JPH111427A - ソフトカプセル用基剤 - Google Patents

ソフトカプセル用基剤

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JPH111427A JP15537397A JP15537397A JPH111427A JP H111427 A JPH111427 A JP H111427A JP 15537397 A JP15537397 A JP 15537397A JP 15537397 A JP15537397 A JP 15537397A JP H111427 A JPH111427 A JP H111427A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多量の界面活性剤を使用することなく消化管
内での分散性が確保されており、長期間に亘りゲルの品
質が均一で安定であって、様々な物理化学的性質を有す
る薬剤に適用可能なソフトカプセル用基剤を提供する。 【解決手段】 (A)平均分子量が190 〜630 である低
分子量ポリエチレングリコール、及び基剤の全重量を基
準として5重量%以下の平均分子量が1300〜9300である
高分子量ポリエチレングリコールを含む、親水性溶媒、
(B)脂肪酸トリグリセリド及びプロピレングリコール
ジ脂肪酸エステルからなる群から選ばれる、親油性溶媒
30重量%以下、及び(C)C8 〜C18の疎水基を有
し、HLB値が13〜20である非イオン性界面活性剤
5重量%以下を含む、ゲル状のソフトカプセル用基剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトカプセルに
封入可能な均一ゲル状の基剤に関する。特に、本発明
は、界面活性剤の含有量が少なく、長期間に亘りゲルの
品質が均一で安定なソフトカプセル用基剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、脂溶性薬剤の吸収改善を目的とす
るソフトカプセル製剤においては、その基剤中に約50
%程度の界面活性剤が用いられており、消化管内で良好
な分散をするよう処方されている。しかしながら、自己
乳化型製剤に多量の界面活性剤を使用すると、脂溶性薬
剤を他剤と併用する場合には、併用薬の吸収へも影響を
及ぼす可能性がある。また、多量の界面活性剤を使用す
ることによる消化管内での乳化は、患者の胃内状態によ
り影響を受ける可能性が大きいことから、必ずしも薬剤
の吸収改善が認められるとは限らない。脂溶性薬剤をハ
ードゼラチンカプセルに封入することを目的に開発され
た基剤としては、ポリエチレングリコール400 と植物油
及び界面活性剤ポリオキシエチレンセチルエーテル(1
5%)、HCO-60(15%)水素化ひまし油からなる物質
が開示されている(Halbaut ら、STP Pharma Sciences
第5巻第3号208 〜215頁(1995年))。この基剤は、H
CO-60を使用せず、ポリオキシエチレンセチルエーテル
(3〜5%)を低含量とすると、ゲル状で温度によりそ
の性状が異なることから、ハードゼラチンカプセルに使
用不可能となることに鑑み、HCO-60を加え、多量のポリ
オキシエチレンセチルエーテルを使用することとしたも
のであるが、半固形状態でその硬度からソフトカプセル
用基剤としては使用不可能であり、また多量の界面活性
剤の使用を必須とすることによる上記問題点もある。ま
た、ソフトカプセル製剤化を目的に水溶性薬剤、脂溶性
薬剤あるいは難溶性薬剤の溶液を処方する場合には、こ
れら薬剤の物理化学的性質を考慮し、親水性溶媒あるい
は親油性溶媒のスクリーニングが必要であり、同一溶媒
でのスクリーニングは不可能であった。更に、物理化学
的性質の異なる薬剤をソフトカプセル封入可能な同一溶
媒に同時に溶解させることは困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、多
量の界面活性剤を使用することなく消化管内での分散性
が確保されており、長期間に亘りゲルの品質が均一で安
定であって、様々な物理化学的性質を有する薬剤に適用
可能なソフトカプセル用基剤を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、特定の親水性
溶媒、親油性溶媒、及び界面活性剤を併用することによ
り、上記課題を解決することができるとの知見に基づい
てなされたものである。すなわち、本発明は、(A)平
均分子量が190 〜630 である低分子量ポリエチレングリ
コール、及び基剤の全重量を基準として5重量%以下の
平均分子量が1300〜9300である高分子量ポリエチレング
リコールを含む、親水性溶媒、(B)脂肪酸トリグリセ
リド及びプロピレングリコールジ脂肪酸エステルからな
る群から選ばれる、親油性溶媒30重量%以下、及び
(C)C8 〜C18の疎水基を有し、HLB値が13〜2
0である非イオン性界面活性剤5重量%以下を含む、ゲ
