JPH11143853A - 不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ - Google Patents

不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ

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JPH11143853A
JPH11143853A JP9309031A JP30903197A JPH11143853A JP H11143853 A JPH11143853 A JP H11143853A JP 9309031 A JP9309031 A JP 9309031A JP 30903197 A JP30903197 A JP 30903197A JP H11143853 A JPH11143853 A JP H11143853A
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達哉 沖
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュメモリの動作に必要な各電源電圧
の測定は、テスト時に通常、一回行えばよく、必要以上
の回数、前記各電源電圧の測定を行うことは、マイクロ
コンピュータ本来の動作テストの効率を低下させてしま
うという課題があった。 【解決手段】 ソフトウエアリセットの実行時を除くハ
ードウエアリセット実行時に、電源電圧測定コマンドを
もとに生成した不揮発メモリの動作に必要な各電源電圧
を測定し所定の格納手段へ格納するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不揮発メモリの
動作に必要な電源電圧の測定に伴うマイクロコンピュー
タ本来の動作テストの効率低下を防止できる不揮発メモ
リ内蔵マイクロコンピュータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の不揮発メモリ内蔵マイク
ロコンピュータにおける不揮発メモリ(以下、フラッシ
ュメモリという)およびその関連回路ブロックを示す回
路構成図である。図において、1は不揮発メモリ内蔵マ
イクロコンピュータ、3はフラッシュメモリを含む回路
ブロック、4はA−D変換器、5はポート制御部であ
る。6は不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ1のデ
ータバス、7はフラッシュメモリ、8はフラッシュメモ
リ7をアクセスするためのアドレスデコーダ、9はセン
スアンプおよび書込回路(以下、センスアンプ/書込回
路という)、10はソース回路、11はフラッシュメモ
リの動作に必要な各種電源電圧を発生するフラッシュ電
源電圧発生回路である。
【0003】12は前記回路ブロック3に構成されてい
るフラッシュメモリ制御部である。13はフラッシュメ
モリ7への書き込み(以下、プログラムという)、読み
出し(以下、リードという)、書き込み確認(以下、プ
ログラムベリファイという)、消去(以下、イレーズと
いう)、消去確認(以下、イレーズベリファイという)
等を実施するためのソフトウエアコマンドを実行するシ
ーケンスを構成するシーケンス回路、14はフラッシュ
モード時の状態を制御するためのフラッシュ制御レジス
タ、15はソフトウエアコマンドをラッチするためのフ
ラッシュコマンドレジスタ、16は前記ソフトウエアコ
マンドをデコードするためのコマンドデコーダである。
【0004】20,21,22はフラッシュ電源電圧発
生回路11に必要な電源VPP,VCC,VSSを供給
するための電源端子、23は外部リセット入力端子、2
4はA−D変換器4の外部トリガ入力端子、25a〜2
5cはアナログ入力AN0〜ANiのアナログ入力端
子、30a〜30cはアナログ入力端子25a〜25c
から入力されたアナログ信号を選択するためのトランス
ミッションゲート、41はトランスミッションゲート3
0a〜30cで選択したアナログ信号をA−D変換器4
へ伝達する信号線、42はセンスアンプ/書込回路9と
アドレスデコーダ8を制御するためのフラッシュメモリ
制御部12からの信号が出力される信号線、43,44
および45はセンスアンプ/書込回路9、アドレスデコ
ーダ8およびソース回路10を動作させるための電源
線、46はフラッシュ電源電圧発生回路11を制御する
ためのフラッシュメモリ制御部12からの信号が出力さ
れる信号線、47は外部リセット入力端子23からリセ
ット信号が入力されるリセット信号線である。
【0005】図6は、アナログ入力端子から入力される
アナログ信号の入力回路を示す構成図であり、図におい
て、100はポートラッチ回路部、101はポート方向
レジスタ回路部、102はポートラッチ回路部100に
ラッチされた内容を外部へ出力するためのトライステー
トバッファ、103はアナログ入力端子25aから入力
されたアナログ信号を内部のデータバス6ヘ出力するた
めのトライステートバッファである。これらポートラッ
チ回路部100、ポート方向レジスタ回路部101など
は各アナログ入力端子ごとに設けられている。
【0006】図7は、符号600で示されたトランスミ
ッションゲートがMOSトランジスタにより構成されて
いることを示しており、601はNチャネルMOSトラ
