JPH11144014A - 非接触icカード - Google Patents

非接触icカード

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Publication number
JPH11144014A
JPH11144014A JP9306827A JP30682797A JPH11144014A JP H11144014 A JPH11144014 A JP H11144014A JP 9306827 A JP9306827 A JP 9306827A JP 30682797 A JP30682797 A JP 30682797A JP H11144014 A JPH11144014 A JP H11144014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
voltage
level
circuit
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP9306827A
Other languages
English (en)
Inventor
Yousuke Chiyoujiyamori
洋助 長者森
Masaaki Ando
公明 安藤
Takehiro Okawa
武宏 大川
Nobuyuki Arasawa
伸幸 荒澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9306827A priority Critical patent/JPH11144014A/ja
Publication of JPH11144014A publication Critical patent/JPH11144014A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】リーダライタからの一定の電力供給に対して余
分な電力を受電せず、熱の発生を抑えてカードの信頼性
を高める。 【解決手段】発光ダイオードによって電力強度を使用者
に知らせ、コイル間の距離を適度に合わせられる電圧検
出手段を設けることで余分な電力を制限する。また、周
波数検出手段を設け、使用周波数の違いを検出して関係
の無い電力を受電しない構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】電力および双方向の情報伝達
を非接触で行う非接触ICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】非接触ICカードの形態は、送受信装置
(以下リーダライタ)のコイルとカードのコイル間の距
離によって密着型,近接型,遠隔型等に分かれており、
何れも非接触によって信号及び電力を供給することは共
通である。非接触によってリーダライタからカードに電
力を供給するということは、コイル間の距離が変化して
も動作範囲内の距離において必要な電力がリーダライタ
から供給されなければならず、コイル間の距離によって
はカード側が余分な電力まで受電することになる。
【0003】このような余分な電力は熱によって消費さ
せるのが一般的であるが、熱の発生は内部回路の消耗、
さらには寿命を短くすることにつながる恐れがある。従
って特開平4−308988 号等には、余分な電力を出さない
ようにするため、一旦カード側で最大の電力で受電して
必要な信号をリーダライタ側に送り、今度はリーダライ
タ側に返ってきた信号でリーダライタとカード上のコイ
ルとの間の距離を測定して出力を制御する例もある。し
かし、これらの従来技術では無駄な信号の送受信やリー
ダライタ側の回路が複雑になる等の問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】リーダライタ側は一定
の電力を供給し、カード側で余分な電力を受電しないよ
うにできれば良いが、非接触ICカードは接触カードと
違って固定されずに済む最大のメリットがある反面、使
用者がコイル間の距離を決めてしまうことがデメリット
にもなっている。
【0005】本発明の目的は使用者がコイル間の距離を
決めてしまうことを利用し、カード側に距離を知らせる
機構を備えて使用者が簡単にコイル間の距離を制御でき
るようにし、カード内部に負担をかけないことにある。
【0006】また他の目的は、今後、各種非接触ICカ
ードが登場し、使用周波数も多岐にわたることが予想さ
れ、カード自身が自己使用周波数のみに応答することで
他種のカード用に設定されたリーダライタからの危険で
無駄な電力の受電を防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にカード内部に交流電流から整流し、得られた所定の直
流電圧に対して予め設定した電圧と比較し、レベル検出
する検出手段と、上記検出手段に追従しながら各レベル
毎に発光する発光ダイオードを備え、リーダライタとカ
ードのコイル間の距離によって発光ダイオードの発光を
変化させて使用者にコイル間隔を可視光で伝達する手段
を設ける。
【0008】また、交流電流より使用周波数を検出する
周波数検出手段と、上記周波数検出手段により自己使用
周波数と違う周波数の場合は前期発光ダイオードを点滅
させる等の警告発光をし、使用者にカード種の違いを可
視光で伝達する手段を設ける。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態の一例を
示す非接触ICカードのブロック図である。親機である
送受信装置(図示せず)より受電コイル1で電力及び信
号を受電する。受電された電力成分は整流回路2により
整流され、定電圧回路4及び本発明に係る電圧検出回路
3に伝達される。定電圧回路4で定電圧化された直流電
流は制御回路5,周波数検出回路6等の電源として供給
される。受電された信号成分は周波数検出回路6及び検
波回路7に伝達され、周波数検出,データ再生して使用
される。
【0010】一方電圧検出回路3に伝達された直流電流
は電圧比較され、レベル小,レベル最適,レベル大に分
類され、それぞれのレベルに対応するLED8,LED
