JPH11142487A - 半導体装置のテスト方法、及び半導体装置 - Google Patents

半導体装置のテスト方法、及び半導体装置

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JPH11142487A
JPH11142487A JP9322067A JP32206797A JPH11142487A JP H11142487 A JPH11142487 A JP H11142487A JP 9322067 A JP9322067 A JP 9322067A JP 32206797 A JP32206797 A JP 32206797A JP H11142487 A JPH11142487 A JP H11142487A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のデータ処理プロセッサを含む複数のマク
ロを搭載した半導体装置の端子数を増やすことなしに各
マクロ間相互接続テストを可能とする半導体装置および
そのテスト方法の提供。 【解決手段】CPU、DSP等複数のデータ処理プロセ
ッサを含む複数のマクロを搭載した半導体装置のマクロ
間接続テストのテスト方法において、信号入力出力端子
群を用いて外部からテスト用のプログラムを読み込むこ
とができるCPU以外の前記DSPなどデータ処理プロ
セッサのマクロには、内蔵読み出し専用メモリに、予め
各マクロ間接続テスト用のプログラムを記憶保持し、外
部端子から前記DSP等のデータ処理プロセッサにデー
タインストラクションを与えることなく、各マクロ間相
互接続確認テストを行うことを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置のテスト
方法、及び半導体装置に関し、特に、デジタル携帯電話
用またはマルチメディア用LSIにおいて、DSP(デ
ジタル信号処理プロセッサ)、CPU等複数のデータ処
理プロセッサを搭載した半導体装置及びそのテスト方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル携帯電話用ロジックブロックの
処理として、システム制御や上位プロトコル処理を行う
メインCPUの他、音声コーデック(音声圧縮)、イコ
ライザ用にDSPが用いられる。デジタル携帯電話機の
小型化に伴い、データ処理部の1チップ化が望まれ、そ
の場合、メインCPUとDSPとその他ロジックとで1
チップを構成することになる。
【0003】この従来のデジタル携帯電話等で必要とさ
れるマイコンとDSPを搭載した半導体装置のテスト方
法について図9を用いて説明する。図9において、半導
体装置1は、データ処理の核となる複数のプロセッサで
あるDSPマクロ2とCPUマクロ3、及びそれ以外の
ロジックで構成されるロジックマクロ4から構成され
る。信号入/出力端子群5はDSPマクロ2の機能端子
であり、データメモリ用アドレス/データバス等から構
成されるが、DSPマクロ2のテスト機能としてデータ
メモリ用アドレスデータバスがインストラクション用に
共有できなければ、インストラクションメモリ用アドレ
ス/データバスも含まれる。信号入/出力端子群6はC
PUの機能端子であり、アドレス/データバス、リード
/ライト信号等から構成される。信号入/出力端子群7
はロジックマクロ4の機能端子である。ロジックマクロ
4はランダムゲート、メモリマクロ、CPU周辺回路、
DSP周辺回路等から構成される。
【0004】デジタル携帯電話機ではシステム制御及び
上位プロトコル処理を行うプログラムのサイズが例えば
500kbyte(キロバイト)以上必要なため、半導体装
置1内には内蔵できず、500k〜1MbyteのROM
(読み出し専用メモリ)を外付けする。
【0005】そのため通常動作(ノーマルモード)時、
CPUマクロ3は信号入/出力端子群6を用いてインス
トラクションを読み込む。一方、DSPマクロ2は内蔵
されているROMのインストラクション及び内蔵されて
いるRAMを用いて処理を行うため、通常動作時は、ア
ドレス/データバスから構成される信号入/出力端子群
5は使用されない。
【0006】半導体装置1のテストとして、(1)各マ
クロ分離テストと、(2)各マクロ間接続テストを行う
必要がある。
【0007】(1)各マクロ分離テストは、マクロを一
つずつ他のマクロから分離してテストするものであり、
これにより、各マクロ内の有効性がテストされる。マク
ロ分離テストモードで、入/出力端子をマルチプレクス
