JPH05108791A - 画像編集装置 - Google Patents

画像編集装置

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JPH05108791A
JPH05108791A JP3271194A JP27119491A JPH05108791A JP H05108791 A JPH05108791 A JP H05108791A JP 3271194 A JP3271194 A JP 3271194A JP 27119491 A JP27119491 A JP 27119491A JP H05108791 A JPH05108791 A JP H05108791A
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JP
Japan
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image data
pattern
character
area
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Pending
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JP3271194A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Namitsuka
塚 義 幸 波
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単に原稿の訂正及び編集が行なえる画像編
集装置を提供する。 【構成】 原稿を走査して画像読取った画素毎の画像デ
ータを画像データを文字単位の画像に分離し、それぞれ
の文字画像の位置情報を抽出して記憶する位置情報抽出
手段;画像データの赤画像データが形成する画像パター
ンを、画像データの位置対応情報と共に抽出するパター
ン抽出手段;および、パターン抽出手段が抽出した画像
パターンおよび画像データの位置対応情報に対応して、
位置情報抽出手段が記憶した情報を基に画像データのデ
ータ置換およびデータシフトを行ない、画像データを再
構成する画像再構成手段;を備え、黒文字原稿上に赤の
所定パターンを記入した原稿を読込むと、赤の所定パタ
ーンに対応した画像編集を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像編集装置に関し、
特に、文字認識装置により認識した文字または記号に従
って画像編集を行なう画像編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像編集に関する技術として、従来にお
いては例えば、特開平1−298458号公報,特開昭
61−107468号公報,特開平1−130290号
公報に開示のものがある。
【0003】特開平1−298458号に開示される画
像認識装置は、原稿からのイメージ入力及び入力された
イメージデータの文字認識機能を持つ画像認識装置に関
するもので、原稿を部分的に入力し表示するために少な
くとも2つの異なる色の光源の照射により画像を読取
り、各々の光源に対する画像情報から作成されるヒスト
グラムの差異から画像中の領域を選別するものである。
この場合、2色のCCDを画像認識部の入力部に設けた
ことにより、ドロップアウトカラーを用いて描いた枠内
のOCR領域のみを入力することが可能になり、編集が
スピーディーに行なえ、認識及び表示の時間が短縮され
る。
【0004】特開昭61−107468号公報に開示さ
れる文字編集方式は、文書を手書き校正記号を使用して
編集する装置に係り、特に入力手順や入力終了指示を意
識することなく多様な校正記号を入力し、対話的に編集
処理を行なう文字編集方式に関するもので、タブレット
などの座標入力装置によって手書き入力された文字、図
形、校正記号をオンラインで認識し、認識結果に基づき
編集作成を対話的に行うものである。この場合、自由な
手順で入力された多様な校正記号を自動的に認識し、実
行の指示無しで編集処理を処理を行えるので、使用者
が、効率よく対話的に編集作成を行うことが可能であ
る。
【0005】特開平1−130290号公報に開示され
る手書き文字列修正装置は、手書きの座標入力装置によ
り書かれた文字列もしくはもとも書かれていた文字列を
修正することのできる手書き文字列修正装置に関するも
ので、入出力一体型のタブレットより入力ペンにより修
正コマンドを入力するとどの様な位置に修正コマンドが
入力されたかを検出し、その検出結果にもとづいて修正
可能となる場所を変化させるようにしたもので、修正文
字はオンラインにより認識するものである。この場合も
ともと入力されていた文字列の情報と新たに入力された
修正コマンドの位置情報とを利用することによって、使
用者の意に沿った使用間隔の優れた使いやすい修正装置
を実現することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平1−29845
8号公報に開示される画像認識装置は、異なる色のラン
プを2本用意しなければならず、また、原稿のスキャニ
ングも2回行なわなければならないため、装置の構成及
び機構が複雑となる。またドロップアウトカラーでない
