JPH11142048A - 平型冷凍・冷蔵ショーケース - Google Patents
平型冷凍・冷蔵ショーケースInfo
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- JPH11142048A JPH11142048A JP32693397A JP32693397A JPH11142048A JP H11142048 A JPH11142048 A JP H11142048A JP 32693397 A JP32693397 A JP 32693397A JP 32693397 A JP32693397 A JP 32693397A JP H11142048 A JPH11142048 A JP H11142048A
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- Japan
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- night cover
- night
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ナイトカバーと非冷棚が同時に取り付けでき
るようにすると共に、ナイトカバーを引き出したとき、
プライスカードレールがそれにより覆われないようにす
る。 【解決手段】 中央隔壁３を挟んで前後（図では左右）
に商品収納庫が設けられている。その中央隔壁３の上端
部に設けられたナイトカバー収納箱の中に、ナイトカバ
ー巻込部１４，１４を前後方向から、取付け面を垂直に
して互いに対向させた状態で、所定の間隔を開けて設
け、それらの間にできたスペースの左右に非冷棚支柱の
取付部を設ける。また、ナイトカバー収納箱１０の上に
形成された平坦な天板部１１の前後に、側縁が天板部１
１の面より上に出るようにプライスカードレール１３，
１３を設けて、それがナイトカバー７より上側になるよ
うにすると共に、天板部１１の上に乗せた陳列商品の転
倒を防止できるようにする。
るようにすると共に、ナイトカバーを引き出したとき、
プライスカードレールがそれにより覆われないようにす
る。 【解決手段】 中央隔壁３を挟んで前後（図では左右）
に商品収納庫が設けられている。その中央隔壁３の上端
部に設けられたナイトカバー収納箱の中に、ナイトカバ
ー巻込部１４，１４を前後方向から、取付け面を垂直に
して互いに対向させた状態で、所定の間隔を開けて設
け、それらの間にできたスペースの左右に非冷棚支柱の
取付部を設ける。また、ナイトカバー収納箱１０の上に
形成された平坦な天板部１１の前後に、側縁が天板部１
１の面より上に出るようにプライスカードレール１３，
１３を設けて、それがナイトカバー７より上側になるよ
うにすると共に、天板部１１の上に乗せた陳列商品の転
倒を防止できるようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、上方に開口する商
品収納庫を有する平型冷凍・冷蔵ショーケースに関する
ものである。
品収納庫を有する平型冷凍・冷蔵ショーケースに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】平型冷凍・冷蔵ショーケースは、中央の
隔壁を挟んで前後に設けられた商品収納庫内に冷凍食品
等を入れ、冷気吐出口から吐出される冷気によりそれら
を冷却しながら陳列する。このような平型冷凍・冷蔵シ
ョーケースでは、店舗が閉店している夜間等には、商品
収納庫を開放したままにしておくと冷気が外部へ漏出し
て冷却のための電力が無駄に消費されることになる。
隔壁を挟んで前後に設けられた商品収納庫内に冷凍食品
等を入れ、冷気吐出口から吐出される冷気によりそれら
を冷却しながら陳列する。このような平型冷凍・冷蔵シ
ョーケースでは、店舗が閉店している夜間等には、商品
収納庫を開放したままにしておくと冷気が外部へ漏出し
て冷却のための電力が無駄に消費されることになる。
【０００３】そこで従来は、例えば、特開平6-300427号
公報(F25D 23/02)に示されるように、閉店後の夜間等に
は、中央隔壁上端の天板部とハンドレールとの間に、ア
ルミ板の間にプラスチック板を挟み込んで幅６０ｃｍ程
に形成したナイトボード複数枚を被せて商品収納庫に蓋
をして、冷気が漏出しないようにしていた。しかし、そ
のようなナイトボードを用いるものでは、開店中でそれ
らを使用しない時に、それらを保管しておく場所が必要