することにより、必要なマクロ端子の信号を外部端子か
ら入出力することができるようになる。
【0008】図9を参照すると、DSPマクロ2分離時
にはDSPマクロ2のマクロ端子のすべてが半導体装置
1の外部端子のいずれかと接続される。CPUマクロ3
分離時には、CPUマクロ2のマクロ端子のすべてが半
導体装置1の外部端子のいずれかと接続される。ロジッ
クマクロ4分離時にはロジックマクロ4のマクロ端子の
すべてが半導体装置1の外部端子のいずれかと接続され
る。
【0009】(2)各マクロ間接続テストは、各マクロ
間の配線接続に問題がないことをテストするものであ
る。各マクロ間接続テスト時にはDSPマクロ2はイン
ストラクションを信号入/出力端子群5を通して読み込
む。
【0010】各マクロ分離テストでは、入/出力端子を
マルチプレクスすることにより、DSPのインストラク
ションも信号入/出力端子群5を使用しないで読み込む
ことが可能であるが、各マクロ間接続テストでは、DS
Pマクロ2、CPUマクロ3、ロジックマクロ4が同時
に動作するため、DSPマクロ2のインストラクション
を読み込む手段として信号入/出力端子群5が必要とな
る。
【0011】DSPマクロ2はインストラクションを信
号入/出力端子群5を通して読み込み、DSPマクロ
2、CPUマクロ3、ロジックマクロ4が同時に動作
し、各まくろ間の接続テストが行われる。
【0012】また、通常動作時必要ない信号入/出力端
子群5を取り除いた場合、従来方式では、各マクロ間接
続テストを行うことはできない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
方式では、通常動作時には必要でないDSPのアドレス
及びデータ端子が、各マクロ間の相互接続テストを行う
ために必要となり、外部端子数が著しく増加してしまう
という問題点を有している。
【0014】例えば、DSPのデータバスが16ビッ
ト、アドレスバスが14ビットの場合、計30本の外部
端子の増加になってしまう。しかも、DSPのテスト機
能としてデータメモリ用アドレスデータバスがインスト
ラクション用に共用できなければ、インストラクション
メモリ用アドレス/データバスも外部端子として設ける
必要がある。
【0015】また、通常動作時必要でないDSPのアド
レス及びデータ端子等による端子数の増加が許されない
場合には、各マクロ間接続テストを行うことはできな
い、という問題点を有している。
【0016】したがって本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、複数のデータ処理
プロセッサを含む複数のマクロを搭載した半導体装置の
端子数を増やすことなしに各マクロ間相互接続テストを
可能とする半導体装置およびそのテスト方法を提供する
ことにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、(1)複数のデータ処理プロセッサを含
む複数のマクロを搭載した半導体装置のマクロ間接続テ
スト、(2)データ処理プロセッサにテストを行わせる
ためのプログラムを内蔵した半導体装置を提供する。
【0018】より詳細には、本発明の半導体装置のテス
ト方法は、複数のデータ処理プロセッサを含む複数のマ
クロを搭載した半導体装置のマクロ間接続テストのテス
ト方法において、前記データ処理プロセッサの少なくと
も一つに、マクロ間接続テストを行わせるためのプログ
ラムを内蔵し、外部端子から前記データ処理プロセッサ
にデータインストラクションを与えることなく、各マク
ロ間相互接続確認テストを行うことを可能としたことを
特徴とする。また、本発明は、CPU、DSP等複数の
データ処理プロセッサを含む複数のマクロを搭載した半
導体装置において、信号入力出力端子群を用いて外部か
らテスト用のプログラムを読み込むことができるCPU
以外の前記DSPなどデータ処理プロセッサのマクロ
が、内蔵読み出し専用メモリに、予め各マクロ間接続テ
スト用のプログラムを保持し、前記CPUと前記データ
処理プロセッサマクロ間に、ノーマルモード/チップ全
体テストモード、前記データ処理プロセッサマクロがア
クセスモード、前記データ処理プロセッサマクロのステ
ータス情報を含む共有レジスタを備え、前記外部端子か
ら前記DSP等のデータ処理プロセッサにデータインス
トラクションを与えることなく、各マクロ間相互接続確
認テストを行うことを可能としたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明のテスト方法は、好ましい実施の形