印刷もしくは手書きで入力された2色から成る原稿に対
しては、その色の違いを判別することは、濃度差の検出
が困難であるため不適切である。
【0007】また、特開昭61−107468号公報に
開示される文字編集方式は、座標入力装置を使用するた
め、その取り扱い不慣れなものにとっては複雑な作業と
なってしまい、また印刷された紙面において校正された
原稿に基づく編集作業の場合入力の2度手間を生じ作業
時間を浪費してしまう。
【0008】特開平1−130290号公報に開示され
る手書き文列修正装置は、基本的に情領域の修正を目的
とするものであって、短時間に数ケ所に渡る原稿の訂正
を行うには、入力作業の手前、処理時間がかかりすぎ使
用者にとって使用間隔の優れた使用やすい訂正装置とは
成りがたい。
【0009】本発明は、簡単に原稿の訂正及び編集が行
なえる画像編集装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画像編集装置
は、原稿を走査して画像読取り画素毎の画像データを出
力する画像読取り手段(1);画像読取り手段(1)が読取っ
た画像データを記憶する記憶手段(2);記憶手段(2)に記
憶された画像データを行単位の画像に分離し、分離した
画像をさらに文字単位の画像に分離し、分離したそれぞ
れの文字画像の位置情報を抽出して記憶する位置情報抽
出手段(3,4,5,6,7);記憶手段(2)に記憶された画像の、
赤色のデータ領域を検出する赤領域検出手段(11);赤領
域検出手段(11)により検出された領域の赤画像データ
を、画像データから分離する分離手段(12);分離手段(1
2)により得られた赤画像データが形成する画像パターン
を、記憶手段(2)に記憶された画像データの位置対応情
報と共に抽出するパターン抽出手段(13);および、パタ
ーン抽出手段(13)が抽出した画像パターンおよび画像デ
ータの位置対応情報に対応して、位置情報抽出手段(3,
4,5,6,7)が記憶した情報を基に記憶手段(2)に記憶され
た画像データのデータ置換およびデータシフトを行な
い、画像データを再構成する画像再構成手段(8,9);を
備える。なお、カッコ内の記号は後述する実施例の対応
要素を示す。
【0011】
【作用】これによれば、パターン抽出手段(13)が、分離
手段(12)により得られた赤画像データが形成する画像パ
ターンを、記憶手段(2)に記憶された画像データの位置
対応情報と共に抽出する。また、画像再構成手段(8,9)
が、パターン抽出手段(13)が抽出した画像パターンおよ
び画像データの位置対応情報に対応して、位置情報抽出
手段(3,4,5,6,7)が記憶した情報を基に記憶手段(2)に記
憶された画像データのデータ置換およびデータシフトを
行ない、画像データを再構成する。従って、黒文字の原
稿に赤で所定パターンを記して、これを画像読取り手段
で読取ると、パターンに対応して画像編集を行なうの
で、短時間で画像編集作業が行なえる。また、キーボー
ドやタブレット等の特殊な入力装置は必要しないので、
操作が非常に容易である。
【0012】本発明の好ましい実施例では、画像再構成
手段(8,9)は、パターン抽出手段(13)が抽出した画像パ
ターンが削除を示す所定のパターンであると、該削除パ
ターンの領域に対応する位置の画像データを削除し、該
削除した領域以降のアドレスの画像データを削除領域分
シフトして、画像データを再構成する。従って、原稿上
に削除パターンを記すだけで、削除パターンの記された
画像(文字)を削除し、さらにこの削除領域に、後の文
字を詰めて画像を再構成するので、容易な操作で、訂正
原稿画像を得ることができる。
【0013】また、本発明の好ましい実施例では、画像
再構成手段(8,9)は、パターン抽出手段(13)が抽出した
画像パターンが消去を示す所定のパターンであると、該
消去パターンの領域に対応する位置の画像データを空白
を示す画像データに置換して、画像データを再構成す
る。従って、原稿上に消去パターンを記すだけで、消去
パターンの記された画像(文字)を空白画像として画像
を再構成するので、容易な操作で、訂正原稿画像を得る
ことができる。従って、原稿上に消去パターンを記すだ
けで、消去パターンの記された画像(文字)を空白画像
として画像を再構成するので、容易な操作で、訂正原稿
画像を得ることができる。
【0014】また、本発明の好ましい実施例では、画像
再構成手段(8,9)は、パターン抽出手段(13)が抽出した
画像パターンが交換を示す所定のパターンであると、該
交換パターンが示す2つの領域の画像データを入れ換え
て、画像データを再構成する。従って、原稿上に変換パ
ターンを記すだけで、変換パターンの記された画像の2
文字を互いに交換して画像を再構成するので、容易な操
作で、訂正原稿画像を得ることができる。
【0015】また、本発明の好ましい実施例では、画像
再構成手段(8,9)は、パターン抽出手段(13)が抽出した
画像パターンが空白挿入を示す所定のパターンである
と、該空白挿入パターンの領域に対応する位置の画像デ
ータ以降のアドレスの画像データを空白挿入領域分シフ
トして、画像データを再構成する。従って、原稿上に空
白挿入パターンを記すだけで、空白挿入パターンの記さ
れた画像(文字)を形成し、空白挿入された領域にあっ
