JPH11140366A - アルコール系インキ - Google Patents

アルコール系インキ

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JPH11140366A
JPH11140366A JP32238597A JP32238597A JPH11140366A JP H11140366 A JPH11140366 A JP H11140366A JP 32238597 A JP32238597 A JP 32238597A JP 32238597 A JP32238597 A JP 32238597A JP H11140366 A JPH11140366 A JP H11140366A
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JP
Japan
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alcohol
resin
dye
weight
ink
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JP32238597A
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English (en)
Inventor
Hisanari Fujita
尚成 藤田
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Sakura Color Products Corp
Original Assignee
Sakura Color Products Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 青色から紫色にかけての色をベースとしてい
ても、耐水性、耐光性、耐経時変色性、彩度が優れてい
るアルコール系インキを提供する。 【解決手段】C.I.42660及び/又はC.I.4
2655で表される染料と、炭素数2〜4のアルコー
ル、炭素数2〜3のグリコールと炭素数1〜3のアルコ
ールとで構成されたエーテルアルコールのうち少なくと
も一種の溶剤と、前記溶剤に可溶な樹脂とを含むアルコ
ール系インキを得る。また、前記成分に加えて、塩基性
染料を含むアルコール系インキを調製する。塩基性染料
を含むアルコール系インキでは、酸価50〜300KO
H・mg/gの酸性樹脂(スチレンアクリル酸樹脂、ス
チレンマレイン酸モノエステル樹脂、ロジン誘導体)を
含有させてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低毒性の速乾性イ
ンキに関し、詳しくは、青色をベースとし、耐水性、耐
光性、耐経時変色性、彩度に優れ、低毒性、速乾性のア
ルコール系インキに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、低毒性の有機溶剤、例えば、アル
コール系やグリコールエーテル(エーテルアルコール)
系溶剤を用いたアルコール系インキが提案されている。
例えば、特開昭59−179568号では、酸性染料及
び/又は直接染料と炭素数4〜12のアミン塩との造塩
染料、水、アルコール系及び/又はグリコールエーテル
系有機溶剤、および樹脂とで構成されたインキが提案さ
れている。特開昭59−155475号では、水、アル
コール系及び/又はグリコールエーテル系有機溶剤、お
よび樹脂を用いるとともに、着色剤として、酸性染料及
び/又は直接染料とカチオン系活性剤との造塩染料、又
は塩基性染料とアニオン系活性剤との造塩染料を用いた
インキが提案されている。特開平3−250073号で
は、油溶性染料と、炭素数4以下の脂肪族アルコール
と、特定の樹脂(ポリアミド樹脂、及びアルコールに可
溶な樹脂)とを組み合わせたインキが開示されている。
特開平4−139273号では、油溶性染料と、特定の
グリコールエーテル系溶剤及び/又は脂肪族アルコール
と、親水性基を有する樹脂と、疎水性基を有する樹脂と
で構成されたインキが提案されている。
【0003】このように、アルコール系インキにおける
着色剤としては、油溶性染料や、水溶性染料を造塩した
造塩染料が用いられている。なお、顔料は、インキ中で
の分散安定性が低く、好適には使用されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アルコール系
インキでは、油溶性染料を用いると、特に青色から紫色
にかけての色では、耐光性、耐経時変色性と、彩度とを
高いレベルで両立するのは極めて困難である。青色から
紫色にかけての色の油溶性染料において、彩度が優れた
色の染料では、変褪色しやすく、一方、変褪色しにくい
色の染料では、彩度が低い。
【0005】また、油溶性染料の種類は少なく、青色か
ら紫色にかけての色では、耐光性、耐経時変色性と、彩
度とを高いレベルで両立できる油溶性染料がないため、
油溶性染料の代わりに水溶性染料を油溶性にして用いる
方法もあるが、この場合、水溶性染料を造塩しなければ
ならず、作業工程性が低下する。なお、水溶性染料を造
塩せずに用いると、耐水性が低い。
【0006】従って、本発明の課題は、アルコール系イ
ンキにおいて、青色から紫色にかけての色をベースとし
ていても、耐光性及び耐経時変色性と、彩度とを高いレ
ベルで両立できるとともに、耐水性及び作業工程性が高
いインキを提供することにある。本発明の他の課題は、
青色から紫色にかけての色をベースとし、かつ塩基性染
料を含むインキであっても、耐光性、耐経時変色性およ
び彩度が優れているとともに、高い耐水性を有するアル
コール系インキを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決するため鋭意検討した結果、耐水性、耐光性が良好
な酸性染料であるC.I.42660及び/又はC.
