767A (ja) 記号名・線分名の自動抽出装置
JPH1185904A (ja) 文字切り出し方法及びこれを用いた文字認識装置
JPH0573548A (ja) 文書整形装置
JPH0129713B2 (ja)
JPH0432433B2 (ja)
JPH05108791A (ja) 画像編集装置
JPS61206090A (ja) 文字読取装置
JPS63223987A (ja) 文字検索方法