た文字をシフトして画像を再構成するので、容易な操作
で、訂正原稿画像を得ることができる。
【0016】また、本発明の好ましい実施例では、画像
再構成手段(8,9)は、パターン抽出手段(13)が抽出した
画像パターンが移動を示す所定のパターンであると、該
移動パターンが指定する被移動領域の画像データを抜き
出し、被移動領域以降のアドレスの画像データを該領域
分シフトし、さらに、移動領域の画像データ以降のアド
レスの画像データを被移動領域分シフトして、シフトに
よってできた空白に被移動領域の画像データを挿入し
て、画像データを再構成する。従って、原稿上に移動パ
ターンを記すだけで、移動パターンの記された画像(文
字)を抜き出し、この領域以降の文字を詰めて画像を再
構成し、さらに、文字移動すべき位置(文字を移動する
位置)以降の文字をシフトして形成された領域に、移動
パターンの記された画像を挿入して画像を再構成するの
で、容易な操作で、訂正原稿画像を得ることができる。
【0017】また、本発明の好ましい実施例では、赤画
像データ対応の画像データを形成する赤画像処理手段(1
4,15,16,17,18,19);を備え、画像再構成手段(8,9)は、
パターン抽出手段(13)が抽出した画像パターンが文字挿
入を示す所定のパターンであると、文字挿入パターンが
指定する位置以降のアドレスの画像データを文字挿入パ
ターンが指定する領域分シフトし、シフトによってでき
た空白に赤画像処手段が形成するデータを挿入して、画
像データを再構成する。従って、原稿上に文字挿入パタ
ーン(挿入する文字を含む)を記すだけで、挿入文字画
像を指定された位置に挿入しつつ、挿入位置以降のアド
レスの文字データをシフトして画像を再構成するので、
容易な操作で、訂正原稿画像を得ることができる。
【0018】また、本発明の好ましい実施例では、前記
赤画像処理手段(14,15,16,17,18,19)は、赤画像データ
9の文字認識を行ない、文字認識に対応した画像データ
を形成する第1の画像データ形成手段(14,15,16);画像
データの文字画像の外形の平均長を算出し、赤画像デー
タの長さを、算出した平均長に変倍して画像データを形
成する第2の画像データ形成手段(14,15,17);および、
第1の画像データ形成手段(14,15,16)と第2の画像デー
タ形成手段(14,15,17)の一方を選択する選択手段(17,1
8);を備える。すなわち、挿入する文字を手書文字また
は形成される文字の一方が選択でき、また、手書文字を
挿入する場合、挿入文字データの大きさを調整するの
で、統一された字体の大きさが均整化された文章を容易
に生成でき、容易な操作で、訂正原稿画像を得ることが
できる。
【0019】また、本発明の好ましい実施例では、前記
第2の画像データ形成手段(14,15,17)は、画像データの
連続する画素の長さを検出し、文字データ1文字の画像
領域の相対領域を算出して、文字の形態に対応した平均
長を算出し、該平均長に対応して赤画像データを変倍し
て画像データを形成する。すなわち、文字の形態(大文
字、小文字、記号等)に対応して挿入文字データの大き
さを調整するので、その原稿内で適した大きさの文字で
編集が行なわれ、均整化された文章を容易に生成でき、
容易な操作で、訂正原稿画像を得ることができる。
【0020】また、本発明の好ましい実施例では、前記
画像読取り手段(1)は、原稿に対応したR,G,Bの各
色画像信号を出力するカラー画像読取り手段であり、前
記記憶手段(2)は、R,G,Bの各色画像データをそれ
ぞれ個別に記憶する記憶手段であり、さらに、前記赤領
域検出手段(11)は、R,G,Bの各色画像信号の差分を
検出する第1の検出手段(31a);Rの色画像信号のみか
ら成る画素を検出する第2の検出手段(33a);Rの色画
像信号に対してG,Bの各色画像信号が低レベルである
画素を検出する第3の検出手段(33a);および、検出さ
れた画素間を補完する補完手段(32a);で構成される。
すなわち、画像読取り手段として、カラー画像読取り手
段を用い、カラー対応の画像データに基づいて赤画像デ
ータを検出する。従って、赤画像データの分離が容易
に、しかも確実に行なえるので、編集作業の誤動作が少
ない信頼性の高い編集装置となり得る。
【0021】また、本発明の好ましい実施例では、前記
画像読取手段(1)は、モノクロ多値レベルの画像信号を
出力するモノクロ画像読取り手段であり、前記記憶手段
(2)は、多値レベルの画像データを記憶する記憶手段で
あり、さらに、前記赤領域検出手段(11)は、中間レベル
の画素を検出する第1の検出手段(31b);黒を示す信号
レベルより高いレベルの信号の画素を検出する第2の検
出手段(34b);および、検出した画素の連続性から補完
画素を推定する補完手段(33b);で構成される。すなわ
ち、画像読取り手段として多値レベルの画像信号を出力
するモノクロ画像読取り手段を用い、画像信号ノレベル
に応じて赤画像データを検出する。従って、カラー画像
読取り手段を用いる場合に比較して、構成が簡略化さ
れ、かつメモリの容量を抑えることができ、低コストと
なる。本発明の他の目的および特徴は図面を参照した以
下の実施例の説明により明らかになろう。
【0022】
【実施例】図1に、本発明の画像編集装置の構成概略を
示す。図1に示す装置は、黒の文字画像の原稿上に、訂