I.42655で表される染料と、アルコール系又はエ
ーテルアルコール系溶剤と、特定の樹脂とを組み合わせ
て用いると、インキの色が青色から紫色にかけての色で
あっても、耐光性及び耐経時変色性と、彩度とを高いレ
ベルで両立できるだけでなく、耐水性及び作業工程性が
高いアルコール系インキが得られることを見いだし本発
明を完成した。すなわち、本発明者は、前記酸性染料が
アルコール系やエーテルアルコール系溶剤中でも、前記
特異な長所である耐水性、耐光性を維持できることを見
いだした。請求項1の発明は、C.I.42660及び
/又はC.I.42655で表される染料と、炭素数2
〜4のアルコール、炭素数2〜3のグリコールと炭素数
1〜3のアルコールとで構成されたエーテルアルコール
のうち少なくとも一種の溶剤(以下、「低級アルコール
系溶剤」と称する場合がある)と、前記溶剤に可溶な樹
脂(以下、「アルコール可溶性樹脂」と称する場合があ
る)とを含むアルコール系インキである。
【0008】すなわち、本発明において、低級アルコー
ル系溶剤とは、炭素数2〜4のアルコール、及び/又
はエーテルアルコール(モノエーテル)系溶剤のうち
炭素数2〜3のグリコールと炭素数1〜3のアルコール
とで構成されたエーテルアルコールを用いることができ
る。
【0009】C.I.42660及び/又はC.I.4
2655で表される染料は、耐水性、耐光性が良好な酸
性染料であり、アルコール可溶性樹脂と組み合わせて用
いると、この特性(耐水性、耐光性など)を低級アルコ
ール系溶剤中、造塩しなくても、発現することができ
る。従って、本発明のインキは、前記造塩していない酸
性染料を用いているアルコール系インキであるにもかか
わらず、高い耐水性を維持しつつ、耐光性及び耐経時変
色性と、彩度とを高いレベルで両立できる。また、酸性
染料は造塩せずに用いるため、酸性染料における油溶性
染料化工程(酸性染料に対する造塩工程)を省くことが
でき、作業工程性が高い。
【0010】本発明のインキは、C.I.42660及
び/又はC.I.42655で表される染料(以下、
「青色系酸性染料」と称する場合がある)による色をベ
ースとして、塩基性染料を用いることにより、インキの
色を調整することができる。すなわち、本発明のインキ
には、前記成分に加えて、さらに、塩基性染料を含有す
るアルコール系インキも含まれる。請求項2の発明は、
C.I.42660及び/又はC.I.42655で表
される染料と、塩基性染料と、炭素数2〜4のアルコー
ル、炭素数2〜3のグリコールと炭素数1〜3のアルコ
ールとで構成されたエーテルアルコールのうち少なくと
も一種の溶剤(低級アルコール系溶剤)と、前記溶剤に
可溶な樹脂(アルコール可溶性樹脂)とを含むアルコー
ル系インキである。
【0011】塩基性染料は、青色系酸性染料と造塩する
ため、塩基性染料を使用しても、アルコール系インキの
耐水性が低下するのを抑制できる。そのため、アルコー
ル系インキにおいて、青色から紫色にかけての色をベー
スとしていても、耐光性及び耐経時変色性と、彩度とを
高いレベルで両立できるとともに、耐水性が優れてい
る。
【0012】塩基性基1個当たりの塩基性染料の割合
(モル数など)が、酸性基1個当たりの酸性染料の割合
(モル数など)より多い場合、酸価が高い樹脂を用いる
ことにより、造塩されていない塩基性染料を、酸性基を
有する樹脂で造塩することができる。請求項3の発明
は、酸価50〜300KOH・mg/gの酸性樹脂を含
有する請求項2記載のアルコール系インキである。な
お、本発明において、酸性樹脂の酸価とは、酸性樹脂1
グラム(g)中に含まれる遊離のカルボキシル基を中和
するのに要する水酸化カリウム(KOH)のミリグラム
(mg)数をいう。
【0013】前記酸性樹脂としては、スチレンアクリル
酸樹脂、スチレンマレイン酸モノエステル樹脂、および
ロジン誘導体から選択された少なくとも一種を使用する
ことができる。請求項4の発明は、酸性樹脂がスチレン
アクリル酸樹脂、スチレンマレイン酸モノエステル樹
脂、およびロジン誘導体から選択された少なくとも一種
である請求項3記載のアルコール系インキである。
【0014】なお、本明細書では、「C.I.4266
0で表される染料」とを、単に「C.I.42660」
と称する場合がある。また、「C.I.42655で表
される染料」を、単に「C.I.42655」と称する
場合がある。
【0015】
【発明の実施の形態】(青色系酸性染料)青色系染料と
して用いられているC.I.42660やC.I.42
655で表される染料とは、C.I.No.、すなわ