ル状のソフトカプセル用基剤を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明によるソフトカプセル用基
剤に使用する親水性溶媒(A)は、低分子量ポリエチレ
ングリコール及び高分子量ポリエチレングリコールを含
むものである。親水性溶媒(A)に使用する低分子量ポ
リエチレングリコールは、その平均分子量が、190 〜63
0 、好ましくは380 〜630 である。ここで、ポリエチレ
ングリコールの平均分子量は、例えば日本薬局方に記載
の平均分子量測定試験に従って測定することができる。
低分子量ポリエチレングリコールの含有量は、本発明に
よる基剤中多割合となるものであればよいが、基剤の全
重量を基準として好ましくは50重量%以上、更に好ま
しくは60〜90重量%である。親水性溶媒(A)に使
用する高分子量ポリエチレングリコールは、その平均分
子量が1300〜9300、好ましくは2600〜9300である。高分
子量ポリエチレングリコールの含有量は、基剤の全重量
を基準として5重量%以下であり、好ましくは0.5〜4
重量%、更に好ましくは1〜3重量%である。上記の通
り、親水性溶媒(A)は、低分子量ポリエチレングリコ
ール及び高分子量ポリエチレングリコールを含むもので
あるが、好ましくは、親水性溶媒(A)は、低分子量ポ
リエチレングリコール及び高分子量ポリエチレングリコ
ールからなるものである。また、親水性溶媒(A)の含
有量は、基剤の全重量を基準として50重量%以上であ
ることが望ましく、好ましくは60〜90重量%、更に
好ましくは70〜90重量%である。
【0006】本発明によるソフトカプセル用基剤に使用
する親油性溶媒(B)は、脂肪酸トリグリセリド及びプ
ロピレングリコールジ脂肪酸エステルからなる群から選
ばれる。親油性溶媒(B)が脂肪酸トリグリセリドであ
る場合には、C8 〜C12の中鎖脂肪酸トリグリセリドが
好ましい。好ましい中鎖脂肪酸トリグリセリドとして
は、1−カプリリル−2,3−ジラウリングリセリド、
トリノナノイングリセリド、トリカプリングリセリド、
1−ラウロ−2,3−ジカプリングリセリド、2−ラウ
ロ−1,3−ジカプリングリセリド、1−カプリル−
2,3−ジラウリングリセリド、2−カプリル−1,3
−ジラウリングリセリド、トリラウリングリセリド等を
挙げることができる。また、脂肪酸トリグリセリドとし
て、長鎖脂肪酸を含む植物油を使用することも可能であ
る。植物油としては、大豆油、トウモロコシ油、サフラ
ワー油、ヒマワリ油、アマニ油、ナタネ油、綿実油等を
挙げることができる。親油性溶媒(B)がプロピレング
リコールジ脂肪酸エステルである場合には、C8 〜C16
のプロピレングリコールジ脂肪酸エステルが好ましい。
好ましいプロピレングリコールジ脂肪酸エステルとして
は、ジカプリル酸プロピレングリコール等を挙げること
ができる。親油性溶媒(B)の含有量は、基剤の全重量
を基準として30重量%以下であり、好ましくは1〜2
5重量%、更に好ましくは5〜20重量%である。
【0007】本発明によるソフトカプセル用基剤に使用
する界面活性剤(C)は、非イオン性界面活性剤であっ
て、C8 〜C18、好ましくはC10〜C18の疎水基、例え
ばアルキル基、フェニル基、アルキルフェニル基等を有
し、HLB値が13〜20、好ましくは13.5〜19であ
れば、特に限定されることなく、各種の界面活性剤を使
用することができる。界面活性剤(C)がポリオキシエ
チレン(POE)系非イオン性界面活性剤である場合に
は、POEアルキルエーテル、POEアルキルフェニル
エーテル、POE脂肪酸エステル、POEソルビタン脂
肪酸エステル等を使用することができる。この場合にお
いて、分子内のエチレンオキシド(OE)付加モル数
は、HLB値が上記範囲となるものであれば特に制限さ
れるものではないが、好ましくは13.5〜19、更に好ま
しくは14〜18である。特に好ましい界面活性剤とし
ては、POE(20)セチルエーテル、POE(20)
オクタデシルエーテル、POE(50)オレイルエーテ
ル、POE(30)ドデシルエーテル、POE(60)
ソルビタンテトラオレエート、POE(20)ソルビタ
ンモノオレエート、POE(20)ソルビタンモノステ
アレート、POE(20)ソルビタンモノイソステアレ
ート、POE(20)ソルビタンモノパルミテート等を
挙げることができる。界面活性剤(C)の含有量は、基
剤の全重量を基準として5重量%以下であり、好ましく
は0.5〜4.5重量%、更に好ましくは1〜4重量%であ
る。
【0008】本発明によるソフトカプセル用基剤は、更
に、基剤の全重量を基準として10重量%以下、好まし
くは1〜10重量%、更に好ましくは5〜10重量%の
水を含んでいてよい。この場合、水は、親水性溶媒
(A)に混合されているのが好ましい。水としては、精
製水が好ましく使用されるが、酸性又は塩基性の水溶液
であってもよく、水のpHは1〜14、更には2.5〜8.