正・編集処理に対応した校正パターンを赤の筆記具で記
入すると、記入した赤のパターンに対応して原稿を自動
修正(画像を再構成)する。まず、画像読取り部1は、赤
の筆記具を用いて校正された、訂正及び編集を行いたい
原稿(原稿文字は黒の原稿)を光学的に読取る。読取ら
れた画像は光学信号から電気信号に変換され、デジタル
信号としてメモリ2に格納される。格納された1フレー
ムの画像情報は、赤で書かれた領域と黒で書かれた領域
の各々に対し別々の処理を施す。
【0023】校正を示すために赤で書かれた箇所は、赤
領域検出部11においてフレーム内よりその領域を検出
する。検出された領域は、処理内容を解析するために領
域分離部12に於いて黒で書かれた領域と分離する。分
離された画像情報に対し、パターン抽出部13におい
て、黒領域データとの相対的位置関係及びパターンマッ
チングの手法で、校正の処理内容を意味するパターンを
抽出する。
【0024】本実施例では、パターン抽出部13で抽出
されたパターンが文字の挿入処理を示すパターンである
場合、赤で書かれた挿入文字(または記号、符号等)が存
在するので、分離された赤で書かれた領域より文字文離
部15において挿入すべき文字画像を抽出する。抽出さ
れた文字画像はその処理方法が処理指定部18において
指定(オペレータにの指示に対応して指定)され、選択
部19により選択される。赤の筆記具で書かれた文字を
活字体で黒で印字された文字間に挿入する場合、文字認
識処理部16において対象とする文字画像に対応する文
字コードを生成し、文字コードで示される活字体のフォ
ントデータに変換する。一方、認識処理によらず、手書
きで書かれた文字をその筆跡を残して黒で示された文字
間に挿入する場合、文字整形処理部17において、分離
抽出された挿入文字画像を挿入しようとする文字行の平
均文字サイズに合わせて、縦方向及び横方向の各々をそ
れぞれ独立に変倍する。パターン抽出部13において抽
出された校正を示すパターン、文字認識処理部16およ
び文字整形処理部17で生成された挿入文字を用いて、
訂正・編集処理部14において読み取り画像に対する訂
正および編集処理を行なう。
【0025】訂正及び編集が施こされる領域に関する処
理は、行検出部3において各文字行を検出する。検出し
た文字行に対し、文字画像分離部4において文字行中の
文字画像を一文字ずつ分離する。分離された文字画像に
対して位置情報抽出部5は、読込まれた原稿のフレーム
内においてその位置する場所を示す位置情報、文字領域
の大きさを示す領域情報、および他の文字との相対的な
位置関係を示す配置情報を、それぞれ抽出する。抽出さ
れた各々の情報は、位置情報格納部6に格納される。更
に、行/列開始・終了位置格納部7において、各行の文
字開始位置、終了位置、および列方向に関する開始位置
および終了位置、をそれぞれ格納する。画像再構成部8
は、訂正・編集処理部14での訂正および編集処理され
た文字情報、位置情報格納部6および行/列開始・終了
位置格納部7に格納されている黒で示される文字画像の
位置情報に基づき、必要な文字画像の複写及び配置転換
を行なう。この処理により、原稿の赤で指示した訂正お
よび編集の内容に基づいて訂正および編集処理された画
像が形成される。画像再構成部8で再構成された画像デ
ータはメモリ9に格納され、出力部10においてプリン
トアウトされる。図9に、本実施例の画像編集装置の校
正パターン、および校正パターンに対応した編集作業の
内容を示す。本実施例の画像編集装置は、図9に示すパ
ターンを原稿上に記入し、原稿の読取りを行なうと、編
集作業原稿に赤で書かれた校正パターンを検出し、検出
したパターンに応じて削除,消去,交換,空白挿入,文
字挿入,移動等の編集処理を実行する。以下に、各処理
における画像再構成部8の制御動作を示す。
【0026】図2に、文字を削除する削除処理の内容を
示す。パターン抽出部13において、赤で記された削除
を示すパターンを検出すると、この削除処理を実行す
る。まず、位置情報格納部6に格納されている黒で示さ
れる文字の位置情報に基づき、文字の削除の開始位置を
設定する(ステップ1:以下カッコ内ではステップと言
う語は省略する)。次に、削除に対応し、その領域を詰
め文字画像をシフトするシフト開始位置を設定する
(2)。行/列開始・終了位置格納部7に格納されてい
る文字行の終了位置を比較し、その行内の文字画像を必
要な領域だけシフトしても次の行にシフトの影響が波及
しない文字行を検出し、シフト終了位置を設定する
(3)。
【0027】メモリ2に格納されている読取り画像内に
おいて、シフトする文字画像データの位置アドレスを位
置情報格納部6および行/列開始・終了位置格納部7に
格納されている文字画像に関する位置情報に基づき算出
し(4)、再構成画像が格納されるメモリ9の書込み先
アドレスを算出する(5)。このメモリ9の書込み先ア
ドレスにメモリ2のイメージデータを複写する(6)。
ステップ3〜6の処理を文字画像をシフトする領域内に
おいて繰返す(7)。
【0028】図3に、図2の削除処理により削除された
文字の例を示す。図3(a)の103(2本線)が赤で
書かれた削除を示すパターンであり、104が削除開始
点、105がシフト開始位置をそれぞれ示す。また図3
(b)は、書き込み先アドレスを示す。