ち、カラー インデックス(Colour Inde
x)の染料命名法により分類された染料である。この染
料命名法では、C.I.42660をC.I.アシッド
ブルー 83で表すこともできる。また、C.I.4
2655は、C.I.アシッド ブルー 90で表すこ
ともできる。なお、C.I.42660、C.I.42
655は、水溶性の酸性染料である。
【0016】このような分類方法(カラー インデック
ス(Colour Index)の染料命名法による分
類方法)は、有機合成化学協会編、「染料便覧」、丸善
株式会社発行(1970年)などに記載されている。
【0017】青色系酸性染料(C.I.42660、
C.I.42655)の使用量は、インキ全量に対して
0.1〜15重量%、好ましくは1〜10重量%であ
る。前記使用量が多すぎると粘度が上昇し、筆記性が低
下する。さらに、溶解せず、沈殿する場合がある。一
方、少なすぎると筆跡濃度(発色性)が低い。
【0018】(低級アルコール系溶剤)本発明では、溶
剤として、炭素数2〜4のアルコール、炭素数2〜3の
グリコール(ジオール)と炭素数1〜3のアルコールと
で構成されたエーテルアルコール(モノエーテル)のう
ち少なくとも一種の溶剤(低級アルコール系溶剤)を用
いている。アルコール系やエーテルアルコール系溶剤の
なかでも、低級アルコール系溶剤は、本発明における他
の成分(後述する樹脂など)と組み合わせて用いられる
と、青色系酸性染料(C.I.42660及び/又は
C.I.42655)がこの溶剤に溶解していても、
C.I.42660やC.I.42655の特性(耐水
性、耐光性、彩度など)を保持することができる。
【0019】低級アルコール系溶剤のうち、炭素数2〜
4のアルコールには、例えば、エチルアルコール、ノル
マルプロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ノ
ルマルブチルアルコール、イソブチルアルコール、ター
シャルブチルアルコールなどが含まれる。炭素数2〜3
のグリコールと炭素数1〜3のアルコールとで構成され
たエーテルアルコール(モノエーテル)には、例えば、
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリ
コールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノ
メチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエー
テルなどが含まれる。低級アルコール系溶剤は、単独で
又は二種以上混合して用いることができる。
【0020】低級アルコール系溶剤の使用量は、前記青
色系酸性染料、後述する樹脂などの成分の種類又はその
使用量に応じて選ぶことができる。低級アルコール系溶
剤の使用量は、例えば、インキ全量に対して30〜90
重量%、好ましくは40〜75重量%程度である。低級
アルコール系溶剤の使用量が多すぎると、筆跡の濃度
(発色性)が低下する。また、筆跡の滲み、筆跡と筆跡
面との接着性及び密着性の低下などが生じる。一方、少
なすぎると粘度が上昇して筆記性が低くなり、筆跡のカ
スレなどが生じる。また、着色剤(前記青色系酸性染料
や後述する塩基性染料など)、当該溶剤に可溶な樹脂な
どの溶解性が低下し、沈殿物が発生する。
【0021】本発明では、低級アルコール系溶剤は、他
の極性有機溶剤(例えば、アルコール系溶剤、ジグリコ
ールエーテル(ジエーテル)系溶剤)と併用できる。極
性溶剤中の低級アルコール系溶剤の割合は、極性有機溶
剤全量に対して60重量%以上であるのが好ましい。低
級アルコール系溶剤の割合が過小であると、染料(青色
系酸性染料、塩基性染料など)の溶解性が低下する。な
お、前記他の極性有機溶剤のうち、アルコール系溶剤に
は、例えば、メチルアルコールなどが含まれる。ジグリ
コールエーテル(ジエーテル)系溶剤としては、例え
ば、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセ
テート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセ
テート、ジエチレングリコールモノプロピルエーテルア
セテート、ジエチレングリコールモノブメチルエーテル
アセテートなどが挙げられる。
【0022】(アルコール可溶性樹脂)樹脂は、低級ア
ルコール系溶剤に可溶な樹脂であれば特に限定されな
い。好ましくは安全であることが求められる。本発明に
