JP4121594B2 - 不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、不揮発メモリの動作に必要な電源電圧の測定に伴うマイクロコンピュータ本来の動作テストの効率低下を防止できる不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータにおける不揮発メモリ(以下、フラッシュメモリという)およびその関連回路ブロックを示す回路構成図である。図において、1は不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ、3はフラッシュメモリを含む回路ブロック、4はA−D変換器、5はポート制御部である。6は不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ1のデータバス、7はフラッシュメモリ、8はフラッシュメモリ7をアクセスするためのアドレスデコーダ、9はセンスアンプおよび書込回路(以下、センスアンプ/書込回路という)、10はソース回路、11はフラッシュメモリの動作に必要な各種電源電圧を発生するフラッシュ電源電圧発生回路である。
【0003】
12は前記回路ブロック3に構成されているフラッシュメモリ制御部である。13はフラッシュメモリ7への書き込み(以下、プログラムという)、読み出し(以下、リードという)、書き込み確認(以下、プログラムベリファイという)、消去(以下、イレーズという)、消去確認(以下、イレーズベリファイという)等を実施するためのソフトウエアコマンドを実行するシーケンスを構成するシーケンス回路、14はフラッシュモード時の状態を制御するためのフラッシュ制御レジスタ、15はソフトウエアコマンドをラッチするためのフラッシュコマンドレジスタ、16は前記ソフトウエアコマンドをデコードするためのコマンドデコーダである。
【0004】
20,21,22はフラッシュ電源電圧発生回路11に必要な電源VPP,VCC,VSSを供給するための電源端子、23は外部リセット入力端子、24はA−D変換器4の外部トリガ入力端子、25a〜25cはアナログ入力AN0〜ANiのアナログ入力端子、30a〜30cはアナログ入力端子25a〜25cから入力されたアナログ信号を選択するためのトランスミッションゲート、41はトランスミッションゲート30a〜30cで選択したアナログ信号をA−D変換器4へ伝達する信号線、42はセンスアンプ/書込回路9とアドレスデコーダ8を制御するためのフラッシュメモリ制御部12からの信号が出力される信号線、43,44および45はセンスアンプ/書込回路9、アドレスデコーダ8およびソース回路10を動作させるための電源線、46はフラッシュ電源電圧発生回路11を制御するためのフラッシュメモリ制御部12からの信号が出力される信号線、47は外部リセット入力端子23からリセット信号が入力されるリセット信号線である。
【0005】
図6は、アナログ入力端子から入力されるアナログ信号の入力回路を示す構成図であり、図において、100はポートラッチ回路部、101はポート方向レジスタ回路部、102はポートラッチ回路部100にラッチされた内容を外部へ出力するためのトライステートバッファ、103はアナログ入力端子25aから入力されたアナログ信号を内部のデータバス6ヘ出力するためのトライステートバッファである。これらポートラッチ回路部100、ポート方向レジスタ回路部101などは各アナログ入力端子ごとに設けられている。
【0006】
図7は、符号600で示されたトランスミッションゲートがMOSトランジスタにより構成されていることを示しており、601はNチャネルMOSトランジスタ、602はPチャネルMOSトランジスタである。
【0007】
図8は、従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータの制御レジスタのアドレスマップであり、「000000H」番地から「00007FH」番地までが制御レジスタに割り当てられている領域(以下、スペシャルファンクションレジスタ、SFR領域という)である。
【0008】