態においては、複数のデータ処理プロセッサを含む複数
のマクロを搭載した半導体装置のマクロ間接続テストの
テスト方法において、前記データ処理プロセッサの少な
くとも一つにマクロ間接続テストを行わせるためのプロ
グラムを内蔵し、外部端子から前記データ処理プロセッ
サにデータインストラクションを与えることなく、各マ
クロ間相互接続確認テストを行うことを可能としたもの
である。
【0020】より詳細には、CPU、DSP等複数のデ
ータ処理プロセッサを含む複数のマクロを搭載した半導
体装置のマクロ間接続テストのテスト方法において、信
号入力出力端子群を用いて外部からテスト用のプログラ
ムを読み込むことができるCPU以外の前記DSPなど
データ処理プロセッサのマクロには、内蔵読み出し専用
メモリに、予め各マクロ間接続テスト用のプログラムを
記憶しておき、外部端子から前記DSP等のデータ処理
プロセッサにデータインストラクションを与えることな
く、各マクロ間相互接続確認テストを行うことを可能し
ている。
【0021】本発明の半導体装置は、その好ましい実施
の形態において、CPU、DSP等複数のデータ処理プ
ロセッサを含む複数のマクロを備え、信号入力出力端子
群を用いて外部からテスト用のプログラムを読み込むこ
とができるCPU以外の前記DSPなどデータ処理プロ
セッサのマクロが、内蔵読み出し専用メモリに、予め各
マクロ間接続テスト用のプログラムを保持し、前記CP
Uと前記データ処理プロセッサマクロ間に、ノーマルモ
ード/チップ全体テストモード、前記データ処理プロセ
ッサマクロがアクセスモード、前記データ処理プロセッ
サマクロのステータス情報を含む共有レジスタを備え、
前記外部端子から前記DSP等のデータ処理プロセッサ
にデータインストラクションを与えることなく、各マク
ロ間相互接続確認テストを行うことを可能としたもので
ある。
【0022】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。以下では、デジタル携帯電話等で必要とさ
れるマイコンとDSPを搭載した半導体装置のテスト方
法に本発明を適用した実施例について説明する。半導体
装置のテストとして、(1)各マクロ分離テストと、
(2)各マクロ間接続テストを行う必要がある。
【0023】本発明の実施例において、各マクロ分離テ
ストは上記した従来方式と同様に行う。各マクロ間接続
テストの方法について説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施例の半導体装置の
構成を示す図である。図1を参照すると、本発明の一実
施例の半導体装置1は、データ処理の核となる複数のプ
ロセッサであるDSPマクロ2、CPUマクロ3、及
び、それ以外ロジックで構成されるロジックマクロ4
と、を備える。信号入/出力端子群6はCPUの機能端
子であり、アドレス/データバス、リード/ライト信号
等から成る。信号入/出力端子群7はロジックマクロ4
の機能端子である。
【0025】ロジックマクロ4は、ランダムゲート、メ
モリマクロ、CPU周辺回路、DSP周辺回路等から構
成される。
【0026】共有レジスタ10は、DSPマクロ2とC
PUマクロ3で共通に使用されるレジスタであり、共有
レジスタ10により、DSPマクロ2とCPUマクロ3
はモード設定及びステータス確認を互いに行うことがで
きる。
【0027】共有レジスタ10に、DSPマクロ2はア
ドレス/制御バス20及びデータバス21を介してリー
ドあるいはライトすることができ、CPUマクロ3は、
アドレス/制御バス22及びデータバス23を介してリ
ードあるいはライトすることができる。
【0028】共有レジスタ10からは、チップ全体テス
トモード信号24がセレクタ11及び12の選択信号と
して出力される。
【0029】セレクタ11には、CPUマクロ3の出力
ポート42から出力されるポート信号25と、通常動作
時のDSPマクロ2への割り込み信号26とが入力さ
れ、チップ全体テストモード信号24により、チップ全
体テストモード信号24がアクティブな時には(チップ
全体テストモード時)ポート信号25が選択され、チッ
プ全体テストモード信号24がインアクティブな時には
割り込み信号26が選択され、割り込み信号27として
DSPマクロ2の割り込み端子40に入力される。
【0030】セレクタ12には、DSPマクロ2の出力
ポート41から出力されるポート信号28と、通常動作
時のCPUへの割り込み信号29とが入力され、チップ
全体テストモード信号24により、チップ全体テストモ