おいて、樹脂(アルコール可溶性樹脂)は、染料を内包
して、筆跡に対して被膜を形成することができるため、
非吸収面に対する筆跡の接着性や、筆跡の耐水性を付与
することができる機能を有している。
【0023】アルコール可溶性樹脂には、例えば、ケト
ン系樹脂、フェノール系樹脂(例えば、アルキルフェノ
ール樹脂、フェノール樹脂、ロジン変性フェノール樹脂
など)、キシレン系樹脂(例えば、アルキルフェノール
変性キシレン樹脂、ロジン変性キシレン樹脂など)、蔗
糖と安息香酸とで構成されたエステル(以下、「蔗糖安
息香酸エステル」と称する)、ロジン樹脂などが含まれ
る。アルコール可溶性樹脂としては、前記樹脂の中で
も、ケトン系樹脂、フェノール系樹脂(特に、アルキル
フェノール樹脂)、キシレン系樹脂、蔗糖安息香酸エス
テルが好適に使用される。
【0024】アルコール可溶性樹脂は、単独でまたは複
数混合して用いることができる。アルコール可溶性樹脂
の使用量は、例えば、インキ全量に対して0.5〜25
重量%、好ましくは3〜15重量%程度である。アルコ
ール可溶性樹脂の使用量がこれらの範囲を越えると粘度
が上昇し、筆記性が低下する。また、筆跡のカスレや、
樹脂の析出が生じる。一方、これらの範囲より少ないと
筆跡の筆跡面に対する接着性(密着性)が低い。また、
耐水性も低下する。
【0025】(塩基性染料)本発明では、前記青色系酸
性染料(C.I.42660、C.I.42655)
を、塩基性染料と組み合わせて用いて、インキの色を調
整することができる。塩基性染料としては、耐光性、耐
薬品性が高いものが好ましい。
【0026】塩基性染料は、前記青色系酸性染料と組み
合わせて用いられると、両者(青色系酸性染料と塩基性
染料)の間で造塩することができる。そのため、本発明
では、塩基性染料を使用しても、インキの特性(特に、
耐水性)の低下を防止できる。なお、塩基性染料の使用
量が、青色系酸性染料に対して過剰であり、造塩されて
いない塩基性染料がインキ中に残存する場合は、後述す
る酸性樹脂(酸性基を有する樹脂)により、塩基性染料
を造塩することができる。
【0027】塩基性染料には、特に制限されず、例え
ば、C.I.ベーシック イエロー21、C.I.ベー
シック イエロー 29、C.I.ベーシック イエロ
ー40、C.I.ベーシック オレンジ 14、C.
I.ベーシック オレンジ22、C.I.ベーシック
レッド 1、C.I.ベーシック レッド 7、C.
I.ベーシック レッド 14、C.I.ベーシック
バイオレット 10、C.I.ベーシック バイオレッ
ト 11、C.I.ベーシック ブルー 3、C.I.
ベーシック ブルー 9などが含まれる。好ましい塩基
性染料には、C.I.ベーシック イエロー 40、
C.I.ベーシック レッド 1、C.I.ベーシック
バイオレット 10、C.I.ベーシック ブルー
3、C.I.ベーシック ブルー 9が含まれる。
【0028】塩基性染料は単独で又は2種以上混合して
使用できる。塩基性染料を使用する場合、その使用量
は、特に制限されないが、例えば、インキ全量に対して
15重量%以下(例えば、0.005〜15重量%)、
好ましくは10重量%以下(例えば、0.01〜10重
量%)程度である。もちろん、インキの色を調整する必
要がない場合は、塩基性染料を使用しなくてよい。
【0029】(酸性樹脂)前記塩基性染料の使用量にお
いて、塩基性基1個当たりの塩基性染料の割合(モル
数)が、酸性基1個当たりの酸性染料の割合(モル数)
より多い場合、酸価が高い樹脂を用いることにより、造
塩されていない塩基性染料を、酸性樹脂(酸性基を有す
る樹脂)で造塩することができる。すなわち、酸性樹脂
は、塩基性染料を耐水性化している。
【0030】酸性樹脂の酸価は、特に制限されないが、
例えば、50〜300KOH・mg/g、好ましくは8
0〜300KOH・mg/g程度の範囲から選択でき
る。酸性樹脂の酸価が低すぎると、酸性樹脂の使用量が
多くなりすぎてインキの粘度が増粘する場合がある。
【0031】酸性樹脂としては、例えば、スチレン−有
機酸共重合体(例えば、スチレンアクリル酸樹脂、スチ
レンマレイン酸樹脂、スチレンマレイン酸モノエステル
樹脂など)、高酸価ロジン誘導体樹脂などが挙げられ
る。好ましい酸性樹脂には、スチレンアクリル酸樹脂、
スチレンマレイン酸モノエステル樹脂が含まれる。
【0032】酸性樹脂を使用する場合、酸性樹脂の使用
量は、塩基性染料の使用量などに応じて選択される。酸
性樹脂の使用量は、例えば、インキ全量に対して15重
量%以下(例えば、0.001〜15重量%)、好まし