図9は、従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータの前記制御レジスタのアドレス制御回路周辺の構成を示す回路図である。図において、700,701,702,703はそれぞれアドレスデコード手段であり、アドレスデコード手段700はアドレスAD1〜AD3アクセス時にLレベルを出力する。アドレスデコード手段701はシングルチップモードのときにLレベルを出力する。アドレスデコード手段702はアドレスビットAD4〜AD6アクセス時にLレベルを出力する。アドレスデコード手段703はアドレスビットAD7〜AD9のいずれかがHレベルのときにLレベルを出力し、ここで前記SFR領域の最上位番地が「00007FH」であることを決定づけている。704はアドレスデコード手段700〜702のいずれかがLレベルを出力したときHレベルを出力するNANDゲート、705は図示していない回路ブロックでデコードされた信号Q2,信号Q3とアドレスデコード手段703から出力された信号、さらにNANDゲート704から出力された信号がすべてHレベルのとき、すなわちアクセス領域が「0000H」番地から「007FH」番地までのときにLレベルを出力するNANDゲートである。706はインバータ回路であり、このインバータ回路706が出力するHレベルの出力がSFR領域アクセス信号Q1となる。
【0009】
信号Q2は「0000H」番地から「03FFH」番地までのアクセス時にHレベルとなる信号であり、リセット中はLレベルである。信号Q3は「0000H」番地から「FFFFH」番地までのアクセスではHレベルとなる信号であり、リセット中はLレベルである。従って、通常、SFR領域アクセス時は信号Q2,Q3共にHレベルである。
【0010】
図10は、従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータにおけるフラッシュメモリセル周辺の構成を示す回路図であり、図5に示したフラッシュメモリ7を一つのフラッシュメモリセルについて示しており、図において、800はビット線を選択するためのセレクタ、801はワード線、802は前記フラッシュメモリセル、803はビット線、804はワード線バッファである。
【0011】
図11は、従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータがフラッシュメモリの各動作モード時にどのようなレベルの電源電圧を必要とするかを示す表図である。ここに示す各電源電圧は、図5に示したフラッシュ電源電圧発生回路11で生成される。
【0012】
次に動作について説明する。
従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータでは、リセット中にフラッシュメモリへのアクセスを行うモード(以下、フラッシュモードという)が存在し、数種類のソフトウエアコマンド入力を使い分けることにより、フラッシュメモリへの書き込みであるプログラム、フラッシュメモリからの読み出しであるリード、書き込み確認であるプログラムベリファイ、消去であるイレーズ、消去確認であるイレーズベリファイなどを実施することが可能であった。
一例として前記プログラムを実施する場合の各動作を図5を用いて説明する。不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ1にリセット信号47を与えると、回路ブロック3を含む不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ1内のすべての機能がリセットされる。このとき、回路ブロック3はフラッシュモードに移行している。
不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ1の各電源電圧は通常VCCとVSSであるが、図11に示すプログラム時に必要な電源電位を得るためにVPP電位を電源端子20から与える。そして、プログラム動作を行うためにポート制御部5の該当端子よりプログラムコマンドを入力する。入力されたプログラムコマンドは、フラッシュメモリ制御部12にあるフラッシュコマンドレジスタ15に書き込まれ、コマンドデコーダ16がこのプログラムコマンドを解読し、プログラムであることをシーケンス回路13に伝える。
【0013】
シーケンス回路13はプログラムシーケンスを自動的に実施し、そのシーケンスの中で制御信号42と制御信号46を発生させ、アドレスデコーダ8、センスアンプ/書込回路9およびフラッシュ電源電圧発生回路11を動作させる。このとき、フラッシュ電源電圧発生回路11は図11に示すプログラム時に必要な各電源電圧を発生させ、センスアンプ/書込回路9、アドレスデコーダ8、ソース回路10に供給する。
【0014】
ここで、フラッシュ電源電圧発生回路11から供給される各電源電圧が実際のフラッシュメモリにどのように関わっているかを示すためにプログラム時の状態を図10と図11を用いて説明する。
フラッシュモードに移行し、プログラムコマンドを受けつけるとアドレスデコーダ8にはVDEC2電源(5V)、ワード線バッファ804にはVDEC電源(12V)、ソース回路10にはVMS電源(0V)、センスアンプ/書込回路9にはVMD電源(12V)とVAMP電源(5V)がそれぞれ供給される。従って、フラッシュメモリセル802のゲートには12V、ソースには0V、ドレインには7V程度(フラッシュメモリセル802に達するまでに12Vは7V程度に降圧される)が印加されることになる。