ード信号24がアクティブな時にはポート信号28が選
択され、チップ全体テストモード信号24がネガティブ
な時には割り込み信号29が選択され、割り込み信号3
0としてCPUマクロ3の割り込み端子43に入力され
る。
【0031】図2は、本発明の一実施例における共有レ
ジスタ10の内容を示している。共有レジスタ10は
a,b,cの3本のレジスタから構成される。
【0032】このうち共有レジスタaはCPUマクロ3
がライト、DSPマクロ2がリードできるレジスタであ
り、ノーマルモードかチップ全体テストモードかを1ビ
ットで表す。
【0033】共有レジスタbは、CPUマクロ3がライ
ト、DSPマクロ2がリードできるレジスタであり、D
SPマクロ2のマクロ間接続テストのモードを示すもの
である。CPUマクロ3をアクセスするCPUマクロア
クセスモード、ロジックマクロ4をアクセスするロジッ
クマクロアクセスモード等がある。図2に示す例では、
共有レジスタbは3ビットで構成されているため、7つ
のモードが設定できる。ただし、任意数のモードが設定
できるようにしてもよい。
【0034】共有レジスタcは、CPUマクロ3がリー
ド、DSPマクロ2がライトできるレジスタで、DSP
マクロ2のマクロ間接続テストの結果を示すものであ
る。例えばDSPマクロ2のステータスが正常であるこ
とを示すDSPノーマルステータス1、2、…。DSP
マクロ2のマクロ間接続テストの結果が異常であること
を示すDSPエラーステータス1、2、…からなる。図
2では、共有レジスタcは4ビットで構成される例を示
しているため、正常、異常それぞれ7つのステータスが
設定できる。ただし、任意数のステータスが設定できる
ようにしてもよい。
【0035】図3及至図5は、本発明の一実施例におけ
る各マクロ接続テスト時のCPU及びDSPの処理フロ
ー、図6はDSPの割り込み処理フロー、図7はCPU
の割り込み処理フローを示す図である。
【0036】まず、主に図3及至図5を参照して、各マ
クロ間接続テストの処理を中心としたフローについて説
明する。
【0037】DSPマクロ2には、内蔵ROMに、予め
各マクロ間接続テスト用のプログラムが含まれている必
要がある。一方、CPUマクロ3は、信号入/出力端子
群6を用いて外部からテスト用のプログラムを読み込む
ことができる。このため、各マクロ間接続テストでは、
CPUマクロ3がマスターとして、DSPマクロ2がス
レーブとして動作する。
【0038】まず、CPUマクロ3は、リセット後共有
レジスタaに、チップ全体テストモード“1”を設定
し、SEQナンバに“1”を設定する(ステップ10
4)。すると、共有レジスタ10から出力されるチップ
全体テストモード信号24がアクティブとなり、セレク
タ11、12でポート信号25、26が選択される。
【0039】CPUマクロ3は出力ポート42をアクテ
ィブにすることにより、DSPマクロ2に割り込みをか
ける。CPUマクロ3は、その後、割り込み待機状態に
入る(ステップ106)。
【0040】一方、DSPマクロ2は、リセット後待機
状態に入り、CPUマクロ3からの割り込みを待ってい
る(ステップ101)。そして、DSPマクロ2に、C
PUマクロ3からの割り込みが入力されると、DSPマ
クロ2は共有レジスタaをリードし、チップ全体テスト
モード(“1”)であるかどうかを確認する(ステップ
102)。
【0041】チップ全体テストモードでない場合は、通
常動作の処理へ移行する(ステップ103)。チップ全
体テストモードである場合は、共有レジスタcにDSP
ノーマルステータス1(“0001”)を設定し、CA
Tフラグを“1”に設定する。DSPマクロ2は出力ポ
ート41をアクティブにすることによりCPUマクロ3
に割り込みをかける(ステップ105)。DSPマクロ
2は、その後割り込み待機状態に入る(ステップ11
0)。
【0042】CPUマクロ3は、DSPマクロ2から割
り込みが入力されると、共有レジスタcをリードする
(ステップ107)。共有レジスタcの値がDSPノー
マルステータス1を示していなければ、エラー処理へ移
行する(ステップ109)。一方、DSPノーマルステ
ータス1を示していれば、共有レジスタbにCPUマク
ロアクセスモードを設定して、DSPマクロ2へ割り込
みをかける(ステップ108)。
【0043】その後、CPUマクロ3は割り込み待機状
態に移行する(ステップ115)。DSPマクロ2は、
CPUマクロ3から割り込みが入力されると、共有レジ
スタbをリードする(ステップ111)。共有レジスタ