5の範囲にあることが好ましい。本発明によるソフトカ
プセル用基剤に溶解される薬剤としては、脂溶性薬剤が
好ましく使用される。脂溶性薬剤の例としては、ビタミ
ンK2 、ビタミンE、テプレノン等を挙げることができ
る。脂溶性薬剤は、単独で使用することもできるし、ま
た、2種以上の混合物として使用することができる。更
に、脂溶性薬剤を、水溶性薬剤又は難溶性薬剤等の他の
薬剤と併用することも可能である。水溶性薬剤の例とし
ては、アセトアミノフェン、ビタミンB1 等を挙げるこ
とができ、難溶性薬剤の例としては、イブプロフェン等
を挙げることができる。本発明によるソフトカプセル用
基剤は、更に、酸化防止剤としてBHT、BHA等を含
んでいてもよい。
【0009】本発明による基剤を封入するソフトカプセ
ルには特に制限はなく、任意のソフトカプセルを採用す
ることが可能である。例えば、ソフトカプセルは、ゼラ
チンを水に溶解又は膨潤させたものに適量のグリセリ
ン、ソルビトール、プロピレングリコール等の可塑剤、
遮光剤、保湿剤、保存剤、着色剤等を混合、溶解して脱
気し、ゼラチン皮膜を形成したもの等であってよい。本
発明による基剤をソフトカプセルに封入する方法は、任
意の公知の方法でよく、例えばロータリーダイ方式等に
よることができる。
【0010】本発明によるソフトカプセル用基剤は、例
えば、攪拌乳化法、圧力式乳化法等により製造すること
ができる。また、製造された基剤は、均一ゲル状であっ
て、チクソ性を有し、ソフトカプセルに封入するのに好
適である。
【0011】
【発明の効果】本発明によるソフトカプセル用基剤は、
界面活性剤の含有量が5重量%以下であり、かつ消化管
内での分散性が良好であって、長期間に亘りゲルの品質
が均一で安定であり、また親水性溶媒としてポリエチレ
ングリコールを使用していることから、脂溶性薬剤のみ
ならず、水溶性薬剤、難溶性薬剤等の物理化学的性質の
異なる薬剤を同時に溶解させることも可能である。次に
実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明の範囲
はこれに限定されるものではない。尚、特に断らない限
り、各基剤の組成は重量%で表されている。
【0012】
【実施例】
1. 基剤の調製実施例1 次の組成を有する基剤を、圧力式乳化法により調製し
た。 ポリエチレングリコール400 84.4 ポリエチレングリコール6000 2.6 ジカプリル酸プロピレングリコール 10.0 POE(20)セチルエーテル 3.0実施例2 親油性溶媒(B)として、ジカプリル酸プロピレングリ
コールに代えて中鎖脂肪酸トリグリセリドを使用し、更
に精製水を加えたことを除き、実施例1の場合と同様に
して次の組成を有する基剤を調製した。 ポリエチレングリコール400 74.7 ポリエチレングリコール6000 2.3 精製水 10.0 中鎖脂肪酸トリグリセリド 10.0 POE(20)セチルエーテル 3.0実施例3 親油性溶媒(B)として、ジカプリル酸プロピレングリ
コールに代えて中鎖脂肪酸トリグリセリドを使用し、界
面活性剤(C)として、POE(20)セチルエーテル
に代えてPOE(60)ソルビタンテトラオレエートを
使用したことを除き、実施例1の場合と同様にして次の
組成を有する基剤を調製した。 ポリエチレングリコール400 84.4 ポリエチレングリコール6000 2.6 中鎖脂肪酸トリグリセリド 10.0 POE(60)ソルビタンテトラオレエート 3.0実施例4 親油性溶媒(B)として、ジカプリル酸プロピレングリ
コールに代えて中鎖脂肪酸トリグリセリドを使用し、更
に精製水及びビタミンKを加えたことを除き、実施例1
の場合と同様にして次の組成を有する基剤を調製した。 ポリエチレングリコール400 74.7 ポリエチレングリコール6000 2.3 精製水 10.0 中鎖脂肪酸トリグリセリド 5.0 ビタミンK 5.0 POE(20)セチルエーテル 3.0比較例1 親水性溶媒をポリエチレングリコール400のみとし、