ビット線を選択するセレクタ800を開き、大電流を流すとホットエレクトロンが発生する。発生したホットエレクトロンはトンネル効果でフローティングゲートにトラップされてフラッシュメモリセル802は書き込み状態(メモリ閾値が上がった状態)になる。
各コマンドに対応する各電源電圧は前記プログラム動作以外にも図11に示すように多数存在し、特に5Vと12Vの中間の電位については正確なコントロールが要求される。
【0015】
このため、フラッシュ電源電圧発生回路11が正常な電源電圧を発生できない状態に陥った場合でも、これらの電源電圧を分圧して検出する分圧検出手段を不揮発メモリに備える内容を有する特開平5−325580号公報などの提案がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータは以上のように構成されているので、フラッシュメモリの動作に必要な電源電圧を発生するフラッシュ電源電圧発生回路11がプロセスライン変更などでウエハプロセスパラメータ等の影響を受けて正常な電源電圧を発生できない状態に陥った場合、これらの電源電圧をチップ外部へ出力できず、直接測定することは困難である。従って、このような正常な電源電圧を発生できない状態を解明するには不良ウエハもしくは不良チップの入手による不良解析が必要であり、また、新製品開発時の設計評価を実施するにしても各電源電圧を測定するにはチップ表面のパッシベーション膜を剥がす必要があり手間と時間を要することになるため、前記電源電圧を分圧して検出する分圧検出手段を不揮発メモリに備えるなどの前述した提案が行われているが、前記各電源電圧の測定は、不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータのフラッシュメモリのテスト時に通常、一回行えばよく、必要以上の回数、前記各電源電圧の測定を行うことは、不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ本来の動作テストの効率を低下させてしまう課題があった。
【0017】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、不揮発メモリの動作に必要な電源電圧を直接測定することが可能であるとともに、不揮発メモリの動作に必要な電源電圧の測定を不必要に行うことによるマイクロコンピュータ本来の動作テストの効率低下を防止できる不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータを得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータは、ソフトウエアリセットの実行時を除くハードウエアリセット実行時に、電源電圧測定コマンドをもとに電源電圧発生回路が生成した不揮発メモリの動作に必要な各電源電圧を測定し所定の格納手段へ格納し、さらに前記所定の格納手段に格納されている前記各電源電圧を読み出すテスト回路を備えるようにしたものである。
【0019】
この発明に係る不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータは、ソフトウエアリセットの実行時を除くハードウエアリセットの実行時、制御回路が有している電源電圧測定コマンド解読回路が出力したリセット解除信号を有効にするリセット信号生成回路と、該リセット信号生成回路が有効にした前記リセット解除信号および電源電圧測定コマンドをもとに出力されたトリガ信号により、電源電圧発生回路が生成した不揮発メモリの動作に必要な各電源電圧を測定し所定の格納手段へ格納する電源電圧測定格納回路と、該電源電圧測定格納回路が格納した前記各電源電圧を、前記ハードウエアリセットの実行時に与えられたリードコマンドをもとに前記所定の格納手段から読み出すための制御信号を生成する制御信号生成回路とを備えるようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この実施の形態1による不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータにおけるフラッシュメモリおよびその関連回路ブロックを示す回路構成図である。図において、1は不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ、3はフラッシュメモリを含む回路ブロック、4はA−D変換器(電源電圧測定格納回路)、5はポート制御部である。6は不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ1のデータバス、7はフラッシュメモリ(不揮発メモリ)、8はフラッシュメモリ7をアクセスするためのアドレスデコーダ、9はセンスアンプおよび書込回路(以下、センスアンプ/書込回路という)、10はソース回路、11はフラッシュメモリの動作に必要な各種電源電圧を発生するフラッシュ電源電圧発生回路(電源電圧発生回路)である。