bの値がCPUマクロアクセスモードを示していなけれ
ば、該当する割り込み処理へ移行する(ステップ11
2)。CPUマクロアクセスモードを示していれば、C
PUマクロアクセステストを実行する(ステップ11
3)。
【0044】CPUマクロアクセステストは、DSPマ
クロ2がCPUマクロ3にアクセスするテストであり、
これとCPUマクロ3側で行われるDSPマクロアクセ
ステストと合わせて、DSPマクロ2とCPUマクロ3
との接続テストが行われる。
【0045】CPUマクロアクセステストの結果、正常
終了後は共有レジスタcにDSPノーマルレジスタ2を
設定し、異常終了時はDSPエラーステータス2を設定
する。その後、CPUマクロ3に割り込みをかけ、割り
込み待機状態に移行する(ステップ114)。
【0046】CPUマクロ3は、DSPマクロ2から割
り込みが入力されると共有レジスタcをリードする(ス
テップ116)。共有レジスタcの値がDSPノーマル
ステータス2を示していなければ、エラー処理へ移行す
る(ステップ120)。DSPノーマルステータス2を
示していれば、DSPマクロアクセステストを実行する
(ステップ117)。
【0047】DSPマクロアクセステストは、CPUマ
クロ3がDSPマクロ2にアクセスするテストであり、
これと前記CPUマクロアクセステストと合わせて、D
SPマクロ2とCPUマクロ3との接続テストが行われ
る。
【0048】DSPマクロアクセステストの結果、異常
終了時はエラー処理を実行する(ステップ121)。一
方、正常終了時は共有レジスタbにロジックマクロアク
セスモードを設定し、DSPマクロ2に割り込みをかけ
(ステップ119)、割り込み待機状態に移行する(ス
テップ125)。DSPマクロ2は、CPUマクロ3か
ら割り込みが入力されると、共有レジスタbをリードす
る(ステップ122)。共有レジスタbの値がロジック
マクロアクセスモードを示していなければ、該当する割
り込み処理へ移行する(ステップ123)。
【0049】ロジックマクロアクセスモードを示してい
れば、ロシックマクロアクセステストを実行する(ステ
ップ124)。ロジックマクロアクセステストはDSP
マクロ2がロジックマクロ4にアクセスするテストであ
り、これにより、DSPマクロ2とロジックマクロ4と
の接続テストが行われる。
【0050】ロジックマクロアクセステストの結果、正
常終了時には共有レジスタcにDSPノーマルレジスタ
3を設定し、異常終了時はDSPエラーステータス3を
設定する。その後、CPUマクロ3に割り込みをかけ、
割り込み待機状態に移行する。
【0051】CPUマクロ3は、DSPマクロ2から割
り込みが入力されると、共有レジスタcをリードする
(ステップ126)。共有レジスタcの値がDSPノー
マルステータス3を示していなければ、エラー処理へ移
行する(ステップ129)。DSPノーマルステータス
3を示していれば、ロジックマクロアクセステストを実
行する(ステップ127)。
【0052】ロジックマクロアクセステストはCPUマ
クロ3がロジックマクロ4にアクセスするテストであ
り、これにより、CPUマクロ3とロシックマクロ4と
の接続テストが行われる。ロジックマクロアクセステス
トの結果、異常終了時はエラー処理を実行する。正常終
了時は共有レジスタbにxxxモードを設定し、DSP
マクロ2に割り込みをかけ(ステップ131)、割り込
み待機状態に移行する(ステップ136)。
【0053】以下同様に、CPUマクロ3は必要に応じ
てDSPマクロ2に対し、他のあるいは細分化されたマ
クロ接続テストモードを設定し、DSPマクロ2は、マ
クロ接続テストの結果をCPUマクロ3に返し、CPU
マクロ3は自らのテストプログラムにより必要に応じ
て、他のあるいは細分化されたマクロ接続テストを実行
する。以上、図3及至図5を主に用いて各マクロ間接続
テストの処理を中心としたフローについて説明した。
【0054】次に、図6、及び図7を主に用いて、割り
込み処理を中心としたフローについて説明する。DSP
マクロ2の割り込み処理は、CPUマクロ3からの割り
込みを受け付けると、まずCATフラグが“1”である
か否かを判定する。CATフラグが“1”でない場合は
(ステップ201のNo分岐)、共有レジスタaをリー
ドし、チップ全体テストモードか否かを判定し(ステッ
プ202)、それ以降は図3及至図5で示されたフロー
の通りである。
【0055】CATフラグが“1”である場合は(ステ
ップ201のYes分岐)、共有レジスタbをリードし
(ステップ205)、その値によりCPUマクロアクセ