【0029】図4に、文字を消去してその位置に空白を
生成する消去処理の内容を示す。パターン抽出部13に
おいて、赤で記された消去を示すパターンを検出すると
この消去処理を実行する。まず、位置情報格納部6に格
納されている黒で示される文字の位置情報に基づき、文
字の消去の開始位置を設定し、さらに消去区間を算出す
る(10,11)。再構成画像が格納されているメモリ
9の、文字の消去に対応し空白を書込むための書込み先
アドレスを算出し、このアドレスに空白を書込む(1
2,13)。ステップ12,13の処理を消去区間の範
囲だけ繰返す(14)。
【0030】図5に、同一の文字行内で連続する文字を
その前後で交換する交換処理の内容を示す。パターン抽
出部13において、赤で記された交換を示すパターンを
検出するとこの交換処理を実行する。まず、位置情報格
納部6に格納されている黒で示される文字の位置情報に
基づき、文字画像を現在の位置からその後方に位置を変
換する、文字変換の開始位置を設定し、領域を算出する
(20,21)。
【0031】メモリ2に格納されている読取り画像内に
おいて、位置を後方に変換する文字画像データの位置ア
ドレスを位置情報格納部6および行/列開始・終了位置
格納部7に格納されている文字画像に関する位置情報に
基づき算出し(22)、再構成画像が格納されるメモリ
9の書込み先アドレスを算出する(23)。このメモリ
9の書込み先アドレスにメモリ2のイメージデータを複
写する(24)。ステップ23〜25の処理を文字画像
を変換する領域内において繰返す(25)。
【0032】更に、位置情報格納部6に格納されている
黒で示される文字の位置情報に基づき、文字画像を現在
の位置からその前方に位置を変換する、文字変換の開始
位置を設定し、その領域を算出する(26,27)。
【0033】メモリ2に格納されている読取り画像内に
おいて、位置を前方に変換する文字画像データの位置ア
ドレスを位置情報格納部6および行/列開始・終了位置
格納部7に格納されている文字画像に関する位置情報に
基づき算出し(28)、再構成画像が格納されるメモリ
9の書込み先アドレスを算出する(29)。このメモリ
9の書込み先アドレスにメモリ2のイメージデータを複
写する(30)。ステップ23〜25の処理を文字画像
を変換する領域内において繰返す(31)。以上の処理
で同一文字行内で連続する文字領域の交換が完了する。
【0034】図6に、同一行内の文字間に空白を挿入す
る空白挿入処理の内容を示す。パターン抽出部13にお
いて、赤で記された空白挿入を示すパターンを検出する
とこの空白挿入処理を実行する。まず、位置情報格納部
6に格納されている黒で示される文字の位置情報に基づ
き、空白挿入を開始する位置を設定する(40)。挿入
に対応し、挿入される空白の領域長を算出する(4
1)。行/列開始・終了位置格納部7に格納されている
文字行の終了位置を比較し、その行内の文字画像を必要
な領域だけシフトしても次の行にシフトの影響が波及し
ない文字行を検出し、シフト終了位置を設定する(4
2)。
【0035】メモリ2に格納されている読取り画像内に
おいて、シフトする文字画像データの位置アドレスを位
置情報格納部6および行/列開始・終了位置格納部7に
格納されている文字画像に関する位置情報に基づき算出
し(43)、再構成画像が格納されるメモリ9の書込み
先アドレスを算出する(44)。このメモリ9の書込み
先アドレスにメモリ2のイメージデータを複写する(4
5)。ステップ43〜45の処理を文字画像をシフトす
る領域内において繰返す(46)。
【0036】図7に、同一行の文字間に新たな文字群を
追加挿入する文字挿入処理の内容を示す。パターン抽出
部13において、赤で記された文字挿入を示すパターン
を検出すると、この文字挿入処理を実行する。まず、位
置情報格納部6に格納されている黒で示される文字の位
置情報に基づき、文字挿入を開始する位置を設定する
(50)。挿入に対応し、挿入される文字の領域長を算
出する(51)。行/列開始・終了位置格納部7に格納
されている文字行の終了位置を比較し、その行内の文字
画像を必要な領域だけシフトしても次の行にシフトの影
響が波及しない文字行を検出し、シフト終了位置を設定
する(52)。
【0037】再構成画像が格納されるメモリ9におい
て、新たな文字群の追加挿入に対応して挿入文字を書込
む書込み先アドレスを算出し(53)、文字認識処理部
16または文字整形処理部17により生成される挿入文
字画像をこのアドレスに複写する(54)。追加挿入さ
れる文字群の範囲だけこれを繰返す(55)。
【0038】メモリ2に格納されている読取り画像内に
おいて、シフトする文字画像データの位置アドレスを位
置情報格納部6および行/列開始・終了位置格納部7に
格納されている文字画像に関する位置情報に基づき算出
し(56)、再構成画像が格納されるメモリ9の書込み
先アドレスを算出する(57)。このメモリ9の書込み
先アドレスにメモリ2のイメージデータを複写する(5
8)。ステップ56〜58の処理を文字画像をシフトす
る領域内において繰返す(59)。
【0039】図8に、同一行内の文字間に他の位置に黒
で示された文字群を移動挿入する移動処理の内容を示
す。パターン抽出部13において、赤で記された移動を
示すパターンを検出するとこの移動処理を実行する。ま