になる上、閉店後それらを平型冷凍・冷蔵ショーケース
まで運んでそれに被せる作業に手間がかかる。
公報(F25D 23/02)に示されるように、閉店後の夜間等に
は、中央隔壁上端の天板部とハンドレールとの間に、ア
ルミ板の間にプラスチック板を挟み込んで幅６０ｃｍ程
に形成したナイトボード複数枚を被せて商品収納庫に蓋
をして、冷気が漏出しないようにしていた。しかし、そ
のようなナイトボードを用いるものでは、開店中でそれ
らを使用しない時に、それらを保管しておく場所が必要
になる上、閉店後それらを平型冷凍・冷蔵ショーケース
まで運んでそれに被せる作業に手間がかかる。
【０００４】そこで、図９に示すような平型冷凍・冷蔵
ショーケースが開発された。図９において、１は商品収
納庫、２は断熱壁、３は中央隔壁、４はハンドレール、
５はフロントガラス、６はバンパー、７はナイトカバ
ー、８は係止部、９は取手、１０はナイトカバー収納
箱、１１は天板部である。
ショーケースが開発された。図９において、１は商品収
納庫、２は断熱壁、３は中央隔壁、４はハンドレール、
５はフロントガラス、６はバンパー、７はナイトカバ
ー、８は係止部、９は取手、１０はナイトカバー収納
箱、１１は天板部である。
【０００５】この平型冷凍・冷蔵ショーケースでは、天
板部１１の下側に設けたナイトカバー収納箱１０の中に
ナイトカバー７をロール状に巻き込んでおき、夜間に
は、それを引き出して、図１１，図１２に示すように、
取手９の部分に設けられた係止部８をバンパー６に係止
させる。ナイトカバー７は、新素材の薄い布で形成され
ており、水分は外に逃がすが冷気は逃がさない性質を持
っている。そのため、夜間、ナイトカバー７を閉めてお
けば、商品収納庫１，１からの冷気の漏出を防ぐことが
できる。
板部１１の下側に設けたナイトカバー収納箱１０の中に
ナイトカバー７をロール状に巻き込んでおき、夜間に
は、それを引き出して、図１１，図１２に示すように、
取手９の部分に設けられた係止部８をバンパー６に係止
させる。ナイトカバー７は、新素材の薄い布で形成され
ており、水分は外に逃がすが冷気は逃がさない性質を持
っている。そのため、夜間、ナイトカバー７を閉めてお
けば、商品収納庫１，１からの冷気の漏出を防ぐことが
できる。
【０００６】また、開店中は、図１０に示すように、前
後のナイトカバー７，７をナイトカバー収納箱１０の中
に設けたナイトカバー巻込部１４，１４にロール巻きし
て収納できるので、ナイトカバー用に特別な保管場所は
不要となる。なお、図１０において、符号３〜１１は、
図９のものに対応しており、１２は冷気吐出口、１３は
プライスカード等を差し込んで表示するためのプライス
カードレールである。
後のナイトカバー７，７をナイトカバー収納箱１０の中
に設けたナイトカバー巻込部１４，１４にロール巻きし
て収納できるので、ナイトカバー用に特別な保管場所は
不要となる。なお、図１０において、符号３〜１１は、
図９のものに対応しており、１２は冷気吐出口、１３は
プライスカード等を差し込んで表示するためのプライス
カードレールである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、平型冷凍・
冷蔵ショーケースでは、中央隔壁３の左右両端の上部に
支柱下端部を埋め込んだ形で取り付けて、その上に冷却
が不要な商品等を陳列できる非冷棚を設けることがあ
る。しかしながら、上記のような平型冷凍・冷蔵ショー
ケースでは、中央隔壁３の上部にナイトカバー巻込部１
４，１４が設けられていて、中央隔壁３の上端に非冷棚
の支柱を取り付けることができないという問題点があっ
た。
冷蔵ショーケースでは、中央隔壁３の左右両端の上部に
支柱下端部を埋め込んだ形で取り付けて、その上に冷却
が不要な商品等を陳列できる非冷棚を設けることがあ
る。しかしながら、上記のような平型冷凍・冷蔵ショー
ケースでは、中央隔壁３の上部にナイトカバー巻込部１
４，１４が設けられていて、中央隔壁３の上端に非冷棚
の支柱を取り付けることができないという問題点があっ
た。
【０００８】その点については、支柱の横幅だけナイト
カバー巻込部１４の長さを短くしたり、支柱の縦幅だけ
間隔を開けて２本のナイトカバー巻込部１４，１４を設
ければ、非冷棚の支柱の取り付けは可能になる。しかし
ながら、ナイトカバー巻込部１４の長さを短くすれば、
その分、ナイトカバー７の幅が小さくなり、商品収納庫
１の開口部とナイトカバー７との間に隙間が開いてしま