ステスト、ロジックマクロアクセステスト等、DSPマ
クロ2が主体となる各種マクロ間接続テストを実行する
(ステップ206、208、210)。それぞれのマク
ロ間接続テストの結果、正常終了時はノーマルステータ
スを、異常終了時はエラーステータスを、共有レジスタ
cに設定し、CPUマクロ3に割り込みをかけ、DSP
マクロ2は割り込み処理から復帰する(ステップ20
7、209、211)。
【0056】CPUマクロ3の割り込み処理は、DSP
マクロ2からの割り込みを受け付けると、共有レジスタ
cをリードし(ステップ301)、その値がSEQナン
バにより予期された値であった場合は、DSPマクロア
クセステスト(ステップ305)、ロジックマクロアク
セステスト(ステップ309)等、CPUマクロ3が主
体となる各種マクロ間接続テストを実行する。
【0057】共有レジスタcの値がSEQナンバにより
予期されなかった値であった場合、あるいはそれぞれの
マクロ間接続テストの結果エラーが認められた場合はC
PUマクロ3の外部メモリ空間にそれぞれのエラー状態
を示すエラー処理を実行する(ステップ312)。
【0058】それぞれのマクロ間接続テストの結果、問
題が無い場合には、共有レジスタbにDSPマクロ2の
マクロ間接続テストのモードを設定して、SEQナンバ
をインクリメントし、DSPマクロ2に割り込みをか
け、CPUマクロ3は割り込み処理から復帰する。
【0059】次に、本発明の第二の実施例について説明
する。
【0060】図8は、本発明の第二の実施例の半導体装
置の構成を示している。以下では、本発明の第二の実施
例と前記第一の実施形例との相違点を説明する。
【0061】CPUマクロ3の出力ポート42から出力
されるポート信号31は、DSPマクロ2の割り込み端
子40に入力される。また、DSPマクロ2の出力ポー
ト41から出力されるポート信号32は、CPUマクロ
3の割り込み端子43に入力される。
【0062】前記第一の実施例では、マクロ間接続テス
ト時に使用する割り込み信号と通常動作時に使用する割
り込み信号とをセレクタにより切り替えていたが、本発
明の第二の実施例では、通常動作との区別なく、マクロ
間接続テスト用の割り込みを割り込み端子に直接入力し
ている。これは割り込みリソースに余裕がある場合に可
能となることではあるが、通常動作時とマクロ間接続テ
スト時とで、物理的な配線接続に違いが生まれないこと
により、より信頼性の高い各マクロ間接続テストが行え
る。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、D
SPマクロに内蔵されるアプリケーション用ROMに内
蔵するプログラムに、チップ全体テストモード処理を設
けることにより、外部端子からインストラクションを与
えることなく、各マクロ間相互接続確認テストを行うこ
とができるため、端子を増やすことなく、各マクロ間接
続テストを行える、という効果を奏する。
【0064】本発明によれば、従来の端子を増やして各
マクロ間接続テストを行う場合に比べ大幅に端子を削減
することができるため、半導体装置のパッケージ面積及
びチップ面積の縮小につながり、実装容易性、半導体装
置の低コスト化を達成する、という効果を奏する。
【0065】また、本発明によれば、従来の、端子数は
同一で各マクロ間接続テストを行わない場合に比べ、著
しく半導体装置の信頼性を向上させることができ、歩留
まりを向上し、最終的には半導体装置のコスト低減に寄
与する、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の半導体装置の構成を示
す図である。
【図2】本発明の第1の実施例における共有レジスタの
内容の一例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例における各マクロ接続テ
スト時のCPU及びDSPの処理フローを示す図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施例における各マクロ接続テ
スト時のCPU及びDSPの処理フローを示す図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施例における各マクロ接続テ
スト時のCPU及びDSPの処理フローを示す図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施例におけるDSPの割り込