ンジスタ、602はPチャネルMOSトランジスタであ
る。
【0007】図8は、従来の不揮発メモリ内蔵マイクロ
コンピュータの制御レジスタのアドレスマップであり、
「000000H」番地から「00007FH」番地ま
でが制御レジスタに割り当てられている領域(以下、ス
ペシャルファンクションレジスタ、SFR領域という)
である。
【0008】図9は、従来の不揮発メモリ内蔵マイクロ
コンピュータの前記制御レジスタのアドレス制御回路周
辺の構成を示す回路図である。図において、700,7
01,702,703はそれぞれアドレスデコード手段
であり、アドレスデコード手段700はアドレスAD1
〜AD3アクセス時にLレベルを出力する。アドレスデ
コード手段701はシングルチップモードのときにLレ
ベルを出力する。アドレスデコード手段702はアドレ
スビットAD4〜AD6アクセス時にLレベルを出力す
る。アドレスデコード手段703はアドレスビットAD
7〜AD9のいずれかがHレベルのときにLレベルを出
力し、ここで前記SFR領域の最上位番地が「0000
7FH」であることを決定づけている。704はアドレ
スデコード手段700〜702のいずれかがLレベルを
出力したときHレベルを出力するNANDゲート、70
5は図示していない回路ブロックでデコードされた信号
Q2,信号Q3とアドレスデコード手段703から出力
された信号、さらにNANDゲート704から出力され
た信号がすべてHレベルのとき、すなわちアクセス領域
が「0000H」番地から「007FH」番地までのと
きにLレベルを出力するNANDゲートである。706
はインバータ回路であり、このインバータ回路706が
出力するHレベルの出力がSFR領域アクセス信号Q1
となる。
【0009】信号Q2は「0000H」番地から「03
FFH」番地までのアクセス時にHレベルとなる信号で
あり、リセット中はLレベルである。信号Q3は「00
00H」番地から「FFFFH」番地までのアクセスで
はHレベルとなる信号であり、リセット中はLレベルで
ある。従って、通常、SFR領域アクセス時は信号Q
2,Q3共にHレベルである。
【0010】図10は、従来の不揮発メモリ内蔵マイク
ロコンピュータにおけるフラッシュメモリセル周辺の構
成を示す回路図であり、図5に示したフラッシュメモリ
7を一つのフラッシュメモリセルについて示しており、
図において、800はビット線を選択するためのセレク
タ、801はワード線、802は前記フラッシュメモリ
セル、803はビット線、804はワード線バッファで
ある。
【0011】図11は、従来の不揮発メモリ内蔵マイク
ロコンピュータがフラッシュメモリの各動作モード時に
どのようなレベルの電源電圧を必要とするかを示す表図
である。ここに示す各電源電圧は、図5に示したフラッ
シュ電源電圧発生回路11で生成される。
【0012】次に動作について説明する。従来の不揮発
メモリ内蔵マイクロコンピュータでは、リセット中にフ
ラッシュメモリへのアクセスを行うモード(以下、フラ
ッシュモードという)が存在し、数種類のソフトウエア
コマンド入力を使い分けることにより、フラッシュメモ
リへの書き込みであるプログラム、フラッシュメモリか
らの読み出しであるリード、書き込み確認であるプログ
ラムベリファイ、消去であるイレーズ、消去確認である
イレーズベリファイなどを実施することが可能であっ
た。一例として前記プログラムを実施する場合の各動作
を図5を用いて説明する。不揮発メモリ内蔵マイクロコ
ンピュータ1にリセット信号47を与えると、回路ブロ
ック3を含む不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ1
内のすべての機能がリセットされる。このとき、回路ブ
ロック3はフラッシュモードに移行している。不揮発メ
モリ内蔵マイクロコンピュータ1の各電源電圧は通常V
CCとVSSであるが、図11に示すプログラム時に必
要な電源電位を得るためにVPP電位を電源端子20か
ら与える。そして、プログラム動作を行うためにポート
制御部5の該当端子よりプログラムコマンドを入力す
る。入力されたプログラムコマンドは、フラッシュメモ
リ制御部12にあるフラッシュコマンドレジスタ15に
書き込まれ、コマンドデコーダ16がこのプログラムコ
マンドを解読し、プログラムであることをシーケンス回
路13に伝える。
【0013】シーケンス回路13はプログラムシーケン
スを自動的に実施し、そのシーケンスの中で制御信号4
2と制御信号46を発生させ、アドレスデコーダ8、セ
ンスアンプ/書込回路9およびフラッシュ電源電圧発生
回路11を動作させる。このとき、フラッシュ電源電圧
発生回路11は図11に示すプログラム時に必要な各電
源電圧を発生させ、センスアンプ/書込回路9、アドレ
スデコーダ8、ソース回路10に供給する。
【0014】ここで、フラッシュ電源電圧発生回路11
から供給される各電源電圧が実際のフラッシュメモリに
どのように関わっているかを示すためにプログラム時の
状態を図10と図11を用いて説明する。フラッシュモ
ードに移行し、プログラムコマンドを受けつけるとアド
レスデコーダ8にはVDEC2電源(5V)、ワード線
バッファ804にはVDEC電源(12V)、ソース回
路10にはVMS電源(0V)、センスアンプ/書込回
路9にはVMD電源(12V)とVAMP電源(5V)
がそれぞれ供給される。従って、フラッシュメモリセル