って、断熱効果が悪くなるため採用できない。また、間
隔を開けて２本のナイトカバー巻込部１４を設ければ、
ナイトカバー巻込部１４がプライスカードレール１３の
上を覆ってしまって、プライスカードレール１３及び通
常その位置に設けられる温度計が見えにくくなるため採
用できない。
カバー巻込部１４の長さを短くしたり、支柱の縦幅だけ
間隔を開けて２本のナイトカバー巻込部１４，１４を設
ければ、非冷棚の支柱の取り付けは可能になる。しかし
ながら、ナイトカバー巻込部１４の長さを短くすれば、
その分、ナイトカバー７の幅が小さくなり、商品収納庫
１の開口部とナイトカバー７との間に隙間が開いてしま
って、断熱効果が悪くなるため採用できない。また、間
隔を開けて２本のナイトカバー巻込部１４を設ければ、
ナイトカバー巻込部１４がプライスカードレール１３の
上を覆ってしまって、プライスカードレール１３及び通
常その位置に設けられる温度計が見えにくくなるため採
用できない。
【０００９】また、平型冷凍・冷蔵ショーケースでは、
プライスカードレール１３は、プライスカードの保持だ
けでなく、宣伝用のボード等を立てるためのレールポッ
プと呼ばれる器具の保持用にも使われる。ところが、上
記従来の平型冷凍・冷蔵ショーケースでは、プライスカ
ードレール１３の上にナイトカバー収納箱１０が位置し
ていて、ナイトカバー７を引き出して商品収納庫１を覆
った状態では、プライスカードレール１３も覆われる。
そのため、ナイトカバー７を用いる際には、レールポッ
プをいちいち取り外さなければならないという問題点が
あった。
プライスカードレール１３は、プライスカードの保持だ
けでなく、宣伝用のボード等を立てるためのレールポッ
プと呼ばれる器具の保持用にも使われる。ところが、上
記従来の平型冷凍・冷蔵ショーケースでは、プライスカ
ードレール１３の上にナイトカバー収納箱１０が位置し
ていて、ナイトカバー７を引き出して商品収納庫１を覆
った状態では、プライスカードレール１３も覆われる。
そのため、ナイトカバー７を用いる際には、レールポッ
プをいちいち取り外さなければならないという問題点が
あった。
【００１０】本発明は、そのような問題点を解決し、ナ
イトカバー７と非冷棚が同時に取り付けできるようにす
ると共に、ナイトカバー７を引き出した状態でもプライ
スカードレール１３が、ナイトカバー７の外側になるよ
うにすることを目的とするものである。
イトカバー７と非冷棚が同時に取り付けできるようにす
ると共に、ナイトカバー７を引き出した状態でもプライ
スカードレール１３が、ナイトカバー７の外側になるよ
うにすることを目的とするものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項１記載の平型冷凍・冷蔵ショーケースは、中
央隔壁を挟んで前後に設けられ、上方に開口部を有する
商品収納庫と、前記中央隔壁の上端部に設けられたナイ
トカバー収納箱と、該ナイトカバー収納箱の中に前後方
向から、取付け面を垂直にしてそれらを互いに対向さ
せ、且つ、間隔を開けて設けられた前後のナイトカバー
巻込部と、それらのナイトカバー巻込部から引き出され
て前記商品収納庫の開口部を覆うことができるナイトカ
バーと、前記前後のナイトカバー巻込部の間に設けられ
た複数個の非冷棚支柱取付部とを具えたことを特徴とす
る。このようにすると、ナイトカバーを設けた平型冷凍
・冷蔵ショーケースでも、非冷棚を取り付けできるよう
になる。
め、請求項１記載の平型冷凍・冷蔵ショーケースは、中
央隔壁を挟んで前後に設けられ、上方に開口部を有する
商品収納庫と、前記中央隔壁の上端部に設けられたナイ
トカバー収納箱と、該ナイトカバー収納箱の中に前後方
向から、取付け面を垂直にしてそれらを互いに対向さ
せ、且つ、間隔を開けて設けられた前後のナイトカバー
巻込部と、それらのナイトカバー巻込部から引き出され
て前記商品収納庫の開口部を覆うことができるナイトカ
バーと、前記前後のナイトカバー巻込部の間に設けられ
た複数個の非冷棚支柱取付部とを具えたことを特徴とす
る。このようにすると、ナイトカバーを設けた平型冷凍
・冷蔵ショーケースでも、非冷棚を取り付けできるよう
になる。
【００１２】そして、請求項２記載の平型冷凍・冷蔵シ
ョーケースは、前記ナイトカバー収納箱の上に形成され
た平坦な天板部と、該天板部の前後に、天板部側の側縁
が天板部より上に出るように設けられたプライスカード
レールとを具えたことを特徴とする。このようにする