み処理フローを示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例におけるCPUの割り込
み処理フローを示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例の半導体装置の構成を示
す図である。
【図9】従来の半導体装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 半導体装置 2 DSPマクロ 3 CPUマクロ 4 ロジックマクロ 5、6、7 信号入/出力端子群 10 共有レジスタ 11、12 セレクタ 20、22 アドレス/制御バス 21、23 データバス 24 チップ全体テストモード信号 25、28、31、32 ポート信号 26、27、29、30 割り込み信号 40、43 割り込み端子 41、42 出力ポート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のデータ処理プロセッサを含む複数の
    マクロを搭載した半導体装置のマクロ間接続テストの方
    法であって、 前記データ処理プロセッサにマクロ間接続テストを行わ
    せるためのプログラムを内蔵したことを特徴とする半導
    体装置のテスト方法。
  2. 【請求項2】複数のデータ処理プロセッサを含む複数の
    マクロを搭載した半導体装置のマクロ間接続テストのテ
    スト方法において、 前記データ処理プロセッサの少なくとも一つに、マクロ
    間接続テストを行わせるためのプログラムを内蔵し、外
    部端子から前記データ処理プロセッサにデータインスト
    ラクションを与えることなく、各マクロ間相互接続確認
    テストを行うことを可能としたことを特徴とする半導体
    装置のテスト方法。
  3. 【請求項3】前記マクロ間接続テストを行わせるための
    プログラムを内蔵したデータ処理プロセッサマクロが信
    号入力出力端子群を用いて外部からテスト用のプログラ
    ムを読み込むことができるCPUマクロ以外のデータ処
    理プロセッサマクロである、ことを特徴とする請求項2
    記載の半導体装置のテスト方法。
  4. 【請求項4】CPU、DSP等複数のデータ処理プロセ
    ッサを含む複数のマクロを搭載した半導体装置のマクロ
    間接続テストのテスト方法において、 信号入力出力端子群を用いて外部からテスト用のプログ
    ラムを読み込むことができるCPU以外の前記DSPな
    どデータ処理プロセッサのマクロには、内蔵読み出し専
    用メモリに、予めマクロ間接続テスト用のプログラムを
    記憶しておき前記外部端子から前記DSP等のデータ処
    理プロセッサにデータインストラクションを与えること
    なく、各マクロ間相互接続確認テストを行うことを可能
    としたことを特徴とする半導体装置のテスト方法。
  5. 【請求項5】前記CPUと前記データ処理プロセッサマ
    クロ間に、ノーマルモード/チップ全体テストモード、
    前記データ処理プロセッサマクロのアクセスモード、前
    記データ処理プロセッサマクロのステータス情報を含む
    共有レジスタを備え、前記CPUと前記データ処理プロ
    セッサマクロ間では、割り込み及び前記共有レジスタに
    設定された値により各マクロ間相互接続確認テストの実
    行を制御する、ことを特徴とする請求項4記載の半導体
    装置のテスト方法。
  6. 【請求項6】CPU、DSP等複数のデータ処理プロセ
    ッサを含む複数のマクロを搭載した半導体装置におい
    て、 信号入力出力端子群を用いて外部からテスト用のプログ
    ラムを読み込むことができるCPU以外の前記DSPな
    どデータ処理プロセッサのマクロが、内蔵読み出し専用
    メモリに、予め各マクロ間接続テスト用のプログラムを
    保持し、前記CPUと前記データ処理プロセッサマクロ
    間に、ノーマルモード/チップ全体テストモード、前記
    データ処理プロセッサマクロがアクセスモード、前記デ
    ータ処理プロセッサマクロのステータス情報を含む共有
    レジスタを備え、 前記外部端子から前記DSP等のデータ処理プロセッサ
    にデータインストラクションを与えることなく、各マク
    ロ間相互接続確認テストを行うことを可能としたことを
    特徴とする半導体装置。
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