ず、位置情報格納部6に格納されている黒で示される文
字の位置情報に基づき、文字移動を開始する位置を設定
する(60)。また移動する文字群の領域を算出する
(61)。その後、再構成画像が格納されるメモリ9に
おいて、移動する文字群の画像が喪失されるように、削
除処理(図2に示す処理)を施す(62)。
【0040】メモリ2に格納されている読取り画像内に
おいて、移動する文字画像データの位置アドレスを位置
情報格納部6および行/列開始・終了位置格納部7に格
納されている文字画像に関する位置情報に基づき算出し
(63)、再構成画像が格納されるメモリ9の書込み先
アドレスを算出する(64)。このメモリ9の書込み先
アドレスにメモリ2のイメージデータを複写する(6
5)。ステップ63〜65の処理を文字画像を移動する
領域内において繰返す(66)。
【0041】図10に、文字挿入処理時の赤データに関
する処理内容を示す。挿入のための文字群を画像領域に
おいて指定し(70)、処理モードの選択により認識処
理が設定された場合(71)、文字画像を切り出し文字
パターン対応する認識コードに変換する(76,7
7)。これを挿入する文字画像領域において繰返す(7
8)。各々の変換された認識コードに対応する文字のフ
ォントデータを挿入文字パターンとして生成する(7
9)。
【0042】一方、整形処理が設定された場合(7
1)、文字群が挿入される文字行を形成する文字画像の
平均文字外形サイズを算出する(72)。挿入する文字
を各々切り出し、この縦横各々の方向を平均の文字サイ
ズと一致するように独立に変倍する(73,74)。こ
れを挿入する文字画像領域において繰返し、挿入文字パ
ターンを生成する(75,79)。
【0043】図11に、文字行の平均文字外形サイズの
算出例を示す。基準線85で示される文字行において、
その行に含まれる文字に関し明らかに大きさの異なる小
文字86を除き87,88,89,90の大文字を用い
て縦方向、横方向の各々の平均長を算出する。小文字に
関しても同様に小文字と判別された文字画像を用いて各
々の方向の平均長を算出する。
【0044】図12に、整形文字を得るための変倍量を
算出する処理の内容を示す。検出された挿入文字領域に
おいて、図13に示すように、縦方向、横方向の各々画
像のヒストグラム作成する。行方向に関しヒストグラム
より行上端の基準線及び下端の基準線を各々検出する。
列方向に関してはヒストグラムより一つの文字画像を構
成する領域を分離する(70〜72)。分離された領域
内において左側上端を開始点として連続する黒画素検出
のための走査を行なう(72)。これにおいて検出され
た黒画素の位置より縦方向,横方向の長さを検出し、こ
の長さを切り出された文字画像の外形サイズとする。更
に検出位置が分離領域の一部に偏っており、外形サイズ
が他に比べて小さいは場合小文字と見なす。この場合偏
っている位置により、例えば左下端において検出された
場合小文字とし、上端部において検出された場合、アポ
ストロフィなどの記号と判別される(73)。
【0045】以下に、原稿画像を読取り、読取った画像
から赤領域を検出する構成(図1に示す1,2,11)
について説明する。
【0046】図14にカラースキャナを用いて赤領域を
検出する場合の、構成概略を示す。カラースキャナ1で
読取られた画像信号は、red,green,blueの信号に各々
分解されてメモリプレーン2に格納される。差分検出部
31aにおいて、redプレーンに対する他のプレーンの
差分を求め、原稿上の赤で書かれた画素を検出する。正
しく検出されない赤で書かれた画素は、内挿補完部32
aにおいて、検出された画素データを用いた内挿補完に
より推定する。以上の出力を基に赤領域識別部33aに
おいて、赤で書かれた領域を識別する。なお、図15に
示す93は、赤で書かれた画素を示し、94は黒の上に
赤で書かれた画素を示す。
【0047】図16にモノクロスキャナの出力多値信号
を用いて赤領域を検出する場合の、構成概略を示す。多
値信号に対し黒レベルと白レベルの中間のレベルを持つ
画素を、中間レベル検出部31bにおいて検出し、これ
を赤で書かれた画素と判断する。また、検出部34bに
おいて、黒レベルよりも高いレベルの画素を検出し、こ
れを黒に赤で重ね書きされた画素と判断する。いずれに
おいても、検出されない赤で書かれた画素は、検出され
た画素データを用いて内挿補完部32bで内挿補完によ
り推定する。以上の出力を基に、赤領域識別部33bに
おいて、赤で書かれた領域を識別する。なお図17に示
す101は赤で書かれた画素を示し、102は黒の上に
赤で重ね書きした画素を示す。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、パターン
抽出手段(13)が、分離手段(12)により得られた赤画像デ
ータが形成する画像パターンを、記憶手段(2)に記憶さ
れた画像データの位置対応情報と共に抽出する。また、
画像再構成手段(8,9)が、パターン抽出手段(13)が抽出
した画像パターンおよび画像データの位置対応情報に対
応して、位置情報抽出手段(3,4,5,6,7)が記憶した情報
を基に記憶手段(2)に記憶された画像データのデータ置
換およびデータシフトを行ない、画像データを再構成す
る。従って、黒文字の原稿に赤で所定パターンを記し