と、プライスカードレールがナイトカバー収納箱より上
側になるため、ナイトカバーを引き出した状態でもプラ
イスカードレールが外側に出るようになり、また、天板
部にＰＯＰや商品等を陳列する際に、プライスカードレ
ールの側縁により陳列商品の転倒を防止することができ
る。
ョーケースは、前記ナイトカバー収納箱の上に形成され
た平坦な天板部と、該天板部の前後に、天板部側の側縁
が天板部より上に出るように設けられたプライスカード
レールとを具えたことを特徴とする。このようにする
と、プライスカードレールがナイトカバー収納箱より上
側になるため、ナイトカバーを引き出した状態でもプラ
イスカードレールが外側に出るようになり、また、天板
部にＰＯＰや商品等を陳列する際に、プライスカードレ
ールの側縁により陳列商品の転倒を防止することができ
る。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明の一実施形
態を示す図であり、図２は、そのナイトカバー収納部の
断面図である。符号は、図９，図１０のものに対応して
いる。
に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明の一実施形
態を示す図であり、図２は、そのナイトカバー収納部の
断面図である。符号は、図９，図１０のものに対応して
いる。
【００１４】図１０に示したように、従来の平型冷凍・
冷蔵ショーケースでは、ナイトカバー収納箱１０の中
で、ナイトカバー巻込部１４を間隔を開けずに並べ、そ
れらの取付け面を下側に向けて設けていた。それに対し
て、本発明の平型冷凍・冷蔵ショーケースでは、ナイト
カバー収納箱１０の中で、ナイトカバー巻込部１４を、
９０°回転させて取付け面を垂直にし、取付け面同士を
互いに対向させ、しかも、両者の間に間隔を開けて設け
ている。
冷蔵ショーケースでは、ナイトカバー収納箱１０の中
で、ナイトカバー巻込部１４を間隔を開けずに並べ、そ
れらの取付け面を下側に向けて設けていた。それに対し
て、本発明の平型冷凍・冷蔵ショーケースでは、ナイト
カバー収納箱１０の中で、ナイトカバー巻込部１４を、
９０°回転させて取付け面を垂直にし、取付け面同士を
互いに対向させ、しかも、両者の間に間隔を開けて設け
ている。
【００１５】そして、図９〜図１２に示した従来のもの
では、係止部８を、バンパー６に係止できるような形状
にしていたが、この係止部８の形状を、ハンドレール４
に係止できるように、長さを長くし、先端部を湾曲させ
た形状にしている。そのため、図３，図４に示すよう
に、商品収納庫１をナイトカバー７で覆う場合、ナイト
カバー７をナイトカバー巻込部１４から引き出して、係
止部８をハンドレール４に係止させることが可能にな
り、フロントガラス５の前をナイトカバー７で覆うこと
なく係止できるようになった。その結果、フロントガラ
ス５の前に冷気が溜まることがなくなって、フロントガ
ラス５の表面に結露が発生するのを防止できるようにな
った。
では、係止部８を、バンパー６に係止できるような形状
にしていたが、この係止部８の形状を、ハンドレール４
に係止できるように、長さを長くし、先端部を湾曲させ
た形状にしている。そのため、図３，図４に示すよう
に、商品収納庫１をナイトカバー７で覆う場合、ナイト
カバー７をナイトカバー巻込部１４から引き出して、係
止部８をハンドレール４に係止させることが可能にな
り、フロントガラス５の前をナイトカバー７で覆うこと
なく係止できるようになった。その結果、フロントガラ
ス５の前に冷気が溜まることがなくなって、フロントガ
ラス５の表面に結露が発生するのを防止できるようにな
った。
【００１６】すなわち、図９〜図１２に示した従来の平
型冷凍・冷蔵ショーケースでは、係止部８をバンパー６
に係止させるようにしていたため、ナイトカバー７でフ
ロントガラス５の前面を覆うようになっていた。その結
果、ナイトカバー７を掛けている間、フロントガラス５
とナイトカバー７との間にある空気が冷却され、横側か
ら外側の温かくて湿った空気がそこに入ってきて、フロ
ントガラス５の表面に結露が発生することがあった。そ
れに対して、本発明の平型冷凍・冷蔵ショーケースで
は、フロントガラス５の前をナイトカバー７で覆うこと
なく係止できるため、そのようなことがなくなった。
型冷凍・冷蔵ショーケースでは、係止部８をバンパー６
に係止させるようにしていたため、ナイトカバー７でフ
ロントガラス５の前面を覆うようになっていた。その結
果、ナイトカバー７を掛けている間、フロントガラス５