802のゲートには12V、ソースには0V、ドレイン
には7V程度(フラッシュメモリセル802に達するま
でに12Vは7V程度に降圧される)が印加されること
になる。ビット線を選択するセレクタ800を開き、大
電流を流すとホットエレクトロンが発生する。発生した
ホットエレクトロンはトンネル効果でフローティングゲ
ートにトラップされてフラッシュメモリセル802は書
き込み状態(メモリ閾値が上がった状態)になる。各コ
マンドに対応する各電源電圧は前記プログラム動作以外
にも図11に示すように多数存在し、特に5Vと12V
の中間の電位については正確なコントロールが要求され
る。
【0015】このため、フラッシュ電源電圧発生回路1
1が正常な電源電圧を発生できない状態に陥った場合で
も、これらの電源電圧を分圧して検出する分圧検出手段
を不揮発メモリに備える内容を有する特開平5−325
580号公報などの提案がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の不揮発メモリ内
蔵マイクロコンピュータは以上のように構成されている
ので、フラッシュメモリの動作に必要な電源電圧を発生
するフラッシュ電源電圧発生回路11がプロセスライン
変更などでウエハプロセスパラメータ等の影響を受けて
正常な電源電圧を発生できない状態に陥った場合、これ
らの電源電圧をチップ外部へ出力できず、直接測定する
ことは困難である。従って、このような正常な電源電圧
を発生できない状態を解明するには不良ウエハもしくは
不良チップの入手による不良解析が必要であり、また、
新製品開発時の設計評価を実施するにしても各電源電圧
を測定するにはチップ表面のパッシベーション膜を剥が
す必要があり手間と時間を要することになるため、前記
電源電圧を分圧して検出する分圧検出手段を不揮発メモ
リに備えるなどの前述した提案が行われているが、前記
各電源電圧の測定は、不揮発メモリ内蔵マイクロコンピ
ュータのフラッシュメモリのテスト時に通常、一回行え
ばよく、必要以上の回数、前記各電源電圧の測定を行う
ことは、不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ本来の
動作テストの効率を低下させてしまう課題があった。
【0017】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、不揮発メモリの動作に必要な電源
電圧を直接測定することが可能であるとともに、不揮発
メモリの動作に必要な電源電圧の測定を不必要に行うこ
とによるマイクロコンピュータ本来の動作テストの効率
低下を防止できる不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュー
タを得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係る不揮発メ
モリ内蔵マイクロコンピュータは、ソフトウエアリセッ
トの実行時を除くハードウエアリセット実行時に、電源
電圧測定コマンドをもとに電源電圧発生回路が生成した
不揮発メモリの動作に必要な各電源電圧を測定し所定の
格納手段へ格納し、さらに前記所定の格納手段に格納さ
れている前記各電源電圧を読み出すテスト回路を備える
ようにしたものである。
【0019】この発明に係る不揮発メモリ内蔵マイクロ
コンピュータは、ソフトウエアリセットの実行時を除く
ハードウエアリセットの実行時、制御回路が有している
電源電圧測定コマンド解読回路が出力したリセット解除
信号を有効にするリセット信号生成回路と、該リセット
信号生成回路が有効にした前記リセット解除信号および
電源電圧測定コマンドをもとに出力されたトリガ信号に
より、電源電圧発生回路が生成した不揮発メモリの動作
に必要な各電源電圧を測定し所定の格納手段へ格納する
電源電圧測定格納回路と、該電源電圧測定格納回路が格
納した前記各電源電圧を、前記ハードウエアリセットの
実行時に与えられたリードコマンドをもとに前記所定の
格納手段から読み出すための制御信号を生成する制御信
号生成回路とを備えるようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この実施の形態1による不揮発
メモリ内蔵マイクロコンピュータにおけるフラッシュメ
モリおよびその関連回路ブロックを示す回路構成図であ
る。図において、1は不揮発メモリ内蔵マイクロコンピ
ュータ、3はフラッシュメモリを含む回路ブロック、4
はA−D変換器(電源電圧測定格納回路)、5はポート
制御部である。6は不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュ
ータ1のデータバス、7はフラッシュメモリ(不揮発メ
モリ)、8はフラッシュメモリ7をアクセスするための
アドレスデコーダ、9はセンスアンプおよび書込回路
(以下、センスアンプ/書込回路という)、10はソー
ス回路、11はフラッシュメモリの動作に必要な各種電
源電圧を発生するフラッシュ電源電圧発生回路(電源電
圧発生回路)である。
【0021】12は前記回路ブロック3に構成されてい
るフラッシュメモリ制御部(制御回路)である。13は
ソフトウエアコマンドを実行するシーケンスを構成する
シーケンス回路、14はフラッシュモード時の状態を制
御するためのフラッシュ制御レジスタ、15はソフトウ