【0021】
12は前記回路ブロック3に構成されているフラッシュメモリ制御部(制御回路)である。13はソフトウエアコマンドを実行するシーケンスを構成するシーケンス回路、14はフラッシュモード時の状態を制御するためのフラッシュ制御レジスタ、15はソフトウエアコマンドをラッチするためのフラッシュコマンドレジスタ、16は前記ソフトウエアコマンドをデコードするためのコマンドデコーダ(電源電圧測定コマンド解読回路)である。
【0022】
20,21,22はフラッシュ電源電圧発生回路11に必要な電源VPP,VCC,VSSを供給するための電源端子、23は外部リセット入力端子、24はA−D変換器4の外部トリガ入力端子、25a〜25cはアナログ入力AN0〜ANiのアナログ入力端子、30a〜30cはアナログ入力端子25a〜25cから入力されたアナログ信号を選択するためのトランスミッションゲート、41はトランスミッションゲート30a〜30cで選択したアナログ信号をA−D変換器4へ伝達する信号線、42はセンスアンプ/書込回路9とアドレスデコーダ8を制御するためのフラッシュメモリ制御部12からの信号が出力される信号線、43,44および45はセンスアンプ/書込回路9、アドレスデコーダ8およびソース回路10を動作させるための電源線、46はフラッシュ電源電圧発生回路11を制御するためのフラッシュメモリ制御部12からの信号が出力される信号線、47は外部リセット入力端子23からリセット信号が入力されるリセット信号線である。
【0023】
27はインバータゲート、28はA−D変換器4へ与えられるリセット信号を制御するためのゲート回路である。31a,31b,31cはトランスミッションゲート、40aはフラッシュ電源電圧発生回路11から供給された電源電圧VAMPをトランスミッションゲート31aを介してアナログ入力端子25aに印加する信号線、40bはフラッシュ電源電圧発生回路11から供給された電源電圧VDECをトランスミッションゲート31bを介してアナログ入力端子25bに印加する信号線、40cはフラッシュ電源電圧発生回路11から供給された電源電圧VDEC2をトランスミッションゲート31cを介してアナログ入力端子25cに印加する信号線である。
【0024】
48はフラッシュメモリ制御部12の中のコマンドデコーダ16がコマンドをデコードするときに発生するリセット解除信号が出力される信号線であり、コマンドデコーダ16とゲート回路28の負論理入力端子との間を接続している。49はA−D変換器4と、図2に示すポートラッチ回路部100および方向レジスタ回路部101のリセット信号、リセット解除信号が出力される信号線であり、前記リセット信号はHレベル、前記リセット解除信号はLレベルである。また、前記リセット解除信号は、信号線47へHレベルのリセット信号が出力され、かつ、信号線48へコマンドデコーダ16からHレベルのリセット解除信号が出力されたときのみ、A−D変換器4とポートラッチ回路部100と方向レジスタ回路部101のリセット状態を解除する。この信号線49はゲート回路28の出力端子とA−D変換器4、ポートラッチ回路部100および方向レジスタ回路部101のリセット端子との間を接続している。
【0025】
50はフラッシュメモリ制御部12のシーケンス回路13がソフトウエアコマンド動作のシーケンスを開始することにより発生するA−D変換トリガ信号が出力される信号線であり、シーケンス回路13とA−D変換器4の図示していないA−D変換トリガ信号入力端子との間を接続している。
【0026】
図2は、アナログ入力端子25a,25b,25c周辺の構成を示しており、一例としてアナログ入力端子25aから入力されるアナログ信号の入力回路を示す構成図であり、図において、100はポートラッチ回路部、101は方向レジスタ回路部、102はポートラッチ回路部100にラッチされた内容を外部へ出力するためのトライステートバッファ、103はアナログ入力端子25aから入力されたアナログ信号を内部のデータバス6へ出力するためのトライステートバッファである。これらポートラッチ回路部100、方向レジスタ回路部101などは各アナログ入力端子ごとに設けられている。
CON31aは、トランスミッションゲート31aのオン/オフをコントロールする信号線である。
【0027】