とナイトカバー７との間にある空気が冷却され、横側か
ら外側の温かくて湿った空気がそこに入ってきて、フロ
ントガラス５の表面に結露が発生することがあった。そ
れに対して、本発明の平型冷凍・冷蔵ショーケースで
は、フロントガラス５の前をナイトカバー７で覆うこと
なく係止できるため、そのようなことがなくなった。
【００１７】また、本発明の平型冷凍・冷蔵ショーケー
スでは、ナイトカバー巻込部１４，１４を、取付け面を
垂直にして互いに対向させ、しかも、両者の間に間隔を
開けて設けているので、ナイトカバー巻込部１４，１４
の間に非冷棚支柱の取り付けスペースを確保しながら、
ナイトカバー収納箱１０の商品収納庫側への張り出し量
を最小限にすることができる。その上、図５に示すよう
に、ナイトカバー収納箱１０の上の天板部１１の幅が広
くなって、そこに商品１５，１５等を陳列することがで
きる。
スでは、ナイトカバー巻込部１４，１４を、取付け面を
垂直にして互いに対向させ、しかも、両者の間に間隔を
開けて設けているので、ナイトカバー巻込部１４，１４
の間に非冷棚支柱の取り付けスペースを確保しながら、
ナイトカバー収納箱１０の商品収納庫側への張り出し量
を最小限にすることができる。その上、図５に示すよう
に、ナイトカバー収納箱１０の上の天板部１１の幅が広
くなって、そこに商品１５，１５等を陳列することがで
きる。
【００１８】さらに、天板部１１の前後に、天板部側の
側縁が天板部より上に出るようにしてプライスカードレ
ール１３，１３を設けている。そのように、プライスカ
ードレール１３をナイトカバー巻込部１４より上に設け
ることにより、ナイトカバー７を引き出している状態で
も、プライスカードレール１３が覆われずに、常に表側
に出る。したがって、プライスカードレール１３にレー
ルポップを差し込んでいても、ナイトカバー７を用いる
際に、いちいちレールポップを取り外す必要はなくな
る。
側縁が天板部より上に出るようにしてプライスカードレ
ール１３，１３を設けている。そのように、プライスカ
ードレール１３をナイトカバー巻込部１４より上に設け
ることにより、ナイトカバー７を引き出している状態で
も、プライスカードレール１３が覆われずに、常に表側
に出る。したがって、プライスカードレール１３にレー
ルポップを差し込んでいても、ナイトカバー７を用いる
際に、いちいちレールポップを取り外す必要はなくな
る。
【００１９】さらにまた、天板部１１に商品等を陳列し
ているとき、天板部１１の前後でプライスカードレール
１３の側縁が上に出ているため、その平型冷凍・冷蔵シ
ョーケースに人や物がぶつかったり、地震等があったり
して、天板部１１が揺れ、その上の商品等が移動するこ
とがあっても、プライスカードレール１３の側縁がスト
ッパになって、商品等の落下や転倒を防止することがで
きる。
ているとき、天板部１１の前後でプライスカードレール
１３の側縁が上に出ているため、その平型冷凍・冷蔵シ
ョーケースに人や物がぶつかったり、地震等があったり
して、天板部１１が揺れ、その上の商品等が移動するこ
とがあっても、プライスカードレール１３の側縁がスト
ッパになって、商品等の落下や転倒を防止することがで
きる。
【００２０】次に、非冷棚支柱１６の取り付けについて
説明する。前述したように、本発明の平型冷凍・冷蔵シ
ョーケースでは、両ナイトカバー巻込部１４，１４の間
に非冷棚支柱の取り付けスペースを確保しており、その
スペースの左右両端部に、非冷棚支柱を立てた状態で取
り付ける取付部を設ける。
説明する。前述したように、本発明の平型冷凍・冷蔵シ
ョーケースでは、両ナイトカバー巻込部１４，１４の間
に非冷棚支柱の取り付けスペースを確保しており、その
スペースの左右両端部に、非冷棚支柱を立てた状態で取
り付ける取付部を設ける。
【００２１】図６は、非冷棚支柱を取り付けた状態を示
す図である。図６において、符号３〜１３は、図２のも
のに対応しており、１６は非冷棚支柱である。このよう
な非冷棚支柱１６をナイトカバー収納箱１０の他端部に
も設け、図７に示すように、それらの上に非冷棚１７を
取り付ける。このようにして、非冷棚１７を設ければ、
その上に冷却する必要のない商品や、商品サンプル等の
陳列ができる。また、非冷棚１７を設けない場合は、図
８に示すように、非冷棚支柱１６の取付部の上に支柱取
付部カバーを取り付けておけばよい。
す図である。図６において、符号３〜１３は、図２のも
のに対応しており、１６は非冷棚支柱である。このよう