エアコマンドをラッチするためのフラッシュコマンドレ
ジスタ、16は前記ソフトウエアコマンドをデコードす
るためのコマンドデコーダ(電源電圧測定コマンド解読
回路)である。
【0022】20,21,22はフラッシュ電源電圧発
生回路11に必要な電源VPP,VCC,VSSを供給
するための電源端子、23は外部リセット入力端子、2
4はA−D変換器4の外部トリガ入力端子、25a〜2
5cはアナログ入力AN0〜ANiのアナログ入力端
子、30a〜30cはアナログ入力端子25a〜25c
から入力されたアナログ信号を選択するためのトランス
ミッションゲート、41はトランスミッションゲート3
0a〜30cで選択したアナログ信号をA−D変換器4
へ伝達する信号線、42はセンスアンプ/書込回路9と
アドレスデコーダ8を制御するためのフラッシュメモリ
制御部12からの信号が出力される信号線、43,44
および45はセンスアンプ/書込回路9、アドレスデコ
ーダ8およびソース回路10を動作させるための電源
線、46はフラッシュ電源電圧発生回路11を制御する
ためのフラッシュメモリ制御部12からの信号が出力さ
れる信号線、47は外部リセット入力端子23からリセ
ット信号が入力されるリセット信号線である。
【0023】27はインバータゲート、28はA−D変
換器4へ与えられるリセット信号を制御するためのゲー
ト回路である。31a,31b,31cはトランスミッ
ションゲート、40aはフラッシュ電源電圧発生回路1
1から供給された電源電圧VAMPをトランスミッショ
ンゲート31aを介してアナログ入力端子25aに印加
する信号線、40bはフラッシュ電源電圧発生回路11
から供給された電源電圧VDECをトランスミッション
ゲート31bを介してアナログ入力端子25bに印加す
る信号線、40cはフラッシュ電源電圧発生回路11か
ら供給された電源電圧VDEC2をトランスミッション
ゲート31cを介してアナログ入力端子25cに印加す
る信号線である。
【0024】48はフラッシュメモリ制御部12の中の
コマンドデコーダ16がコマンドをデコードするときに
発生するリセット解除信号が出力される信号線であり、
コマンドデコーダ16とゲート回路28の負論理入力端
子との間を接続している。49はA−D変換器4と、図
2に示すポートラッチ回路部100および方向レジスタ
回路部101のリセット信号、リセット解除信号が出力
される信号線であり、前記リセット信号はHレベル、前
記リセット解除信号はLレベルである。また、前記リセ
ット解除信号は、信号線47へHレベルのリセット信号
が出力され、かつ、信号線48へコマンドデコーダ16
からHレベルのリセット解除信号が出力されたときの
み、A−D変換器4とポートラッチ回路部100と方向
レジスタ回路部101のリセット状態を解除する。この
信号線49はゲート回路28の出力端子とA−D変換器
4、ポートラッチ回路部100および方向レジスタ回路
部101のリセット端子との間を接続している。
【0025】50はフラッシュメモリ制御部12のシー
ケンス回路13がソフトウエアコマンド動作のシーケン
スを開始することにより発生するA−D変換トリガ信号
が出力される信号線であり、シーケンス回路13とA−
D変換器4の図示していないA−D変換トリガ信号入力
端子との間を接続している。
【0026】図2は、アナログ入力端子25a,25
b,25c周辺の構成を示しており、一例としてアナロ
グ入力端子25aから入力されるアナログ信号の入力回
路を示す構成図であり、図において、100はポートラ
ッチ回路部、101は方向レジスタ回路部、102はポ
ートラッチ回路部100にラッチされた内容を外部へ出
力するためのトライステートバッファ、103はアナロ
グ入力端子25aから入力されたアナログ信号を内部の
データバス6へ出力するためのトライステートバッファ
である。これらポートラッチ回路部100、方向レジス
タ回路部101などは各アナログ入力端子ごとに設けら
れている。CON31aは、トランスミッションゲート
31aのオン/オフをコントロールする信号線である。
【0027】図3は、A−D変換に関連するレジスタの
制御信号を生成する制御信号生成回路を含む周辺の構成
を示した回路図である。ここでは一例として、図8に示
したAD制御レジスタ1(「00001FH」番地)の
リードイネーブル信号生成回路を示している。図3にお
いて、60は前記制御信号生成回路、200はアドレス
AD1〜AD4をデコードする4入力NAND回路、2
01はアドレスAD5とAD6をデコードする2入力N
AND回路、202は4入力NAND回路200と2入
力NAND回路201の出力信号を入力とする2入力N
OR回路である。203は2入力NOR回路202の出
力とSFR領域アクセスを決定づけるSFR領域アクセ
ス信号Q1とが入力される2入力OR回路であり、いず
れか一方の入力がHレベルのときHレベルを出力する。
204は3入力NAND回路、205は2入力NOR回
路である。2入力NOR回路205はAD制御レジスタ
(「00001FH」番地)をリード時、Hレベルを出
力する。
【0028】次に、図1から図3を用いて動作について
説明する。なお、リセット中の基本的なフラッシュモー
ド動作は従来と同じであるため、フラッシュモード時の
従来と異なる動作およびA−D変換器4を用いたフラッ
シュモード時の電源電圧の測定について説明する。外部