親油性溶媒として中鎖脂肪酸トリグリセリドを使用し、
更に界面活性剤を使用しなかったことを除き、実施例1
の場合と同様にして次の組成を有する基剤を調製した。 ポリエチレングリコール400 90.0 中鎖脂肪酸トリグリセリド 10.0比較例2 親水性溶媒をポリエチレングリコール400のみとし、
親油性溶媒として中鎖脂肪酸トリグリセリドを使用し、
更に界面活性剤としてPOE(60)硬化ひまし油を使
用したことを除き、実施例1の場合と同様にして次の組
成を有する基剤を調製した。 ポリエチレングリコール400 87.0 中鎖脂肪酸トリグリセリド 10.0 POE(60)硬化ひまし油 3.0比較例3 親水性溶媒をポリエチレングリコール400のみとし、
ソフトカプセルに封入可能な粘度を得るためにポリビニ
ルピロリドンを使用し、親油性溶媒として中鎖脂肪酸ト
リグリセリドを使用し、更に精製水及びビタミンKを加
えたことを除き、実施例1の場合と同様にして次の組成
を有する基剤を調製した。 ポリエチレングリコール400 74.7 ポリビニルピロリドンK30 2.3 精製水 10.0 中鎖脂肪酸トリグリセリド 5.0 ビタミンK 5.0 POE(20)セチルエーテル 3.0
【0013】2. 基剤の安定性試験 基剤の安定性を調べるために、実施例1〜4及び比較例
1〜3において調製した基剤について、調製直後、4℃
で1ヶ月又は2ヶ月保存後、室温で1ヶ月又は2ヶ月保
存後、及び40℃で2週間、1ヶ月又は2ヶ月保存後の
性状を観察した。結果を表1に示す。
【0014】
【表1】 表1 安定性試験結果 4℃ 室温 調製直後 1ヶ月 2ヶ月 1ヶ月 2ヶ月 実施例1 白色ゲル 白色ゲル 白色ゲル 白色ゲル 白色ゲル 実施例2 白色ゲル 白色ゲル 白色ゲル 白色ゲル 白色ゲル 実施例3 白色ゲル 白色ゲル 白色ゲル 白色ゲル 白色ゲル 実施例4 黄白色ゲル 黄白色ゲル 黄白色ゲル 黄白色ゲル 黄白色ゲル 比較例1 2層分離 比較例2 2層分離 比較例3 白色ゲル 白色ゲル 白色ゲル 白色ゲル 白色ゲル
【0015】
【表2】 表1 安定性試験結果(続き)
【0016】結果から明らかなように、本発明による基
剤は、調製直後及び各条件下での保存後においてゲル状
であって、高い安定性を示すことから、ソフトカプセル
封入用基剤として好適であるといえる。一方、比較例1
及び2の場合には、調製直後に2層分離の状態であるこ
とからソフトカプセル封入用基剤としては不適当であ
り、また比較例3の場合には、調製直後はゲル状である
ものの、40℃で2週間保存すると2層分離してしまう
ことから、安定性に欠けることがわかる。更に、実施例
1で調製した基剤中の親油性溶媒の粒度分布の経時安定
性を測定したところ、40℃で2カ月保存後も、調製直
後とほぼ同様の粒度分布が観察され、本発明による基剤
が高い安定性を有することが明らかとなった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲル状のソフトカプセル用基剤であっ
    て、(A)平均分子量が190 〜630 である低分子量ポリ
    エチレングリコール、及び基剤の全重量を基準として5
    重量%以下の平均分子量が1300〜9300である高分子量ポ
    リエチレングリコールを含む、親水性溶媒、(B)脂肪
    酸トリグリセリド及びプロピレングリコールジ脂肪酸エ
    ステルからなる群から選ばれる、親油性溶媒30重量%
    以下、及び(C)C8 〜C18の疎水基を有し、HLB値
    が13〜20である非イオン性界面活性剤5重量%以下
    を含む、前記ソフトカプセル用基剤。
  2. 【請求項2】 更に、基剤の全重量を基準として10重
    量%以下の水を含む、請求項1記載のソフトカプセル用
    基剤。
  3. 【請求項3】 更に脂溶性薬剤を含む、請求項1又は2
    記載のソフトカプセル用基剤。
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