な非冷棚支柱１６をナイトカバー収納箱１０の他端部に
も設け、図７に示すように、それらの上に非冷棚１７を
取り付ける。このようにして、非冷棚１７を設ければ、
その上に冷却する必要のない商品や、商品サンプル等の
陳列ができる。また、非冷棚１７を設けない場合は、図
８に示すように、非冷棚支柱１６の取付部の上に支柱取
付部カバーを取り付けておけばよい。
【００２２】なお、上記実施形態では、１台の平型冷凍
・冷蔵ショーケースにおいて、前後の商品収納庫１，１
用として対になっているナイトカバー巻込部１４を２対
で合計４つ設けている。しかしながら、必ずしもそれに
限定されず、ナイトカバー７及びナイトカバー巻込部１
４の幅を大きくして、１対のナイトカバー巻込部１４で
前後の商品収納庫１，１をカバーするようにしてもよい
し、必要があれば、３対以上にしてもよい。また、非冷
棚支柱１６の本数も、２本に限定されず、３本以上にし
てもよい。
・冷蔵ショーケースにおいて、前後の商品収納庫１，１
用として対になっているナイトカバー巻込部１４を２対
で合計４つ設けている。しかしながら、必ずしもそれに
限定されず、ナイトカバー７及びナイトカバー巻込部１
４の幅を大きくして、１対のナイトカバー巻込部１４で
前後の商品収納庫１，１をカバーするようにしてもよい
し、必要があれば、３対以上にしてもよい。また、非冷
棚支柱１６の本数も、２本に限定されず、３本以上にし
てもよい。
【００２３】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次に記載するような効果を奏する。すなわ
ち、請求項１記載の平型冷凍・冷蔵ショーケースは、ナ
イトカバー巻込部を、前後方向から、取付け面を垂直に
してそれらを互いに対向させ、且つ、間隔を開けて設
け、それらのナイトカバー巻込部の間に非冷棚支柱取付
部を設けるようにしたので、ナイトカバーと非冷棚とが
共に取り付けできるようになった。
ているので、次に記載するような効果を奏する。すなわ
ち、請求項１記載の平型冷凍・冷蔵ショーケースは、ナ
イトカバー巻込部を、前後方向から、取付け面を垂直に
してそれらを互いに対向させ、且つ、間隔を開けて設
け、それらのナイトカバー巻込部の間に非冷棚支柱取付
部を設けるようにしたので、ナイトカバーと非冷棚とが
共に取り付けできるようになった。
【００２４】そして、請求項２記載の平型冷凍・冷蔵シ
ョーケースは、天板部の前後に、天板部側の側縁が天板
部より上に出るようにプライスカードレールを設けるよ
うにしたので、ナイトカバーを引き出した状態でもプラ
イスカードレールが外側に出るようになり、また、天板
部にＰＯＰや商品等を陳列する際に、プライスカードレ
ールの側縁により陳列物の転倒を防止することができ
る。
ョーケースは、天板部の前後に、天板部側の側縁が天板
部より上に出るようにプライスカードレールを設けるよ
うにしたので、ナイトカバーを引き出した状態でもプラ
イスカードレールが外側に出るようになり、また、天板
部にＰＯＰや商品等を陳列する際に、プライスカードレ
ールの側縁により陳列物の転倒を防止することができ
る。
【図１】本発明の一実施形態を示す図である。
【図２】図１のものにおけるナイトカバー収納部の断面
図である。
図である。
【図３】ナイトカバーの係止構造を示す断面図である。
【図４】ナイトカバーの係止状態を示す一部斜視図であ
る。
る。
【図５】ナイトカバー収納部の天板部に商品を陳列した
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図６】非冷棚支柱を取り付けた状態を示す図である。
【図７】非冷棚を取り付けた状態を示す斜視図である。
【図８】ナイトカバー収納部の端部斜視図である。
【図９】従来の平型冷凍・冷蔵ショーケースを示す図で
ある。
ある。
【図１０】従来の平型冷凍・冷蔵ショーケースのナイト
カバー収納部の断面図である。
カバー収納部の断面図である。
【図１１】従来の平型冷凍・冷蔵ショーケースのナイト
カバーの係止構造を示す断面図である。
カバーの係止構造を示す断面図である。
【図１２】従来の平型冷凍・冷蔵ショーケースのナイト
カバーの係止状態を示す一部斜視図である。
カバーの係止状態を示す一部斜視図である。
１…商品収納庫 ２…断熱壁 ３…中央隔壁 ４…ハンドレール ５…フロントガラス ６…バンパー ７…ナイトカバー ８…係止部 ９…取手 １０…ナイトカバー収納箱 １１…天板部 １３…プライスカードレール １４…ナイトカバー巻込部 １６…非冷棚支柱 １７…非冷棚 １８…支柱取付部カバー