リセット入力端子23からLレベルを入力し、信号線4
7へ出力されるリセット信号をHレベルにして、この不
揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ1をフラッシュモ
ードに移行させる。このとき信号線47へ出力されたリ
セット信号はHレベルであり、コマンドデコーダ16か
ら信号線48へ出力されているリセット解除信号はLレ
ベルである。このため信号線49へ出力されるリセット
信号はHレベルとなり、A−D変換器4とポートラッチ
回路部100、方向レジスタ回路部101は従来と同様
にリセットされる。
【0029】次に、外部から電源端子20を介して電源
電圧VPPを与え、さらにフラッシュ電源電圧測定コマ
ンドをポート制御部5から入力する。このフラッシュ電
源電圧測定コマンドはフラッシュコマンドレジスタ15
にラッチされ、コマンドデコーダ16が当該コマンドを
解読する。ここで初めてコマンドデコーダ16は信号線
48へHレベルのリセット解除信号を出力する。この結
果、信号線47へ出力されているリセット信号がHレベ
ル、信号線48へ出力されているリセット解除信号がH
レベルであるため、ゲート回路28の出力はLレベルと
なる。これを受けてA−D変換器4とポートラッチ回路
部100、方向レジスタ回路部101はリセット状態か
ら解除される。
【0030】この不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュー
タ1にはリセット中もクロックが供給されているため、
A−D変換器4はリセットから解除されることで動作可
能状態に移行する。一方、コマンドデコーダ16でフラ
ッシュ電源電圧測定コマンドが解読されると、シーケン
ス回路13では例えばプログラムコマンド時の各電源電
圧を発生するが、実際にはフラッシュメモリセルに対し
てプログラム(フラッシュメモリへの書き込み)は行わ
ない状態を擬似的に作り出すよう信号線42,46へ出
力する制御信号をコントロールする。また、同時に図2
の信号線CON31aへ出力する信号レベルをHレベル
にしてトランスミッションゲート31aを導通させ、フ
ラッシュ電源電圧発生回路11で発生した電源電圧VA
MPをアナログ入力端子25aに印加する。なお、図2
に示す回路構成はアナログ入力端子25bからアナログ
入力端子25cに対しても同様に構成されているので、
フラッシュ電源電圧発生回路11で発生した他の電源電
圧VDEC,電源電圧VDEC2もそれぞれ対応するア
ナログ入力端子25b,25cに印加される。
【0031】従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュ
ータでは、アナログ入力端子25a〜25c周辺の回路
構成は図6に示す構成となっており、リセット解除後に
はトライステートバッファ102が非導通状態になるこ
とで入カモードになっている。この実施の形態の不揮発
メモリ内蔵マイクロコンピュータでも、図2に示す様に
A−D変換器4のリセットが解除されるのと同時にポー
トラッチ回路部100と方向レジスタ回路部101はリ
セットから解除されて、A−D変換開始時にはトライス
テートバッファ102は非導通状態である入力モードに
なっている。
【0032】シーケンス回路13は、コマンドデコーダ
16でフラッシュ電源電圧測定コマンドが解読される
と、例えばプログラムコマンド時の各電源電圧を発生す
るが、このときA−D変換器4に対してA−D変換開始
のA−Dトリガ信号を信号線50へ出力する。そして、
アナログ入力端子25a〜25cへトランスミッション
ゲート31a,31b,31cを介して印加されている
電源電圧VAMP,VDEC,VDEC2をA−D変換
器4が順にA−D変換し、結果を対応するA−Dレジス
タに格納するA−D変換器4の変換モードをAD制御レ
ジスタにて設定することで、前記各電源電圧のレベルが
トランスミッションゲート30a,30b,30cを介
して順にA−D変換される。ここで、A−D変換器4は
リセット解除後自動的に上記変換モードになるような構
成とする。
【0033】このようにA−D変換された各電源電圧の
変換結果は従来通り各アナログ入力端子に対応したA−
Dレジスタに格納される。各電源電圧レベルのテストで
の期待値比較は、A−D変換終了後、ポート制御部5よ
り従来のリードコマンドを入力し、前記A−Dレジスタ
のアドレスを順に入力して読み出し、期待値と比較する
ことで実施する。
【0034】従来、SFR領域をアクセスする際には、
図9に示す回路構成でSFR領域アクセス信号Q1がH
レベルになることが必要であった。しかし、リードコマ
ンドを実行するフラッシュモードはリセット中であるた
め、図9に示す信号Q2,Q3がLレベル出力となりS
FR領域アクセス信号Q1はLレベルである。そこで例
えばAD制御レジスタ(「00001FH」番地のAD
制御レジスタ1)の値を読み出す場合は、図3に示す構
成にしておけばよい。
【0035】すなわち、図8に示すSFR領域内の例え
ば「00001FH」番地のAD制御レジスタ1をリー
ドするときは、図3のアドレスビットAD1〜AD4は
Hレベル、アドレスビットAD5とAD6はLレベルな
ので4入力NAND回路200と2入力NAND回路2
01がLレベルを出力し、2入力NOR回路202はH
レベルを出力する。ここでリセット中であることから前