て、これを画像読取り手段で読取ると、パターンに対応
して画像編集を行なうので、短時間で画像編集作業が行
なえる。また、キーボードやタブレット等の特殊な入力
装置は必要しないので、操作が非常に容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像編集装置の構成概略を示すブロ
ック図である。
【図2】 画像再構成部10の削除処理を示すフローチ
ャートである。
【図3】 削除処理における画像処理中の一例を示す平
面図である。
【図4】 画像再構成部10の消去処理を示すフローチ
ャートである。
【図5】 画像再構成部10の交換処理を示すフローチ
ャートである。
【図6】 画像再構成部10の空白挿入処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】 画像再構成部10の文字挿入処理を示すフロ
ーチャートである。
【図8】 画像再構成部10の移動処理を示すフローチ
ャートである。
【図9】 校正パターンおよび校正パターンに対応した
編集作業の内容の概略を示す平面図である。
【図10】 文字挿入処理時の赤データに関する処理を
示すフローチャートである。
【図11】 文字行の平均文字外形サイズの算出を説明
するためのモデルを示す平面図である。
【図12】 整形文字を得るための変倍量を算出する処
理を示すフローチャートである。
【図13】 変倍量を算出する際の、原稿画像縦方向,
横方向の各々画像のヒストグラム、および行方向に関し
ヒストグラムより行上端の基準線及び下端の基準線を示
す、平面図である。
【図14】 カラースキャナを用いて読取った画像から
赤画像データ領域を検出する構成概略を示すブロック図
である。
【図15】 カラースキャナで読取った画像データのデ
ータレベルの一例を示すグラフである。
【図16】 モノクロスキャナを用いて読取った画像か
ら赤画像データ領域を検出する構成構成概略を示すブロ
ック図である。
【図17】 モノクロスキャナで読取った画像データの
データレベルの一例を示すグラフである。
【符号の説明】
1:画像読取り部 2:メモリ(記憶
手段) 3:行検出部 4:文字画像分離
部 5:位置情報抽出部 6:位置情報格納
部 7:行/列開始・終了位置格納部 (3,4,5,6,7:位置情報抽出手段) 8:画像再構成部 9:メモリ (8,9:画像再構成手段) 10:出力部 11:赤領域検出部(赤領域検出手段) 12:領域分離部(分離手段) 13:パターン抽出部(パターン抽出手段) 14:訂正・編集処理部 15:文字分離部 16:文字認識処理部 17:文字整形処
理部 18:処理指定部 19:選択部 (18,19:選択手段) (14,15,16:第1の画像データ形成手段) (14,15,17:第2の画像データ形成手段) (14,15,16,17,18,19:赤画像形成手
段) 1:カラースキャナ(画像読取り手段) 2:メモリプレーン(記憶手段) 31a:プレーン差分検出部(第1の検出手段) 32a:内挿補完部(補完手段) 33a:赤領域識別部(第2の検出手段,第3の検出手
段) 1:モノクロスキャナ(画像読取り手段) 2:多値レベル格納メモリ(記憶手段) 31b:中間レベル検出部(第1の検出手段) 32b:画素内挿補完部(補完手段) 33b:赤領域識別部 34b:画素検出部(第2の検出手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を走査して画像読取り画素毎の画像デ
    ータを出力する画像読取り手段;画像読取り手段が読取
    った画像データを記憶する記憶手段;記憶手段に記憶さ
    れた画像データを行単位の画像に分離し、分離した画像
    をさらに文字単位の画像に分離し、分離したそれぞれの
    文字画像の位置情報を抽出して記憶する位置情報抽出手
    段;記憶手段に記憶された画像の、赤色のデータ領域を
    検出する赤領域検出手段;赤領域検出手段により検出さ
    れた領域の赤画像データを、画像データから分離する分
    離手段;分離手段により得られた赤画像データが形成す
    る画像パターンを、記憶手段に記憶された画像データの
    位置対応情報と共に抽出するパターン抽出手段;およ
    び、 パターン抽出手段が抽出した画像パターンおよび画像デ
    ータの位置対応情報に対応して、位置情報抽出手段が記
    憶した情報を基に記憶手段に記憶された画像データのデ
    ータ置換およびデータシフトを行ない、画像データを再
    構成する画像再構成手段;を備える画像編集装置。
  2. 【請求項2】画像再構成手段は、パターン抽出手段が抽
    出した画像パターンが削除を示す所定のパターンである
    と、該削除パターンの領域に対応する位置の画像データ
    を削除し、該削除した領域以降のアドレスの画像データ
    を削除領域分シフトして、画像データを再構成すること
    を特徴とする前記請求項1記載の画像編集装置。
  3. 【請求項3】画像再構成手段は、パターン抽出手段が抽
    出した画像パターンが消去を示す所定のパターンである
    と、該消去パターンの領域に対応する位置の画像データ
    を空白を示す画像データに置換して、画像データを再構
    成することを特徴とする前記請求項1記載の画像編集装