図3は、A−D変換に関連するレジスタの制御信号を生成する制御信号生成回路を含む周辺の構成を示した回路図である。ここでは一例として、図8に示したAD制御レジスタ1(「00001FH」番地)のリードイネーブル信号生成回路を示している。図3において、60は前記制御信号生成回路、200はアドレスAD1〜AD4をデコードする4入力NAND回路、201はアドレスAD5とAD6をデコードする2入力NAND回路、202は4入力NAND回路200と2入力NAND回路201の出力信号を入力とする2入力NOR回路である。203は2入力NOR回路202の出力とSFR領域アクセスを決定づけるSFR領域アクセス信号Q1とが入力される2入力OR回路であり、いずれか一方の入力がHレベルのときHレベルを出力する。204は3入力NAND回路、205は2入力NOR回路である。2入力NOR回路205はAD制御レジスタ(「00001FH」番地)をリード時、Hレベルを出力する。
【0028】
次に、図1から図3を用いて動作について説明する。
なお、リセット中の基本的なフラッシュモード動作は従来と同じであるため、フラッシュモード時の従来と異なる動作およびA−D変換器4を用いたフラッシュモード時の電源電圧の測定について説明する。
外部リセット入力端子23からLレベルを入力し、信号線47へ出力されるリセット信号をHレベルにして、この不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ1をフラッシュモードに移行させる。このとき信号線47へ出力されたリセット信号はHレベルであり、コマンドデコーダ16から信号線48へ出力されているリセット解除信号はLレベルである。このため信号線49へ出力されるリセット信号はHレベルとなり、A−D変換器4とポートラッチ回路部100、方向レジスタ回路部101は従来と同様にリセットされる。
【0029】
次に、外部から電源端子20を介して電源電圧VPPを与え、さらにフラッシュ電源電圧測定コマンドをポート制御部5から入力する。このフラッシュ電源電圧測定コマンドはフラッシュコマンドレジスタ15にラッチされ、コマンドデコーダ16が当該コマンドを解読する。ここで初めてコマンドデコーダ16は信号線48へHレベルのリセット解除信号を出力する。この結果、信号線47へ出力されているリセット信号がHレベル、信号線48へ出力されているリセット解除信号がHレベルであるため、ゲート回路28の出力はLレベルとなる。これを受けてA−D変換器4とポートラッチ回路部100、方向レジスタ回路部101はリセット状態から解除される。
【0030】
この不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ1にはリセット中もクロックが供給されているため、A−D変換器4はリセットから解除されることで動作可能状態に移行する。
一方、コマンドデコーダ16でフラッシュ電源電圧測定コマンドが解読されると、シーケンス回路13では例えばプログラムコマンド時の各電源電圧を発生するが、実際にはフラッシュメモリセルに対してプログラム(フラッシュメモリへの書き込み)は行わない状態を擬似的に作り出すよう信号線42,46へ出力する制御信号をコントロールする。
また、同時に図2の信号線CON31aへ出力する信号レベルをHレベルにしてトランスミッションゲート31aを導通させ、フラッシュ電源電圧発生回路11で発生した電源電圧VAMPをアナログ入力端子25aに印加する。
なお、図2に示す回路構成はアナログ入力端子25bからアナログ入力端子25cに対しても同様に構成されているので、フラッシュ電源電圧発生回路11で発生した他の電源電圧VDEC,電源電圧VDEC2もそれぞれ対応するアナログ入力端子25b,25cに印加される。
【0031】
従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータでは、アナログ入力端子25a〜25c周辺の回路構成は図6に示す構成となっており、リセット解除後にはトライステートバッファ102が非導通状態になることで入カモードになっている。この実施の形態の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータでも、図2に示す様にA−D変換器4のリセットが解除されるのと同時にポートラッチ回路部100と方向レジスタ回路部101はリセットから解除されて、A−D変換開始時にはトライステートバッファ102は非導通状態である入力モードになっている。
【0032】
シーケンス回路13は、コマンドデコーダ16でフラッシュ電源電圧測定コマンドが解読されると、例えばプログラムコマンド時の各電源電圧を発生するが、このときA−D変換器4に対してA−D変換開始のA−Dトリガ信号を信号線50へ出力する。