記SFR領域アクセス信号Q1がLレベルでも2入力O
R回路203はHレベルを出力するため、信号BHEと
信号R/W(Rは正論理入力、Wは負論理入力)のリー
ド時のHレベルに同期して3入力NAND回路204が
Lレベルを出力し、さらに信号E(負論理入力)のLレ
ベルに同期して2入力NOR回路205はHレベルの信
号ARを出力する。そして、この信号ARをSFR領域
アクセス信号に用いて「00001FH」番地のAD制
御レジスタ1の値を読み出す。これにより従来のリード
コマンドを使用してA−D関連レジスタの値を読み出す
ことが可能となり、期待値比較テストが可能になる。さ
らに、A−D関連レジスタやA−D変換器4のフラッシ
ュ電源電圧測定後のリセットは、従来のリセットコマン
ド入力でできる構成にしておく。
【0036】以上のように構成した場合、フラッシュメ
モリの動作に必要な各電源電圧は、A−D変換の期間
中、常に一定のレベルで発生されるため、シーケンス回
路13から信号線50へ出力されるA−Dトリガ信号の
タイミングについては高い精度が要求されることはな
く、フラッシュ電源電圧発生回路11で発生した前記各
電源電圧について安定した測定が可能である。
【0037】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、フラッシュモードにおいて外部から端子20を介し
て電源電圧VPPを与え、さらにフラッシュ電源電圧測
定コマンドをポート制御部5から入力し、コマンドデコ
ーダ16が当該コマンドを解読することでA−D変換器
4とポートラッチ回路部100、方向レジスタ回路部1
01をリセット状態から解除し、さらにコマンドデコー
ダ16が前記コマンドを解読することでシーケンス回路
11が発生させたフラッシュメモリの動作に必要な各電
源電圧を、リセット状態が解除された前記A−D変換器
4へ与えてA−D変換する。そして、このA−D変換結
果が、例えばアナログ入力端子25aに対応した「00
001FH」番地のAD制御レジスタ1に格納されるよ
うに構成し、さらに図3に示す制御信号生成回路の出力
をもとに前記AD制御レジスタ1に格納されている前記
A−D変換結果を従来のリードコマンドを用いて読み出
すことが可能な構成を備えたので、フラッシュメモリの
動作に必要な各電源電圧の測定結果を容易に知ることの
できる不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータが得られ
る効果がある。
【0038】また、フラッシュメモリの動作に必要な各
電源電圧レベルのテストでの期待値比較は、A−D変換
終了後、ポート制御部5より従来のリードコマンドを入
力し、前記各電源電圧の測定値である前記A−D変換結
果が格納されたA−Dレジスタから、例えば図3に示す
制御信号生成回路の出力をもとに「00001FH」番
地の前記AD制御レジスタ1のアドレスを入力して読み
出し、期待値と比較し実施することが可能である構成を
備えたので、フラッシュメモリの動作に必要な各電源電
圧の測定結果を容易に知ることができるだけでなく、各
電源電圧レベルの期待値比較テストも容易に実施できる
不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータが得られる効果
がある。
【0039】実施の形態2.図4は、この実施の形態2
の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ1のA−D変
換器4、ポートラッチ回路部100および方向レジスタ
回路部101へのリセット関連信号を生成するリセット
信号生成回路を示す回路図である。図において、70は
前記リセット信号生成回路、301はソフトウエアリセ
ット実施時にHレベルとなる信号を生成するソフトウエ
アリセット信号生成手段、302,303,304,3
05,306はインバータ回路、307はインバータ回
路303からの出力とコマンドデコーダ16から信号線
48へ出力されるリセット解除信号48を入力とする2
入力OR回路、308は2入力OR回路307の出力と
インバータ回路305の出力が与えられる2入力NAN
D回路である。
【0040】次に動作について説明する。前記実施の形
態1では、不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ1の
リセット端子23から直接、リセット信号を入力するハ
ードウエアリセットでも、またプログラム中でレジスタ
への書き込みを行なってリセットをかけるソフトウエア
リセットでもフラッシュ電源電圧測定モードに入ること
が可能であるが、不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュー
タ1のマイコンモードのテスト中には前記ソフトウエア
リセットを多用する部分もあるため、ハードウエアリセ
ット時のみA−D変換器4とポートラッチ回路部10
0、方向レジスタ回路部101のリセットが解除され、
フラッシュ電源電圧測定モードに入るようにするのが望
ましい。具体的には、ハードウエアリセットがかかると
リセット端子23からLレベルが入力される。また、こ
のときコマンドデコーダ16から信号線48へ出力され
るリセット解除信号はLレベルなので、2入力OR回路
307はLレベルを出力する。従って、2入力NAND