    置。
  4. 【請求項4】画像再構成手段は、パターン抽出手段が抽
    出した画像パターンが交換を示す所定のパターンである
    と、該交換パターンが示す2つの領域の画像データを入
    れ換えて、画像データを再構成することを特徴とする前
    記請求項1記載の画像編集装置。
  5. 【請求項5】画像再構成手段は、パターン抽出手段が抽
    出した画像パターンが空白挿入を示す所定のパターンで
    あると、該空白挿入パターンの領域に対応する位置の画
    像データ以降のアドレスの画像データを空白挿入領域分
    シフトして、画像データを再構成することを特徴とする
    前記請求項1記載の画像編集装置。
  6. 【請求項6】画像再構成手段は、パターン抽出手段が抽
    出した画像パターンが移動を示す所定のパターンである
    と、該移動パターンが指定する被移動領域の画像データ
    を抜き出し、被移動領域以降のアドレスの画像データを
    該領域分シフトし、さらに、移動領域の画像データ以降
    のアドレスの画像データを被移動領域分シフトして、シ
    フトによってできた空白に被移動領域の画像データを挿
    入して、画像データを再構成することを特徴とする前記
    請求項1記載の画像編集装置。
  7. 【請求項7】赤画像データ対応の画像データを形成する
    赤画像処理手段;を備え、 画像再構成手段は、パターン抽出手段が抽出した画像パ
    ターンが文字挿入を示す所定のパターンであると、文字
    挿入パターンが指定する位置以降のアドレスの画像デー
    タを文字挿入パターンが指定する領域分シフトし、シフ
    トによってできた空白に赤画像処手段が形成するデータ
    を挿入して、画像データを再構成することを特徴とする
    前記請求項1記載の画像編集装置。
  8. 【請求項8】前記赤画像処理手段は、赤画像データの文
    字認識を行ない、文字認識に対応した画像データを形成
    する第1の画像データ形成手段;画像データの文字画像
    の外形の平均長を算出し、赤画像データの長さを、算出
    した平均長に変倍して画像データを形成する第2の画像
    データ形成手段;および、第1の画像データ形成手段と
    第2の画像データ形成手段の一方を選択する選択手段;
    を備えることを特徴とする、前記請求項7記載の画像編
    集装置。
  9. 【請求項9】前記第2の画像データ形成手段は、画像デ
    ータの連続する画素の長さを検出し、文字データ1文字
    の画像領域の相対領域を算出して、文字の形態に対応し
    た平均長を算出し、該平均長に対応して赤画像データを
    変倍して画像データを形成することを特徴とする、前記
    請求項8記載の画像編集装置。
  10. 【請求項10】前記画像読取手段は、原稿に対応した
    R,G,Bの各色画像信号を出力するカラー画像読取り
    手段であり、前記記憶手段は、R,G,Bの各色画像デ
    ータをそれぞれ個別に記憶する記憶手段であり、さら
    に、前記赤領域検出手段は、R,G,Bの各色画像信号
    の差分を検出する第1の検出手段;Rの色画像信号のみ
    から成る画素を検出する第2の検出手段;Rの色画像信
    号に対してG,Bの各色画像信号が低レベルである画素
    を検出する第3の検出手段;および、検出された画素間
    を補完する補完手段;で構成されることを特徴とする、
    前記請求項1記載の画像編集装置。
  11. 【請求項11】前記画像読取手段は、モノクロ多値レベ
    ルの画像信号を出力するモノクロ画像読取り手段であ
    り、前記記憶手段は、多値レベルの画像データを記憶す
    る記憶手段であり、さらに、前記赤領域検出手段は、中
    間レベルの画素を検出する第1の検出手段;黒を示す信
    号レベルより高いレベルの信号の画素を検出する第2の
    検出手段;および、検出した画素の連続性から補完画素
    を推定する補完手段;で構成されることを特徴とする、
    前記請求項1記載の画像編集装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012204906A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置およびプログラム
JP2018019299A (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、文書電子化プログラムおよび文書電子化方法
JP2018019300A (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、文書電子化プログラムおよび文書電子化方法

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JP2018019299A (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、文書電子化プログラムおよび文書電子化方法
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