9,LED10を発光させる。電圧設定としてはレベル
小でカードを離しすぎ、レベル中で最適位置、レベル大
でカードを近づけすぎ程度に設定し、LEDを発光させ
使用者に知らせる。
【0011】本発明の非接触ICカードの使用形態の実
際的な状況を図3で説明する。親機である送受信装置2
5の上部に磁界の発信源23があり、使用者24がカー
ド22を持って送受信装置25の上にかざすとカードは
反応し、使用者がレベル表示21により、レベル小なら
ば近づけ、レベル大ならば離し、最適レベルに合わせる
ことができることになる。レベル大の状態を続けると余
分な電力は熱になり、密封されたカードでは回数を重ね
るとカードに悪影響を与えることになる。非接触ICカ
ードの処理時間は使用形態によって変化すると思われる
が、時間の長短に関わらずレベル合わせによって最適の
条件でカードを使用できることになればリトライの回数
を減らすことにもつながり、結果として熱の発生を抑
え、処理時間の短縮等の効果にもつながる。
【0012】また、非接触ICカードは多方面,他種類
のものが使用される可能性がある。
【0013】従って、周波数帯も幾つかに分かれる可能
性がある。その場合、一般の非接触ICカードではどの
周波数帯でも受電し、IDコードやパスワード等のセキ
ュリティコードが一致するかしないかを判断する。しか
し、周波数帯が違えばセキュリティコードを確かめるべ
くもないが、コードの確認作業の間は電力を受電し、リ
トライを何度か繰り返すのが一般的であり、無駄な動作
を続けることになる。特に電磁界が強い場合、カードに
与えるダメージは大きくなる。
【0014】本発明の他の発明として周波数検出回路6
がある。受電周波数から周波数検出を行い、カード自身
の固有周波数かどうかを判定し、はずれている場合はL
EDのレベル大を点滅させるなどで使用者にカード種類
が違うことを促す手段をとる。これにより使用者はLE
Dの反応によって対応機種の正否を即座に判別でき、違
うと分かれば即座にカードを送受信機25から離しカー
ドに与えるダメージを極力抑えることができる。
【0015】図2は従来の回路である。コイル11で受
電した電力成分は整流回路12で整流され、定電圧回路
13で安定化し、制御回路14等に送られる。同様に信
号成分は検波回路15にて再生され制御回路に送られ
る。従来は送受信装置との距離とは関係なく受電される
ので余分な電力は熱によって消費するしかなく、密封さ
れたカード内部の回路に悪影響を与えていたし、周波数
が違ってもリトライを繰り返す動作をしていた。
【0016】尚、使用者にカードの状況を知らせる手段
としては、発光ダイオードの他に圧電スピーカ等を使用
した音による方法や、マイクロバイブレータを使用した
振動等による伝達手段も考えられる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、送受信装置と非接触I
Cカードの距離を最適に保つことができるようになり、
最大の弱点である余分な電力を受電することを最小限に
抑え、熱等による内部回路に与える悪影響を軽減させる
ことや、最適な位置関係で通信状態を最良にすることで
カードの信頼性を上げることができる。また、違うタイ
プのリーダライタ上でカードを使用しても、周波数の違
いを検出することで無駄に電力を受電せずに、処理時間
の短縮が図れ、カードの信頼性を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すICカードの
ブロック図。
【図2】従来の例を示すICカードのブロック図。
【図3】本発明の実施の別形態の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1…受電コイル、2…整流回路ブロック、3…電圧検出
回路ブロック、4…定電圧回路ブロック、5…制御回路
ブロック、6…周波数検出回路ブロック、7…検波回路
ブロック、8…レベル小表示用LED、9…レベル最適
表示用LED、10…レベル大表示用LED、11…受
電コイル、12…整流回路ブロック、13…定電圧ブロ
ック、14…制御回路ブロック、15…検波回路ブロッ
ク、21…本発明のICカード内のLED、22…本発
明のICカード内のLED、23…送受信発信源、24
…使用者、25…送受信装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒澤 伸幸 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非接触ICカードに供給された交流電力を
    整流し、直流化された電圧から予め設定された電圧に合
    わせてレベル検出する電圧検出手段を設け、上記ICカ
    ードの電力供給の度合いを使用者に確認出来る手段を設
    けたことを特徴とする非接触ICカード。
  2. 【請求項2】非接触ICカードにおいて、上記ICカー
    ドの使用する周波数を検出する周波数検出手段を設け、
    上記ICカードが使用する以外の周波数の受電時には使
    用者に警告する手段を設けたことを特徴とする非接触I
    Cカード。
  3. 【請求項3】非接触ICカードに供給された交流電力を
    整流し、直流化された電圧から予め設定された電圧に合
    わせてレベル検出する電圧検出回路及びレベル毎に発光
    する発光ダイオード駆動回路を備えた電圧検出手段を設
    け、上記電圧検出によって上記ICカードの電力供給の
    度合いを可視できる手段を設けたことを特徴とする非接
    触ICカード。
  4. 【請求項4】非接触ICカードにおいて、上記ICカー
    ドの使用する周波数を検出する周波数検出回路を備え、
    上記ICカードの使用する以外の周波数の受電時には発
    光ダイオードによって警告する周波数検出回路手段を設
    けたことを特徴とする非接触ICカード。
JP9306827A 1997-11-10 1997-11-10 非接触icカード Pending JPH11144014A (ja)

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