回路308はHレベルを出力し、A−D変換器4とポー
トラッチ回路部100、方向レジスタ回路部101へは
Hレベルのリセット信号が伝達される。
【0041】ここでコマンドデコーダ16からHレベル
のリセット解除信号が信号線48へ出力されると2入力
OR回路307の出力はHレベルに変化し、2入力NA
ND回路308の一方の入力端子へ供給される。このと
き、ハードウエアリセットのみを実行したときにだけと
いう条件のもとに、2入力NAND回路308の他方の
入力端子にはHレベルが供給されていなければならな
い。従って、2入力NAND回路308の出力はLレベ
ルに変化し、A−D変換器4とポートラッチ回路部10
0、方向レジスタ回路部101はリセットが解除され
る。
【0042】また、ソフトウエアリセットがかかったと
きはコマンドデコーダ16からの影響を受けずに、2入
力NAND回路308はHレベルを出力し、A−D変換
器4とポートラッチ回路部100、方向レジスタ回路部
101へはHレベルのリセット信号が伝達され、従来通
りのリセット動作が可能である。このように構成するこ
とでハードウエアリセットのみを実行したときにだけ、
A−D変換器4とポートラッチ回路部100、方向レジ
スタ回路部101はリセットが解除され、フラッシュ電
源電圧測定モードへ入ることが可能である。
【0043】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、ソフトウエアリセットに対しては従来通りのリセッ
ト動作が可能であるとともに、ハードウエアリセットの
みを実行したときにだけ、A−D変換器4とポートラッ
チ回路部100、方向レジスタ回路部101のリセット
を解除することができ、不要なタイミングでフラッシュ
電源電圧測定モードに入ってしまうことでマイクロコン
ピュータ本来の動作テストの効率が低下してしまう状況
を回避できる不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータが
得られる効果がある。
【0044】実施の形態3.前記実施の形態1および前
記実施の形態2では、フラッシュ電源電圧測定専用のソ
フトウエアコマンドを入力し、擬似的に各コマンドモー
ドを作り出した。これは各コマンドモード時のフラッシ
ュ電源電圧をDC的に測定するものである。これに対し
て、フラッシュ電源電圧測定専用のソフトウエアコマン
ドを用意せずとも、従来のソフトウエアコマンドを使用
してフラッシュメモリの動作中に当該フラッシュメモリ
の動作に必要な各種電源電圧を測定してもよい。図1に
おいて、例えばプログラムコマンドをポート制御部5よ
り入力すると、コマンドデコーダ16が当該コマンドを
解読し、A−D変換器4に対してリセット解除信号を信
号線48へ出力する。シーケンス回路13はフラッシュ
メモリに対してプログラム動作を実施するようしかるべ
き動きをするが、その一環としてプログラム動作に必要
な各電源電圧の発生に同期して、A−D変換器4に対し
てA−D変換トリガ信号を信号線50へ出力するような
構成にする。このように構成すると、フラッシュ電源電
圧発生回路11において電源電圧の発生の期間が限られ
ているような他のソフトウエアコマンドでも、フラッシ
ュメモリの動作中にフラッシュ電源電圧発生回路11に
おいて発生した各電源電圧を測定することが可能であ
り、マイクロコンピュータ本来の動作テストの効率の低
下を抑制できる。
【0045】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、従来のソフトウエアコマンドを使用してフラッシュ
メモリの動作中のフラッシュ電源電圧発生回路11にお
いて発生した各電源電圧を測定でき、不揮発メモリ内蔵
マイクロコンピュータ本来の動作テストの効率が低下す
るのを抑制できる不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュー
タが得られる効果がある。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ソフ
トウエアリセットの実行時を除くハードウエアリセット
実行時に、電源電圧測定コマンドをもとに生成した不揮
発メモリの動作に必要な各電源電圧を測定し所定の格納
手段へ格納するように構成したので、前記格納した各電
源電圧の測定結果により不揮発メモリの動作に必要な電
源電圧が所定の範囲内であるか否かなどを容易に知るこ
とが可能であるだけでなく、ソフトウエアリセットが行
われていない場合におけるハードウエアリセット実行中
に限り前記各電源電圧の測定が可能になるため、前記電
源電圧の測定を不必要に行うことによるマイクロコンピ
ュータ本来の動作テストの効率低下を防止できる効果が
ある。
【0047】この発明によれば、ソフトウエアリセット
の実行時を除くハードウエアリセットの実行時において
有効にした電源電圧測定コマンド解読回路が出力したリ
セット解除信号と、電源電圧測定コマンドをもとに出力
されたトリガ信号とにより電源電圧測定格納回路が測定
し所定の格納手段へ格納した不揮発メモリの動作に必要
な各電源電圧を、前記ハードウエアリセットの実行時に
与えられたリードコマンドをもとに前記所定の格納手段
から読み出す制御信号を生成する制御信号生成回路を備
えるように構成したので、前記ハードウエアリセットの
実行中において前記所定の格納手段に格納した各電源電