そして、アナログ入力端子25a〜25cへトランスミッションゲート31a,31b,31cを介して印加されている電源電圧VAMP,VDEC,VDEC2をA−D変換器4が順にA−D変換し、結果を対応するA−Dレジスタに格納するA−D変換器4の変換モードをAD制御レジスタにて設定することで、前記各電源電圧のレベルがトランスミッションゲート30a,30b,30cを介して順にA−D変換される。
ここで、A−D変換器4はリセット解除後自動的に上記変換モードになるような構成とする。
【0033】
このようにA−D変換された各電源電圧の変換結果は従来通り各アナログ入力端子に対応したA−Dレジスタに格納される。各電源電圧レベルのテストでの期待値比較は、A−D変換終了後、ポート制御部5より従来のリードコマンドを入力し、前記A−Dレジスタのアドレスを順に入力して読み出し、期待値と比較することで実施する。
【0034】
従来、SFR領域をアクセスする際には、図9に示す回路構成でSFR領域アクセス信号Q1がHレベルになることが必要であった。しかし、リードコマンドを実行するフラッシュモードはリセット中であるため、図9に示す信号Q2,Q3がLレベル出力となりSFR領域アクセス信号Q1はLレベルである。そこで例えばAD制御レジスタ(「00001FH」番地のAD制御レジスタ1)の値を読み出す場合は、図3に示す構成にしておけばよい。
【0035】
すなわち、図8に示すSFR領域内の例えば「00001FH」番地のAD制御レジスタ1をリードするときは、図3のアドレスビットAD1〜AD4はHレベル、アドレスビットAD5とAD6はLレベルなので4入力NAND回路200と2入力NAND回路201がLレベルを出力し、2入力NOR回路202はHレベルを出力する。ここでリセット中であることから前記SFR領域アクセス信号Q1がLレベルでも2入力OR回路203はHレベルを出力するため、信号BHEと信号R/W(Rは正論理入力、Wは負論理入力)のリード時のHレベルに同期して3入力NAND回路204がLレベルを出力し、さらに信号E(負論理入力)のLレベルに同期して2入力NOR回路205はHレベルの信号ARを出力する。そして、この信号ARをSFR領域アクセス信号に用いて「00001FH」番地のAD制御レジスタ1の値を読み出す。
これにより従来のリードコマンドを使用してA−D関連レジスタの値を読み出すことが可能となり、期待値比較テストが可能になる。
さらに、A−D関連レジスタやA−D変換器4のフラッシュ電源電圧測定後のリセットは、従来のリセットコマンド入力でできる構成にしておく。
【0036】
以上のように構成した場合、フラッシュメモリの動作に必要な各電源電圧は、A−D変換の期間中、常に一定のレベルで発生されるため、シーケンス回路13から信号線50へ出力されるA−Dトリガ信号のタイミングについては高い精度が要求されることはなく、フラッシュ電源電圧発生回路11で発生した前記各電源電圧について安定した測定が可能である。
【0037】
以上のように、この実施の形態1によれば、フラッシュモードにおいて外部から端子20を介して電源電圧VPPを与え、さらにフラッシュ電源電圧測定コマンドをポート制御部5から入力し、コマンドデコーダ16が当該コマンドを解読することでA−D変換器4とポートラッチ回路部100、方向レジスタ回路部101をリセット状態から解除し、さらにコマンドデコーダ16が前記コマンドを解読することでシーケンス回路11が発生させたフラッシュメモリの動作に必要な各電源電圧を、リセット状態が解除された前記A−D変換器4へ与えてA−D変換する。そして、このA−D変換結果が、例えばアナログ入力端子25aに対応した「00001FH」番地のAD制御レジスタ1に格納されるように構成し、さらに図3に示す制御信号生成回路の出力をもとに前記AD制御レジスタ1に格納されている前記A−D変換結果を従来のリードコマンドを用いて読み出すことが可能な構成を備えたので、フラッシュメモリの動作に必要な各電源電圧の測定結果を容易に知ることのできる不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータが得られる効果がある。
【0038】
また、フラッシュメモリの動作に必要な各電源電圧レベルのテストでの期待値比較は、A−D変換終了後、ポート制御部5より従来のリードコマンドを入力し、前記各電源電圧の測定値である前記A−D変換結果が格納されたA−Dレジスタから、例えば図3に示す制御信号生成回路の出力をもとに「00001FH」番地の前記AD制御レジスタ1のアドレスを入力して読み出し、期待値と比較し実施することが可能である構成を備えたので、フラッシュメモリの動作に必要な各電源電圧の測定結果を容易に知ることができるだけでなく、各電源電圧レベルの期待値比較テストも容易に実施できる不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータが得られる効果がある。
【0039】
実施の形態2.