くは10重量%以下(例えば、0.01〜10重量%)
程度の範囲である。酸性樹脂の使用量が過多であると、
インキの耐水性が低下する。一方、過少であると、イン
キの耐水性、特に塩基性染料の耐水性が低下する。
【0033】なお、塩基性染料を使用しない場合や、塩
基性染料を使用していても、その使用量が青色系酸性染
料に対して過剰でない場合では、塩基性染料を造塩する
必要がないので、酸性樹脂を使用する必要はないが、酸
性樹脂を使用することも可能である。なお、このような
場合、酸性樹脂を使用しても、造塩効果がないだけで、
本発明のインキの優れた特性を低下させることはない。
【0034】本発明のアルコール系インキには、油溶性
染料、他の樹脂、充填剤、レベリング剤、粘度調整剤、
構造粘性付与剤、乾燥性付与剤、乾燥性調整剤、キャッ
プオフ性改良剤などの各種の添加剤などが配合されてい
てもよい。各種添加剤は特に限定されず、公知の添加剤
を広く利用できる。乾燥性調整剤としては、エチレング
リコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、
ジプロピレングリコールモノブチルエーテルなどの慣用
の乾燥性調整剤を使用できる。キャップオフ性改良剤に
は、パラフィン、アルキロールアミドなどが含まれる。
【0035】なお、前記アルコール可溶性樹脂は、エチ
ルセルロース、ポリビニルブチラールなどの樹脂と併用
することができる。また、青色系酸性染料は、市販され
ているアルコール可溶性染料(油溶性染料など)などの
着色剤との併用が可能である。
【0036】(製造方法)前記アルコール系インキは、
前記成分(青色系酸性染料、低級アルコール系溶剤、ア
ルコール可溶性樹脂、塩基性染料、酸性樹脂など)を混
合して調製できる。アルコール系インキの調製方法とし
ては、特に限定されないが、より具体的には、例えば、
次のような方法により調製するのが好ましい。溶剤(低
級アルコール系溶剤など)と、青色系酸性染料と、必要
に応じて塩基性染料や添加剤とを混合して、染料成分
(青色系酸性染料や塩基性染料など)を溶剤に溶解させ
た後、アルコール可溶性樹脂と、必要に応じて酸性樹脂
や添加剤などとを加え、この樹脂を溶解させる。この溶
解工程(染料や樹脂の溶解工程)は、加熱下で行っても
よい。特に塩基性染料を含有しているインキを調製する
際には、塩基性染料を酸性樹脂や青色染料などの酸性染
料と造塩させるため、染料や酸性樹脂の溶解工程は加熱
(例えば、50〜80℃、好ましくは60〜80℃程
度)下で行う方が望ましい。なお、非溶解物(沈殿物)
は、濾過などの慣用の分離方法により分離することがで
きる。非溶解物の分離は、インキの調製工程において、
任意の工程で行うことができ、通常、インキ調製後(全
成分混合後)に行う。
【0037】本発明のアルコール系インキは、耐水性が
高く、耐光性及び耐経時変色性と、彩度とを高いレベル
で両立している。特に、青色から紫色にかけての色であ
っても、彩度が高い筆跡を形成できる。また、溶剤とし
て、極性有機溶剤(低級アルコール系溶剤など)を用い
ているので、アルコール系インキは、人体に対してだけ
でなく、使用方法や製造方法などにおいても、安全性が
極めて高い。従って、低毒性のインキとして極めて有用
である。特に、筆記具用インキ(例えば、マーキングペ
ン用インキなど)、印刷用インキ(例えば、インクジェ
ット用インキ、ドットプリンター用インキなど)として
有用である。
【0038】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例に基づいて
より詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。 (実施例1)C.I.42660で表される染料(日本
化薬社製、商品名:カヤノールシアニン6B) 4.5
重量部、C.I.51005で表される染料(住友化学
社製、商品名:スミアクリルブルーE6G) 2.5重
量部、エチレングリコールモノメチルエーテル 60重
量部、ジエチレングリコールモノメチルエーテル 10
重量部、エタノール 15重量部、アルキルフェノール
樹脂(荒川化学社製、商品名:タマノール100S)
7重量部、スチレンマレイン酸モノエステル樹脂(荒川
化学社製、商品名:アラスター700) 1重量部を用
いてアルコール系インキを調製した。より具体的には、
エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレング
リコールモノメチルエーテル及びエタノールに、C.