圧の測定結果を読み出し、不揮発メモリの動作に必要な
電源電圧が所定の範囲内であるか否かなどを知ることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による不揮発メモリ
内蔵マイクロコンピュータにおけるフラッシュメモリお
よびその関連回路ブロックを示す回路構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による不揮発メモリ
内蔵マイクロコンピュータにおけるアナログ入力端子周
辺のアナログ信号の入力回路を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による不揮発メモリ
内蔵マイクロコンピュータにおけるA−D変換に関連す
るレジスタの制御信号生成回路周辺の構成を示す回路図
である。
【図4】 この発明の実施の形態2の不揮発メモリ内蔵
マイクロコンピュータのリセット関連信号を生成するリ
セット信号生成回路の構成を示す回路図である。
【図5】 従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュー
タにおけるフラッシュメモリおよびその関連回路ブロッ
クを示す回路構成図である。
【図6】 従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュー
タにおけるアナログ信号の入力回路を示す構成図であ
る。
【図7】 トランスミッションゲートがMOSトランジ
スタにより構成されていることを示す説明図である。
【図8】 従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュー
タの制御レジスタのアドレスマップを示す図である。
【図9】 従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュー
タの制御レジスタのアドレス制御回路周辺の構成を示す
回路図である。
【図10】 従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュ
ータにおけるフラッシュメモリセル周辺の構成を示す回
路図である。
【図11】 従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュ
ータがフラッシュメモリの各動作モード時にどのような
レベルの電源電圧を必要とするかを示す表図である。
【符号の説明】
1 不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ、4 A−
D変換器(電源電圧測定格納回路)、7 フラッシュメ
モリ(不揮発メモリ)、11 フラッシュ電源電圧発生
回路(電源電圧発生回路)、12 フラッシュメモリ制
御部(制御回路)、16 コマンドデコーダ(電源電圧
測定コマンド解読回路)、60 制御信号生成回路、7
0 リセット信号生成回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発メモリと、該不揮発メモリの動作
    に必要な電源電圧発生回路と、前記不揮発メモリや前記
    電源電圧発生回路の制御を行う制御回路を備えた不揮発
    メモリ内蔵マイクロコンピュータにおいて、 ソフトウエアリセットの実行時を除くハードウエアリセ
    ット実行時に、電源電圧測定コマンドをもとに前記電源
    電圧発生回路が生成した前記不揮発メモリの動作に必要
    な各電源電圧を測定し所定の格納手段へ格納し、さらに
    前記所定の格納手段に格納されている前記各電源電圧を
    読み出すテスト回路を備えた不揮発メモリ内蔵マイクロ
    コンピュータ。
  2. 【請求項2】 制御回路は、 与えられた電源電圧測定コマンドを解読するとリセット
    解除信号を出力する電源電圧測定コマンド解読回路を有
    し、 テスト回路は、 ソフトウエアリセットの実行時を除くハードウエアリセ
    ットの実行時に前記電源電圧測定コマンド解読回路が出
    力した前記リセット解除信号を有効にするリセット信号
    生成回路と、 該リセット信号生成回路が有効にした前記リセット解除
    信号および前記電源電圧測定コマンドをもとに出力され
    たトリガ信号により、電源電圧発生回路が生成した不揮
    発メモリの動作に必要な各電源電圧を測定し所定の格納
    手段へ格納する電源電圧測定格納回路と、 該電源電圧測定格納回路が格納した前記各電源電圧を、
    前記ハードウエアリセットの実行時に与えられたリード
    コマンドをもとに前記所定の格納手段から読み出すため
    の制御信号を生成する制御信号生成回路とを備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発メモリ内蔵マイ
    クロコンピュータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7404092B2 (en) * 2005-04-22 2008-07-22 Dell Products L.P. Power supply control in a server system

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