図4は、この実施の形態2の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ1のA−D変換器4、ポートラッチ回路部100および方向レジスタ回路部101へのリセット関連信号を生成するリセット信号生成回路を示す回路図である。図において、70は前記リセット信号生成回路、301はソフトウエアリセット実施時にHレベルとなる信号を生成するソフトウエアリセット信号生成手段、302,303,304,305,306はインバータ回路、307はインバータ回路303からの出力とコマンドデコーダ16から信号線48へ出力されるリセット解除信号48を入力とする2入力OR回路、308は2入力OR回路307の出力とインバータ回路305の出力が与えられる2入力NAND回路である。
【0040】
次に動作について説明する。
前記実施の形態1では、不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ1のリセット端子23から直接、リセット信号を入力するハードウエアリセットでも、またプログラム中でレジスタへの書き込みを行なってリセットをかけるソフトウエアリセットでもフラッシュ電源電圧測定モードに入ることが可能であるが、不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ1のマイコンモードのテスト中には前記ソフトウエアリセットを多用する部分もあるため、ハードウエアリセット時のみA−D変換器4とポートラッチ回路部100、方向レジスタ回路部101のリセットが解除され、フラッシュ電源電圧測定モードに入るようにするのが望ましい。
具体的には、ハードウエアリセットがかかるとリセット端子23からLレベルが入力される。また、このときコマンドデコーダ16から信号線48へ出力されるリセット解除信号はLレベルなので、2入力OR回路307はLレベルを出力する。従って、2入力NAND回路308はHレベルを出力し、A−D変換器4とポートラッチ回路部100、方向レジスタ回路部101へはHレベルのリセット信号が伝達される。
【0041】
ここでコマンドデコーダ16からHレベルのリセット解除信号が信号線48へ出力されると2入力OR回路307の出力はHレベルに変化し、2入力NAND回路308の一方の入力端子へ供給される。このとき、ハードウエアリセットのみを実行したときにだけという条件のもとに、2入力NAND回路308の他方の入力端子にはHレベルが供給されていなければならない。従って、2入力NAND回路308の出力はLレベルに変化し、A−D変換器4とポートラッチ回路部100、方向レジスタ回路部101はリセットが解除される。
【0042】
また、ソフトウエアリセットがかかったときはコマンドデコーダ16からの影響を受けずに、2入力NAND回路308はHレベルを出力し、A−D変換器4とポートラッチ回路部100、方向レジスタ回路部101へはHレベルのリセット信号が伝達され、従来通りのリセット動作が可能である。
このように構成することでハードウエアリセットのみを実行したときにだけ、A−D変換器4とポートラッチ回路部100、方向レジスタ回路部101はリセットが解除され、フラッシュ電源電圧測定モードへ入ることが可能である。
【0043】
以上のように、この実施の形態2によれば、ソフトウエアリセットに対しては従来通りのリセット動作が可能であるとともに、ハードウエアリセットのみを実行したときにだけ、A−D変換器4とポートラッチ回路部100、方向レジスタ回路部101のリセットを解除することができ、不要なタイミングでフラッシュ電源電圧測定モードに入ってしまうことでマイクロコンピュータ本来の動作テストの効率が低下してしまう状況を回避できる不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータが得られる効果がある。
【0044】
実施の形態3.
前記実施の形態1および前記実施の形態2では、フラッシュ電源電圧測定専用のソフトウエアコマンドを入力し、擬似的に各コマンドモードを作り出した。これは各コマンドモード時のフラッシュ電源電圧をDC的に測定するものである。これに対して、フラッシュ電源電圧測定専用のソフトウエアコマンドを用意せずとも、従来のソフトウエアコマンドを使用してフラッシュメモリの動作中に当該フラッシュメモリの動作に必要な各種電源電圧を測定してもよい。
図1において、例えばプログラムコマンドをポート制御部5より入力すると、コマンドデコーダ16が当該コマンドを解読し、A−D変換器4に対してリセット解除信号を信号線48へ出力する。シーケンス回路13はフラッシュメモリに対してプログラム動作を実施するようしかるべき動きをするが、その一環としてプログラム動作に必要な各電源電圧の発生に同期して、A−D変換器4に対してA−D変換トリガ信号を信号線50へ出力するような構成にする。このように構成すると、フラッシュ電源電圧発生回路11において電源電圧の発生の期間が限られているような他のソフトウエアコマンドでも、フラッシュメモリの動作中にフラッシュ電源電圧発生回路11において発生した各電源電圧を測定することが可能であり、マイクロコンピュータ本来の動作テストの効率の低下を抑制できる。
【0045】
以上のように、この実施の形態3によれば、従来のソフトウエアコマンドを使用してフラッシュメモリの動作中のフラッシュ電源電圧発生回路11において発生した各電源電圧を測定でき、不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ本来の動作テストの効率が低下するのを抑制できる不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータが得られる効果がある。
【0046】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、ソフトウエアリセットの実行時を除くハードウエアリセット実行時に、電源電圧測定コマンドをもとに生成した不揮発メモリの動作に必要な各電源電圧を測定し所定の格納手段へ格納するように構成したので、前記格納した各電源電圧の測定結果により不揮発メモリの動作に必要な電源電圧が所定の範囲内であるか否かなどを容易に知ることが可能であるだけでなく、ソフトウエアリセットが行われていない場合におけるハードウエアリセット実行中に限り前記各電源電圧の測定が可能になるため、前記電源電圧の測定を不必要に行うことによるマイクロコンピュータ本来の動作テストの効率低下を防止できる効果がある。