I.42660で表される染料及びC.I.51005
で表される染料を撹拌下で添加し、30分撹拌して染料
を溶解させた後、アルキルフェノール樹脂及びスチレン
マレイン酸モノエステル樹脂を加え、80℃で1時間撹
拌した。その後、この液を冷却し、濾過操作を行って、
インキを調製した。
【0039】(実施例2)C.I.42655で表され
る染料(日本化薬社製、商品名:カヤノールシアニン
G) 6重量部、プロピレングリコールモノメチルエー
テル 60重量部、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテル 10重量部、エタノール 15重量部、アルキ
ルフェノール樹脂(荒川化学社製、商品名:タマノール
510) 6重量部、ケトン系樹脂(本州化学社製、商
品名:ハロン80) 3重量部を用いてアルコール系イ
ンキを調製した。より具体的には、プロピレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチ
ルエーテル及びエタノールに、C.I.42655で表
される染料を撹拌下で添加し、30分撹拌して染料を溶
解させた後、アルキルフェノール樹脂及びケトン系樹脂
を加え、80℃で1時間撹拌した。その後、この液を冷
却し、濾過操作を行って、インキを調製した。
【0040】(実施例3)C.I.42655で表され
る染料(日本化薬社製、商品名:カヤノールシアニン
G) 4重量部、C.I.52015で表される染料
(保土谷化学社製、商品名:メチレンブルーFZ) 2
重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテル 6
1重量部、ジエチレングリコールモノブチルエーテル
10重量部、エタノール 15重量部、アルキルフェノ
ール樹脂(荒川化学社製、商品名:タマノール510)
7重量部、スチレンマレイン酸モノエステル樹脂(星
光化学社製、商品名:ハイロスx−220) 1重量部
を用いてアルコール系インキを調製した。より具体的に
は、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノブチルエーテル及びエタノールに、
C.I.42655で表される染料及びC.I.520
15で表される染料を撹拌下で添加し、30分撹拌して
染料を溶解させた後、アルキルフェノール樹脂及びスチ
レンマレイン酸モノエステル樹脂を加え、80℃で1時
間撹拌した。その後、この液を冷却し、濾過操作を行っ
て、インキを調製した。
【0041】(実施例4)C.I.42660で表され
る染料(日本化薬社製、商品名:カヤノールシアニン6
B) 5重量部、C.I.45170で表される染料
(保土谷化学社製、商品名:アイゼン ローダミンB)
2重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテル
65重量部、プロピレングリコールモノブチルエーテ
ル 10重量部、エタノール 10重量部、アルキルフ
ェノール樹脂(荒川化学社製、商品名:タマノール51
0) 5重量部、スチレンアクリル酸樹脂(ジョンソン
ポリマー株式会社製、商品名:ジョンクリル67) 3
重量部を用いてアルコール系インキを調製した。より具
体的には、プロピレングリコールモノメチルエーテル、
プロピレングリコールモノブチルエーテル及びエタノー
ルに、C.I.42660で表される染料及びC.I.