Claims (2)
- 【請求項１】 中央隔壁を挟んで前後に設けられ、上方
に開口部を有する商品収納庫と、前記中央隔壁の上端部
に設けられたナイトカバー収納箱と、該ナイトカバー収
納箱の中に前後方向から、取付け面を垂直にしてそれら
を互いに対向させ、且つ、間隔を開けて設けられた前後
のナイトカバー巻込部と、それらのナイトカバー巻込部
から引き出されて前記商品収納庫の開口部を覆うことが
できるナイトカバーと、前記前後のナイトカバー巻込部
の間に設けられた複数個の非冷棚支柱取付部とを具えた
ことを特徴とする平型冷凍・冷蔵ショーケース。 - 【請求項２】 前記ナイトカバー収納箱の上に形成され
た平坦な天板部と、該天板部の前後に、天板部側の側縁
が天板部より上に出るように設けられたプライスカード
レールとを具えたことを特徴とする請求項１記載の平型
冷凍・冷蔵ショーケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32693397A JPH11142048A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 平型冷凍・冷蔵ショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32693397A JPH11142048A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 平型冷凍・冷蔵ショーケース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11142048A true JPH11142048A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=18193398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32693397A Pending JPH11142048A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 平型冷凍・冷蔵ショーケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11142048A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002318063A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-31 | Sanden Corp | ショーケース |
| CN101846430A (zh) * | 2009-03-26 | 2010-09-29 | 株式会社东芝 | 冰箱 |
| JP2015139511A (ja) * | 2014-01-28 | 2015-08-03 | 中野冷機株式会社 | 平型ショーケース |
| CN112006484A (zh) * | 2019-05-31 | 2020-12-01 | 河淳株式会社 | 商品陈列装置 |
-
1997
- 1997-11-12 JP JP32693397A patent/JPH11142048A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002318063A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-31 | Sanden Corp | ショーケース |
| CN101846430A (zh) * | 2009-03-26 | 2010-09-29 | 株式会社东芝 | 冰箱 |
| JP2015139511A (ja) * | 2014-01-28 | 2015-08-03 | 中野冷機株式会社 | 平型ショーケース |
| CN112006484A (zh) * | 2019-05-31 | 2020-12-01 | 河淳株式会社 | 商品陈列装置 |
| CN112006484B (zh) * | 2019-05-31 | 2024-01-16 | 河淳株式会社 | 商品陈列装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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