【0047】
この発明によれば、ソフトウエアリセットの実行時を除くハードウエアリセットの実行時において有効にした電源電圧測定コマンド解読回路が出力したリセット解除信号と、電源電圧測定コマンドをもとに出力されたトリガ信号とにより電源電圧測定格納回路が測定し所定の格納手段へ格納した不揮発メモリの動作に必要な各電源電圧を、前記ハードウエアリセットの実行時に与えられたリードコマンドをもとに前記所定の格納手段から読み出す制御信号を生成する制御信号生成回路を備えるように構成したので、前記ハードウエアリセットの実行中において前記所定の格納手段に格納した各電源電圧の測定結果を読み出し、不揮発メモリの動作に必要な電源電圧が所定の範囲内であるか否かなどを知ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータにおけるフラッシュメモリおよびその関連回路ブロックを示す回路構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータにおけるアナログ入力端子周辺のアナログ信号の入力回路を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータにおけるA−D変換に関連するレジスタの制御信号生成回路周辺の構成を示す回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態2の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータのリセット関連信号を生成するリセット信号生成回路の構成を示す回路図である。
【図5】 従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータにおけるフラッシュメモリおよびその関連回路ブロックを示す回路構成図である。
【図6】 従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータにおけるアナログ信号の入力回路を示す構成図である。
【図7】 トランスミッションゲートがMOSトランジスタにより構成されていることを示す説明図である。
【図8】 従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータの制御レジスタのアドレスマップを示す図である。
【図9】 従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータの制御レジスタのアドレス制御回路周辺の構成を示す回路図である。
【図10】 従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータにおけるフラッシュメモリセル周辺の構成を示す回路図である。
【図11】 従来の不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータがフラッシュメモリの各動作モード時にどのようなレベルの電源電圧を必要とするかを示す表図である。
【符号の説明】
1 不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ、4 A−D変換器(電源電圧測定格納回路)、7 フラッシュメモリ(不揮発メモリ)、11 フラッシュ電源電圧発生回路(電源電圧発生回路)、12 フラッシュメモリ制御部(制御回路)、16 コマンドデコーダ(電源電圧測定コマンド解読回路)、60 制御信号生成回路、70 リセット信号生成回路。
Claims (2)
- 不揮発メモリと、
前記不揮発メモリの動作に必要な電源電圧を発生する電源電圧発生回路と、
与えられる複数のコマンドを各々解読して、前記電源電圧発生回路の制御を行う制御回路と、
信号線のアナログ信号を受けて、このアナログ信号についてA−D変換をするA−D変換器と、
前記A−D変換器によるA−D変換の変換結果が格納される保持手段と、
前記A−D変換器の入力部に前記電源電圧発生回路からの前記電源電圧を与える伝達回路と、
前記コマンドを外部から入力するポート制御部とを備え、
前記制御回路は、
前記複数のコマンドのうちの電源電圧測定コマンドを解読すると、前記A−D変換器に接続される前記信号線に前記電源電圧を与えるように前記伝達回路を導通させる制御信号を生成するとともに、前記A−D変換器のA−D変換を開始させるトリガ信号を生成する、不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ。 - 不揮発メモリと、該不揮発メモリの動作に必要な電源電圧発生回路と、前記不揮発メモリや前記電源電圧発生回路の制御を行う制御回路を備えた不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータにおいて、
前記制御回路は、
ポート制御部から与えられた電源電圧測定コマンドを解読するとリセット解除信号を出力する電源電圧測定コマンド解読回路を有し、
テスト回路は、
ソフトウエアリセットの実行時を除くハードウエアリセットの実行時に前記電源電圧測定コマンド解読回路が出力した前記リセット解除信号を有効にするリセット信号生成回路と、
該リセット信号生成回路が有効にした前記リセット解除信号および前記電源電圧測定コマンドをもとに出力されたトリガ信号により、電源電圧発生回路が生成した不揮発メモリの動作に必要な各電源電圧を測定し所定の格納手段へ格納する電源電圧測定格納回路と、
該電源電圧測定格納回路が格納した前記各電源電圧を、前記ハードウエアリセットの実行時に与えられたリードコマンドをもとに前記所定の格納手段から読み出すための制御信号を生成する制御信号生成回路とを含む、不揮発メモリ内蔵マイクロコンピュータ。
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