45170で表される染料を撹拌下で添加し、30分撹
拌して染料を溶解させた後、アルキルフェノール樹脂及
びスチレンアクリル酸樹脂を加え、80℃で1時間撹拌
した。その後、この液を冷却し、濾過操作を行って、イ
ンキを調製した。
【0042】(実施例5)C.I.42655で表され
る染料(日本化薬社製、商品名:カヤノールシアニン
G) 4.5重量部、C.I.74400で表される染
料(バディシュ社製、商品名:ネオザポンブルー80
7) 2重量部、プロピレングリコールモノメチルエー
テル 60.5重量部、エチレングリコールモノブチル
エーテル 10重量部、エタノール 15重量部、アル
キルフェノール樹脂(荒川化学社製、商品名:タマノー
ル100S) 5重量部、ケトン系樹脂(日立化成工業
株式会社製、商品名:ハイラック110H) 3重量部
を用いてアルコール系インキを調製した。より具体的に
は、プロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレ
ングリコールモノブチルエーテル及びエタノールに、
C.I.42655で表される染料及びC.I.744
00で表される染料を撹拌下で添加し、30分撹拌して
染料を溶解させた後、アルキルフェノール樹脂及びケト
ン系樹脂を加え、80℃で1時間撹拌した。その後、こ
の液を冷却し、濾過操作を行って、インキを調製した。
【0043】(実施例6)C.I.42660で表され
る染料(日本化薬社製、商品名:カヤノールシアニン6
B) 6重量部、プロピレングリコールモノメチルエー
テル 70重量部、エタノール 15重量部、アルキル
フェノール樹脂(荒川化学社製、商品名:タマノール5
10) 5重量部、キシレン系樹脂(三菱瓦斯化学社
製、商品名:ニッカノールHP−100) 4重量部を
用いてアルコール系インキを調製した。より具体的に
は、プロピレングリコールモノメチルエーテル及びエタ
ノールに、C.I.42660で表される染料を撹拌下
で添加し、30分撹拌して染料を溶解させた後、アルキ
ルフェノール樹脂及びキシレン系樹脂を加え、80℃で
1時間撹拌した。その後、この液を冷却し、濾過操作を
行って、インキを調製した。
【0044】(比較例1)油溶性青色系染料(保土谷化
学社製、商品名:スピロンブルーCR−H) 6重量
部、プロピレングリコールモノメチルエーテル 70重
量部、エタノール15重量部、アルキルフェノール樹脂
(荒川化学社製、商品名:タマノール510) 5重量
部、キシレン系樹脂(三菱瓦斯化学社製、商品名:ニッ
カノールHP−100) 4重量部を用いてアルコール
系インキを調製した。より具体的には、プロピレングリ
コールモノメチルエーテル及びエタノールに、油溶性青
色系染料を撹拌下で添加し、30分撹拌して染料を溶解
させた後、アルキルフェノール樹脂及びキシレン系樹脂
を加え、80℃で1時間撹拌した。その後、この液を冷
却し、濾過操作を行って、インキを調製した。
【0045】(比較例2)油溶性青色系染料(保土谷化
学社製、商品名:スピロンブルーCR−H) 5重量
部、C.I.74400で表される染料(バディシュ社
製、商品名:ネオザポンブルー807) 2重量部、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテル 65重量部、
プロピレングリコールモノブチルエーテル 10重量
部、エタノール10重量部、アルキルフェノール樹脂
(荒川化学社製、商品名:タマノール510) 5重量
部、スチレンアクリル酸樹脂(ジョンソンポリマー株式
会社製、商品名:ジョンクリル67) 3重量部を用い
てアルコール系インキを調製した。より具体的には、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレング
リコールモノブチルエーテル及びエタノールに、油溶性
青色系染料及びC.I.74400で表される染料を撹
拌下で添加し、30分撹拌して染料を溶解させた後、ア
ルキルフェノール樹脂及びスチレンアクリル酸樹脂を加
え、80℃で1時間撹拌した。その後、この液を冷却
し、濾過操作を行って、インキを調製した。
【0046】(比較例3)油溶性青色系染料(チバガイ
ギー社製、商品名:オラゾールブルーBLN)6重量
部、プロピレングリコールモノメチルエーテル 70重
量部、エタノール15重量部、アルキルフェノール樹脂
(荒川化学社製、商品名:タマノール510) 5重量
部、キシレン系樹脂(三菱瓦斯化学社製、商品名:ニッ
カノールHP−100) 4重量部を用いてアルコール
系インキを調製した。より具体的には、プロピレングリ
コールモノメチルエーテル及びエタノールに、油溶性青
色系染料を撹拌下で添加し、30分撹拌して染料を溶解
させた後、アルキルフェノール樹脂及びキシレン系樹脂
を加え、80℃で1時間撹拌した。その後、この液を冷
却し、濾過操作を行って、インキを調製した。
【0047】(比較例4)油溶性青色系染料(チバガイ
ギー社製、商品名:オラゾールブルーBLN)4.5重
量部、C.I.74400で表される染料(バディシュ
社製、商品名:ネオザポンブルー807) 2重量部、
プロピレングリコールモノメチルエーテル 60.5重
量部、エチレングリコールモノブチルエーテル 10重
量部、エタノール 15重量部、アルキルフェノール樹
脂(荒川化学社製、商品名:タマノール100S) 5
重量部、ケトン系樹脂(日立化成工業株式会社製、商品
名:ハイラック110H) 3重量部を用いてアルコー
ル系インキを調製した。より具体的には、プロピレング
リコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノ
ブチルエーテル及びエタノールに、油溶性青色系染料及
びC.I.74400で表される染料を撹拌下で添加
し、30分撹拌して染料を溶解させた後、アルキルフェ
ノール樹脂及びケトン系樹脂を加え、80℃で1時間撹
拌した。その後、この液を冷却し、濾過操作を行って、
インキを調製した。
【0048】(評価)実施例1〜6、および比較例1〜
4のアルコール系インキを、フェルトをペン先として使
用した筆記具(サクラクレパス社製油性マーカー、商品
名「ペンタッチ」)に充填し、これを用いて上質紙に直
線を筆記して、その筆跡について、以下の色相試験、耐
光性試験、耐水性試験を行った。その結果を表1に示
す。
【0049】(色相試験)筆記30分後の筆跡の色を目
視により観察し、筆跡の色相又は彩度を評価した。評価
結果は、表1中、色相試験の欄に記載した。
【0050】(耐光性試験)自然光の下、筆記された上
質紙を5日間放置し、筆跡の色の変化(変色性)を以下
の基準により評価した。評価結果は、表1中、耐光性試
験の欄に記載した。 ◎:放置前後で、筆跡の色の変化が全くない。 ○:放置前後で、筆跡の色の変化がほとんどない。 ×:放置前後で、筆跡の色の変化が著しい。
【0051】(耐水性試験)筆記30分後の筆跡に、水
を数滴落とし、筆跡の耐水性を、以下の基準により評価
した。評価結果は、表1中、耐水性試験の欄に記載し
た。 ◎:筆跡が全く滲まない。 ○:筆跡がほとんど滲まない。 ×:筆跡の滲みが著しい。
【0052】
【表1】
【0053】表1より、本発明のアルコール系インキ
(実施例のインキ)は、比較例のインキより、高い耐水
性を有し、彩度とともに、耐光性が優れている。従っ
て、酸性染料の油溶性染料化工程を経ることなく、青色
系酸性染料を用いて、耐水性が優れているとともに、彩
度が高いだけでなく、耐光性・耐経時変色性が高いアル
コール系インキを提供できる。
【0054】
【発明の効果】本発明のインクは、C.I.42660
及び/又はC.I.42655で表される染料と、特定
のアルコール系溶剤と、前記溶剤に可溶な樹脂とを含む
アルコール系インキであるので、着色剤(染料)が青色
系酸性染料であるにもかかわらず、造塩しなくても耐水
性が優れているだけでなく、インキの耐光性・耐経時変
色性と、彩度とを高いレベルで両立できる。従って、色
鮮やかな青色をベースとし、長期間にわたりインキの色
の変色が抑制又は防止され、高い耐水性を有するアルコ
ール系インキを、高い作業工程性で得ることができる。
また、前記成分に加えて、塩基性染料を用いて、青色を
ベースとした種々の色に調整しても、インキは、耐水
性、耐光性、耐経時変色性、および彩度が優れている。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C.I.42660及び/又はC.I.
    42655で表される染料と、炭素数2〜4のアルコー
    ル、炭素数2〜3のグリコールと炭素数1〜3のアルコ
    ールとで構成されたエーテルアルコールのうち少なくと
    も一種の溶剤と、前記溶剤に可溶な樹脂とを含むアルコ
    ール系インキ。
  2. 【請求項2】 C.I.42660及び/又はC.I.
    42655で表される染料と、塩基性染料と、炭素数2
    〜4のアルコール、炭素数2〜3のグリコールと炭素数
    1〜3のアルコールとで構成されたエーテルアルコール
    のうち少なくとも一種の溶剤と、前記溶剤に可溶な樹脂
    とを含むアルコール系インキ。
  3. 【請求項3】 酸価50〜300KOH・mg/gの酸
    性樹脂を含有する請求項2記載のアルコール系インキ。
  4. 【請求項4】 酸性樹脂がスチレンアクリル酸樹脂、ス
    チレンマレイン酸モノエステル樹脂、およびロジン誘導
    体から選択された少なくとも一種である請求項3記載の
    アルコール系インキ。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11315246A (ja) * 1998-05-01 1999-11-16 Dainippon Toryo Co Ltd 非吸液性記録面用インク組成物及び非吸液性記録面の再生方法
JP2001072906A (ja) * 1999-06-09 2001-03-21 Trident Internatl Inc インクジェットプリンター・ノズルをキャッピングするための速乾性インクジェットインク組成物
JP2003327890A (ja) * 2002-05-16 2003-11-19 Sakura Color Prod Corp 速乾性油性マーキングペンインキ組成物
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JP2017186448A (ja) * 2016-04-06 2017-10-12 マークテック株式会社 塗料用樹脂組成物

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